JP2009075173A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】斜め方向から見た場合に色調変化が少ない液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に関する液晶表示装置1は、基板31および液晶層40からなる表示液晶セル30と、基板11および液晶層20からなる表示液晶セルの下方の補償液晶セル10と、表示液晶セルの上方の上偏光板4と、補償液晶セルの下方の下偏光板3とを有している。液晶層40の液晶分子の第1捩れ方向と、液晶層20の液晶分子の第2捩れ方向とは逆方向で、また、液晶層40の上端近傍液晶分子のプレチルト角θ4と液晶層20の下端近傍液晶分子のプレチルト角θ1、および液晶層40の下端近傍液晶分子のプレチルト角θ3と液晶層20の上端近傍液晶分子のプレチルト角θ2とは、逆方向で略同一の大きさの角度である。液晶層40の下端近傍液晶分子の配向方向41aと液晶層20の上端近傍液晶分子の配向方向26aとが180度反対方向となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶表示装置に関し、さらに詳細には、2層からなる液晶セルを積層構成した液晶表示装置に関する。
従来より、上下が偏光板によって挟持されるとともに、液晶層が所定の捩れ角を有して配置された液晶セルに対して、上下方向に光を透過させるもしくは透過させないことで、所望の表示を行うように構成されている液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。上記の液晶表示装置の一例としては、図7および図8に示すような、液晶層240を有した液晶表示装置200が知られている。説明の便宜上、図7および図8に示す矢印方向を前後左右上下方向として説明する。液晶層240を構成する液晶分子の配向方向は、図8に示すように下端部では矢印241、上端部では矢印241を前後左右方向において時計回りに90度回転した矢印246の方向となるとともに、その中間部では配向方向が徐々に捩られて形成されたTN(Twisted Nematic)方式となっている。
また、液晶層240は、その上下を配向膜232によって挟持され、また配向膜232の上下外側には透明電極233、235が配設されており、透明電極235は交流電源236と電気接続されている。さらに、透明電極233、235は、基板231によって上下に挟持されるとともに、基板231およびシール部材234によって液晶層240の液晶分子はシールされている。これら基板231、シール部材234、透明電極233、235、配向膜232、液晶層240により、液晶セル230が構成される。液晶セル230は、偏光板203、204によって上下に挟持されており、また、偏光板203の透過軸方向203aと偏光板204の透過軸方向204aとは平行となるように設置されている。さらに、偏光板203の下方には、バックライト202が配置されている。
上記構成の液晶表示装置200において、透明電極235、235間に電圧の印加がない場合、バックライト202からの照明光が液晶セル230に照射され、照明光202aは液晶層240内の液晶分子の捩れ角に沿って、液晶セル230内で時計回りに90度偏光方向を変えて偏光板204に達する。このとき、図8に示すように、偏光板204の透過軸方向204aと矢印246の方向とは、90度回転した位置関係となっているため、照明光202aは偏光板204を透過できず、その部分は暗く表示されることになる。
一方、交流電源236により透明電極235に対して電圧を印加すると、液晶層240内の液晶分子はその長軸を上下に向けて配列する。そのため、電圧印加部分を進行する照明光202bは、液晶層240内の液晶分子によって捩られることなく偏光板204に達する。つまり、照明光202bは、矢印241の配向方向のまま偏光板204に達するので、照明光202bは偏光板204を透過し、明るく表示されることになる。このことから分かるように、透明電極235を所望のパターンを形成するように複数設け、各透明電極毎に交流電源からの電圧印加制御を行うことにより、前記パターンを明暗(黒白)表示することができる。
特開2006−235581号公報
