JP2009075264A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶装置において、フレームに対する光学部材の位置ずれ防止を図ることにより、液晶表示パネルと光学部材との位置ずれ防止を図り、これにより表示品位の低下を低減する。
【解決手段】液晶装置は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルに接着剤等を介して取り付けられ固定された偏光板(第1の偏光板、以下同様)と、液晶表示パネル及び偏光板の各々を収容した状態で支持する枠状のフレームとを備える。偏光板及び枠状のフレームの各々は相互に嵌り合う嵌合部を有し、偏光板の嵌合部と枠状のフレームの嵌合部とは嵌合している。これにより、偏光板は、液晶表示パネルとそれを支持する枠状のフレームとの両方に対し固定される。よって、液晶装置に対して衝撃等が作用した場合でも、枠状のフレームに対し偏光板の位置ずれが生じ難くなり、液晶表示パネルと偏光板との位置ずれが生じ難くなり、以って偏光板の位置ずれに起因する表示品位の低下を低減できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種情報の表示に用いて好適な液晶装置の構造に関する。
従来より、透過型又は半透過型の液晶装置は、一対の基板に液晶層を狭持する液晶表示パネルと、液晶表示パネルを狭持する位置に配置された一対の偏光板と、液晶表示パネルの背面側に配置された照明装置と、を備えて構成される。照明装置は、一般的に、光源と、光源からの光を平面状の光として液晶表示パネルの背面に照射する導光板と、導光板の液晶表示パネル側に配置された各種の光学シートと、を備える。
例えば、特許文献1には、この種の構成を有する照明装置を備えた液晶表示装置が記載されている。この特許文献1に記載の液晶表示装置では、特に、光学シートの第1爪部がフレームの第1係合凹所に嵌め込まれていると共に、フレームに設けられた位置決め突起が光学シートに設けられた長孔に挿通された状態で、光学シートの第2爪部がフレームの第2係合凹所に嵌め込まれている。かかる構成により、光学シートに振動、衝撃等の機械的ストレスが作用した場合でも、光学シートは導光板に対して所定位置に保持され、光学シートの位置ずれ等に起因する表示不良を無くすことができるとされている。
なお、特許文献2には、導光板に設けた突起部により、フレームに対する適正な位置決めを行うことが可能な面状照明装置が記載されている。
特開2001−91947号公報 特開2005−302485号公報
しかしながら、上記した特許文献1では、液晶表示装置に対して落下などの機械的な衝撃等が作用した場合には、その衝撃等により液晶表示パネルがフレームから位置ずれを起こし、これにより液晶表示パネルと光学シートとの位置ずれが生じてしまい、その結果、表示品位が低下してしまう虞がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、フレームに対する光学部材の位置ずれ防止を図ることにより、液晶表示パネルと光学部材との位置ずれ防止を図り、これにより表示品位の低下を低減することが可能な液晶装置及び電子機器を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、液晶装置は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルに取り付けられた光学部材と、前記液晶表示パネル及び前記光学部材の各々を収容した状態で支持する枠状のフレームと、を備え、前記光学部材及び前記枠状のフレームの各々は相互に嵌り合う少なくとも1つの嵌合部を有し、前記光学部材の前記嵌合部と前記枠状のフレームの前記嵌合部とは嵌合している。
上記の液晶装置は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルに取り付けられた光学部材と、液晶表示パネル及び光学部材の各々を収容した状態で支持する枠状のフレームと、を備える。ここで、光学部材としては、例えば、偏光板や、液晶表示パネルと偏光板の間に設けられる位相差板などが挙げられる。好適な例では、光学部材は、接着剤や粘着テープを介して液晶表示パネルに取り付けられていることが好ましい。これにより、光学部材は液晶表示パネルに対して固定される。そして、光学部材及び枠状のフレームの各々は相互に嵌り合う少なくとも1つの嵌合部を有し、光学部材の嵌合部と、枠状のフレームの嵌合部とは嵌合している。これにより、光学部材は枠状のフレームに対して固定される。つまり、光学部材は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルを支持する枠状のフレームとの両方に対して固定される。よって、液晶装置に対して落下などの衝撃が作用した場合でも、枠状のフレームに対して光学部材の位置ずれが生じ難くなり、これによって液晶表示パネルと光学部材との位置ずれが生じ難くなり、その結果、光学部材の位置ずれに起因する表示品位の低下を低減できる。
