JP2009074011A - 粘着テープの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被着体に対して必要な粘着力を有し、クリーニング部位に汚染を生じることなくサブミクロンレベルの異物も除去でき、耐熱性に優れ、高温下でも十分な粘着力と凝集力を発揮し、使用後に被着体から引き剥がす際に被着体に糊残りを生じることなく容易に剥離する事が可能な粘着テープの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の粘着テープの製造方法は、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を備え、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上である粘着テープの製造方法であって、該支持体の表面に該斜め柱状構造体を斜め蒸着法によって形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、被着体に対し必要な粘着力を有し、耐熱性に優れ、特に、引き剥がす際に被着体に粘着剤残りを生じることなく簡単に剥離する事が可能な粘着テープの製造方法に関する。
近年、粘着テープは、電子部品製造用、構造用、自動車用など広く用いられている。これらの用途においては、使用時に大きな応力がかかり、また、高温下で用いられる場合が多いため、粘着剤には高凝集力や耐熱性が要求される。特に、電子部品、半導体デバイス、LCDやPDPなどのフラットディスプレイなどの製造プロセスにおいて用いられる粘着テープにおいては、通常、100℃以上の高温下でプロセスが行われることが多い。このため、高温下では十分な粘着力と凝集力を発揮し、使用後には被着体から容易に剥離除去できる粘着テープが求められている。
粘着テープにおいて高温下での十分な粘着力と凝集力を発揮させるため、粘着剤に各種の無機充填材を配合することが検討されている(例えば、特許文献1〜2参照)。しかしながら、リワーク時や製造プロセス終了後に粘着テープを被着体から剥離除去する場合、無機充填材を含んだ粘着剤は容易に凝集破壊を起こし、被着体に糊残りを生じてしまう。
また、粘着テープを用いて異物をクリーニング除去する方法(例えば、特許文献3参照)は、異物を有効に除去する方法としては優れているが、粘着剤がクリーニング部位と強く接着しすぎて剥れない恐れやクリーニング部位に糊残りを起こし逆に汚染させてしまう可能性がある。また、糊残りを防止するために粘着力を低下させた場合、肝心の異物の除塵性に劣ってしまうという問題がある。
さらに、最近は、各種基板処理装置内で問題となる異物のサイズがサブミクロン(1μm以下)レベルとなってきており、確実にこのサイズの異物を除去することは容易ではない。
特開2005−344008号公報 特開2005−154581号公報 特開平10−154686号公報
本発明の課題は、被着体に対して必要な粘着力を有し、クリーニング部位に汚染を生じることなくサブミクロンレベルの異物も除去でき、耐熱性に優れ、高温下でも十分な粘着力と凝集力を発揮し、使用後に被着体から引き剥がす際に被着体に糊残りを生じることなく容易に剥離する事が可能な粘着テープの製造方法を提供することにある。
本発明の粘着テープの製造方法は、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を備え、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上である粘着テープの製造方法であって、該支持体の表面に該斜め柱状構造体を斜め蒸着法によって形成する。
好ましい実施形態においては、上記斜め蒸着法は、真空蒸着装置を用いる。
好ましい実施形態においては、上記真空蒸着装置内の到達真空度が1×10−3torr以下である。
好ましい実施形態においては、上記真空蒸着装置内における蒸着材料の蒸着が電子ビームによる加熱・気化によって行われる。
好ましい実施形態においては、上記斜め蒸着法は、ロールで送り出される上記支持体上に蒸着材料を蒸着させて行う。
好ましい実施形態においては、上記斜め蒸着法は、蒸着源と上記支持体との間に部分的な遮へい板を設けることによって該支持体上に蒸着材料を斜め蒸着させる。
好ましい実施形態においては、上記斜め柱状構造体の長さが100nm以上である。
