JP2009077936A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗浄消毒装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009077936A
JP2009077936A JP2007249638A JP2007249638A JP2009077936A JP 2009077936 A JP2009077936 A JP 2009077936A JP 2007249638 A JP2007249638 A JP 2007249638A JP 2007249638 A JP2007249638 A JP 2007249638A JP 2009077936 A JP2009077936 A JP 2009077936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
endoscope
tank
disinfecting apparatus
disinfecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007249638A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Torisawa
信幸 鳥澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2007249638A priority Critical patent/JP2009077936A/ja
Publication of JP2009077936A publication Critical patent/JP2009077936A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】複数の工程によって内視鏡の洗浄を行なう内視鏡洗浄消毒装置において、オペレータが内視鏡洗浄消毒装置から離れた場所にいたとしても、内視鏡洗浄消毒装置が視野に入る範囲内であれば、内視鏡洗浄消毒装置が設置された場所まで移動する必要がなく、洗浄の進捗状況や洗浄終了までの時間を確認することができ、効率の良い洗浄を行なうことができる内視鏡洗浄消毒装置を提供する。
【解決手段】複数の工程によって内視鏡の洗浄を行なう内視鏡洗浄消毒装置であって、内視鏡を収容して洗浄を行なう洗浄槽と、洗浄槽の蓋体と、洗浄槽内を照明する照明手段とを有し、かつ、照明手段は、複数の工程の少なくとも1つの工程において、洗浄槽内の照明の状態を他の工程と変えることによって上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡の洗浄消毒を行なう内視鏡洗浄消毒装置に関し、詳しくは、内視鏡の洗浄消毒における各工程の表示機能を持つ内視鏡洗浄消毒装置に関するものである。
一般に、内視鏡は再使用する医療機器であるため、感染等を防止するために使用後の洗浄が必須である。そのため、使用した内視鏡の洗浄を行なう内視鏡洗浄消毒装置が各種、実用化されている。
内視鏡洗浄消毒装置は、通常、洗浄、消毒およびすすぎ等の複数の工程を行なって内視鏡の洗浄を行なう。従来の内視鏡洗浄消毒装置では、内視鏡の洗浄時間を設定し、洗浄が一端開始されると、内視鏡の洗浄が前述の複数の工程のうち、どの工程が行なわれているのか、また、洗浄終了までに残りどのくらいの時間が必要なのかということを内視鏡洗浄消毒装置のオペレータが確認することができず、使い難い。そのため、フロントパネルなどに洗浄工程の進捗状況(どの工程が行なわれているか)や、洗浄の終了予定時間等を表示することが各種提案されている(特許文献1〜3参照)。
例えば、特許文献1には、洗い、すすぎ、脱水などの各工程に対応するように、複数個のランプ(発光源)を設け、その各工程の進行につれて、順次、ランプを消去点灯させることにより、洗い、すすぎ、脱水のそれぞれの残り時間および洗い、すすぎ、脱水のどの工程にあるかを表示することにより、残り時間および現在の洗浄工程を知ることができる進行表示点灯方法が開示されている。
また、特許文献2には、内視鏡を収容して洗浄する内視鏡洗浄装置において、装置本体上面に設けられた表示パネルに、洗浄工程の経過時間が表示されるメインLCDパネルと、また、洗浄工程の残り時間が表示されるサブLCDパネルとを有する内視鏡洗浄消毒装置が開示されている。
また、特許文献3には、洗浄工程表示パネルにおいて、複数の各工程を表示する表示部を有した第1の工程表示群と、複数の各工程を表示する表示部を有した第2の工程表示群とを設け、さらにその第1、第2の工程表示群間には、第1の工程表示群の示す工程に加えて、第2の工程表示群の示す工程への進行を選択するためのスイッチ部を配設した工程表示パネルが開示されている。
特公昭63−065955号公報 特許第3864324号公報 特開昭59−142697号公報
通常、内視鏡洗浄消毒装置は、洗浄が開始された後は、洗浄、消毒、すすぎ等の複数の工程を自動的に行なう。そのため、操作者は内視鏡洗浄消毒装置に内視鏡を収容して、洗浄開始のスイッチを入力した後、内視鏡洗浄消毒装置から離れた他の場所で別の仕事をしていることが多い。
しかしながら、仕事を円滑に行なうためには、装置が今、どの工程にあるかを適正に把握できるのが好ましい。例えば、内視鏡洗浄消毒装置で内視鏡の洗浄を行なった後に、すぐに他の内視鏡の洗浄を行いたい場合には、現在行なわれている内視鏡の洗浄が、どの工程にあり、また洗浄終了までの残り時間はどれくらいなのかということを適宜確認する必要がある。
ここで、従来の内視鏡洗浄消毒装置においては、フロントパネルに洗浄の各工程の進捗状況や、洗浄の終了予定時間等を表示しているため、オペレータが内視鏡洗浄消毒装置から離れた場所で他の作業をしている場合には、内視鏡洗浄消毒装置の場所まで移動し、フロントパネルの表示を読んで確認する必要があり、手間がかかる。また、設定した洗浄時間から、洗浄の終了時間を予測できる場合であっても、常に時間を気にしなければならず、使い勝手が良くない。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、オペレータが内視鏡洗浄消毒装置から離れた場所にいたとしても、内視鏡洗浄消毒装置が視野に入る範囲内であれば、内視鏡洗浄消毒装置が設置された場所まで移動することなく、洗浄の各工程の進捗状況を確認することができ、効率の良い洗浄を行なうことができる内視鏡洗浄消毒装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の工程によって内視鏡の洗浄を行なう内視鏡洗浄消毒装置であって、内視鏡を収容して洗浄を行なう洗浄槽と、前記洗浄槽の蓋体と、前記洗浄槽内を照明する照明手段とを有し、かつ、前記照明手段は、前記複数の工程の少なくとも1つの工程において、前記洗浄槽内の照明の状態を他の工程と変えることを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置を提供する。
ここで、前記照明手段は、照明の色の変化、照明の光量の変化、および、照明の点灯状態の変化の少なくとも1つによって、前記照明の状態を変えることが好ましい。
さらに、前記内視鏡の洗浄が終了したら、前記照明手段は、洗浄終了の前の工程とは異なる照明の状態で前記洗浄槽内を照明することが好ましい。
前記洗浄槽に収容して処理液に浸漬した状態で前記内視鏡内を加圧する、漏水検知を行なう機能を有し、前記照明手段は、この漏水検知を行なっている際にも、前記洗浄槽内を照明することが好ましい。
独立かつ非同期で内視鏡を洗浄できる複数の洗浄槽を有し、前記照明手段は、各洗浄槽毎に独立して点灯を制御されることが好ましい。
さらに、前記蓋体が透明であることが好ましい。
複数の工程によって内視鏡の洗浄を行なう内視鏡洗浄消毒装置において、内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽内を照明する照明手段を有し、この照明手段は、内視鏡の洗浄の各工程に応じて照明の状態が変化する。一般的に、内視鏡洗浄消毒装置において、洗浄槽内を確認できるように洗浄槽の蓋は透明な材料で構成される。従って、照明手段による照明光は内視鏡洗浄消毒装置の外部から視認することができ、内視鏡洗浄消毒装置において、複数の洗浄工程のうち、どの工程が行なわれているのかを、内視鏡洗浄消毒装置が視野に入る範囲内であれば、内視鏡洗浄消毒装置が設置されている場所まで移動する必要がなく、確認することができる。従って、例えば、洗浄消毒装置の洗浄の状況を的確に把握することで、洗浄消毒終了後、直ちに洗浄が終了した内視鏡を取り出し、他の洗浄が必要な内視鏡を投入することができるので、効率の良い、内視鏡の洗浄を行なうことができる。
以下、本発明の内視鏡洗浄消毒装置について、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
図1に、本発明の内視鏡洗浄消毒装置の一例の概略図を示す。なお、図1において、(A)は斜視図、(B)は側面図である。また、図2に、この内視鏡洗浄消毒装置の概略上面図(後述する蓋体20は省略)を示す。
図1に示す内視鏡洗浄消毒装置10(以下、洗浄消毒装置10とする)は、内視鏡50の自動洗浄を行なう装置である。この洗浄消毒装置10は、内視鏡50を収容して洗浄を行なう洗浄槽として、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bの、2つの洗浄槽(以下、両者をまとめて洗浄槽14とも言う)を有し、2台の内視鏡50を、同時に、かつ非同期(独立して)で洗浄することが可能な装置である。
洗浄消毒装置10において、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bは、内視鏡50を収容して、前記洗浄液による洗浄および洗浄後の水道水によるすすぎ(洗浄工程)、消毒液による消毒(消毒工程)、および、水道水によるすすぎ(すすぎ工程)の3つの工程を行なって、内視鏡50の洗浄を行なうものである。
