JP2009073348A - 二輪車のハンドル装置 - Google Patents
二輪車のハンドル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009073348A JP2009073348A JP2007244436A JP2007244436A JP2009073348A JP 2009073348 A JP2009073348 A JP 2009073348A JP 2007244436 A JP2007244436 A JP 2007244436A JP 2007244436 A JP2007244436 A JP 2007244436A JP 2009073348 A JP2009073348 A JP 2009073348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- handle device
- handle arm
- motorcycle
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
【課題】、二輪車の転倒時におけるスイッチ類やフロントターンシグナル等の破損を確実に防止すると共に、スイッチ類の操作性を高める。
【解決手段】本発明は、前輪7を操舵可能なように車体フレーム2前側のヘッドパイプ3の上端に設けられた二輪車1のハンドル装置16であって、車体の内側から左右外側にそれぞれ延出して形成されたハンドルアーム部31a,31bと、ハンドルアーム部31a,31bの外側端部から内側に延出し、ハンドルアーム部31a,31bの上方に位置するように形成されたグリップ部32a,32bと、を備え、ハンドルアーム部31a,31bはグリップ部32a,32bより幅広に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】本発明は、前輪7を操舵可能なように車体フレーム2前側のヘッドパイプ3の上端に設けられた二輪車1のハンドル装置16であって、車体の内側から左右外側にそれぞれ延出して形成されたハンドルアーム部31a,31bと、ハンドルアーム部31a,31bの外側端部から内側に延出し、ハンドルアーム部31a,31bの上方に位置するように形成されたグリップ部32a,32bと、を備え、ハンドルアーム部31a,31bはグリップ部32a,32bより幅広に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、前輪を操舵可能なように車体フレーム前側のヘッドパイプの上端に設けられた二輪車のハンドル装置に関する。
一般に、自動二輪車等の二輪車には、前輪を操舵可能なように車体フレーム前側のヘッドパイプの上端にハンドル装置が設けられている。
従来の二輪車のハンドル装置は、車体の内側から左右外側にそれぞれ延出する棒状のハンドルバーを有しており、このハンドルバーにはスロットルグリップやブレーキレバー等の操作部が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の二輪車では、車体の前部を覆うカウリング類にフロントターンシグナルが設けられている。(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−182679号公報
特開2000−25672号公報
しかしながら、上記した従来の二輪車のハンドル装置では、棒状のハンドルバーにスロットルグリップやブレーキレバー等の操作部が取り付けられているため、二輪車の転倒時に、ハンドルバーが地面に衝突することにより、スロットルグリップが破損したり、ブレーキレバーが折損したりするおそれがあった。さらに、ターンシグナルスイッチやヘッドランプスイッチ等の各スイッチ類の操作性を高めることが難しいといった問題もあった。
また、上記した従来の二輪車のように、カウリング類にフロントターンシグナルを設置した場合には、カウリング類の着脱時に配線を取り外したり、接続し直したりする必要があり、整備性の向上を図り難いといった問題があった。さらにまた、この場合、二輪車の転倒時にフロントターンシグナルが破損し易いといった問題もあった。
本発明は上記した課題を解決すべくなされたものであり、二輪車の転倒時におけるスイッチ類やフロントターンシグナル等の破損や損傷を確実に防止することができると共に、各スイッチ類の操作性を高めることのできる二輪車のハンドル装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明は、前輪を操舵可能なように車体フレーム前側のヘッドパイプの上端に設けられた二輪車のハンドル装置であって、車体の内側から左右外側にそれぞれ延出して形成されたハンドルアーム部と、該ハンドルアーム部の外側端部から内側に延出し、前記ハンドルアーム部の上方に位置するように形成されたグリップ部と、を備え、前記ハンドルアーム部は前記グリップ部より幅広に形成されていることを特徴とする。
そして、本発明に係る二輪車のハンドル装置の前記グリップ部の内側先端部にスイッチ類が集中配置されていてもよい。
また、本発明に係る二輪車のハンドル装置の前記ハンドルアーム部にフロントターンシグナルが設けられていてもよい。
本発明によれば、二輪車の転倒時に、グリップ部を保護し、スイッチ類やフロントターンシグナル等の破損や損傷を確実に防止することができると共に、スイッチ類の操作性を高めることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施の形態における自動二輪車の全体構成について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態における自動二輪車の左側面図、図2は同自動二輪車の平面図、図3は同自動二輪車の正面図である。
この自動二輪車1には、骨組みを構成する車体フレーム2が設けられている。この車体フレーム2は、前側に設置されるヘッドパイプ3から後方へ延出するメインパイプ4と、メインパイプ4の後端に上端が接続される左右一対のピボットフレーム5とを備えている。
