JP2009074762A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の細管が設けられて、この細管の両端に基管が設けられることにより、前記細管の表面で熱交換を行う熱交換器を提供する。
【解決手段】 相互に熱交換される第一熱媒体4と第二熱媒体5とのうち少なくとも、いずれか一方の熱媒体が流通させられる複数の細管3を有する熱交換器2において、前記複数の細管3の端部が細管3同士の間を気密もしくは液密状態に結束されるとともに、その結束された細管が平板状からなる複数のコア7に気密もしくは液密状態に挿入され、前記コア7の面方向に対して垂直に隣接する前記コア7が前記コア7の面方向に対して垂直に所定の間隔をあけた状態でかつ前記コア7の表面に沿う方向に互いにずれて配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 相互に熱交換される第一熱媒体4と第二熱媒体5とのうち少なくとも、いずれか一方の熱媒体が流通させられる複数の細管3を有する熱交換器2において、前記複数の細管3の端部が細管3同士の間を気密もしくは液密状態に結束されるとともに、その結束された細管が平板状からなる複数のコア7に気密もしくは液密状態に挿入され、前記コア7の面方向に対して垂直に隣接する前記コア7が前記コア7の面方向に対して垂直に所定の間隔をあけた状態でかつ前記コア7の表面に沿う方向に互いにずれて配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、高温熱媒体と低温熱媒体との間で熱交換をおこなうための熱交換器に関するものであり、特に複数の細管に高温熱媒体もしくは低温熱媒体を流入させることにより、隔壁を介して熱交換をおこなう熱交換器に関するものである。
従来、熱交換器や蓄熱器・蓄冷器において熱媒体間で熱交換が行われる場合、熱媒体間の熱授受効率の観点から複数の管が蓄熱材の内部に設けられていることが知られており、その一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載された発明は、熱媒体を流入させる管が複数設けられ、この管の端部が一束に収束されて接続管に接続されている。そのため、複数の管に流通されている熱媒体と蓄熱材との間で熱交換がされる。
上述した特許文献1に記載されている発明では、複数の細径管が層状に配置されているものの、この層状に配置されている細径管は水平方向に互いにずれて配置されずに列を形成している。そのため、熱交換器の内部に設けられている細径管の密度について改良の余地がある。
この発明は上記の課題に着目してなされたものであり、熱媒体を流入させる管を挿入したコアを水平方向にずらした熱交換器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、相互に熱交換される第一熱媒体と第二熱媒体とのうち少なくとも一方の熱媒体が流通させられる複数の細管を有する熱交換器において、前記複数の細管の端部が細管同士の間を気密もしくは液密状態に結束されるとともに、その結束された細管が平板状からなる複数のコアに気密もしくは液密状態に挿入され、前記コアの面方向に対して垂直に隣接する前記コアが前記コアの面方向に対して垂直方向に所定の間隔をあけた状態でかつ前記コアの表面に沿う方向に互いにずれて配置されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記コアは、このコアの表面に沿う方向で非対称に形成されていることを特徴とするものである。
請求項1,2の発明によれば、コアの形状が平板状に形成され、隣接するコアが水平方向にずれて配置されている。そのため、隣接するコア同士の取り付け間隔を狭くすることができ、熱交換部分の密度を高くすることができる。したがって、熱交換面積を拡大することができ、また熱交換器の小型化が可能となる。
つぎにこの発明を具体例に基づいて詳細に説明する。図3には、複数の細管に第一熱媒体または第二熱媒体を流通させて、前記細管の周辺に設けられている蓄熱材1と熱交換を行う熱交換器の具体例が記載されている。ここで、図3は、熱交換器2の例を上から見た図である。この熱交換器2に設けられている細管3には、第一熱媒体4又は第二熱媒体5の少なくとも、いずれか一方が流入されているが、以下の説明では細管に第一熱媒体4が流入されている具体例について記載する。第一熱媒体4には熱搬入媒体としての冷媒が該当し、第二熱媒体5には熱搬出媒体としてのブラインが該当する。
熱交換器2は、複数の細管3の両端の位置が揃った状態で、前記細管3よりも広径の基管6に挿入されている。この細管3は、基管6の内壁又は他の細管3と接触しており、基管6の内部で固定されている。また、前記細管3と前記基管6との接続部分はロウ付けなどの方法により接合される。そのため、前記細管3の端部は細管同士の間を気密もしくは液密状態に結束され、また、結束された前記細管3の端部は前記細管3よりも広径の基管6に気密もしくは液密状態で嵌合されている。ここで、前記細管3は、アルミニウム等の金属により形成されている。
図4,図5には、前記熱交換器2の実施例が記載されている。この熱交換器2には複数の細管3でコア7が形成されている。コア7は前記細管3同士が一定の間隔で設けられている。また、コア7の周囲は、前記蓄熱材1で覆われている。このため、前記第一熱媒体4と前記蓄熱材1または前記蓄熱材1と第二熱媒体5との間で、熱交換がなされる。また、細管3はコア7に対して気密もしくは液密に取り付けられているため、第一熱媒体4と前記蓄熱材1または前記蓄熱材1と第二熱媒体5とが混ざらずに熱交換が実行される。
前記コア7は平板状に形成されている。前記コア7の中心部の形状が四角柱に形成されているときは、このコア7の四角柱から前記細管3に沿うようにコア7の幅が狭くなる。このコア7の幅は、前記コア7の中心から端方向に向けて狭くなるように形成され、先端に前記基管6が設けられている。また、前記コア7の中心部の形状が楕円からなる円柱に形成されているときは、円柱の底面から円錐状に傾斜部が形成され、この傾斜部の先端に前記基管6が設けられている。そして、前記コア7は平板状であり、または基管方向に非対称に形成されている形状であっても良く、もしくは前記コア7の基管方向の中心線上に前記基管の中心部が配置されていなくても良い。