好適な例では、前記光学部材の前記嵌合部及び、前記枠状のフレームの前記嵌合部は凸形状と凹形状とで嵌合することが好ましい。即ち、前記偏光板の前記嵌合部は凸形状を有し、前記枠状のフレームの前記嵌合部は凹形状を有することが好ましい。或いは、前記偏光板の前記嵌合部は凹形状を有し、前記枠状のフレームの前記嵌合部は凸形状を有することが好ましい。
上記の液晶装置の一つの態様では、前記液晶表示パネルは画像を表示する画像表示領域と実装部品を実装する実装領域を有する基板を含み、前記光学部材は、前記基板に前記画像表示領域から前記実装領域にかけて延在するように取り付けられている。この態様では、光学部材が画像表示領域から実装領域にかけて延在するように基板に対して取り付けられているので、その分、光学部材による、基板の強度向上を図ることができる。
上記の液晶装置の他の態様では、前記光学部材に対して前記液晶表示パネル側とは逆側の面に配置される他の光学部材を更に備え、前記他の光学部材は、前記枠状のフレームの前記嵌合部と嵌合する他の嵌合部を有し、前記他の光学部材の前記他の嵌合部は、前記枠状のフレームの前記嵌合部と嵌合している。
この態様では、上記の光学部材に対して液晶表示パネル側とは逆側の面に配置される他の光学部材を更に備える。かかる他の光学部材としては、例えば、光を液晶表示パネル側に向けて集束させるプリズムシート、位相差フィルムなどが挙げられる。そして、他の光学部材は、枠状のフレームの嵌合部と嵌合する他の嵌合部を有し、他の光学部材の他の嵌合部は、枠状のフレームの嵌合部と嵌合している。これにより、上記の光学部材が液晶表示パネルと液晶表示パネルを支持する枠状のフレームとの両方に対して固定されるのに加え、当該他の光学部材も枠状のフレームに対して固定される。よって、液晶装置に対して落下などの衝撃が作用した場合でも、枠状のフレームに対して、上記の光学部材及び当該他の光学部材の位置ずれが生じ難くなり、これによって液晶表示パネルと上記の光学部材及び当該他の光学部材との位置ずれが生じ難くなり、その結果、上記の光学部材及び当該他の光学部材の位置ずれに起因する表示品位の低下を低減できる。
本発明の他の観点では、上記の液晶装置を表示部として備える電子機器を構成することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[液晶装置の構成]
以下、図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態に係る液晶装置100の構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る液晶装置100を、観察者により視認される観察側から見た斜視図を示す。なお、図1において、二点鎖線にて囲まれる領域は、液晶表示パネル50において、文字、図形等の画像が表示される有効表示領域(画像表示領域)Vである。図2は、図1の液晶装置100の分解斜視図を示す。図2において、破線にて囲まれる領域A1は、ドライバIC5や配線基板(図示略)を含む実装部品が実装される実装領域1hである。図3は、図1の液晶装置100における切断線A−A’に沿った断面図を示す。
本実施形態に係る液晶装置100は、主に、液晶表示パネル50と、光学部材の一例としての、第1の偏光板6及び第2の偏光板7と、枠状のフレーム8と、照明装置51と、第1のフレーム9及び第2のフレーム10と、を備える。
液晶表示パネル50は、ガラスなどの透光性材料により形成された第1の基板1と、第1の基板1と同様の材料により形成された第2の基板2とを枠状のシール材3を介して貼り合わせ、その枠状のシール材3で区画される領域に液晶層4が封入されてなる。液晶表示パネル50は、枠状のフレーム8の内側面に嵌まり込む形状を有する。液晶表示パネル50の液晶層4側の内面上には、例えば、ブラックマトリクス、カラーフィルタ、電極その他の多くの構成要素がマトリクス状(格子状)又はストライプ状(線状)に形成されるが、図1乃至図3では図示を省略している。また、第1の基板1は、第2の基板2の一端から外側へ張り出すと共に、実装部品を実装する実装領域1hを有する。実装領域1hの一方の面上には、液晶を駆動するためのドライバIC5が実装されている。なお、本発明では、液晶表示パネル50は、特定の構成に限定されず、周知の種々の構成を採り得る。
