JP2009081875A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】微妙な色合いの変化を表現し、幻想的な雰囲気を作り出すことができる照明手段を備える携帯情報端末を提供する。
【解決手段】操作部が設けられた本体と、本体の操作部側に重ね合わせられる蓋体とからなる携帯情報端末である。蓋体の本体側の面の端部には、本体の操作部側の面を照明する照明手段353、322が設けられ、本体の操作部側の面には、本体に蓋体が重ね合わせられた状態で、照明手段から照射される光を反射して本体と蓋体との隙間から外部へ放射させる反射部214が設けられているので、照明手段から照射される光を反射部に反射させてから、本体と蓋体との隙間から外部へ放射させる間接光とすることで、照明手段による直接光よりも眩しさを和らげることができる。また間接光により微妙な色合いの変化を表現し、幻想的な雰囲気を作り出すことができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯情報端末に関する。
従来の携帯電話機としては、表示部が設けられた蓋体と、キー入力部が設けられた本体とが、ヒンジ部で折り畳んで重ね合わせられるように接続された、いわゆる折り畳み式の携帯電話機がある。
また、本体に長手方向に案内溝を設け、案内溝に沿って移動自在に係合する係合片を蓋体に設け、蓋体を本体の上に重ねあわせて係合片を案内溝に係合させ、蓋体を本体に対してスライド自在にした携帯電話機もある。このような携帯電話機では、本体を掌に載せ、親指で蓋体を押すことで、蓋体が本体に対してスライドし、蓋体に覆われていた操作部を露出させることができる(特許文献1参照)。
従来の携帯電話機でユーザに着信やメール受信等を報知するために、スピーカーやバイブモーターを鳴動させるとともに、表示部や、携帯電話機の表面に設けられた報知用LEDを点灯させたりするものがある。また、充電時には報知用LEDを点灯させて充電中であることを報知するものもある。
特開2003−110675号公報
しかし、報知用LEDによる直接光は眩しく、また色合いの変化も乏しく、使い心地がよいものではなかった。
本発明の課題は、微妙な色合いの変化を表現し、幻想的な雰囲気を作り出すことができる照明手段を備える携帯情報端末を提供することである。
以上の課題を解決するため、
請求項1に記載の発明は、操作面を有する第1筐体と、当該第1筐体に対してスライド開閉可能に設けられた第2筐体と、からなる携帯情報端末において、前記第2筐体の端部の内で、当該第2筐体を前記第1筐体に対してスライドさせて当該第1筐体の操作面を露出させた開状態で、当該操作面側に位置する前記第2筐体の端部には、当該第1筐体の操作面側を照明する照明手段が設けられ、当該照明手段からの照明光は、前記第1筐体の操作面を露出させた開状態では、当該操作面側を照明し、前記第1筐体と第2筐体とを閉じた閉状態では、当該第1筐体と第2筐体との隙間から外部へ散乱されるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯情報端末であって、前記第1筐体の操作面側には、当該第1筐体の操作面を露出させた開状態において前記照明を散乱させる表面処理が施された第1光散乱部が設けられ、前記第1筐体の端部には、前記第1筐体と第2筐体とを閉じた閉状態でその隙間から外部へ光を散乱させる第2光散乱部を設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、操作面を有する第1筐体と、当該第1筐体に対してスライド開閉可能に設けられた第2筐体と、からなる携帯情報端末において、前記第2筐体の端部の内で、当該第2筐体を前記第1筐体に対してスライドさせて当該第1筐体の操作面を露出させた開状態で、当該操作面側に位置する前記第2筐体の端部には、当該第1筐体の操作面側を照明する照明手段が設けられ、当該照明手段は、光源と、その光源から照射される光を誘導するために導光部から構成され、当該照明手段からの照明光は、前記第1筐体の操作面を露出させた開状態において、前記第1筐体と前記第2筐体との隙間から直視されないような角度で放射されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または3に記載の携帯情報端末であって、前記第1筐体の操作面側には、当該第1筐体の操作面を露出させた開状態において前記照明を散乱させる表面処理が施されていることを特徴とする。
