JP2009084091A - エッチング液およびシリコンウェーハの製造方法 - Google Patents

エッチング液およびシリコンウェーハの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面粗さを向上できるエッチング液およびそのエッチング液を用いたシリコンウェーハの製造方法を提供する。
【解決手段】シリコンウェーハの製造工程において用いられるアルカリエッチング液は、前記シリコンウェーハの表面におけるテクスチャ縮小剤として、Fe、Cu、Ni、Co、Mgから選ばれる少なくとも1種の金属イオンを含み、前記金属イオンの濃度が、10ppb〜200ppmの範囲にある。また、アルカリエッチング液のアルカリ濃度は、30〜70重量%の範囲であり、上記エッチング液を用いてシリコンウェーハのエッチングを行なった後、シリコンウェーハを洗浄する。
【選択図】図5

Description

本発明は、エッチング液およびシリコンウェーハの製造方法に関し、特に、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面粗さを向上できるエッチング液およびそのエッチング液を用いたシリコンウェーハの製造方法に関する。
従来から、シリコンウェーハの製造工程において、ラッピング、面取り、研削時における加工ダメージを除去するために、アルカリ水溶液によるシリコンウェーハのエッチングが行なわれてきた(例えば、「非特許文献1」参照)。
大見忠弘、新田雄久 監修、「シリコンの科学」UCS半導体基盤技術研究会、1996年6月28日、P286−288
しかしながら、従来のアルカリ水溶液によるシリコンウェーハのエッチングでは、加工歪み層は処理できるものの、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面粗さが粗いため、より一層、表面粗さを向上させることが要求されていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面粗さを向上できるエッチング液およびそのエッチング液を用いたシリコンウェーハの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のエッチング液は、シリコンウェーハの製造工程において用いられるアルカリエッチング液であって、前記シリコンウェーハの表面におけるテクスチャ縮小剤として金属イオンを含むことを特徴とする。
また、本発明のエッチング液においては、前記金属イオンが、Fe、Cu、Ni、Co、Mgから選ばれる少なくとも1種のイオンであるものとすることができる。
また、本発明のエッチング液においては、前記金属イオンの濃度が、10ppb〜200ppmの範囲であるものとすることができる。
また、本発明のエッチング液においては、前記アルカリエッチング液のアルカリ濃度が、30〜70重量%の範囲であるものとすることができる。
本発明のシリコンウェーハの製造方法は、上記のいずれかに記載のエッチング液を用いてシリコンウェーハのエッチングを行なうことを特徴とする。
また、本発明のシリコンウェーハの製造方法においては、前記エッチングを行った後のシリコンウェーハを洗浄する方法とすることができる。
本発明のシリコンウェーハの製造方法は、上記のいずれかに記載のエッチング液を用いてシリコンウェーハの洗浄を行なうことを特徴とする。
さらに、本発明のシリコンウェーハは、上記のシリコンウェーハの製造方法により製造されたことを特徴とする。
本発明者は、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面粗さを向上するために、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャに着目し、本発明を見出した。
図6は、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャの写真である。図6に示すテクスチャのサイズが大きいほどシリコンウェーハの表面粗さが粗いものとなる。本発明のエッチング液は、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャ縮小剤として金属イオンを含むアルカリエッチング液であるので、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面におけるテクスチャのサイズを、金属イオンを含まないアルカリエッチング液を用いた場合と比較して小さくすることができ、表面粗さを向上できる。
また、本発明者は、テクスチャ縮小剤として好適な金属イオンは、アルカリエッチング液中において陰イオンと水とを形成して、エッチング中のシリコンウェーハの表面での局所的な反応を抑制するものであることを見出した。
例えば、Feイオンは、アルカリエッチング液中において水酸化物であるFe(OH)を形成すると共に、HFeO(−)とHOを形成する。
また、Cuイオンは、アルカリエッチング液中において水酸化物であるCu(OH) を形成すると共に、HCuO(−)とHOを形成する。
また、Niイオンは、アルカリエッチング液中において水酸化物であるNi(OH) を形成すると共に、HNiO(−)とHOを形成する。
