JP2009076967A - 画像読取処理装置、画像読取処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像読取処理装置、画像読取処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】原稿の連続読み取りを行う際に、用紙間ギャップを短縮し、スキュー時に画像が欠けることなく、読み取り性能を向上させることができる、画像読取処理装置、画像読取処理方法、およびプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、画像読取部にて複数の原稿を一つの連続画像として読取り、位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして読取り、読取られたホッパ画像データの連続画像データを、位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データを作成する。
【選択図】 図14

Description

本発明は、画像読取処理装置、画像読取処理方法、およびプログラムに関するものである。
従来技術として、本出願人が開発したローレンジのスキャナ製品では、原稿の読み取りをページ単位で行っているため、1ページごとに給紙を停止した動作を行っている。このスキャナ製品では、ページ分の画像が欠けないように、オーバースキャンの長さを十分にとっている。
また、本出願人が開発したハイレンジのスキャナ製品では、非同期スキャンを行っているためページ単位で読み取りを行っているが、基本的にページごとに給紙を停止することなく読み取りを行っている。ただし、このスキャナ製品も、ページ分の画像が欠けないように、用紙間ギャップ(用紙間の隙間)を十分にあけ、オーバースキャンの長さも十分に確保して読み取りを行っている。
また、Kodak(登録商標)社が開発したスキャナ製品(型番i1220)では、給紙動作を停止することなく、用紙間ギャップを小さくして、画像の読み取りを行っている。ただし、このスキャナ製品も上記スキャナ製品と同様に、ページごとに読み取り処理を行っており、原稿がスキュー(用紙が斜めに傾いた状態で給送されること)すると、ページ分の画像の上端または下端が欠けてしまう。
また、Canon(登録商標)社が開発したスキャナ製品(型番2580C)では、先読みスキャンを行っており、1ページ読取る前に、次のページの読み取りを行っている。すなわち、PCからの画像読込命令がなくても次のページを読取ることで、読み取り処理の高速化を図っている。
また、特許文献1の複写機では、原稿を高速に読み取るために、バッファメモリが有限である場合にも連続読み取りが行なえるように複写機を制御する手法を採用している。複写機では一般的に、画像の入力速度よりも出力速度が遅いためこのような技術が必要であるが、画像の入力速度が出力速度よりも速い場合、このような制御がなくても、ページ単位で連続した読み取りが可能である。
特開2002−300358号公報
しかしながら、自動給紙型読取機構(ADF:Auto Document Feeder)型の従来のスキャナにおける読み取り処理においては、ページを単位とした処理を行っており、ページとページの間には「用紙間ギャップ」と呼ばれる隙間が必要であり、また、用紙セット状態や用紙の給送により発生するスキューでの傾きを考慮し、ページの前後端を余分に読取る「オーバースキャン」を行っていた。その結果、この「用紙間ギャップ」と「オーバースキャン」分の読み取りは、原稿の実際のページ長よりも長く読取っていることになるため、スキャナの読み取り性能(例えば、速度、効率、精度等)を低下させる原因となっていた。
具体的には、上記Canon(登録商標)社のスキャナ製品では、ページごとに読み取
り処理を行っており、また、上記Kodak(登録商標)社のスキャナ製品よりも用紙間ギャップを十分にあけているため、スキューしたときにページ分の画像の欠けは小さいが、欠けた部分を補正する画像処理を行わないので、画像の上端または下端が欠けていることがある。
また、上記特許文献1の複写機でも、上記スキャナ製品と同様に、ページごとに読み取り処理を行っており、原稿がスキューすると、ページ分の画像の上端または下端が欠けてしまうことがある。
このように、従来のスキャナ製品においては、従来のスキャナ製品の読取方法のスキュー時の一例を示す図1、および、従来のスキャナ製品の読取方法の通常時の一例を示す図2に示すように、ページ単位で原稿の読み取り処理を行っているため、用紙間の距離を長くとる必要があり、また、ページ分の画像を欠けないように、オーバースキャンの長さを十分とる必要がある。そのため、十分に用紙と用紙の間を離して読み取り処理を行なわなければならない。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、原稿の連続読み取りを行う際に、用紙間ギャップを短縮し、スキュー時に画像が欠けることなく、読み取り性能を向上させることができる、画像読取処理装置、画像読取処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、請求項1に記載の画像読取処理装置は、少なくとも位置センサを備える画像読取部と、記憶部と、制御部とを少なくとも備えた画像読取処理装置であって、上記制御部は、上記画像読取部にて複数の原稿を一つの連続画像として読取り、上記位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして上記記憶部に格納するホッパ画像読取手段と、上記ホッパ画像読取