第1の偏光板6及び第2の偏光板7は、液晶表示パネル50を挟持する位置に配置されている。具体的には、第1の偏光板6は、略矩形状の平面形状を有し、図示しない接着剤(又は粘着テープ)を介して第1の基板1の第2の基板2側とは逆側の面上に取り付けられている。また、第1の偏光板6は、画像表示領域Vから実装領域1hにかけて延在するように第1の基板1の第2の基板2側とは逆側の面上に取り付けられている。これにより、第1の偏光板6による、第1の基板1の実装領域1hの強度向上を図ることができる。一方、第2の偏光板7は、略矩形状の平面形状を有し、図示しない接着剤(又は粘着テープ)を介して第2の基板2の第1の基板側とは逆側の面上に取り付けられている。また、第1の偏光板6及び第2の偏光板7の各々は光学軸(例えば透過軸)を有し、第1の偏光板6の光学軸と第2の偏光板7の光学軸のなす角度は、例えば略90度に設定される。
枠状のフレーム8は、例えば、プラスチックなどの樹脂材料にて形成された枠状の支持体である。枠状のフレーム8の内側には、液晶表示パネル50の外縁部並びに第1の偏光板6及び第2の偏光板7の外縁部がそれぞれ嵌め込まれており、枠状のフレーム8は、液晶表示パネル50並びに第1の偏光板6及び第2の偏光板7の各々を収容した状態で支持又は固定する。
照明装置51は、図3に示すように、光源51aと、導光板51bと、導光板51bの液晶表示パネル50側の面上に配置された各種の光学部材51cと、を備える。光源51aは、例えばLED(Light Emitting Diode)であり、導光板51bの一端面(以下、「入光端面」と称する)51ba側に配置される。光源51aは、駆動電流が供給されることにより発光し、その発光した光Lは、導光板51bの入光端面51baを通じて導光板51bの内部へ入射する。導光板51bは、透光性素材にて形成され、光源51aから出射された光Lを液晶表示パネル50の面内に均一に照射する。導光板51bの入光端面51baから導光板51bの内部に入射した光Lは、導光板51bの下面と上面(出光面)との間で反射を繰り返す。そして、当該出光面と光Lのなす角が臨界角を超えると、光Lは、当該出光面を透過して各種の光学部材51c側へ出光する。各種の光学部材51cには、光を散乱させる拡散シート(図示略)、光を液晶表示パネル50側に向けて集束させるプリズムシート(図示略)、位相差フィルム(図示略)などが含まれる。但し、本発明では、照明装置51に対して、これらの光学シートを設けることは必須ではない。
第1のフレーム9及び第2のフレーム10は、例えば金属材料にて形成され、相互に嵌り合う形状を有する。第2のフレーム10は、液晶表示パネル50の画像表示領域Vに対応する位置に設けられた開口10aを有する。第1のフレーム9と第2のフレーム10は、相互に嵌り合うことで、照明装置51、枠状のフレーム8に支持された液晶表示パネル50並びに第1の偏光板6及び第2の偏光板7の各々を収容した状態で支持する。
以上の構成の下、照明装置51の光源51aから出射された光Lは、導光板51b、各種の光学部材51c、第1の偏光板6、液晶表示パネル50、第2の偏光板7をこの順に透過する。このとき、液晶層4の配向制御が行われ、所望の表示画像が観察者によって視認される。
(フレーム等に対する光学部材の位置ずれ防止構造)
次に、図1乃至図4を参照して、本発明の特徴をなすフレーム等に対する、光学部材の一例としての第1の偏光板6の位置ずれ防止構造について説明する。図4(a)は、液晶装置100の構成要素である第1の偏光板6の斜視図を示す。図4(b)は、液晶装置100の構成要素である枠状のフレーム8の斜視図を示す。
第1の偏光板6及び枠状のフレーム8の各々は、相互に嵌り合う嵌合部6b、8bを有する。第1の偏光板6の嵌合部6b及び、枠状のフレーム8の嵌合部8bは凸形状と凹形状とで嵌合する。本例では、第1の偏光板6の嵌合部6bは、当該第1の偏光板6の外側面(外壁又は外辺)6aから外側に向けて突出する凸形状を有すると共に、枠状のフレーム8の嵌合部8bは、当該枠状のフレーム8の内側面(内壁又は内辺)8aに対して窪むように形成され、且つ当該第1の偏光板6の凸形状と嵌り合う凹形状を有する。但し、本発明では、枠状のフレーム8の嵌合部8bは、当該枠状のフレーム8の内側面8aから内側に向けて突出する凸形状を有すると共に、第1の偏光板6の嵌合部6bは、当該第1の偏光板6の外側面6aに対して内側に窪むように形成され、且つ当該枠状のフレーム8の凸形状と嵌り合う凹形状を有していてもよい。