図6(a)、(b)には、前記熱交換器2をヘッダー部8に取り付けている図が示されている。前記熱交換器2は、前記コア7の先端に前記基管6が設けられ、この基管6とコア7との内部に複数の前記細管3が設けられている。前記ヘッダー部8には、プレス加工による穿孔9が設けられ、前記基管6がこの穿孔9に圧入されることにより嵌合されている。この穿孔9が、バーリング加工により形成されているときは、バーリング加工により生じたバリ10と前記基管6とが嵌合されているため、前記穿孔9と前記基管6との接合強度が向上する。そして、前記穿孔9と前記基管6との接合部分は、前記コア7を前記ヘッダー部8側に塗布されているロウ材が塗布され、前記熱交換器2を炉に入れる炉工程において、前記ロウ材が接合部の隙間に流入して封入されて接合される。また、前記熱交換器2の炉工程において、前記コア7を固定する治具等が不要となり、あるいは治具を減らすことができ、製造が容易となる。
図1には、複数の熱交換器2をヘッダー部8に取り付けている図が示されている。前記ヘッダー部8には複数の穿孔9が設けられ、この穿孔9に基管6が嵌合されている。ここで、ヘッダー部8は、熱交換器2における両側の基管6と嵌合されている。換言すれば、熱交換器2の両端にヘッダー部8が取り付けられている。
前記ヘッダー部8は中空に形成されており、前記基管6と前記ヘッダー部8とが連通されている。そのため、前記ヘッダー部8に流入された第二熱媒体5は前記基管6を経由して前記細管3に流通される。ここで、前記熱交換器2は前記ヘッダー部8に複数設けられており、前記熱交換器2には複数の細管3が設けられている。そのため、多数の細管3に第一熱媒体4を流入させることが可能となる。
ヘッダー部8に取り付けられている複数の熱交換器2は、この熱交換器2のコア7の面方向に対して垂直に配列されて取り付けられている。この熱交換器2の配列は複数設けられている。また、隣接される熱交換器2の配列は、コア7の表面に沿う方向に互いにずれて配置されている。そのため、隣接する配列の熱交換器2同士の距離を狭くすることが可能となり、熱交換器2の取り付け密度を高くすることができる。
この熱交換器2の周囲には、蓄熱材1が設けられている。そのため、前記細管3に流通されている第一熱媒体4と前記熱交換器2の周囲に設けられている前記蓄熱材1との間で熱交換がなされる。もしくは、前記細管3に流通されている第二熱媒体5とコア7の内部に設けられている前記蓄熱材1との間で熱交換がされているときには、前記熱媒体と前記コア7の周囲に設けられている第二熱媒体5との間で熱交換がされる。ここで、このコア7の形状は複数の前記細管3を含むような板状を形成していれば良く、円柱状、角柱状などの形状によらない。
図2は、複数の熱交換器2を取り付けたヘッダー部8が蓄熱器筐体11の内部に設けられている図である。前記蓄熱器筐体11の内部には、蓄熱材1が設けられている。一方で、ヘッダー部8は中空に形成され、基管6及び細管3と互いに連通されている。そのため、ヘッダー部8に流入されている第一熱媒体4もしくは第二熱媒体5が基管6を経由して細管3に流入される。そして、前記熱交換器2の両端に前記基管6が設けられているため、前記ヘッダー部8に流入されている第一熱媒体4もしくは第二熱媒体5は、前記基管6及び前記細管3を経由して、前記蓄熱材1と熱交換をして対向するヘッダー部8に流入される。
ヘッダー部8に取り付けられている複数の熱交換器2は、この熱交換器2のコア7の面方向に対して垂直に配列されて取り付けられている。この熱交換器2の配列は複数設けられている。また、隣接される熱交換器2の配列は、コア7の表面に沿う方向に互いにずれて配置されている。そのため、隣接する配列の熱交換器2同士の距離を狭くすることが可能となり、熱交換器2の取り付け密度を高くすることができる。
この熱交換器2の周囲には、蓄熱材1が設けられている。そのため、前記細管3に流通されている第一熱媒体4と前記蓄熱材1との間で熱交換がなされる。もしくは、前記細管3に流通されている第二熱媒体5と前記コア7の周囲に設けられている前記蓄熱材1との間で熱交換がされる。
1…蓄熱材、 2…熱交換器、 3…細管、 4…第一熱媒体、 5…第二熱媒体、 6…基管、 7…コア、 8…ヘッダー部、 9…穿孔、 10…バリ、 11…蓄熱器筐体。
Claims (2)
- 相互に熱交換される第一熱媒体と第二熱媒体とのうち少なくとも一方の熱媒体が流通させられる複数の細管を有する熱交換器において、
前記複数の細管の端部が細管同士の間を気密もしくは液密状態に結束されるとともに、その結束された細管が平板状からなる複数のコアに気密もしくは液密状態に挿入され、前記コアの面方向に対して垂直に隣接する前記コアが前記コアの面方向に対して垂直方向に所定の間隔をあけた状態でかつ前記コアの表面に沿う方向に互いにずれて配置されていることを特徴とする熱交換器。 - 前記コアは、このコアの表面に沿う方向で非対称に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007245749A JP2009074762A (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 熱交換器 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0367994A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-22 | Daikin Ind Ltd | 熱交換器及び空気調和機 |
JP2004239503A (ja) * | 2003-02-05 | 2004-08-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 熱交換器 |
JP2005233597A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-09-02 | Daikin Ind Ltd | 蓄熱熱交換器 |
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2007
- 2007-09-21 JP JP2007245749A patent/JP2009074762A/ja active Pending
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