JP2009079376A - 湯水混合水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 湯温調整、流量調整ができるようにしたものにおいて、湯水の開閉及び流量調整操作中に誤って湯温が変更されることがない。湯温調整操作中に誤って湯水の開閉や流量が変化することがない。簡単な操作で、正確で安全な操作ができる。
【解決手段】 レバーハンドル3に上面側が押し下げ用操作部4a、下面側が押し上げ用操作部4bとなった略板状をした操作部4を設ける。操作部4は押し上げ・押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となっている。レバーハンドル3の操作部4を上限まで上げた状態又は下限まで下げた状態の一方が全開吐水で他方が止水となり且つ操作部4の上下方向における移動領域のうち上記全開位置Aと止水位置Bとの間が流量調整域Cとなっている。湯水混合部1における湯温調整を行うための上記レバーハンドル3とは別体の湯温調整操作部5を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、湯水混合水栓装置に関するものである。
従来から、特許文献1等に示されるシングルレバー式の湯水混合水栓装置が知られている。
この特許文献1に示されるようなシングルレバー式の湯水混合水栓装置は、鉛直方向軸線を中心にレバーを横方向に回動することで、湯及び水の混合比を変化させて湯温調整を行い、また、レバーを水平方向軸線を中心に上下に回動することで湯水の吐水流量を変化させると共に、レバーを水平方向軸線を中心に上限まで回動した状態又は下限まで回動した状態のいずれかが全開で他方が止水となるように構成してある。
ところが、上記特許文献1に示された従来例にあっては、一つのレバーで湯温調整の操作と湯量調整及び吐水、止水の操作ができるようになっているので、吐水、止水や湯量の調整をするためレバーを上下方向に回動操作している時に、同時にレバーが不用意に横方向にも回動して湯温が変わってしまうことがあった。
また、湯水が設定された流量で吐水されている時に湯温調整をするためにレバーを横方向に回動操作する際、同時にレバーが不用意に上下方向にも回動し、吐水流量が変化してしまうことがあった。
この結果、従来のシングルレバー式の湯水混合水栓装置においては、既に設定してある湯温を保持したまま、レバーを操作して吐水、止水や湯量の調整操作を行おうとしている場合に、急に予想していない高温の湯水が吐水されたり、あるいは急に低温の湯水が吐水されたりするという問題があり、また、既に設定してある吐水量を保持したまま、レバーを操作して湯温のみの調整を行おうとしている場合、流量が急に多くなったり、あるいは、流量が急に少なくなったりするという問題があった。
この問題は、特に、シャンプーなどで髪を洗っている時や、洗顔している時のように、レバーを目でみることなく手探りで探し、レバーを操作して吐水、水や湯量の調整操作のみを行おうとしている場合、あるいは、レバーを操作して湯温のみの調整を行おうとしている場合には、レバーを目で見て操作していないだけに、誤操作しやすいという問題があった。
また、上記従来例におけるレバーは先端部の操作部が扁平な形状をしていて手で掴んで操作するようになっている。つまり、上記のように、レバーは上下方向、横方向に回動できるので、レバーを上下方向にのみ回動する際は、できるだけレバーが横方向に回動しないようにするために、レバー先端部の扁平な形状をした操作部を手でしっかり掴んで上下方向に回動操作する必要がある。また、レバーを横方向にのみ回動する際は、できるだけレバーが上下方向に回動しないようにするために、レバー先端部の扁平な形状をした操作部を手でしっかり掴んで横方向にのみ回動操作する必要がある。
したがって、吐水、水や湯量の調整操作のみを行う際に、レバーの先端部の操作部の上面部を単に手指で押し下げただけや、操作部の下面部を単に手指で押し上げただけでは、レバーが上下方向だけでなく横方向にも同時に不用意に回動してしまうので、急に湯温が変わってしまい、吐水、止水や湯量の調整操作のみの正しい操作ができず、このため、できるだけ正しい操作をおこなうにはレバーは先端部の操作部を手でしっかり掴んで操作する必要がある。
このため、上記従来例はレバーの操作性が悪いという問題がある。
また、上記従来例にあっては、一つのレバーで湯温調整と、湯水の開閉及び流量調整を行うようにしているので、湯水混合水栓装置の機構が複雑となり、コストが高くなる。
また、上記複数の吐水口を有する湯水混合水栓装置における各吐水口からの吐水の操作を行うための操作部として上記従来例のレバー機構のものを適用しようとすると、レバーが横方向に回動するため、レバーを横方向に並べようとすると、横方向に回動する隣合うレバー同士が互いに干渉して衝突しないようにするには、横方向に隣接するレバー間の間隔を大きく取らねばならず、湯水混合水栓装置全体が大きくなり、また、レバー同士が離れすぎるため、実用的ではない。
特開2007−120119号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、湯温調整、流量調整ができるようにしたものにおいて、湯水の開閉及び流量調整操作中に誤って湯温が変更されることがないと共に、湯温調整操作中に誤って湯水の開閉や流量が変化することがなく、正確で安全な操作が簡単にできる湯水混合水栓装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る湯水混合水栓装置は、水と湯を混合する湯水混合部1と、湯水混合部1で混合された湯水を吐水する吐水部2と、該吐水部2からの吐水及び止水を行うための弁手段7と、弁手段7を開閉操作するためのレバーハンドル3とを備えた湯水混合水栓装置6であって、レバーハンドル3に上面側が押し下げ用操作部4a、下面側が押し上げ用操作部4bとなった略板状をした操作部4を設け、該操作部4は押し上げ・押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となり、レバーハンドル3の操作部4を上限まで上げた状態又は下限まで下げた状態の一方が全開吐水で他方が止水となり且つ操作部4の上下方向における移動領域のうち上記全開位置Aと止水位置Bとの間が流量調整域Cとなり、前記湯水混合部1における上記レバーハンドル3とは別体の湯温調整を行うための湯温調整操作部5を設けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、レバーハンドル3の操作部4を上下方向に可動させる操作を行うことで、レバーハンドル3とは別体の湯温調整操作部5で設定した湯温を維持した状態で吐水部2からの湯水の吐水、止水及び吐水量の調整を行うことができ、この場合、湯温調整を行う湯温調整部5がレバーハンドル3とは別体であるため、レバーハンドル5の操作中に誤って吐水部2から吐水する湯水の温度が変化せず、所定の湯温を維持したままで、湯水の開閉及び流量調整をレバーハンドル5の操作のみで行うことができ、また、湯温調整操作部5がレバーハンドル3とは別体であるため、湯温調整操作部5を操作して湯温調整をする際、誤ってレバーハンドル3を操作することがなく、湯温調整操作中に誤って湯水の開閉や流量が変化しない。
