JP2009081851A - 未知系の同定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
IIR型フィルタ又はこれに近い構造のフィルタを用いて未知系を同定する未知系の同定方法であって、従来よりも収束時間が短い未知系の同定方法を提供する。
【解決手段】
本発明に係る未知系の同定方法は、ある未知の系100と同じ又はこれに近い応答をするデジタルフィルタ200を生成するために、前記デジタルフィルタ200に適応フィルタを用い、前記未知の系100と前記デジタルフィルタ200を並列に接続して、前記デジタルフィルタ200に前記未知の系100に入力する入力信号と同じ信号xを入力し、前記未知の系100から出力された信号y(d)と前記デジタルフィルタ200から出力された信号uとの誤差eに基づいて、前記デジタルフィルタ200の係数γが最適な係数になるよう係数更新を行う未知系の同定方法であって、前記デジタルフィルタ200をIIR型フィルタの構造とし、前記デジタルフィルタ200の係数更新にはFIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズムを用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、適応フィルタを用いて未知系を同定する未知系の同定方法に関する。
ある未知の系に入力信号を入力して出力信号が出力される場合に、所定のデジタルフィルタの係数を調整して、そのデジタルフィルタに未知の系と同じ入力信号を入力したときに未知の系と同じ出力信号が出力されるようにすること、つまり、デジタルフィルタを用いて未知の系と同じ応答を行う系を生成することを未知系の同定、又はシステム同定という。このシステム同定の技術は、音響エコーキャンセラー等で実際に利用されている。例えば、電話機のハンズフリー機能を使う場合、すなわち、受話器を持たずにマイクロホンとスピーカを使って会話をする場合、何もしなければ、マイクロホンとスピーカの間に音響的な結合が生じ、ハウリングが起きてしまう。ところが、スピーカとマイクロホンをつなぐ音響系を未知の系としてデジタルフィルタを用いてシステム同定し、その結果を利用してスピーカからマイクロホンに回り込むエコーと同じ信号を生成して差し引けば、ハウリングを回避することができる。
通常、未知系を同定するためのデジタルフィルタには、適応フィルタが用いられる。適応フィルタとは、係数が最適なものに近づくよう適応的に係数を次々に更新していくフィルタである。この場合、適応フィルタをどのような構造にするか、そしてフィルタの係数更新アルゴリズムをどうするかによって、未知系を同定するまで(係数が収束するまで)の時間や精度が決まることになる。従来、安定した動作が保証される等の理由から、未知系の同定に用いる適応フィルタとしてFIR型フィルタが採用されてきた(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。FIR(Finite Impulse Response;有限インパルス応答)型フィルタとは、フィードバックループを有していない構造のフィルタであって、非再帰型フィルタまたは移動平均型フィルタとも呼ばれている。ただし、FIR型フィルタよりも回路規模が小さくなるという期待から、適応フィルタとしてIIR型フィルタを用いて未知系の同定を行う研究もされている。IIR (Infinite Impulse Response;無限インパルス応答) 型フィルタとは、フィードバックループを有する構造のフィルタであって、再帰型フィルタまたは自己回帰型フィルタとも呼ばれている。
特開平7−202765号公報 特開2002−76999号公報 「適応フィルタ入門」第4版2刷、現代工学社、2003年
ところが、IIR型フィルタに用いる一般的な係数更新アルゴリズムは非常に複雑であり、IIR型フィルタを用いて未知系を同定する場合、同定を開始してから出力が収束するまでの時間が非常に長く、実際の使用に耐えられるものではなかった。そこで本発明は、IIR型フィルタ又はこれに近い構造のフィルタを用いて未知系を同定する未知系の同定方法であって、従来よりも収束時間が短い未知系の同定方法を提供することを目的としている。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る未知系の同定方法は、ある未知の系と同じ又はこれに近い応答をするデジタルフィルタを生成するために、前記デジタルフィルタに適応フィルタを用い、前記未知の系と前記デジタルフィルタを並列に接続して、前記デジタルフィルタに前記未知の系に入力する入力信号と同じ信号を入力し、前記未知の系から出力された信号と前記デジタルフィルタから出力された信号との誤差に基づいて、前記デジタルフィルタの係数が最適な係数になるよう係数更新を行う未知系の同定方法であって、前記デジタルフィルタをIIR型フィルタの構造とし、前記デジタルフィルタの係数更新にはFIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズムを用いる。