好ましい実施形態においては、上記支持体の表面の単位面積当たりの上記斜め柱状構造体の本数が、1×10本/cm以上である。
好ましい実施形態においては、上記集合層の表面の水接触角が10度以下である。
好ましい実施形態においては、上記集合層がクリーニング層である。
好ましい実施形態においては、本発明で得られる粘着テープは、電子部品製造に用いられる。
本発明によれば、被着体に対して必要な粘着力を有し、クリーニング部位に汚染を生じることなくサブミクロンレベルの異物も除去でき、耐熱性に優れ、高温下でも十分な粘着力と凝集力を発揮し、使用後に被着体から引き剥がす際に被着体に糊残りを生じることなく容易に剥離する事が可能な粘着テープの製造方法を提供することができる。
上記のような効果は、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した、アスペクト比が1以上である斜め柱状構造体の集合層を備える粘着テープを、該支持体の表面に該斜め柱状構造体を斜め蒸着法によって形成する方法によって製造することで発現できる。
図1は、本発明の製造方法で得られる好ましい実施形態である粘着テープの概略断面図である。この粘着テープ100は、支持体10と、斜め柱状構造体30の集合層20とを有する。斜め柱状構造体30の集合層20は、支持体10の全面に設けられていても良いし、支持体10の表面の一部のみに設けられていても良い。斜め柱状構造体30の集合層20は、支持体10の片面に設けられていても良いし、両面に設けられていても良い。
斜め柱状構造体の集合層20は、複数の斜め柱状構造体30の集合層である。斜め柱状構造体の集合層20は、粘着剤層あるいはクリーニング層として作用し得る。
複数の斜め柱状構造体の集合層とすることで、被着体との立体的な絡み合い効果や表面積増加に伴うファンデルファールス力効果により、粘着テープと被着体との粘着力が発現し、特に、サブミクロン以下の微小な異物に対して効率的に除去することができる。
斜め柱状構造体は、図2に示すように、支持体の表面に該表面からの仰角αが90度未満で突出している。仰角αは、好ましくは10〜85度、より好ましくは20〜80度、さらに好ましくは30〜70度である。仰角αが90度未満であることにより、粘着テープは、被着体に対して必要な粘着力を有し、クリーニング部位に汚染を生じることなくサブミクロンレベルの異物も除去でき、使用後に被着体から引き剥がす際に容易に剥離する事が可能となる。
斜め柱状構造体は、図3に示すように、支持体の表面から仰角αで実質的にまっすぐに突出していても良いし、図4に示すように、支持体の表面から初期仰角αで突出したのちに曲がった形状となっていても良い。
斜め柱状構造体は、柱状構造を有している。柱状構造としては、厳密に柱状の構造のみならず略柱状の構造をも含む。例えば、円柱状構造、多角形柱状構造、コーン状構造、繊維状構造などが好ましく挙げられる。また、柱状構造の断面形状は、柱状構造体全体にわたって均一であってもよいし不均一であっても良い。
上記斜め柱状構造体のアスペクト比は1以上である。本発明において「アスペクト比」とは、斜め柱状構造体の長さ(A)と斜め柱状構造体の径が最も太い部分の径の長さ(B)の比(ただし、(A)と(B)の単位は同じものとする)を表す。上記アスペクト比は、好ましくは2〜20、より好ましくは3〜10である。上記斜め柱状構造体のアスペクト比が上記の範囲にあることにより、微細な異物、好ましくはサブミクロンレベルの異物を簡便、確実、十分に除去し得る。このような効果は、斜め柱状構造体の集合層とクリーニング部位(被着体)との間にファンデルワールス力が働くためと考えられる。
斜め柱状構造体の長さは、好ましくは100nm以上であり、より好ましくは200〜100000nm、さらに好ましくは300〜10000nm、特に好ましくは500〜5000nmである。上記斜め柱状構造体の長さが上記の範囲にあることにより、微細な異物、好ましくはサブミクロンレベルの異物を簡便、確実、十分に除去し得る。このような効果は、斜め柱状構造体の集合層とクリーニング部位(被着体)との間にファンデルワールス力が働くためと考えられる。
斜め柱状構造体の径は、好ましくは1000nm以下であり、より好ましくは10〜500nm、さらに好ましくは100〜300nmである。上記斜め柱状構造体の径が上記の範囲にあることにより、微細な異物、好ましくはサブミクロンレベルの異物を簡便、確実、十分に除去し得る。このような効果は、斜め柱状構造体の集合層とクリーニング部位(被着体)との間にファンデルワールス力が働くためと考えられる。