本発明によれば、本体と蓋体との隙間から直接光よりも眩しさを和らげた間接光を放射することができ、微妙な色合いの変化を表現し、幻想的な雰囲気を作り出すことができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態として携帯電話機1を示す斜視図である。携帯電話機1は、上面にテンキー212が設けられた本体2と、上面にLCD窓311及びカーソルキー351が設けられた蓋体3とからなる。
本体2及び蓋体3は、後述するスライドユニット4により、蓋体3が本体2に対して前後方向に移動するように取り付けられている。このため、図1(b)に示す蓋体3を本体2の上に重ね合わせてテンキー212を覆い隠した状態(閉状態)や、図1(a)に示す蓋体3を本体2に対して前方向に移動させてテンキー212を露出させた状態(開状態)にすることができる。
なお、図1(b)に示す閉状態において、本体2及び蓋体3の後端面は、ともに前方に向かって上がる傾斜面を構成しており、蓋体3の後端部の断面形状は鋭角になっている。また、蓋体3のカーソルキー351は、後端部の傾斜面に設けられている。
このため、図1(a)に示す開状態において、テンキー212の前部まで蓋体3の後端部を前進させ、テンキー212を露出させると、テンキー212の前方に断面形状が鋭角な蓋体3の後端部が位置する。テンキー212が設けられた本体2の上面と、カーソルキー351が設けられた蓋体3の後端部の傾斜面とが連続するため、テンキー212及びカーソルキー351を操作するときに指の移動が容易となる。
また、開状態においては、本体2の薄い前端部と、蓋体3の薄い後端部とが重なり合うため、開状態における携帯電話の厚みがほぼ一様になる。このため、従来のスライド式の携帯電話のように前後方向の中央部分で厚みが2倍になるという不具合がなく、使い勝手がよい。
図2は本体2の分解斜視図である。本体2は、フロントケース21と、リアケース22と、バッテリーカバー23とにより外観形状が形成されており、前方に向かって薄くなる形状をしている。本体2の内部にはバッテリー24(図7参照)、メイン基板25等が収納されている。フロントケース21及びリアケース22の前部及び後部は、間にメイン基板25を挟んでネジ261、262により接合されている。
メイン基板25には、後述するFPC5のメイン基板側コネクタ51と接続されるFPCコネクタ251(図7参照)が設けられている。また、この他に、バイブモーター252、メインプロセッサ、テンキー212用センサー、メインアンテナ、サブアンテナ、メモリーカードスロット255、モデム、メモリー、電源IC、IFコネクタ、イヤホンコネクタ等が設けられている。
フロントケース21にはテンキー212や、後述するフレキシブルプリント基板(FPC5)を通すFPC挿通孔211が設けられている。また、テンキー212の前部及び後部には、後述する導光体322から照射される光を散乱させる光散乱部213、214が設けられている。光散乱部213、214は、図7に示すように、内側に窪んだ円弧状の断面形状を有している。光散乱部213、214は照射された光を散乱させるように表面粗度を高める表面処理が施されており、導光体322から照射される光を様々な方向へ反射する。
フロントケース21の上面には、図4に示すように、後述するスライドユニット4のベース41及びガイドレール42がネジ263、264によりネジ止めされて取り付けられる。また、フロントケース21のFPC挿通孔211の後部には係止部210が設けられており、ベース41の後端部は、係止部210によりフロントケース21本体との間に挟まれて固定される。
図3は蓋体3の分解斜視図である。蓋体3は、フロントケース31と、リアケース32と、カメラカバー33と、レールカバー34とにより外観形状が形成されており、前方に向かって厚くなる形状をしている。蓋体3の内部には、サブ基板35、液晶ディスプレイ(LCD36)、フレーム37、カメラユニット381、ステレオスピーカー382等が収納されている。
