JP2009081742A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハードディスク装置などの記憶装置のデータ書き込み速度が低下することによって印刷ジョブの完了までに通常より長い時間を要する場合にもユーザに思わぬ不便を与えることのない画像形成装置を提供する。
【解決手段】ハードディスク装置19は基準温度範囲外(たとえば低温時)においてデータの書き込み速度が低下する。CPU32は、ジョブ投入時、あるいはジョブ実行中に、SMART機能などによりハードディスク装置19の内部温度を取得し、該温度が基準温度範囲外の場合は、低下したデータ書き込み速度でその印刷ジョブを実行した場合の終了予測時間を算出して操作表示部35に表示する。
【選択図】図1
【解決手段】ハードディスク装置19は基準温度範囲外(たとえば低温時)においてデータの書き込み速度が低下する。CPU32は、ジョブ投入時、あるいはジョブ実行中に、SMART機能などによりハードディスク装置19の内部温度を取得し、該温度が基準温度範囲外の場合は、低下したデータ書き込み速度でその印刷ジョブを実行した場合の終了予測時間を算出して操作表示部35に表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力される画像データをハードディスク装置などの記憶装置に記憶し、該記憶装置から画像データを読み出して印刷ジョブを実行する画像形成装置に係り、特に、所定の温度範囲外においてデータの書き込み速度が低下する記憶装置を使用した画像形成装置に関する。
ハードディスク装置などの記憶装置が組み込まれた機器では、低温あるいは高温時における記憶装置の動作速度の低下や機能不全が機器全体の性能に大きな影響を与える場合がある。
このため、たとえば、ハードディスク装置などの記憶装置を加熱するための発熱手段を設け、低温時に記憶装置が確実に動作する環境を短時間で得られるようにした装置がある(たとえば、特許文献1参照。)。
また、低温あるいは高温時にハードディスク装置などの記憶装置へのアクセスを停止させ、ファンの制御により低温状態あるいは高温状態から早期に脱するように温度管理を行う装置がある(たとえば、特許文献2参照。)。
一方、近年のハードディスク装置は高密度記録による大容量化が計られており、適正温度範囲外で使用すると、高密度記録の特性から書き込みエラーが発生し易くなっている。そこで、内部温度を測定し、所定の温度範囲外にあるときはデータの書き込み速度を通常より低下させることで書き込みエラーの発生を防止する機能を備えたハードディスク装置がある。
所定の温度範囲外にあるときにデータの書き込み速度を通常より低下させるハードディスク装置などの記憶装置を画像メモリとして使用する画像形成装置においては、記憶装置の書き込み速度や読み出し速度が低下すると、その影響を受けてプリント速度が低下し、印刷の生産性が低下してしまう。このような状態でユーザが印刷の生産性が低下することを知らずに印刷ジョブを投入すると、ジョブ完了までに予想外の時間を要してユーザに思わぬ不便を与えることがある。
一方、低温時のパフォーマンス低下を救うためにハードディスク装置などの記憶装置を加熱する発熱手段を設けると、装置のコストアップを招いてしまう。また、低温あるいは高温時に記憶装置へのアクセスを停止すると、その間はプリントできなくなり、装置のパフォーマンスが大きく低下してしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、記憶装置のデータ書き込み速度の低下によって印刷ジョブの完了までに通常より長い時間を要する場合にもユーザに思わぬ不便を与えることのない画像形成装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]入力される画像データを記憶装置に記憶し、該記憶装置から前記画像データを読み出して印刷ジョブを実行する画像形成装置において、
前記記憶装置の温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段で取得した温度における前記記憶装置のデータの書き込み速度に応じた前記印刷ジョブの終了予測時間を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出した前記終了予測時間をユーザに通知する通知手段と、
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