斜め柱状構造体の長さおよび径は、任意の適切な測定方法によって測定すれば良い。測定の容易さ等の点から、好ましくは、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いた測定が挙げられる。走査型電子顕微鏡(SEM)を用いた測定は、例えば、SEM観察試料台に粘着テープを貼り付け、側面方向から観察することで、斜め柱状構造体の長さおよび径を求めることが可能である。
支持体の表面の単位面積当たりの斜め柱状構造体の本数は、好ましくは1×10本/cm以上、より好ましくは1×10〜1×1012本/cm、さらに好ましくは3×10〜1×1010本/cmである。支持体の表面の単位面積当たりの斜め柱状構造体の本数が上記の範囲にあることにより、微細な異物、好ましくはサブミクロンレベルの異物を簡便、確実、十分に除去し得る。このような効果は、斜め柱状構造体の集合層とクリーニング部位(被着体)との間にファンデルワールス力が働くためと考えられる。
本発明の製造方法で得られる粘着テープにおける支持体としては、任意の適切な材料を採用し得る。例えば、ポリイミド(PI)系樹脂、ポリエステル(PET)系樹脂、ポリエチレンナフタレート(PEN)系樹脂、ポリエーテルサルフォン(PES)系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)系樹脂、ポリアリレート(PAR)系樹脂、アラミド系樹脂、または液晶ポリマー(LCP)樹脂、フッ素系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、EVA、PMMA、POM等の有機高分子樹脂からなるシートや基板のほか、石英基板、ガラス基板、シリコンウェハなどの無機材料などからなる基板も用いられる。これらの中でも、特に、ポリイミド系樹脂シート、シリコンウェハは、耐熱性があるので、好適に用いられる。
本発明の製造方法で得られる粘着テープにおいては、支持体の表面に予めプラズマ(スパッタ)処理、コロナ放電、紫外線照射、火炎、電子線照射、化成、酸化などのエッチング処理や、有機物の下塗り処理を施して、斜め柱状構造体と支持体との密着性を向上させてもよい。また、必要に応じて、溶剤洗浄や超音波洗浄などにより、除塵清浄化してもよい。
支持体の厚みとしては、任意の適切な厚みを採用し得る。例えば、シート状であれば、好ましくは10〜250μm、基板状であれば、好ましくは0.1〜10mmである。なお、支持体は単層でも良いし、2層以上の積層体でも良い。
本発明の製造方法で得られる粘着テープにおける斜め柱状構造体としては、任意の適切な材料を採用し得る。例えば、アルミニウム、亜鉛、金、銀、プラチナ、ニッケル、クロム、銅、白金、インジウムなどの金属類やサファイア、炭化珪素(SiC)、チッ化ガリウム(GaN)などの無機材料、一酸化ケイ素(SiO)、二酸化ケイ素(SiO)、酸化アルミニウム(Al)、酸化セリウム(CeO)、酸化クロム(Cr)、酸化ガリウム(Ga)、酸化ハフニウム(HfO)、五酸化タンタル(Ta)、酸化イットリウム(Y)、酸化タングステン(WO)、一酸化チタン(TiO)、二酸化チタン(TiO)、五酸化チタン(Ti)、酸化ニッケル(NiO)、酸化マグネシウム(MgO)、ITO(In+SnO)、五酸化ニオブ(Nb)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ジルコニウム(ZrO)などの酸化物も使用できる。また、ポリイミド、フッ化アルミニウム、フッ化カルシウム、フッ化セリウム、フッ化ランタン、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、フッ化ネオジウム、フッ化ナトリウムなどのフッ素系材料、シリコーンなどの樹脂等も利用できる。これらの材料は、1種のみを単独で用いても良いし、2種以上を混合して用いても良いし、2層以上の多層構造としても良い。特に、親水性を有する材料である二酸化ケイ素(SiO)、二酸化チタン(TiO)などの酸化物が好適に用いられる。
本発明の製造方法で得られる粘着テープにおける集合層の表面の水接触角は、好ましくは10度以下、より好ましくは8度以下、さらに好ましくは5度以下である。集合層の表面の水接触角が上記の範囲にあることにより、集合層の表面の濡れ性が向上し、被着体との密着性が増加し、粘着力や異物除去性が大きくなる。