なお、これら洗浄消毒装置10による内視鏡50の洗浄は、後述する制御部60によって制御される。
なお、図示例の洗浄消毒装置10は、2つの洗浄槽14を有するが、本発明は、これに限定はされず、洗浄槽を1つのみ有するものであってもよく、あるいは、3以上の洗浄槽14を有するものであってもよい。しかしながら、本発明の効果がより好適に発現できる等の点で、洗浄消毒装置10は、複数の洗浄槽を有し、それぞれの洗浄槽における洗浄を独立で、かつ、非同期で行なうことができるのが好ましい。さらに、本発明の洗浄消毒装置10において、洗浄槽14の配列方向は、図示例の短手方向に限定はされず、長手方向に複数の洗浄槽を配列してもよい。
図示例の洗浄消毒装置10においては、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bは、全く同じ構成を有するので、同じ部材には同じ符号を付し、以下の説明は、洗浄槽14として行なう。
前述のように洗浄槽14(第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14b)は、内視鏡50を収容して洗浄するもので、透明な蓋体20によって、上面を開閉される。また、洗浄槽14の下部には、照明手段200(第1洗浄槽14aの下部に設けられる照明手段200aおよび第2洗浄槽14bの下部に設けられる照明手段200b)が設けられる。
照明手段200は、洗浄槽14内を照らすための照明であり、一例として、照明手段200は、洗浄槽14の底面22を光らせることにより、洗浄槽14の底面22から洗浄槽14内を照らす。
内視鏡50の洗浄は、前述のように、洗浄工程、消毒工程、すすぎ工程という複数の工程を経て行なわれる。ここで、照明手段200は、内視鏡50の洗浄の各工程に応じて照明光の色が変化する。例えば、照明手段200は、洗浄工程においては赤色の照明、消毒工程においては緑色の照明、すすぎ工程においては青色の照明で洗浄槽14内を照らす。
前述のように、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bは、独立、かつ、非同期で内視鏡50の洗浄を行なうことができる。それに対応して、第1洗浄槽14a、第2洗浄槽14bにそれぞれ設けられた照明手段200a、照明手段200bは、後述する制御部60によって、独立で、かつ、非同期に制御され、それぞれの洗浄槽における洗浄の各工程に応じて第1洗浄槽14a、第2洗浄槽14bを照らす。
従来の内視鏡洗浄消毒装置では、洗浄の各工程の進捗状況や、洗浄終了までの時間がフロントパネルに表示されていたのみだったため、洗浄の各工程の進捗状況(現在、どの工程が行なわれているか)や、洗浄終了までの時間を知るためには、洗浄消毒装置10の場所まで行き、フロントパネルを見て確認する必要があった。
本発明の洗浄消毒装置10では、洗浄槽14内を照明する照明手段200が設けられ、照明手段200は、洗浄の各工程に応じて照明光の色を変化させる。例えば、洗浄工程においては赤色、消毒工程においては緑色、すすぎ工程においては青色に照明光の色を切り換える。
また、この照明手段200の照明光は、透明な材料で構成される蓋体20を透過し、内視鏡洗浄消毒装置10の外部から視認することができる。このようにすることで、オペレータが内視鏡洗浄消毒装置10から遠く離れていたとしても、洗浄消毒装置10が視界に入る範囲内にいれば、前述の洗浄の各工程のうち、どの工程が行なわれているかを、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなく確認することができる。
さらに、洗浄消毒装置10は、独立、かつ、非同期で内視鏡50の洗浄を行なう2つの洗浄槽を有するが、このように洗浄槽内を照明する照明手段200を各洗浄槽に設け、洗浄の各工程に応じて照明の色を変化させることにより、各洗浄槽毎に現在の洗浄の状況を適正に把握することができる。
ここで、洗浄消毒装置10による内視鏡50の洗浄が終了したときには、照明手段200の照明光の色を洗浄中とは異なる色に切り換えるのが好ましい。後述するが、本実施形態では、洗浄工程においては赤色の照明、消毒工程においては緑色の照明、すすぎ工程においては青色の照明で洗浄槽14内を照らすこととしているため、洗浄が終了したときには、洗浄中とは異なる色、つまり、赤色、緑色、青色以外の色で洗浄槽14を照明するのが好ましい。例えば、洗浄が終了したときには、照明手段200の照明光の色を白色とする。
洗浄消毒装置10による内視鏡50の洗浄が終了した後、すぐに他の内視鏡50の洗浄を行ないたいときには、内視鏡50の洗浄が終了したかどうかを確認する必要がある。
従来の洗浄消毒装置10では、洗浄終了までの時間もフロントパネルに表示されているのみなので、洗浄が終了したかどうかを確認するためには、やはり、洗浄消毒装置10の場所まで行き、フロントパネルを見て確認する必要がある。
ここで、内視鏡50の洗浄が終了したときに、照明手段200の照明光の色を洗浄中とは異なる色に切り換えることにより、洗浄が終了したことを洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに確認することができる。そのため、内視鏡50の洗浄が終了した後に、すぐに他の内視鏡50の洗浄を行なうことができるので、洗浄消毒装置10において、効率の良い、洗浄を行なうことができる。
なお、内視鏡50の洗浄終了は、少なくとも、すすぎ工程と洗浄終了とで照明手段200の照明光の色(状態)が異なれば、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、洗浄が終了したことを確認することができる。
しかしながら、内視鏡50の洗浄終了を、より確実にオペレータが確認することが可能であるという点では、上述の例のように、洗浄終了時における照明手段200の照明光の色は、洗浄中の各工程のいずれとも異なる色とするのが好ましい。しかしながら、照明手段200における光源の色数、コストや制御等の点では、洗浄終了時における照明手段200の照明光の色と、洗浄工程もしくは消毒工程における照明手段200の照明光の色とが、同じである方が、有利な場合も有る。
なお、洗浄消毒装置10は、洗浄槽14の下部に照明手段200が設けられるとともに、図1に点線で示すように、洗浄消毒装置10の前面に照明手段201(照明手段201aおよび201b)をさらに有してもよい。
ここで、照明手段201は、照明手段200と同様の色となるように照明光の色を変化させる。つまり、前述のように、照明手段200は照明光の色を、洗浄工程においては赤色、消毒工程においては緑色、すすぎ工程においては青色と切りかえる。あるいは、さらに終了時には照明光の色を白色に切りかえる。この場合、照明手段201の照明光の色も同様に、洗浄工程においては赤色、消毒工程においては緑色、すすぎ工程においては青色と切りかえ、あるいはさらに、終了時に白色に切りかえる。
このようにすることで、洗浄消毒装置10の外部から照明手段の照明光をより容易に視認することができ、洗浄の進捗状況を確認することができる。
なお、照明手段201を設ける場合には、一例として、照明手段201は、照明手段200と同様に、後述する制御部60によって制御されるのが好ましい。
また、後述するが、本発明の洗浄消毒装置10においては、内視鏡50の各チャンネルに孔等の損傷が無いことを確認するための漏水検知を行なうことができる。ここで、漏水検知は、内視鏡50を洗浄槽に収容して処理液に浸漬した状態で内視鏡50の内部に加圧気体を注入し、内視鏡50の内部から漏水箇所を通して外部に漏れ出す気泡を目視により発見することで行なう。しかしながら、従来の内視鏡洗浄消毒装置では、内視鏡洗浄消毒装置が暗い場所に設置、あるいは室内照明や太陽光の位置によって操作者の影で洗浄槽が暗くなってしまう位置に設置されると、目視によって内視鏡の挿入部先端から発生する気泡を発見することが難しく、その結果、漏水検知が非常に難しいという問題がある。
このような問題を解決するために、内視鏡洗浄消毒装置の配置を移動して、洗浄槽に光が入りやすいようにすることが考えられるが、配置したい場所には既に他の医療機器が置かれている場合も多く、さらに給水や排水などの配管も必要なことから移動できる場所にも制限があり、現実問題として、一度設置されてしまうと、簡単に移動できないのが実情である。
本発明の洗浄消毒装置10では、洗浄槽14の下部に照明手段200を設け、洗浄槽14を明るく照らし出す。そのため、内視鏡洗浄消毒装置10が、洗浄槽14が暗くなるような場所に設置されたとしても、内視鏡50の挿入部先端から発生する気泡を目視により容易に発見することができる。つまり、照明手段200によって洗浄槽14内が明るく照らされているので、周囲の明るさの状況に左右されることなく、常に一定の水準で気泡の確認を行なうことができ、正確な漏水検知を行なうことができる。
さらに、照明手段200が、洗浄の各工程の進捗状況を表示するために使用されるとともに、漏水検知の際に洗浄槽14内を照らすためにも使用されることで、洗浄の各工程の進捗状況を表示するための照明、漏水検知の際に洗浄槽14内を照らすための照明を別々に設けるよりも、コストを削減することができる。
本発明の洗浄消毒装置10において、照明手段200として用いる照明には、特に限定はなく、公知の照明手段が各種利用可能であるが、好ましくは、洗浄槽14の底面22を広い範囲で発光させ、視認性を良好にするために、二次元的な発光領域を有する面発光素子が使用される。
このような面発光素子としては、例えば、発光ダイオード(LED)等の点光源を二次元的に配列してなる構成、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)素子、蛍光灯等の棒状光源を長手方向と直交する方向に配列してなる構成、ハロゲンランプ等の光源を二次元的に配列してなる構成、導光板に側面からLEDや蛍光灯によって光をあてた構成等が例示される。