また、レバーハンドル5の操作を行うに当たって、操作部4は押し上げ・押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となっているので、操作部4の上面部である押下げ用操作部4aに手指を当てて押し下げ操作をしたり、操作部4の下面部である押上げ用操作部4bに手指を当てて押し上げ操作をしたりすることで、簡単に操作部4を上下方向にのみ可動させて、湯水の開閉(吐水、止水)及び流量(吐水量)調整ができる。この時、押下げ用操作部4aや押上げ用操作部4bに対する手指による押し下げ方向、押し上げ方向が垂直な場合はもちろん、垂直に対して多少傾斜していても(多少斜め下方に押し下げたり、多少斜め上方に押し上げたりしても)、操作部4を上下方向に可動させる操作ができ、このことと、上面部が押下げ用操作部4aとなり且つ下面部が押上げ用操作部4bとなった操作部4が略板状をしていることにより、操作部4の上面部又は下面部に手指を当てて押し下げ操作又は押し上げ操作するという簡単な操作で開、閉、流量調整ができ、シャンプーなどで髪を洗っているときや、洗顔している時のように、手探りでレバーハンドル5の操作部4を探して操作しなければならならないような時でも、手探りで略板状の操作部4を探して操作部4の押し下げ用操作部4aや押し上げ用操作部4bに手指を添えて押し下げ操作したり、押し上げ操作したりするだけで、手指による押し下げ方向や押し上げ方向が多少垂直に対して傾いていても、簡単且つ確実に、湯水の吐水、止水及び流量調整が行える。
また、湯水混合水栓装置6に複数の吐水口2を設けた場合であっても、各吐水部2からの湯水の吐水、止水及び吐水量の調整を行うためのレバーハンドル3の操作部4が上下方向にのみ可動自在であるので、複数のレバーハンドル3を横方向に近づけて並設することも可能で、この場合は湯水混合水栓装置6全体の小型化が可能となる。
また、レバーハンドル3は一端部に略板状をした操作部4を設けると共に他端部を湯水混合水栓装置6に設けた回動弁23に連結したものであって、操作部4の上方又は下方の移動によりレバーハンドル3を他端部を中心にして回動することで回動弁23を回動するものであることが好ましい。
これにより、レバーハンドル3を他端部を中心に回動することで、レバーハンドル3の他端部に連結した弁手段7を構成する回動弁23を回動することができ、簡単な構成で、レバーハンドル3の一端部の操作部4を上方又は下方に移動させるという上下方向の操作をするのみで湯水の吐水、止水及び吐水量の調整が行える。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上記のように構成したので、レバーハンドルの略板状の操作部を押し上げ操作又は押し下げ操作するという簡単な操作で、別体の湯温調整操作部で設定した湯温を維持した状態で湯水の吐水、止水ができるだけでなく、吐水量の調整を同時に行うことができ、しかも、このように吐水、止水及び吐水量の調整を行う際に、あやまって湯温が変化して吐水するというおそれがなく、また、湯温調整操作中に誤って湯水の開閉や流量が変化するおそれがなく、誤操作を防止できる。また、シャンプーなどで髪を洗っているときや、洗顔している時、手探りでレバーハンドルの操作を行うに当たり、手探りでレバーハンドルの操作部を探して、該操作部に手を添えて押し下げ操作部を押し下げ操作したり、押し上げ用操作部を押し上げ操作したりするだけで、別体の湯温調整操作部で設定した湯温を維持した状態のまま簡単且つ確実に、湯水の吐水、止水及び吐水量の調整が行える。
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の効果に加えて、レバーハンドルの一端部の操作部を上方又は下方に移動させるという上下方向の操作をするのみで湯水の吐水、止水及び吐水量の調整を行う機構を簡単に構成することができ、湯水混合水栓装置の機構を簡略化できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図5には本発明の一実施形態が示してある。
本実施形態の湯水混合水栓装置6は、基体10に、湯水混合部1と、弁機構部9と、カバー部11を取付けて主体が構成してある。
湯水混合部1は、外郭を構成する筒部13の外周部の軸方向に水流入部14と湯流入部15を並設して設けると共に湯水流出部16を設け、更に、筒部13内に水流入部14から流入する水と、湯流入部15から流入する湯の混合割合を変えて湯水混合を行うための筒部13内に軸方向に移動自在に内装した湯水混合調整手段17と、筒部13の開口側端部に回動自在に取付けた湯温調整操作部5を構成する湯温調整用レバーハンドル18とを備えることで一つのユニットとして構成してあり、湯温調整用レバーハンドル18を回動することで、湯水混合調整手段17を移動して、水と湯の混合割合を変えて設定された湯温となるよう調整できるようになっている。
湯温調整用レバーハンドル18は湯水混合調整手段17に連結する連結部18aと該連結部18aの前部から前方に突出する湯温調整用の操作部19を突設することで構成してあり、該湯温調整用の操作部19は、筒部13の前部よりも前方に突出し且つ連結部18aの横方向(軸方向)の全長にわたって設けてある。この湯温調整用の操作部19は略平板状をしていて、上面部が湯水混合用の押し下げ用の操作部19a、下側が湯水混合用の押し上げ用の操作部19bとなっている。