また、上記の未知系の同定方法において、前記デジタルフィルタは、自己が出力した出力信号を帰還させ、この帰還させた信号を順に遅延させ、順に遅延させた信号のそれぞれに前記係数更新アルゴリズムによって得た前記係数を積算し、積算して得られた各信号を前記入力信号に加算し、加算して得られた信号を出力する構造を有するようにしてもよい。
さらに、本発明に係る他の未知系の同定方法は、ある未知の系と同じ又はこれに近い応答をするデジタルフィルタを生成するために、前記デジタルフィルタに適応フィルタを用い、前記未知の系と前記デジタルフィルタを並列に接続して、前記デジタルフィルタに前記未知の系に入力する入力信号と同じ信号を入力し、前記未知系から出力された信号と前記デジタルフィルタから出力された信号との誤差に基づいて、前記デジタルフィルタの係数が最適な係数になるよう係数更新を行う未知系の同定方法であって、前記デジタルフィルタは、前記未知の系が出力した出力信号を取り込み、この取り込んだ信号を順に遅延させ、順に遅延させた信号のそれぞれに前記係数を積算し、積算して得られた各信号を前記入力信号に加算し、加算して得られた信号を出力する構造とし、前記デジタルフィルタの前記係数の更新にはFIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズムを用いる。
また、上記の未知系の同定方法において、前記デジタルフィルタが格子構造を有するようにしてもよい。
本発明によれば、IIR型フィルタ又はこれに近い構造のフィルタを用いて未知系を同定する未知系の同定方法であって、従来よりも収束時間が短い未知系の同定方法を提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態について図を参照して説明する。なお、全ての図面において、同一または相当する部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
はじめに、本発明の第1実施形態に係る未知の同定方法について説明する。図1は、適応フィルタ200と未知系100との接続構造を示した図である。図1に示すように、未知系100と適応フィルタ200は並列に接続されており、時刻jにおいて、未知系100と適応フィルタ200には同じ入力信号xjが入力される。未知系100の出力yjに外乱njが加えられた信号を信号djとすると、本実施形態では、適応フィルタ200の出力ujが上記の信号djに近づくように適応フィルタ200の係数γjを更新する。つまり、未知系100の出力yjに外乱njが加えられた信号djから適応フィルタ200の出力ujを引いた誤差の信号ejが0(ゼロ)に近づくように、適応フィルタ200の係数γjを更新する。また、適応フィルタ200の係数γjの更新は、上記の誤差の信号ejおよび未知系100および適応フィルタ200に入力される入力信号xjに基づいて、係数更新アルゴリズム(係数更新回路300)によって行われる。以下、本実施形態に係る適応フィルタ200の構成および係数更新アルゴリズムについて説明する。
図2は、本実施形態に係る適応フィルタ200の構成を示した図である。図2に示すように、本実施形態に係る適応フィルタ200は、過去の出力が現在の出力へと循環するIIR型フィルタである。より具体的には、本実施形態に係る適応フィルタ200は、自己が出力した信号ujを帰還させ、この帰還させた信号ujを順に遅延させ、順に遅延させた信号bj(1)〜bj(M)のそれぞれに係数更新アルゴリズムによって得た係数γj(M)〜γj(1)を積算し、積算して得られた各信号を次の入力信号xj+1に加算し、加算して得られた信号を出力信号uj+1として出力する構造を有している。このとき、適応フィルタ200の帰還部の入力をbj(0)とし、適応フィルタの出力をfj(M)とすると、bj(0)=fj(M)と表わすことができる。
また、適応フィルタ200の係数の更新は、FIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズム(係数更新回路300(図1参照))が用いられる。FIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズムには、例えば、学習同定法(NLMS:Normalized Least Mean Square)、LMS(Least Mean Square)法、逐次最小2乗法等がある。学習同定法によれば、時刻j+1におけるm(m=1...M)段目の係数γj+1(m)は、下記の第1式に示す係数更新式によって更新される。ここで、第1式に示すμはステップサイズを表わしており、ejは時刻jにおける誤差の信号を表わしており、bj(M−m)はm段目に入力される信号を表わしている。なお、段数は、適応フィルタ200の出力側から離れたものから1段目として数えることとする。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る未知系の同定方法について説明する。本実施形態に係る適応フィルタ200と未知系100の接続構造は、第1実施形態に係る接続構造と同様に図1に示す接続構造を有している。