ところで、液晶層240内の液晶分子は、その長軸方向に光学軸を有する一軸性複屈折結晶であるために、液晶層240の短軸方向や斜め方向に透過する斜め照明光202cは、複屈折の影響を受けるため液晶セル230を透過すると位相差が発生する。よって、上記の液晶表示装置200を斜めに透過する斜め照明光202c(液晶表示装置200を斜め方向から見た場合)は、この位相差のために照明光202b(液晶表示装置200を真上から見た場合)と比較して色調変化が生じるという課題があった。
以上のような課題に鑑みて、本発明では、斜め方向から見た場合に色調変化が少ない液晶表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係る液晶表示装置は、互いに平行に配置された一対の透明な上側基板および前記一対の上側基板の間に層状に封入された上側液晶層からなる上側液晶セルと、互いに平行に配置された一対の透明な下側基板および前記一対の下側基板の間に層状に封入された下側液晶層からなり前記上側液晶セルの下面に接合配置された下側液晶セルと、所定透過軸方向の直線偏光を透過させるとともに前記上側液晶セルの上面に接合配置された上側偏光板と、所定透過軸方向の直線偏光を透過させるとともに前記下側液晶セルの下面に接合配置された下側偏光板とを有して構成されている。このとき、前記上側液晶層を構成する上側液晶分子は前記上側基板の法線に平行な螺旋軸に沿って第1捩れ方向に捩れて位置するとともに、前記下側液晶層を構成する下側液晶分子は前記下側基板の法線に平行な螺旋軸に沿って第2捩れ方向に捩れて位置して、前記第1捩れ方向と前記第2捩れ方向とは逆方向である。また、前記上側液晶層の上端近傍に位置した前記上側液晶分子のプレチルト角と、前記下側液晶層の下端近傍に位置した前記下側液晶分子のプレチルト角とは、逆方向でかつ略同一の大きさの角度を有しており、前記上側液晶層の下端近傍に位置した前記上側液晶分子のプレチルト角と、前記下側液晶層の上端近傍に位置した前記下側液晶分子のプレチルト角とは、逆方向でかつ略同一の大きさの角度を有している。さらに、前記上側液晶層の下端近傍に位置した前記上側液晶分子の配向方向と、前記下側液晶層の上端近傍に位置した前記下側液晶分子の配向方向とが、180度反対方向となるように構成されている。
また、上記構成の液晶表示装置において、前記上側液晶分子の前記第1捩れ方向への捩れ角度および前記下側液晶分子における前記第2捩れ方向への捩れ角度は、90度以上180度未満であることが好ましい。さらに、前記上側液晶分子および前記下側液晶分子は、同一複屈折特性を有したツィステッドネマティック液晶で構成されていることが好ましい。
また、上記構成の液晶表示装置において、前記上側偏光板の所定透過軸方向と前記上側液晶層の上端近傍に位置した前記上側液晶分子の配向方向、および前記下側偏光板の所定透過軸方向と前記下側液晶層の下端近傍に位置した前記下側液晶分子の配向方向との、少なくとも一方が略平行であることが好ましい。
本発明に関する液晶表示装置によれば、上側液晶分子の第1捩れ方向と、下側液晶分子の第2捩れ方向とは逆方向になっており、上側液晶層の上端近傍に位置した上側液晶分子のプレチルト角と、下側液晶層の下端近傍に位置した下側液晶分子のプレチルト角、および上側液晶層の下端近傍に位置した上側液晶分子のプレチルト角と、下側液晶層の上端近傍に位置した下側液晶分子のプレチルト角とは、逆方向でかつ略同一の大きさの角度となるように構成されており、さらに、上側液晶層の下端近傍に位置した上側液晶分子の配向方向と、下側液晶層の上端近傍に位置した下側液晶分子の配向方向とが、180度反対方向となるように構成されている。つまり、上側液晶層と下側液晶層とが上下に略対称構造となっている。上記構成により、例えば液晶表示装置を下方から上方へ斜め方向に照明光が進行する場合、下側液晶層で与えられた位相差が、上側液晶層において下側液晶層で発生した位相差とは全く逆の位相差が与えられることによって、位相差を互いに打ち消す(補償し合う)ことが可能となる。よって、斜め方向に進行する照明光が、位相差を有さない状態で液晶表示装置から出射することとなり、液晶表示装置を斜め方向から見た場合に色調変化を生じにくくすることが可能となる。
また、上側液晶分子の第1捩れ方向への捩れ角度、および下側液晶分子の第2捩れ方向への捩れ角度は、90度以上180度未満で構成されている。この構成より、各液晶層に入射した照明光が、入射した偏光方向のまま捩られず各液晶層を出射することがなくなり、この液晶表示装置により鮮明な表示を行うことが可能となる。また、上側液晶層および下側液晶層には、両液晶層(両液晶分子)に温度変化が生じたとき、両液晶分子の捩れピッチを略同一に保つカイラル材料が添加されている。よって、両液晶層に温度変化が生じた場合においても、両液晶分子の捩れピッチが略同一に保たれるので、上述の上側液晶層と下側液晶層との上下対称構造が保持されて、斜め方向に進行する照明光が、位相差を有さない状態で液晶表示装置から出射し、液晶表示装置を斜め方向から見た場合に色調変化をより生じにくくすることが可能となる。