Coイオンは、アルカリエッチング液中において水酸化物であるCo(OH)を形成すると共に、HCoO(−)とHOを形成する。
Mgイオンは、アルカリエッチング液中において水酸化物であるMg(OH)を形成すると共に、HMgO(−)とHOを形成する。
ここで金属イオンによって形成されたHOは、エッチング中におけるエッチング液とシリコンウェーハとの反応
Si+2NaOH+HO→NaSiO
を助長する方向に寄与し、局所的な反応を抑制すると考えられる。
本発明のエッチング液において、金属イオンを、Fe、Cu、Ni、Co、Mgから選ばれる少なくとも1種のイオンとすることで、エッチング中におけるエッチング液とシリコンウェーハとの局所的な反応を抑制することができ、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面における表面粗さをより一層小さくできる。
本発明のエッチング液においては、金属イオンの濃度を10ppb〜200ppmの範囲であるものとすることができる。金属イオンの濃度が10ppb未満であると、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面におけるテクスチャのサイズを小さくする効果が十分に得られないため好ましくない。また、金属イオンの濃度が200ppmを越えると、相対的にアルカリ濃度が低下するので、エッチングを行った後のシリコンウェーハの粗さが大きくなるため好ましくない。
さらに、金属イオンの濃度を100ppb〜100ppmの範囲とすることで、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面におけるテクスチャのサイズを小さくする効果がより一層効果的に得られる。
また、本発明のアルカリエッチング液は、アルカリ金属イオンを含有するアルカリ性の溶液である。アルカリ金属としては、周期表1A族に属するリチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、セシウム(Cs)、フランシウム(Fr)の単体またはその化合物を採用することができ、低コストで利用できるため、ナトリウム、カリウムが好ましく、さらに、同じ重量濃度の場合、ナトリウムの方がmol濃度が高くエッチング時に、よりテクスチャサイズが小さく形成できることからナトリウムがより好ましい。
また、本発明のエッチング液においては、アルカリエッチング液のアルカリ濃度を30〜70重量%の範囲とすることができる。アルカリ濃度が30重量%未満であると、エッチングを行った後のシリコンウェーハの粗さが大きくなるため好ましくない。また、アルカリは70重量%程度の濃度で飽和する。
本発明によれば、エッチング取り代の厚みおよび処理時間等のエッチング条件を同程度に設定した際に、テクスチャサイズを縮小することで、エッチングを行った後のシリコンウェーハの表面粗さを向上できるエッチング液およびそのエッチング液を提供することができる。
以下、本発明に係る第1実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態のシリコンウェーハの製造方法を説明するためのフローチャートである。シリコンウェーハを製造するには、例えば、図1において符号S1で示すように、シリコン単結晶からなるインゴットを製造し、得られたインゴットをスライスしてウェーハとするスライス工程S2、スライスしたシリコンウェーハの周辺を面取り(べヴェリング)する面取り工程S3、スライス工程S2によって生じる平面の凹凸を平滑にするラッピング工程S4、スライス工程S2やラッピング工程S4によって生じた加工歪み層を除去するためにエッチングを行なうエッチング工程S5、シリコンウェーハの表面を鏡のように磨く鏡面研磨工程S6、重金属不純物や粒子状異物を除去し、清浄な表面を得るための洗浄工程S7を順に行う。
このとき、本実施形態においては、エッチング工程S5を行なう際に用いるエッチング液として、本発明の金属イオンを含むアルカリエッチング液を用いる。したがって、エッチング工程S5を行った後のシリコンウェーハの表面粗さを向上できる。
ここで、本発明においては、本実施形態のように、ラッピング工程S4の後に限らず、スライス工程S2の後から、鏡面研磨工程S6の前において任意シリコンウェーハ製造段階でおこなうことができる。さらに、両面エッチング、および、片面エッチングのみをおこなうことが可能である。
図2は、本発明の第2実施形態のシリコンウェーハの製造方法を説明するためのフローチャートである。図2に示す第2実施形態は、図1に示す第1実施形態と、インゴットを製造する工程S1〜鏡面研磨工程S6までの工程が同じであるので、鏡面研磨工程S6以降の工程のみ説明する。図2に示す第2実施形態では、鏡面研磨工程S6を行なった後、シリコンウェーハの表面を片面のみエッチングする片面エッチング工程S8を行なうことにより、片面のみが鏡面研磨面であるシリコンウェーハとし、第1実施形態と同様にして清浄な表面を得るための洗浄工程S7を行う。
