JP2009084835A - パネルの連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パネルどうしの連結を容易に、且つ少ない労力で行い得るパネルの連結構造の提供。
【解決手段】 互いに隣合うよう立設されるパネルどうしを連結させるための連結構造であって、パネルどうしの上端部にその幅方向に沿うガイド部が設けられ、隣合うパネルどうしのうち少なくとも一方のパネルのガイド部に、パネルどうしの高さ位置を一致させた状態で他方のパネルのガイド部との間で渡される連結部材が摺動自在に設けられている。
【選択図】 図11

Description

本発明は、パネルの連結構造に関する。
従来、同一鉛直面内で隣合うよう立設させたパネルどうしを連結する連結構造として、下記特許文献1および特許文献2に示す技術が提案されている。
これらに示す連結構造は、一方のパネルの側壁面に嵌合孔を形成し、他方のパネルの側壁面に嵌合孔部に嵌合して係止する鉤状片を設けている。このようなパネルどうしを連結するには、一方のパネルと他方のパネルとを、これら側壁面どうしが対抗するよう位置合わせするとともに、一方のパネルと他方のパネルとをその高さ方向で位置ずれさせて嵌合孔部に鉤状片を挿入し、嵌合孔部に鉤状片を挿入した状態でパネルどうしの高さ方向の位置ずれを矯正することで、嵌合孔部に鉤状片が係止するようになって、パネルどうしを連結することができる。
特開2000−129827号公報 特開平4−500104号公報
しかしながら、上記従来のパネルの連結構造では、パネルどうしの連結の際に、パネルどうしをその高さ方向で位置ずれさせなければならないという組付上の煩雑さがあった。特に、パネルが大型の場合では、パネルどうしが位置ずれするよう配置したうえで、嵌合孔部に鉤状片を挿入するという作業には、多くの労力を必要としていた。
そこで本発明は、パネルどうしの連結を容易に、且つ少ない労力で行い得るパネルの連結構造の提供を目的とする。
本発明は、互いに隣合うよう立設されるパネルどうしを連結させるための連結構造であって、パネルどうしの上端部にその幅方向に沿うガイド部が設けられ、隣合うパネルどうしのうち少なくとも一方のパネルのガイド部に、パネルどうしの高さ位置を一致させた状態で他方のパネルのガイド部との間で渡される連結部材が摺動自在に設けられていることを特徴としている。
上記構成において、パネルどうしの高さ位置を一致させ、ガイド部に対して連結部材を摺動させて、連結部材を隣合うパネルのガイド部に渡すようにすることで、パネルどうしを連結する。
本発明のパネルの連結構造では、ガイド部はパネルの上端面となる上平面部と、該上平面部の前後端部から下方に垂下して互いに平行な前平面部および後平面部とを有し、連結部材は前記上平面部、前平面部および後平面部を囲うようにしてガイド部を摺動するよう構成されていることを特徴としている。
上記構成において、連結部材はガイド部の上平面部、前平面部および後平面部を囲いつつ摺動し、パネルのガイド部間に渡された状態で前平面部および後平面部をその前後で覆っているから、連結部材によってパネルどうしの前後方向への位置ずれが抑制される。
本発明のパネルの連結構造では、パネルどうしのガイド部間に連結部材を渡した状態で、アイボルトのボルト部が連結部材の上面からガイド部の上平面部に挿通され、前記ボルト部にナット部材が上平面部の下方側から螺合されることで、連結部材がガイド部に固定されるよう構成されていることを特徴としている。
上記構成において、連結部材をパネルどうしのガイド部間に渡してアイボルトを回転させるという簡単な作業で、ナット部材がアイボルトに螺合して連結部材によってパネルどうしが確実に固定される。また、アイボルトには、例えば索状の敷設物を通すようにしてこれを支持することが可能である。
本発明のパネルの連結構造では、連結部材によって連結されたパネルの連結部分に沿うように立設される支柱部材が設けられ、パネルの連結部分が支柱部材を把持するクランプを介して支柱部材に連結されるよう構成されることを特徴としている。
上記構成において、パネルはクランプを介して支柱部材に取付けられることで立設状態を確実に保持される。
本発明のパネルの連結構造では、隣合うパネルどうしが、その高さ方向所定位置に設けたヒンジ部材を介して連結されることで複数のパネルからなる組品として該組品どうしにガイド部および連結部材が設けられていることを特徴としている。
上記構成において、蝶番によって複数のパネルどうしが回動自在に連結されているからパネルどうしを折畳んだ状態で搬送したり、取扱ったりすることが容易となる。