さらに、上側偏光板の所定透過軸方向と上側液晶層の上端近傍に位置した上側液晶分子の配向方向、および下側偏光板の所定透過軸方向と下側液晶層の下端近傍に位置した下側液晶分子の配向方向との、少なくとも一方が略平行に構成されている。よって、上記の略平行に構成された上側偏光板の上方側、もしくは下側偏光板の下方側から照明光を入射させたとき、所定透過軸方向の直線偏光のみを上側液晶セル内および下側液晶セル内を進行させた後、液晶表示装置から出射させることが可能となり、円偏光を含まない鮮明な表示が可能となる。
以下に、本発明に係る液晶表示装置1の好ましい実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。なお、説明の便宜上、各図に示す矢印方向を前後左右上下方向として説明する。液晶表示装置1は、図1に示すように、バックライト2、下偏光板3、上偏光板4、補償液晶セル10および表示液晶セル30を主体に構成されている。なお、下偏光板3と上偏光板4には位相差フィルムが貼合されていても良いが、以下の説明では省略する。また、補償液晶セル10と表示液晶セル30の位置は逆でも良いが、便宜上固定して説明する。
補償液晶セル10は、基板11、配向膜12a、12b、シール部材14および液晶層20から平板状に構成されている。液晶層20は、ツィステッドネマティック液晶材料を用いて、規則的な配向方向を有する液晶分子が層状に積層されて構成されており、短軸方向に複屈折性を持ち、長軸方向には複屈折性を持たない光学的に一軸性の複屈折性結晶である。このツィステッドネマティック液晶材料には、ネマティック液晶に対して液晶分子の捩れのピッチを制御するためのカイラル材料が添加されている。なお、カイラル材料としては、例えばカイラルネマティック液晶やコレステリック液晶が用いられる。
配向膜12a、12bは、その片面に配向処理(ラビング処理)が施される。配向処理によって、配向膜表面の性質は配向方向に沿って変化し、液晶層20の液晶分子は、この配向方向にその長軸を揃えるように配列される。また、配向膜に接する液晶分子は、配向膜12表面に対して2度〜10度程度立ち上ったプレチルト角を有して配向処理の方向に配向する。なお、プレチルト角は、配向膜12a、12bの材料、および液晶分子の性質によって決定する。
基板11は、例えば透明なガラスを用いて形成された平面状の基板であって、バックライト2から照射される照明光を透過可能となっている。シール部材14は、液晶層20の液晶分子が浸透しない材質で形成されており、シール部材14によって液体である液晶分子の外部流出を防止し、また、液晶層20への汚染物質の流入を防止する構成となっている。
表示液晶セル30は、基板31、配向膜32a、32b、下透明電極33a、35a、上透明電極33b、35b、シール部材34、交流電源36および液晶層40から平板状に構成されている。液晶層40は、上記の液晶層20と同様にツィステッドネマティック液晶材料を用いて構成され、このツィステッドネマティック液晶材料にはカイラル材料が添加されている。ここで、液晶層の温度が変化したとき、液晶分子の捩れピッチの変化(液晶の温度特性)が、液晶層20と液晶層40とで等しくなるように、カイラル材料の特性および添加量が調整されている。配向膜32a、32bは、上記の配向膜12と同様に、片面にラビング処理が施されて形成されている。
各透明電極33a、33b、35a、35bは、透明導電膜によって形成され、下透明電極35aおよび上透明電極35bは、所望のパターンを形成するように複数設けられており、各電極毎に交流電源36からの電圧印加制御を行うことにより、前記パターンを表示するように構成されている。基板31は、上記の基板11と同様に、例えば透明なガラスを用いて形成された平面状の基板であって、バックライト2から照射される照明光を透過可能となっている。シール部材34は、上記のシール部材14と同様に、液晶層40の液晶分子が浸透しない材質で形成されている。交流電源36は、透明電極35aおよび透明電極35b間に電気接続されており、下透明電極35aおよび上透明電極35bの各々に電圧を印加可能となっている。