弁機構部9は、外郭を構成する筒体部20の軸方向の端部に設けた流入孔部21と、筒体部20の軸方向の略中間部に設けた流出孔22と、筒体部20内に回動自在に嵌め込んだ1つの弁手段7を構成する回動弁23と、該回動弁23の端部に連結されて回動弁23を回動操作するための1つのレバーハンドル3とを備えることで一つのユニットとして構成してある。
回動弁23は軸方向の一端部が開口部24となり且つ他端部が閉塞された回動筒25の外周部に孔26を設けて構成してあり、この回動弁23を筒体部20内に嵌め込んであり、開口部24は筒体部20内の軸方向の一端部を介して流入孔部21と連通しており、回動弁23を回動することで、流出孔22と各孔26とを連通したり、非連通とすることで、回動弁23の開閉及び連通の度合い(つまり開量)の調整を行って流量調整することができるようになっている。流出孔22には吐水部2が連通接続される。
筒体部20内にそれぞれ回動自在に嵌め込んだ回動弁23の開口部24と反対側の軸方向の端部にはレバーハンドル3の後端部の取付け部27がそれぞれ筒体部20の軸方向の端面に沿うように取付けてあり、この筒体部20の端面に沿うように回動弁23の端部に取付けたレバーハンドル3の前部が筒体部20の前面よりも前方に突出形成してあって操作部4となっている。
取付け部27の前端部から筒体部20の前面よりも前方に突出するように形成した操作部4は、取付け部27の前端部の軸方向の外側端部から筒体部20の軸方向の他端部(取付け部27が沿っていない方の端部)まで至る横長さとなっており、レバーハンドル3の前部に設けた操作部4の後端部により筒体部20の前面が覆われるようになっている。操作部4は後端部を除く大部分が略平板状をしていて、上面部が押し下げ用の操作部4a、下面部が押し上げ用の操作部4bとなっており、この操作部4の後端部が筒体部20の外周部前面に沿って筒体部20の前面の軸方向の片側半部を覆うための断面弧状をした覆い部28となっており、この覆い部28によりカバー部23の前面開口部31を覆うようになっている。
操作部4は上方への押し上げ・下方への押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となり、レバーハンドル3はそれぞれ操作部4を上に上げた状態又は下に下げた状態の一方が対応する弁手段7である回動弁23を開(つまり回動弁23の孔26と流出孔22とが連通する状態)となり、他方が閉(つまり回動弁23の孔26と流出孔22とが非連通となる状態)となっている。そして、操作部4の上記開位置Aと閉位置Bとの間が該当する吐水部2から吐水する湯水の流量を調整する流量調整域Cとなっている。
レバーハンドル3の操作部4は、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19とその断面形状が同じ又はほぼ同じ形状をしている。
上記のようにユニット化された湯水混合部1と、ユニット化された弁機構部9とをそれぞれ基体10にねじ具29により固着することで取付けてある。
ここで、図2に示すように、ユニット化された湯水混合部1の筒部13の中心軸と、ユニット化された弁機構部9の筒体部20の中心軸とが同軸となり且つユニット化された湯水混合部1とユニット化された弁機構部9とが同軸上に隣接するように基体10に取付けられる。
この場合、ユニット化された弁機構部9の筒体部20の一側面に一方のレバーハンドル3を介して湯水混合部1の筒部13の湯温調整用レバーハンドル18を設けていない方の側端面を隣接配置されるものである。
また、湯水流出部16と流入孔部21とが接続管34で連通接続される。
更に、水流入部14に給水用接続管14aを接続すると共に湯流入部15に給湯用接続管15aを接続し、更にまた、流出孔22に流出管45aを接続する。流出管45aは先端部がそのまま吐水部2(カラン吐水部2a)となっていて流出孔22の真下に配設してあって、下方に吐水するようになっている。もちろん、流出管45aにシャワーホースを接続してシャワーホースの先端部に吐水部2としてもシャワー吐水部を設けたものであってもよい。
基体10には更にカバー部11が取付けられ、カバー部11により弁機構部9の筒体部20、レバーハンドル3の後端部の取付け部27、湯水混合部1の筒部13の筒部13を覆うようになっている。
カバー部11には前面部に前面開口部31が設けてあり、この前面開口部31からレバーハンドル3の前部に設けた各操作部4が前方に向けて突出し、前方に向けて突出した各操作部4は上方に押し上げ操作したり、下方に押し下げ操作したりすることができるように上下方向に移動自在となっており、各操作部4を上方向に押し上げたり、下方向に押し下げたりすることで、レバーハンドル3を筒体部20の軸芯を中心にして回動自在となっている。操作部4を押し上げたり、押し下げたりすることによるレバーハンドル3の回動角度は特に限定はないが、一例を挙げると45°の回動範囲とする。
レバーハンドル3の操作部4の後端に設けた覆い部28によりカバー部11の前面開口部31を遮蔽するようになっており、これにより、レバーハンドル3を回動しても筒体部20の前面が外部に露出することなく覆い部28により覆われるようになっている。この結果、覆い部28が筒体部20の一部(前部)を覆う断熱カバーの役目を兼用し、カバー部11による断熱のために覆う面積を少なくしてカバー部11の材料を少なくできる。
したがって、筒体部20、操作部4の取付け部27はカバー部11及び覆い部28に覆われて、この部分が施工状態において外部に露出しないようになっている。
また、カバー部11は湯水混合部1の筒部13を覆って筒部13が施工状態において外部に露出しないようになっており、更に、このカバー部11の湯水混合部1を覆っている部分の前面部から前方に向けて一体に略平板状をしたダミー操作部33が突出してある。
ここで、ダミー操作部33の断面形状は、前述の操作部4、湯温調整用の操作部19とその断面形状が同じ又はほぼ同じ形状をしているがカバー部11から一体に突出しているため押し下げ力、押し上げ力が作用してもカバー部11に対して動くことはない。
また、ダミー操作部33の横方向の長さは筒部13の軸方向の長さと同じ又はほぼ同じ長さとなっており、該ダミー操作部33が、前述の湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19と、レバーハンドル3の操作部4との間に介在してある。このようにレバーハンドル3の操作部4と、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19との間にダミー操作部33を介在させることで、操作部19の操作の際に誤って湯温調整用の操作部19を操作したり、あるいは、湯温調整用の操作部19を操作する際に誤って操作部19を操作することがないように、ダミー操作部33が両者の仕切りの役目をする。