手段により読取られた上記ホッパ画像データの上記連続画像データを、上記位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で上記原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて上記画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データとして上記記憶部に格納するページ画像作成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の画像読取処理装置は、請求項1に記載の画像読取処理装置において、上記ページ画像作成手段は、上記エッジの傾き量、または、上記エッジの直線の交点に基づき、上記画像が上記分離領域内に収まっていないと判断した場合、当該分離領域の前後の分離領域の画像に基づいて、傾き補正処理および画像切出し処理を行い画像補正する画像補正手段、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の画像読取処理装置は、請求項1に記載の画像読取処理装置において、上記ホッパ画像読取手段は、上記画像読取部にて読取った上記連続画像を圧縮処理する圧縮処理手段、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の画像読取処理装置は、請求項3に記載の画像読取処理装置において、上記圧縮処理手段は、上記連続画像データが圧縮処理に必要なデータ量を有さない場合、ダミーデータを追加して必要データ量にして圧縮処理を行うか、または、圧縮処理に必要なブロック単位になるよう上記画像データのブロック単位を調整して圧縮処理を行うことを特徴とする。
また、請求項5に記載の画像読取処理装置は、請求項1に記載の画像読取処理装置において、上記ホッパ画像読取手段は、上記原稿の最初のページの前および最後のページの後
にて、オーバースキャンすることを特徴とする。
また、請求項6に記載の画像読取処理装置は、請求項1に記載の画像読取処理装置において、上記位置センサは、トップセンサ、または、排出センサであることを特徴とする。
また、請求項7に記載の画像読取処理装置は、請求項1に記載の画像読取装置において、上記ページ情報は、JPEGのリスタートマーカ、または、EOIマーカであることを特徴とする。
また、請求項8に記載の画像読取処理装置は、請求項4に記載の画像読取処理装置において、上記ブロック単位は、8ライン単位、または、16ライン単位のJPEG圧縮単位であることを特徴とする。
また、請求項9に記載の画像読取処理装置は、請求項1に記載の画像読取処理装置において、上記画像読取部は、エラー検知センサをさらに備え、上記ホッパ画像読取手段は、上記エラー検知センサにて、前後の上記原稿が重なっているエラー状態を検出するエラー検出手段、をさらに備え、上記エラー検出手段により上記エラー状態が検出された場合は、画像読取処理を中止することを特徴とする。
また、請求項10に記載の画像読取処理方法は、少なくとも位置センサを備える画像読取部と、記憶部と、制御部とを少なくとも備えた画像読取処理装置において実行される画像読取処理方法であって、上記制御部において実行される、上記画像読取部にて複数の原稿を一つの連続画像として読取り、上記位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして上記記憶部に格納するホッパ画像読取ステップと、上記ホッパ画像読取ステップにて読取られた上記ホッパ画像データの上記連続画像データを、上記位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で上記原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて上記画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データとして上記記憶部に格納するページ画像作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項11に記載のプログラムは、少なくとも位置センサを備える画像読取部と、記憶部と、制御部とを少なくとも備えた画像読取処理装置に実行させるためのプログラムであって、上記制御部において実行される、上記画像読取部にて複数の原稿を一つの連続画像として読取り、上記位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして上記記憶部に格納するホッパ画像読取ステップと、上記ホッパ画像読取ステップにて読取られた上記ホッパ画像データの上記連続画像データを、上記位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で上記原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて上記画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データとして上記記憶部に格納するページ画像作成ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、記録媒体に関するものであり、請求項11に記載されたプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、画像読取部にて複数の原稿を一つの連続画像として読取り、位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして読取り、読取られたホッパ画像データの連続画像データを、位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データを作成するので、前
