JP2008263332A - 携帯電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】大画面表示機能と小画面表示機能とを有する携帯電子機器を操作するユーザが操作上の違和感や不便さを感じることのない利便性の高い携帯電子機器を提供する。
【解決手段】携帯電子機器は、第一筐体と第二筐体とを具備する。第一筐体は、制御部、第一表示領域及び第二表示領域を有する表示部、第一バックライト、第二バックライト、及び第一筐体が収納されるか否かを検出する検出部を含む。第一筐体が収納されると第一表示部のみが露出する。第二筐体は、制御部に接続された操作部と、レリーズ機構を作動させるレリーズボタンとを含む。第一筐体が収納されていることが検出されると、制御部は、第一表示領域を駆動するとともに第一バックライトを点灯させる。レリーズ機構の作動により第一筐体が押し出されると、制御部は、第一表示領域及び第二表示領域を駆動するとともに第一バックライト及び第二バックライトを点灯させる。
【選択図】図2
【解決手段】携帯電子機器は、第一筐体と第二筐体とを具備する。第一筐体は、制御部、第一表示領域及び第二表示領域を有する表示部、第一バックライト、第二バックライト、及び第一筐体が収納されるか否かを検出する検出部を含む。第一筐体が収納されると第一表示部のみが露出する。第二筐体は、制御部に接続された操作部と、レリーズ機構を作動させるレリーズボタンとを含む。第一筐体が収納されていることが検出されると、制御部は、第一表示領域を駆動するとともに第一バックライトを点灯させる。レリーズ機構の作動により第一筐体が押し出されると、制御部は、第一表示領域及び第二表示領域を駆動するとともに第一バックライト及び第二バックライトを点灯させる。
【選択図】図2
Description
本発明は携帯電子機器に関し、より詳細には、表示部を具備する筐体を操作部を具備する筐体に収納した状態で使用したり、表示部を具備する筐体を操作部を具備する筐体から引き出した状態で使用したりすることが可能な携帯電子機器に関する。
携帯型の電子機器は広く普及している。このような電子機器の例としては、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ(PC)、携帯情報端末(PDA)、PHS(Personal Handyphone System)端末及び携帯電話端末等の移動通信端末のほか、携帯オーディオプレーヤ、あるいは携帯ゲーム機などが挙げられる。これらの携帯電子機器はユーザが場所を選ばず使用できるという点で固定型の機器と比較して便利である。
携帯型の移動通信端末の使用の際には、インターネット上の様々なウェブサイトにアクセスし、端末の表示画面上に情報を表示したり、作成中の電子メールを端末画面上に表示しながら編集することが一般的である。したがって、ユーザは比較的大きな表示画面を持つ移動通信端末を好む傾向にある。このため、操作部を具備する筐体を表示部を具備する筐体に対してスライドさせることができる端末が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような構成によれば、大画面表示を必要とする場合にのみ、操作部側の筐体をスライドさせて表示部全体を露出させればよい。
また、前面に各種の操作キーを有する操作部を搭載し且つ頂部に開口を有する箱状の筐体と、当該筐体の内部に収納可能な表示部とからなる携帯電話装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の装置は、表示部を筐体内に完全に収容した状態で、筐体に設けた表示窓から表示部の一部が見えるように構成されている。このような構成によれば、表示部側の筐体を引き出して表示部を完全に露出させることで大画面表示が可能となる一方、表示部を筐体内に収納した状態で表示部の一部に表示される情報を視認できる。
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の端末においては、表示部を操作部側の筐体に収納している場合であっても表示部全体が駆動される。このため、表示部収納時の消費電力が通常使用時と同様に大きいという問題があった。
これに対して、液晶表示部を保護するための蓋をスライド式で開閉可能なように構成し、当該蓋の開閉の状態を蓋位置検出手段によって検出し、検出された蓋位置に応じて液晶表示部のバックライトのうち必要な部分のみをオンする携帯端末が提案されている(例えば、特許文献3参照)。このような構成によれば、上述の消費電力の問題を解決することが可能である。
特開2003−309631号公報
特開2003−333140号公報
特開平11−353283号公報
しかし、特許文献3の携帯端末によれば、ユーザは、所望の表示態様で端末を使用するために蓋位置を適切に調整しなければならない。例えば、特許文献3が大画面表示と小画面表示の二通りの表示機能を有する場合、ユーザは、大画面表示から小画面表示に切り替えるために、蓋位置を所定の閾値を越えた位置となるよう手動で調整する必要がある。このような作業はスムーズな端末操作の妨げとなる。