図3は、本実施形態に係る適応フィルタ200の構成を示した図である。図3に示すように、本実施形態に係る適応フィルタ200は、第1実施形態と同様にIIR型フィルタであるが、その中でも格子(ラティス)構造を有するいわゆるラティスフィルタである。この場合、m段目には次の信号が入力される。つまり、1段目からm段目の出力を合算したものに(m+1)段目の係数を負にした係数を積算し、積算した信号を(m+1)段目の入力信号に加算し、これを遅延させた信号がm段目に入力される。例えば、図3のM−1段目の場合、1段目からM−1段目までの出力を合算したものに、係数−γj(M)を積算し、これにM段目の入力信号bj-1(0)を加算した信号bj(1)を、さらに遅延させた信号bj-1(1)が入力される。なお、本実施形態では、第1実施形態の場合と同様、帰還部の入力は、bj(0)=fj(M)となる。
また、適応フィルタ200の係数更新は、第1実施形態と同様に、FIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズム(係数更新回路300)が用いられる。学習同定法によれば、時刻j+1におけるm(m=1...M)段目の係数γj+1(m)は、下記の第2式に示す係数更新式によって更新される。第2式は、第1式と一部構成が異なるが、これはラティスフィルタの構造に対応させたためである。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る未知系の同定方法について説明する。図4は、適応フィルタ200と未知系100との接続構造を示した図である。図4に示すように、本実施形態に係る適応フィルタ200と未知系100の接続構造は、未知系100の出力xjに外乱njが加えられた信号djが、適応フィルタ200に入力される点で、第1実施形態および第2実施形態に係る接続構造と異なる。
図5は、本実施形態に係る適応フィルタ200の構成を示した図である。図5に示すように、本実施形態に係る適応フィルタ200は、第1実施形態に係る適応フィルタ200(図2参照)とほぼ同じ構成を有している。ただし、本実施形態に係る適応フィルタ200は、未知系の出力yjに外乱njを加えた信号djを帰還させる点で、自己が出力した信号ujを帰還させる第1実施形態に係る適応フィルタ200と構成が異なる。そのため、本実施形態に係る適応フィルタ200は、厳密な意味でのIIRフィルタではないが、IIRフィルタとほぼ同じ構造を有しているため、IIRフィルタと同様に回路規模が小さくなることを期待することができる。ここでは、bj(0)=dj=yj(n)+njとなる。
また、本実施形態においても、適応フィルタ200の係数更新は、第1実施形態と同様に、FIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズム(係数更新回路300)が用いられる。学習同定法であれば、上記の第1式に示す係数更新式によって係数が更新される。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る未知系の同定方法について説明する。本実施形態に係る適応フィルタ200と未知系100の接続構造は、第3実施形態に係る接続構造と同様に図4に示す接続構造を有している。
図6は、本実施形態に係る適応フィルタ200の構成を示した図である。図6に示すように、本実施形態に係る適応フィルタ200は、第2実施形態に係る適応フィルタ200(図3参照)とほぼ同じ構成を有している。ただし、本実施形態に係る適応フィルタ200は、未知系の出力yjに外乱njを加えた信号djを帰還させる点で、自己が出力した信号を帰還させる第2実施形態に係る適応フィルタ200と構成が異なる。そのため、本実施形態に係る適応フィルタ200は、厳密な意味でのIIRフィルタではないが、IIRフィルタとほぼ同じ構造を有しているため、IIRフィルタと同様に回路規模が小さくなることを期待することができる。ここでは、bj(0)=dj=yj(n)+njとなる。
また、適応フィルタ200の係数更新は、第2実施形態と同様に、FIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズム(係数更新回路300)が用いられる。学習同定法であれば、上記の第2式に示す係数更新式によって係数が更新される。以上が、本発明の第1〜4実施形態に係る同定方法の説明である。
(シミュレーション)