前記記憶装置の温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段で取得した温度における前記記憶装置のデータの書き込み速度に応じた前記印刷ジョブの終了予測時間を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出した前記終了予測時間をユーザに通知する通知手段と、
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
上記発明では、ハードディスク装置などの記憶装置の温度を取得し、この温度での書き込み速度で印刷ジョブを実行した場合の当該ジョブの終了予測時間を算出してユーザに通知する。たとえば、低温により記憶装置の書き込み速度が低下している場合に、その状態で実行した場合のジョブの終了予測時間が計算されてユーザに通知される。
[2]前記算出手段は、前記印刷ジョブを最速で実行した場合の終了予測時間と、前記印刷ジョブを前記最速で実行するために必要な前記記憶装置への書き込み速度と、前記温度取得手段で取得した温度における前記記憶装置の書き込み速度とから、前記温度における前記印刷ジョブの終了予測時間を算出する
ことを特徴とする[1]に記載の画像形成装置。
ことを特徴とする[1]に記載の画像形成装置。
[3]前記通知手段によって通知する前記終了予測時間を、前記印刷ジョブの実行中に更新する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像形成装置。
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像形成装置。
上記発明では、大量印刷の場合、記憶装置の温度がジョブ実行中に基準温度範囲の内外に変動する場合があるため、ジョブ実行中に終了予測時間を更新することによって、より正確な終了予測時間をユーザに通知する。
[4]データの書き込み速度の温度特性を示す機種データを複数の機種の記憶装置について記憶した機種データ記憶部を備え、
前記算出手段は、前記機種データ記憶部から入手した、当該画像形成装置に搭載されている記憶装置の機種データに基づいて前記終了予測時間を算出する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
前記算出手段は、前記機種データ記憶部から入手した、当該画像形成装置に搭載されている記憶装置の機種データに基づいて前記終了予測時間を算出する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、複数の機種の記憶装置に対応することができる。
[5]前記機種データ記憶部に記憶された機種データを更新するデータ更新手段を有する
ことを特徴とする[4]に記載の画像形成装置。
ことを特徴とする[4]に記載の画像形成装置。
上記発明では、新たな記憶装置の機種に対応することができる。
[6]前記記憶手段は、SMART機能を備えたハードディスク装置であり、前記温度取得手段は、前記ハードディスク装置の温度を前記SMART機能により取得する
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、温度センサを別途設けることなく、的確にハードディスク装置の内部温度を取得することができる。
[7]入力される画像データを記憶装置に記憶し、該記憶装置から前記画像データを読み出して印刷ジョブを実行する複数台の画像形成装置と、前記複数台の画像形成装置に1つの印刷ジョブを分担して実行させる印刷制御装置とを備えた印刷システムにおいて、
前記各画像形成装置は、
自機の記憶装置の温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段で取得した温度における前記記憶装置のデータの書き込み速度に応じた印刷の終了予測時間を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出した終了予測時間を前記印刷制御装置に通知する通知手段と
を備え、
前記印刷制御装置は、前記各画像形成装置に所定の同一量の印刷を実行する場合の終了予測時間を問い合わせし、各画像形成装置から回答された終了予測時間の逆比に従って前記各画像形成装置に印刷ジョブを分配する
ことを特徴とする印刷システム。
前記各画像形成装置は、
自機の記憶装置の温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段で取得した温度における前記記憶装置のデータの書き込み速度に応じた印刷の終了予測時間を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出した終了予測時間を前記印刷制御装置に通知する通知手段と
を備え、