また、特許文献3の携帯端末によれば、ユーザは、小画面表示時にブラウザを起動したい場合等、大画面表示への切り替えが必要となった場合に、蓋位置を手動で調整して、蓋位置検出手段が動作する所定位置まで動かさなければならない。ブラウザの使用後に小画面表示に戻したい場合にも同様の手間がかかる。したがって、端末操作上利便性に欠ける。
本発明は、大画面表示機能と小画面表示機能とを有する携帯電子機器を操作するユーザが操作上の違和感や不便さを感じることのない、より利便性の高い携帯電子機器を提供することを目的としている。
本発明の携帯電子機器は、第一筐体と、第一筐体に接続され、第一筐体の一部を収納可能な第二筐体とを具備するように構成される。第一筐体は、制御部と、第一表示領域及び第二表示領域を有する表示部と、第一表示領域を照明するための少なくとも1つの第一バックライトと、第二表示領域を照明するための少なくとも1つの第二バックライトと、第一筐体が前記第二筐体に収納されているか否かを検出する検出部とを含む。第一筐体が第二筐体に収納されると表示部のうち第一表示部のみが露出する。第二筐体は、制御部に接続された操作部と、第一筐体を第二筐体から押し出すレリーズ機構を作動させるためのレリーズボタンとを含む。第一筐体が第二筐体内に収納されていることを検出部が検出したことに応答して、制御部は、第一表示領域を駆動するとともに第一バックライトを点灯させる。また、レリーズ機構の作動により第一筐体が押し出されたことを検出部が検出したことに応答して、制御部は、第一表示領域及び第二表示領域を駆動するとともに第一バックライト及び第二バックライトを点灯させる。
上記構成において、制御部は、第一筐体が第二筐体内に収納されている場合に、操作部の所定の一部のキーの操作にのみ反応するように構成されてもよい。
制御部は、第一筐体が第二筐体内に収納されている場合において、携帯電子機器の機能のうち所定の一部の機能のみに対応するメニューを第一表示領域に表示するように構成されてもよい。
制御部は、第一筐体が第二筐体内に収納されている場合に第二表示領域を使用する機能の起動が指示されたことに応答して、レリーズボタンを作動させるように構成されてもよい。
制御部は、第二表示領域を使用する機能が起動している場合に第一筐体が第二筐体内に収納されたことに応答して、起動している機能を終了させるように構成されてもよい。
本発明の携帯電子機器は移動通信端末として構成することができる。この場合、第一筐体は、アンテナと、当該アンテナ及び制御部に接続された無線通信回路とをさらに含む。
本発明によれば、大画面表示機能と小画面表示機能とを有する携帯電子機器を操作するユーザが操作上の違和感や不便さを感じることのない、より利便性の高い携帯電子機器が実現できる。さらに、表示領域の変化に伴い必要なLCDバックライト光源を選択的に制御することが可能となり、端末の消費電力の低減を図ることができる。
本発明の携帯電子機器の一実施例として、移動通信端末100の外観斜視図を図1に示す。以下、本明細書においては本発明を特に移動通信端末に適用した具体例について詳細に説明するが、本発明は移動通信端末に限定されない。液晶表示装置(LCD)等の表示部と操作部とを有する各種の電子機器にも本発明を適用し得ることは当業者にとって明らかであろう。
移動通信端末100は、互いに接続された第一筐体200と第二筐体300とを具備する。第二筐体300は第一筐体200を収容するための開口部を有する。第一筐体200及び第二筐体300は、これら2つの筐体を互いに対してスライドさせるためのスライド機構を両側面に有している。このような構成により、表示部234を有する第一筐体200の一部が第二筐体300内に収納可能となっている。図1Aは第一筐体200を第二筐体300に収納した状態の斜視図を示す。第一筐体200は表示部234の一部が露出した状態で収納される。図1Bは第一筐体200が第二筐体300から引き出された状態の斜視図を示す。図示されるように、第一筐体200は表示部234とスピーカ242とを具備し、第二筐体300はレリーズボタン302及びマイク308を具備している。第一筐体200及び第二筐体300の構成の詳細については後述する。図1Bの状態において表示部234の全面が露出する。移動通信端末100は、表示部234のうち図1Bにおいて露出する部分の面積が、図1Aにおいて露出する部分の面積と比較して、例えば約3倍程度の大きさを持つように構成してもよい。
