JP2009081979A - 高圧電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧電トランスを用いた高圧電源装置において、駆動周波数が圧電トランスの共振周波数を越えてしまうことなく、速く立ち上げることができる高圧電源装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御回路50は、fmax以外の初期周波数fstartから制御を開始し、初期周波数fstartに応じた検出値Vsnsが、制御値Vcontと比べて小さい場合には、駆動周波数fの値を圧電トランス31の共振周波数fの値へ近づけるように変化させ、初期周波数fに応じた検出値Vsnsが、制御値Vcontと比べて大きい場合には、駆動周波数fの値を圧電トランス31の共振周波数の値から遠ざけるように変化させることを特徴とする高圧電源装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧電源装置及び画像形成装置に関するものであり、特に電子写真方式を用いた画像形成装置に用いる高圧電源装置及びこれを備える電子写真方式を用いた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を用いた従来の画像形成装置及びそこで用いる高圧電源装置の例として、画像形成装置の構成と、そこで使用する高圧電源装置の構成、そして圧電トランスを用いた転写高圧電源の回路構成を順に説明する。
図7は従来例を示す画像形成装置である4ドラム系カラー画像形成装置の断面構成図である。まず、ピックアップローラ111によって繰り出される記録紙110(記録媒体)は、レジストセンサ112によって先端位置が検出され、搬送ローラ対113、114及び搬送ベルト105によって搬送される。スキャナユニット100a〜100dは、レジストセンサ112の検出タイミングに従い、順次感光体ドラム101a〜101dにレーザ光を照射する。このとき、感光体ドラム101a〜101dは帯電ローラ104a〜104dによって帯電されており、レーザ光の照射によって静電潜像を形成し、さらに現像器102a〜102d及び現像スリーブ103a〜103dによってトナー像を形成する。そして転写ローラ106a〜106dによって、搬送ベルト105上に搬送された記録紙110にトナー像が転写される。この際、記録紙110に転写されず感光体ドラム101a〜101dに残ったトナーは、クリーニングブレード115a〜115dによって掻き落とされ、廃トナー容器116a〜116dに収納される。その後、記録紙110は定着器107に搬送され、画像が定着された後、出力される。ここで、各符号の英文字aはシアン、bはマゼンタ、cはイエロー、dはブラックの構成及びユニットを示す。
次に、図8を用いて図7の画像形成装置における高圧電源装置の構成を説明する。高圧電源装置は、帯電バイアス90a〜90d、現像バイアス91a〜91d、転写バイアス92a〜92dの3種類を備えている。帯電バイアス90a〜90dは、帯電ローラ104a〜104dに印加することで感光体ドラム101a〜101dの表面にバックグラウンド電位を形成し、レーザ光の照射により静電潜像を形成可能な状態にする。現像バイアス91a〜91dは、現像スリーブ103a〜103dに印加することで静電潜像にトナー像を形成する。転写バイアス92a〜92dは、転写ローラ106a〜106dに印加することで、トナー像を搬送ベルト105上に搬送された記録紙110に転写する。
次に図9及び図10を用いて、図8の高圧電源装置における転写バイアス92aを、圧電トランスを用いて構成した回路構成例を説明する。
圧電トランスの周波数特性は、一般に図9に示すようなものである。共振周波数fにおいて出力電圧が最大のVf0となり、その周囲に共振周波数fより小さな出力電圧を持つ複数の不要共振周波数fsp1〜fsp4がある。全体として裾広がりとなる特性であるため、駆動周波数(f)による出力電圧(Vout)の制御が可能である。
図10の回路では、高圧直流発生部30を構成する圧電トランス31の出力は、整流回路35を構成するダイオード32、33及びコンデンサ34によって正の直流出力Voutに整流平滑され、負荷である転写ローラ106aに供給される。また、制御回路10を構成するオペアンプ11の非反転入力端子(+端子)には、出力Voutが検出回路40の抵抗41、42によって検出値Vsnsに分圧された状態で入力される。一方、オペアンプ11の反転入力端子(−端子)には、抵抗12を介して制御値Vcontがアナログ信号で入力される。ここで制御値Vcontは、出力Voutのターゲット電圧を検出回路40で検出したVsnsに相当する。オペアンプ11の出力には電圧制御発振器(VCO)14が接続されており、入力信号の電位差に基づいて出力周波数を可変制御する。ここで、オペアンプ11に接続される抵抗12とコンデンサ13はゲイン設定回路として機能するので、制御値Vcontと検出値Vsnsとの電位差の積分量に基づいて電圧制御発振器(VCO)14の周波数が変化する。駆動回路20は、インダクタ22とトランジスタ23によって、電圧制御発振器(VCO)14の出力パルス信号を増幅し、圧電トランス31の一次側を駆動する。