本発明のパネルの連結構造によれば、パネルどうしの高さ位置を一致させた状態でガイド部に対して連結部材を摺動させるという簡単且つ少ない労力で、連結部材を隣合うパネルのガイド部に渡すことができ、連結部材によってパネルどうしを確実に連結することができる。
以下、本発明の実施形態に係るパネルの連結構造を、道路工事において路面に敷設する防音壁を例に、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る防音壁を路面に設置した一例の形態を示す正面図、図2はその側面図、図3はベースの構成図である。
図1ないし図3に示すように、本発明の実施形態に係るパネル(防音パネル)1,2は、ベース3を介して路面4に立設されて、道路工事時に発生する騒音を防止するためのものである。ベース3は平面視矩形の平板部5とその前後長手方向両側に形成された突出部6とから一体に形成されている。突出部6はその断面が中抜きの台形状に形成されており、その上面における左右方向中心部にはベース3を路面4に固定するためのボルト(図示せず)を挿通させるボルト孔7が形成されている。
平板部5の前後・左右方向中心部に、後述の単管(支柱部材に相当する)8の下部に内嵌してこれを立設するための柱部材10が一体的に形成されている。平板部5において柱部材10の前方に半円状の切欠11が形成されている。この切欠11は、図3(a)の仮想線で示すようにベース3を左右方向に重ねて管理する際に、重ねられるベース3の柱部材10の下端部が内嵌する部分として構成されている。
このように、切欠11に重ねられるベース3の柱部材10が嵌合することで、ベース3の管理に収納スペースを多く必要としない利点がある。
図4は一対のパネル1,2を組品として面どうしが重なるように畳んだ状態の正面図、図5は同じく側面図、図6はパネル1,2からなる組品を蝶番回りに広げた状態の正面図、図7は平面図、図8は背面図、図9は蝶番部分の拡大図である。
これらの図に示すように、パネル1,2はその単体が、アルミニウムの押出形材からなるフレーム12と、このフレーム12に組付けられた板状の遮音材、あるいは板状の吸音・遮音材13とから一体的に形成されている。
遮音材、あるいは吸音・遮音材13として、合成樹脂製の板材の両面にアルミニウムやステンレス等の金属箔を積層して形成した複合材料が用いられている。このような単体のパネル1,2どうしが、その背面側に設けられたヒンジ部材としての蝶番14によって折畳み回動自在に連結されて一対のパネル1,2からなる組品15として構成されている。すなわち蝶番14は、隣合うパネル1,2のフレーム12の上下方向における適宜の位置に上下一対で配置されて、組品15として隣合うパネル1,2どうしを折畳み回動自在に確実に連結している。吸音・遮音材13の下部には車両のライト等を反射させる反射テープ(符号省略)が貼着されている。
各フレーム12には、パネル1,2を折畳んだ状態を保持するためにバックル16a,16bが取付けられている。
図10はガイド部および連結部材の拡大正面図、図11は側面図である。各パネル1,2の上端部にその左右幅方向に沿うガイド部17が設けられている。各パネル1,2パネルのガイド部17に、パネル1,2どうしの高さ位置を一致させた状態で隣合うパネル1,2のガイド部17との間で渡される連結部材18が摺動自在に設けられている。
ガイド部17は、パネル1,2の平面上端面に載置するようパネル1,2に設けられている。ガイド部17は、その左右端部が解放されており、パネル1,2の平面上端面に固着されて該平面上端面と同幅でこれに沿う基板部20と、基板部20の上面に上方に突出するよう延長されたガイド壁21とを有する。
ガイド壁21は、前後一対のレール状に形成されており、前レール部材22と後レール部材23とは対象形状に形成されている。前レール部材22の前面壁(前平面部に相当する)24の前面とパネル1,2のフレーム12の前面とは同一鉛直平面上にあり、後レール部材23の後面壁(後平面部に相当する)25の後面とパネル1,2のフレーム12の後面とは同一鉛直平面上にある。
前面壁24には、その上端部から後方へ向けて直角に折曲された前折曲壁26が形成されており、後面壁25には、その上端部から前方へ向けて直角に折曲された後折曲壁27が形成されており、前折曲壁26および後折曲壁27の上面は平面であり、互いに同一平面上に配置されている。前折曲壁26および後折曲壁27が上平面部に相当する。