移動通信端末100の構成のブロック図を図2に示す。第一筐体200は、無線信号の送受信を行うためのアンテナ202、アンテナ202に接続されたアンテナ・スイッチ204、アンテナ・スイッチ204に接続された送信部206及び受信部208、変調部210及び復調部212、時分割多元接続(TDMA)符号化部214及びTDMA復号化部216、ADPCMトランスコーダ等の音声用トランスコーダ218、PCMコーデック等の音声符号化/復号化部219及び制御部220を具備する。第一筐体200は、さらに、ROM226、RAM228、フラッシュメモリ230、第一筐体200が第二筐体300に収納されているか否かを検知する検出部232、液晶表示装置等の表示部234、表示部234用のバックライト236及び電源238を具備し、これらは制御部220に接続されている。検出部232は、第一筐体200が第二筐体300内に収納された安定状態となっているか否かを検出する検出部232Aと、第一筐体200が第二筐体300から露出して表示部234の全体が露出した別の安定状態となっているか否かを検出する検出部232Bとを具備するように構成されてもよい。第一筐体200は、さらに音声符号化/復号化部219に接続されたスピーカ242等の音声出力部を具備してもよい。第一筐体200はまた、USB端子222、LED等の発光部224、カメラ240等を具備してもよい。
アンテナ・スイッチ204、送信部206及び受信部208、変調部210及び復調部212、TDMA符号化部214及びTDMA復号化部216は、第一筐体200の無線通信機能に関わる無線通信回路を構成する。第一筐体200はフラッシュメモリ230に電話帳データ等を格納してもよい。ROM226は移動通信端末100の電話番号や端末機器番号等を格納している。
第二筐体300には、第二筐体300内に収納された第一筐体200を押し出すためのレリーズボタン302、電源端子304、キーパッド等を含む操作部306及びマイク308等の音声入力部を具備している。
第一筐体200は、第二筐体300の左右に設けられた後述する第一ガイド部及び第二ガイド部に沿って上下に移動可能な構成となっている。第一筐体200を第二筐体300に向かって押し込むことにより、第一筐体200は第二筐体300内に収納され、ラッチ機構によって双方の筐体がラッチされた安定状態となる。この状態において、レリーズボタン302を操作すると、上記ラッチ機構が解除される。その結果、第一筐体200は第二筐体300に組み込まれたばね等の弾性機構により上方に付勢され、ラッチされた安定状態となる。移動通信端末100は、このような第一ガイド部、第二ガイド部、ラッチ機構、弾性機構及びレリーズボタン302からなるレリーズ機構を有している。
電源端子304及び操作部306は、第一筐体200と第二筐体300との間の接続部400を介して第一筐体200の制御部220に接続されている。マイク308は第一筐体の音声符号化/復号化部219に接続されている。レリーズボタン302は制御部220に接続されてもよく、レリーズボタン302が操作された際に制御部220がこれを検知できるように構成してもよい。また、制御部220からの制御によりレリーズボタン302を作動させて第一筐体200を第二筐体300から押し出すことができるように構成してもよい。
制御部220は、操作部306を介して打ち込まれた文字を第一筐体200の表示部234に表示する。図2において、移動通信端末100は、第二筐体300内にばね等の弾性機構を具備し、第一筐体200が第二筐体300内に収納された状態でレリーズボタン302が押下された場合に当該弾性機構により第一筐体200が付勢されるように構成されてもよい。また、移動通信端末100は、レリーズボタン302の押下に応答して第一筐体200を電動式に押し出したり収納したりする機構を具備してもよい。
第一筐体と第二筐体とを接続する接続部400は様々な構成により実現可能である。例えば、本発明の移動通信端末100は、第一筐体200及び第二筐体300の側面にスライド機構を具備しているので、当該スライド部分を両筐体の接点として利用してもよい。また、フレキシブル基板を利用して第一筐体200と第二筐体300とを接続してもよい。この場合、当該フレキシブル基板は、第一筐体200が第二筐体300に収納されている場合に、第一筐体200の外側底部と第二筐体300の内側底部との間のスペースに格納される。また、第一筐体200と第二筐体300とは、近距離無線通信方式により接続されてもよい。この場合、接続部400は、第一筐体200に設けられ当該近距離無線通信方式に準拠した無線送受信部と、第二筐体300に設けられ当該近距離無線通信方式に準拠した無線送受信部とを具備する。
音声通話の際、ユーザの音声はマイク308及び接続部400を介して第一筐体200の音声符号化/復号化部219へ入力されてパルス符号変調される。符号化された音声信号は音声用トランスコーダ218へ入力される。音声用トランスコーダ218の出力信号は、TDMA符号化部214において時分割多元接続(TDMA)用ベースバンド信号に符号変換され、さらに変調部210、送信部206、アンテナ・スイッチ204及びアンテナ202を介して無線伝送される。
操作部306のキーパッド等から入力された文字等のデータは接続部400を介して第一筐体200の制御部220に入力される。例えば、電子メール作成時には、制御部220は、入力された文字を表示部228に表示する。作成された電子メールは、制御部220からTDMA符号化部214に入力され、音声信号と同様に無線伝送される。