以上の構成を有する第1の偏光板6は、図示しない接着剤(又は粘着テープ)を介して液晶表示パネル50の観察側と逆側の面に取り付けられており、第1の偏光板6は、液晶表示パネル50の観察側と逆側の面に対して固定されている。そして、液晶表示パネル50、及び液晶表示パネル50に固定された第1の偏光板6は、図3に示すように、枠状のフレーム8に収容された状態で支持されていると共に、第1の偏光板6の嵌合部6bと枠状のフレーム8の嵌合部8bとは嵌合している。これにより、第1の偏光板6は枠状のフレーム8に対して固定される。つまり、第1の偏光板6は、液晶表示パネル50と、液晶表示パネル50を支持する枠状のフレーム8との両方に対して固定される。よって、液晶装置100に対して落下などの衝撃が作用した場合でも、枠状のフレーム8に対して第1の偏光板6の位置ずれが生じ難くなり、これによって液晶表示パネル50と第1の偏光板6との位置ずれが生じ難くなり、その結果、第1の偏光板6の位置ずれに起因する表示品位の低下を低減できる。
なお、本発明では、第1の偏光板6の嵌合部6bは、枠状のフレーム8の嵌合部8bと嵌り合う形状であればどのような形状であってもよく、また、第1の偏光板6の各外側面(外壁又は外辺)6aに対して何個形成されてもよく、また、第1の偏光板6の複数の外側面(外壁又は外辺)6aa、6ab、6ac、6adのうち、どの外側面(外壁又は外辺)に形成されてもよい。好適な例では、第1の偏光板6の嵌合部6bは、第1の偏光板6の複数の外側面(外壁又は外辺)6aa、6ab、6ac、6adのうち、実装領域1h側に位置する外側面(外壁又は外辺)6aa以外の3つの外側面(外壁又は外辺)6ab、6ac、6adの各々に形成されていることが好ましく、また、第1の偏光板6の嵌合部6bは、第1の偏光板6の複数の外側面(外壁又は外辺)6aa、6ab、6ac、6adのうち、実装領域1h側に位置する外側面(外壁又は外辺)6aa以外の3つの外側面(外壁又は外辺)6ab(但し、外側面6abにおいて実装領域1hに位置する領域は除く)、6ac、6ad(但し、外側面6adにおいて実装領域1hに位置する領域は除く)の各々に形成されていることがより好ましい。
また、同様に、本発明では、枠状のフレーム8の嵌合部8bは、第1の偏光板6の嵌合部6bと嵌り合う形状であればどのような形状であってもよく、また、枠状のフレーム8の各外側面(外壁又は外辺)8cに対して何個形成されてもよく、また、枠状のフレーム8の複数の外側面(外壁又は外辺)8ca、8cb、8cc、8cdのうち、どの外側面(外壁又は外辺)に形成されてもよい。好適な例では、枠状のフレーム8の嵌合部8bは、枠状のフレーム8の複数の外側面(外壁又は外辺)8ca、8cb、8cc、8cdのうち、実装領域1h側に位置する外側面(外壁又は外辺)8ca以外の3つの外側面(外壁又は外辺)8cb、8cc、8cdの各々に形成されていることが好ましく、また、枠状のフレーム8の嵌合部8bは、枠状のフレーム8の複数の外側面(外壁又は外辺)8ca、8cb、8cc、8cdのうち、実装領域1h側に位置する外側面(外壁又は外辺)8ca以外の3つの外側面(外壁又は外辺)8cb(但し、外側面8cbにおいて実装領域1hに位置する領域は除く)、8cc、8cd(但し、外側面8cdにおいて実装領域1hに位置する領域は除く)に形成されていることがより好ましい。
即ち、本発明では、第1の偏光板6の嵌合部6b及び枠状のフレーム8の嵌合部8bの形状、設定数、設定位置などに限定はない。
例えば、図5及び図6は、第1の偏光板の嵌合部6b及び枠状のフレームの嵌合部8bの他の形態例を備える液晶装置100zの構成を示す。具体的には、図5は、液晶装置100zの分解斜視図である。図6(a)は、液晶装置100zの構成要素である第1の偏光板6zの斜視図である。なお、図6(a)において、破線領域A2で示す第1の偏光板6zの領域は、第1の基板1の実装領域1hに対応する位置に配置される。図6(b)は、液晶装置100zの構成要素である枠状のフレーム8zの斜視図である。なお、図6(b)において、破線領域A3で示す枠状のフレーム8zの領域には、第1の基板1の実装領域1hが配置される。また、図6(b)では、枠状のフレーム8zの嵌合部8bx又は8byの形状が分かるように、その付近を拡大した要部斜視図(円状の破線内に示す図)を示す。
