JP2009079821A - 流体加熱装置 - Google Patents

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達男 武
Mitsuru Fujita
満 藤田
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Abstract

【課題】誘導加熱を利用した流体加熱装置において、耐食性向上及びコスト削減を図る。
【解決手段】被加熱流体(矢印F)が流れる管(非磁性管2)と誘導加熱手段(誘導加熱コイル3)とを備える流体加熱装置1において、管(非磁性管2)の外周面の少なくとも一部には、誘導加熱手段(誘導加熱コイル3)により誘導加熱される磁性材料のメッキ2aが施されている構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱を利用した流体加熱装置に関する。
従来、流体を加熱する装置として、燃焼ガスの燃焼エネルギーを用いたボイラ等の加熱装置が利用されている。しかしながら、燃焼ガスを利用する装置では、燃料の供給システム等の補機や燃焼ガスの排気ガスの適正な処理設備が必要になるなど設備が大型化する。このため、燃焼ガスを利用する装置は、多量の流体の加熱には適しているが、少量の流体加熱には適していない。
また、上記の燃焼ガスを利用する装置は、環境の面から排ガス設備の設置にも問題がある。更には、流体の温度が厳しく制限される装置では、その温度の均一性、及び制御の応答性が悪い。そこで、特に少量の流体加熱に適し、急速加熱ができ温度コントロール性の良い誘導加熱を利用した流体加熱装置が用いられている。
誘導加熱を利用した流体加熱装置として、周囲に誘導加熱コイルを配置した管内に流体を流し、管を誘導加熱することで、管内の流体を加熱する手法が提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2005−19198号公報 特許第3842512号公報 特開2003−100428号公報 特許第3642415号公報
ところで、管の材質としてSUS304等の非磁性材料は耐食性が良いが、SUS430等の磁性材料は耐食性に劣るため、流体と接触する管の材質には通常、非磁性材が用いられている。しかし、非磁性材料では、磁性材料に比べて管の発熱量が少ないという問題がある。
そのため、上記非磁性管では、発熱量を大きくするために、磁性体を発熱させるのに比べてより高周波にしなければならないこと、管を厚くしなければならないこと等に起因してコスト高になるという問題がある。
また、特許文献1記載のように磁性管及び非磁性管の2種類のパイプを用いると、磁性管は非磁性管に比べて耐食性に劣るため、磁性管の交換作業等により手間やコストがかかるという問題がある。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、耐食性向上及びコスト削減を図ることができる、誘導加熱を利用した流体加熱装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の流体加熱装置は、被加熱流体が流れる管と誘導加熱手段とを備える流体加熱装置において、上記管の外周面の少なくとも一部には、上記誘導加熱手段により誘導加熱される磁性材料のメッキが施されている構成とする。
また、上記管は、非磁性管である構成とするとよい。
また、上記メッキの厚さは、このメッキの材料の物性値で決まる浸透深さ(うず電流が表面における強さの0.368倍に減少した点までの表面からの深さ)の2倍以上である構成とするとよい。
また、上記誘導加熱手段は、誘導加熱コイルを含み、上記誘導加熱コイル内における上記管の外周面の略全域には、上記磁性材料のメッキが施されている構成とするとよい。
また、上記誘導加熱手段は、誘導加熱コイルを含み、上記管は、上記被加熱流体の流路を湾曲させる湾曲部を有し、該湾曲部を経由して上記誘導加熱コイル内の少なくとも一部を複数回通過する構成とするとよい。
また、互いに平行に配置された複数の上記管を備える構成とするとよい。
以上の構成では、誘導加熱(電磁誘導加熱)を利用しているため、管の発熱量は管に流れるうず電流で決まる。うず電流は、表皮効果を示すことが知られている。このうず電流の流れる表皮部の深さ(浸透深さ)δ[mm]は、「δ=50.3×√(ρ/(μs×f))」で表すことができる。ここで、「ρ」は導体の抵抗率〔μΩ・cm〕、「μs」は比透磁率、「f」は電源の周波数〔Hz〕である。
管の外周面に磁性材料のメッキを施した場合には、耐食性に優れた非磁性管等よりもメッキの方が大きな発熱量が得られるため、誘導加熱に高周波を要することや管の厚みを厚くすることなく、有効に発熱量を大きくすることができる。