本発明の製造方法で得られる粘着テープにおける集合層の表面の表面自由エネルギーは、好ましくは70mJ/m以上、より好ましくは73mJ/m以上、さらに好ましくは75mJ/m以上である。集合層の表面の表面自由エネルギーが上記の範囲にあることにより、集合層の表面の濡れ性が向上し、被着体との密着性が増加し、粘着力や異物除去性が大きくなる。
ここで、表面自由エネルギーとは、固体表面に対して水およびヨウ化メチレンを用いてそれぞれ接触角を測定し、この測定値と接触角測定液体の表面自由エネルギー値(文献より既知)を、Youngの式および拡張Fowkesの式から導かれる下記の式(1)に代入し、得られる二つの式を連立一次方程式として解くことにより、求められる固体の表面自由エネルギー値を意味するものである。
(1+cosθ)r=2√(r )+2√(r )・・・(1)
ただし、式中の各記号は、それぞれ以下の通りである。
θ:接触角
:接触角測定液体の表面自由エネルギー
:rLにおける分散力成分
:rLにおける極性力成分
:固体の表面自由エネルギーにおける分散力成分
:固体の表面自由エネルギーにおける極性力成分
本発明の製造方法で得られる粘着テープにおける集合層の厚みは、本発明の目的を達成し得る範囲において、任意の適切な条件を採用し得る。好ましくは100nm以上、より好ましくは200〜10000nm、さらに好ましくは500〜5000nmである。このような範囲であれば、微細な異物、好ましくはサブミクロンレベルの異物を簡便、確実、十分に除去し得る。
上記集合層は、好ましくは、実質的に粘着力を有しない。ここで、実質的に粘着性を有しないとは、粘着の本質を滑りに対する抵抗である摩擦としたとき、粘着性の機能を代表する感圧性タックがないことを意味する。この感圧性タックは、たとえばDahlquistの基準にしたがうと、粘着性物質の弾性率が1MPaまでの範囲で発現するものである。
本発明の製造方法で得られる粘着テープにおける集合層の表面を保護するために、保護フィルムを用いてもよい。保護フィルムは、使用時など適切な段階で剥離され得る。保護フィルムとしては、任意の適切な材料から形成される保護フィルムを用い得る。例えば、シリコーン系、長鎖アルキル系、フッ素系、脂肪酸アミド系、シリカ系の剥離剤などで剥離処理されたポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリウレタン、エチレン酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリスチレン、ポリカーボネートなどからなるプラスチックフィルムが挙げられる。また、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエン、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン樹脂系のフィルムについては、離型処理剤を用いなくとも離型性を有するので、それ単体を保護フィルムとして使用することもできる。
保護フィルムの厚さは、好ましくは1〜100μmであり、より好ましくは10〜100μmである。保護フィルムの形成方法は、本発明の目的を達成し得る範囲において、任意の適切な方法が採用され得る。例えば、射出成形法、押出成形法、ブロー成形法により形成することができる。
本発明の製造方法で得られる粘着テープは、支持体の表面に、斜め柱状構造体を形成させて製造する。斜め柱状構造体の形成方法としては、斜め蒸着法を用いる。すなわち、本発明の粘着テープの製造方法は、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を備える粘着テープの製造方法であって、該支持体の表面に該斜め柱状構造体を斜め蒸着法によって形成する。
斜め蒸着法としては、任意の適切な斜め蒸着法の技術を採用し得る。例えば、特開平8−27561号公報に記載の方法が挙げられる。好ましくは、真空蒸着装置を用いる。また、ロールで送り出される支持体上に蒸着材料を蒸着させて行うことも好ましい。また、蒸着源と支持体との間に部分的な遮へい板を設けることによって該支持体上に蒸着材料を斜め蒸着させることも好ましい。ここで、「部分的な遮へい板」とは、蒸着源と支持体との間の空間に遮へい板を配置するにあたって、蒸着源から見て支持体が完全に隠れるように遮へい板を配置しないことを意味する。すなわち、蒸着源から見て支持体の少なくとも一部が見えるように遮へい板を配置することを意味する。