本実施形態においても、エッチング工程S5を行なう際に用いるエッチング液として、本発明の金属イオンを含むアルカリエッチング液を用いる。したがって、エッチング工程S5を行った後のシリコンウェーハの表面粗さを向上できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の金属イオンを含むアルカリエッチング液は、エッチング工程S5を行なう際のみでなく、インゴットを製造する工程S1〜洗浄工程S7のいずれか1以上の工程を行なう際に用いるエッチング液または洗浄液として好適に用いることができる。
「実験例1〜実験例3」
48重量%の水酸化ナトリウム水溶液に、表1に示す濃度で金属イオンを添加して実験例1〜実験例3のアルカリエッチング液を製造した。そして、得られた実験例1〜実験例3のエッチング液中にシリコンウェーハを浸漬して表面をエッチングした。このときのエッチング条件は、70℃、15分間、表面取り代(エッチング厚さ)20μm程度とした。その後、エッチング後のシリコンウェーハの表面におけるテクスチャサイズと表面粗さRaとを以下に示すように調べた。その結果を表1に示す。
Figure 2009084091
テクスチャサイズは、エッチング後のウェーハ表面を顕微鏡によって観察し、図6に示すように、観測できるテクスチャのうち、ほぼ長方形のもので、その対角線に沿って測った長さをテクスチャサイズとした。また、長方形以外の形状のテクスチャでは、そのテクスチャ内で最も長くなる対角線長さまたはそれに相当する長さをテクスチャサイズとした。
具体的には、例えば、図6中では縦横に矢印を記載したが、この矢印を長方形(矩形の隣り合う2辺)としてその対角に直線を引いた長さを、この映像の倍率から計算して、その長さ寸法を算出している。
表面粗さRaは、蝕針式の表面粗さ測定装置であるSurfcom(商品名:東京精密社製)を用いて、ウェーハの表面粗さを測定した。
表1より、金属イオンの濃度の合計が10ppb未満である実験例1と比較して、金属イオンの濃度の合計が100ppb〜100ppmの範囲である実験例2および実験例3では、テクスチャのサイズおよび表面粗さRaが小さくなることが確認できた。
「実験例4」
48重量%の水酸化ナトリウム水溶液に、0、10ppb、100ppb、1ppm、10ppm、100ppmの濃度でFeイオンを添加してアルカリエッチング液を製造した。そして、得られた各々のエッチング液中にシリコンウェーハを浸漬して表面をエッチングした。このときのエッチング条件は、70℃、15分間、表面取り代(エッチング厚さ)20μm程度とした。その後、エッチング後のシリコンウェーハ各々の表面粗さRaを実験例1と同様にして調べた。また、エッチング後のシリコンウェーハ各々の最大テクスチャサイズRmaxを以下に示すように調べた。その結果を図3に示す。
最大テクスチャサイズRmaxは、上記のように測定されたテクスチャサイズのうち、もっとも大きな値のものを最大テクスチャサイズとした。
図3は、エッチング液中に添加したFeイオン濃度と、表面粗さRaおよび最大テクスチャサイズRmaxとの関係を示したグラフである。図3に示すように、Feイオンの濃度が10ppb〜100ppmである場合、Feイオンが無添加である場合と比較して、表面粗さRaおよび最大テクスチャサイズRmaxが小さくなることが確認できた。
また、図3に示すように、Feイオンの濃度が100ppb〜100ppmの範囲とすることで、表面粗さRaを小さくする効果がより効果的に得られることが確認できた。
「実験例5」
48重量%の水酸化ナトリウム水溶液に、1ppmの濃度でFeイオン、Alイオン、Mnイオン、Crイオン、Cuイオン、Niイオン、Coイオン、Mgイオンを各々添加してアルカリエッチング液を製造した。そして、得られた各々のエッチング液中に、シリコンウェーハを、70℃、15分間浸漬し、表面を20μm程度除去した。その後、エッチング後のシリコンウェーハ各々の表面粗さRaおよび最大テクスチャサイズRmaxを実験例4と同様にして調べた。その結果を図4に示す。また、エッチング後のシリコンウェーハ各々のテクスチャサイズを実験例1と同様にして調べた。その結果を図5に示す。
図4は、エッチング液中に添加した金属イオンの種類と、表面粗さRaおよび最大テクスチャサイズRmaxとの関係を示したグラフである。図4に示すように、金属イオンがFeイオン、Cuイオン、Niイオン、Coイオン、Mgイオンである場合、金属イオンが無添加である場合と比較して、表面粗さRaおよび最大テクスチャサイズRmaxが小さくなることが確認できた。また、図4に示すように、金属イオンがAlイオン、Mnイオン、Crイオン、Tiイオンである場合、表面粗さRaおよび最大テクスチャサイズRmaxを小さくする効果が得られないことが分かった。
図5は、エッチング液中に添加した金属イオンの種類と、テクスチャサイズとの関係を示したグラフである。図5に示すように、金属イオンがFeイオン、Cuイオン、Niイオン、Coイオン、Mgイオンである場合、金属イオンが無添加である場合と比較して、テクスチャサイズが小さくなることが確認できた。また、図5に示すように、金属イオンがAlイオン、Mnイオン、Crイオンである場合、テクスチャサイズを小さくする効果が得られないことが分かった。
なお、図7〜図11に実際のテクスチャを撮影した映像を示す。
Figure 2009084091