前記印刷制御装置は、前記各画像形成装置に所定の同一量の印刷を実行する場合の終了予測時間を問い合わせし、各画像形成装置から回答された終了予測時間の逆比に従って前記各画像形成装置に印刷ジョブを分配する
ことを特徴とする印刷システム。
上記発明では、効率よくジョブを分配してタンデム印刷を実行させることができる。
本発明に係る画像形成装置によれば、記憶装置のデータ書き込み速度の低下によって印刷ジョブの完了までに通常より長い時間を要する場合でも、ユーザに思わぬ不便を与えることはない。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取って得た画像の複製を記録紙上に形成して印刷出力するコピー機能などを備えたディジタル複写機として構成されている。
画像形成装置10は、原稿を読み取るスキャナ部11と、スキャナ部11の有するイメージセンサ12から出力されるアナログの画像データを量子化してディジタル画像データに変換するA/D変換部13と、A/D変換部13から出力されるディジタル画像データに対して各種の画像処理を施す読み取り系画像処理部14と、画像メモリ15に対するデータのリード・ライトなどを制御するメモリ制御部16と、画像データの圧縮および伸張を行なう圧縮/伸張器18と、圧縮/伸張器18で圧縮された画像データもしくは非圧縮の画像データを保存する記憶装置としてのハードディスク装置(HDD)19と、画像データに対して印刷出力のための各種画像処理を施す出力系画像処理部21と、出力系画像処理部21からの画像データに基づいて記録紙上に画像形成してプリント出力するプリンタ部22とを備えている。ハードディスク装置19は圧縮/伸張器18の配下に接続されている。
さらに画像形成装置10は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスなどで構成されたシステムバス31に備え、該システムバス31には、当該画像形成装置10を統括制御する機能を果たすCPU(Central Processing Unit)32と、CPU32が実行するプログラムや各種のデータを書き換え可能で不揮発に記憶するフラッシュメモリ33と、CPU32がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用されるRAM(Random Access Memory)34と、操作表示部35と、ネットワークI/F部36と、前述のメモリ制御部16が接続されている。
操作表示部35は、表面にタッチパネルを備えた液晶ディスプレイと各種の操作スイッチから構成され、ユーザに各種の案内表示や状態表示を行ったり、ユーザから各種の操作を受け付けたりする機能を有している。
ネットワークI/F部36は、LAN(Local Area Network)などのネットワークと接続されて外部装置とデータの授受を行なう機能を果たす。また、ネットワークI/F部36は文字コードなどで構成された印刷データを外部端末からネットワークを通じて受信し、該印刷データをイメージデータ(画像データ)に展開する機能を備えており、スキャナ部11と同様に画像データの入力手段としての機能を果たす。
スキャナ部11は、ライン単位に原稿を読み取るイメージセンサ12のほか、図1では図示省略してあるが、原稿に光を照射する光源、イメージセンサ12によるライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に移動させる移動機構、原稿からの反射光をイメージセンサ12に導いて結像させるレンズやミラーからなる光学部品などを備えている。さらにスキャナ部11は、複数枚の原稿を順次連続的に読み取るための図示しない自動原稿送り装置を備えている。
読み取り系画像処理部14は、A/D変換部13から入力される画像データに対して、シェーディング補正、輝度−濃度変換、領域判別、各種のフィルタ処理(たとえば、倍率変換、ガンマ変換など)などの画像処理を施す機能を果たす。
メモリ制御部16は、読み取り系画像処理部14および画像メモリ15、圧縮/伸張器18、出力系画像処理部21、システムバス31の間でのデータの受け渡しを管理し制御する機能を備えている。詳細には、読み取り系画像処理部14から出力された画像データを入力する機能、画像メモリ15に対してアドレス信号やタイミング信号などを与えて画像メモリ15へのデータの書き込み及び読み出しを制御する機能、圧縮/伸張器18との間でデータを授受する機能、画像メモリ15に記憶されている画像データを出力系画像処理部21に出力する機能、システムバス31側と画像データや制御データを授受する機能などを果たす。