また、照明する光の色を変化させる方法にも、特に限定は無く、赤色、緑色、および、青色に発光するLED等、洗浄槽14の照明に対応する各色の光を発光する光源を用いる方法、洗浄槽の照明に対応する各色のカラーフィルタを光源に対応して設ける方法等の公知の方法を用いればよい。
例えば、赤色(R)、緑色(G)、および、青色(B)に発光するLED(または、白色光源とカラーフィルタ)を用いれば、前述の洗浄工程に対応する赤色、消毒工程に対応する緑色、すすぎ工程に対応する青色、終了時に対応する白色で、洗浄槽14内を照射することができ、さらに、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)等の色で洗浄槽14内を照射することも可能となる。
洗浄槽14は、内視鏡50を収納して、洗浄を行なう筐体であり、少なくとも底面22が透明な材料で構成されている。あるいは、底面22が照明手段200の発光面で構成される。
前述のように、洗浄槽14の下部に設けられた照明手段200は、洗浄槽14の下部から洗浄槽14内を照明する。そのため、洗浄槽14が透明な材料で構成されていれば、照明手段200からの照明光によって洗浄槽14内を照明することができる。
なお、洗浄槽14を構成する透明な材料としては、塩化ビニル、ポリカーボネイド等、洗浄槽14として利用できる程度の剛性を有し、また洗浄液や消毒液など、内視鏡50の洗浄で用いられる各種の処理液に対して耐性を有するものであれば、公知の種々の透明な材料が使用可能である。
本発明の洗浄消毒装置10においては、図1に示すように、洗浄槽14は、長尺な形状(平面形状)を有する。
この洗浄消毒装置10においては、内視鏡50は、通常、図2に示すように、内視鏡50の挿入部52やユニバーサルコード54を二つ折り(長い内視鏡の場合にはつづら折り)にされて洗浄槽14に収容され、洗浄槽14は、底面(床面)22に載置するようにして、1台の内視鏡50を収容するが、図1に示すように、洗浄槽14は、その底面22が、洗浄槽14の長手方向に傾斜している。
なお、図1および図2では、本発明の構成を明瞭に示すために省略するが、洗浄槽14の内部には、鉗子チャンネルや送気/送水チャンネル等の内視鏡50の各チャンネル(その口金や接続部)を接続するためのポート、および、洗浄液等の処理液を洗浄槽14内に導入するための導入口等が設けられる。これらに関しては、後に詳述する。
また、洗浄消毒装置10において、蓋体20は、図1(B)に示すように、支点24を中心に回動することで、洗浄槽14(その上面)を開閉する。
ここで、図示例の洗浄消毒装置10は、好ましい構成として、傾斜する底面22の下部側に、蓋体20を開閉するための支点(回転軸)24が設けられている。すなわち、洗浄消毒装置10において、蓋体20は、傾斜する底面22の上部側の端部が上下動するように回動して、洗浄槽14を開閉する。さらに、洗浄消毒装置10を操作する操作パネル26、内視鏡洗浄のスタートボタン28、蓋体20を開閉するためのフットペダル30(第1洗浄槽14a用のペダル30aおよび第2洗浄槽14b用のフットペダル30b)などの洗浄消毒装置10において定常的な洗浄で使用する操作手段も、洗浄槽14の底面22の上部(上端)側(好ましくは洗浄消毒装置10の、同上部側の端部近傍、および/または、同上部側の端面)に設けられている。
すなわち、洗浄消毒装置10は、好ましい態様として、洗浄槽14の傾斜する底面22の上部側で、蓋体20が開閉し、また、内視鏡50の洗浄の各操作を行なう側(前面)となる。
なお、蓋体20は、支点を中心として回動して開閉する構成に限定はされず、スライド式の蓋体(シャッタ)であってもよい。
本発明の洗浄消毒装置10は、洗浄槽14が、このように長尺で、かつ、底面が長手方向に傾斜する構成を有することにより、洗浄する内視鏡50の洗浄消毒装置10へのセット、すなわち、洗浄槽14の所定位置への内視鏡50の収容を、簡易かつ迅速に行なうことを可能にしたものである。
また、洗浄槽14は長尺ではあるが、底面22が傾斜していることで、水平距離は短くなるので、オペレータが小柄で、手の短い人でも、楽に内視鏡50をセットできる。
また、長尺な洗浄槽14を有することにより、長手方向と直交する方向(以下、幅方向とする)に洗浄槽14を配列すれば、装置が、それほど大型化することもない。
また、洗浄槽14の底面22(底面22が好ましいが、洗浄槽14の内側面でも可)には、内視鏡50の操作部56、コネクタ58、ユニバーサルコード54、挿入部52等の各部を位置決めするための位置決め手段を有する。
図2に示す洗浄槽14においては、上部側の底面22に立設するように、内視鏡50の操作部56に係合して位置決めする係合部材34(34aおよび34b)と、同じく、コネクタ58に係合して位置決めする係合部材36(36aおよび36b)を有する。従って、内視鏡50は、係合部材34によって操作部56を位置決めされ、係合部材36によってコネクタ58を位置決めされて、洗浄消毒装置10すなわち、洗浄槽14(底面22)の所定位置にセットされる。
本発明の洗浄消毒装置10において、洗浄槽14の蓋体20の形状にも、特に限定はなく、洗浄槽14(槽内)を閉塞、好ましくは略気密(特に好ましくは気密)に閉塞できるものであれば、洗浄槽14の形状に応じた、各種の構成や形状のものが利用可能である。
なお、図示例の洗浄消毒装置10においては、蓋体20の開閉は、各種の内視鏡洗浄消毒装置と同様に、洗浄消毒装置10の前面側に設けられたフットペダル30によって行なう。フットペダル30による蓋体20の開閉は、各種の内視鏡洗浄消毒装置で行なわれている公知の手段を利用すればよい。
前述のように、蓋体20は、透明な材料で構成される。
洗浄槽14の下部には、照明手段200が設けられ、照明手段200の照明の色は、洗浄の各工程に応じて変化する。ここで、蓋体20が透明な材料で構成されていることで、照明手段200からの照明光は、蓋体20を透過することができる。このようにすることで、洗浄消毒装置10の上部全体が照明手段200の照明光によって明るくなるので、オペレータが洗浄消毒装置10から離れた場所にいても、洗浄の進捗状況を洗浄消毒装置10の設置された場所まで来ることなく、確認することができる。
また、後述するように、洗浄槽14内の処理液に内視鏡50を浸漬させた状態で、内視鏡50の内部を気体によって加圧し、挿入部の先端から気泡が発生するか否かによって漏水の検知を行なう漏水検知工程においては、洗浄槽14内を洗浄槽14の上側から目視によって覗き込み、気泡の有無を確認する。従って、蓋体20を透明な材料で構成することにより、洗浄のための内視鏡50をセットして、蓋体20を閉塞したまま、漏水検知を行なうことが可能になる。また、蓋体20を透明な材料で構成することで、洗浄中も、内視鏡50の状態を確認することができる。
なお、蓋体20を構成する透明材料としては、前述した洗浄槽14と同様、蓋体20として利用できる程度の剛性を有し、内視鏡50の洗浄で用いられる各種の処理液に対して耐性を有するものであれば、公知の種々の透明部材が使用可能である。
ここで、本発明においては、蓋体20は、単なる板状ではなく、洗浄槽14の底面22と対面する側(以下、蓋体20の下面とする)に、閉塞した際に底面22と同方向に傾斜する領域を有するのが好ましい。このようにすることで、洗浄槽14内部上方の内視鏡50が存在しない無駄な空間を、蓋体20で埋めてしまうことができる。その結果、少ない処理液での内視鏡50の洗浄が可能になり、不要な処理液を使用することが無い、ランニングコストおよび環境性能に優れた洗浄消毒装置10を実現できる。
制御部60は、前述の洗浄の各工程における照明手段200の照明光の色の変更等、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bにおける洗浄消毒の工程を制御する。図3は、制御部の概略構成を概念的に示すブロック図である。
図3に示すように、制御部60は、CPU62、RAM64、ROM66、I/O制御回路68、通信I/F回路70、パネルI/F回路72、照明I/F回路74、クロック76、リセット回路78、負荷部品駆動回路80、センサI/F回路82、および、A/D変換回路84を有する。
CPU62は、前述の洗浄の各工程毎における照明手段200(照明手段200aおよび200b)の照明光の色の変更等、洗浄消毒装置10における洗浄消毒処理を制御するためのもので、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bの2つの槽に対して1つのCPU62で制御する。また、CPU62は、洗浄槽14aおよび14bにおける洗浄を独立、かつ、非同期に制御し、さらに、照明手段200aおよび200bの照明光の色の変更についても独立、かつ、非同期に制御する。
ROM66は、洗浄消毒処理制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムを記憶する。記憶された洗浄プログラムを含む各種アプリケーションプログラムは、CPU62によってROM66から読み出され、RAM64にセットされる。RAM64は、洗浄消毒装置10における洗浄消毒の履歴データを記憶する。ROM66には、洗浄消毒装置10が備える洗浄槽の数に対応する洗浄消毒処理制御プログラムのみを記憶させておき、CPU62が常にそのプログラムを読み出すようにしてもよい。あるいは、ROM66に、1槽から任意の複数槽の各構成に対応する複数の洗浄消毒処理制御プログラムを記憶させておき、CPU62が実際の構成に対応するプログラムを選択してROM66から読み出すようにしてもよい。
負荷部品駆動回路80は、図4に示すポンプ類、電磁バルブ、ヒータ(H)の駆動回路である。