従来例では、出力オン時は駆動周波数を最大周波数fmax(駆動周波数の可変制御範囲の上限)から共振周波数fに向かって可変制御することで、ターゲット電圧Vの周波数fに制御している(横軸の太矢印線)。ここで、最大周波数fmaxは、回路や負荷等のバラツキを考慮しても出力電圧範囲の下限値を出力できるよう高い周波数に設定してある。また出力オフ時は、駆動周波数はfmaxまでしか増すことができないので、制御値Vcontが出力電圧制御範囲の下限以下に設定された場合には、制御回路10に備えたオフ回路15が電圧制御発振器(VCO)14を停止するように構成されている。
特開平11−206113号公報
しかしながら、画像形成装置における転写バイアスは、環境温度の変化に対し負荷の特性が大きく変わってしまうので、様々な環境温度で安定した出力画像を得るために、広い範囲で出力電圧を可変制御する必要がある。このため、駆動周波数範囲を広く設定する必要があるので、最大周波数から共振周波数に向かって可変制御する従来の回路では、ターゲット電圧が比較的大きい場合には、駆動周波数を変化させるのに時間がかかってしまうといった問題があった。なお、制御回路のゲイン設定を調整することで、駆動周波数の変化を速く設定した場合には、駆動周波数が共振周波数を超え、それ以下の帯域になってしまう可能性がある。この場合は以降の出力制御ができなくなってしまうので、ゲイン設定を高くすることは難しい。
このように、従来の圧電トランスを用いた高圧電源装置は、立ち上げを速くすることが困難であったため、高スループットな画像形成装置に適用するのが難しいといった課題があった。
本発明は以上の点に着目して成されたもので、その課題は、駆動周波数が共振周波数fを越えてしまうことなく、出力を速く立ち上げることができる高圧電源装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その高圧電源装置は以下の構成を備える。
(1)圧電トランスと、前記圧電トランスを駆動する駆動手段と、前記圧電トランスの出力を検出する検出手段と、前記圧電トランスの出力を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、出力の制御値と、前記検出手段による出力の検出値との差に基づいて、前記駆動手段が前記圧電トランスを駆動する駆動周波数を可変制御する高圧電源装置において、前記制御手段は、前記駆動周波数の可変制御範囲の上限または下限以外の初期周波数から制御を開始し、前記初期周波数に応じた前記出力の検出値が、前記出力の制御値と比べて小さい場合には、前記駆動周波数の値を前記圧電トランスの共振周波数の値に近づけるように変化させ、前記初期周波数に応じた前記出力の検出値が、前記出力の制御値と比べて大きい場合には、前記駆動周波数の値を前記圧電トランスの共振周波数の値から遠ざけるように変化させることを特徴とする高圧電源装置。
(2)電子写真方式を用いた画像形成装置であって、前記(1)に記載の高圧電源装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、高圧電源装置の立ち上がり時間を短縮することができるので、圧電トランスを用いた高圧電源装置を、より高スループットの画像形成装置に適用することが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る高圧電源装置を示す構成図であり、本発明を転写バイアス92aに適用した例である。また、図2は図1の回路の周波数特性を示す図である。従来例である図10、図9と共通の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
従来例である図10との違いは、従来例では最大周波数fmaxを起点として共振周波数fに近づく方向に制御していたのに対し、本実施例では次のようにする点にある。すなわち、共振周波数fに最も近い不要共振周波数fsp1(駆動周波数の可変制御範囲の上限または下限以外の初期周波数)を起点周波数fstartとし、ここから制御を開始するよう構成したことにある。
本実施例では、制御回路50において、オペアンプ11と電圧制御発振器(VCO)14との間に、抵抗51、52、FET53、コンデンサ54を備え、さらにFET53は電圧制御発振器(VCO)14と共にオフ回路15によって制御されている。
ここで出力オフ時には、オフ回路15は反転入力端子の制御値Vcontが0Vなのに対し、非反転入力端子のVoffが0Vより大きいので、Highレベルを出力する。これにより、電圧制御発振器(VCO)14が発振を停止すると共に、FET53がオンする。またオペアンプ11は反転入力端子の制御値Vcontが0Vなのに対し、非反転入力端子のVsnsはそれより大きいVrefになるので、Highレベルを出力する。これにより、オペアンプ11のHighレベル出力を抵抗51、52とで分圧した電圧が、電圧制御発振器(VCO)14に入力される。この電圧は電圧制御発振器(VCO)14が初期周波数fstartで発振する値に設定されている。
