JP2009073324A - 二輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】対向車が距離感を掴み易くなると共に、ライダが車体前端を直接目視することのできるヘッドランプを備えた二輪車を提供する。
【解決手段】本発明は、車体の前部にヘッドランプ13が設けられた二輪車1であって、車体フレーム前側のヘッドパイプ3に支持されて下端に前輪7を軸支する左右一対のフロントフォーク6を備え、ヘッドランプ13は、左右のフロントフォーク6に沿ってそれぞれ上下方向に延びるように縦長に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、車体の前部にヘッドランプ13が設けられた二輪車1であって、車体フレーム前側のヘッドパイプ3に支持されて下端に前輪7を軸支する左右一対のフロントフォーク6を備え、ヘッドランプ13は、左右のフロントフォーク6に沿ってそれぞれ上下方向に延びるように縦長に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、車体の前部にヘッドランプが設けられた二輪車に関する。
一般に、自動二輪車等の二輪車には、車体の前部にヘッドランプが設けられており、従来のこの種のヘッドランプは、ハロゲンバルブやHID(High Intensity Discharge)バルブを光源としている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−280946号公報
ところが、上記したように従来の二輪車では、ヘッドランプの光源が点光源であるため、リフレクターなどで光源を拡大しても対向車が距離感を掴み難いといった問題があった。特に、二輪車の場合には、車両の全幅が狭いため、複数の光源を配列しても、対向車から距離感が掴み難いといった問題があった。
また、上記した従来の二輪車は、ヘッドランプの光源の裏側の構造を覆うヘッドランプハウジングやカウリングを必要とするため、部品点数が増える上に、このヘッドランプハウジングやカウリングの設置には大きな体積を必要とし、ステアリングシャフト前側の空間の大部分を占有してしまっていた。そのため、ステアリングシャフト周辺の部品レイアウトやケーブル類の配線が困難となるといった問題や、ヘッドランプ周辺の慣性重量が増加するといった問題や、ライダが車体前端を直接目視することができず、車両の操縦性及び安全性を高めることが難しいといった問題などがあった。
本発明は上記した課題を解決すべくなされたものであり、対向車が距離感を掴み易くなると共に、ライダが車体前端を直接目視することのできるヘッドランプを備えた二輪車を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明は、車体の前部にヘッドランプが設けられた二輪車であって、車体フレーム前側のヘッドパイプに支持されて下端に前輪を軸支する左右一対のフロントフォークを備え、前記ヘッドランプは、該左右のフロントフォークに沿ってそれぞれ上下方向に延びるように縦長に形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る二輪車には、前記フロントフォークより後方の車両前部に走行用計器が設けられていてもよい。
さらに、本発明に係る二輪車の前記左右のヘッドランプは、前記フロントフォークの上部を前方から覆うフロントカバーの左右側に多数のLEDを配列して構成されていてもよい。
さらにまた、本発明に係る二輪車の前記フロントカバーの左右のヘッドランプの間には開口部が形成されていてもよい。
さらにまた、本発明に係る二輪車の前記フロントカバーの開口部は、前記左右のフロントフォークを上下にクッション可能なように懸架する懸架スプリングと、油圧緩衝器とにより構成されるクッションユニットの前方に形成されていてもよい。
本発明によれば、対向車が距離感を掴み易くなると共に、ライダが車体前端を直接目視することができるようになり、車両の操縦性及び安全性を高めることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る自動二輪車について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図、図2は同自動二輪車の平面図、図3は同自動二輪車の正面図である。
この自動二輪車1には、骨組みを構成する車体フレーム2が設けられている。この車体フレーム2は、前側に設置されるヘッドパイプ3から後方へ延出するメインパイプ4と、メインパイプ4の後端に上端が接続される左右一対のピボットフレーム5とを備えている。
ヘッドパイプ3には、上下に揺動可能なように支持された上下一対のクッションアーム10を介して左右に揺動可能なようにフロントフォーク6が軸支されており、このフロントフォーク6には、下端に前輪7が軸支されている。また、左右のフロントフォーク6の上部後方には、クッションユニット9が設けられており、このクッションユニット9は懸架スプリングと油圧緩衝器を一体に備え、左右のフロントフォーク6を上下のクッションアーム10を介して上下にクッション可能なように懸架する。
フロントフォーク6の上部には、フロントフォーク6の上部を前方から覆うようにフロントカバー12が設けられており、フロントカバー12の左側部及び右側部にはヘッドランプ13がそれぞれ設けられている。ヘッドランプ13は、多数のLED(Light-Emitting Diode)を左右のフロントフォーク6に沿って上下方向に延びるように縦長に左右二列で配置することにより構成されている。また、フロントフォーク6の上部後方の車両前部には走行用計器28が設けられている。
フロントカバーの左右のヘッドランプ13の間には、クッションユニット9の前方に複数のルーバ14が一定間隔で上下方向に配設されており、各ルーバ14の間には開口部15が形成されている。これにより、走行時に前方から開口部15を通過した走行風がクッションユニット9に当り、クッションユニット9が冷却されるため、クッションユニット9の減衰性能を高めることができる。
一方、ヘッドパイプ3の上端には、ハンドルバー16がステアリングシャフト(図示省略)を介して回動自在に設けられており、ハンドルバー16の操舵により前輪7が左右に回動するようになっている。
車体フレーム2の上部は、略流線形状の上部ボディカバー17により覆われており、この上部ボディカバー17の後方に鞍乗型の運転シート18が設けられている。また、車体フレーム2の下部は下部ボディカバー19により覆われており、下部ボディカバー19の後部には支持ブラケット20を介してフートレスト21が取り付けられている。