後の紙が重ならない程度に、紙間を十分小さくでき、読取処理の速度を向上させることができる。また、位置センサにより検出され各原稿の位置情報をもとに画像を切り出し、読み取り処理の逐次処理を実現して、画像の読取効率を向上させることができる。また、ヘッダ情報に各原稿の位置情報が付加でき、傾き補正処理(デスキュー処理)や画像切り出し処理(クロッピング処理)の精度を高めることができる。
また、本発明によれば、ページ画像データの作成において、エッジの傾き量、または、エッジの直線の交点に基づき、画像が分離領域内に収まっていないと判断された場合、当該分離領域の前後の分離領域の画像に基づいて、傾き補正処理および画像切出し処理を行って画像を補正するので、原稿の連続読み取りを行う際に、スキュー時に画像が欠けることなく、読み取り精度を向上させることができる。
また、本発明によれば、ホッパ画像データの読取りにおいて、連続画像データを圧縮処理することができるので、大量のデータを読み取る場合であっても、読み取り効率を向上させることができる。
また、本発明によれば、画像の圧縮処理において、連続画像データが圧縮処理に必要なデータ量を有さない場合、ダミーデータを追加して必要データ量にして圧縮処理を行うか、または、圧縮処理に必要なブロック単位になるよう画像データのブロック単位を調整して圧縮処理を行うことができるので、原稿の長さに左右されず、画像を圧縮処理することができ、読み取り効率を向上させることができる。
また、本発明によれば、ホッパ画像データの読取りにおいて、原稿の最初のページの前および最後のページの後にて、オーバースキャンするので、前後の紙が重ならない程度に、紙間を十分小さくでき、読取処理の速度を向上させることができる。
また、本発明によれば、位置センサは、トップセンサ、または、排出センサであるので、読み取り原稿の位置情報を原稿の上端または下端にて検出することができ、原稿に対応する画像の傾き補正処理や切り出し処理の精度を高めることができ、読取処理の精度を向上させることができる。
また、本発明によれば、ページ情報は、JPEGのリスタートマーカ、または、EOIマーカであるので、各原稿の位置情報を正確に示し、一つの連続画像からページ単位に分割することができ、読取処理の効率を向上させることができる。
また、本発明によれば、ブロック単位は、8ライン単位、または、16ライン単位のJPEG圧縮単位であるので、JPEGファイル生成時に、ダミーデータを追加するか、または、ブロック単位を調整して圧縮処理を行うことができ、原稿の長さに左右されず、画像を圧縮処理することができ、読み取り効率を向上させることができる。
また、本発明によれば、画像読取部は、エラー検知センサを備えており、ホッパ画像データの読取りにおいて、エラー検知センサにて、前後の原稿が重なっているエラー状態を検出できるので、エラー状態が検出された場合は、画像読取処理を中止することができ、読み取り効率を向上させることができる。
以上のように、本発明によれば、上下の用紙が重ならなければ、複数の原稿を一つの連続画像として読み取った後で、ページ単位に分割し、画像の傾き補正処理や切り出し処理を行えるので、用紙間ギャップを短縮させ、読み取り処理の性能を向上させることができる。
以下に、本発明にかかる画像読取処理装置、画像読取処理方法、およびプログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
[本発明の概要]
以下、本発明の概要について、図3および図4、図7〜図13を参照して説明し、その後、本発明の構成および処理等について詳細に説明する。図3は、本実施形態が適用される本画像読取処理方法のスキュー時の一例を示す図である。図4は、本実施形態が適用される本画像読取処理方法のエラー時の一例を示す図である。図7〜図9は、本実施形態の圧縮方法の一例を示す図である。図10〜図13は、本実施形態の復元方法の一例を示す図である。
本発明は、概略的に、以下の基本的特徴を有する。すなわち、本発明の画像読取処理装置は、少なくとも位置センサを備える画像読取部と、記憶部と、制御部とを少なくとも備えて構成される。ここで、「位置センサ」とは、原稿の位置を検出するセンサであり、例えば、トップセンサ、または、排出センサであってもよい。
まず、本発明は、図3に示すように、画像読取部にて複数の原稿をホッパ単位に一つの連続画像として読取り、位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして読取る。ここで、「ホッパ単位」とは、画像読取部のホッパ部(図示せず)にセットされた複数の原稿を一つにまとめた単位である。ここで、本発明は、画像読取部にて読み取った連続画像を、圧縮処理してもよい。
例えば、図3において、本発明は、用紙間をなくし、画像を連続して読み込み、トップセンサが用紙を検出すると、データをホストPCへ転送、または、ローカルディスクに保存し、次ページの処理を行う。また、用紙がスキューした場合は、次の用紙も同じ方向にスキューするため、オーバースキャンの長さを短くする。また、ページの先頭部分は、常にオーバースキャンした画像となり、スキューした場合、用紙の下端部分は、次のページで読取られる。