次に、上述した実施形態のうち、第1、3、及び4実施形態に係る未知系の同定方法について、効果を確認するためのシミュレーションの方法及び結果について説明する。シミュレーションを行うにあたり、未知系100の構造として、図7に示すようなIIR型フィルタの構造を想定する。つまり、本実施形態に係るシミュレーションでは、図7に示す構造の未知系100を同定する。なお、図7に示すように、未知系100の構造を2次IIRフィルタの縦続接続としているのは、未知系100の安定性を確保するためである。また、未知系100に用いるIIRフィルタの次数(段数)をI=10(未知)とし、各段の係数α1、β1を次の式で与える。さらに、下記の式のγiとcosθiには表1に示す値を与える。また、参照信号は白色雑音、参照信号外乱比は40dBとする。

一方、適応フィルタ200は、次数(段数)M=32(未知系の次数2Iよりも大きい)とする。また、係数更新アルゴリズム(係数更新回路300)として学習同定法を用い、ステップサイズμ=0.1とする。図8は以上の条件を与えて得られた収束特性であって、縦軸が出力誤差(dB)を表わしており、横軸が時間(ブロック(K=246))を表わしている。図中の(1)に示す曲線が図2の適応フィルタ200を用いた場合(第1実施形態)の収束特性であり、(2)に示す曲線が図5の適応フィルタ200を用いた場合(第3実施形態)の収束特性であり、(3)に示す曲線が図6の適応フィルタ200を用いた場合(第4実施形態)の収束特性である。
図8に示す結果から、各適応フィルタ200に更新係数にFIRフィルタに使用する係数更新アルゴリズムを適用することで、全ての場合において1000ブロック以内に収束することがわかる((1)〜(3)の特性参照)。また、適応フィルタ200に外乱を含む未知系の出力を入力するとより早く収束し、より安定することがわかる((2)、(3)の特性参照)。さらに、適応フィルタ200をラティスフィルタとすることでさらに、性能向上が図れることがわかる((3)の特性参照)。
以上のように、本発明によれば、収束時間を現実的なものにすることができる。つまり、従来のIIR型フィルタを使用する場合よりも収束時間が短い未知系の同定方法を提供することができる。よって、同定方法を用いる騒音除去等の技術分野において有益である。
本発明の第1実施形態に係る適応フィルタと未知系との接続構造を示した図である。 本発明の第1実施形態に係る適応フィルタの構成を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る適応フィルタの構成を示した図である。 本発明の第3実施形態に係る適応フィルタと未知系との接続構造を示した図である。 本発明の第3実施形態に係る適応フィルタの構成を示した図である。 本発明の第4実施形態に係る適応フィルタの構成を示した図である。 シミュレーションに用いる未知系の構成図である。 本発明の各実施形態に係るシミュレーション結果を示した図である。
符号の説明
100 未知系
200 適応フィルタ
300 係数更新回路

Claims (4)

  1. ある未知の系と同じ又はこれに近い応答をするデジタルフィルタを生成するために、前記デジタルフィルタに適応フィルタを用い、前記未知の系と前記デジタルフィルタを並列に接続して、前記デジタルフィルタに前記未知の系に入力する入力信号と同じ信号を入力し、前記未知の系から出力された信号と前記デジタルフィルタから出力された信号との誤差に基づいて、前記デジタルフィルタの係数が最適な係数になるよう係数更新を行う未知系の同定方法であって、
    前記デジタルフィルタをIIR型フィルタの構造とし、前記デジタルフィルタの係数更新にはFIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズムを用いる未知系の同定方法。
  2. 前記デジタルフィルタは、自己が出力した出力信号を帰還させ、この帰還させた信号を順に遅延させ、順に遅延させた信号のそれぞれに前記係数更新アルゴリズムによって得た前記係数を積算し、積算して得られた各信号を前記入力信号に加算し、加算して得られた信号を出力する構造を有する、請求項1に記載の同定方法。
  3. ある未知の系と同じ又はこれに近い応答をするデジタルフィルタを生成するために、前記デジタルフィルタに適応フィルタを用い、前記未知の系と前記デジタルフィルタを並列に接続して、前記デジタルフィルタに前記未知の系に入力する入力信号と同じ信号を入力し、前記未知の系から出力された信号と前記デジタルフィルタから出力された信号との誤差に基づいて、前記デジタルフィルタの係数が最適な係数になるよう係数更新を行う未知系の同定方法であって、
    前記デジタルフィルタは、前記未知系が出力した出力信号を取り込み、この取り込んだ信号を順に遅延させ、順に遅延させた信号のそれぞれに前記係数を積算し、積算して得られた各信号を前記入力信号に加算し、加算して得られた信号を出力する構造とし、
    前記デジタルフィルタの前記係数の更新にはFIR型フィルタに適用可能な係数更新アルゴリズムを用いる未知系の同定方法。
  4. 前記デジタルフィルタは格子構造を有する、請求項1乃至3のうちいずれか一の項に記載の同定方法。
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