好ましい実施態様として、図5に示すように、真空にした容器(チャンバー)の中で、蒸着材料を蒸着源60として加熱し気化もしくは昇華して、離れた位置に置かれた支持体10の表面に付着させる際に、遮へい板50を用い、蒸着材料を支持体10に対して傾斜させて蒸着させる。蒸着材料を支持体10に対して傾斜し蒸着させることで、支持体10表面に対して傾斜した斜め柱状構造体30が形成される。このとき、支持体10は蒸着ロール40で送り出される。図5に示すような真空蒸着装置を用いる場合、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を設けることができ、且つ、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上であるように制御するために、装置設計上、特に重要となるのは、蒸着ロールの半径Rと、蒸着ロールの表面から蒸着源までの最短距離L3である。
図5に示すような真空蒸着装置を用いる場合、蒸着ロールの半径Rは、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を設けることができ、且つ、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上であるように制御できる限り、任意の適切な半径を採用し得る。効率よく本発明の効果を発現するためには、蒸着ロールの半径Rは、好ましくは、0.1〜5m、より好ましくは0.2〜1mである。
図5に示すような真空蒸着装置を用いる場合、蒸着ロールの表面から蒸着源までの最短距離L3は、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を設けることができ、且つ、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上であるように制御できる限り、任意の適切な距離を採用し得る。効率よく本発明の効果を発現するためには、蒸着ロールの表面から蒸着源までの最短距離L3は、好ましくは、0.1〜5m、より好ましくは0.3〜3mである。
図5に示すような真空蒸着装置を用いる場合、蒸着ロールの中心から蒸着源までの最短距離L1は、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を設けることができ、且つ、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上であるように制御できる限り、任意の適切な距離を採用し得る。なお、L1は、L1=R+L3で決まる長さである。したがって、効率よく本発明の効果を発現するためには、蒸着ロールの中心から蒸着源までの最短距離L1は、好ましくは、0.2〜10m、より好ましくは0.5〜4mである。
図5に示すような真空蒸着装置を用いる場合、遮へい板から蒸着源までの最短距離L2は、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を設けることができ、且つ、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上であるように制御できる限り、任意の適切な距離を採用し得る。なお、L2はL3に依存して設定され得る長さであるが、効率よく本発明の効果を発現するためには、一般的には、L2は、好ましくはL3の1/2以上、より好ましくは2/3以上である。L2がこれよりも小さいと、蒸着膜が等方的に成膜されやすくなり、上記の角度、アスペクト比が制御しにくいおそれがある。
図5に示すような真空蒸着装置を用いる場合、遮へい板の長さL4は、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を設けることができ、且つ、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上であるように制御できる限り、任意の適切な長さを採用し得る。なお、L4はRに依存して設定され得る長さであるが、蒸着角度をつける必要があることから、好ましくはR<L4<2Rで設定し得る。L4は、好ましくは0.1〜10m、より好ましくは0.2〜2mである。また、具体的には、支持体の表面に該表面からの仰角αが90度未満、好ましくは10〜85度、より好ましくは20〜80度、さらに好ましくは30〜70度で突出した斜め柱状構造体が設けられるように、遮へい板の長さL4を調整する。図5の場合、遮へい板50の右端部の位置を水平方向に調整する。