ここで、連続画像データが圧縮処理に必要なデータ量を有さない場合、図7のように、位置センサが検出したラインで画像を分離して、ダミーデータを追加して必要データ量にして圧縮処理を行うか、または、図8のように、ブロック単位で画像を分離して、圧縮処理に必要なブロック単位になるよう画像データのブロック単位を調整して圧縮処理を行ってもよい。ここで、「ブロック単位」とは、JPEG圧縮単位であり、例えば、8ライン単位、または、16ライン単位であってもよい。
例えば、図7において、読取ったデータをJPEG形式で圧縮する場合、本発明は、位置センサがJPEGブロックの単位以外である場合は、不足部分をダミーデータ(図7のFFブロックに対応)により補い、8ライン単位に合わせてから、圧縮を行う。すなわち、画像の長さを示す位置センサが検知したラインが、JPEGのブロック単位の8で割り切れない位置にある場合は、ダミーデータを追加して、8で割り切れるよう不足分のデータを追加する。また、ダミーデータを追加後、ヘッダ情報に記載された長さを書き換え、画像を転送するホストPC側でダミーデータを意識せずに画像を扱えるようにする。
例えば、図8において、本発明は、位置センサにより検出された次のJPEGブロック単位、または、前のJPEGブロック単位で画像を分割する。位置センサが検出した位置情報は、ヘッダ情報のコメント部分に記述するようにする。また、画像の長さは、ブロック単位の長さにする。
ここで、図3に示すように、原稿の最初のページの前および最後のページの後にて、オーバースキャンしてもよい。
ここで、図4に示すように、画像読取部は、エラー検知センサをさらに備えてもよく、エラー検知センサにて、前後の原稿が重なっているエラー状態を検出してもよく、その結果、エラー状態が検出された場合は、画像読取処理を中止してもよい。
例えば、図4において、綴じ媒体(例えば、ホチキスやクリップ等)や紙のダメージにより、ジャム(紙が詰まった状態)した場合に、前後のページが重なることがあり、その状態が発生した場合に、本発明は、エラーとして読取処理を停止させる。
そして、図9のように、本発明は、読取られたホッパ画像データの連続画像データを、位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データを作成する。ここで、「ページ情報」とは、JPEGのリスタートマーカ、または、EOIマーカであってもよい。
例えば、図9において、本発明は、ヘッダ情報とページ情報とを別に一時保存し、位置センサが位置情報を検出した後に、この位置情報などをヘッダ情報に追記し、ページ情報と結合して、JPEGファイルを作成する。ここで、図9の例では、JPEGのリスタートマーカは、FFD0〜FFD7であり、FFD0から始まり、指定MCU毎にFFD7までカウントアップする。また、EOIマーカは、FFD9であり、JPEGの終了マーカとして機能する。このように、ホッパ画像データからページ画像データを作成する。
ここで、図10〜図13のように、エッジの傾き量、または、エッジの直線の交点に基づき、画像が分離領域内に収まっていないと判断された場合、当該分離領域の前後の分離領域の画像に基づいて、傾き補正処理および画像切出し処理を行って画像を補正してもよい。
例えば、図10において、本発明は、原稿がスキューしなかった場合、すなわち、分離領域内に画像が収まった場合、1ページごとに画像の傾き補正(デスキュー)処理および切り出し(クロッピング)処理を行う。
例えば、図11において、本発明は、原稿がスキューした場合(すなわち、分離領域内に画像が収まらなかった場合)、エッジの傾き量(図11において、角度θに対応)に基づいて、画像の復元(すなわち、画像の補正)の有無を判断する。ここで、図11の例では、トップセンサを基準として分離領域に分割することで、画像の上端部分が欠けることはないが、他のセンサ(例えば、排出センサ)を基準とした場合は、上端部分が欠けることもある。また、画像の上下が欠ける可能がある場合は、前後の分離領域の画像に基づいて復元する。
例えば、図12において、本発明は、原稿がスキューした場合、すなわち、分離領域内に画像が収まらなかった場合、エッジの直線の交点に基づいて、画像の復元の有無を判断する。具体的には、画像のエッジから検出した4本の直線の交点が、分離領域の外にある場合(すなわち、その交点が基準となる分離領域の上下(前後)の分離領域内にある場合)、その方向の分離領域の画像をもとに復元するので、前後の分離領域の画像のどちらが復元に必要か判断できるようにする。ここで、図12に例では、nページの次のページであるn+1ページの画像をもとに復元する。
例えば、図13において、本発明は、まず、(1)トップセンサの位置と画像の端が重
なる箇所から、エッジ部分を通るセンサを検出し、次に、(2)トップセンサの位置と画像の端が重なる箇所から、オーバースキャンの長さ分だけ下の位置に、次に画像が映りこむため、その手前に線を検出し、そして、(3)(1)と(2)の間にある直線を2本検出することにより、原稿がスキューした場合に、画像の復元を行う。以上で、本発明の概要の説明を終える。
[1.画像読取処理システムの構成]
まず、本画像読取処理システムの構成について、図5および図6を参照して説明する。図5は、本実施形態が適用される本画像読取処理装置100の論理構成の一例を示すブロック図であり、図6は、本実施形態が適用される本画像読取処理装置100の画像読取部112の物理構成の一例を示す構成図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
なお、本画像読取処理システムは、図5に示すように、画像読取部112を備えた画像読取処理装置100と、ホストPC(図示せず)とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成されている。