次に出力オン時には、オフ回路15のVoffは検出回路40のVrefより小さな値に設定してある。このため、制御値Vcontの立ち上がりに伴って先ずオフ回路15の出力がLowレベルに転じ、電圧制御発振器(VCO)14が初期周波数fstartで発振を開始する。このとき、FET53もオフするものの、電圧制御発振器(VCO)14の入力電圧はコンデンサ54によって一時的に保持される。その後すぐ、従来例と同様にオペアンプ11は検出値Vsnsが制御値Vcontと等しくなるよう、電圧制御発振器(VCO)14を介して圧電トランス31の駆動周波数を可変制御する。
次に、上記回路動作を図2の周波数特性に従って説明する。出力をオンした瞬間、制御回路50は抵抗51,52によって決められた周波数fstartによって制御を開始するので、出力Voutには電圧Vspが出力される。その後、制御値Vcontの示す出力がVspより大きい場合には、オペアンプ11の出力は小さくなり、駆動周波数はfstartから低い側に変化(共振周波数の値に近づけるように変化)する。逆に制御値Vcontの示す出力がVspより小さい場合には、オペアンプ11の出力は大きくなり、駆動周波数はfstartから高い側に変化(共振周波数の値から遠ざけるように変化)する。
本実施例によれば、特に広範囲の出力電圧範囲(可変制御範囲)に対応した高圧電源回路において、従来例と比べ出力オン時における駆動周波数の変化量を少なくすることができる。このため、起動時間を短縮することができると共に、出力電圧による起動時間のバラツキを抑えることができる。
但し、本実施例は本発明の適用を画像形成装置の転写高圧に限定するものではなく、他の高圧に適用することも可能である。また、本実施例は初期周波数fstartを不要共振周波数fsp1に限定するものではなく、起動時間の短縮に適した周波数を選択すれば良い。
図3は、本発明の実施例2に係る高圧電源装置を示す構成図であり、本発明を転写バイアス92aに適用した例である。また、図4は図3の回路におけるASIC60の内部構成を示す図である。図3に示す回路の周波数特性を示す図は、実施例1の図2と同様である。従来例である図10及び実施例1である図1、図2と共通の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施例1である図1との違いは、制御回路50をASIC60によって構成したことと、初期周波数fstartを環境温度センサ80(TEMP SNS)による検出値に基づき選択できるよう構成したことにある。
ASIC60は、制御値Vcontと検出回路40の検出値Vsnsとを、AD変換器61、62(AD Conv)によってディジタル値に変換した後、比較回路63(Comp)によって差を検出する。この比較結果は、周波数シンセサイザ64(Synth.)に入力され、出力周波数を少しずつ変化させるよう構成されている。オフ回路65(OFF Cir.)は、制御値Vcontが出力停止を示しているときに、次のように動作する。すなわち、マルチプレクサ67(MUX)によって複数の不揮発メモリ領域ROM1〜ROMN 68(記憶手段)のうち1つから初期周波数fstartを読み出し、周波数シンセサイザ64に出力する。このとき、マルチプレクサ67には環境温度センサ80(温度検知手段)の検出値VtmpがAD変換器66(ADConv)を介して接続してあり、読み出すメモリ領域を切り替えるよう構成されている。また周波数シンセサイザ64は、マルチプレクサ67から初期周波数を設定されている間、パルス信号の出力を停止すると共に、発振周波数を設定値に初期化する。ここで、複数の不揮発メモリ領域ROM1〜ROMN 68には、予め決めておいた各環境温度における初期周波数fstart1〜fstartNを収めてある。初期周波数fstart1〜fstartNは、環境温度に伴う圧電トランス31自身の特性変動や、負荷特性の変動を考慮し、最適な初期周波数が予め格納してある。
出力オン時にはオフ回路65が初期化動作を停止し、周波数シンセサイザ64が初期周波数fstartでパルス信号を出力する。その後、検出回路40によって検出した検出値Vsnsが制御値Vcontに満たない場合、圧電トランス31に出力する駆動周波数を共振周波数fに向かって変化させる。逆に、検出回路40によって検出した検出値Vsnsが制御値Vcontより大きい場合には、周波数を共振周波数fから遠ざける方向に変化させる。
本実施例の構成によれば、実施例1と同様に起動時間を短縮することができると共に、周波数シンセサイザを用いているので初期周波数を精度良く設定することができ、環境温度毎に最適な初期周波数を設定することが可能である。
図5は、本発明の実施例3に係る高圧電源装置を示す構成図であり、本発明を転写バイアス92aに適用した例である。また、図6は図5に示す回路に係る制御のフローチャートを示す。図5に示す回路の周波数特性を示す図は、実施例1の図2と同様である。従来例である図10及び実施例1である図1、図2と共通の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施例1である図1との違いは、制御回路50を1チップマイクロコンピュータ(以下CPUと記す)70によって構成したことと、初期周波数fstartを環境温度センサ80による検出値Vtmpに基づき可変制御できるよう構成したことにある。