下偏光板3は、図2に示す透過軸方向3aの振動を持った直線偏光のみを透過可能に形成された直線偏光板である。上偏光板4は、下偏光板3と同様に、図2に示す透過軸方向4aの振動を持った直線偏光のみを透過可能に形成された直線偏光板である。バックライト2は、下偏光板3の下方から照明光を照射する光源である。
以上ここまで、液晶表示装置1の部材構成について説明したが、以下において、液晶表示装置1の組立構成について説明する。
まず、補償液晶セル10の組立構成について説明すると、補償液晶セル10は、上下に2つの基板11が配置されるとともに、その2つの基板11によって挟持された空間の、前後および左右側面がシール部材14によって囲まれることで、液晶層20の領域が形成される。また、下に位置した基板11の上面に配向膜12aが固定され、上に位置した基板11の下面に配向膜12bが固定されている。
配向膜12aのラビング処理の方向は、図2に示すように前後左右方向において、例えば矢印21aの示す方向に平行となっており、一方、配向膜12bのラビング処理の方向は、例えば矢印26aの示す方向に平行となっている。そして、各配向膜12a、12bのラビング処理方向は、前後左右方向において90度の角度をなしている。図4(b)に、液晶層20内における液晶分子の上下方向配列の一部を、液晶分子21から26により模式的に示している。さらに、前後左右方向における液晶分子21から26の配向方向(長軸方向)を示したものが図3(b)であり、液晶分子21、22・・・の配向方向が、矢印21a、22a・・・の方向とそれぞれ対応している。
このとき、配向膜12aおよび12bの最も近傍に位置している液晶分子21および26は、ラビング処理方向に一致して固定されることで、それらの配向方向と配向膜12a、12bのラビング処理方向とが平行となっている。また、下方に位置する液晶分子22は、その長軸方向と矢印21aの向きとが略平行で、上方に位置する液晶分子25は、その長軸方向と矢印26aの向きとが略平行となっている。つまり、液晶分子21から26の全体を上方から見ると、前後左右方向において、その配向方向が時計回りに90度回転するように少しずつ向きを変えて捩れるように配列されている。
さらに、配向膜12aおよび12bの最も近傍に位置している液晶分子21および26は、図4(b)に示すように左右上下方向において、ラビング処理の方向と平行でかつ基板面に傾斜(プレチルト角)した状態で固定される。左右上下方向において、液晶分子21は配向膜12aに対してプレチルト角θ1で傾斜しており、液晶分子26は配向膜12bに対してプレチルト角θ2で傾斜している。液晶分子22から25は、液晶層20下部の液晶分子22から上部の液晶分子25に進むにつれて、左右上下方向において傾斜角が略θ1から略θ2へと、徐々に変化するように配置している。
次に、表示液晶セル30の組立構成について説明する。基本的構成は補償液晶セル10と同様となっており、上下に2つの基板31が配置されるとともに、その2つの基板31によって挟持された空間の、前後および左右側面がシール部材34によって囲まれることで、液晶層40の領域が形成される。また、下に位置した基板31の上面に透明電極33a、35aが固定され、上に位置した基板31の下面に透明電極33b、35bが固定されており、ここで、透明電極膜33aと33b、透明電極35aと35bは、それぞれ上下に対向するように配置されて対をなしている。ここで、上述のように透明電極35aおよび35bは交流電源36と電気接続されている。そして、透明電極33a、35aの上面には配向膜32aが固定されており、また、透明電極33b、35bの下面には配向膜32bが固定されている。また、補償液晶セル10と表示液晶セル30とは、上下方向の厚みが略同一となっている。
配向膜32aのラビング処理の方向は、図2に示すように前後左右方向において、例えば矢印41aの示す方向に平行となっており、一方、配向膜32bのラビング処理の方向は、例えば矢印46aの示す方向に平行となっている。そして、各配向膜32a、32bのラビング処理方向は、前後左右方向において90度の角度をなしている。図4(a)に、液晶層40内における液晶分子の上下方向配列の一部を、液晶分子41から46により模式的に示している。さらに、前後左右方向における液晶分子41から46の配向方向(長軸方向)を示したものが図3(a)であり、液晶分子41、42・・・の配向方向が、矢印41a、42a・・・の方向とそれぞれ対応している。