図5において、画像読取部112は、位置センサ114とエラー検知センサ116とを備えて構成される。
ここで、図6は、画像読取部112の物理構成の一例を示す構成図である。図6において、画像読取部112は、原稿を読取るための用紙搬送路を構成するよう、上部にトップセンサ1と排出センサ2と搬送ローラ3とエラー検知センサ116とを備え、下部に搬送ローラ3と光源4とを備えて構成される。トップセンサ1と排出センサ2とは、図5における位置センサ114であり、トップセンサ1および排出センサ2は、原稿の上端部を検知するセンサであり、例えば、3軸加速度センサ、光学式センサ、感圧式センサ等である。トップセンサ1は、原稿の上端位置を検知し、排出センサ2は原稿の下端位置を検知する。また、トップセンサ1と読み取り位置との間の距離が、オーバースキャンの長さとなる。排出ローラ3は、用紙搬送路を通って原稿が進行方向に向かって搬送されるよう回転するローラである。光源4は、読取ユニット(図示せず)側に設けられたライトであり、読取ユニットの読み取り位置にて原稿が読取られるよう原稿に対して光を照射するライトである。また、エラー検知センサ116は、原稿の読取時に発生するジャム等の場合に、前後の紙が重なりあう状態を検出するセンサであり、例えば、3軸加速度センサ、光学式センサ、感圧式センサ等である。
図5に戻り、記憶部106に格納されるメモリ1およびメモリ2の各種のデータベースやテーブル(画像データファイル106a〜ページ情報ファイル106c)は、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベース等を格納する。
これら記憶部106の各構成要素のうち、画像データファイル106aは、ホッパ画像読取部102aにより読取られたホッパ画像データの連続画像データ、および、ページ画像作成部により作成されたページ画像データを記憶する画像データ記憶手段である。
また、ヘッダ情報ファイル106bは、ホッパ画像読取部102aの制御により、位置センサにて検出された各原稿の位置情報を含むヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記憶手段である。
また、ページ情報ファイル106cは、ページ画像読取部102bにより付加されたページ情報を記憶するページ情報記憶手段である。
また、図5において、通信制御インターフェース部104は、画像読取処理装置100とホストPC(またはルータ等の通信装置)との間における通信制御を行う。すなわち、通信制御インターフェース部104は、他の端末と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
また、図5において、制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、および所要データを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、ホッパ画像読取部102a、ページ画像作成部102b、画像補正部102c、エラー検出部102d、および圧縮処理部102eを備えて構成されている。
このうち、ホッパ画像読取部102aは、画像読取部112にて複数の原稿をホッパ単位に一つの連続画像として読取り、少なくとも位置センサ114により検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして記憶部106に格納するホッパ画像読取手段である。
また、ページ画像作成部102bは、ホッパ画像読取部102aにより読取られたホッパ画像データの連続画像データを、位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データとして記憶部106に格納するページ画像作成手段である。
また、画像補正部102cは、エッジの傾き量、または、エッジの直線の交点に基づき、画像が分離領域内に収まっていないと判断した場合、当該分離領域の前後の分離領域の画像に基づいて、傾き補正処理および画像切出し処理を行い画像補正する画像補正手段である。
また、エラー検出部102dは、エラー検知センサ116にて、前後の上記原稿が重なっているエラー状態を検出するエラー検出手段である。以上で、本画像読取処理システムの構成の説明を終える。
また、圧縮処理部102eは、ホッパ画像読取部102aの処理により、画像読取部112にて読取った連続画像を圧縮処理する圧縮処理手段である。
[2.画像読取処理システムの処理]
次に、このように構成された本実施の形態における本画像読取処理システムの処理の一例について、以下に図14〜図17を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の実施形態についての読取処理の動作を、図14および図15を参照して説明する。図14および図15は、本実施形態の読取処理の動作の一例を示すフローチャートである。次に、本発明の実施形態についての転送処理の動作を、図16および図17を参照して説明する。図16および図17は、本実施形態の転送処理の動作の一例を示すフローチャートである。
[2−1.読取処理動作]
最初に、本発明の読取処理動作の概要について図14を参照して説明する。まず、ホッパ画像読取部102aは、画像読取部112を制御して、複数の原稿をホッパ単位に一つの連続画像として読取り、位置センサ114により検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして記憶部106に格納する(ステ