レバーハンドル3の操作部4は、操作部4が閉位置Bとなった状態で上面がダミー操作部33の上面と面一となるように設定してある。なお、図1乃至図5に示す実施形態では各操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置、図3、4で実線で示す位置)が閉位置Bで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置、図3、4で二点鎖線で示す位置)が全開位置Aとなっている。
また、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19は、湯温調整用の操作部19の上面が上記ダミー操作部33の上面と面一となった位置がちょうど湯温略40℃となるように設定してある。したがって、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19が湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19の上面とダミー操作部33の上面とが面一又は略面一となっているか、否かを見るだけで、一目で通常の使用における最も平均的な使用湯温である湯温略40℃であるか、否かが理解できる。また、この、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19がダミー操作部33と面一となるようにするだけで、簡単に湯温を略40℃に設定することができるようになっている。
そして、湯温調整用の操作部19がダミー操作部33と面一となっている状態から上面部の湯水混合用の押し下げ用の操作部19aを押し下げ操作したり、あるいは下面部の湯水混合用の押し上げ用の操作部19bを押し上げ操作することで、湯温調整用レバーハンドル18を湯水混合部1の筒部13の中心軸を中心にして回動して、略40℃より湯温を高くなるように調整したり、略40℃より湯温を低くなるように調整することができる。
上記のような構成の湯水混合水栓装置6は、給水用接続管14aに水道管を接続し、給湯用接続管15aに給湯管を接続する。
上記のような湯水混合水栓装置6の使用に当たって、吐水部2の吐水、止水をする場合は、レバーハンドル3の操作部4を押し上げ操作、押し下げ操作することにより行う。
そして、本発明においては、操作部4が押し下げ操作と押し上げ操作が反対方向の操作であるため、手探りであっても操作部4に手を添えて押し上げ操作又は押し下げ操作をすることで直接目で確認しなくても誤り無く操作ができ、このように、操作部4は押し上げ操作と押し下げ操作とで開閉が決まっているので、シャンプーなどで髪を洗っているときや、洗顔している時のように、湯水混合水栓装置6を目で見ることなく、手探りでレバーハンドル3の操作部4を探して、操作する場合でも誤操作することがない。
また、レバーハンドル3の操作部4の押し上げ操作、押し下げ操作により吐水部2からの吐水、止水を行うのであるが、操作部4の上下方向への移動量を調整することで吐水部2から吐水する湯水の流量を同時に調整することができる。
したがって、本発明においては、吐水部2に対応して、別部材としての流量調整弁とこれを操作するための操作部とを必要とせず、湯水混合水栓装置6の小型化、部品点数の削減が可能となる。また、操作部4の上下方向の移動のみで対応する吐水部2からの吐水、止水と流量調整とが同時にできるので、操作性が向上する。
しかも、上記レバーハンドル3が湯温調整用レバーハンドル18と別体なので、レバーハンドル3をそれぞれ独立して操作する際、レバーハンドル3を操作する際も誤って湯温が変えられて高温の湯や低温の水が吐出する恐れがない。
また、図1乃至図5に示す実施形態では操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)が閉位置Bで、操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)が全開位置Aとしてあるので、誤って、操作部4に個別にあるいは同時に物が当たったりして上方から押し下げ力が作用しても、吐水部2から不意に吐水がするという恐れがない。また、この実施形態においては、閉位置Bがほぼ水平となっていてほぼ水平姿勢のダミー操作部33と面一又はほぼ面一となっており、この場合は、湯水混合水栓装置6の下方の空間を広く使え、特に、カラン吐水部2a側の吐水空間が広く且つ見やすくなり、操作部4を上方に押し上げてカラン吐水部2aから吐水させ、このカラン吐水部2aから吐水される湯水を使用する際に操作部4が邪魔にならならず、カラン吐水部2aの使用が便利となる。
もちろん、本発明の湯水混合水栓装置6において、図6に示す実施形態のように、操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)が全開位置Aで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)が閉位置Bとしてもよいものである。この場合は、例えば、閉位置Bがほぼ水平となっていてほぼ水平姿勢のダミー操作部33と面一又はほぼ面一となっていると、湯水混合水栓装置6の上方の空間に操作部4が突出せず、この部分を操作部4に邪魔されず、別の用途に使用したり、広い空間として利用できる。
次に、図7乃至図10に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。なお、本実施形態における湯水混合水栓装置6の左側面図は前述の図1乃至図5に示す実施形態の図5と同様である。
上記実施形態においては、湯水混合部1で混合された湯水を吐水する吐水部2を1つ、レバーハンドル3を1つ備えた湯水混合水栓装置6を示したが、本実施形態における湯水混合水栓装置6は、湯水混合部1と、湯水混合部1で混合された湯水を吐水する複数の吐水部2と、複数の吐水部2からの吐水及び止水を行うための複数の弁手段7と、各弁手段7をそれぞれ独立して開閉操作するための複数のレバーハンドル3とを備えている。
本実施形態の湯水混合水栓装置6は前述の実施形態と同様に、基体10に、湯水混合部1と、弁機構部9と、カバー部11を取付けて主体が構成してある。