下部ボディカバー19により囲まれた空間内には、エンジン(図示省略)が搭載されており、このエンジンの駆動力はプロペラシャフト22を介して後輪23に伝達されるようになっている。また、左右のピボットフレーム5の間に架設されたピボット軸24には後輪23を支持するスイングアーム25が上下揺動自在に軸支されている。さらに、スイングアーム25と車体フレーム2との間にはリヤクッションユニット26が配置されており、このリヤクッションユニット26はスイングアーム25と共に後輪懸架装置27を構成している。
このように上記した本発明の実施の形態に係る自動二輪車1によれば、ヘッドランプ13の光源が従来のように点光源ではなく線光源となっているため、対向車が距離感を掴み易くなり、安全性を高めることができる。また、左右のフロントフォーク6に沿って上下方向に延びるように縦長に左右二列で多数のLEDを配置することにより、自動二輪車1の全幅が把握し易くなり、対向車が距離感をより一層掴み易くなる。さらに、自動二輪車1の場合、全幅が狭く、横長配列より縦長配列の方が多くのLEDを配設することができるため、LEDを縦長に配列することにより、上記した効果をさらに高めることができる。
また、多数のLEDによりヘッドランプ13を構成することにより、ヘッドランプ13の形状を自由に変えることができ、レイアウトの自由度を高めることができる。さらに、光源としてLEDを使用することにより、ヘッドランプ13の奥行き寸法を小さく抑えることができると共に、指向性が向上するため、配光調節のために光源の裏側の構造を覆うヘッドランプハウジングやカウリングを設置する必要がなくなる。したがって、部品点数の削減が可能となると共に、ヘッドランプ13周辺の慣性重量の低減を図ることができる。また、ステアリングシャフト周辺の部品レイアウトやケーブル類の配線が単純化されると共に、ライダが車体前端を直接目視することができるようになり、車両の操縦性及び安全性を高めることができる。
さらに、フロントフォーク6の上部後方の車両前部に走行用計器28を配置することにより、ライダによる前輪の視認性が一段と向上し、車両の操縦性及び安全性を一層高めることができる。
なお、本発明におけるヘッドランプの構成は、テレスコピックフロントサスペンションを備えた二輪車に適用できることは勿論のこと、テールランプ等、ヘッドランプ以外の他のランプに適用することも可能である。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
6 フロントフォーク
7 前輪
9 クッションユニット
10 クッションアーム
12 フロントカバー
13 ヘッドランプ
15 開口部
28 走行用計器
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
6 フロントフォーク
7 前輪
9 クッションユニット
10 クッションアーム
12 フロントカバー
13 ヘッドランプ
15 開口部
28 走行用計器
Claims (5)
- 車体の前部にヘッドランプが設けられた二輪車であって、
車体フレーム前側のヘッドパイプに支持されて下端に前輪を軸支する左右一対のフロントフォークを備え、前記ヘッドランプは、該左右のフロントフォークに沿ってそれぞれ上下方向に延びるように縦長に形成されていることを特徴とする二輪車。 - 前記フロントフォークより後方の車両前部に走行用計器が設けられている請求項1に記載の二輪車。
- 前記左右のヘッドランプは、前記フロントフォークの上部を前方から覆うフロントカバーの左右側に多数のLEDを配列して構成されている請求項1又は2に記載の二輪車。
- 前記フロントカバーの左右のヘッドランプの間には開口部が形成されている請求項3に記載の二輪車。
- 前記フロントカバーの開口部は、前記左右のフロントフォークを上下にクッション可能なように懸架する懸架スプリングと、油圧緩衝器とにより構成されるクッションユニットの前方に形成されている請求項4に記載の二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007243856A JP2009073324A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007243856A JP2009073324A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 二輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009073324A true JP2009073324A (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=40608752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007243856A Pending JP2009073324A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009073324A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103171661A (zh) * | 2011-12-21 | 2013-06-26 | 川崎重工业株式会社 | 跨乘式车辆 |
JP2015081033A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型乗物 |
-
2007
- 2007-09-20 JP JP2007243856A patent/JP2009073324A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103171661A (zh) * | 2011-12-21 | 2013-06-26 | 川崎重工业株式会社 | 跨乘式车辆 |
EP2607219A2 (en) | 2011-12-21 | 2013-06-26 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Saddle-riding type automotive vehicle |
US8939620B2 (en) | 2011-12-21 | 2015-01-27 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Saddle-riding type automotive vehicle |
JP2015081033A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型乗物 |
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