JP2009076247A - 燃料電池システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】システム停止制御を行う際に空気系入口弁24および空気系出口弁25の開口面積を調整し、システムの運転停止から次の起動時までの間に、カソード流路1bの出口側の水素濃度が入口側の水素濃度よりも低くなるように、カソード流路1bにおける水素濃度を低減させる。
【選択図】図1
Description
〈全体構成〉
図1は、本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの構成図である。同図に示す燃料電池システムは、例えば、燃料電池車両の動力源として車両に搭載されて、車両の駆動モータや燃料電池発電用の補機などの負荷装置に電力を供給するものであり、燃料ガスと酸化剤ガスとが供給されることで発電する燃料電池スタック1を備える。
制御装置30は、例えば燃料電池スタック1が発電中であれば、外部から指令される要求電力に合わせて目標燃料ガス圧力を決定し、圧力センサ16によって測定される圧力をフィードバックすることで燃料ガス流量調整弁13のアクチュエータ13aを制御すると同時に、あらかじめ制御装置30内に記憶された目標電力に対する酸化剤ガス流量、及び燃料ガス供給流量過剰率(SRa)の関係を用い、空気コンプレッサ21のアクチュエータ21a及び燃料ガス循環装置16のアクチュエータ16aを制御し、同時に負荷装置2によって外部に取り出す電力を制御することで、要求電力に応じた発電を可能とする。
上述したシステム停止制御は、燃料電池システムの運転停止から次の起動時までの間や次の起動時の起動制御において、燃料電池スタック1内部で不用意な電池反応が起きないようにして固体高分子電解質膜の劣化を抑制するための制御である。このため、燃料電池スタック1のカソード側への酸化剤ガスの供給を停止させた状態で燃料電池スタック1から電力を取り出して、カソード流路1b内の酸素を消費させるようにしているが、カソード流路1bが大気開放された状態でシステムの運転が停止されると、次の起動時までの間にカソード流路1b内に大気が進入して不用意な電池反応を生じさせる要因となる。そこで、本実施形態の燃料電池システムでは、上述したように、酸化剤ガス供給流路22中に空気系入口弁24、酸化剤ガス排出流路23中に空気系出口弁25をそれぞれ設けて、システム停止制御のステップS4からステップS6までの間の任意のタイミングで、これら空気系入口弁24および空気系出口弁25を閉状態に切替えることで、システム運転停止後にカソード流路1b内に大気が進入することを抑制するようにしている。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の燃料電池システムは第1の実施形態の変形例であり、空気系入口弁24として弁閉の状態で開口面積がほぼゼロになる開閉弁を用い、空気系出口弁25として弁閉の状態で所定の開口面積で開口する開閉弁を用い、システム停止制御の際にこれら空気系入口弁24と空気系出口弁25の双方を閉状態とすることで、カソード流路1bの出口側でのみガスの拡散現象を生じさせて水素濃度の低減を図るようにしたものである。なお、燃料電池システムの基本的な構成やシステム停止制御の概要は上述した第1の実施形態と同様であるので、ここでは重複した説明は省略する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態の燃料電池システムは、第1の実施形態や第2の実施形態で説明した空気系入口弁24および空気系出口弁25を設けずに、酸化剤ガス排出流路23の圧力損失を酸化剤ガス供給流路22の圧力損失よりも小さくすることで、カソード流路1bの出口側の水素濃度が入口側の水素濃度よりも低くなるように、カソード流路1bにおける水素濃度を低減させるようにしたものである。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態の燃料電池システムは、基本的なシステム構成を上述した第1の実施形態と同様とし、燃料電池スタック1内部のカソード流路1b出口から空気系出口弁25までの間の酸化剤ガス排出流路23の流路容積を、燃料電池スタック1内部のカソード流路1b入口から空気系入口弁24までの間の酸化剤ガス供給流路22の流路容積よりも大とすることで、カソード流路1bの出口側の水素濃度が入口側の水素濃度よりも低くなるように、カソード流路1bにおける水素濃度を低減させるようにしたものである。
1a アノード流路
1b カソード流路
2 負荷装置
19 排水素処理装置
20 空気系
21 空気コンプレッサ
22 酸化剤ガス供給流路(入口側ガス流路)
23 酸化剤ガス排出流路(出口側ガス流路)
24 空気系入口弁(入口弁)
25 空気系出口弁(出口弁)
30 制御装置
Claims (11)
- 燃料極と酸化剤極とが電解質膜を挟んで対向配置されてなり、前記燃料極に水素を含有する燃料ガスが供給され、前記酸化剤極に酸素を含有する酸化剤ガスが供給されることで発電する燃料電池と、
前記燃料電池の酸化剤極に水素が存在する状態でシステムの運転を停止するシステム停止制御手段と、