本発明の流体加熱装置では、管の外周面の少なくとも一部には、誘導加熱手段により誘導加熱される磁性材料のメッキが施されている。そのため、非磁性管等の耐食性に優れた管に被加熱流体を流すと共にメッキを誘導加熱することにより、管にメッキが施されていない場合のように誘導加熱に高周波を要することも管を厚くすることもなく、簡単な作業(簡素な構成)で有効に発熱量を大きくすることができる。よって、本発明によれば、流体加熱装置の耐食性向上及びコスト削減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る流体加熱装置1を示す要部断面図であり、図2は図1のII−II断面図である。
流体加熱装置1は、被加熱流体(矢印F)が流れる管としての非磁性管2、非磁性管2を誘導加熱する誘導加熱手段としての誘導加熱コイル3、コイル巻き枠4、高周波電源5等を備えている。
非磁性管2としては、例えば、SUS304、SUS316等を用いることができる。非磁性管2の外周面には、磁性材料としての磁性体のニッケルからなるメッキ2aが施されている。
メッキ2aが施される領域は、非磁性管2の外周面の少なくとも一部で誘導加熱コイル3により誘導加熱される領域であればよいが、本実施形態では、誘導加熱コイル3内における非磁性管2の外周面の全域及びその近傍となっている。なお、非磁性管2は、図示しない管支え板に支持されているものとする。
磁性材料のメッキ2aの厚さは、メッキ2aの材料の物性値で決まる浸透深さの2倍以上となっている。具体的には、本実施形態では、抵抗率ρ=10〔μ・Ω・cm〕、比透
磁率μs=500、周波数f=30〔kHz〕であるものとすると、メッキ2aの浸透深さδが0.04〔mm〕となるため、メッキ2aの厚さは、浸透深さδの2倍以上の0.1〔mm〕としている。
誘導加熱コイル3は、円筒形状のコイル巻き枠4に巻きまわされている。また、誘導加熱コイル3の両端は高周波電源5に接続されている。誘導加熱コイル3が励磁されると、非磁性管2のメッキ2aに誘導電流が流れてメッキ2a部分が発熱する。この熱が非磁性管2に熱伝導し、非磁性管2を流れる被加熱流体(矢印F)が加熱されて昇温するようになっている。
以上説明した本実施形態では、非磁性管2の外周面の少なくとも一部に、誘導加熱コイル3により誘導加熱される磁性材料のメッキ2aが施されている。そのため、耐食性に優れた非磁性管2に被加熱流体(矢印F)を流すと共にメッキ2aを誘導加熱することにより、非磁性管2にメッキ2aが施されていない場合のように誘導加熱に高周波を要することも非磁性管2を厚くすることもなく、簡単な作業(簡素な構成)で有効に発熱量を大きくすることができる。よって、本実施形態によれば、流体加熱装置1の耐食性向上及びコスト削減を図ることができる。
また、本実施形態では、管として非磁性管2を用いているため、有効に耐食性向上を図ることができる。
また、本実施形態では、メッキ2aの厚さをメッキ2aの材料(ニッケル)の物性値で決まる浸透深さの2倍以上としている。これにより、誘導電流の87%以上がメッキ2aに流れるため、メッキ2aを有効に誘導加熱することができ、誘導加熱に高周波を要する必要や非磁性管2を厚くする必要を有効に回避することができる。したがって、より一層コスト削減を図ることができる。
また、本実施形態では、誘導加熱コイル3内における非磁性管2の外周面の略全域にメッキ2aが施されている。そのため、メッキ2aから非磁性管2へ有効に熱伝導させることができ、誘導加熱に高周波を要する必要や非磁性管2を厚くする必要を有効に回避することができる。したがって、より一層コスト削減を図ることができる。
<第2実施形態>
図3は本発明の第2実施形態に係る流体加熱装置11を示す断面図であり、図4は図3のIV−IV断面図である。
流体加熱装置11は、管としての非磁性管12、誘導加熱手段としての誘導加熱コイル13、コイル巻き枠14、管支え板16,16、流体入口ヘッダ17、流体出口ヘッダ18等を備えている。
非磁性管12には、被加熱流体(矢印F)の流路をU字状に湾曲させる湾曲部12bが、誘導加熱コイル13の外側の2箇所(12b−1,12b−2)に形成されている。非磁性管12は、各湾曲部12bを経由して反対方向に延び、湾曲部12bを隔てた両側の部分が互いに平行になっている。
非磁性管12の湾曲部12bを除く位置(即ち、互いに平行に延びる3つの部分)であって、誘導加熱コイル13内における非磁性管12の外周面の全域及びその近傍には、磁性材料としての磁性体のニッケルからなるメッキ12a(12a−1,12a−2,12a−3)が施されている。
磁性材料のメッキ12aの厚さは、メッキ21aの材料の物性値で決まる浸透深さの2