前折曲壁26および後折曲壁27の前後方向の間には、アイボルト28のボルト部(雄ネジ形成部)30が挿入して左右方向に案内される案内切欠部31が、ガイド部17の左右方向全域に亘って設けられている。すなわち案内切欠部31の前後幅はアイボルト28のボルト部30の径にほぼ一致している。アイボルト28はその上部に環状の回転操作部32を有する。
前折曲壁26および後折曲壁27の下面の前後方向途中には、アイボルト28のボルト部30に螺合するナット部材33の回転を阻止するとともにナット部材33を左右方向に案内するガイド壁部34が、互いに平行に配置して前折曲壁26および後折曲壁27にそれぞれ一体的に形成されている。
連結部材18は平面視して矩形平板状の上面壁35と、上面壁35の前端部から鉛直方向に垂下して前面壁24をその前側で覆う前垂下壁36と、上面壁35の後端部から鉛直方向に垂下して後面壁25をその後側で覆う後垂下壁37とから下側開放の断面コ字形に形成されている。
連結部材18の左右方向長さは、パネル1,2どうしの高さ位置を一致させ、前面壁24どうし後面壁25どうしを同一平面上になるよう隣合うパネル1,2を配置した状態で、各パネル1,2のガイド部17を、その前折曲壁26および後折曲壁27、前面壁24および後面壁25を囲うようにして渡すことで、パネル1,2どうしが折畳まれるのを防止できる寸法に設定されている。
なお、アイボルト28のボルト部30は、連結部材18の上面壁35を挿通して案内切欠部31に挿入されている。
このような連結部材18は、アイボルト28のボルト部30を上面壁35に挿入させ、ナット部材33をボルト部30に螺合させた状態で組品15のガイド部17にその開放側からスライドさせるようにして取付ける。このとき、ナット部材33がガイド壁部34間に挿入されるようにする。
そして、組品15の路面4への立設作業においては、蝶番14回りに閉じてバックル16a,16bによって開くのを阻止されていた状態からバックル16a,16bの係合を解除することでパネル1,2を蝶番14回りに開く。
このとき、パネル1,2は蝶番14によって取付けられていることで、その高さ位置は一致している。次に、連結部材18をパネル1,2間に渡すようにガイド部17を摺動させ、アイボルト28をその回転操作部32を把持して回転させることでナット部材33と締結すると、アイボルト28の回転操作部32とナット部材33との間で、連結部材18の上面壁35、ガイド部17の前折曲壁26および後折曲壁27が圧接されることになり、パネル1,2どうしが同一鉛直平面内で折畳み不可能となり、一組のパネル1,2どうしでありながら一枚ものとして取扱うことができるようになる。
ここで、組品15は三枚あるいはそれ以上の個数のパネルを蝶番14によって連結したものを組品15として構成することも可能であるが、そうすると重量が嵩んでその取扱に労力を要することが考えられることから、蝶番14で連結するパネル1,2は二個(二枚)が好ましい。しかしながら、工事現場の大きさによっては、パネル1,2を組品15としたものだけを用いるのでは防音に必要な領域を確保できず、吸音・遮音が充分に行えないことも少なくない。このことから、組品15を複数組連続して設置することで対処することが好ましい。
なお、工事現場でのパネル1,2の配置の仕方については、幾つかの例を後述する。
本発明の実施形態におけるパネル1,2の連結構造は、他の連結手段として、組品15を単管8に連結するようにしたクランプ40を有する。図12は単管8にクランプ40を介してパネル1,2を路面4に立設した状態の側面図、図13は背面図である。
これらの図に示すように、連結部材18によって連結されたパネル1,2の連結部分(フレーム12の側部)に沿うよう、且つベース3に立設される単管8に、上記のようにして蝶番14回りに広げて連結部材18によって一枚ものとした組品15を、クランプ40を介して連結するように構成している。
クランプ40は、単管8を径方向両側から着脱自在に把持する一対の把持部材41,42と、一方の把持部材41,42に設けられた取付ボルト43とを有する。取付ボルト43は、パネル1,2の連結部分に形成された孔に対してフレーム12の側部後面側から挿入されるようにして取付けられる。クランプ40の取付ボルト43をパネル1,2の連結部分に形成された孔に挿入して取付け、パネル1,2の背面側で把持部材41,42によって単管8を径方向両側から把持させることで、単管8にパネル1,2の組品15が連結される。