一方、アンテナ202において受信された信号は、アンテナ・スイッチ204により受信部208へ入力される。この受信信号(例えば、1.9GHz帯)は、受信部208において増幅及び周波数変換され、ついで復調部212でTDMAベースバンド信号に復調された後、TDMA復号化部216により復号化される。TDMA復号化部216から出力された音声信号は音声用トランスコーダ218へ入力されてPCM音声信号として出力される。PCM音声信号は、音声符号化/復号化部219に入力され、アナログ信号に変換されてスピーカ242を介して出力される。一方、TDMA復号化部216から出力されたデータ信号は制御部220へと入力され、必要に応じて表示部234に表示されたりする。
第一筐体200が第二筐体300内に収納された状態を示す模式図を図3に示す。ここで表示部234はLCDであり、当該LCD及びスピーカ242が第一筐体200の前面に配置されているものとする。また、第二筐体300において、操作部306(図示せず)及びマイク308がその前面に配置されているものとする。
第一筐体200は、さらに、第二筐体300の左右に設けられた第一ガイド部310及び第二ガイド部312に沿って上下に移動可能な構成となっている。第一筐体200を第二筐体300に向かって押し込むことにより、第一筐体200は第二筐体300内に収納され、ラッチ機構(図示せず)によって双方の筐体がラッチされた安定状態となる。以下、この安定状態を「第一の状態」と呼ぶ。
第二筐体300の前面には、第二筐体300の上端部から所定寸法の切り欠き部244が設けられている。第一の状態において、切り欠き部244から第一筐体200に設けられたスピーカ242及びLCDパネルの上部所定領域が露出する。以下、第一の状態において露出するLCDパネルの上部所定領域を「第一表示領域」という。この際、LCDパネルの下部領域は第二筐体300の前面部分によって遮蔽される。以下、第一の状態において遮蔽されるLCDパネルの当該下部領域を「第二表示領域」という。
詳細は後述するが、移動通信端末100は、第一の状態においては第一表示領域を使用して情報の表示を行い、第二表示領域を使用しない。第一筐体200内に配置された検出部232は、移動通信端末100が第一の状態にあるか否かを検出し、検出結果を制御部220に知らせる。検出部232は、例えばリミットスイッチ等の機械接触子によるものの他、磁気センサ、光センサ等、当業者には周知の技術に基づいて適宜構成可能である。
第一状態において露出したLCDパネルの第一表示領域234Aには、電界強度を示す情報(アンテナマーク)、時刻情報、着信表示等、移動通信端末100の動作状態を示す情報が表示される。また、移動通信端末100が電子メール送受信機能を有しており、電子メールの着信があった場合は、当該着信メールのヘッダー部分(タイトル、発信者等)が第一表示領域234Aに表示される。
第一筐体200が第二筐体300から押し出された状態(ポップアップされた状態)を示す模式図を図4に示す。上述の第一の状態において、レリーズボタン302を操作すると、上記ラッチ機構が解除される。その結果、第一筐体200は第二筐体300に組み込まれた上述のようなばね等の弾性機構により上方に付勢され、ラッチされた安定状態となる。また、第一筐体200と第二筐体300とを接続するスライド機構が電動式の機構として構成されていてもよい。この場合、第一の状態においてレリーズボタン302が押下されると、これに応答して制御部220が当該電動機構を作動させて第一筐体200を押し出す。以下、この状態を「第二の状態」と呼ぶ。
第二の状態においては、第一筐体200に設けられたLCDパネルの全面が、第二筐体300の切り欠き部244から完全に露出する。検出部232は、移動通信端末100が第二の状態に移行したことを検出して制御部220に知らせる。
詳細については後述するが、移動通信システム100は、第二の状態においては第一表示領域234A及び第二表示領域234Bの両方(すなわち、LCDパネル234の全面)を使用して表示を行う。
図3及び図4に示すような構成により、例えば、第一の状態において電子メールの着信を知ったユーザは、レリーズボタン302を操作して移動通信端末100を第二の状態に移行させることにより、全体が露出したLCDパネルに当該着信メールの本文を表示してこれを読むことが可能となる。
LCDパネル組み立て部の構成を図5に示す。ここで、LCDパネル組み立て部246は、LCDパネル(表示部)234とその背後に配置されたバックライト236とを含む。バックライト236は複数の光源を含むように構成され、例えば、白色発光ダイオード(LED)236A乃至236D等の複数の光源を端部に配置したライトガイドを用いて、当業者に周知の技術によって構成される。
本実施例では、第一の状態において切り欠き部244から露出されるLCDパネルの第一表示領域234Aは、例えばバックライト236A及び236B(第一バックライト)によって照明され、第二表示領域はバックライト236C及び236D(第二バックライト)によって照明される。従って、第一の状態においては、バックライト236A及びバックライト236Bを点灯すれば、LCDパネルの第一表示領域を照明するに充分であり、バックライト236A乃至236Dの全てを点灯する必要はない。一方、第二の状態においては全てのバックライトを点灯する必要がある。