ヘッドパイプ3には、上下に揺動可能なように支持された上下一対のクッションアーム10を介して左右に揺動可能なようにフロントフォーク6が軸支されており、このフロントフォーク6には、下端に前輪7が軸支されている。また、左右のフロントフォーク6の上部後方には、クッションユニット9が設けられており、このクッションユニット9は懸架スプリングと油圧緩衝器を一体に備え、左右のフロントフォーク6を上下にクッション可能なように上下のクッションアーム10を介して懸架されている。
フロントフォーク6の上部には、フロントフォーク6の上部を前方から覆うようにフロントカバー12が設けられており、フロントカバー12の左側部及び右側部には、左右のフォーク部材8に沿って上下方向に延びるように縦長にヘッドランプ13がそれぞれ設けられている。また、フロントフォーク6の上部後方の車両前部には走行用計器28が設けられている。
フロントカバーの左右のヘッドランプ13の間には、クッションユニット9の前方に複数のルーバ14が一定間隔で上下方向に配設されており、各ルーバ14の間には開口部15が形成されている。これにより、走行時に前方から開口部15を通過した走行風がクッションユニット9に当り、クッションユニット9が冷却されるため、クッションユニット9の減衰性能を高めることができる。
一方、ヘッドパイプ3の上端には、ハンドル装置16がステアリングシャフト(図示省略)を介して回動自在に設けられており、ハンドル装置16の操舵により前輪7が左右に回動するようになっている。なお、このハンドル装置16の詳細については後述する。
車体フレーム2の上部は、略流線形状の上部ボディカバー17により覆われており、この上部ボディカバー17の後方に鞍乗型の運転シート18が設けられている。また、車体フレーム2の下部は下部ボディカバー19により覆われており、下部ボディカバー19の後部には支持ブラケット20を介してフートレスト21が取り付けられている。
下部ボディカバー19により囲まれた空間内には、エンジン(図示省略)が搭載されており、このエンジンの駆動力はプロペラシャフト22を介して後輪23に伝達されるようになっている。また、左右のピボットフレーム5の間に架設された上下一対のピボット軸24には後輪23を支持する上下一対のスイングアーム25が上下揺動自在に軸支されている。さらに、スイングアーム25と車体フレーム2との間にはリヤクッションユニット26が配置されており、このリヤクッションユニット26はスイングアーム25と共に後輪懸架装置27を構成している。
次に、図4〜図6を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1のハンドル装置16について詳細に説明する。ここで、図4は本発明の実施の形態に係る自動二輪車のハンドル装置を示す正面図、図5は同自動二輪車のハンドル装置を示す背面図、図6は同自動二輪車のハンドル装置を示す平面図である。
ハンドル装置16は、車体の内側から左右外側にそれぞれ延出して形成された左右のハンドルアーム部31a,31bと、各ハンドルアーム部31a,31bの外側端部から内側に延出して形成された左右のグリップ部32a,32bとを備えており、グリップ部32a,32bはそれぞれハンドルアーム部31a,31bの上方に位置している。
左右のハンドルアーム部31a,31bはグリップ部32a,32bより前後方向に幅広に形成されており、各ハンドルアーム部31a,31bの前面側にはそれぞれフロントターンシグナル33a,33bが内蔵されている。
これにより、フロントターンシグナル33a,33bへの配線をハンドルアーム部31a,31b内で行うことができ、配線が簡略化されると共に、カウリング類の着脱時に配線を取り外したり、接続し直したりする必要がなく、整備性の向上を図ることができる。また、自動二輪車1の転倒時でもフロントターンシグナル33a,33bが地面に衝突することがないため、フロントターンシグナル33a,33bの破損や損傷を防止することができる。
また、左右のグリップ部32a,32bの内側先端部にはターンシグナルスイッチ34a,34bがそれぞれ配置されていると共に、一方(図示では車両進行方向に向かって左側)のグリップ部32aの内側先端部にはヘッドランプスイッチ35及びブレーキスイッチ36が配置され、他方(図示では車両進行方向に向かって右側)のグリップ部32bの内側先端部にはキルスイッチ37及びスロットルスイッチ38が配置されている。
このように左右のグリップ部32a,32bの内側先端部にスイッチ類が集中配置されることにより、ライダは走行中にグリップ部32a,32bを握った手を大きく動かすことなく、親指又は人差し指の僅かな動作だけで、スイッチ類を操作することができるため、操作性及び安全性の向上を図ることができる。また、幅広で高強度のハンドルアーム部31a,31bより車体内側部分にグリップ部32a,32bを配置することにより、自動二輪車1の転倒時でも、グリップ部32a,32bを確実に保護することができ、スイッチ類の破損や損傷を防止することができる。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
7 前輪
16 ハンドル装置
31a,31b ハンドルアーム部
32a,32b グリップ部
35 ヘッドランプスイッチ(スイッチ類)
36 ブレーキスイッチ(スイッチ類)
37 キルスイッチ(スイッチ類)
38 スロットルスイッチ(スイッチ類)
33a,33b フロントターンシグナル
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
7 前輪
16 ハンドル装置
31a,31b ハンドルアーム部
32a,32b グリップ部
35 ヘッドランプスイッチ(スイッチ類)
36 ブレーキスイッチ(スイッチ類)
37 キルスイッチ(スイッチ類)
38 スロットルスイッチ(スイッチ類)
33a,33b フロントターンシグナル
Claims (3)
- 前輪を操舵可能なように車体フレーム前側のヘッドパイプの上端に設けられた二輪車のハンドル装置であって、
車体の内側から左右外側にそれぞれ延出して形成されたハンドルアーム部と、
該ハンドルアーム部の外側端部から内側に延出し、前記ハンドルアーム部の上方に位置するように形成されたグリップ部と、
を備え、前記ハンドルアーム部は前記グリップ部より幅広に形成されていることを特徴とする二輪車のハンドル装置。 - 前記グリップ部の内側先端部にスイッチ類が集中配置されている請求項1に記載の二輪車のハンドル装置。