湯水混合部1は、外郭を構成する筒部13の外周部の軸方向に水流入部14と湯流入部15を並設して設けると共に湯水流出部16を設け、更に、筒部13内に水流入部14から流入する水と、湯流入部15から流入する湯の混合割合を変えて湯水混合を行うための筒部13内に軸方向に移動自在に内装した湯水混合調整手段17と、筒部13の開口側端部に回動自在に取付けた湯温調整操作部5を構成する湯温調整用レバーハンドル18とを備えることで一つのユニットとして構成してあり、湯温調整用レバーハンドル18を回動することで、湯水混合調整手段17が移動して、水と湯の混合割合を変えて設定された湯温となるよう調整できるようになっている。
湯温調整用レバーハンドル18は湯水混合調整手段17に連結する連結部18aと該連結部18aの前部から前方に突出する湯温調整用の操作部19を突設することで構成してあり、該湯温調整用の操作部19は、筒部13の前部よりも前方に突出し且つ連結部18aの横方向(軸方向)の全長にわたって設けてある。この湯温調整用の操作部19は略平板状をしていて、上面部が湯水混合用の押し下げ用の操作部19a、下側が湯水混合用の押し上げ用の操作部19bとなっている。
弁機構部9は、外郭を構成する筒体部20の軸方向の中間部に設けた流入孔部21と、筒体部20の軸方向における一方の片側半部及び他方の片側半部にそれぞれ設けた2つの流出孔22(22a、22b)と、筒体部20内の軸方向の一方の片側半部及び他方の片側半部にそれぞれ独立して回動自在に嵌め込んだ2つの弁手段7を構成する回動弁23(23a、23b)と、両回動弁23の端部に連結されて各回動弁23を回動操作するための2つのレバーハンドル3とを備えることで一つのユニットとして構成してある。
各回動弁23はそれぞれ軸方向の一端部が開口部24となり且つ他端部が閉塞された回動筒25の外周部に孔26を設けて構成してあり、筒体部20内の軸方向の中間部を介して両回動弁23の開口部24が互いに向き合うように筒体部20内にはめ込んであり、両開口部24は筒体部20内の軸方向の中間部を介して流入孔部21と連通しており、また、各回動弁23をそれぞれ独立して回動することで、2つの流出孔22(22a、22b)と各孔26とを連通したり、非連通とすることで、各回動弁23の開閉及び連通の度合い(つまり開量)の調整を行って流量調整を行うことができるようになっている。2つの流出孔22には後述のようにそれぞれ吐水部2が連通接続される。なお、回動弁23の例で説明しているが、他にもパッキン式弁体、セラミック式摺動弁など吐水、止水機能を有する弁体であれば適用できる。
筒体部20内にそれぞれ回動自在に嵌め込んだ各回動弁23の開口部24と反対側の軸方向の端部には各レバーハンドル3の後端部の取付け部27がそれぞれ筒体部20の軸方向の両側端面に沿うように取付けてあり、この筒体部20の両側端面に沿うように両回動弁23の端部に取付けた2個のレバーハンドル3の前部が筒体部20の前面よりも前方に突出形成してあって操作部4となっている。
本実施形態では図8に示すように、取付け部27の前端部から筒体部20の前面よりも前方に突出するように形成した操作部4は、取付け部27の前端部の軸方向の外側端部から筒体部20の軸方向の中間部分まで至る横長さとなっており、両側のレバーハンドル3の前部に設けた両操作部4の後端部により筒体部20の前面が覆われるようになっている。各操作部4は後端部を除く大部分が略平板状をしていて、上面部が押し下げ用の操作部4a、下面部が押し上げ用の操作部4bとなっており、この操作部4の後端部が筒体部20の外周部前面に沿って筒体部20の前面の軸方向の片側半部を覆うための断面弧状をした覆い部28となっている。
各操作部4は上方への押し上げ・下方への押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となり、各レバーハンドル3はそれぞれ操作部4を上に上げた状態又は下に下げた状態の一方が対応する弁手段7である回動弁23を開(つまり一方の回動弁23の孔26と一方の流出孔22aとが連通する状態、又は、他方の回動弁23の孔26と他方の流出孔22bとが連通する状態)となり、他方が閉(つまり一方の回動弁23の孔26と一方の流出孔22aとが非連通となる状態、又は、他方の回動弁23の孔26と他方の流出孔22bとが非連通となる状態)となっている。そして、各操作部4の上記開位置Aと閉位置Bとの間が該当する吐水部2から吐水する湯水の流量を調整する流量調整域Cとなっている。
レバーハンドル3の操作部4は、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19とその断面形状が同じ又はほぼ同じ形状をしている。
上記のようにユニット化された湯水混合部1と、ユニット化された弁機構部9とをそれぞれ基体10にねじ具29により固着することで取付けてある。
ここで、図8に示すように、ユニット化された湯水混合部1の筒部13の中心軸と、ユニット化された弁機構部9の筒体部20の中心軸とが同軸となり且つユニット化された湯水混合部1とユニット化された弁機構部9とが同軸上に隣接するように基体10に取付けられる。
この場合、ユニット化された弁機構部9の筒体部20の一側面に一方のレバーハンドル3を介して湯水混合部1の筒部13の湯温調整用レバーハンドル18を設けていない方の側端面を隣接配置されるものである。
また、湯水流出部16と流入孔部21とが接続管34で連通接続される。
更に、水流入部14に給水用接続管14aを接続すると共に湯流入部15に給湯用接続管15aを接続し、更にまた、2つの流出孔22(22a、22b)にそれぞれ流出管45a、45bを接続する。流出管45a、45bのうち一方、図9、図10においては流出管45aは先端部がそのまま吐水部2(カラン吐水部2a)となっていて、一方の流出孔22aの真下に配設してあって、下方に吐水するようになっている。
基体10には更にカバー部11が取付けられ、カバー部11により弁機構部9の筒体部20、両レバーハンドル3の後端部の取付け部27、湯水混合部1の筒部13の筒部13を覆うようになっている。
カバー部11には前面部に前面開口部31が設けてあり、この前面開口部31から両レバーハンドル3の前部に設けた各操作部4が前方に向けて突出し、前方に向けて突出した各操作部4は上方に押し上げ操作したり、下方に押し下げ操作したりすることができるように上下方向に移動自在となっており、各操作部4を上方向に押し上げたり、下方向に押し下げたりすることで、各レバーハンドル3を筒体部20の軸芯を中心にして回動自在となっている。操作部4を押し上げたり、押し下げたりすることによるレバーハンドル3の回動角度は特に限定はないが、一例を挙げると45°の回動範囲とする。