LCDパネルのバックライト236の制御を行うための構成を図6に詳細に示す。バックライト駆動部248は、電源238から供給される起電力を、並列接続されたバックライト236A乃至236Dを駆動するために適当な電圧並びに電流に変換するためのチャージポンプ250と電流駆動源252とを含む。バックライト駆動部248は、制御部220からバックライト駆動部制御信号線253を介して発給されるバックライト駆動部制御信号に従ってバックライト236A乃至236Dを点灯する。
制御部220は、当業者にとって周知の技術により、表示信号線254を介して表示情報をLCDパネル234の表示バッファに順次送出する。
ここで、LCDパネル234の第二表示領域234Bを照明する際に必要となるバックライト236C及びバックライト236Dは、MOSトランジスタ等により構成されるバックライト・スイッチ256を介してチャージポンプ250に接続される。制御部220から発給されるバックライト・スイッチ制御信号を介してバックライト・スイッチ256を制御することにより、バックライト236A及び236Bのみを点灯するか、バックライト236A乃至236Dの全てを点灯するかを選択することができる。バックライト・スイッチ256として図示されるようなnチャネルMOSトランジスタを用いた場合、バックライト・スイッチ制御信号線258をハイ(HIGH)に設定すればバックライト236A乃至236Dは全点灯の状態となり、ロー(LOW)に設定すればバックライト236A及び236Bのみの部分点灯となる。
第一筐体200が第二筐体300に収納され、移動通信端末100が第一状態となると、第一の状態を検出する検出部232Aが閉結する。これにより、制御部220は第一筐体200及び第二筐体300の機械的関係が第一の状態であることを検知する。第一の状態において、制御部220はバックライト・スイッチ制御信号線258をローに設定し、バックライト236のうち、第一表示領域234Aに対応するバックライト236A及び236Bのみを点灯可能とし、バックライト236C及びバックライト236Dを点灯しないように制御する。
一方、レリーズボタン302の操作により第一筐体200が第二筐体300からポップアップされて、移動通信端末100が上述の第二の状態に移行すると、第二の状態を検出する検出部232Bが閉結する。これにより、制御部220は第一筐体220及び第二筐体300の機械的関係が第二の状態であることを検知する。第二の状態において、制御部220はバックライト・スイッチ制御信号線258をハイに設定し、バックライト236を構成するバックライト236A乃至236Dを全て点灯可能となるように制御する。
以上の構成により、本実施例の移動通信端末100は、使用すべき表示領域の変化に伴って、必要なLCDバックライト光源を選択的に制御することが可能となり、電源の節電が可能となる。
移動通信端末100は、第一筐体200が収納されているか否か(すなわち、端末が第一の状態と第二の状態のいずれの状態にあるか)に応じて、表示部234の表示方式を自動的に変更したり、操作部306の一部のみを操作可能としたり、表示部234に表示されるメニューの種類を変更したりする。また、移動通信端末100は、第一筐体200が第二筐体300内に収納されたり第二筐体300から押し出されたりすることに応答して、所定の機能を実行する。例えば、移動通信端末100は、着信時に第一筐体200が押し出されると、これに応答して発呼端末との間で通話接続を行う。さらに、移動通信端末100は、所定の機能の実行が指示されたことに応答して、レリーズボタン302を作動させて第一筐体200を第二筐体300から自動的に押し出すように構成してもよい。
以下において、使用の際の移動通信端末100の動作を具体的に説明する。表示部234はLCDパネルとして構成されていると仮定する。移動通信端末100の動作フローの一例を図7に示す。図7の動作フローは、第一筐体200が収納されているか否かに応じて制御部220が所定の機能を実行する様子を示している。
ユーザが端末100の電源を入れると(ステップ702)、検出部232が起動する(ステップ704)。検出部232は、第一筐体200が第二筐体300に収納されているか否か(すなわち、第一の状態であるか否か)を検出する(ステップ706)。第一筐体200が収納されている場合(ステップ706の「はい」)、検出部232はその旨を示す信号を制御部220に送信する。制御部220は、当該信号に応答して、表示部234の第一表示領域234Aを駆動する(ステップ708)。例えば、制御部220は、図6に示すような構成により、第一表示領域を構成する液晶セルのみを駆動するとともにバックライト236A及び236Bのみを動作させる。このとき第二表示領域を構成する液晶セルは駆動されず、バックライト236C及び236Dは作動しない。制御部220はまた、第一表示領域234Aに初期メニューを表示するようにしてもよい。当該初期メニューは、第二の状態において表示部234に表示される初期メニューとは異なり、第一の状態において起動できるメニューのみを含む簡易なものとしてもよい。このような初期メニューの設定は、第一筐体200の記憶部(ROM226やRAM228)に格納されており、必要に応じて制御部220により参照される。これにより、第一の状態において不要な機能に関するメニューを表示せずにすみ、ユーザが所望の機能を迅速に実行できるようになる。