センサI/F回路82は、タンクや洗浄槽の水位を検出するレベルセンサ(102L、142a、142b)、洗浄槽14a、14bの蓋の開閉を検出するセンサ、その他の洗浄消毒装置10に設けられるセンサのインターフェースである。
A/D変換回路84は、温度センサ(TE)や、圧力センサ(PE)のアナログの出力値をA/D変換する。
通信I/F回路70は、洗浄消毒装置10に備えられたLAN接続部86、RFID R/W88部、およびプリンタ90との通信インターフェース回路である。
洗浄消毒装置10は、LAN接続部86により、制御部60を病院内のネットワーク等に接続して、洗浄消毒装置10における洗浄消毒の履歴データを通信することができる。
RFID R/W部88では、RFID(Radio Frequency Identification System)を利用した洗浄消毒に関する情報の読み出し/書込みが行なわれる。
プリンタ90からは、履歴管理データをプリントすることができる。このプリンタ90は、洗浄消毒装置10に搭載されたものでもよいし、外部のプリンタでもよい。
パネルI/F回路72は、洗浄消毒装置10の表示・操作パネルとのインターフェースである。表示・操作パネル92は、洗浄消毒装置10に関する情報を表示するためのものであり、また、オペレータからの指示を入力できるタッチパネルとしても機能する。
照明I/F回路74は、洗浄消毒装置10に設けられた照明手段200および201とのインターフェースである。
図4に、図示例の(内視鏡)洗浄消毒装置10の配管系統の概略を示す。
前述のように、洗浄消毒装置10は、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bの2つの洗浄槽を有する。しかしながら、洗浄消毒装置10は、内視鏡50の洗浄を行なうための処理液を貯留するタンク、すなわち、洗浄液を貯留する洗浄液タンク100、消毒液を貯留する消毒液タンク102、および、アルコールフラッシュ用のアルコールを貯留するアルコールタンク104は、共に1つしか有さず、すなわち、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bで共用する。
また、洗浄液タンク100から洗浄槽14に洗浄液を供給する洗浄液ポンプ106、消毒液タンク102から洗浄槽14に消毒液を供給する消毒液ポンプ108、および、アルコールタンク104から洗浄槽14にアルコールを供給するアルコールポンプ110も、共に1つしか有さない。
さらに、内視鏡50の漏水検知を行なうための第1エアポンプ114、内視鏡50の各チャンネル内から処理液を排出するための空気を供給するための第2エアポンプ116、および、排水ポンプ118も、共に1つしか有さない。なお、第1エアポンプ114および第2エアポンプ116の空気導入口には、エアフィルタ120が設けられる。
すなわち、洗浄消毒装置10は、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bの2つの洗浄槽を有し、2台の内視鏡50を独立、かつ、非同期に洗浄可能であるが、洗浄液等の処理液を貯留するタンクや、処理液を供給するポンプは、2つの洗浄槽14で共用する。
また、洗浄消毒装置10は、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bで各種のポンプやタンクは共用するが、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bでの洗浄を独立、かつ、非同期で行なうために、図4に示すように、両洗浄槽14に対して、互いに独立した配管系を有している。
図示例において、消毒液タンク102には、タンク内の消毒液の量を測定するためのレベルセンサ102Lと、消毒液を消毒液タンク102に供給する、消毒液が充填された消毒液ボトルBの取付部102Aが設けられている。図示例においては、一例として、2つの取付部102Aを有している。また、消毒液タンク102には、消毒液の匂いが外部に漏れるのを防止するための消臭フィルタ102Fが設けられる。なお、消毒液タンク102は、さらに、消毒液タンク102への埃や雑菌等の異物の混入を防止するためのエアフィルタを有してもよい。
洗浄消毒装置10においては、次の消毒液の補充まで、消毒液ボトルBを取り付けた状態にできる構成とし、この消毒液ボトルBを取付部102Aの蓋体、すなわち、消毒液タンク102の蓋体として作用させてもよい。
また、洗浄液タンク100には、洗浄液が洗浄液タンク100から排出されることを防止するため逆止弁100Vが設けられ、さらに、アルコールタンク104にも、アルコールがアルコールタンク104から排出されることを防止するための逆止弁104Vが設けられている。
以下に、各洗浄槽14に対する配管系統を説明する。
ここで、第1洗浄槽14aおよび第2洗浄槽14bは、配管系統も、同じ構成を有する部分が多いので、以下の説明は、第1洗浄槽14aを代表として行い、第2洗浄槽14bに関しては、必要に応じて説明する。
第1洗浄槽14a(第2洗浄槽14b)内には、内視鏡50の鉗子起上チャンネル(その口金(コネクタ部) 以下、同様)を接続するための鉗子起上ポート124a(124b)、同鉗子を挿入するための鉗子チャンネルを接続するための鉗子ポート126a(126b)、同送気送水チャンネルを接続するための送気送水ポート128a(128b)、および、同吸引チャンネルを接続するための吸引ポート130a(130b)が設けられる。
また、第1洗浄槽14a内には、各処理液を導入するための導入口が設けられる。具体的には、洗浄液を導入するための洗浄液口132a(132b)、消毒液を導入する消毒液口134a(134b)、水道水を導入する給水口136a(136b)が形成されている。第1洗浄槽14a内には、さらに、漏水検知を行なうための空気を導入する空気口138a(138b)、および、排水口144a(144b)が設けられる。
さらに、第1洗浄槽14aには、槽内の処理液(洗浄液、消毒液、水道水等)を循環するための、循環ポンプ182a(182b)が設けられる。
また、第1洗浄槽14aには、槽内の液量を検出するためのレベルセンサ142a(142b)、槽内の液温を測定するための温度計TE、および、槽内の液体を加熱するためのヒータHが設けられる。
レベルセンサ142aは、一例として、4段階で液量を検出できるものである(あるいは、4つのレベルセンサが設けられている)。
鉗子起上ポート124aはバルブ150a(150b)を介して、鉗子ポート126aはバルブ152a(152b)を介して、送気送水ポート128aはバルブ154a(154b)を介して、さらに、吸引ポート130aはバルブ156a(156b)を介して、共に、バルブ158a、160a、および162a(158b、160b、および162b)に接続される。
バルブ150a、バルブ152a、バルブ154a、およびバルブ156aは、1本の配管に並列に接続され、また、バルブ158a、160a、および162aも、同様に、1本の配管に並列に接続されている。
なお、洗浄消毒装置10において、バルブには、特に限定はなく、電磁弁や電動弁等の公知の自動開閉可能なバルブを利用すればよい。但し、洗浄槽14からの廃液の排出や、消毒液を消毒液タンクに戻すライン(配管)に設けるバルブは、バルブ内のデッドスペースが小さい等の点で、電動弁を利用するのが好ましい。
このバルブ158a(158b)は、アルコールタンク104のアルコールポンプ110に接続される。
また、バルブ160a(160b)は、前記内視鏡50の各チャンネル内に空気を導入するための第2エアポンプ116に接続される。
さらに、バルブ162a(162b)は、洗浄消毒装置10の各部位に水道水を供給するための水供給ライン164に接続される。
水供給ライン164は、上水道の蛇口等に接続され、洗浄消毒装置10に水道水を供給するためのものであり、図4に示すように、上流より、水道水を清浄化するためのフィルタ166、装置内の配管系に過剰な圧力が係る事を防止するための減圧弁168、第1バルブ170、および第2バルブ172を有して構成される。
前記バルブ162aからの配管は、水供給ライン164の第1バルブ170と第2バルブ172との間に接続される(以下、このバルブ162aから、第1バルブ170と第2バルブ172との間に至る配管を、便宜的に、水供給管163a(163b)とする)。この水供給管163aは、途中で分岐して、後述する第1洗浄槽14a(第2洗浄槽14b)の循環ポンプ182a(182b)および給水口136aに設けられるバルブ180a(180b)に接続される。
さらに、第2バルブ172は、消毒液タンク102、および、第1洗浄槽14aの排出口144aに接続されるバルブ198a(198b)に接続される。
一方、洗浄液口132aは、バルブ176a(176b)を介して、洗浄液ポンプ106に接続される。消毒液口134aは、バルブ178a(178b)を介して、消毒液ポンプ108に接続される。さらに、給水口136aは、バルブ180a(180b)を介して、前記水供給管163a(163b)に接続される。言い換えれば、水供給管163aから分岐する分岐管が、バルブ180aすなわち給水口136aに接続される。
第1洗浄槽14a(第2洗浄槽14b)には、循環ポンプ182a(182b)が接続される。この循環ポンプ182aは、第1洗浄槽14a内の液体を、前記水供給管163aから分岐してバルブ180a(すなわち給水口136a)に至る分岐管に供給する。
漏水検知のための空気を導入する空気口138aは、バルブ184a(184b)を介して、第1エアポンプ114に接続される減圧弁186に接続される。
また、空気口138aからバルブ184aへの配管には、圧力計188a(188b)が配置される。なお、圧力計188aは、圧力が所定圧となった時点で第1エアポンプ114に信号を出力する圧力トランスミッタ等であるのが好ましい。
排出口144aは、バルブ190a(190b)を介して、排水ポンプ118に接続される。