単管8を介して隣合う組品15どうしにおいて、そのガイド部17もまた、ほとんど隙間なく隣合うようになる。そして、アイボルト28のボルト部30にナット部材33を取付けた状態の別の連結部材18を予めガイド部17に取付けておいて、単管8を介して隣合う組品15のガイド部17間に渡し、アイボルト28の回転操作部32を回転させることでナット部材33と締結して、単管8を介して隣合う組品15どうしを固定する。
また、組品15どうしの連結手段として、図14(a)に示すようなコ字形の連結ボルト44を有する。この連結ボルト44は隣合う組品15の各フレーム12に渡されて組品15どうしを連結するものである。すなわち、隣合う組品15の各フレーム12の下部寄りに、連結ボルト44の各ボルト部45(雄ネジ形成部)が挿通されるボルト孔46,47が形成されており、各ボルト孔46,47に連結ボルト44の各ボルト部45を挿通し、これに各フレーム12の表側から不図示の蝶ネジを螺合することで、組品15どうしがその下部において、連結ボルト44によって連結されて同一鉛直面内に立設されるものである。なお、蝶ネジを連結ボルト44の各ボルト部45に螺合するにあたり、各フレーム12の表側にワッシャ48を介して螺合することが好ましい。
なお、このワッシャ48は、図14(b)に示すように矩形板状に形成されており、その板面の一方側に連結ボルト44の一方のボルト部45を挿通する孔部50が形成されており、板面の他方側に孔部50にボルト部45を挿通した状態でそのボルト部45回りにワッシャ48を回動させることで他方のボルト部45に上方から嵌合する切欠部51が形成されている(図4(c)参照)。
本発明の実施形態によれば、パネル1,2のガイド部17に連結部材18を渡すようにしてアイボルト28を回転させて固定するという簡単な作業でパネル1,2どうしを同一平面内で連結することができ、しかもアイボルト28を用いた連結部材18、クランプ40、連結ボルト44を用いてパネルどうしを複数箇所で連結することにより、パネルを確実に連結した状態で路面4に立設することができる。なお、パネル1,2に働く風荷重等によるパネル1,2の不測の転倒を防止するために、ベース3には、パネル1,2に対して前後に突出している部分に、土嚢等の錘を載置しておくことが好ましい。
また、アイボルト28における環状の回転操作部32を用いて、これに工事中であることを報知する報知手段(例えばセーフティチューブ)を直接通して支持したり、あるいは回転操作部32に所定の取付具(例えばリング・キャッチ)を介して報知手段を支持したりすることが可能である。
図15ないし図17の平面図に、実際の工事現場でのパネル1,2の立設形態のバリエーションを示す。図15に示す形態では、組品15(組品15A,15B)を二組、単管8を三本、ベース3を三体準備し、各組品15A,15Bのパネル1,2を、蝶番14を中心に同一鉛直面内になるように開き、単管8を組品15A,15B間に配置して組品15A,15Bの端部どうしを、連結部材18および連結ボルト44を用いて上述したように連結し、組品15Aの一端部を、クランプ40を用いて単管8に連結し、組品15Bの他端部を、クランプ40を用いて単管8に連結している。このように組品15A,15Bを配置して路面4に立設することで、組品15A,15Bの裏側に騒音が伝わらないようにしている。
図16に示す形態では、組品15(組品15A,15B)を二組、単管8を三本、ベース3を三体準備し、各組品15のパネル1,2を、蝶番14を中心に平面視して90°程度に開き、単管8を組品15A,15B間に配置して組品15A,15Bの一端部どうしを、連結部材18および連結ボルト44を用いて上述したように連結し、組品15A,15Bの端部どうしを、クランプ40を用いて単管8に連結し、各組品15A,15Bの他端部をそれぞれクランプ40を用いて単管8に連結する。このように組品15A,15Bを配置して路面4に立設することで、組品15A,15Bの内側に工事スペースを形成するようにしている。
図17に示す形態では、三組の組品15A,15B,15Cと、四本の単管8、四体のベース3を準備し、ひとつの組品15Aはパネル1,2をその蝶番14回りに平面視して90°程度に開き、その組品15Aに隣合う組品15Bについてはパネル1,2をその蝶番14回りに平面視して鈍角的に開き、その組品15Bに隣合う組品15Cについてはパネル1,2を蝶番14回りにほぼ同一鉛直平面にあるように開き、組品15Aと組品15Bとの間、組品15Bと組品15Cとの間に単管8を配置する。また組品15Aと組品15Cの端部にそれぞれ単管8を配置する。