上記真空蒸着装置内の到達真空度は、好ましくは1×10−3torr以下、より好ましくは5×10−4torr以下、さらに好ましくは1×10−4torr以下である。上記真空蒸着装置内の到達真空度が上記範囲から外れると、本発明の効果を十分に発揮させ得る斜め柱状構造体を形成できないおそれがある。
上記真空蒸着装置内において支持体が送り出されるライン速度は、装置サイズ等を考慮して、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を設けることができ、且つ、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上であるように制御できるように、任意の適切な速度を設定すれば良い。
上記真空蒸着装置内における蒸着材料の蒸着は、該蒸着材料を加熱・気化できる方法であれば、任意の適切な方法を採用し得る。例えば、抵抗加熱、電子ビーム、高周波誘導、レーザーなどの方法で加熱・気化する。好ましくは、上記真空蒸着装置内における蒸着材料の蒸着が電子ビームによる加熱・気化によって行われる。
上記電子ビームのエミッション電流は、装置サイズ等を考慮して、支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を設けることができ、且つ、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上であるように制御できるように、任意の適切なエミッション電流を設定すれば良い。
斜め蒸着法の条件としては、上記の条件の他に、任意の適切な条件を採用し得る。例えば、蒸着時間、基板温度などを適宜変更して、条件を設定し得る。
上記蒸着材料としては、任意の適切な材料を採用し得る。例えば、アルミニウム、亜鉛、金、銀、プラチナ、ニッケル、クロム、銅、白金、インジウムなどの金属類やサファイア、炭化珪素(SiC)、チッ化ガリウム(GaN)などの無機材料、一酸化ケイ素(SiO)、二酸化ケイ素(SiO)、酸化アルミニウム(Al)、酸化セリウム(CeO)、酸化クロム(Cr)、酸化ガリウム(Ga)、酸化ハフニウム(HfO)、五酸化タンタル(Ta)、酸化イットリウム(Y)、酸化タングステン(WO)、一酸化チタン(TiO)、二酸化チタン(TiO)、五酸化チタン(Ti)、酸化ニッケル(NiO)、酸化マグネシウム(MgO)、ITO(In+SnO)、五酸化ニオブ(Nb)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ジルコニウム(ZrO)などの酸化物も使用できる。また、ポリイミド、フッ化アルミニウム、フッ化カルシウム、フッ化セリウム、フッ化ランタン、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、フッ化ネオジウム、フッ化ナトリウムなどのフッ素系材料、シリコーンなどの樹脂等も利用できる。これらの材料は、1種のみを単独で用いても良いし、2種以上を混合して用いても良いし、2層以上の多層構造としても良い。特に、親水性を有する材料である二酸化ケイ素(SiO)、二酸化チタン(TiO)などの酸化物が好適に用いられる。
本発明の製造方法で得られる粘着テープは、任意の適切な用途に用い得る。好ましくは、例えば、電子部品製造用、構造用、自動車用など、耐熱性や凝集力が求められる用途に用い得る。特に、被着体から引き剥がす場合の糊残りの問題が生じないので、電子部品や半導体デバイス、LCDやPDPなどのフラットディスプレイなどの電子部品製造用の剥離が必要となる用途に好適に用い得る。
本発明の製造方法で得られる粘着テープは、クリーニング部材として使用し得る。
クリーニング部材の用途としては、任意の適切な用途を採用し得る。好ましくは、基板上の異物の除去や、基板処理装置内の異物の除去に用いられる。より具体的には、例えば、半導体、フラットパネルディスプレイ、プリント基板などの製造装置や検査装置など、微細な異物を嫌う基板処理装置のクリーニング用途に好適に用いられる。