ップSA−9およびステップSA−10以外のステップSA−1からステップSA−13までの処理に対応)。次に、ページ画像作成部102bは、ホッパ画像読取部102により読取られたホッパ画像データの連続画像データを、位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データとして記憶部106に格納する(ステップSA−9およびステップSA−10に対応)。
次に、図14の各ステップについて詳細に説明する。まず、ホッパ画像読取部102aは、記憶部106のメモリ2のヘッダ情報ファイル106bへ、原稿のヘッダ情報を格納する(ステップSA−1)。
そして、ホッパ画像読取部102aは、複数の原稿からホッパ単位に一つの連続画像として読取る(ステップSA−2)。
そして、ホッパ画像読取部102aは、読取った連続画像データを、記憶部106のメモリ1の画像データファイル106aに格納する(ステップSA−3)。
そして、画像読取部112は、トップセンサを制御して、各原稿の位置情報を検出する(ステップSA−4)。
そして、ステップSA−4にて、トップセンサが原稿の上端の位置情報を検出した場合(ステップSA−4:Yes)、圧縮処理部102eは、トップセンサが検出した原稿の位置がJPEGのブロック単位である8ライン単位であるかを判断する(ステップSA−5)。
そして、ステップSA−5にて、圧縮処理部102eにより、原稿の位置が8ライン単位であると判断された場合(ステップSA−5:Yes)、圧縮処理部102eは、記憶部106のメモリ1の画像データファイル106aから、連続画像データを読み出し(ステップSA−6)、圧縮処理部102eにて画像をJPEG圧縮する処理(ステップSA−8)へと進む。
一方、ステップSA−5にて、圧縮処理部102eにより、原稿の位置が8ライン単位でないと判断された場合(ステップSA−5:No)、圧縮処理部102eは、記憶部106のメモリ1からの画像データファイル106aから、連続画像データを読み出し、原稿の位置が8ライン単位となるよう、ダミーデータを付加し(ステップSA−7)、圧縮処理部102eにて画像をJPEG圧縮する処理(ステップSA−8)へと進む。
そして、圧縮処理部102eによるステップSA−8の処理の後、ページ画像作成部102bは、画像をJPEGファイルへ圧縮した際に用いたページ情報を、記憶部106cのページ情報ファイル106cに格納する(ステップSA−9)。
そして、ページ画像作成部102bは、ホッパ画像読取部102aにより読取られた連続画像データを分割し、ページ情報を結合させてヘッダ情報を修正し(ステップSA−10)、次のホッパ単位の、画像の読取処理(ステップSA−2)に戻る。
ここで、ステップSA−4の処理に戻り、ステップSA−4にてトップセンサにより原稿の上端の位置情報が検出されなかった場合(ステップSA−4:No)は、画像読取部112は、位置センサ114を制御して、用紙の有無を判断する(ステップSA−11)。
そして、画像読取部112は、用紙がないと判断した場合(ステップSA−11:Yes)、画像読取部は、オーバースキャンの終了を待ち(ステップSA−12)、図15を参照して後述する、通常の圧縮フロー処理(ステップSA−13)に進む。
一方、画像読取部112は、用紙があると判断した場合(ステップSA−11:No)、圧縮処理部102eは、トップセンサが検出した原稿の位置がJPEGのブロック単位である8ライン単位以上であるかを判断する(ステップSA−14)。ここで、8ライン単位以上であると判断された場合(ステップSA−14:Yes)、図15を参照して後述する、通常の圧縮フロー処理(ステップSA−13)に進む。また、8ライン単位未満であると判断された場合(ステップSA−14:No)は、ステップSA−2の処理に戻る。
ここで、図15を参照して、図14の通常の圧縮フロー処理(ステップSA−13)について説明する。まず、圧縮処理部102eは、記憶部106のメモリ1の画像データファイル106aから、連続画像データを読み出し(ステップSB−1)、圧縮処理部102eにて画像をJPEG圧縮処理(ステップSB−2)し、そして、記憶部106のメモリ2のページ情報ファイル106cにページ情報を格納する(ステップSB−3)。以上で、本画像読取処理システムの読取処理動作の説明を終える。
[2−2.転送処理動作]
次に、本発明の転送処理動作について説明する。まず、画像読取部112は、位置センサ114であるトップセンサを制御して、各原稿の位置情報を検出する(ステップSC−1)。
そして、ステップSC−1にて、トップセンサが位置情報を検出した場合(ステップSC−1:Yes)、図17を参照して後述する、通常の転送フロー処理(ステップSC−4)に進む。
一方、ステップSC−1にて、トップセンサにより位置情報が検出されなかった場合(ステップSC−1:No)は、画像読取部112は、位置センサ114を制御して、用紙の有無を判断する(ステップSC−2)。
そして、画像読取部112は、用紙がないと判断された場合(ステップSC−2:Yes)、画像読取部は、オーバースキャンの終了を待ち(ステップSC−5)、図17を参照して後述する、通常の転送フロー処理(ステップSC−6)に進む。
一方、画像読取部112は、用紙があると判断された場合(ステップSC−2:No)は、ステップSC−1の処理に戻る。