また、蓋体3の前端部はさらに厚みを増しており、カメラユニット381やステレオスピーカー382等、厚みがあるデバイスが収納される肉厚部30となっている。肉厚部30は、閉状態においても、本体2の前方に位置し、本体2の上に重ね合わせられていない。このため、厚みがあるデバイスを前端部に収納しても、閉状態における携帯電話機1の厚みが増すことがない。
フロントケース31には、LCD窓311やカーソルキー用孔312が設けられている。LCD窓311は透明であり、蓋体3に内蔵したLCD36を保護しながら、LCD36による表示を透過させてユーザに見せる。カーソルキー用孔312は、カーソルキー351を露出させ、ユーザによるキー操作を可能とする。
カーソルキー351の背面にはカーソルキー351の入力を検知するカーソルキーフレキ354が配され、カーソルキーフレキ354は後述するサブ基板35のカーソルキーコネクタに接続されている。
リアケース32には、図4に示すように、後述するFPC5のサブ基板側コネクタ52を通すコネクタ貫通孔321が設けられている。また、リアケース32の後部には、後述するLED353により上から照射される光を誘導し、下向き斜め後方へ放射させる導光体322が設けられている。導光体322から放射される光は、光散乱部213へ照射される。
フロントケース31及びリアケース32の前部は、間にサブ基板35を挟んでネジ391により接合されている。また、フロントケース31及びリアケース32の後部は、間にフレーム37を挟んでネジ392により接合されている。
リアケース32の下面には、図4に示すように、後述するスライドユニット4のレール43がネジ393、394、395によりネジ止めされて取り付けられる。また、リアケース32のレール43が取り付けられる部分の後方には、後述する係合片416、424が後ろ向きに挿入される係合孔320が設けられている。
カメラカバー33は図3に示すように、リアケース32の前側に取り付けられ、カメラユニット381やステレオスピーカー382を被覆する。蓋体3のカメラカバー33が取り付けられた部分は、他の部分よりも厚みが増した肉厚部30となる。なお、カメラカバー33には、被写体の光を透過させてカメラユニット381まで届かせるカメラ用窓331が設けられている。
レールカバー34はリアケース32に取り付けられ、携帯電話機1を開状態にしたときにレール43の本体2の前部に露出する部分を被覆する。
サブ基板35には、サブプロセッサ、カメラ用電源IC、カーソルキー351と接続するためのカーソルキーコネクタ等が設けられている。カーソルキー351はカーソルキー用孔312から外側へ露出しており、ユーザによるキー操作が可能となっている。カーソルキーフレキ354の下面には、図7〜図10に示すように、照明用のLED353が設けられている。LED353は導光体322に向けて照明用の光を放射する。
サブ基板35の下面には、後述するFPC5のサブ基板側コネクタ52と接続されるFPCコネクタ352が設けられている。
LCD36はフレーム37により支持されており、フレーム37はリアケース32に固定されている。カメラユニット381及びステレオスピーカー382は、図3に示すように、フロントケース31及びリアケース32の前部に収納されている。
FPC5は両端部にメイン基板側コネクタ51とサブ基板側コネクタ52とを備え、メイン基板25と、サブ基板35とを接続する。
次に、本体2及び蓋体3を、蓋体3が本体2に対して前後方向に移動するように取り付けるスライドユニット4について説明する。図4は本体2と蓋体3との間を接続するスライドユニットの取付構造を示す分解斜視図である。スライドユニット4は、図4に示すように、ベース41と、一対のガイドレール42と、レール43と、一対のスペーサー44と、一対のトーションバネ45とから概略構成される。
ベース41及びガイドレール42は、ネジ263、264により、本体2のフロントケース21に取り付けられる。また、レール43は、ネジ393、394、395により、蓋体3のリアケース32に取り付けられる。
