JP2009078517A - 酸素吸収性共押出多層積層シート - Google Patents
酸素吸収性共押出多層積層シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009078517A JP2009078517A JP2007251379A JP2007251379A JP2009078517A JP 2009078517 A JP2009078517 A JP 2009078517A JP 2007251379 A JP2007251379 A JP 2007251379A JP 2007251379 A JP2007251379 A JP 2007251379A JP 2009078517 A JP2009078517 A JP 2009078517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- resin
- layer
- laminated sheet
- multilayer laminated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】少なくとも、第1フィルムと、第2フィルムと、第3フィルムがこの順で設けられてなる共押出多層積層シートであって、前記第1フィルムが、メルトフローレイト(MFR)が0.5〜5g/10分(190℃)であり、かつ、密度が0.935g/cm3以上である高密度ポリエチレン系樹脂20〜60重量%と、メルトフローレイト(MFR)が5〜20g/10分(230℃)であるポリプロピレン系樹脂40〜80重量%を少なくとも含む樹脂層を最表面層とした、1層または2層以上の樹脂層からなるフィルムであり、第2フィルムが、酸化性樹脂と遷移金属触媒とを含む酸素吸収性樹脂層からなるフィルムであり、第3フィルムが、熱可塑性樹脂を含む樹脂層を有する、1層または2層以上の樹脂層からなるフィルム。
【選択図】なし
Description
本発明の共押出多層積層シートは、容器などに接着してイージーピール性を発揮する凝集破壊層を有する第1フィルムと、酸素吸収性を発揮する第2フィルムと、第2フィルムと基材との接着剤が直接接触することを防ぎ、シートに強度を付与する第3フィルムが少なくともこの順で設けられてなる。本発明の共押出多層積層シートには、例えばさらに第3フィルム上に基材フィルムを積層してもよく、その場合、共押出多層積層シートは、第1フィルム、第2フィルム、第3フィルム、基材フィルムの順に設けられたものとなる。この場合、典型的には第1フィルム、第2フィルムおよび第3フィルムが共押出によって積層形成され、その後、基材フィルムが積層される。
本発明の共押出多層積層シートにおける第1フィルムは、その最表面に容器などに接着してイージーピール性を発揮する凝集破壊層を少なくとも含むものであり、包装容器の蓋として用いられる際に、酸素吸収性を発揮する第2フィルムと容器との間に位置することが想定されているものである。この第1フィルムは、1層または2層以上の樹脂層から形成されていてもよい。
第1フィルムの最表面層(すなわち容器などに直接接触することが想定され、第1フィルムが2層以上の樹脂層から形成される場合には第2フィルムから最も遠い層)は、凝集破壊層であり、メルトフローレイト(MFR)が0.5〜5g/10分(190℃)であり、かつ、密度が0.935g/cm3以上である高密度ポリエチレン系樹脂20〜60重量%と、メルトフローレイト(MFR)が5〜20g/10分(230℃)であるポリプロピレン系樹脂40〜80重量%を少なくとも含む樹脂層とする。
第1フィルムを、好ましくは2層以上の樹脂層とすることもでき、その場合は、前記第1フィルムを構成する樹脂層のうち最表面層と隣接する樹脂層としてクッション層を設けることができる。クッション層の成分としては、好ましくは、エチレン−α・オレフィン共重合体、密度が0.935g/cm3以上の高密度ポリエチレン、または、ポリプロピレン系樹脂、を主成分とするものとすることができ、具体的には、後述する第3フィルムのベース層と同様の材料を用いることができる。このうちクッション層に用いるのに比較的好ましいものは、密度が0.935g/cm3以上の高密度ポリエチレンである。クッション層は設けないこともでき、膜厚も自由に選択できるが、設ける場合は充分なクッション性を発揮するため、10μm以上とすることが好ましい。なお、本明細書において主成分とするとは、クッション層成分に限らず、少なくとも50重量%以上、好ましくは70重量%以上、より好ましくは90重量%以上含まれる成分であることを意味する。
また、第1フィルムを2層以上の樹脂層とする場合には、第1フィルムを構成する樹脂層のうち第2フィルムと対向する層を接着性樹脂層とすることができる。好ましくはさらに、第1フィルムを3層の樹脂層とする場合には、最表面層、クッション層、接着性樹脂層の構成とすることができる。第1フィルムの酸素吸収層に対向する面には、必ずしも接着性樹脂層を設ける必要はないが、酸素吸収性樹脂組成物と対抗する面の熱可塑性樹脂との接着性が低い場合は設けることが望ましい。接着強度は、好ましくは2N/15mm幅以上、より好ましくは5N/15mm幅が好ましい。膜厚は5〜15μmが好ましい。極端に薄いと製膜時に安定して層を形成することが難しく、必要以上に厚いと接着性樹脂は比較的高価であるためフィルムのコスト増加となる。
本発明の共押出多層積層シートにおける第2フィルムは、酸素吸収性樹脂層からなるフィルムであり、第1フィルムと第3フィルムの間に設けられるものであって、酸化性樹脂と遷移金属触媒とを含む酸素吸収性樹脂層である。