各レバーハンドル3の操作部4の後端に設けた覆い部28によりカバー部11の前面開口部31を遮蔽するようになっており、これにより、レバーハンドル3を回動しても筒体部20の前面が外部に露出することなく覆い部28により覆われるようになっている。この結果、覆い部28が筒体部20の一部(前部)を覆う断熱カバーの役目を兼用し、カバー部11による断熱のために覆う面積を少なくしてカバー部11の材料を少なくできる。
したがって、筒体部20、操作部4の取付け部27はカバー部11及び覆い部28に覆われて、この部分が施工状態において外部に露出しないようになっている。
また、カバー部11は湯水混合部1の筒部13を覆って筒部13が施工状態において外部に露出しないようになっており、更に、このカバー部11の湯水混合部1を覆っている部分の前面部から前方に向けて一体に略平板状をしたダミー操作部33が突出してある。
ここで、ダミー操作部33の断面形状は、前述の操作部4、湯温調整用の操作部19とその断面形状が同じ又はほぼ同じ形状をしているがカバー部11から一体に突出しているため押し下げ力、押し上げ力が作用してもカバー部11に対して動くことはない。
また、ダミー操作部33の横方向の長さは筒部13の軸方向の長さと同じ又はほぼ同じ長さとなっており、該ダミー操作部33が、前述の湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19と、2つの隣接するレバーハンドル3の各操作部4のうち一方の操作部4aとの間に介在してある。このようにレバーハンドル3の操作部4と、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19との間にダミー操作部33を介在させることで、操作部19の操作の際に誤って湯温調整用の操作部19を操作したり、あるいは、湯温調整用の操作部19を操作する際に誤って操作部19を操作することがないように、ダミー操作部33が両者の仕切りの役目をする。
両レバーハンドル3の操作部4は、各操作部4が閉位置Bとなった状態で互いに上面が面一となり、更に、この操作部4が閉位置Bの状態で上面がダミー操作部33の上面と面一となるように設定してある。なお、本実施形態においては各操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置、図9、10で実線で示す位置)が閉位置Bで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置、図9、10で二点鎖線で示す位置)が全開位置Aとなっている。
また、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19は、湯温調整用の操作部19の上面が上記ダミー操作部33の上面と面一となった位置がちょうど湯温略40℃となるように設定してある。したがって、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19が湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19の上面とダミー操作部33の上面とが面一又は略面一となっているか、否かを見るだけで、一目で通常の使用における最も平均的な使用湯温である湯温略40℃であるか、否かが理解できる。また、この、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19がダミー操作部33と面一となるようにするだけで、簡単に湯温を略40℃に設定することができるようになっている。
そして、湯温調整用の操作部19がダミー操作部33と面一となっている状態から上面部の湯水混合用の押し下げ用の操作部19aを押し下げ操作したり、あるいは下面部の湯水混合用の押し上げ用の操作部19bを押し上げ操作することで、湯温調整用レバーハンドル18を湯水混合部1の筒部13の中心軸を中心にして回動して、略40℃より湯温を高くなるように調整したり、略40℃より湯温を低くなるように調整することができる。
上記のような構成の湯水混合水栓装置6は、給水用接続管14aに水道管を接続し、給湯用接続管15aに給湯管を接続する。
また、本実施形態の湯水混合水栓装置6は、浴室や洗面化粧台などに設定する例を示しており、他方の流出管45bにはシャワーホース35の一端が接続され、該シャワーホース35の他端のシャワーヘッド36が他方の吐水部2(シャワー吐水部2b)となっている。
上記のように施工された湯水混合水栓装置6の使用に当たって、カラン吐水部2aの吐水、止水をする場合は、一方のレバーハンドル3の操作部4を押し上げ操作、押し下げ操作することにより行い、また、シャワー吐水部2bの吐水、止水をする場合は、他方のレバーハンドル3の操作部4を押し上げ操作、押し下げ操作することにより行う。そして、これらの各レバーハンドル3の操作部4の押し上げ操作、押し下げ操作はそれぞれ独立して行うことができ、また、両操作部4を同時に押し上げ操作したり、あるいは押し下げ操作することができる。したがって、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bの両方が止水状態において、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bのいずれか一方からのみ吐水、あるいは、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bの両方を同時に吐水という操作が簡単にできる。また、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bの両方が吐水状態において、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bのいずれか一方のみの止水、あるいは、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bの両方を同時に止水という操作が簡単にできる。