なお、排水ポンプ118は、バルブ192を有する排水ライン194に、洗浄槽14内の液体等を送る。また、水供給ライン164と排水ライン194とは、バイパスバルブ196を介して、水供給ライン164のフィルタ166の上流と、排水ライン194のバルブ192の上流とで、接続される。
また、排出口144aとバルブ190aとの間の配管は、途中で分岐して、バルブ198a(198b)を介して、水供給ライン164の第2バルブ172および消毒液タンク102に接続される。
洗浄消毒装置10においては、基本的に、洗浄工程→消毒工程→すすぎ工程の順で、内視鏡50の洗浄を行なう。
以下、洗浄消毒装置10による内視鏡50の洗浄の作用の一例を説明する。以下の説明も、第1洗浄槽14aを代表に行なうが、第2洗浄槽14bも、全く同様にして内視鏡50の洗浄を行なうことができる。また、以下の説明では、特に記載しなくても、各工程の各処理の説明において、開放と記載したバルブ以外は、全てのバルブは閉塞しており、また、駆動と記載したポンプ以外は、全て停止している。
また、以下では、内視鏡50の漏水検知を洗浄工程を行なうための水道水を洗浄槽14に導入した時点で行なうこととして説明する。さらに、照明手段200の照明の色は、洗浄工程においては赤色、漏水検知においては白色、消毒工程においては緑色、すすぎ工程においては青色、洗浄終了時には白色に変化するものとして説明するが、照明手段200の照明光の色と洗浄の各工程の関係がこれに限定されないのはもちろんである。
まず、係合手段34によって操作部56が、係合手段36によってコネクタ58が、それぞれ位置決めされて、オペレータによって第1洗浄槽14aの所定位置に内視鏡50がセットされ、また、鉗子起上ポート124aに内視鏡50の鉗子起上チャンネルが、鉗子ポート126aに同鉗子チャンネルが、送気送水ポート128aに同送気送水チャンネルが、吸引ポート130aに同吸引管チャンネルが、それぞれ接続される。
なお、各ポートと内視鏡50の各チャンネルとの接続は、コネクタや接続管等を用いた、内視鏡洗浄消毒装置で行なわれている公知の手段で行なえばよい。
また、空気口138a(138b)と、内視鏡50に設けられた漏水検知用の加圧口とを接続する。
内視鏡50のセットが終了し、洗浄開始の指示が入力されたら、洗浄消毒装置10は、まず最初に、洗浄液を用いて内視鏡50を洗浄し、次いで、水道水を用いて内視鏡50をすすいで洗浄液を除去する、洗浄工程を行なう。
洗浄工程の際には、照明手段200の照明を、洗浄工程を表示する色、つまり、本実施形態では赤色の照明を点灯させる。これにより、洗浄消毒装置10の上部全体は、赤色で明るく照らし出されることになり、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、洗浄工程が行なわれていることを確認することができる。
まず、水供給ライン164の減圧弁168および第1バルブ170、ならびに、給水口136aに接続するバルブ180aを開放して、水供給ライン164から水供給管163aを経て、給水口136aから第1洗浄槽14a内に、所定量の水道水を導入する(水道水導入)。
水道水の導入が終了したら、洗浄液の導入に先立ち、必要に応じて漏水検知を行なう。
漏水検知の際には、照明手段200の照明光の色を洗浄工程を表示する色から漏水検知を表示する色へと切り換える。本実施形態では、漏水検知を表示する色としては、白色を用いているため、照明手段200の照明光の色を洗浄工程を表示する赤色から漏水検知工程を表示する白色へと切り換える。これにより、洗浄消毒装置10の上部全体は、白色で明るく照らし出されることになり、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、漏水検知が開始されたことを確認できる。すなわち、後述する内視鏡50の内部から漏水箇所を通して外部に漏れ出す気泡の確認のために、洗浄消毒装置10まで来る必要があることを容易に確認することができる。
漏水検知では、まず、第1エアポンプ114を駆動して、減圧弁186およびバルブ184aを開放する。圧力計188aによる測定値が所定圧となった時点で、第1エアポンプ114の駆動を停止する。なお、この停止は、圧力測定結果に応じた圧力計188aから第1エアポンプ114への信号に応じて、自動的に行なうのが好ましい。
加圧が終了したら、目視によって、内視鏡50から気泡が出ているか否かを確認する。ここで、本発明の洗浄消毒装置10においては、洗浄槽14aの下部から照明手段200によって、洗浄槽14a内を明るく照らしているため、洗浄槽14a内に気泡が存在しているかどうかを周囲の明るさの状況に左右されることなく、容易に確認することができる。
ここで、気泡が出ている場合には、内視鏡50のいずれかのチャンネルが漏水している可能性があるので、この時点で、内視鏡50の洗浄は中止する。また、気泡が確認できなければ、内視鏡50に漏水箇所はなかったものとして漏水検知を終了する。
漏水検知が終了したら、次に、洗浄工程に戻り、洗浄液を洗浄槽14aに導入する。
洗浄工程に戻る際には、照明手段200の照明光の色を漏水検知を表示する色から洗浄工程を表示する色へと切り換える。本実施形態では、照明手段200の照明光の色を漏水検知を表示する白色から洗浄工程を表示する赤色へと切り換える。
これにより、洗浄消毒装置10の上部全体は、赤色で明るく照らし出されることになり、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、洗浄工程が行なわれていることを確認することができる。
洗浄液口132aに接続するバルブ176aを開放して、洗浄液ポンプ106を駆動して、洗浄液タンク100から洗浄液口132aに洗浄液を供給して、第1洗浄槽14a内に、所定量の洗浄液を供給する(洗浄液導入)。
所定量の水道水および洗浄液を第1洗浄槽14aに導入したら、バルブ162aを開放して、循環ポンプ182を駆動し、かつ、一例として、鉗子起上ポート124aに接続するバルブ150a、鉗子ポート126aに接続するバルブ152a、送気送水ポート128aに接続するバルブ154a、および、吸引ポート130aに接続するバルブ156aを、1個ずつ、順次、所定時間だけ開放する。なお、バルブ開放時間は、各ポートで同じでも異なってもよい。
これにより、内視鏡50の各チャンネル内を通して第1洗浄槽14a内の洗浄液を循環して、洗浄水による内視鏡50の各チャンネルの洗浄を、順次、行なう(チャンネル洗浄)。
チャンネル洗浄を終了したら、給水口136aに対応するバルブ180aを開放して循環ポンプ182aを駆動する。
これにより、内視鏡50の外部で、第1洗浄槽14a内の洗浄液を循環して、洗浄水による内視鏡50の外部の洗浄を行なう(外部流水洗浄)。
外部流水洗浄を、所定時間、行なったら、バルブ190aおよびバルブ192を開放して、排水ポンプ118を駆動して、第1洗浄槽14内の洗浄液を排水する(洗浄排水)。
第1洗浄槽14内の洗浄液を全て排水したら、バルブ190aおよびバルブ192は開放したままで、さらに、バルブ160aを開放して、第2エアポンプ116を駆動し、かつ、鉗子起上ポート124aに接続するバルブ150a、鉗子ポート126aに接続するバルブ152a、送気送水ポート128aに接続するバルブ154a、および、吸引ポート130aに接続するバルブ156aを、1個ずつ、順次、開放する。
これにより、鉗子起上ポート124a、鉗子ポート126a、送気送水ポート128a、および吸引ポート130aから、内視鏡50の各チャンネルに空気を送り込み、チャンネル内に残っている洗浄液を内視鏡から排出する(洗浄送気)。
次いで、水道水による内視鏡50のすすぎを行なう。
水道水による内視鏡50のすすぎは、基本的に、洗浄槽14への洗浄液導入を行なわない以外は、洗浄液による内視鏡50の洗浄と同様に行なう。
すなわち、まず、減圧弁168、第1バルブ170、および、バルブ180aを開放して第1洗浄槽14a内に所定量の水道水を導入する(水道水導入)。
第1洗浄槽14aに所定量の水道水を導入したら、バルブ162aを開放し、循環ポンプ182aを駆動して、かつ、バルブ150a、バルブ152a、バルブ154a、およびバルブ156aを、1個ずつ、順次、開放して、チャンネル洗浄と同様にして、順次、内視鏡50の各チャンネルを水道水ですすぐチャンネルすすぎを行い、その後、バルブ180aを開放して循環ポンプ182を駆動して、外部流水洗浄と同様にして、内視鏡50外部を水道水ですすぐ外部流水すすぎを行なう。
外部流水すすぎが終了したら、バルブ190aおよびバルブ192を開放して、排水ポンプ118を駆動して、洗浄排水と同様にして排水を行い、次いで、バルブ160aを開放して、第2エアポンプ116を駆動し、バルブ150a、バルブ152a、バルブ154a、およびバルブ156aを、順次、1個ずつ開放して、洗浄送気と同様にして、送気を行ない、洗浄工程が終了する。
なお、本実施形態においては、洗浄液による内視鏡50の洗浄と、水道水による内視鏡50のすすぎとを1つの工程として洗浄工程としたが、洗浄液による内視鏡50の洗浄と、水道水による内視鏡50のすすぎとを別々の工程としてもよい。つまり、本実施形態においては、洗浄工程→消毒工程→すすぎ工程の順で内視鏡50の洗浄を行なったが、洗浄工程→洗浄後のすすぎ工程→消毒工程→消毒後のすすぎ工程の順で内視鏡50の洗浄を行なってもよい。
洗浄工程が終了したら、次いで、消毒工程を行なう。
消毒工程の際には、照明手段200の照明光の色を洗浄工程を表示する色から消毒工程を表示する色へと切り換える。本実施形態では、照明手段200の照明光の色を洗浄工程を表示する赤色から消毒工程を表示する緑色へと切り換える。これにより、洗浄消毒装置10の上部全体は、緑色で明るく照らし出されることになり、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、消毒工程が行なわれていることを確認することができる。