制御部220は、操作部306のキーのうち第一の状態において必要な一部のキーのみを使用可能とし、その他のキーが押下されても反応しないように構成することができる。例えば、図7のステップ708に示したように、制御部220は、音声通話に使用されるキーが押下された場合にのみ反応するように構成されてもよい。第一の状態において使用可能とすべきキーの設定は、第一筐体200の記憶部(ROM226やRAM228)に格納されており、必要に応じて制御部220により参照される。
ユーザが操作部306の所定のキーを操作したり電話帳データから選択したりすることにより宛先の電話番号を入力すると、入力された電話番号は制御部220に伝えられ、制御部220はこれを表示部234に表示する。このとき制御部220は第一筐体200が収納されていることをステップ706において既に認識している。制御部220は、第一表示領域234Aに対応する液晶セルのみを駆動し、バックライト236A及び236Bのみを作動させ、第一表示領域234Aに電話番号を表示する。この状態で発信キーを押すことにより発呼がなされる。
電源ON時に第一筐体200が収納されていない場合(ステップ706の「いいえ」)、検出部232はその旨を示す信号を制御部220に送信する。当該信号に応答して、制御部220は、表示部234の第一表示領域234A及び第二表示領域234Bの両方を駆動する(ステップ720)。例えば、制御部220は、図6に示すような構成により、両表示領域を構成する液晶セルのみを駆動するとともにバックライト236A乃至236Dの全てを動作させる。制御部220はまた、表示部234に初期メニューを表示してもよい。この場合の初期メニューは、第一の状態におけるメニューとは異なり、全ての機能に対応したメニューを含む。これにより、第二の状態において、ユーザは電子メールの作成やブラウザの起動など、大画面表示を利用して行う所望の機能を実行できる。また、制御部220は、操作部306のキーの全てのキーを使用可能とする。
再びステップ708に戻って説明を続ける。第一の状態においてユーザがレリーズボタン302を押下すると(ステップ710の「はい」)、スライド機構が作動し、第一筐体200は第二筐体300から押し出される(ステップ712)。制御部220はこれを検知し、検出部232を起動する(ステップ714)。第一筐体200が収納されておらず、第二の状態に移行している場合(ステップ716の「はい」)、上述のステップ720に移行する。ステップ316において第一筐体200が未だに収納されている場合、制御部220は、レリーズボタン302が操作されたにも関わらず第二の状態に移行しないことを表示部234の第一表示領域234Aに表示するなどする(ステップ718)。
ステップ720の後、ユーザが手動で第一筐体200を押し込んで第二筐体300内に収納するなどすると(ステップ722の「はい」)、制御部220はこれを検知し、動作フローは再びステップ704に戻る。移動通信端末100が引き続き第二の状態にある場合(ステップ722の「いいえ」)、制御部220は、所定時間ごとに検出部232を起動して端末の状態を確認してもよい(ステップ714)。
移動通信端末100の動作フローの他の一例を図8及び図9に示す。図8及び図9の動作フローは、所定の機能の実行が指示されたことに応答して、第一筐体200が第二筐体300から押し出されて第二の状態に移行したり、第一筐体200が第二筐体300内に収納されて第一の状態に移行したりする様子を示している。
移動通信端末100の電源が入力され(ステップ802)、ユーザが所定のキー操作を行ったり所定のメニューを選択したりすることによって(ステップ804)、RAM228に格納されているデータのうち表示部234の全面を用いて表示すべきデータの表示を指示すると(ステップ806の「はい」)、制御部220はこれを検知して検出部232を起動する(ステップ808)。第一筐体200が収納されている場合(ステップ810の「はい」)、検出部232はその旨を示す信号を制御部220に送信する。制御部220はレリーズボタン302を作動させるなどして端末のスライド機構を動作させる(ステップ812)。第一筐体200が押し出されて端末が第二の状態に移行した後、制御部220は、表示部234の全面、すなわち第一表示領域234A及び第二表示領域234Bを駆動し、バックライト236A乃至236Dの全てを作動させる(ステップ814)。その上で、制御部220はユーザの指示に基づいてRAM228に格納された所定のデータを表示部234に表示する。ステップ810において第一筐体200が収納されておらず、端末100が第二の状態にある場合には、検出部232はその旨を示す信号を制御部220に送信する。その後制御部220はステップ814に進んで上述の動作を行う。