そして、本実施形態においては、各操作部4がいずれも押し下げ操作と押し上げ操作が反対方向の操作であるため、手探りであっても操作部4に手を添えて押し上げ操作又は押し下げ操作をすることで直接目で確認しなくても誤り無く操作ができ、このように、各操作部はいずれも押し上げ操作と押し下げ操作とで開閉が決まっているので、シャンプーなどで髪を洗っているときや、洗顔している時のように、湯水混合水栓装置6を目で見ることなく、手探りでレバーハンドル3の操作部4を探して、操作する場合でも誤操作することがない。
例えば、シャワー吐水部2bが止水で且つカラン吐水部2aが吐水の状態で、石鹸などで洗顔している時、カラン吐水部2aを止水にしようとして、手探りで、カラン吐水部2a用の操作部4(カラン用の操作部)を探して止水操作をする際、誤ってシャワー用の操作部4を止水側に操作しようとしても、シャワー吐水部2bは既に止水となっているので、シャワー吐水部2bから突然吐水されるというようなおそれがない。
また、シャワー吐水部2bが吐水で且つカラン吐水部2aが止水の状態で、シャンプーなどで洗髪している時、シャワー吐水部2bを止水にしようとして、手探りで、シャワー吐水部2b用のシャワー用の操作部4を止水側に操作する際、誤ってカラン用の操作部4を止水側に操作しようとしても、既に止水しているため、カラン吐水部2aから突然吐水されるというようなおそれがない。
したがって、複数の操作部4を手探りで探して操作する際に、上記のような誤操作をしても、操作部4の操作方向さえ間違っていなければ、手探りであっても予期していない吐水部2から突然吐水されるというような事態が生じることがなく、安心して洗顔や洗髪ができる。
また、例えば、2つの吐水部2のうち、いずれか一方から湯水を吐水したまま放置して止水するのを忘れていたような時、一方の吐水部2から湯水が吐水しているのに気付き、あわてて一方の吐水部2側の操作部4を止水側に操作しようとする場合、あわてているので、誤って別の吐水部2の操作部4を止水側に操作しても、別の吐水部2から突然吐水されるというような事態が生じることがない。
上記のように、各レバーハンドル3の操作部4の押し上げ操作、押し下げ操作により対向する各吐水部2からの吐水、止水を行うのであるが、各操作部4の上下方向への移動量を調整することで対応する各吐水部2から吐水する湯水の流量を同時に調整することができる。
したがって、本発明においては、複数の吐水部2に対応して、別部材としての複数の流量調整弁とこれを操作するための複数の操作部とを必要とせず、湯水混合水栓装置6の小型化、部品点数の削減が可能となる。また、各操作部4の上下方向の移動のみで対応する吐水部2からの吐水、止水と流量調整とが同時にできるので、操作性が向上する。
しかも、上記複数のレバーハンドル3が湯温調整用レバーハンドル18と別体なので、複数のレバーハンドル3をそれぞれ独立して操作する際、いずれのレバーハンドル3を操作する際も誤って湯温が変えられて高温の湯や低温の水が吐出する恐れがない。
また、複数の操作部4を設けた本施形態では各操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)がいずれも閉位置Bで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)がいずれも全開位置Aとしてあるので、誤って、各操作部4に個別にあるいは同時に物が当たったりして上方から押し下げ力が作用しても、操作部4は元々閉位置にいるか、又は開位置にいても下方に押し下げられて閉位置となるので、複数の吐水部2から不意に吐水がするという恐れがない。また、この実施形態においては、閉位置Bがほぼ水平となっていてほぼ水平姿勢のダミー操作部33と面一又はほぼ面一となっており、この場合は、湯水混合水栓装置6の下方の空間を広く使え、特に、カラン吐水部2a側の吐水空間が広く且つ見やすくなり、操作部4を上方に押し上げてカラン吐水部2aから吐水させ、このカラン吐水部2aから吐水される湯水を使用する際に操作部4が邪魔にならならず、カラン吐水部2aの使用が便利となる。
もちろん、操作部4を複数も受けた本発明の湯水混合水栓装置6において、11に示す実施形態のように、各操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)がいずれも全開位置Aで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)がいずれも閉位置Bとしてもよいものである。この場合は、例えば、閉位置Bがほぼ水平となっていてほぼ水平姿勢のダミー操作部33と面一又はほぼ面一となっていると、湯水混合水栓装置6の上方の空間に操作部4が突出せず、この部分を操作部4に邪魔されず、別の用途に使用したり、広い空間として利用できる。
図12乃至図16、図17乃至図22、図23、図24にはそれぞれ本発明の他の実施形態が示してある。これらの実施形態においては、カウンター本体40の下面部に前述の湯水混合水栓装置6を配設して取付けた湯水混合水栓装置付きカウンター41が示してある。図12乃至図16の実施形態、図23の実施形態は、吐水部2を1つ、弁手段7を1つ、レバーハンドル3を1つ備えた湯水混合水栓装置6をカウンター本体40の下面部に沿って配設して取付けた例であり、また、図17乃至図22の実施形態、図24の実施形態は複数の吐水部2と、複数の弁手段7と、各弁手段7をそれぞれ独立して開閉操作するための複数のレバーハンドル3とを備えた湯水混合水栓装置6をカウンター本体40の下面部に沿って配設して取付けた例である。
また、図17乃至図22に示す本実施形態における湯水混合水栓装置6の左側面図は前述の図12乃至図16に示す実施形態の図16と同様である。また、図21、図22の実施形態において用いる湯水混合水栓装置6の前方から見た斜視図及び背方から見た斜視図である。