ここで、図17を参照して、図16の通常の転送フロー処理(ステップSC−4およびステップSC−6)について説明する。まず、圧縮処理部102eによる圧縮処理の終了を待った後(ステップSD−1)、ページ画像作成部102bは、記憶部106のメモリ2のヘッダ情報ファイル106bに格納されたヘッダ情報と、メモリ2のページ情報ファイル106cに格納されたページ情報を読み出し(ステップSD−2)、ヘッダ情報を修正し(ステップSD−3)する。そして、制御部102は、ページ画像作成部102bにより作成されたページ画像データを、通信制御インターフェース部104に転送し(ステップSD−4)、画像の出力等を行うホストPCに転送するか、または、ローカルディスクに保存する(ステップSD−5)。以上で、本画像読取処理システムの転送処理動作の説明を終える。
これにて、本画像読取処理システムの処理の説明を終える。
[他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
特に、例えば、図5において、画像読取処理装置100が画像読取部112を当該画像読取処理装置100内に備える一体型装置の形態で処理を行う場合を一例に説明したが、画像読取装置と、記憶部106と制御部104とを備えた画像読取処理装置とを別筐体で構成してもよい。すなわち、当該画像読取処理装置は、当該画像読取装置に接続された入出力制御インターフェース部と、記憶部106と、制御部102とを備える構成であってもよい。
また、例えば、図5において、画像読取処理装置100は、読取画像をホストPCに転送するネットワークスキャナの形態で処理を行う場合を一例に説明したが、画像読取処理装置がスタンドアローンの形態で全ての処理を行うよう構成してもよい。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、画像読取処理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、画像読取処理装置100の各装置が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現することができ、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現することも可能である。尚、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じて画像読取処理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDなどの記憶部106などは、OSとして協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、画像読取処理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等(画像データファイル106a〜ページ情報ファイル106c)は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ手段であり、各種ファイルやプログラムやテーブルやデータベース等を格納する。
また、画像読取処理装置100およびホストPCは、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置を接続し、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じた任意の単位で、機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上詳述に説明したように、本発明によれば、原稿の連続読み取りを行う際に、用紙間ギャップを短縮し、スキュー時に画像が欠けることなく、読み取り性能を向上させることができる、画像読取処理装置、画像読取処理方法、およびプログラムを提供することができる。
従来のスキャナ製品の読取方法のスキュー時の一例を示す図である。 従来のスキャナ製品の読取方法の通常時の一例を示す図である。 本実施形態が適用される本画像読取処理方法のスキュー時の一例を示す図である。 本実施形態が適用される本画像読取処理方法のエラー時の一例を示す図である。 本実施形態が適用される本画像読取処理装置100の論理構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態が適用される本画像読取処理装置100の画像読取部112の物理構成の一例を示す構成図である。 本実施形態の圧縮方法の一例を示す図である。 本実施形態の圧縮方法の一例を示す図である。 本実施形態の圧縮方法の一例を示す図である。 本実施形態の復元方法の一例を示す図である。 本実施形態の復元方法の一例を示す図である。 本実施形態の復元方法の一例を示す図である。 本実施形態の復元方法の一例を示す図である。 本実施形態の読取処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の圧縮処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の転送処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の転送処理の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像読取処理装置
102 制御部
102a ホッパ画像読取部
102b ページ画像作成部
102c 画像補正部
102d エラー検出部
102e 圧縮処理部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a 画像データファイル
106b ヘッダ情報ファイル
106c ページ情報ファイル
112 画像読取部
114 位置センサ
1 トップセンサ
2 排出センサ
116 エラー検知センサ
3 搬送ローラ
4 光源

Claims (11)