この状態で端末100に対して他の操作がなされずレリーズボタン302が押下されない限り(ステップ816の「いいえ」)、表示部234は上記データを表示し続ける。一方、ユーザが当該データの閲覧や編集を終えて手動で第一筐体200を押し込んで第二筐体300内に収納するなどすると(ステップ816の「はい」)、制御部220はこれを検知してデータをRAM228に格納する(ステップ818)。第一筐体200は第二筐体300内に収納されて端末100は第一の状態に戻る(ステップ820)。ここでは、第一筐体200の収納を手動で行うものと仮定して説明した。しかし、移動通信端末100が電動式のスライド機構を有していれば、ボタン302の押下に応答して制御部220が当該スライド機構を作動させて第一筐体200の収納を自動的に行うことも可能である。
ユーザがブラウザソフトの起動を指示した場合(ステップ822の「はい」)、制御部220は検出部232を起動する(ステップ824)。検出部232は、第一筐体200が収納されていることを検出すると(ステップ826の「はい」)、その旨を示す信号を制御部220に送信する。制御部220はレリーズボタン302を作動させるなどして端末100のスライド機構を動作させる(ステップ828)。第一筐体200が押し出されて端末100が第二の状態に移行した後、制御部220は、ステップ814と同様に第一表示領域234A及び第二表示領域234Bを駆動し、全てのバックライトをON状態とする。その上で、制御部220はユーザの指示に基づいてインターネットへの接続作業及びブラウザソフトウェアの起動を行う(ステップ830)。ステップ826において第一筐体200が収納されておらず、端末100が第二の状態にある場合には、直接ステップ830に進むことになる。
この状態で端末100に対して他の操作がなされずレリーズボタン302が押下されない限り(ステップ832の「いいえ」)、ブラウザが立ち上がったままの状態が保たれる。一方、ブラウザソフトウェアの使用を終えたユーザが手動で第一筐体200を押し込んで第二筐体300内に収納するなどすると(ステップ832の「はい」)、制御部220はこれを検知してブラウザソフトウェアを終了する(ステップ834)。第一筐体200は第二筐体300内に収納されて端末100は第一の状態に戻る(ステップ836)。
ユーザが所定のキーを押下したり所定のメニューを選択したりすることにより、端末100に付属のカメラの起動を指示した場合(ステップ902の「はい」)、制御部220は検出部232を起動する(ステップ904)。検出部232は、第一筐体200が収納されていることを検出すると(ステップ906の「はい」)、その旨を示す信号を制御部220に送信する。制御部220はレリーズボタン302を作動させるなどして端末100のスライド機構を動作させる(ステップ908)。第一筐体200が押し出されて端末100が第二の状態に移行した後、制御部220は、ステップ414と同様に第一表示領域234A及び第二表示領域234Bを駆動し、全てのバックライトをON状態とする(ステップ910)。その上で、制御部220はカメラ機能の起動を行う(ステップ910)。ステップ906において第一筐体200が収納されておらず、端末100が第二の状態にある場合には、直接ステップ910に進むことになる。
この状態で端末100に対して他の操作がなされずレリーズボタン302が押下されない限り(ステップ912の「いいえ」)、カメラが起動されたままの状態が保たれる。一方、カメラの使用を終えたユーザが手動で第一筐体200を押し込んで第二筐体300内に収納するなどすると(ステップ4912「はい」)、制御部220はこれを検知してカメラ機能を終了する(ステップ914)。第一筐体200は第二筐体300内に収納されて端末100は第一の状態に戻る(ステップ916)。
他にも、大画面表示を必要とする操作の指示がなされれば(ステップ918)、端末100は上述のようにして第二の状態に移行して指示された機能を起動する(ステップ920)。例えば、小画面表示時にユーザが電子メール作成メニューを選択すると、これに応じて端末100は第二の状態に移行する。また、小画面表示時において、受信した電子メール中に含まれるRSS(Rich Site Summary)情報をユーザが画面上で選択すると、これに応じて端末100は第二の状態に移行し、ブラウザが自動的に起動する。
以上、本明細書においては、本発明を移動通信端末に適用した場合の実施例を詳細に説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。液晶表示部などの表示部を有する携帯オーディオ・プレーヤや携帯ゲーム機などの携帯電子機器に対しても本発明を同様に適用可能であることは当業者にとって明らかであろう。