基板処理装置内を搬送させることによってクリーニングする場合、支持体として、任意の適切な搬送部材を用いる。すなわち、搬送部材の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を備える。このようなクリーニング部材を基板処理装置内で搬送し、被洗浄部位に接触・移動させることにより、上記装置内に付着する異物による搬送トラブルを生じることなく簡便かつ確実にクリーニング除去することができる。搬送部材としては、例えば、半導体ウェハ、LCD、PDPなどのフラットパネルディスプレイ用基板、その他のコンパクトディスク、MRヘッドなどの基板が挙げられる。
除塵が行われる基板処理装置としては、任意の適切な装置を採用し得る。例えば、露光装置、レジスト塗布装置、現像装置、アッシング装置、ドライエッチング装置、イオン注入装置、PVD装置、CVD装置、外観検査装置、ウエハプローバーなどがあげられる。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。また、実施例における「部」は重量基準である。
[斜め蒸着法]
斜め柱状構造体の形成は、図5に示す巻き取り式電子ビーム(EB)真空蒸着装置を使用した。蒸着ロールの半径R=300mm、蒸着ロールの中心から蒸着源までの最短距離L1=820mm、遮へい板から蒸着源までの最短距離L2=420mm、蒸着ロールの表面から蒸着源までの最短距離L3=520mmであり、遮へい板の長さは蒸着入射角が60度となるように調整した。支持体としては、厚み25μmのポリイミドフィルム(東レデュポン製、カプトン100H)、蒸発源として二酸化シリコン(SiO)を用い、チャンバー内到達真空度1×10−4torr、ライン速度0.22m/分、蒸着入射角60度の条件にて作製した。
[水接触角、表面自由エネルギー]
支持体表面に対して水およびヨウ化メチレンを用いてそれぞれ接触角を測定し、上述の式(1)より表面自由エネルギーを算出した。
[アスペクト比]
斜め柱状構造体のアスペクト比は、表面および断面SEM観察により、斜め柱状構造体表面直径と長さを測定し、長さ/直径として算出した。
[高さ]
斜め柱状構造体の高さは、断面SEM観察により測定した。
[粘着性および糊残り]
粘着テープをステンレス板に2kgのローラーを1往復させて圧着し、貼り合わせた。この試験片を、200℃で1時間放置した後、ステンレス板から90度の方向に粘着テープを引き剥がし、ステンレス板に粘着剤を残すことなく剥離可能か否かを目視により調べた。
[除塵性]
8インチシリコンウェハ上に平均粒子径0.5μmのシリコン粉末を粒子数およそ10000個となるように均一に付着させた。次に、斜め柱状構造体を有する粘着テープをシリコン粉末が付着した8インチシリコンウェハ上に貼り合せ、1分間接触させた。1分後、粘着テープを取り除き、パーティクルカウンター(KLA tencor製、SurfScan−6200)にて、0.5μmのシリコン粉末粒子の個数を測定し、除塵率を評価した。測定は三度行い、その平均を求めた。
[実施例1]
EB出力(エミッション電流)を300mAとして蒸発源のSiOを蒸発させ、斜め柱状構造体を支持体上に形成し、粘着テープ(1)を得た。
評価結果を表1に示す。
また、断面SEM写真を図6に示す。
[実施例2]
EB出力(エミッション電流)を400mAとした以外は実施例1と同様の方法にて蒸発源のSiOを蒸発させ、斜め柱状構造体を支持体上に形成し、粘着テープ(2)を得た。
評価結果を表1に示す。
また、断面SEM写真を図7に示す。
[実施例3]
EB出力(エミッション電流)を400mA、到達真空度を4×10−5torrとした以外は実施例1と同様の方法にて蒸発源のSiOを蒸発させ、斜め柱状構造体を支持体上に形成し、粘着テープ(3)を得た。
評価結果を表1に示す。
また、断面SEM写真を図8に示す。
[比較例1]
EB出力(エミッション電流)を100mAとした以外は実施例1と同様の方法にて蒸発源のSiOを蒸発させ、斜め柱状構造体を支持体上に形成した。
評価結果を表1に示す。
[比較例2]
EB出力(エミッション電流)を200mAとした以外は実施例1と同様の方法にて蒸発源のSiOを蒸発させ、斜め柱状構造体を支持体上に形成した。
評価結果を表1に示す。
また、断面SEM写真を図9に示す。
[比較例3]