システムの運転停止から次回の起動時までの間に、前記酸化剤極に水素を存在させた状態で、前記酸化剤極より下硫における水素濃度を低減させる水素濃度低減手段と、を備えることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記水素濃度低減手段は、前記燃料電池の酸化剤極出口側の水素濃度が酸化剤極入口側の水素濃度よりも低くなるように、前記酸化剤極における水素濃度を低減させることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記水素濃度低減手段として、
前記燃料電池の酸化剤極入口側に接続された入口側ガス流路と、
前記燃料電池の酸化剤極出口側に接続された出口側ガス流路と、
前記入口側ガス流路に設置された入口弁と、
前記出口側ガス流路に設置された出口弁とを備え、
システム運転停止時に前記出口弁を通過するガス移動量を前記入口弁を通過するガス移動量よりも大とすることで、前記燃料電池の酸化剤極出口側の水素濃度が酸化剤極入口側の水素濃度よりも低くなるように、前記酸化剤極における水素濃度を低減させることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - 少なくとも前記出口弁は開口面積を調整可能なの可変開度弁であり、
システム運転停止時に前記出口弁を通過するガス移動量が前記入口弁を通過するガス移動量よりも大となるように、可変開度弁よりなる前記出口弁の開口面積を調整することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。 - 前記入口弁は弁閉の状態で開口面積がほぼゼロになる開閉弁であり、
前記出口弁は弁閉の状態で所定の開口面積で開口する開閉弁であり、
システム運転停止時に、前記入口弁と前記出口弁とを弁閉の状態とすることで、前記出口弁を通過するガス移動量を前記入口弁を通過するガス移動量よりも大とすることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。 - システム停止時における前記出口弁の開口面積を、当該出口弁を通過するガス移動量が前記入口弁を通過するガス移動量よりも大きくなる範囲で最小の開口面積とすることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の燃料電池システム。
- 前記水素濃度低減手段として、
前記燃料電池の酸化剤極入口側に接続された入口側ガス流路と、
前記燃料電池の酸化剤極出口側に接続された出口側ガス流路とを備え、
前記出口側ガス流路の圧力損失を前記入口側ガス流路の圧力損失よりも小さくすることで、前記燃料電池の酸化剤極出口側の水素濃度が酸化剤極入口側の水素濃度よりも低くなるように、前記酸化剤極における水素濃度を低減させることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記入口側流路に流量制限手段を設置することで、前記出口側ガス流路の圧力損失を前記入口側ガス流路の圧力損失よりも小さくしたことを特徴とする請求項7に記載の燃料電池システム。
- 前記出口側ガス流路の流路径を前記入口側ガス流路の流路径よりも大きくすることで、前記出口側ガス流路の圧力損失を前記入口側ガス流路の圧力損失よりも小さくしたことを特徴とする請求項7に記載の燃料電池システム。
- 前記水素濃度低減手段として、
前記燃料電池の酸化剤極入口側に接続された入口側ガス流路と、
前記燃料電池の酸化剤極出口側に接続された出口側ガス流路と、
前記入口側ガス流路に設置された入口弁と、
前記出口側ガス流路に設置された出口弁とを備え、
前記燃料電池から前記出口弁までの前記出口側ガス流路の流路容積を、前記燃料電池から前記入口弁までの前記入口側ガス流路の流路容積よりも大とすることで、前記燃料電池の酸化剤極出口側の水素濃度が酸化剤極入口側の水素濃度よりも低くなるように、前記酸化剤極における水素濃度を低減させることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - 燃料極と酸化剤極とが電解質膜を挟んで対向配置されてなる燃料電池の前記燃料極に水素を含有する燃料ガスを供給し、前記酸化剤極に酸素を含有する酸化剤ガスを供給して、前記燃料電池から電力を取り出す燃料電池システムの制御方法において、
前記燃料電池の酸化剤極に水素が存在する状態でシステムの運転を停止し、
システムの運転停止から次回の起動時までの間に、前記酸化剤極に水素を存在させた状態で、前記酸化剤極より下流における水素濃度を低減させることを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
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- 2007-09-19 JP JP2007242234A patent/JP2009076247A/ja active Pending
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