Claims (6)
- 第一筐体と、前記第一筐体に接続され前記第一筐体の一部を収納可能な第二筐体とを具備する携帯電子機器において、
前記第一筐体は、制御部と、第一表示領域及び第二表示領域を有する表示部と、前記第一表示領域を照明するための少なくとも1つの第一バックライトと、前記第二表示領域を照明するための少なくとも1つの第二バックライトと、前記第一筐体が前記第二筐体に収納されているか否かを検出する検出部とを含み、前記第一筐体が前記第二筐体に収納されると前記表示部のうち前記第一表示部のみが露出するように構成され、
前記第二筐体は、前記制御部に接続された操作部と、前記第一筐体を前記第二筐体から押し出すレリーズ機構を作動させるためのレリーズボタンとを含み、
前記第一筐体が前記第二筐体内に収納されていることを前記検出部が検出したことに応答して、前記制御部は、前記第一表示領域を駆動するとともに前記第一バックライトを点灯させ、
前記レリーズ機構の作動により前記第一筐体が押し出されたことを前記検出部が検出したことに応答して、前記制御部は、前記第一表示領域及び前記第二表示領域を駆動するとともに前記第一バックライト及び前記第二バックライトを点灯させる携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記第一筐体が前記第二筐体内に収納されている場合、前記操作部の所定の一部のキーの操作にのみ反応するように構成される請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記第一筐体が前記第二筐体内に収納されている場合、前記携帯電子機器の機能のうち所定の一部の機能のみに対応するメニューを前記第一表示領域に表示するように構成される請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記第一筐体が前記第二筐体内に収納されている場合に前記第二表示領域を使用する機能の起動が指示されたことに応答して、前記レリーズボタンを作動させる請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記第二表示領域を使用する機能が起動している場合に前記第一筐体が前記第二筐体内に収納されたことに応答して、前記起動している機能を終了させる請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記携帯電子機器は移動通信端末であり、
前記第一筐体は、アンテナと、前記アンテナ及び前記制御部に接続された無線通信回路をさらに含む請求項1に記載の携帯電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007103457A JP2008263332A (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | 携帯電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007103457A JP2008263332A (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | 携帯電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008263332A true JP2008263332A (ja) | 2008-10-30 |
Family
ID=39985511
Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122888A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Sharp Corp | 入力装置および入力装置の制御方法 |
JP2011124890A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Kyocera Corp | 携帯電話機 |
JP2012109664A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Kyocera Corp | 携帯電子機器、画面制御方法および画面制御プログラム |
-
2007
- 2007-04-11 JP JP2007103457A patent/JP2008263332A/ja active Pending
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JP2010122888A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Sharp Corp | 入力装置および入力装置の制御方法 |
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