出力系画像処理部21は、メモリ制御部16からの画像データに対して、ガンマ変換、周波数変換、PWM変換などの画像処理を施す機能およびプリンタ部22からのタイミング信号に同期させて画像データを順次プリンタ部22へ送出するタイミング制御機能などを果たす。
プリンタ部22は、出力系画像処理部21から入力された画像データに対応する画像を電子写真プロセスによって記録紙上に形成して出力するものであり、図示省略してあるが、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有する、いわゆるレーザープリンタとして構成されている。他の方式のプリンタであってもかまわない。
ハードディスク装置19は、自己診断および報告機能であるSMART(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)機能を搭載している。SMARTは、読み込みエラーの発生率、ディスク回転の再試行回数、温度などハードディスク装置内部のさまざまな情報を監視して外部に報告する技術である。CPU32は、SMART機能によりハードディスク装置19の温度情報を取得する。なお、内部温度を外部に通知するSMART機能などの機能をハードディスク装置19が搭載していない場合は、ハードディスク装置19の表面や近傍に別途の温度センサを取り付け、該温度センサからCPU32がハードディスク装置19に関する温度情報を取得するように構成されてもよい。
以下、原稿を複写するコピージョブを例に画像形成装置10の動作を説明する。画像形成装置10では、コピージョブを実行する場合、スキャナ部11で原稿を読み取って得た画像データを、読み取り系画像処理部14で処理し、圧縮/伸張器18で圧縮した後、あるいは非圧縮のまま、ハードディスク装置19に一旦記憶する。そして、この記憶された画像データをハードディスク装置19から順次読み出し、非圧縮の場合はそのまま、圧縮されている場合は圧縮/伸張器18で伸張した後、出力系画像処理部21で処理してプリンタ部22に与えることで、プリンタ部22から原稿の複製画像がプリント出力されるようになっている。
このように、コピージョブの実行過程には、ハードディスク装置19に対する画像データの書き込み動作、およびハードディスク装置19からの画像データの読み出し動作が含まれるため、ハードディスク装置19におけるデータの読み出し速度や書き込み速度が複写速度に影響を与えることになる。
図2は、各種のハードディスク装置19における温度とデータの書き込み速度との関係を示す一覧表である。温度は前述したSMART機能によって取得されるハードディスク装置19の内部温度である。
たとえば、機種Aでは、SMART機能による温度Tが20℃<T<55℃の基準温度範囲内にあるときの書き込み速度(通常時の書き込み速度)は70MB/sであるが、温度Tが基準温度範囲外(T≦20℃、T≧55℃)にある場合の書き込み速度(速度低下時の書き込み速度)は50MB/sに低下し、速度低下率は71%になっている。機種Bは、SMART機能による温度Tが15℃<T<50℃の基準温度範囲内にあるときの書き込み速度(通常時の書き込み速度)は70MB/sであり、温度Tが基準温度範囲外(T≦15℃、T≧50℃)にある場合の書き込み速度(速度低下時の書き込み速度)は50MB/sに低下し、速度低下率は28%になっている。このように、機種によって、基準温度範囲や速度低下時の書き込み速度(データ書き込み速度の温度特性)は様々になっている。
画像形成装置10のフラッシュメモリ33には、データ書き込み速度の温度特性を示すデータとして、ハードディスク装置の機種名と基準温度範囲とその基準温度範囲の内外におけるデータの書き込み速度とが対応付けされたデータ(以後、機種データと呼ぶ。)を当該画像形成装置10に搭載される得る複数の機種について記憶してある。なお、一般にデータの読み出し速度は基準温度範囲外であっても通常時と変わらない。
図3は、コピージョブを行う際の動作条件とその動作条件でコピージョブを実行するために必要なハードディスク装置19のデータ転送レート(必要転送れー値)との関係を示す参照テーブル50の一例を示している。参照テーブル50の必要転送レートは、画像データをハードディスク装置19に書き込む動作とハードディスク装置19から画像データを読み出す動作とを行っているときに必要なデータの転送レートを示している。解像度は原稿の読み取り解像度であり、画像ビット幅は、1画素あたりのデータ量を示す。画像ビット幅は複写モード(たとえば、写真モードか否かなど)によって切り替えられる。一般的にビット幅が広い方が画質の良好な画像が得られる。圧縮率はハードディスク装置19に画像データを格納する際に、圧縮/伸張器18が画像データを圧縮する割合である。0%は画像データを圧縮していない場合を示している。