本発明の共押出多層積層シートにおける第3フィルムは、第2フィルムと基材との接着剤が直接接触することを防ぎ、第2フィルムの劣化反応を抑え、本発明の共押出多層積層シートに強度を付与すると共に、共押出多層積層シートの層構成を対称に近くすることで、シートのカールを防ぐ層であって、熱可塑性樹脂を含むベース層を有するものである。
この、第3フィルムは、ベース層、好ましくは、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、密度が0.935g/cm3以上の高密度ポリエチレン、または、ポリプロピレン系樹脂を主成分とするベース層を含むものとする。このうちベース層に用いるのに比較的好ましいものは、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体である。
また、第3フィルムを2層以上の樹脂層とする場合には、第3フィルムを構成する樹脂層のうち第2フィルムと対向する層を接着性樹脂層とすることができる。第3フィルムの酸素吸収層に対向する面には、必ずしも接着性樹脂層を設ける必要はないが、酸素吸収性樹脂組成物と対抗する面の熱可塑性樹脂との接着性が低い場合は設けることが望ましい。接着強度は、好ましくは2N/15mm幅以上、より好ましくは5N/15mm幅が好ましい。膜厚は5〜15μmが好ましい。極端に薄いと製膜時に安定して層を形成することが難しく、必要以上に厚いと接着性樹脂は比較的高価であるためフィルムのコスト増加となる。
本発明の共押出多層積層シートにおいては、第3フィルムの外側(第2フィルムから遠い面)にさらに、基材フィルムを設けることができる。したがって、基材フィルムが設けられる場合には、第1フィルム、第2フィルム、第3フィルム、基材フィルムの順となるように設けられる。
本発明の別の態様である包装容器は、上記本発明の共押出多層積層シートを用いた包装容器である。上記本発明の共押出多層積層シートは、典型的には容器の蓋として用いられるが、これに限定されるものではない。この容器としては、例えば、成形樹脂として、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、ポリアクリル系あるいはポリメチルメタクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリルーブタジェンースチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロ−ス、その他等の成形樹脂を使用し、例えば、押出成形、射出成形、ブロ−成形、発泡成形、真空・圧空等の熱成形、注型成形、圧縮成形、その他等の成形加工法を用いて成形した各種のプラスチック製成形容器を使用することができる。
(1).樹脂組成物(イ)〜(へ)の調製
(イ).第1フィルムを構成する(最表面層:凝集破壊層用)樹脂組成物1
高密度ポリエチレン(三井化学株式会社製,商品名,ハイゼックス3300F,密度=0.950g/cm3、メルトフロ−レイト:MFR=1.1g/10分)を40重量部と、ポリプロピレン(エチレン−プロピレンのランダムコポリマー樹脂,日本ポリケム株式会社製,商品名,ノバテックFL02C,密度=0.9g/cm3、メルトフロ−レイト:MFR=18.0g/10分、引張弾性率=700MPa)60重量部を充分に混錬して樹脂組成物を調整した。
(ロ)第1フィルムを構成する(クッション層用)樹脂組成物2
シングルサイト系触媒(メタロセン触媒)を使用して共重合したエチレン−α・オレフィン共重合体(株式会社プライムポリマー製、商品名、エボリュ−SP2020、密度=0.916g/cm3 、メルトフロ−レイト、MFR=1.5g/10分)100重量部からなる樹脂組成物を用意した。
(ハ)第1フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物3
接着性ポリオレフィン(三井化学株式会社製、商品名、アドマーNF308、密度=0.932g/cm3 、メルトフロ−レイト、MFR=1.7g/10分)100重量部からなる樹脂組成物を用意した。
(ニ).第2フィルムを構成する樹脂組成物(酸素吸収性樹脂組成物)
酸化性樹脂として、エチレン/メチルアクリレ−ト/メチルシクロヘキセンメチルアクリレ−トのコポリマ−100.0重量部と、遷移金属触媒として、コバルト2−エチルヘキサノエ−ト0.01重量部、ラジカル系光重合開始剤として、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン0.001重量部とを十分に混練した樹脂組成物を調製した。
(ホ).第3フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物1
実施例1の(ハ)と同様の接着性ポリオレフィンを用意した。
(へ).第3フィルムを構成する(ベース層用)樹脂組成物2
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を用意した。
上記で調製した樹脂組成物を使用し、これらを、7種7層の上吹き空冷インフレ−ション共押出製膜機を用いて、(イ)の樹脂組成物による層を5μm、(ロ)の樹脂組成物による層を15μm、(ハ)の樹脂組成物による層を5μm、(ニ)の樹脂組成物による層を10μm、(ホ)の樹脂組成物による層を5μm、(へ)の樹脂組成物による層を10μmにそれぞれ共押出製膜して、総厚50μmの共押出多層積層シートを製造した。
厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの片面にコロナ放電処理を施し、そのコロナ放電処理面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネ−ト用接着剤を厚さ3.0g/m2(ドライ)塗布して接着剤層を形成し、その後、該接着剤層の面に、両面にコロナ処理を施した2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを重ね合わせ、更に、上記と同様に、上記で積層した両面コロナ処理した2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの面に、2液硬化型のポリウレタン系ラミネ−ト用接着剤を厚さ3.0g/m2(ドライ)塗布して接着剤層を形成し、基材フィルムを得た。
まず、上記で製造した蓋材についてソニ−株式会社製、μ−メ−タにより膜厚を測定した。
(1).樹脂組成物(イ)〜(へ)の調製
(イ).第1フィルムを構成する(最表面層:凝集破壊層用)樹脂組成物1
実施例1の(イ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ロ)第1フィルムを構成する(クッション層用)樹脂組成物2
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ハ)第1フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物3
実施例1の(ハ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ニ).第2フィルムを構成する樹脂組成物(酸素吸収性樹脂組成物)
酸化性樹脂として、スチレン/ブタジエンのコポリマー100.0重量部と、遷移金属触媒として、コバルト2−エチルヘキサノエ−ト0.01重量部と、ラジカル系光重合開始剤として、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン0.001重量部とを十分に混練した樹脂組成物を調製した。
(ホ).第3フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物1
実施例1の(ハ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(へ).第3フィルムを構成する(ベース層用)樹脂組成物2
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を用意した。
(1).樹脂組成物(イ)〜(へ)の調製
(イ).第1フィルムを構成する(最表面層:凝集破壊層用)樹脂組成物1
実施例1の(イ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ロ)第1フィルムを構成する(クッション層用)樹脂組成物2
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ハ)第1フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物3
実施例1の(ハ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ニ).第2フィルムを構成する樹脂組成物(酸素吸収性樹脂組成物)
酸化性樹脂として、ポリ−N、N'−ジメチルメタキシリレンジアミン100.0重量部と、遷移金属触媒として、コバルト2−エチルヘキサノエ−ト0.01重量部と、ラジカル系光重合開始剤として、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン0.001重量部とを十分に混練した樹脂組成物を調製した。
(ホ).第3フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物1
実施例1の(ハ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(へ).第3フィルムを構成する(ベース層用)樹脂組成物2
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を用意した。
(1).樹脂組成物(イ)〜(へ)の調製
(イ).第1フィルムを構成する(最表面層:凝集破壊層用)樹脂組成物1
高密度ポリエチレン(三井化学株式会社製,商品名,ハイゼックス3300F,密度=0.950g/cm3、メルトフロ−レイト:MFR=1.1g/10分)を30重量部と、ポリプロピレン(エチレン−プロピレンのランダムコポリマー樹脂,日本ポリケム株式会社製,商品名,ノバテックFL02C,密度=0.9g/cm3、メルトフロ−レイト:MFR=18.0g/10分、引張弾性率=700MPa)70重量部を充分に混錬して樹脂組成物を調整した。
(ロ)第1フィルムを構成する(クッション層用)樹脂組成物2
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ハ)第1フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物3
実施例1の(ハ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ニ).第2フィルムを構成する樹脂組成物(酸素吸収性樹脂組成物)
実施例1の(ニ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ホ).第3フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物1
実施例1の(ハ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(へ).第3フィルムを構成する(ベース層用)樹脂組成物2
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を用意した。
(1).樹脂組成物(イ)〜(へ)の調製