図5はスライドユニット4の分解斜視図である。ベース41は、基部411と、接続部412と、ガイドレール固定部413とからなる。基部411及びガイドレール固定部413は、図4に示すように、本体2のフロントケース21の前側部分に固定される。基部411の左右側端部には、接続部412が蓋体3側に突出して設けられている。また、基部411にはFPC5を通すFPC挿通孔414が設けられている。
接続部412は基部411とガイドレール固定部413とを上下に離間させて接続する。ガイドレール固定部413は左右の接続部412にそれぞれ接続されている。ガイドレール固定部413には、ガイドレール42が固定される。
ベース41の後方部の、基部411とガイドレール固定部413との間には、トーションバネ45のベース側腕451の端部が回動自在に固定されるベース側支軸415が設けられる。なお、基部411とガイドレール固定部413との間の空間は、トーションバネ45が動くための軌道となる。
ガイドレール42は、基部421と、接続部422と、スペーサー保持部423とからなる。基部421はベース41のガイドレール固定部413に固定される。接続部422はスペーサー保持部423をガイドレール固定部413から離間させて基部421に接続する。スペーサー保持部423はガイドレール固定部413との間に、スペーサー44を介してレール43を摺動自在に保持する。
また、ベース41及びガイドレール42の後端部には、後方に突出した係合片416、424がそれぞれ設けられている。係合片416、424は、リアケース32に設けられた係合孔320と係合し、本体2に対して前方向に摺動する蓋体3を停止させる。係合片416、424が係合孔320と係合していることで、開状態において蓋体3の前部分に下向きの力がかかった場合でも、蓋体3の後端が本体2から浮き上がることを防ぎ、開状態における携帯電話機1の剛性を高めることができる。
レール43は、固定部431と、接続部432と、スペーサー固定部433と、連結部434とからなる。左右一対の固定部431は、リアケース32に前後方向に平行に固定される。
接続部432は、スペーサー固定部433をリアケース32から離間させて固定部431と接続する。スペーサー固定部433は左右一対のスペーサー44を前後方向に平行に固定する。また、スペーサー固定部433の前端には上方へ突出する突出部436が設けられている。突出部436は、ガイドレール42の前端と当接し、ガイドレール42及びベース41に対して後方へ摺動するレール43を停止させる。
連結部434は、左右一対の固定部431を連結する。連結部434の上面には、FPC5のサブ基板側コネクタ52が配置される。連結部434の前端左右側部の下面には、トーションバネ45のレール側腕452の端部が回動自在に固定されるレール側支軸435が取り付けられる。左右のレール側支軸435が取り付けられる部分の間には、FPC5が通される。
スペーサー44は断面コ字形状をしており、レール43のスペーサー固定部433を被覆し、ベース41及びガイドレール42をレール43に対して摺動自在とする。スペーサー44の素材としては、ベース41及びガイドレール42との摩擦係数が小さい素材を用いることが好ましい。
トーションバネ45は、ベース側腕451と、レール側腕452と、ベース側腕451及びレール側腕452を接続するコイル部453とからなる。コイル部453はベース側腕451及びレール側腕452を広げるように付勢している。ベース側腕451の端部はベース側支軸415に、レール側腕452の端部をレール側支軸435に、それぞれ回動自在に固定されている。トーションバネ45は、ベース側腕451の端部とレール側腕452の端部との間隔が広がるように付勢されているため、ベース側支軸415とレール側支軸435とを、互いに遠ざかる方向へ付勢する。
図6は図1の携帯電話機1の形態に対応するスライドユニット4の形態を示す斜視図である。図6(a)は本体2の上に蓋体3が重ね合わせられた閉状態であり、レール43前端の突出部436がガイドレール42の前端に当接している。このときレール側支軸435はベース側支軸415よりも後方に位置するため、トーションバネ45の弾性力は、レール側支軸435をベース側支軸415に対して遠ざかる方向、すなわち後方に付勢している。