参照テーブル50によれば、たとえば、解像度600dpi、複写速度60枚/分、画像ビット幅4ビット、圧縮率0%の動作条件における必要転送レートは32MB/sになる。また、解像度1200dpi、複写速度60枚/分、画像ビット幅2ビット、圧縮率50%の動作条件での必要転送レートは30MB/sになる。このように解像度などの動作条件によってハードディスク装置19に要求される必要転送レートは変化する。そこで、予め各種の動作条件で必要転送レートを算出し参照テーブル50を作成してフラッシュメモリ33に記憶させてある。なお、1200dpi、120枚/分、画像ビット幅2ビット、圧縮率0%の動作条件は、SATA規格のハードディスク装置の最大書き込み速度である70MB/sを超えるので、実際には使用されない。
次に、コピージョブの終了予測時間の通知機能について説明する。
ハードディスク装置19の内部温度がそのハードディスク装置19の基準温度範囲外になると、図2に示したように、データの書き込み速度が通常時より低下する。そして、その影響で必要転送レートを満足できなくなると単位時間当たりのコピー枚数が通常時より減少してしまう。そこで、画像形成装置10では、コピージョブを実行する際に、当該ジョブが完了するまでの所要時間である終了予測時間を計算してユーザに通知する機能を備えている。
図4は、終了予測時間の通知に関する画像形成装置10の動作を示す流れ図である。画像形成装置10のCPU32は、コピージョブが投入されると、当該画像形成装置10に搭載されているハードディスク装置19の機種に対応する機種データ(基準温度範囲、速度低下時の書き込み速度など)をフラッシュメモリ33から入手する共に、SMART機能によりハードディスク装置19の温度を取得し、該温度が基準温度範囲内にあるか否かを調べる(ステップS101)。
なお、画像形成装置10の電源立ち上げ時などにハードディスク装置19の機種を確認し、その機種に対応した機種データを予めフラッシュメモリ33から読み込んでRAM34に記憶しておき、このRAM34上のデータから基準温度範囲や速度低下時の書き込み速度などを入手するように構成されてもよい。
入手したハードディスク装置19の温度がその機種の基準温度範囲内にないときは(ステップS101;N)、速度低下時の終了予測時間を計算し(ステップS102)、求まった終了予測時間を操作表示部35に表示する(ステップS103)。
たとえば、ハードディスク装置19が図2の機種Bの場合、基準温度範囲外での書き込み速度は20MB/sとなる。当該コピージョブの動作条件での必要転送レートが60MB/sであるとすると、基準温度範囲外の温度においてデータの書き込みに要する時間は通常時(温度が基準温度範囲内にあるとき)の3倍になる。一方、読み出し速度は基準温度範囲外でも低下しない。したがって、コピージョブの終了予測時間は通常時の2倍かかることになる。
一般には、図4の下部に示す(1)式によって終了予測時間を求める。ここで、必要転送レートは、当該コピージョブでの動作条件(解像度、通常時の複写速度、画像ビット幅、圧縮率などのパラメータ値)に従って参照テーブル50を参照して取得する。速度低下時の書き込み速度は機種データから取得する。通常時の終了予測時間は任意の方法で求められる。たとえば、コピージョブの動作条件毎に通常時における単位時間当たりの処理枚数(たとえば、1分あたりの処理枚数)を記憶しておき、当該コピージョブで設定されたコピー枚数をこの処理枚数で除して得た商から終了予測時間を求める。
なお、終了予測時間は○○分○○秒のように時間の長さを具体的に示してもよいし、通常時に比べて何倍の時間を要するかを示すようにしてもよい。たとえば、上記の例では、「現在の温度では、コピー完了までに通常の2倍の時間がかかります。」というようなメッセージを操作表示部35に表示する構成にされてもよい。
図5は、搭載されているハードディスク装置19の機種データがフラッシュメモリ33に記憶されていない場合に対応した処理例である。CPU32はハードディスク装置19の機種を検出し(ステップS201)、この機種の機種データがフラッシュメモリ33に記憶されているか否かを調べる(ステップS202)。記憶されている場合は(ステップS202:Y)、該当する機種データを読み出し(ステップS203)、この機種データを使用して図4に示す処理を行う。