消毒工程においては、まず、消毒液口134aに接続するバルブ178aを開放して、消毒液ポンプ108を駆動し、所定量の消毒液を第1洗浄槽14a内に導入する(消毒液導入)。
第1洗浄槽14aに所定量の消毒液を導入したら、前述のチャンネル洗浄と同様にして、内視鏡50の各チャンネル内の消毒を行なう。
すなわち、バルブ162aを開放して、循環ポンプ182aを駆動すると共に、内視鏡50の各チャンネルを接続するポートに接続されるバルブ150a、バルブ152a、バルブ154a、およびバルブ156aを、1個ずつ、順次、所定時間だけ開放する。これにより、内視鏡50内の各チャンネルを通して第1洗浄槽14a内の消毒液を循環して、順次、消毒液による内視鏡50の各チャンネルの消毒を行なう(チャンネル消毒)。
チャンネル消毒が終了したら、前述の外部流水洗浄と同様に、内視鏡50外部の消毒を行なう。
すなわち、給水口136aに対応するバルブ180aを開放して循環ポンプ182aを駆動して、内視鏡50の外部で第1洗浄槽14a内の消毒液を循環して、洗浄液による内視鏡50の外部の消毒を行なう(外部流水消毒)。
外部流水消毒を、所定時間、行なったら、排出口144aに接続するバルブ198aを開放して、消毒液を消毒液タンク102に戻す(消毒液回収)。
図示例の洗浄消毒装置10においては、消毒液の回収にはポンプ等は用いず、自重による落下で消毒液を消毒液タンク102に回収する。
第1洗浄槽14内の消毒液を消毒液タンク102に回収したら、前記洗浄送気と同様に、内視鏡50の各チャンネルに送気を行なう。
すなわち、バルブ160aを開放して、第2エアポンプ116を駆動すると共に、バルブ150a、バルブ152a、バルブ154a、およびバルブ156aを、1個ずつ、順次、開放する。これにより、鉗子起上ポート124a、鉗子ポート126a、送気送水ポート128a、および吸引ポート130aから、内視鏡50の各チャンネルに空気を送り込み、チャンネル内に残っている消毒液を内視鏡50から排出する(消毒送気)。
以上で消毒工程を終了して、次いで、すすぎ工程を行なう。
すすぎ工程の際には、照明手段200の照明光の色を消毒工程を表示する色からすすぎ工程を表示する色へと切り換える。本実施形態では、照明手段200の照明光の色を消毒工程を表示する緑色からすすぎ工程を表示する青色へと切り換える。これにより、洗浄消毒装置10の上部全体は、青色で明るく照らし出されることになり、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、すすぎ工程が行なわれていることを確認することができる。
すすぎ工程も、基本的に、洗浄工程における水道水による内視鏡50のすすぎと同様に行なう。
すなわち、まず、減圧弁168、バルブ180a、および第1バルブ170を開放して第1洗浄槽14a内に所定量の水道水を導入する(水道水導入)。
水道水導入を終了したら、バルブ162aを開放して、循環ポンプ182aを駆動すると共に、バルブ150a、バルブ152a、バルブ154a、およびバルブ156aを、1個ずつ、順次、所定時間だけ開放して水道水によって内視鏡50の各チャンネルをすすぐチャンネルすすぎを行う。次いで、バルブ180aを開放して循環ポンプ182を駆動して、内視鏡50の外部を水道水ですすぐ外部流水すすぎを行なう。
外部流水すすぎが終了したら、バルブ190aおよびバルブ192を開放して、排水ポンプ118を駆動して、すすぎ工程における排水を行う。その後、バルブ160aを開放して、第2エアポンプ116を駆動すると共に、バルブ150a、バルブ152a、バルブ154a、およびバルブ156aを、1個ずつ、順次、開放して、すすぎ工程における送気を行ない、すすぎ工程が終了する。
すすぎ工程が終了したら、洗浄消毒装置10による内視鏡50の洗浄を終了する。
洗浄が終了したら照明手段200の照明光の色をすすぎ工程を表示する色から洗浄の終了を表示する色へと切り換える。本実施形態では、照明手段200の照明光の色をすすぎ工程を表示する青色から洗浄の終了を表示する白色へと切り換える。これにより、洗浄消毒装置10の上部全体は、白色で明るく照らし出されることになり、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、洗浄が終了したことを確認することができる。
なお、さらに、例えばディスプレイ表示や警告音の発生等によって、オペレータに内視鏡50の洗浄が終了した旨を報告してもよい。
ここで、本実施形態においては、照明手段200による照明光の色は、洗浄工程、漏水検知、消毒工程、すすぎ工程、洗浄終了時のうち、漏水検知と洗浄終了時とが同じ色としている。
漏水検知においては、内視鏡50から気泡が出ているか否かを確認するために、オペレータが洗浄消毒装置10が設置されている場所まで行く必要がある。また、洗浄終了時においても、洗浄消毒装置10から内視鏡50を取り出すために、オペレータが洗浄消毒装置10が設置されている場所まで行く必要がある。
このように、漏水検知および洗浄終了時においては共に、オペレータが洗浄消毒装置10の場所まで行く必要があるため、照明手段200による照明光の色を漏水検知および洗浄終了時において同じ色(本実施形態においては白色)とすることで、洗浄消毒装置10の上部全体が白色で明るく照らし出されているときには、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで行く必要があるとオペレータが容易に判断することができる。
なお、本実施形態では、照明手段200による照明光の色を漏水検知および洗浄終了時において同じものとしたが、漏水検知と洗浄終了時において異なる色としてもいいのはもちろんである。
なお、前述のように、洗浄消毒装置10は、タンクやポンプなどの多くの物を第1洗浄槽14aと第2洗浄槽14bとで共用しているが、両洗浄槽は、洗浄液等の供給系、水供給ライン164および排水ライン194以外は、共に、互いに独立した配管系を持っているので、両洗浄槽14は、同時に同じ処理を行なうことも、同時に互いに異なる処理(両洗浄槽14で非同期の処理)を行なうことも可能である。
また、このように複数の洗浄槽14を有する洗浄消毒装置10において、同時に互いに異なる処理、つまり、非同期の処理が行なわれている場合であっても、それぞれの洗浄槽14に照明手段200(照明手段200aおよび200b)が設けられ、照明手段200を各洗浄槽毎に現在の洗浄の工程に応じた色の照明を点灯することによって、洗浄消毒装置10が視界に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10の設置された場所まで来ることなしに、各洗浄槽14ごとでの洗浄の進捗状況や洗浄の終了を把握することができる。このようにすることで、洗浄が終了した洗浄槽14ごとに、すぐに洗浄が終了した内視鏡50を取り出し、他の洗浄が必要な内視鏡50を投入することができるため、内視鏡50の洗浄を、より効率的に行なうことができる。
洗浄消毒装置10において、内視鏡50の洗浄は、基本的に、以上のように行なわれるが、洗浄消毒装置10は、このような洗浄以外にも、各種の処理を行なうことが可能である。
ここで、洗浄以外の各種の処理においても、照明手段200による照明光の色を他の工程と異なる色に変化させて、どの処理が行なわれているのかを確認できるようにしてもよい。
一例として、必要に応じて、洗浄後の内視鏡50の各チャンネル内の乾燥を促進するためのアルコールフラッシュを行なうことができる。
アルコールフラッシュを行なう際には、照明手段200による照明光の色を洗浄の各工程や漏水検知、洗浄の終了を表示するために使用した色以外の色へと切り換える。本実施形態においては、照明手段200による照明光の色として、洗浄の各工程を表示するために赤色、緑色、青色を用い、さらに漏水検知および洗浄の終了を表示するために白色を用いたため、これ以外の色、例えば赤紫色の照明へと切り換える。これにより、洗浄消毒装置10の上部全体は、赤紫色で明るく照らし出されることになり、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、アルコールフラッシュの処理が行なわれていることを確認することができる。
このアルコールフラッシュを行なう際には、洗浄を終了した後、バルブ158aを開放して、アルコールポンプ110を駆動すると共に、鉗子起上ポート124aに接続するバルブ150a、鉗子ポート126aに接続するバルブ152a、送気送水ポート128aに接続するバルブ154a、および、吸引ポート130aに接続するバルブ156aを、1個ずつ、順次、所定時間開放する。
次いで、前記各工程における送気と同様にして、バルブ160aを開放して、第2エアポンプ116を駆動すると共に、バルブ150a、バルブ152a、バルブ154a、およびバルブ156aを、1個ずつ、順次、開放して、内視鏡50の各チャンネル内に送気して、アルコールを排出し、かつ、送気による乾燥を行う。
また、排水口144a、バルブ190aおよびバルブ192を開放し、排水ポンプ118を駆動して、第1洗浄槽14a内に排出されたアルコールを排水する。
また、洗浄消毒装置10は、水供給ライン164および排水ライン194等を消毒液で消毒する、自己消毒を行なうこともできる。
ここで、自己消毒を行なう際には、照明手段200による照明光の色を前述した各工程や処理を表示するために使用した色以外の色に切り換える。本実施形態においては、照明手段200による照明光の色として、洗浄の各工程を表示するために赤色、緑色、青色を用い、また、漏水検知および洗浄の終了を表示するために白色を用い、さらに、アルコールフラッシュの処理が行なわれていることを表示するために赤紫色を用いているため、これ以外の色、例えば、黄色の照明へと切り換える。これにより、洗浄消毒装置10の上部全体は、黄色で明るく照らし出されることになり、洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にいれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、自己消毒の処理が行なわれていることを確認することができる。