閉状態の携帯電話の本体2を掌に載せ、親指で蓋体3を前方へ押圧すると、トーションバネ45の弾性力に抗して蓋体3が前進し、図6(b)に示す中間状態となる。このときレール側支軸435とベース側支軸415とが左右に並んでいるので、トーションバネ45の弾性力は、レール側支軸435をベース側支軸415に対して遠ざかる方向、すなわちレール43と垂直な左右方向に作用している。このため、中間状態は、トーションバネ45が蓋体3を前後いずれの方向にも付勢しない不安定な状態である。
中間状態からさらに親指で蓋体3を前方へ押圧すると、レール側支軸435がベース側支軸415よりも前方へ位置するため、トーションバネ45はレール側支軸435をベース側支軸415から遠ざける方向、すなわち前方に付勢する。このため、蓋体3を中間状態よりも前方へ押圧すると、以降は蓋体3を前方へ押圧しなくても、トーションバネ45の弾性力により、蓋体3が前進する。
蓋体3は、リアケース32に設けられた係合孔320に、ベース41及びガイドレール42の後端部に設けられた係合片416、424が係合することで、前進を停止し、開状態となる。開状態において蓋体3の前部分に下向きの力がかかった場合には、蓋体3の後端が本体2から浮き上がろうとするが、係合孔320に係合片416、424が係合しているので、蓋体3がベース41及びガイドレール42から浮き上がることを防いでいる。また、本体2のフロントケース21の係止部210により、ベースの後端が固定されているので、ベース41が蓋体3とともに浮き上がることを防いでおり、開状態における携帯電話機1の剛性を高めている。
開状態から蓋体3を後方に下げる場合にも同様に、中間状態まではトーションバネ45の弾性力に抗して力を作用させる必要があるが、中間状態以降はトーションバネ45の弾性力により、蓋体3が後方に移動する。
なお、ベース側腕451の長さと、コイル部453の半径とを足した長さ、すなわちベース側支軸415を中心とするコイル部453の可動半径は、レール側支軸435とベース側支軸415との最短距離よりも短い。このため、トーションバネ45のコイル部453は、レール側支軸435の軌道よりも側方の軌道を移動する。レール側支軸435の間はFPC5が移動する軌道となるが、トーションバネ45の軌道はFPC5の軌道よりも側方であるため、トーションバネ45がFPC5の移動を妨げることはない。
同様に、レール側腕452の長さと、コイル部453の半径とを足した長さ、すなわちレール側支軸435を中心とするコイル部453の可動半径は、レール側支軸435とベース側支軸415との最短距離よりも短いため、トーションバネ45のコイル部453は、ベース側支軸415の軌道よりも内側の軌道を移動する。
ここで、携帯電話機1の着信やメール受信、充電等を報知する照明について説明する。図7は図1(a)の要部を示す側断面図である。開状態において、蓋体3は、導光体322が下向き斜め後方へ照射する光が、光散乱部213に照射される位置に配置されている。
図8は図7における、LED353から照射される光の経路を示す拡大図である。まず、携帯電話機1の着信応答等によりLED353が発光すると、導光体322に光が照射される。導光体322に上方から照射された光は、導光体322の内部で反射し、下向き斜め後方へ放射される。
開状態において、導光体322の下向き斜め後方には、光散乱部213が位置している。導光体322から放射された光は、光散乱部213に照射される。光散乱部213に照射された光は、様々な方角に散乱し、本体2と蓋体3との隙間から外部へ放射される。この放射光により、本体2と蓋体3との隙間に近い部分ほど明るく、遠い部分ほど暗くなるようにグラデーションがかかった照明をすることができる。
図9は図1(b)の要部を示す側断面図である。閉状態において、蓋体3は、導光体322が下向き斜め後方へ照射する光が、光散乱部214に照射される位置に配置されている。
図10は図9における、LED353から照射される光の経路を示す拡大図である。閉状態においても、LED353方から照射された光は、導光体322の内部で反射し、下向き斜め後方へ放射される。