そして、組品15Aと組品15Bとを連結部材18および連結ボルト44を用いて上述したように連結するとともに、組品15Aと組品15Bとをそれぞれクランプ40を用いて単管8に連結する。また、組品15Bと組品15Cとを連結部材18および連結ボルト44を用いて連結するとともに、組品15Bと組品15Cとをそれぞれクランプ40を用いて単管8に連結する。組品15Aにおいて組品15Bと隣合わない側の端部、組品15Cにおいて組品15Bと隣合わない側の端部は、クランプ40を用いて単管8にそれぞれ連結する。
このようにして組品15A,15B,15Cの内側に工事スペースを形成するようにしている。
本発明の実施形態に係る防音壁を路面に設置した一例の形態を示す正面図 同じく側面図 同じくベースの構成図 同じく一対のパネルを組品として面どうしが重なるように畳んだ状態の正面図 同じく側面図 同じくパネルからなる組品を蝶番回りに広げた状態の正面図 同じく平面図 同じく背面図 同じく蝶番部分の拡大図 同じくガイド部および連結部材の拡大正面図 同じく側面図 同じく単管にクランプを介してパネルを路面に立設した状態の側面図 同じく背面図 同じく連結ボルトの構成を示す説明図で、(a)は平面図、(b)はワッシャの正面図、(c)は連結ボルトとワッシャの組付状態を示す正面図 同じく実際の工事現場でのパネルの立設形態のバリエーションを示す平面図 同じく別のバリエーションを示す平面図 同じくさらに別のバリエーションを示す平面図
符号の説明
1,2…パネル、3…ベース、4…路面、5…平板部、6…突出部、7…ボルト孔、8…単管、10…柱部材、11…切欠、12…フレーム、13…吸音・遮音材、14…蝶番、15…組品、16a,16b…バックル、17…ガイド部、18…連結部材、20…基板部、21…ガイド壁、22…前レール部材、23…後レール部材、24…前面壁、25…後面壁、26…前折曲壁、27…後折曲壁、28…アイボルト、30…ボルト部、31…案内切欠部、32…回転操作部、33…ナット部材、34…ガイド壁部、35…上面壁、36…前垂下壁、37…後垂下壁、40…クランプ、41,42…把持部材、43…取付ボルト、44…連結ボルト、45…ボルト部、46,47…ボルト孔、48…ワッシャ、50…孔部

Claims (5)

  1. 互いに隣合うよう立設されるパネルどうしを連結させるための連結構造であって、
    パネルどうしの上端部にその幅方向に沿うガイド部が設けられ、隣合うパネルどうしのうち少なくとも一方のパネルのガイド部に、パネルどうしの高さ位置を一致させた状態で他方のパネルのガイド部との間で渡される連結部材が摺動自在に設けられていることを特徴とするパネルの連結構造。
  2. ガイド部はパネルの上端面となる上平面部と、該上平面部の前後端部から下方に垂下して互いに平行な前平面部および後平面部とを有し、連結部材は前記上平面部、前平面部および後平面部を囲うようにしてガイド部を摺動するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載のパネルの連結構造。
  3. パネルどうしのガイド部間に連結部材を渡した状態で、アイボルトのボルト部が連結部材の上面からガイド部の上平面部に挿通され、前記ボルト部にナット部材が上平面部の下方側から螺合されることで、連結部材がガイド部に固定されるよう構成されていることを特徴とする請求項2記載のパネルの連結構造。
  4. 連結部材によって連結されたパネルの連結部分に沿うように立設される支柱部材が設けられ、パネルの連結部分が支柱部材を把持するクランプを介して支柱部材に連結されるよう構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載のパネルの連結構造。
  5. 隣合うパネルどうしが、その高さ方向所定位置に設けたヒンジ部材を介して連結されることで複数のパネルからなる組品として該組品どうしにガイド部および連結部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載のパネルの連結構造。
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JP2012219492A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Kawamori Sangyo Kk 折り畳み式パネルに用いるパネル連結装置

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