検出した機種の機種データがフラッシュメモリ33に記憶されていない場合は(ステップS202;N)、サービスマンにその旨を知らせて、その機種の機種データのフラッシュメモリ33へインストール(記憶)するように要請する(ステップS204)。そして、今回については、ハードディスク装置19の速度低下が生じないと仮定した終了予測時間(すなわち、通常時の終了予測時間)を算出し、これを操作表示部35に表示する(ステップS205)。たとえば、サービスマンへの通知をユーザに依頼するメッセージを操作表示部35に表示したり、登録されているアドレスに通知内容の記された電子メールを送信したりして行うことができる。また、新しい機種データのフラッシュメモリ33へのインストールは、インターネットなどのネットワークを通じて行う、USB(Universal Serial Bus)メモリやCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)から読み込むなどによって行われる。
次に、大量枚数や大量部数のコピージョブが予約された場合の動作を説明する。大量枚数や大量部数のコピージョブが予約された場合、途中でハードディスク装置19の内部温度が上昇し、ジョブ実行中に終了予測時間が変動する可能性がある。そこで、所定枚数あるいは所定部数以上のコピージョブが予約された場合はジョブ実行中の適時にSMART機能によってハードディスク装置19の内部温度を監視し、ジョブの終了予測時間を再計算して表示を更新するようになっている。
図6にその流れを示す。ジョブ投入時は、SMART機能によってハードディスク装置19の内部温度を取得し、この温度が基準温度範囲内か否かを判定する(ステップS301)。そして、ハードディスク装置19の内部温度が基準温度範囲外であれば(ステップS301;N)、速度低下時の終了予測時間を計算して(ステップS302)操作表示部35に表示する(ステップS304)。一方、ハードディスク装置19の内部温度が基準温度範囲内の場合は(ステップS301;Y)、通常時の終了予測時間を算出して(ステップS303)操作表示部35に表示する(ステップS304)。
その後、1部のプリントあるいは所定枚数のプリントが終了し(ステップS305;Y)かつ全部数あるいは全枚数の印刷が終了していない場合は(ステップS306;N)、再びステップS301に戻り、SMART機能によってハードディスク装置19の現在の内部温度を取得し、この温度が基準温度範囲内か否かに応じて終了予測時間を再計算して操作表示部35の表示を更新する。
なお、ステップS302では残り印刷部数あるいは残り印刷枚数に対する速度低下時の終了予測時間が計算され、ステップS303では残り印刷部数あるいは残り印刷枚数に対する通常時の終了予測時間が計算される。
次に、本発明の第2の実施の形態として、画像形成装置10を適用した印刷システムを説明する。
図7は、印刷システム70の構成例を示している。印刷システム70は、LANなどのネットワーク3に接続された複数台の画像形成装置10A、10B、10Cと印刷制御装置71とから構成される。印刷制御装置71は、複数台の画像形成装置10A、10B、10Cに1つの印刷ジョブを分担して実行させる機能(いわゆる、タンデム印刷を行わせる機能)を備えている。
この例では、画像形成装置10A、10B、10Cは同一機種の複写機であるが搭載されているハードディスク装置19の機種は相違している。画像形成装置10Aは機種Aのハードディスク装置19Aを、画像形成装置10Bは機種Bのハードディスク装置19Bを、画像形成装置10Cは機種Cのハードディスク装置19Cを搭載している。
図8は、印刷制御装置71の概略構成を示している。印刷制御装置71は、当該印刷制御装置71の動作を統括制御するCPU73と、CPU73が実行するプログラムや各種のデータが格納されたROM74と、CPU73がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用されるRAM75と、アプリケーションプログラムなどが格納されるハードディスク装置(HDD)76と、ユーザ操作を受け付けるキーボード・マウスなどの操作部77と、液晶ディスプレイなどの表示部78と、ネットワーク3を介して画像形成装置10などの外部装置と通信するためのネットワークI/F部79とをバス72に接続して構成される。
画像形成装置10A、10B、10Cは、図1に示す画像形成装置10とほぼ同一の構成であり、同一の機能を有するほか、印刷制御装置71から所定量(たとえば、100枚)のプリントジョブの終了予測時間の問い合わせを受けた場合に、その時点のハードディスク装置19の温度を調べ、該温度に対応したプリントジョブの終了予測時間を計算して印刷制御装置71に回答(返送)する機能を備えている。
画像形成装置10A、10B、10Cは、コピージョブにおける図3の参照テーブル50と同様の機能を果たすプリントジョブ用の参照テーブルをフラッシュメモリ33に記憶している。詳細にはプリントジョブ用の参照テーブルにはプリントジョブの動作条件(解像度や画像ビット幅など)毎の必要転送レートが予め登録されており、この参照テーブルから得た必要転送レートを(1)式に代入してプリントジョブの終了予測時間を求めるようになっている。