アクリル酸ブチル100部及びアクリル酸3部からなるモノマ―混合液から得たアクリルポリマー100部に対して、ポリイソシアネート化合物(日本ポリウレタン工業製、商品名:コロネートL)2部、エポキシ系化合物(三菱瓦斯化学製、商品名:テトラッドC)0.6部を均一に混合して、アクリル系粘着剤溶液を調製した。
片面がシリコーン系離型剤にて処理されたポリエステルフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム製、商品名:MRF50、厚み50μm、幅250mm)のシリコーン離型処理面に、上記粘着剤溶液を乾燥後の厚みが10μmとなるようにコーティングして乾燥させ、厚み25μmのポリイミドフィルム(東レデュポン製、カプトン100H)上にラミネートし、粘着テープを作製した。
評価結果を表1に示す。
[実施例4]
ライン速度を1.68m/分とした以外は実施例1と同様の方法にて蒸発源のSiOを蒸発させ、斜め柱状構造体を支持体上に形成し、粘着テープ(4)を得た。
断面SEM写真を図10に示す。
実施例1〜3において得られた粘着テープ(1)〜(3)は、被着体に対して必要な粘着力を有し、クリーニング部位に汚染を生じることなくサブミクロンレベルの異物も除去でき、耐熱性に優れ、高温下でも十分な粘着力と凝集力を発揮し、使用後に被着体から引き剥がす際に被着体に糊残りを生じることなく容易に剥離する事が可能であった。
本発明の製造方法で得られる粘着テープは、各種の製造装置や検査装置のような基板処理装置のクリーニングに好適に用いられる。
本発明の製造方法で得られる粘着テープの好ましい実施形態の概略断面図である。 本発明の製造方法で得られる粘着テープの好ましい実施形態の概略断面図であって仰角αを説明する概略断面図である。 本発明の製造方法で得られる粘着テープにおける斜め柱状構造体の好ましい実施形態の概略断面図である。 本発明の製造方法で得られる粘着テープにおける斜め柱状構造体の好ましい実施形態の概略断面図である。 斜め蒸着法に用いる装置の好ましい実施形態の概略断面図である。 実施例1で得られた粘着テープ(1)の断面SEM写真である。 実施例2で得られた粘着テープ(2)の断面SEM写真である。 実施例3で得られた粘着テープ(3)の断面SEM写真である。 比較例2で得られた粘着テープの断面SEM写真である。 実施例4で得られた粘着テープ(4)の断面SEM写真である。
符号の説明
10 支持体
20 集合層
30 斜め柱状構造体
40 蒸着ロール
50 遮へい板
60 蒸着源
100 粘着テープ

Claims (11)

  1. 支持体の表面に該表面からの仰角が90度未満で突出した斜め柱状構造体の集合層を備え、該斜め柱状構造体のアスペクト比が1以上である粘着テープの製造方法であって、該支持体の表面に該斜め柱状構造体を斜め蒸着法によって形成する、粘着テープの製造方法。
  2. 前記斜め蒸着法は、真空蒸着装置を用いる、請求項1に記載の粘着テープの製造方法。
  3. 前記真空蒸着装置内の到達真空度が1×10−3torr以下である、請求項2に記載の粘着テープの製造方法。
  4. 前記真空蒸着装置内における蒸着材料の蒸着が電子ビームによる加熱・気化によって行われる、請求項2または3に記載の粘着テープの製造方法。
  5. 前記斜め蒸着法は、ロールで送り出される前記支持体上に蒸着材料を蒸着させて行う、請求項1から4までのいずれかに記載の粘着テープの製造方法。
  6. 前記斜め蒸着法は、蒸着源と前記支持体との間に部分的な遮へい板を設けることによって該支持体上に蒸着材料を斜め蒸着させる、請求項1から5までのいずれかに記載の粘着テープの製造方法。
  7. 前記斜め柱状構造体の長さが100nm以上である、請求項1から6までのいずれかに記載の粘着テープの製造方法。
  8. 前記支持体の表面の単位面積当たりの前記斜め柱状構造体の本数が、1×10本/cm以上である、請求項1から7までのいずれかに記載の粘着テープの製造方法。
  9. 前記集合層の表面の水接触角が10度以下である、請求項1から8までのいずれかに記載の粘着テープの製造方法。
  10. 前記集合層がクリーニング層である、請求項1から9までのいずれかに記載の粘着テープの製造方法。
  11. 得られる粘着テープが電子部品製造に用いられる、請求項1から10までのいずれかに記載の粘着テープの製造方法。
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