- 前記ハンドルアーム部にフロントターンシグナルが設けられている請求項1又は2に記載の二輪車のハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007244436A JP2009073348A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 二輪車のハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007244436A JP2009073348A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 二輪車のハンドル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009073348A true JP2009073348A (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=40608772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007244436A Pending JP2009073348A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 二輪車のハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009073348A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136348A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Asahi Denso Co Ltd | 操作装置 |
JP2013136347A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Asahi Denso Co Ltd | 操作装置 |
CN103538669A (zh) * | 2012-07-12 | 2014-01-29 | 童国林 | 一种内置信息输入设备的自行车车把 |
CN105365983A (zh) * | 2015-10-27 | 2016-03-02 | 无锡尊宝电动车有限公司 | 一种防静电电动车把手 |
-
2007
- 2007-09-20 JP JP2007244436A patent/JP2009073348A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136348A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Asahi Denso Co Ltd | 操作装置 |
JP2013136347A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Asahi Denso Co Ltd | 操作装置 |
CN103538669A (zh) * | 2012-07-12 | 2014-01-29 | 童国林 | 一种内置信息输入设备的自行车车把 |
CN105365983A (zh) * | 2015-10-27 | 2016-03-02 | 无锡尊宝电动车有限公司 | 一种防静电电动车把手 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6101452B2 (ja) | 鞍乗型車両のヘッドライト支持構造 | |
US9260151B2 (en) | Rear structure of saddle riding type vehicle | |
JP2011073590A (ja) | 鞍乗型車両の車体フレーム構造 | |
JP2008300107A (ja) | 車両 | |
JP2016179795A (ja) | 鞍乗り型車両の前輪懸架装置 | |
JP4151773B2 (ja) | 鞍乗型車両におけるフロントフォーク構造 | |
EP1953076B1 (en) | Saddle riding type vehicle having a steering damper | |
JP2009073348A (ja) | 二輪車のハンドル装置 | |
EP1361144B1 (en) | Headlight apparatus for motorcycles | |
JP5396210B2 (ja) | 自動二輪車のサイドバッグ支持ステー | |
JP6004712B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6283334B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5174578B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2009196497A (ja) | 自動二輪車 | |
EP3006312B1 (en) | Vehicle | |
JP6119161B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP5095486B2 (ja) | 車両 | |
JP2008062813A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP2009113679A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP3510851B2 (ja) | サイドカー型自動三輪車 | |
JP2017081384A (ja) | 車両のアクセルポジションセンサの取り付け構造 | |
JP6206818B2 (ja) | 鞍乗型車両の操舵装置 | |
JP7431794B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2009073324A (ja) | 二輪車 | |
JP5442134B2 (ja) | 鞍乗型車両 |