図7および図8に示す映像において、(a)は表2のT1に示す組成のNaOH溶液によるエッチング後、(b)はFe濃度1ppmのNaOH溶液、(c)は表2のT2に示すNaOH溶液によってエッチング後のテクスチャである。ここで、上記実験例と同様のエッチング条件とした。なお、図7と図8は、撮影した倍率が異なるだけであり、図7が500倍、図8が1250倍となっている。
図7、図8から、(a)に示すT1よりも、金属イオンの多い(c)に示すT2の方が、テクスチャが縮小されていることがわかる。これから、アルカリエッチングにおいて、金属イオンがテクスチャ縮小剤として有効であることがわかる。
図9および図10は、上記実験例および図7,図8と同様で、かつ、NaOHエッチング液中のFe濃度のみを異ならせた場合のテクスチャ映像である。
図9および図10において、それぞれのエッチング液のFe濃度は、(a)はFe無添加、(b)はFe濃度10ppb、(c)はFe濃度100ppb、(d)はFe濃度1ppm、(e)はFe濃度10ppm、(f)はFe濃度100ppmである。なお、図9と図10は、撮影した倍率が異なるだけである。
図9および図10から、Fe濃度によって、テクスチャサイズが変化することが明確に読みとることが可能である。
図11は、上記実験例および図7,図8と同様で、かつ、NaOHエッチング液中のNi濃度のみを異ならせた場合のテクスチャ映像である。
図11において、それぞれのエッチング液のNi濃度は、(a)(c)はNi無添加、(b)(d)はNi濃度1ppmである。なお、図11において(a)(c)と(b)(d)とは、それぞれ撮影した倍率が異なるだけである。
図11から、Ni濃度によって、テクスチャサイズが変化することが明確に読みとることが可能である。
図1は、本発明の第1実施形態のシリコンウェーハの製造方法を説明するためのフローチャートである。 図2は、本発明の第2実施形態のシリコンウェーハの製造方法を説明するためのフローチャートである。 図3は、エッチング液中に添加したFeイオン濃度と、表面粗さRaおよび最大テクスチャサイズRmaxとの関係を示したグラフである。 図4は、エッチング液中に添加した金属イオンの種類と、表面粗さRaおよび最大テクスチャサイズRmaxとの関係を示したグラフである。 図5は、エッチング液中に添加した金属イオンの種類と、テクスチャサイズとの関係を示したグラフである。 図6は、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャの写真である。 図7は、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャの写真である。 図8は、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャの写真である。 図9は、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャの写真である。 図10は、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャの写真である。 図11は、シリコンウェーハの表面におけるテクスチャの写真である。
符号の説明
S2:スライス工程、S3:面取り工程、S4:ラッピング工程、S5:エッチング工程、S6:鏡面研磨工程、S7:洗浄工程

Claims (8)

  1. シリコンウェーハの製造工程において用いられるアルカリエッチング液であって、
    前記シリコンウェーハの表面におけるテクスチャ縮小剤として金属イオンを含むことを特徴とするエッチング液。
  2. 前記金属イオンが、Fe、Cu、Ni、Co、Mgから選ばれる少なくとも1種のイオンであることを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  3. 前記金属イオンの濃度が、10ppb〜200ppmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載のエッチング液。
  4. 前記アルカリエッチング液のアルカリ濃度が、30〜70重量%の範囲であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエッチング液。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のエッチング液を用いてシリコンウェーハのエッチングを行なうことを特徴とするシリコンウェーハの製造方法。
  6. 前記エッチングを行った後のシリコンウェーハを洗浄することを特徴とする請求項5に記載のシリコンウェーハの製造方法。
  7. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のエッチング液を用いてシリコンウェーハの洗浄を行なうことを特徴とするシリコンウェーハの製造方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載のシリコンウェーハの製造方法により製造されたことを特徴とするシリコンウェーハ。
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