配向膜32aおよび32bの最も近傍に位置している液晶分子41および46は、ラビング処理方向に一致して固定されることで、それらの配向方向と配向膜32a、32bのラビング処理方向とが平行となっている。また、下方に位置する液晶分子42は、その長軸方向と矢印41aの向きとが略平行で、上方に位置する液晶分子45は、その長軸方向と矢印46aの向きとが略平行となっている。つまり、液晶分子41から46の全体を上方から見ると、前後左右方向において、その配向方向が反時計回りに90度回転するように少しずつ向きを変えて捩れるように配列されている。
さらに、配向膜32aおよび32bの最も近傍に位置している液晶分子41および46は、図4(a)に示すように左右上下方向において、ラビング処理の方向と平行でかつ基板面に傾斜(プレチルト角)した状態で固定される。左右上下方向において、液晶分子41は配向膜32aに対してプレチルト角θ3で傾斜しており、液晶分子46は配向膜32bに対してプレチルト角θ4で傾斜している。液晶分子42から45は、液晶層40下部の液晶分子42から上部の液晶分子45に進むにつれて、左右上下方向において傾斜角が略θ3から略θ4へと、徐々に変化するように配置している。
次に、上記構成の補償液晶セル10および表示液晶セル30を用いて構成された、液晶表示装置1の組立構成について説明する。
補償液晶セル10の上面に表示液晶セル30を固定した状態において、前記固定した2つの液晶セルを下方から下偏光板3、上方から上偏光板4によって挟持する。このとき、図2に示すように、下偏光板3の透過軸方向3aと、配向膜12aのラビング処理方向21a(液晶分子21の配向方向)とは略同一となっており、また、上偏光板4の透過軸方向4aと、配向膜32bのラビング処理方向46a(液晶分子46の配向方向)とは90度回転した位置関係となっている。また、配向膜12bのラビング処理方向26a(液晶分子26の配向方向)と、配向膜32aのラビング処理方向41a(液晶分子41の配向方向)とは、互いに平行でかつ反対方向(180度回転した方向)となるように構成されている。
さらに、プレチルト角θ1とθ4、プレチルト角θ2とθ3とは略同一角度となっているとともに、液晶分子22と45、液晶分子23と44、液晶分子24と43、液晶分子25と42とは、それぞれ略同一の傾斜角を有している。そして、下偏光板3の下方にバックライト2が配置されており、バックライト2から照射された照明光が、補償液晶セル10および表示液晶セル30に向けて(下方から上方に向けて)照射される構成となっている。
以上ここまでは、液晶表示装置1の組立構成について説明したが、以下において、上記の液晶表示装置1を用いて行う表示方法について説明する。
液晶表示装置1は、バックライト2からの照明光が、下偏光板3から入射して上偏光板4より透過すればその部分が明るく表示され、逆に上偏光板4から照明光が透過しない部分は、暗いままで何も表示されていない状態(無表示)となる。例えば、数字の1から9を表示可能に構成された透明電極100を用いて、数字の1を表示する場合について説明する。上記構成の表示液晶セル30において、図6に示すような7つのパターン102、103、104、・・・および外周部101を有した一対の透明電極100を用いて構成される。この一対の透明電極100を、下に位置した基板31と配向膜32aの間、および上に位置した基板31と配向膜32bの間に、上下に対となるように固定する。そして、上下で対応する各パターン同士(例えば、上下のパターン102同士)と交流電源36とを電気接続する。
上記のように構成し、パターン102および103部分のみに電圧印加することで、パターン102および103部分のみ照明光が透過して、数字の1が明るく表示される。一方、外周部101を含めたその他のパターン104、・・・部分は、照明光が透過せず暗く表示される。つまり、明るく表示を行いたいパターン部分のみに、電圧印加し照明光を透過させることで、所望の表示を行う構成となっている。よって、以下において、上偏光板4より照明光が透過する状態、上偏光板4より照明光が透過しない状態、上偏光板4を透過した照明光を斜め方向から見た状態の3つの状態に分けて説明する。
まず、上偏光板4より照明光2bが透過する状態について説明する。ここで、上偏光板4より照明光2bが透過するのは、交流電源36によって透明電極35a、35bに電圧が印加された場合である(上述の例において、パターン102および103部分)。透明電極35a、35bに電圧が印加されたときの、液晶分子41から46の左右上下方向における傾斜状態を示したものが図5である。図5に示すように、配向膜32a、32b近傍の液晶分子41、42、45、46は、配向膜32a,32bのラビング処理によって配向膜32a,32bに固定されており、電圧印加前後で傾斜角度が変化しない。一方、中間部の液晶分子43、44は、透明電極35a、35b間に発生した電気力線に沿って、その長軸を上下方向に向けて配列される。
このとき、バックライト2から照射された照明光2bは、図2に示すように進行方向(上下方向)に対する垂直面内で円偏光2dとなっているが、下偏光板3を透過することで、透過軸方向3aと平行な直線偏光のみが補償液晶セル10に入射する。補償液晶セル10に入射した照明光は、液晶層20内の液晶分子の旋光性により、下方から上方へ進行するとともに液晶分子21から26の捩れ角(液晶分子21から26の長軸方向)に沿って偏光方向を変えながら、前後左右方向において時計回りに90度だけ偏光方向を変えて矢印26aの方向を偏光方向として、補償液晶セル10を出射するとともに表示液晶セル30に入射する。
このとき、液晶層40内の液晶分子は、上述の図5に示すように、その長軸が上下に向いた状態となっており、ここで、液晶層40内の液晶分子はその短軸方向に複屈折性を持つとともに、長軸方向に複屈折性を持たない光学的に一軸性の複屈折性結晶である。よって、液晶層40内を進行する照明光2bは、液晶分子の複屈折性の影響を受けることなく、液晶層40内の液晶分子の長軸方向に沿って進行して、偏光方向は変化することなく上偏光板4に到達する。このとき、上偏光板4に到達した照明光2bの偏光方向は、矢印41aに示す方向であり、矢印41aと上偏光板4の透過軸方向4aとは平行なので、結果的に照明光2bは上偏光板4を透過し、液晶表示装置1を上偏光板4の上方から見ると明るく表示されて見える。
次に、上偏光板4から照明光が透過しない状態について説明する。ここで、上偏光板4より照明光が透過しないのは、交流電源36によって電圧印加されていない透明電極35a、35bを照明光が進行する場合(上述の例において、パターン104部分)、および透明電極33a、33bを照明光が進行する場合である(上述の例において、外周部101部分)。以下において、透明電極33a、33bを照明光2aが透過する場合について説明すると、図1に示す照明光2aが、補償液晶セル10内を進行するときは、上述の照明光2bと同様である。
そして、補償液晶セル10から出射して、表示液晶セル30に入射した照明光2aは、液晶層40内の液晶分子の旋光性より、下方から上方へ進行するとともに液晶分子41から46の捩れ角(液晶分子41から46の長軸方向)に沿うように、前後左右方向において反時計回りに90度偏光方向を変えて上偏光板4に到達する。上偏光板4に到達した照明光2aの偏光方向は、矢印46aに示す方向となっており、矢印46aと上偏光板4の透過軸方向4aとは直交する位置関係となっているため、結果的に照明光2aは上偏光板4を透過できず、液晶表示装置1を上偏光板4の上方から見ると暗く表示(無表示)されている。なお、交流電源36によって電圧印加されていない透明電極35a、35bを照明光が進行する場合も、同様に照明光は上偏光板4を透過できず暗く表示(無表示)される。
次に、斜め方向から上偏光板4を透過した照明光を見た状態について説明する。これは、斜め上方から液晶表示装置1を見ることで、図1において2点鎖線の矢印で示す上偏光板4を透過した斜め照明光2cを見た場合である。この斜め照明光2cは、交流電源36によって透明電極35a、35bに電圧が印加された状態で、表示液晶セル30を斜めに透過する照明光である。ここで、図1に示すバックライト2から照射された斜め照明光2cが、補償液晶セル10を斜め上方に進行する場合、液晶層20内の液晶分子の短軸方向や斜め方向に透過する光は、複屈折の影響を受けて位相差が発生する。つまり、図4(b)に示す液晶分子21から26は、それぞれ左右上下方向に固有の傾斜角度を有しており、斜め照明光2cは、補償液晶セル10を透過することで複屈折の影響を受けて位相差が生じた状態で、偏光方向を矢印26aの方向として補償液晶セル10から出射する。
そして、補償液晶セル10から出射した斜め照明光2cは、矢印41aの方向を偏光方向として表示液晶セル30内を進行する。このとき、液晶層40内の液晶分子は電圧印加により、上述の図5に示す状態となっている。そして、液晶分子21と46、液晶分子22と45、液晶分子25と42、液晶分子26と41とが、それぞれ上記位相差を補償し合う(打ち消し合う)位置関係となっている。図3(a)および図3(b)に示すように、上記補償し合う位置関係の液晶分子同士は、互いに反対方向(180度回転した方向)の配向方向となっているとともに、図4(a)および図4(b)に示すように、左右上下方向において傾斜方向が逆で傾斜角度が略同一となっている。よって、斜め照明光2cが、例えば液晶分子46を進行するとき、液晶分子21で生じた位相差とは全く逆の位相差が与えられることで、液晶分子21で生じた位相差が打ち消される構成となっている。その他の補償し合う位置関係の液晶分子同士においても同様に、斜め照明光2cは、補償液晶セル10内で生じた位相差が、表示液晶セル30内で生じた位相差によって打ち消される。
そして斜め照明光2cは、表示液晶セル30内を液晶分子の複屈折性の影響を受けることなく液晶分子の長軸方向に沿って進行する。このとき、配向膜32a、32b付近の液晶分子で発生した位相差は、補償液晶セル10で発生した位相差によって打ち消され、偏光方向は変化することなく上偏光板4に到達する。そのため、上偏光板4に到達した斜め照明光2は位相差を有しておらず、その偏光方向は矢印41aに示す方向であり、矢印41aと上偏光板4の透過軸方向4aとは平行なので、結果的に斜め照明光2cは上偏光板4を透過する。よって、液晶表示装置1を斜め上方から見ても明るく表示されている。また、上偏光板4を透過した斜め照明光2cは、上述のように位相差を有してないので、照明光2bを見た場合と比較して色調が変化しておらず、液晶表示装置1を見る方向に関わらず、色調変化が生じていない表示を見ることが可能となっている。
ここで、本発明に係る液晶表示装置1の効果について簡潔にまとめてみると、第1に、液晶層20と液晶層40との上下に対応する位置にある液晶分子同士を、上記のように斜めに進行する斜め照明光2cに対して、位相差を打ち消しあうように液晶を配列させる。ここで、特に、液晶分子の配向方向および傾斜角(プレチルト角)に注意して配列することで、斜め照明光2cは液晶層40において、液晶層20内で生じた位相差とは全く逆の位相差が与えられることにより、液晶層20内で生じた位相差が打ち消される構成となっている。よって、液晶表示装置1から出射した照明光2cは位相差を有しておらず、つまり、真っ直ぐ進行する照明光2bと比較して色調変化のない表示が可能となる。言い換えれば、液晶表示装置1の視野角を広くすることが可能となる。
第2に、液晶層40および液晶層20には、両液晶層(両液晶分子)に温度変化が生じた場合においても、両液晶分子の捩れピッチを略同一に保つカイラル材料が添加されていることで、両液晶分子に温度変化が生じた場合においても、液晶分子の捩れピッチが略同一に保たれる。よって、両液晶層に温度変化が生じた場合でも、斜めに進行する斜め照明光2cに対して、上記の位相差を打ち消しあうような液晶分子配列を維持することが可能となる。例えば、温度変化を生じやすい狭小空間に液晶表示装置1を配置したときに、液晶表示装置1が色調変化を生じにくく、かつ広い視野角維持することを可能とする。
上述の実施例において、バックライト2で発生した照明光は、まず補償液晶セル10に入射して補償液晶セル10から出射した照明光が、表示液晶セル30に入射する構成となっているが、この順序を入れ替えて、照明光をまず表示液晶セル30に入射させた後、表示液晶セル30から出射した照明光を補償液晶セル10に入射させる構成でも良い。
上述の実施例において、補償液晶セル10を構成する液晶層20の液晶分子は、前後左右方向において、その配向方向が時計回りに90回転している。一方、表示液晶セル30を構成する液晶層40の液晶分子は、前後左右方向において、その配向方向が反時計回りに90回転している。ここで、これらの捩り方向(回転方向)は上記方向に限定されず、液晶層20の液晶分子の配向方向を反時計回りに90回転させ、液晶層40の液晶分子の配向方向を時計回りに90回転させる構成でも良い。
上述の実施例において、表示液晶セル30のみに透明電極を組み込んで構成しているがこの構成に限定されず、例えば表示液晶セル30および補償液晶セル10の両方に透明電極を組み込んで構成することで、上述の実施例の場合と比較して2倍の情報を表示することが可能となる。
上述の実施例において、表示は明暗表示(白黒表示)となっているが、表示液晶セル30の配向膜32a、32bと各透明電極との間に、カラーフィルタを挿入配置することで、カラー表示を行うことが可能となる。
上述の実施例において、表示液晶セル30および補償液晶セル10には、配向膜32a、32b、12a、12bが組み込まれて、液晶分子がプレチルト角(2度から10度)を有するように構成されているが、この構成に限定されず、例えば液晶分子がプレチルト角を有さない(プレチルト角が0度)構成も可能である。
現在、一般に液晶表示装置の表示方法には、セグメント表示およびドットマトリクス表示等があるが、本発明に係る液晶表示装置1はセグメント表示を用いて構成することで、色調変化の少なくかつ広視野角という本発明の効果を顕著に得ることが可能となる。
上述の実施例において、上偏光板4の片面および下偏光板3の片面、あるいは上偏光板4および下偏光板3のどちらか一方の片面に、位相差フィルムを貼合させる構成でも良い。
本発明に係る液晶表示装置を示した側断面図である。 本発明に係る液晶表示装置の配向方向を示した模式図である。 (a)は表示液晶セル内の液晶の配向方向を示した模式図で、(b)は補償液晶セル内の液晶の配向方向を示した模式図である。 (a)は表示液晶セル内の液晶の傾斜方向を示した模式図で、(b)は補償液晶セル内の液晶の傾斜方向を示した模式図である。 透明電極に電圧を印加したときの液晶の傾斜状態を示した模式図である。 透明電極の一例を示した平面図である。 従来の液晶表示装置を示した側断面図である。 従来の液晶表示装置の配向方向を示した模式図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
3 下偏光板(下側偏光板)
4 上偏光板(上側偏光板)
10 補償液晶セル(下側液晶セル)
11 基板(下側基板)
20 液晶層(下側液晶層)
30 表示液晶セル(上側液晶セル)
31 基板(上側基板)
40 液晶層(上側液晶層)

Claims (4)

  1. 互いに平行に配置された一対の透明な上側基板および前記一対の上側基板の間に層状に封入された上側液晶層からなる上側液晶セルと、
    互いに平行に配置された一対の透明な下側基板および前記一対の下側基板の間に層状に封入された下側液晶層からなり前記上側液晶セルの下面に接合配置された下側液晶セルと、
    所定透過軸方向の直線偏光を透過させるとともに前記上側液晶セルの上面に接合配置された上側偏光板と、
    所定透過軸方向の直線偏光を透過させるとともに前記下側液晶セルの下面に接合配置された下側偏光板とを有して構成された液晶表示装置であって、
    前記上側液晶層を構成する上側液晶分子は前記上側基板の法線に平行な螺旋軸に沿って第1捩れ方向に捩れて位置するとともに、前記下側液晶層を構成する下側液晶分子は前記下側基板の法線に平行な螺旋軸に沿って第2捩れ方向に捩れて位置して、前記第1捩れ方向と前記第2捩れ方向とは逆方向であり、
    前記上側液晶層の上端近傍に位置した前記上側液晶分子のプレチルト角と、前記下側液晶層の下端近傍に位置した前記下側液晶分子のプレチルト角とは、逆方向でかつ略同一の大きさの角度を有しており、
    前記上側液晶層の下端近傍に位置した前記上側液晶分子のプレチルト角と、前記下側液晶層の上端近傍に位置した前記下側液晶分子のプレチルト角とは、逆方向でかつ略同一の大きさの角度を有しており、
    前記上側液晶層の下端近傍に位置した前記上側液晶分子の配向方向と、前記下側液晶層の上端近傍に位置した前記下側液晶分子の配向方向とが、180度反対方向であることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記上側液晶分子の前記第1捩れ方向への捩れ角度および前記下側液晶分子における前記第2捩れ方向への捩れ角度は、90度以上180度未満であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記上側液晶分子および前記下側液晶分子は、同一複屈折特性を有したツィステッドネマティック液晶で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記上側偏光板の所定透過軸方向と前記上側液晶層の上端近傍に位置した前記上側液晶分子の配向方向、および前記下側偏光板の所定透過軸方向と前記下側液晶層の下端近傍に位置した前記下側液晶分子の配向方向との少なくとも一方が略平行であることを特徴とする請求項1から3に記載の液晶表示装置。
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