(イ).第1フィルムを構成する(最表面層:凝集破壊層用)樹脂組成物1
実施例4の(イ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ロ)第1フィルムを構成する(クッション層用)樹脂組成物2
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ハ)第1フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物3
実施例1の(ハ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ニ).第2フィルムを構成する樹脂組成物(酸素吸収性樹脂組成物)
実施例1の(ニ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ホ).第3フィルムを構成する(接着性樹脂層用)樹脂組成物1
実施例1の(ハ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(へ).第3フィルムを構成する(ベース層用)樹脂組成物2
高密度ポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製、商品名、ノバテックHD−HY430、密度=0.955g/cm3、メルトフロ−レイト:MFR=0.8g/10分)100重量部からなる樹脂組成物を用意した。
(1).樹脂組成物(イ)〜(ロ)の調製
(イ)第1フィルムを構成する(最表面層:凝集破壊層用)樹脂組成物
実施例1の(イ)と同様の樹脂組成物を調製した。
(ロ)第2フィルムを構成する樹脂組成物
実施例1の(ロ)と同様の樹脂組成物を調製した。
上記で調製した樹脂組成物を使用し、これらを、3種3層の上吹き空冷インフレ−ション共押出製膜機を用いて、(イ)の樹脂組成物による層を5μm、(ロ)の樹脂組成物による層を45μmにそれぞれ共押出製膜して、総厚50μmの共押出多層積層シートを製造した。
Claims (9)
- 少なくとも、第1フィルムと、第2フィルムと、第3フィルムがこの順で設けられてなる共押出多層積層シートであって、
前記第1フィルムが、メルトフローレイト(MFR)が0.5〜5g/10分(190℃)であり、かつ、密度が0.935g/cm3以上である高密度ポリエチレン系樹脂20〜60重量%と、メルトフローレイト(MFR)が5〜20g/10分(230℃)であるポリプロピレン系樹脂40〜80重量%とを少なくとも含む樹脂層を最表面層とした、1層または2層以上の樹脂層からなるフィルムであり、
第2フィルムが、酸化性樹脂と遷移金属触媒とを含む酸素吸収性樹脂層からなるフィルムであり、
第3フィルムが、熱可塑性樹脂を含む樹脂層を有する、1層または2層以上の樹脂層からなるフィルム、
であることを特徴とする、共押出多層積層シート。 - 第1フィルムが、2層以上の樹脂層からなり、前記第1フィルムを構成する樹脂層のうち最表面層と隣接する樹脂層が、
エチレン−α・オレフィン共重合体、
密度が0.935g/cm3以上の高密度ポリエチレン、または、
ポリプロピレン系樹脂、
を主成分とする樹脂層である、請求項1に記載の共押出多層積層シート。 - 第1フィルムが、2層以上の樹脂層からなり、前記第1フィルムを構成する樹脂層のうち前記第2フィルムと対向する層が、接着性樹脂層である、請求項1または2に記載の共押出多層積層シート。
- 前記第3フィルムが、
シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、
密度が0.935g/cm3以上の高密度ポリエチレン、または、
ポリプロピレン系樹脂、
を主成分とする樹脂層を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の共押出多層積層シート。 - 第3フィルムが、2層以上の樹脂層からなり、前記第3フィルムを構成する樹脂層のうち第2フィルムと対向する層が接着性樹脂による樹脂層である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の共押出多層積層シート。
- 第1フィルムの最表面層の膜厚が、20μm以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の共押出多層積層シート。
- さらに基材フィルムが、第1フィルムと、第2フィルムと、第3フィルムと、基材フィルムの順となるように設けられてなる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の共押出多層積層シート。
- 前記基材フィルムが、2軸延伸ポリエステル系樹脂フィルムである、請求項7に記載の共押出多層積層シート。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の共押出多層積層シートを用いた包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007251379A JP5152633B2 (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 酸素吸収性共押出多層積層シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007251379A JP5152633B2 (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 酸素吸収性共押出多層積層シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009078517A true JP2009078517A (ja) | 2009-04-16 |