  1. 少なくとも位置センサを備える画像読取部と、記憶部と、制御部とを少なくとも備えた画像読取処理装置であって、
    上記制御部は、
    上記画像読取部にて複数の原稿を一つの連続画像として読取り、上記位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして上記記憶部に格納するホッパ画像読取手段と、
    上記ホッパ画像読取手段により読取られた上記ホッパ画像データの上記連続画像データを、上記位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で上記原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて上記画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データとして上記記憶部に格納するページ画像作成手段と、
    を備えたことを特徴とする、画像読取処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取処理装置において、
    上記ページ画像作成手段は、
    上記エッジの傾き量、または、上記エッジの直線の交点に基づき、上記画像が上記分離領域内に収まっていないと判断した場合、当該分離領域の前後の分離領域の画像に基づいて、傾き補正処理および画像切出し処理を行い画像補正する画像補正手段、
    をさらに備えたことを特徴とする、画像読取処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像読取処理装置において、
    上記ホッパ画像読取手段は、
    上記画像読取部にて読取った上記連続画像を圧縮処理する圧縮処理手段、
    をさらに備えたことを特徴とする、画像読取装置。
  4. 請求項3に記載の画像読取処理装置において、
    上記圧縮処理手段は、
    上記連続画像データが圧縮処理に必要なデータ量を有さない場合、ダミーデータを追加して必要データ量にして圧縮処理を行うか、または、圧縮処理に必要なブロック単位になるよう上記画像データのブロック単位を調整して圧縮処理を行うことを特徴とする、画像読取処理装置。
  5. 請求項1に記載の画像読取処理装置において、上記ホッパ画像読取手段は、上記原稿の最初のページの前および最後のページの後にて、オーバースキャンすることを特徴とする、画像読取処理装置。
  6. 請求項1に記載の画像読取処理装置において、上記位置センサは、トップセンサ、または、排出センサであることを特徴とする、画像読取処理装置。
  7. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    上記ページ情報は、JPEGのリスタートマーカ、または、EOIマーカであることを特徴とする、画像読取処理装置。
  8. 請求項4に記載の画像読取処理装置において、上記ブロック単位は、8ライン単位、または、16ライン単位のJPEG圧縮単位であることを特徴とする、画像読取処理装置。
  9. 請求項1に記載の画像読取処理装置において、
    上記画像読取部は、エラー検知センサをさらに備え、
    上記ホッパ画像読取手段は、
    上記エラー検知センサにて、前後の上記原稿が重なっているエラー状態を検出するエラー検出手段、
    をさらに備え、
    上記エラー検出手段により上記エラー状態が検出された場合は、画像読取処理を中止することを特徴とする、画像読取処理装置。
  10. 少なくとも位置センサを備える画像読取部と、記憶部と、制御部とを少なくとも備えた画像読取処理装置において実行される画像読取処理方法であって、
    上記制御部において実行される、
    上記画像読取部にて複数の原稿を一つの連続画像として読取り、上記位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして上記記憶部に格納するホッパ画像読取ステップと、
    上記ホッパ画像読取ステップにて読取られた上記ホッパ画像データの上記連続画像データを、上記位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で上記原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて上記画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データとして上記記憶部に格納するページ画像作成ステップと、
    を含むことを特徴とする、画像読取処理方法。
  11. 少なくとも位置センサを備える画像読取部と、記憶部と、制御部とを少なくとも備えた画像読取処理装置に実行させるためのプログラムであって、
    上記制御部において実行される、
    上記画像読取部にて複数の原稿を一つの連続画像として読取り、上記位置センサにより検出された各原稿の位置情報と、連続画像データと、を少なくとも含むホッパ画像データとして上記記憶部に格納するホッパ画像読取ステップと、
    上記ホッパ画像読取ステップにて読取られた上記ホッパ画像データの上記連続画像データを、上記位置情報に基づいて分離し、分離された分離領域内で上記原稿に対応する画像のエッジを検出し、当該エッジに基づいて上記画像を切り取り、ページ情報を付加しページ画像データとして上記記憶部に格納するページ画像作成ステップと、
    を含むことを特徴とする、プログラム。
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