閉状態において、導光体322の下向き斜め後方には、光散乱部214が位置している。導光体322から放射された光は、光散乱部214に照射される。光散乱部214に照射された光は、様々な方角に散乱し、本体2と蓋体3との隙間から外部へ放射される。この放射光により、開状態と同様に、本体2と蓋体3との隙間に近い部分ほど明るく、遠い部分ほど暗くなるようにグラデーションがかかった照明をすることができる。
開状態、閉状態のいずれの状態においても、この照明光により、ユーザに着信やメール受信、充電等を報知することができる。このように、LED353による直接光ではなく、間接光によりユーザに報知するため、眩しさが低減される。また、間接光を光散乱部213、214により散乱させることで、微妙な色合いの変化を表現し、幻想的な雰囲気を作り出すことができる。
以上の実施の形態においては、スライド式の携帯電話機について説明したが、本発明はこれに限らず、例えばPDA等、その他の携帯情報端末に本発明を適用してもよい。また、散乱光をテンキー212用のキー照明として使用してもよいし、LED353をカーソルキー351のバックライトと兼用してもよい。その他の具体的な細部構造についても適宜変更可能であることはもちろんである。
(a)、(b)は本発明の実施の形態の携帯電話機を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の本体を示す分解斜視図である。 図1の携帯電話機の蓋体を示す分解斜視図である。 携帯電話機の本体と蓋体との取付構造を示す分解斜視図である。 図4の本体と蓋体とを接続するスライドユニットを示す分解斜視図である。 (a)は図1(b)、(c)は図1(a)の携帯電話機の形態に対応するスライドユニットの形態、(b)は両者の中間の形態を示す斜視図である。 図1(a)の要部を示す側断面図である。 図7における、光の経路を示す拡大図である。 図1(b)の要部を示す側断面図である。 図9における、光の経路を示す拡大図である。
符号の説明
2 本体
3 蓋体
212 テンキー
213、214 光散乱部
322 導光体

Claims (4)

  1. 操作面を有する第1筐体と、当該第1筐体に対してスライド開閉可能に設けられた第2筐体と、からなる携帯情報端末において、
    前記第2筐体の端部の内で、当該第2筐体を前記第1筐体に対してスライドさせて当該第1筐体の操作面を露出させた開状態で、当該操作面側に位置する前記第2筐体の端部には、当該第1筐体の操作面側を照明する照明手段が設けられ、
    当該照明手段からの照明光は、前記第1筐体の操作面を露出させた開状態では、当該操作面側を照明し、前記第1筐体と第2筐体とを閉じた閉状態では、当該第1筐体と第2筐体との隙間から外部へ散乱されるようにしたことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記第1筐体の操作面側には、当該第1筐体の操作面を露出させた開状態において前記照明を散乱させる表面処理が施された第1光散乱部が設けられ、
    前記第1筐体の端部には、前記第1筐体と第2筐体とを閉じた閉状態でその隙間から外部へ光を散乱させる第2光散乱部を設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
  3. 操作面を有する第1筐体と、当該第1筐体に対してスライド開閉可能に設けられた第2筐体と、からなる携帯情報端末において、
    前記第2筐体の端部の内で、当該第2筐体を前記第1筐体に対してスライドさせて当該第1筐体の操作面を露出させた開状態で、当該操作面側に位置する前記第2筐体の端部には、当該第1筐体の操作面側を照明する照明手段が設けられ、
    当該照明手段は、光源と、その光源から照射される光を誘導するために導光部から構成され、
    当該照明手段からの照明光は、前記第1筐体の操作面を露出させた開状態において、前記第1筐体と前記第2筐体との隙間から直視されないような角度で放射されることを特徴とする携帯情報端末。
  4. 前記第1筐体の操作面側には、当該第1筐体の操作面を露出させた開状態において前記照明を散乱させる表面処理が施されていることを特徴とする請求項1または3に記載の携帯情報端末。
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