ここで、CPU70は、制御値Vcont及び検出回路40による検出値Vsns、環境温度センサ80(TEMP SNS)による検出値VtmpがAD変換入力ポートに接続されており、具体的なシーケンスは図6に示す通りである。CPU70は、回路の電源オン(ON)に伴い(ステップS120、以下「ステップ」を省略する)、制御値Vcontを読み込み、出力オンの状態、すなわち制御値Vcontが0以外の値になるのを待つ(S121)。ここで、制御値Vcontに0以外の値が入力されると、環境温度センサ80の検出値Vtmpを読み込む(S122)。そして、読み込んだ検出値Vtmpと、予め記憶していた不要共振周波数fsp(図中、fspと記す)とから、初期周波数fstart(図中、fstartと記す)を計算によって決定する(S123)。ここで、図中のαは所定の係数である。そして、計算した初期周波数fstartで、駆動回路20に駆動信号の出力を出力周波数fout(図中、foutと記す)で開始する(S124)。
その後、制御値Vcontが0になっていないかを確認し(S125)、0でなければ検出回路40による検出値Vsnsと、制御値Vcontとを比較する(S126)。検出値Vsnsが制御値Vcontより大きい場合には、出力周波数foutを100Hz減じる(Down)(S127)。一方、検出値Vsnsが制御値Vcont以下である場合には、出力周波数foutを100Hz増し(Up)(S128)、その後制御値Vcontが0になっていないかの確認に戻る(S125)。なお、出力の停止状態により、制御値Vcontが0となった場合は、発振を停止し(fout=0)(S129)、シーケンスの最初に戻る(S121)。
本実施例の構成によれば、実施例1と同様に起動時間を短縮することができると共に、環境温度毎に最適な初期周波数から立ち上げることができるので、より短時間で高圧を立ち上げることが可能である。
実施例1に係る高圧電源装置を示す構成図 実施例1に係る高圧電源装置の圧電トランスの周波数特性を示す図 実施例2に係る高圧電源装置を示す構成図 実施例2に係る高圧電源装置のASICの内部構造を示す図 実施例3に係る高圧電源装置を示す構成図 実施例3に係る高圧電源装置のCPUのフローチャートを示す図 従来例に係る画像形成装置の構成図 従来例に係る画像形成装置に用いる高圧電源装置の構成図 圧電トランスの周波数特性を示す図 従来例に係る高圧電源装置の転写バイアスの回路構成図
符号の説明
10 制御回路(制御手段)
20 駆動回路(駆動手段)
31 圧電トランス
35 整流回路
40 検出回路(検出手段)
50 制御回路(制御手段)
60 ASIC(制御手段)
68 不揮発メモリ領域ROM1〜ROMN(記憶手段)
70 CPU(制御手段)
80 環境温度センサ(温度検知手段)

Claims (5)

  1. 圧電トランスと、前記圧電トランスを駆動する駆動手段と、前記圧電トランスの出力を検出する検出手段と、前記圧電トランスの出力を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、出力の制御値と、前記検出手段による出力の検出値との差に基づいて、前記駆動手段が前記圧電トランスを駆動する駆動周波数を可変制御する高圧電源装置において、
    前記制御手段は、前記駆動周波数の可変制御範囲の上限または下限以外の初期周波数から制御を開始し、
    前記初期周波数に応じた前記出力の検出値が、前記出力の制御値と比べて小さい場合には、前記駆動周波数の値を前記圧電トランスの共振周波数の値に近づけるように変化させ、
    前記初期周波数に応じた前記出力の検出値が、前記出力の制御値と比べて大きい場合には、前記駆動周波数の値を前記圧電トランスの共振周波数の値から遠ざけるように変化させることを特徴とする高圧電源装置。
  2. 請求項1に記載の高圧電源装置において、
    前記制御手段は、複数の不要共振周波数の中で前記圧電トランスの共振周波数に最も近い不要共振周波数を前記初期周波数とすることを特徴とする高圧電源装置。
  3. 請求項1または2に記載の高圧電源装置において、
    前記初期周波数を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする高圧電源装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の高圧電源装置において、
    温度を検知する温度検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記温度検知手段により検知された温度に基づき、前記初期周波数を可変制御することを特徴とする高圧電源装置。
  5. 電子写真方式を用いた画像形成装置であって、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の高圧電源装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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