JP5152633B2 JP5152633B2 (ja) | 2013-02-27 |
Family
ID=40653635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007251379A Active JP5152633B2 (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 酸素吸収性共押出多層積層シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5152633B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001072115A (ja) * | 1999-09-03 | 2001-03-21 | Showa Denko Kk | イージーピール蓋材 |
JP2001219512A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-14 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 易開封性複合フイルム |
JP2006224399A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 酸素吸収性多層積層フィルムおよびそれを使用した積層体、包装用袋、包装製品 |
JP2006256636A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 蓋材 |
-
2007
- 2007-09-27 JP JP2007251379A patent/JP5152633B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001072115A (ja) * | 1999-09-03 | 2001-03-21 | Showa Denko Kk | イージーピール蓋材 |
JP2001219512A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-14 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 易開封性複合フイルム |
JP2006224399A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 酸素吸収性多層積層フィルムおよびそれを使用した積層体、包装用袋、包装製品 |
JP2006256636A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 蓋材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5152633B2 (ja) | 2013-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6109038B2 (ja) | 可剥性の密封構造 | |
JP4720562B2 (ja) | 共押出多層フィルム及び該フィルムを用いた包装材 | |
JP2006256636A (ja) | 蓋材 | |
JP5589614B2 (ja) | 易引き裂き性包装袋 | |
JP4763005B2 (ja) | 積層体 | |
JP2015113124A (ja) | 低吸着性スタンディングパウチ | |
US20100239796A1 (en) | Lap sealable laminate and packaging made therefrom | |
JP4923590B2 (ja) | イ−ジ−ピ−ルシ−ラント | |
JP6757771B2 (ja) | イージーピール性シーラントフィルムおよび包装体 | |
JP4857809B2 (ja) | 包装体 | |
JP4839644B2 (ja) | 蓋材 | |
JP2005199514A (ja) | 多層積層樹脂フィルムおよびそれを使用した積層材 | |
JP5152635B2 (ja) | 酸素吸収性共押出多層積層シート | |
JP2007320060A (ja) | イ−ジ−ピ−ルシ−ラント | |
JP6740837B2 (ja) | 再封性およびデッドホールド性を有するシーラントフィルム | |
JP5152634B2 (ja) | 酸素吸収性共押出多層積層シート | |
JP2020116959A (ja) | 積層体及びそれよりなる蓋材 | |
JP5152633B2 (ja) | 酸素吸収性共押出多層積層シート | |
JP5023924B2 (ja) | 電子レンジ調理用袋 | |
JP2006001055A (ja) | 多層積層フィルム、それを使用した積層材および包装用袋 | |
JP4489466B2 (ja) | 多層積層樹脂フィルム | |
JP2004314449A (ja) | 易開封性多層フィルム、当該フィルムからなる蓋材及び包装体 | |
JP6801342B2 (ja) | 再封性およびデッドホールド性を有するシーラントフィルム | |
JP6859699B2 (ja) | 再封性シーラントフィルム | |
JP2006027621A (ja) | 蓋材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121122 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5152633 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |