JP2009074818A - クロージャ - Google Patents

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正樹 立石
Takashi Kawamura
隆 河村
Keiichi Ito
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Abstract

【課題】簡単な構造でありながら、開封をすることなく内部への浸水状態の有無を確認することができるクロージャを提供する。
【解決手段】容器11が設置される状態での容器11の下部には、電気的導通部30が設けられていて、この電気的導通部30は、容器11の内部100と容器11の外部101とを電気的に導通する第1接触端子部材31と、第1接触端子部材31とは電気的に絶縁され、容器11の内部100と容器11の外部101とを電気的に導通する第2接触端子部材32とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、クロージャに関し、特に光ファイバケーブルやメタルケーブルの接続に使用される浸水検知が可能なクロージャに関する。
クロージャの内部の浸水を検知する浸水感知方式として様々な方式が提案されている。
光ファイバを用いた浸水感知方式としては、たとえば、クロージャの内部に吸水材料からなる浸水センサーを配置して、この吸水材料が吸水したことによる膨張機能を利用して光ファイバに対して機械的な歪みを加え、光ファイバが歪みことで、光ファイバ心線の伝送損失を増加させる方式がある。この場合、光ファイバの端末に、OTDR(Optical Time Domain Reflectometry)を接続し、光ファイバ伝送損失の測定を行うことで、浸水したクロージャを特定する(例えば、特許文献1参照)。
また、メタルケーブル用のクロージャの内部を浸水感知する方式としては、ケーブル端末に対してブリッジ回路を設けて、マーレー法などにより浸水した該当するクロージャの位置を測定する方式がある。
特開平2―227632号公報
ところが、光ファイバを用いた感知方式では、OTDR測定によって伝送損失が増加した場合に、この伝送損失増加がクロージャの内部への浸水が原因なのか、単なる光ファイバ障害が原因であるのか切り分けができないという問題がある。
したがって、クロージャの内部に浸水がない場合にも、作業者はクロージャの内部の浸水を疑ってクロージャを開封する必要が生じていた。また、このような感知方式は構造が複雑であり、コスト低減が図れない。
また、メタルケーブル用のクロージャの感知システムとしてマーレー法を用いる場合には、メタル心線の電気絶縁低下の結果によりマーレー法を用いて電気絶縁低下の位置を検索するが、一般にメタルケーブル用のクロージャは光ケーブル用のクロージャとは異なり、短い区間で連続して設置されていることが多く、浸水したと疑われるクロージャが複数該当する場合が生じるという問題がある。このため、作業者はクロージャの内部の浸水を疑って、浸水がないクロージャを開封することがある。
そこで、本発明は上記課題を解消するために、簡単な構造でありながら、開封をすることなく内部への浸水状態の有無を確認することができるクロージャを提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明のクロージャは、ケーブルの接続部を覆う容器を有するクロージャであって、
前記容器が設置される状態での前記容器の下部には、電気的導通部が設けられており、
前記電気的導通部は、
前記容器の内部と前記容器の外部とを電気的に導通する第1接触端子部材と、
前記第1接触端子部材とは電気的に絶縁され、前記容器の内部と前記容器の外部とを電気的に導通する第2接触端子部材と、
を備えていることを特徴とする。
本発明のクロージャは、好ましくは前記容器は、第1穴部と前記第1穴部から離して形成されている第2穴部と、を有しており、
前記第1接触端子部材は前記第1穴部に固定され、前記第2接触端子部材は前記第1穴部に固定されていることを特徴とする。
本発明のクロージャは、好ましくは前記第1接触端子部材は、ほぼ円柱状であり、前記第2接触端子部材は、ほぼ円筒状であり、前記第1接触端子部材と前記第2接触端子部材は、同心円状に配置されており、前記第1接触端子部材と第2接触端子部材の間には、電気絶縁部材が配置されていることを特徴とする。
本発明のクロージャは、好ましくは前記第1接触端子部材と前記第2接触端子部材の前記容器の内側に位置する側には、吸水部材が前記第1接触端子部材と前記第2接触端子部材に接触して配置されていることを特徴とする。
本発明のクロージャは、好ましくは前記容器は、スリーブと前記スリーブの端部を閉じている端面部材とを有しており、
前記電気的導通部の前記第1接触端子部材と前記第2接触端子部材は、前記スリーブの底面部、あるいは前記スリーブの側面部の下部、あるいは前記端面部材の下部に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造でありながら、開封をすることなく内部への浸水状態の有無を確認することができる。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のクロージャの好ましい第1実施形態を示している斜視図である。図2は、図1のクロージャを示す正面図である。図3は、図1と図2に示すクロージャの電気的導通部の付近を示す断面図である。
図1と図2に示すクロージャ10は、接続箱ともいい、クロージャ10の容器11はスリーブ12と2つの端面部材13,14を有している。図1に示すように、この容器11内の空間では、通信用のケーブル、例えば光ファイバケーブル20,21が接続部品77を用いて接続されている。スリーブ12は、上面部15,底面部16,側面部板17,18から構成されている。
容器11のスリーブ12と2つの端面部材13,14は、電気絶縁性と耐水性と耐候性を有する材料、例えばプラスチックにより形成されている。
図1と図2に示すクロージャ10の底面部16には、電気的導通部30が設けられている。この電気的導通部30は、第1接触端子部材31と第2接触端子部材32を有する。第1接触端子部材31と第2接触端子部材32は、この例では、ほぼ円柱形状に形成されている。
これらの第1接触端子部材31と第2接触端子部材32は、電気伝導性を有する材料、例えばアルミニウム、銅、鋼、ステンレスなどの金属材料や、電気伝導性を有するプラスチックなどにより形成されている。
図3に示すように、第1接触端子部材31は、容器11の底面部16の内部100と容器11の底面部16の外部101とを電気的に導通する。同様にして、第2接触端子部材32は、容器11の底面部16の内部100と容器11の底面部16の外部101とを電気的に導通する。
図2と図3に示すように、底面部16には、第1穴部41と第2穴部42を有している。これらの第1穴部41と第2穴部42は、容器11の長手方向Lに沿って、中心間の間隔Dだけ離して形成されている。これにより、第1接触端子部材31と第2接触端子部材32とは、底面部16により電気的に絶縁されている。
第1接触端子部材31と第2接触端子部材32は、同形状であり大きさも同じである。円柱状の第1接触端子部材31と第2接触端子部材32は、それぞれフランジ部43,45と、フランジ部43,45の間に形成された溝部44を有している。第1接触端子部材31のフランジ部43,45の間の溝部44には第1穴部41の内周縁がはまり込んでおり、同様にして第2接触端子部材32のフランジ部43,45の間の溝部44には、第2穴部42の内周縁がはまり込んでいる。これにより、第1接触端子部材31と第2接触端子部材32は、底面部16において間隔Dだけ離して電気的に絶縁して固定されている。
図1〜図3に示す第1実施形態では、第1接触端子部材31の内側のフランジ部43側と第2接触端子部材32の内側のフランジ部43側には、それぞれシール材としてのO−リング47が配置されている。これにより、O−リング47は、第1穴部41と第2穴部42において底面部16の外部101から内部100に水を侵入させない。
図4(A)は、クロージャ10を設置している例を示している。
もし図4(A)に示すように、クロージャ10の容器11内に水Wが侵入していると、水Wは容器11の底に溜まった状態となり、第1接触端子部材31と第2接触端子部材32は水没した状態となる。
作業者は、電気絶縁計200のプローブ201,202を、第1接触端子部材31の外側の接触面31Sと第2接触端子部材32の外側の接触面32Sにそれぞれ接触することで、第1接触端子部材31の外側の接触面31Sと第2接触端子部材32の外側の接触面32S間の電気抵抗値を測定することができる。
作業者は、クロージャ10の容器11内に水Wが侵入した状態で測定した電気抵抗値と、予め測定されているクロージャ10の容器11内に水Wが侵入していない場合の電気抵抗値と、を比較することにより、容器11内に水Wが侵入していることを、クロージャ10の容器11を開封することなく、簡単に確認することができる。
これにより、作業者はクロージャの内部の浸水を疑って、誤ってクロージャを開封することが無くなり、クロージャを誤って開封した場合の開封時間や再組立に要する時間と部品などが不要となる。また、OTDR測定器と比較して、電気絶縁計は入手しやすく、測定も容易であるので、OTDR測定器を現場に持ち込まなくてもよいことにより浸水検知作業の効率が向上する。
さらに、クロージャの構造としてもクロージャ10に電気的導通部30を設けるだけで済むので、構造が簡単である。
<第2実施形態>
次に、本発明のクロージャの好ましい第2実施形態を、図5〜図7を参照して説明する。
図5は、第2実施形態のクロージャ10Aを示す正面図であり、図6は、図5のクロージャ10Aの電気的導通部30Aを示す平面図である。図7は、図6の電気的導通部30AのG−G線における断面図である。
図5〜図7に示すクロージャ10Aは、図1と図2に示すクロージャ10と比べると、電気的導通部30Aの形状が異なる。図1と図2に示すクロージャ10の電気的導通部30は、第1接触端子部材31と第2接触端子部材32の2部材の構成であり、第1接触端子部材31と第2接触端子部材32は間隔Dを離して配置されている。
これに対して、図5〜図7に示すクロージャ10Aでは、電気的導通部30Aは、第1接触端子部材31Aと第2接触端子部材32Aは、中心軸Cを共通として同心円状に配置されて一部材として構成されている。
しかし、クロージャ10Aの容器11は、基本的にクロージャ10の容器11と同じ構造であるので、同じ箇所には同じ符号を記してその説明を用いる。
容器11のスリーブ12と2つの端面部材13,14は、電気絶縁性と耐水性と耐候性を有する材料、例えばプラスチックにより形成されている。
図5に示すクロージャ10Aの底面部16には、電気的導通部30Aが設けられている。電気的導通部30Aは、穴部49にはめ込んで固定されている。
電気的導通部30Aの詳しい構造を説明すると、図6と図7に示すように、電気的導通部30Aは、第1接触端子部材31Aと第2接触端子部材32Aと電気絶縁部材60とを有する。この例では、第1接触端子部材31Aは、ほぼ円柱状であり、第2接触端子部材32Aは、ほぼ円筒形状に形成されており、第1接触端子部材31Aの直径は、第2接触端子部材32Aの直径よりも大きく、同心円状に配置されている。
図7に示すように、第1接触端子部材31Aは、フランジ部43A,45Aと、フランジ部43A,45Aの間に形成された外周側の溝部64と内周側の溝部65を有している。穴部49の周囲縁は、外周側の溝部64内にはめ込まれている。
第2接触端子部材32Aは、第1接触端子部材31Aの中央穴66内に位置しており、フランジ部70,70を有している。フランジ部70,70の間には、溝部68が形成されている。
電気絶縁部材60は、リング状に形成されており、電気絶縁性を有する材料、例えば、
POM(ポリアセタール)、PC(ポリカーボネート)などにより作られている。
電気絶縁部材60の外周縁は、第1接触端子部材31Aの内周側の溝部65内に全周にわたってはめ込まれており、電気絶縁部材60の内周縁は、第2接触端子部材32Aの溝部68内に全周にわたってはめ込まれて固定されている。これにより、図6に示すように、第1接触端子部材31A、第2接触端子部材32A、そして電気絶縁部材60は、中心軸Cを中心として同心円状に形成されている。
図7の例では、第1接触端子部材31Aの外側のフランジ部45A側と底面部16の外側面との間には、シール部材としてのO−リング47が配置されている。これにより、O−リング47は、穴部49において底面部16の外部101から内部100に水を侵入させない。
作業者は、電気絶縁計200のプローブ201,202を、第1接触端子部材31Aの外側の接触面31Sと第2接触端子部材32Aの外側の接触面32Sにそれぞれ接触することで、第1接触端子部材31Aの外側の接触面31Sと第2接触端子部材32Aの外側の接触面32S間の電気抵抗値を測定することができる。
作業者は、クロージャ10Aの容器11内に水Wが侵入した状態で測定した電気抵抗値と、クロージャ10Aの容器11内に水Wが侵入していない場合の予め測定されている電気抵抗値とを比較することにより、容器11内に水Wが侵入していることを、クロージャ10Aの容器11を開封することなく、簡単に確認することができる。
これにより、作業者はクロージャの内部の浸水を疑って、誤ってクロージャを開封することが無くなり、クロージャを誤って開封した場合の開封時間や再組立に要する時間と部品などが不要となる。また、OTDR測定器と比較して、電気絶縁計は入手しやすく、測定も容易であるので、OTDR測定器を現場に持ち込まなくてもよいことにより浸水検知作業の効率が向上する。
さらに、クロージャの構造としてもクロージャ10Aに電気的導通部30Aを設けるだけで済むので、構造が簡単である。
第2実施形態のクロージャ10Aの第1接触端子部材31Aと第2接触端子部材32Aは、同心円状に配置されている。これにより、図1に示す第1実施形態のクロージャ10に比べて、1つの電気的導通部30Aを用意すればよいので、容器への取付けがさらに簡単になる。
また、第1実施形態のクロージャ10と同様に電気的導通部30A、30A’を間隔を離して2箇所に配置することもできる。
図4(B)は、電気的導通部30A、30A’を2箇所に配置したクロージャ10Aを設置した例であり、クロージャ10Aが布設場所の問題や、強風等の自然現象の影響により、水平線に対して多少傾いて設置されている例を示している。
この場合クロージャ10Aの容器11内に水Wが侵入していると、水Wは例えば一方の電気的導通部30A側だけに溜まった状態となることがある。
このように、電気的導通部30A、30A’が離れた2箇所に設置されている場合は、片側の電気的導通部30Aだけが水没しているような状態であっても浸水を検知できるため、図4(B)に示すようにクロージャが傾いて設置されている場合においても、確実に浸水を検知できる。
<第3実施形態>
次に、本発明のクロージャの好ましい第3実施形態を、図8と図9を参照して説明する。
図8は、第3実施形態のクロージャの電気的導通部30Bを示す平面図である。図9は、図8の電気的導通部30BのH−H線における断面図である。
図8と図9に示すクロージャの電気的導通部30Bは、図6と図7に示すクロージャ10Aと比べると、吸水部材90が追加されていることが異なる。しかし、図8と図9に示すクロージャの電気的導通部30Bのその他の部分は、図6と図7に示すクロージャ10Aの対応する部分と同じ構造であるので、同じ箇所には同じ符号を記してその説明を用いる。
図9に示すように、吸水部材90が、底面部16の内部100側に配置されている。吸水部材90は、電気的導通部30Bの表面の一部又は全部に対して配置することができるが、図9の例では吸水部材90は、電気的導通部30Bの表面の一部に形成された例を示している。
吸水部材90の材料としては、例えば不織布や、光ケーブルに使用している吸水テープなどを採用することができる。
作業者は、電気絶縁計200のプローブ201,202を、第1接触端子部材31Aの外側の接触面31Sと第2接触端子部材32Aの外側の接触面32Sにそれぞれ接触することで、吸水部材90が吸水した状態で、第1接触端子部材31Aの外側の接触面31Sと第2接触端子部材32Aの外側の接触面32S間の電気抵抗値を測定することができる。
作業者は、クロージャの容器内に水が侵入した状態で測定した電気抵抗値と、クロージャの容器内に水が侵入していない場合の予め測定されている電気抵抗値とを比較することにより、容器内に水Wが侵入していることを、クロージャの容器を開封することなく、簡単に確認することができる。
第3実施形態のクロージャ10Aによれば、吸水部材90が電気的導通部30Bの表面の一部又は全部に対して配置されているので、わずかな水の浸入であっても検知することができ、浸水による故障を未然に防ぐことができる。
また、第1実施形態のクロージャ10と同様に電気的導通部30B、30B’を間隔を離して2箇所に配置することもできる。
このように、電気的導通部30B、30B’が離れた2箇所に設置されている場合は、片側の電気的導通部30Bだけが水没しているような状態であっても浸水を検知できるため、第2実施形態と同様にクロージャが傾いて設置されている場合においても、確実に浸水を検知できる。
<第4実施形態と第5実施形態>
次に、図10と図11を参照して、本発明の第4実施形態と第5実施形態を説明する。
図10に示す第4実施形態のクロージャ10Bでは、電気的導通部30の第1接触端子部材31と第2接触端子部材32が、容器11の側面部17の下部である底面部16寄りの位置に設けられている。
また、図11に示す第5実施形態のクロージャ10Cでは、電気的導通部30の第1接触端子部材31と第2接触端子部材32が、容器11の端面部14の下部である底面部16寄りの位置に設けられている。
図10と図11の例では、電気的導通部30が設けられているが、図6と図7に示す電気的導通部30Aや図8と図9に示す電気的導通部30Bを設けても良い。
本実施形態例によれば、容器内に侵入した水を確実に感知できる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形例を採用できる。
例えば、各実施形態では、シール部材としてのO−リングは、容器の内側あるいは外側に配置されている。しかし、O−リングは、容器の内側だけ、外側だけ、あるいは内側と外側の両側に配置しても良い。
各実施形態では、クロージャは、ケーブルとして光ファイバケーブル同士を接続するのに用いられているが、クロージャは、ケーブルとしてメタル通信ケーブル同士を接続するために用いることができる。
図示した各実施形態は、それぞれ任意に組み合わせることができる。
本発明のクロージャの好ましい第1実施形態を示している斜視図である。 図1のクロージャを示す正面図である。 図1と図2に示すクロージャの電気的導通部の付近を示す断面である。 クロージャ内に水が侵入した例を示す図である。 本発明の第2実施形態のクロージャを示す正面図である。 図5のクロージャの電気的導通部を示す平面図である。 図6の電気的導通部のG−G線における断面を示す図である。 本発明の第3実施形態のクロージャの電気的導通部を示す平面図である。 図7の電気的導通部のH−H線における断面図である。 本発明の第4実施形態を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
10,10A、10B、10C クロージャ
11 容器
12 スリーブ
13,14 側面部
15 上面部
16 底面部
17,18 側面部
20,21 ケーブル
30,30A、30B 電気的導通部
31 第1接触端子部材
32 第2接触端子部材
47 O−リング(シール部材)

Claims (5)

  1. ケーブルの接続部を覆う容器を有するクロージャであって、
    前記容器が設置される状態での前記容器の下部には、電気的導通部が設けられており、
    前記電気的導通部は、
    前記容器の内部と前記容器の外部とを電気的に導通する第1接触端子部材と、
    前記第1接触端子部材とは電気的に絶縁され、前記容器の内部と前記容器の外部とを電気的に導通する第2接触端子部材と、
    を備えていることを特徴とするクロージャ。
  2. 前記容器は、第1穴部と前記第1穴部から離して形成されている第2穴部と、を有しており、
    前記第1接触端子部材は前記第1穴部に固定され、前記第2接触端子部材は前記第2穴部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のクロージャ。
  3. 前記第1接触端子部材は、ほぼ円柱状であり、前記第2接触端子部材は、ほぼ円筒状であり、前記第1接触端子部材と前記第2接触端子部材は、同心円状に配置されており、前記第1接触端子部材と第2接触端子部材の間には、電気絶縁部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のクロージャ。
  4. 前記第1接触端子部材と前記第2接触端子部材の前記容器の内側に位置する側には、吸水部材が前記第1接触端子部材と前記第2接触端子部材に接触して配置されていることを特徴とする請求項3に記載のクロージャ。
  5. 前記容器は、スリーブと前記スリーブの端部を閉じている端面部材とを有しており、
    前記電気的導通部の前記第1接触端子部材と前記第2接触端子部材は、前記スリーブの底面部、あるいは前記スリーブの側面部の下部、あるいは前記端面部材の下部に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの項に記載のクロージャ。
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