この液晶装置100zにおいて、第1の偏光板6zは、上記した第1の偏光板6と略同様の大きさ及び光学軸を有し、図示しない接着剤(又は粘着テープ)を介して第1の基板1の第2の基板2側とは逆側の面上に取り付けられると共に、画像表示領域Vから実装領域1hにかけて延在するように第1の基板1の第2の基板2側とは逆側の面上に取り付けられる。第1の偏光板6zは、実装領域1h側に位置する外側面(外壁又は外辺)6aa以外の3つの外側面(外壁又は外辺)6ab、6ac、6adの各々から外側に向けて突出する凸形状を有する嵌合部6bx、6byを備える。本例では、第1の偏光板6zの外側面6ab及び6adの各々に設けられる嵌合部6bxの突出する長さは、第1の偏光板6zの外側面6acに設けられる各嵌合部6byの突出する長さと比べて長く設定されている。
枠状のフレーム8zは、枠状のフレーム8と同様の役割を有する。枠状のフレーム8zは、実装領域1h側に位置する外側面(外壁又は外辺)8ca以外の3つの外側面(外壁又は外辺)8cb、8cc、8cdの各々に対して設けられ、且つ、第1の偏光板6zの嵌合部6bxと嵌り合う嵌合部8bx、及び、第1の偏光板6zの嵌合部6byと嵌り合う嵌合部8byを備える。嵌合部8bxは、枠状のフレーム8zの外側面(外壁又は外辺)8cb又は8cdから内側面(内壁又は内辺)8aにかけて貫通していると共に、枠状のフレーム8zに対して第1の偏光板6zを収容する方向に対し窪んだ形状を有する。一方、嵌合部8byは、枠状のフレーム8zの内側面(内壁又は内辺)8aから外側面(外壁又は外辺)8cb又は8cdに対して窪んだ形状を有すると共に、枠状のフレーム8zに対して第1の偏光板6zを収容する方向に対し窪んだ形状を有する。
以上の構成を有する液晶装置100zでは、第1の偏光板6zの各嵌合部6bxは、対応する枠状のフレーム8zの各嵌合部8bxと嵌合すると共に、第1の偏光板6zの各嵌合部6byは、対応する枠状のフレーム8zの各嵌合部8byと嵌合する。これにより、第1の偏光板6zは枠状のフレーム8zに対して固定される。なお、第1の偏光板6zは、液晶表示パネル50と、液晶表示パネル50を支持する枠状のフレーム8zとの両方に対して固定される。よって、液晶装置100zに対して落下などの衝撃が作用した場合でも、枠状のフレーム8zに対して第1の偏光板6zの位置ずれが生じ難くなり、これによって液晶表示パネル50と第1の偏光板6zとの位置ずれが生じ難くなり、その結果、第1の偏光板6zの位置ずれに起因する表示品位の低下を低減できる。
[変形例]
上記の実施形態では、第1の偏光板6にのみ、枠状のフレーム8の嵌合部8bと嵌り合う嵌合部6bを設けるようにした。これに限らず、本発明では、第2の偏光板7に対しても、枠状のフレーム8(又は8z)の嵌合部8b(又は8bx、8by)と嵌り合う嵌合部を設け、第2の偏光板7の嵌合部を枠状のフレーム8(又は8z)の嵌合部8b(又は8bx、8by)と嵌合させるようにしてもよい。これにより、第1の偏光板6のみならず第2の偏光板7も、液晶表示パネル50と、液晶表示パネル50を支持する枠状のフレーム8(又は8z)との両方に対して固定される。よって、液晶装置100に対して落下などの衝撃が作用した場合でも、枠状のフレーム8(又は8z)に対して第1の偏光板6及び第2の偏光板7の位置ずれが生じ難くなり、これによって液晶表示パネル50と第1の偏光板6及び第2の偏光板7との位置ずれが生じ難くなり、その結果、第1の偏光板6及び第2の偏光板7の位置ずれに起因する表示品位の低下を低減できる。
また、本発明では、第1の偏光板6と液晶表示パネル50の間に配置される位相差板(図示略)などの光学部材、及び/又は、第2の偏光板7と液晶表示パネル50の間に配置される位相差板(図示略)などの光学部材に対して、枠状のフレーム8の嵌合部8bと嵌り合う嵌合部6bを設けるようにしても構わない。
また、本発明では、図示を省略するが、各種の光学部材(他の光学部材)51c、より好ましくは特定の方向に光学軸を有する光学部材(例えばプリズムシートや位相差フィルムなど)に対しても、枠状のフレーム8(又は8z)の嵌合部8b(又は8bx、8by)と嵌り合う他の嵌合部を設け、当該他の光学部材の他の嵌合部を枠状のフレーム8(又は8z)の嵌合部8b(又は8bx、8by)と嵌合させるようにしてもよい。これにより、第1の偏光板6及び第2の偏光板7が、液晶表示パネル50と、液晶表示パネル50を支持する枠状のフレーム8(又は8z)との両方に対して固定されるのに加え、当該他の光学部材も枠状のフレーム8(又は8z)に対して固定される。よって、液晶装置100に対して落下などの衝撃が作用した場合でも、枠状のフレーム8(又は8z)に対して、第1の偏光板6及び第2の偏光板7並びに当該他の光学部材の位置ずれが生じ難くなり、これによって液晶表示パネル50と第1の偏光板6及び第2の偏光板7並びに当該他の光学部材との位置ずれが生じ難くなり、その結果、当該他の光学部材の位置ずれに起因する表示品位の低下を低減できる。