画像形成装置10A、10B、10Cは、複写機としての機種は同一であっても搭載しているハードディスク装置19A、19B、19Cの機種が異なり、データの書き込み速度が低下しない基準温度範囲や、基準温度範囲外における書き込み速度(速度低下時の書き込み速度)が相違する。このため、たとえば、低温により生産性にばらつきが生じることがあり、この状態でジョブを均等に分配してタンデム印刷を行わせると、効率的でない結果になる。そこで、印刷制御装置71は、図9に示す手順でジョブの分配率を定めてタンデム印刷を依頼するようになっている。
すなわち、印刷データや印刷枚数などが設定されてジョブ投入の準備が完了すると(ステップS401)、印刷制御装置71は各画像形成装置10A、10B、10Cに対して、単位枚数(たとえば、100枚)を印刷する場合の終了予測時間を問い合わせて入手する(ステップS402)。印刷制御装置71はこれら入手した終了予測時間の逆比となるように印刷ジョブの分配率を計算し(ステップS403)、その分配率に従ってプリントジョブを分配して各画像形成装置10A、10B、10Cに印刷依頼(ジョブを投入)する(ステップS404)。
なお、今回のプリントジョブ全部を1台で実行する場合の終了予測時間、あるいは今回のプリントジョブを均等に分配した場合の終了予測時間を各画像形成装置10A、10B、10Cに問い合わせてもよく、同一量(プリント枚数)のジョブに対する終了予測時間を問い合わせれば、その同一量は任意でよい。
終了予測時間の問い合わせに対して、たとえば、画像形成装置10Aからは5分、画像形成装置10Bからは8分、画像形成装置10Cからは10分との回答を受けた場合、画像形成装置10Aへの分配率Aと画像形成装置10Bへの分配率Bと画像形成装置10Aへの分配率Cは、分配率A:分配率B:分配率C=(1/5):(1/8):(1/10)=8:5:4 になる。このジョブの総プリント枚数が170枚であれば、印刷制御装置71は画像形成装置10Aに80枚、画像形成装置10Bに50枚、画像形成装置10Cに40枚のプリントをそれぞれ依頼してタンデム印刷を行う。
このように各画像形成装置10A、10B、10Cに問い合わせて取得した終了予測時間の逆比に従ってジョブを分配するので、低温などにより各画像形成装置10A、10B、10Cでの生産性にばらつきがあっても、それぞれの生産性に見合った割合でプリントジョブが分配されるので、最短時間でジョブが完了するようにタンデム印刷を最も効率よく実行させることができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、ハードディスク装置19の温度はSMART機能以外の方法によって取得してもよい。また、第1の実施の形態ではコピージョブを例に説明したが、入力される画像データをハードディスク装置19に保存しつつ、これを読み出してプリントするといった動作が行われるジョブにも適用してもよい。たとえば、印刷データを外部端末からネットワークを介して受信し、これをイメージデータに展開してハードディスク装置19へ保存しつつ、このイメージデータをハードディスク装置19から読み出してプリンタ部22でプリントするという流れでプリントジョブを実行する場合、このプリントジョブは本発明の終了予想時間の計算と表示の対象にされ得る。なお、プリントジョブの場合、終了予測時間を示す情報をそのプリントジョブの依頼元の外部端末に送信し、外部端末の表示画面(たとえば、プリンタドライバの画面)に終了予測時間が表示されるように構成されてもよい。
また、実施の形態では(1)式によって終了予測時間を求めたが、データの流れに応じた計算式を用意して求めればよく、計算式は(1)式に限定されるものではない。たとえば、複数部コピーの場合、ハードディスク装置19へのデータの書き込み動作を伴う原稿読み取り動作は1回のみなので、それに応じた計算式を使用すればよい。
また、ハードディスク装置を例に説明したが、基準温度範囲外においてデータの書き込み速度や読み出し速度の低下する記憶装置であれば、他の種類の記憶装置であってもかまわない。なお、温度に依存して読み出し速度が変化する場合は読み出し速度の温度特性を示すデータ(たとえば、基準温度範囲外での読み出し速度)も機種データとして登録し、書き込み速度の低下と読み出し速度の低下の双方を考慮して終了予測時間を計算するようにしてもよい。
画像形成装置10は複写機に限らずファクシミリ機能などを備えた複合機でも、プリンタでもよく、入力されたデータを画像形成装置10に一旦保存して印刷出力する装置であれば任意の装置でよい。