倍以上となっている。具体的には、本実施形態では、抵抗率ρ=10〔μ・Ω・cm〕、比透磁率μs=500、周波数f=30〔kHz〕であるものとすると、メッキ12aの浸透深さδが0.04〔mm〕となるため、メッキ12aの厚さは、浸透深さδの2倍以上の0.1〔mm〕としている。
非磁性管12は、2箇所の湾曲部12bで湾曲しているため、図4においては、互いに離れて位置する3つの断面で表されている。この3つの断面で表された部分は、誘導加熱コイル13内において、均等間隔で高さ方向に並んで、上述のように平行に延びている。
そして、非磁性管12は、各湾曲部12bを経由して反対方向に延びることにより、誘導加熱コイル13内(コイル軸に直交する面)の少なくとも一部(ここでは全部)を複数回通過している。
非磁性管12としては、例えば、SUS304、SUS316等を用いることができる。非磁性管12aの両端は、管支え板16,16に形成された孔に挿入された状態で固定支持されている。
誘導加熱コイル13は、円筒形状のコイル巻き枠14に巻きまわされている。また、誘導加熱コイル13の両端は図示しない高周波電源に接続されている。誘導加熱コイル13が励磁されると、非磁性管12のメッキ12aに誘導電流が流れてメッキ12a部分が発熱する。この熱が非磁性管12に熱伝導し、非磁性管12を流れる被加熱流体(矢印F)が加熱されて昇温するようになっている。
コイル巻き枠14の両端は、非磁性管12と同様に管支え板16,16に固定支持されており、これにより、誘導加熱コイル13も位置決めされている。
管支え板16,16にはそれぞれ流体入り口ヘッダ17、流体出口ヘッダ18が設けられ、気体又は液体の被加熱流体(矢印F)は、流体入口ヘッダ17から非磁性管12を通って加熱されて流体出口ヘッダ18へと導かれている。
以上説明した本実施形態においても、非磁性管12の外周面の少なくとも一部に、誘導加熱コイル13により誘導加熱される磁性材料のメッキ12aが施されている。そのため、耐食性に優れた非磁性管12に被加熱流体(矢印F)を流すと共にメッキ12aを誘導加熱することにより、非磁性管12にメッキ12aが施されていない場合のように誘導加熱に高周波を要することも非磁性管12を厚くすることもなく、簡単な作業(簡素な構成)で有効に発熱量を大きくすることができる。よって、本実施形態によっても、流体加熱装置11の耐食性向上及びコスト削減を図ることができる。
また、本実施形態では、非磁性管12は、被加熱流体(矢印F)の流路を湾曲させる湾曲部12bを有し、湾曲部12bを経由して誘導加熱コイル13内の少なくとも一部を複数回通過している。そのため、1本の非磁性管12で複数の管を配置したのと同等の発熱量が得られるため、誘導加熱コイル13を長く或いは高周波にする必要や非磁性管12を厚くする必要がない。また、管の本数を減らすことで、被加熱流体(矢印F)の温度バラつきが抑えられると共に温度制御が容易となる。したがって、より一層コスト削減を図ることができると共に、流体温度の均一化を図ることもできる。
図5は、上記第2実施形態に係る非磁性管12´の変形例を示す断面図である。
同図に示す非磁性管12´は、図3に示す非磁性管12と同様に2箇所の湾曲部で湾曲しているが、非磁性管12´の湾曲部を隔てた3つの部分が均等間隔で高さ方向に並んでいるのではなく、誘導加熱コイル13内において互いに均等間隔で分散して平行に延びている。また、非磁性管12´の湾曲部を隔てた3つの部分から誘導加熱コイル13までの
距離は全て同一となっている。
本変形例では、非磁性管12´の湾曲部を隔てた3つの部分が誘導加熱コイル13内において互いに均等間隔で分散して平行に延び、各部から誘導加熱コイル13までの距離が全て同一となっている。これにより、湾曲部を隔てた3つの部分に施された各メッキ12aが均等に発熱するため、より一層流体加熱装置11の耐食性向上を図ることができる。
<第3実施形態>
図6は本発明の第3実施形態に係る流体加熱装置21を示す断面図であり、図7は図6のVII−VII断面図である。
流体加熱装置21は、管としての4本の非磁性管22、誘導加熱手段としての誘導加熱コイル23、コイル巻き枠24、管支え板26,26、流体入口ヘッダ27、流体出口ヘッダ28等を備えている。
4本の非磁性管22は互いに平行に配置されており、誘導加熱コイル23内における各非磁性管22の外周面の全域及びその近傍には、磁性材料としての磁性体のニッケルからなるメッキ22aが施されている。
磁性材料のメッキ22aの厚さは、メッキ22aの材料の物性値で決まる浸透深さの2倍以上となっている。具体的には、本実施形態では、抵抗率ρ=10〔μ・Ω・cm〕、比透磁率μs=500、周波数f=30〔kHz〕であるものとすると、メッキ22aの浸透深さδが0.04〔mm〕となるため、メッキ22aの厚さは、浸透深さδの2倍以上の0.1〔mm〕としている。