その他、本発明では、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形をすることが可能である。
[電子機器]
次に、上記の本実施形態に係る液晶装置100又は100z(以下代表して、「液晶装置1000」と称する)を備える電子機器の具体例について図7を参照して説明する。
まず、本発明に係る液晶装置1000を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図7(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶装置1000を適用した表示部713とを備えている。
続いて、本発明に係る液晶装置1000を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図7(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口723とともに、本発明に係る液晶装置1000を適用した表示部724を備える。
なお、本発明に係る液晶装置1000を適用可能な電子機器としては、図7(a)に示したパーソナルコンピュータや図7(b)に示した携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
本発明の実施形態に係る液晶装置を観察側から見た斜視図。 本実施形態に係る液晶装置を観察側から見た分解斜視図。 本実施形態に係る液晶装置の断面図。 本実施形態に係る第1の偏光板及び枠状のフレームの各斜視図。 本発明の他の形態例に係る液晶装置を観察側から見た分解斜視図。 本発明の他の形態例に係る第1の偏光板及び枠状のフレームの各斜視図。 本発明の液晶装置を備える電子機器の斜視図。
符号の説明
6、6z 第1の偏光板、 6b、6bx、6by 嵌合部、 7 第2の偏光板、 8、8z 枠状のフレーム、 8b、8bx、8by 嵌合部、 50 液晶表示パネル、 51 照明装置、 51c 光学部材、 100、100z 液晶装置

Claims (5)

  1. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルに取り付けられた光学部材と、
    前記液晶表示パネル及び前記偏光板の各々を収容した状態で支持する枠状のフレームと、を備え、
    前記光学部材及び前記枠状のフレームの各々は相互に嵌り合う少なくとも1つの嵌合部を有し、
    前記光学部材の前記嵌合部と前記枠状のフレームの前記嵌合部とは嵌合していることを特徴とする液晶装置。
  2. 前記光学部材の前記嵌合部及び前記枠状のフレームの前記嵌合部は、凸形状と凹形状とで嵌合することを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記液晶表示パネルは画像を表示する画像表示領域と実装部品を実装する実装領域を有する基板を含み、
    前記光学部材は、前記基板に前記画像表示領域から前記実装領域にかけて延在するように取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶装置。
  4. 前記光学部材に対して前記液晶表示パネル側とは逆側の面に配置される他の光学部材を更に備え、
    前記他の光学部材は、前記枠状のフレームの前記嵌合部と嵌合する他の嵌合部を有し、
    前記他の光学部材の前記他の嵌合部は、前記枠状のフレームの前記嵌合部と嵌合していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液晶装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液晶装置を表示部として備えることを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016061831A1 (zh) * 2014-10-22 2016-04-28 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示装置及其背光模组
JP2018156038A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 株式会社サンクレスト フィルム貼付治具

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