3…ネットワーク
10…画像形成装置
11…スキャナ部
12…イメージセンサ
13…A/D変換部
14…読み取り系画像処理部
15…画像メモリ
16…メモリ制御部
18…圧縮/伸張器
19…ハードディスク装置(HDD)
21…出力系画像処理部
22…プリンタ部
31…システムバス
32…CPU
33…フラッシュメモリ
34…RAM
35…操作表示部
36…ネットワークI/F部
50…参照テーブル
70…印刷システム
71…印刷制御装置
72…バス
73…CPU
74…ROM
75…RAM
76…ハードディスク装置(HDD)
77…操作部
78…表示部
79…ネットワークI/F部
10…画像形成装置
11…スキャナ部
12…イメージセンサ
13…A/D変換部
14…読み取り系画像処理部
15…画像メモリ
16…メモリ制御部
18…圧縮/伸張器
19…ハードディスク装置(HDD)
21…出力系画像処理部
22…プリンタ部
31…システムバス
32…CPU
33…フラッシュメモリ
34…RAM
35…操作表示部
36…ネットワークI/F部
50…参照テーブル
70…印刷システム
71…印刷制御装置
72…バス
73…CPU
74…ROM
75…RAM
76…ハードディスク装置(HDD)
77…操作部
78…表示部
79…ネットワークI/F部
Claims (7)
- 入力される画像データを記憶装置に記憶し、該記憶装置から前記画像データを読み出して印刷ジョブを実行する画像形成装置において、
前記記憶装置の温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段で取得した温度における前記記憶装置のデータの書き込み速度に応じた前記印刷ジョブの終了予測時間を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出した前記終了予測時間をユーザに通知する通知手段と、
を有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記算出手段は、前記印刷ジョブを最速で実行した場合の終了予測時間と、前記印刷ジョブを前記最速で実行するために必要な前記記憶装置への書き込み速度と、前記温度取得手段で取得した温度における前記記憶装置の書き込み速度とから、前記温度における前記印刷ジョブの終了予測時間を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記通知手段によって通知する前記終了予測時間を、前記印刷ジョブの実行中に更新する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - データの書き込み速度の温度特性を示す機種データを複数の機種の記憶装置について記憶した機種データ記憶部を備え、
前記算出手段は、前記機種データ記憶部から入手した、当該画像形成装置に搭載されている記憶装置の機種データに基づいて前記終了予測時間を算出する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。 - 前記機種データ記憶部に記憶された機種データを更新するデータ更新手段を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記記憶手段は、SMART機能を備えたハードディスク装置であり、前記温度取得手段は、前記ハードディスク装置の温度を前記SMART機能により取得する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像形成装置。 - 入力される画像データを記憶装置に記憶し、該記憶装置から前記画像データを読み出して印刷ジョブを実行する複数台の画像形成装置と、前記複数台の画像形成装置に1つの印刷ジョブを分担して実行させる印刷制御装置とを備えた印刷システムにおいて、
前記各画像形成装置は、
自機の記憶装置の温度を取得する温度取得手段と、
前記温度取得手段で取得した温度における前記記憶装置のデータの書き込み速度に応じた印刷の終了予測時間を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出した終了予測時間を前記印刷制御装置に通知する通知手段と
を備え、
前記印刷制御装置は、前記各画像形成装置に所定の同一量の印刷を実行する場合の終了予測時間を問い合わせし、各画像形成装置から回答された終了予測時間の逆比に従って前記各画像形成装置に印刷ジョブを分配する
ことを特徴とする印刷システム。
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