この自己消毒工程においては、まず、消毒液口136aに接続するバルブ178aを開放して、消毒液ポンプ108を駆動して、第1洗浄槽14a内に、所定量の消毒液を導入する。
次いで、排水口144aに接続するバルブ190a、バイパスバルブ196、減圧弁168、第1バルブ170、給水口136aに接続するバルブ180aを開放して、排水ポンプ118を駆動して、水供給ライン164および排水ライン194を含む経路で、消毒液を循環する。
図示例の洗浄消毒装置10においては、好ましい一例として、自己消毒を終了したら、装置内の消毒液を排出し、新規な消毒液を消毒液タンク102に充填する。
すなわち、前記水供給ライン164および排水ライン194を含む経路で、所定時間、消毒液を循環したら、バルブ190aおよびバルブ192を開放して、排水ポンプ118を駆動して、消毒液を排出する。また、バルブ178aを開放して、消毒液ポンプ108を駆動して、消毒液タンク102内に残っている消毒液を、全て、第1洗浄槽14aに投入して、排出する。
洗浄消毒装置10内の消毒液を全て排出したら、減圧弁168、第1バルブ170、および、第2バルブ172を開放して、所定量の水道水を消毒液タンク102に投入する。次いで、オペレータによって、2つの取付部102Aに消毒液ボトルBが取り付けられる。消毒液は、例えば、自重によって消毒液タンク102に導入され、消毒液タンク102に、新規な消毒液が充填される。
ここで、照明手段200は、図示例においては、洗浄槽14の下部に設置し、底面22から洗浄槽14内を照明したが、洗浄槽14内を照明することができ、かつ、照明手段200の照明光が洗浄消毒装置10の外部から視認することができれば、照明手段200が設置される場所および数はこれに限定されるわけではない。
例えば、洗浄槽14の1つ以上側面に照明手段200を設置し、洗浄槽14内を照明してもよい。また、内視鏡50を洗浄槽14にセットする際に邪魔にならないように防水状態の光源を洗浄槽14内に設置してもよい。
あるいは、洗浄槽14の底面22と側面からの照射の組み合わせや、底面22からの照射と洗浄槽14内光源との組み合わせ等であってもよい。また、底面22や側面、特に漏水検知での内視鏡50の先端部からの気泡の視認性を考慮すると底面22は、全面で洗浄槽14内を照明するのが好ましいが、本発明はこれに限定はされず、半面や2/3等の部分的な照射でもよく、あるいは、底面22半面と側面半面との組み合わせ等で洗浄槽14内を照明してもよい。
ただし、前述した内視鏡50の先端部からの気泡の発生によって漏水検知を行なう際に、気泡を確認するためには下側から気泡を照らし出すことが最も識別が行ない易いため、少なくとも洗浄槽14の下部に設けられるのが好ましい。
本実施形態における洗浄消毒装置10においては、洗浄の各工程のすべてで照明手段200による照明光の色を他の工程とは異なる色に変化させ、洗浄消毒装置10においてどの工程の作業が行なわれているかを洗浄消毒装置10が視界に入る範囲内であれば、洗浄消毒装置10が設置されている場所に来なくても、容易に確認できるようにしたが、本発明はこれに限定されず、洗浄の各工程のすべてで照明手段200から照らす照明の色を変化させなくてもよい。
例えば、内視鏡50の洗浄の各工程のうち、終了の前の工程のみ、つまり、洗浄工程、消毒工程、すすぎ工程、洗浄終了時のうち、すすぎ工程のときのみ照明光の色を他の工程とは異なる色に変化させるようにしてもよい。例えば、洗浄工程、消毒工程および洗浄終了時では照明手段200による照明光の色を赤色とし、すすぎ工程では、照明手段200による照明光の色を緑色や青色とする。
オペレータは、内視鏡の洗浄消毒が、すすぎ工程に入ったことがわかれば、すすぎ工程が行なわれている間に、次に洗浄を行なう内視鏡50を洗浄消毒装置10に収納するための準備をすることができる。
つまり、どの工程で照明手段200による照明光の色を変化させるかは、目的に応じて、適宜、決めることができる。
ただし、洗浄が終了したことがわかるようにするため、洗浄消毒装置10による内視鏡50の洗浄が終了した場合には、照明手段200による照明光の色を洗浄中とは異なる色に変化させることが好ましい。
さらに、本実施形態においては、照明手段200による照明光の色を洗浄の各工程に応じて変化させることで、洗浄の進捗状況を確認できるようにしているが、照明の状態の変化のさせかたはこれに限定されるものではない。
例えば、洗浄の各工程に応じて、照明手段200を点滅させて、その照明の点灯の状態を変化させてもよい。
具体的には、洗浄工程においては照明手段200の照明を消灯、漏水検知においては点灯、消毒工程においてはゆっくりとした点滅、すすぎ工程においては消毒工程よりもはやい点滅、洗浄の終了時にはもっともはやい点滅もしくは点灯とすることにより、オペレータが洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、洗浄の進捗状況を確認することができる。
また、洗浄の各工程に応じて、照明手段200による照明光の光量を変化させることで、照明の状態を変化させてもよい。
具体的には、洗浄工程においては照明手段200による照明を消灯の状態、漏水検知においてはもっとも光量が高い状態、消毒工程においては漏水検知よりも光量が低い状態、すすぎ工程においては消毒工程よりもさらに光量が低い状態、洗浄の終了時にはもっとも光量が低い状態もしくはもっとも光量が高い状態とすることにより、オペレータが洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、洗浄の進捗状況を確認することができる。
さらに、照明手段200による照明光の色の変化、照明を点滅させたときの点灯状態の変化、照明光の光量の変化のそれぞれを組み合わせて併用してもよい。
具体的には、洗浄工程においては照明手段200による照明光を極低輝度の白色とし、漏水検知においては照明光を最高輝度の白色とし、消毒工程においては照明光の色を緑色とし、すすぎ工程においては照明光の色を青色とし、洗浄終了時には照明光の色を白色かつ照明を点滅させることにより、オペレータが洗浄消毒装置10が設置されている場所まで来ることなしに、洗浄の進捗状況を確認することができる。
つまり、洗浄の各工程の違いが認識できるのであれば、どのような変化のさせかたをしてもよい。
本実施形態においては、蓋体20を透明な材料で構成することによって、照明手段200からの照明光が蓋体20を透過し、洗浄消毒装置10の上部を明るく照らすことによって、洗浄の進捗状況を洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にあれば、洗浄消毒装置10の設置されている場所に来ることなしに確認することができるようにしたが、この構成に限定されるわけではない。
例えば、蓋体20ではなく、洗浄消毒装置10の側面部25(図1参照)の少なくとも洗浄槽14に対応する領域を透明な部材で構成するようにしてもよい。この場合、照明手段200からの照明光は、側面部25を透過し、洗浄消毒装置10の側面外部を明るく照らす。このようにしても、洗浄の進捗状況や洗浄の終了時間を洗浄消毒装置10が視野に入る範囲内にあれば、洗浄消毒装置10の設置されている場所に来ることなしに確認することができる。
また、洗浄消毒装置10の前面の少なくとも洗浄槽14に対応する領域を透明な材料で構成することによって照明手段200からの照明光が洗浄消毒装置10の外部から視認できるようにしてもよい。
さらに、蓋体20、洗浄消毒装置10の側面部25、洗浄消毒装置10の前面のいずれも、もしくは複数箇所を透明な材料で構成してもよい。
なお、側面部25および洗浄消毒装置10の前面を構成する透明な材料としては、前述した洗浄槽14や蓋体20と同様、剛性を有し、内視鏡50の洗浄で用いられる各種の処理液に対して耐性を有するものであれば、公知の種々の透明部材が使用可能である。
図示例の洗浄消毒装置10は、2つの洗浄槽14に対して、各1個の洗浄液タンク100、消毒液タンク102、およびアルコールタンク104を有し、かつ、各1個の洗浄液ポンプ106、消毒液ポンプ108、および、アルコールポンプ110(すなわち、各タンクに1個のポンプ)を有するものであるが、本発明は、これに限定はされない。
例えば、本発明の内視鏡洗浄消毒装置10は、各2個の洗浄液タンク100、消毒液タンク102、およびアルコールタンク104を有し、かつ、各2個の洗浄液ポンプ106、消毒液ポンプ108、および、アルコールポンプ110を有し、これらの供給系に関しては、第1洗浄槽14aと第2洗浄槽14bとで、まったく独立した配管系を有するものでもよい。
いずれにしても、内視鏡50の洗浄の各工程を好適に視認できるという効果が、より好適に発現できるという点で、本発明の洗浄消毒装置10は、複数の洗浄槽14を有し、各洗浄槽14が独立で、かつ、非同期で洗浄が行なわれることが好ましい。
また、漏水検知を行なうタイミングは、洗浄工程における水道水導入の後に限定はされないのはもちろんであり、適宜入力される実行の指示入力に応じたタイミング等、各種のタイミングで漏水検知を行なうようにしてもよい。
また、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置10は、図1に示すように、洗浄槽14の底面22が長手方向に傾斜する構成を有しているが、洗浄槽14の底面の形状はこれに限定されない。
例えば、図5は、本発明の内視鏡洗浄消毒装置の他の一例の概略図を示す。図5において、(A)は斜視図、(B)は側面図である。