これら図12乃至図16、図17乃至図22、図23、図24に示す湯水混合水栓装置付きカウンター41においては、湯水混合水栓装置6の大部分はカウンター本体40の下面側に沿って配設されることでカウンター本体40により隠されるようになっているが、湯水混合水栓装置6のレバーハンドル3の操作部4、ダミー操作部33、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19がカウンター本体40の前端から前方に突出している。そして、略平板状をしたレバーハンドル3各操作部4が閉位置に位置し、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19が略40℃の位置となって、レバーハンドル3の操作部4の上面とダミー操作部33の上面と、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19の上面とが面一となっている状態では操作部4、ダミー操作部33、湯温調整用の操作部19が全体として一連の板状物のような外観となり、図12(a)、図17(a)、図23(a)、図24(a)のように、板状のカウンター本体40の前端部の下端縁から前方に全体として一連の板状物(操作部)が突出している外観となり、統一感があり、外観がよくなる。
図12、図17に示す実施形態においては、カウンター本体40の下面部に前述の湯水混合水栓装置6を配設して取付けた湯水混合水栓装置付きカウンター41において、操作部4は、下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)が閉位置Bで、操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)が全開位置Aとしてあるが、図23、図24に示す実施形態のように操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)が全開位置Aで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)が閉位置Bとしてもよいものである。
なお、上記した各実施形態においては、ダミー操作部33を設けた例を示したが、ダミー操作部33を設けないものであってもよい。
また、上記した各実施形態では2つの吐水部2のうち一方をカラン吐水部2a、他方をシャワー吐水部2bとした例を示したが、両方ともカラン吐水部2aであってもよい。
また、上記各実施形態では、2つの吐水部2からの吐水及び止水をそれぞれ独立して行うための2つの弁手段7と、該2つの弁手段7をそれぞれ独立して開閉操作するための2つのレバーハンドル3とを備えた湯水混合水栓装置6の例で説明したが、吐水部2が3つ以上、弁手段7が3つ以上、レバーハンドル3が3つ以上であってもよい。
本発明の一実施形態を示す斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 同上の平面断面図である。 同上の縦断面図である。 同上の右側図である。 同上の左側面図である。 本発明の他の実施形態を示す斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 本発明の更に他の実施形態を示す斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(c)は他方の操作部が閉位置で一方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(d)は各操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 同上の平面断面図である。 同上の縦断面図である。 同上の右側図である。 本発明の更に他の実施形態を示す斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(c)は他方の操作部が閉位置で一方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(d)は各操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 本発明の湯水混合水栓装置を付設したカウンターの斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 同上の平面断面図である。 同上の縦断面図である。 同上の右側面図である。 同上の左側面図である。 本発明の湯水混合水栓装置を付設したカウンターの他の実施形態を示す斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(c)は他方の操作部が閉位置で一方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(d)は各操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 同上の平面断面図である。 同上の縦断面図である。 同上の右側面図である。 同上に用いる湯水混合水栓装置の前方から見た斜視図である。 同上に用いる湯水混合水栓装置の背方から見た斜視図である。 本発明の湯水混合水栓装置を付設したカウンターの更に他の実施形態を示す斜視図である。 本発明の湯水混合水栓装置を付設したカウンターの更に他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 湯水混合部
2 吐水部
3 レバーハンドル
4 操作部
4a 押し下げ用操作部
4b 押し上げ用操作部
5 湯温調整操作部
6 湯水混合水栓装置
7 弁手段
23 回動弁

Claims (2)

  1. 水と湯を混合する湯水混合部と、湯水混合部で混合された湯水を吐水する吐水部と、該吐水部からの吐水及び止水を行うための弁手段と、弁手段を開閉操作するためのレバーハンドルとを備えた湯水混合水栓装置であって、レバーハンドルに上面側が押し下げ用操作部、下面側が押し上げ用操作部となった略板状をした操作部を設け、該操作部は押し上げ・押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となり、レバーハンドルの操作部を上限まで上げた状態又は下限まで下げた状態の一方が全開吐水で他方が止水となり且つ操作部の上下方向における移動領域のうち上記全開位置と止水位置との間が流量調整域となり、前記湯水混合部における上記レバーハンドルとは別体の湯温調整を行うための湯温調整操作部を設けて成ることを特徴とする湯水混合水栓装置。
  2. レバーハンドルは一端部に略板状をした操作部を設けると共に他端部を湯水混合水栓装置に設けた弁手段を構成する回動弁に連結したものであって、操作部の上方又は下方の移動によりレバーハンドルを他端部を中心にして回動することで回動弁を回動するものであることを特徴とする請求項1記載の湯水混合水栓装置。
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