非磁性管22としては、例えば、SUS304、SUS316等を用いることができる。非磁性管22aの両端は、管支え板26,26に形成された孔に挿入された状態で固定支持されている。
誘導加熱コイル23は、円筒形状のコイル巻き枠24に巻きまわされている。また、誘導加熱コイル23の両端は図示しない高周波電源に接続されている。誘導加熱コイル23が励磁されると、非磁性管22のメッキ22aに誘導電流が流れてメッキ22a部分が発熱する。この熱が非磁性管22に熱伝導し、非磁性管22を流れる被加熱流体(矢印F)が加熱されて昇温するようになっている。
コイル巻き枠24の両端は、非磁性管22と同様に管支え板26,26に固定支持されており、これにより、誘導加熱コイル23も位置決めされている。
管支え板26,26にはそれぞれ流体入り口ヘッダ27、流体出口ヘッダ28が設けられ、気体又は液体の被加熱流体(矢印F)は、流体入口ヘッダ27から非磁性管22を通って加熱されて流体出口ヘッダ28へと導かれている。
以上説明した本実施形態においても、非磁性管22の外周面の少なくとも一部に、誘導加熱コイル23により誘導加熱される磁性材料のメッキ22aが施されている。そのため、耐食性に優れた非磁性管22に被加熱流体(矢印F)を流すと共にメッキ22aを誘導加熱することにより、非磁性管22にメッキ22aが施されていない場合のように誘導加熱に高周波を要することも、非磁性管22を厚くすることもなく、簡単な作業(簡素な構成)で有効に発熱量を大きくすることができる。よって、本実施形態によっても、流体加熱装置21の耐食性向上及びコスト削減を図ることができる。
また、本実施形態では、単一の誘導加熱コイル23内において複数(4本)の非磁性管
22が互いに平行に配置されている。そのため、流体加熱装置21の大型化を抑えながら、被加熱流体を加熱することができる。したがって、より一層流体加熱装置21のコスト削減を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る流体加熱装置を示す要部断面図である。 図1のII−II断面図である。 本発明の第2実施形態に係る流体加熱装置を示す断面図である。 図3のIV−IV断面図である。 上記第2実施形態に係る非磁性管の変形例を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る流体加熱装置を示す断面図である。 図6のVII−VII断面図である。
符号の説明
1 流体加熱装置
2 非磁性管
2a メッキ
3 誘導加熱コイル
4 コイル巻き枠
5 高周波電源
11 流体加熱装置
12 非磁性管
12a メッキ
12b 湾曲部
13 誘導加熱コイル
14 コイル巻き枠
16 管支え板
17 流体入口ヘッダ
18 流体出口ヘッダ
21 流体加熱装置
22 非磁性管
22a メッキ
23 誘導加熱コイル
24 コイル巻き枠
26 管支え板
27 流体入口ヘッダ
28 流体出口ヘッダ

Claims (6)

  1. 被加熱流体が流れる管と誘導加熱手段とを備える流体加熱装置において、
    前記管の外周面の少なくとも一部には、前記誘導加熱手段により誘導加熱される磁性材料のメッキが施されていることを特徴とする流体加熱装置。
  2. 前記管は、非磁性管であることを特徴とする請求項1記載の流体加熱装置。
  3. 前記メッキの厚さは、該メッキの材料の物性値で決まる浸透深さの2倍以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の流体加熱装置。
  4. 前記誘導加熱手段は、誘導加熱コイルを含み、
    前記誘導加熱コイル内における前記管の外周面の略全域には、前記磁性材料のメッキが施されている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の流体加熱装置。
  5. 前記誘導加熱手段は、誘導加熱コイルを含み、
    前記管は、前記被加熱流体の流路を湾曲させる湾曲部を有し、該湾曲部を経由して前記誘導加熱コイル内の少なくとも一部を複数回通過する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の流体加熱装置。
  6. 互いに平行に配置された複数の前記管を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の流体加熱装置。
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