図5に示す内視鏡洗浄消毒装置11は、洗浄槽の底面の形状および蓋体の形状が内視鏡洗浄消毒装置10と異なる以外は、同様の形状および部材を有している。ここで、洗浄槽15(第1洗浄槽15a、第2洗浄槽15b)の底面23は、底面22のように長手方向に傾斜する構成を有さず、平坦な形状を有している。また、蓋体21も、蓋体20のように凸状(凸部を有する)のような形状を有さず、板状の形状を有している。このように、洗浄槽の底面の形状および蓋体の形状は、それぞれ、平坦な形状および板状の形状であってもよく、底面22のような長手方向に傾斜する形状、蓋体20のような凸部を有するような形状に限定はされない。
また、これらの形状以外にも、蓋体および底面が正方形や丸型の形状を有していてもよい。
以上、本発明の内視鏡洗浄機について詳細に説明したが、本発明は、上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行なってもよいのは、もちろんである。
本発明の内視鏡洗浄消毒装置の一例の概念図であって、(A)は斜視図、(B)は側面図である。 図1に示す内視鏡洗浄消毒装置の上面を概念的に示す図である。 本発明の内視鏡洗浄消毒装置の制御部を示すブロック図である。 図1に示す内視鏡洗浄消毒装置の配管系統図である。 本発明の内視鏡洗浄消毒装置の他の一例の概念図であって、(A)は斜視図、(B)は側面図である。
符号の説明
10、11 内視鏡洗浄消毒装置
14、15 洗浄槽
14a、15a 第1洗浄槽
14b、15b 第2洗浄槽
20、21 蓋体
22、23 底面
24 支点(回転軸)
25 側面部
26 操作パネル
28 スタートボタン
30 フットペダル
34、36 係合部材
50 内視鏡
52 挿入部
54 ユニバーサルコード
56 操作部
58 コネクタ
60 制御部
62 CPU
64 RAM
66 ROM
68 I/O制御回路
70 通信I/F回路
72 パネルI/F回路
74 照明I/F回路
76 クロック
78 リセット回路
80 負荷部品駆動回路
82 センサI/F回路
84 A/D変換回路
86 LAN
88 RFID R/W
90 プリンタ
92 表示・操作パネル
100 洗浄液タンク
102 消毒液タンク
104 アルコールタンク
106 洗浄液ポンプ
108 消毒液ポンプ
200、200a、200b、201、201a、201b 照明手段

Claims (6)

  1. 複数の工程によって内視鏡の洗浄を行なう内視鏡洗浄消毒装置であって、
    内視鏡を収容して洗浄を行なう洗浄槽と、前記洗浄槽の蓋体と、前記洗浄槽内を照明する照明手段とを有し、
    かつ、前記照明手段は、前記複数の工程の少なくとも1つの工程において、前記洗浄槽内の照明の状態を他の工程と変えることを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
  2. 前記照明手段は、照明の色の変化、照明の光量の変化、および、照明の点灯状態の変化の少なくとも1つによって、前記照明の状態を変える請求項1に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  3. さらに、前記内視鏡の洗浄が終了したら、前記照明手段は、洗浄終了の前の工程とは異なる照明の状態で前記洗浄槽内を照明する請求項1または2に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  4. 前記洗浄槽に収容して処理液に浸漬した状態で前記内視鏡内を加圧する、漏水検知を行なう機能を有し、
    前記照明手段は、この漏水検知を行なっている際にも、前記洗浄槽内を照明する請求項1〜3のいずれかに記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  5. 独立かつ非同期で内視鏡を洗浄できる複数の洗浄槽を有し、
    前記照明手段は、各洗浄槽毎に独立して点灯を制御される請求項1〜4のいずれかに記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  6. 前記蓋体が透明である請求項1〜5のいずれかに記載の内視鏡洗浄消毒装置。
JP2007249638A 2007-09-26 2007-09-26 内視鏡洗浄消毒装置 Withdrawn JP2009077936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007249638A JP2009077936A (ja) 2007-09-26 2007-09-26 内視鏡洗浄消毒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007249638A JP2009077936A (ja) 2007-09-26 2007-09-26 内視鏡洗浄消毒装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009077936A true JP2009077936A (ja) 2009-04-16

Family

ID=40653139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007249638A Withdrawn JP2009077936A (ja) 2007-09-26 2007-09-26 内視鏡洗浄消毒装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009077936A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013081559A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置。
JP2014061449A (ja) * 2014-01-10 2014-04-10 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置。
JP2021164651A (ja) * 2015-09-11 2021-10-14 ストライカー・コーポレイション 手術器具用滅菌筐体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013081559A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置。
JP2014061449A (ja) * 2014-01-10 2014-04-10 Canon Marketing Japan Inc 滅菌装置。
JP2021164651A (ja) * 2015-09-11 2021-10-14 ストライカー・コーポレイション 手術器具用滅菌筐体
JP7305706B2 (ja) 2015-09-11 2023-07-10 ストライカー・コーポレイション 手術器具用滅菌筐体
US11951218B2 (en) 2015-09-11 2024-04-09 Stryker Corporation Sterilization enclosure for surgical instruments

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4633274B2 (ja) 内視鏡洗滌消毒装置
JP2009045153A (ja) 内視鏡洗浄機
AU2003271363B2 (en) Automated endoscope reprocessor connection integrity testing
TWI382858B (zh) 自動內視鏡再處理機溶液測試
KR101519650B1 (ko) 내시경 세정기
JP2010075267A (ja) 洗浄装置、およびその保守管理装置
WO2015198696A1 (ja) 内視鏡リプロセッサ用ろ過具及び内視鏡リプロセッサ
JP2015070947A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置、および内視鏡洗浄消毒装置用アダプタ
JP2009148315A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP2009077936A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP5230247B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置及び内視鏡洗浄消毒装置の消毒液調製方法
JP2009131296A (ja) 内視鏡の簡易洗浄システム及び簡易洗浄用ユニット
JP2009207728A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP2010035936A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP3205321U (ja) 内視鏡リプロセッサ
JP2009077770A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP2011193982A (ja) 内視鏡リプロセス装置の履歴管理システム
JP6128950B2 (ja) 内視鏡用保持網、及びそれを備える内視鏡用リプロセス装置
JP2009039207A (ja) 内視鏡の漏水検知装置
JP2008142420A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP2009066069A (ja) 内視鏡洗浄機
JP2009018050A (ja) 内視鏡洗浄機
JP6415887B2 (ja) 内視鏡用リークテスタおよび内視鏡リプロセス装置
JP2006006568A (ja) 内視鏡洗浄消毒システム、内視鏡、及び内視鏡洗浄消毒装置
JP2009297438A (ja) 洗浄消毒装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20101207