JP2009073096A - 液体収容容器および液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体噴射装置から加圧空気の送り込みを受けて該液体噴射装置に液体を供給する液体収容容器に対して、加圧空気が正常に供給されているかを容易に判定可能とする。
【解決手段】液体噴射装置に供給される液体を収容する液体収容容器は、液体噴射装置から加圧流体の流入を受ける流入口と、この流入口と連通し、液体を貯留する液体貯留室と、液体貯留室と連通し、液体貯留室から流出した液体を液体噴射装置に供給する供給口とを備え、更に、液体噴射装置から流入した加圧流体の圧力状態を検出する圧力検出部を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体噴射装置や、この液体噴射装置に液体を供給する液体収容容器の異常の有無を判定する技術に関する。
インクジェット式記録装置やインクジェット捺染装置、マイクロディスペンサ等の液体噴射装置は、液体収容容器からインク等の液体の供給を受けてその噴射を行う。従来、液体噴射装置に対する液体の供給を促進するため、ポンプで加圧した空気を液体収容容器に送り込むことが行われていた(下記特許文献1,2参照)。
特開2001−253084号公報 特開2002−52737号公報
特許文献1に記載のインクジェット式記録装置は、空気を加圧する加圧ポンプと、加圧された空気の圧力を検出する圧力検出器とを備えている。そのため、この圧力検出器を用いて検出した加圧空気の圧力に応じて、空気供給系に異常が生じているかを判定することができる。
しかしながら、本体側(インクジェット式記録装置側)に設けられた圧力検出器のみを用いて異常の有無を判定する場合には、本体側に異常が生じているのか、液体収容容器側に異常が生じているのかを特定することは困難であった。また、インクジェット式記録装置が、複数の液体収容容器からインクの供給を受ける装置である場合には、どの液体収容容器に異常が生じているかを特定することも困難であった。
このような問題を考慮し、本発明が解決しようとする課題は、液体噴射装置から加圧空気の送り込みを受けて該液体噴射装置に液体を供給する液体収容容器に対して、加圧空気が正常に供給されているかを容易に判定可能とすることにある。
上記課題を踏まえ、本発明の一態様である液体収容容器を次のように構成した。
すなわち、液体噴射装置に供給される液体を収容する液体収容容器であって、
前記液体噴射装置から加圧流体が流入する流入口と、
前記液体を貯留する液体貯留室と、
前記液体貯留室と連通し、前記加圧流体の流入に伴って前記液体貯留室から流出した前記液体を前記液体噴射装置に供給する供給口と、
前記液体噴射装置から流入した加圧流体の圧力状態を検出する圧力検出部とを備える。
上記態様の液体収容容器は、液体噴射装置から流入した加圧流体の圧力状態を検出する圧力検出器を備えている。従って、加圧流体が液体収容容器まで正常に供給されているかを、この圧力検出器を用いることで容易に判定することが可能になる。また、液体噴射装置に複数の液体収容容器が装着される場合には、液体収容容器毎に正常に加圧流体が供給されているかを容易に判断することが可能になる。なお、圧力検出部によって検出された圧力状態は、液体収容容器自体がLED等の表示装置に表示してもよい。
上記態様の液体収容容器において、前記液体貯留室の少なくとも一部は、可撓性部材で構成されており、前記圧力検出部は、前記可撓性部材の変形を検知することで前記流入した加圧流体の圧力状態の検出を行うこととしてもよい。このような態様であれば、加圧流体の流入に伴って生じる可撓性部材の変形を検知することで、加圧流体が正常に供給されているかを容易に検出することが可能になる。
上記態様の液体収容容器は、更に、前記流入口と前記液体貯留室とを結ぶ流路と、前記流路中を通った前記加圧流体が一時的に蓄えられる圧力検出室とを備え、前記圧力検出室の少なくとも一部は、可撓性部材で構成されており、前記圧力検出部は、前記可撓性部材の変形を検知することで前記流入した加圧流体の圧力状態の検出を行うこととしてもよい。このような態様によっても、可撓性部材の変形を検知することで、加圧流体が供給されているかを容易に検出することが可能になる。
上記態様の液体収容容器は、更に、前記加圧流体の圧力に抗する方向に前記可撓性部材を付勢する付勢部材を備えていてもよい。このような態様であれば、前記付勢方向とは逆方向に生じる可撓性部材の変形を検知することで精度良く加圧流体の圧力状態を検出することができる。
上記態様の液体収容容器は、更に、前記可撓性部材の一部分に設けられた導電性部材と、前記可撓性部材の変形に応じて、前記導電性部材と接触又は非接触状態となる電極とを備え、前記圧力検出部は、前記導電性部材と前記電極との接触状態を検知することで、前記流入した加圧流体の圧力状態を検出することとしてもよい。このような態様によれば、導電性部材と電極の導通状態を検知するだけで、容易に、加圧流体の圧力状態を検出することが可能になる。
上記態様の液体収容容器において、前記液体貯留室は、内部に前記液体が収容される可撓性の液体収容体を備えており、前記流入口は、前記液体貯留室と前記液体収容体とによって区画される空間に連通し、前記供給口は、前記液体貯留室内の液体収容体と連通していることとしてもよい。このような態様によれば、加圧流体が直接、液体収容体内の液体に接触することがないので、液体の保存状態を良好に保つことが可能になる。
上記態様の液体収容容器は、前記検出された圧力状態を示す信号を前記液体噴射装置に出力する信号出力部を備えていてもよい。このような態様であれば、液体噴射装置が、信号出力部から出力された信号に応じて液体収容容器に対する液体の供給異常を検出することが可能になる。
更に、本発明は、次のような液体噴射装置としての態様を採ることも可能である。
すなわち、本発明の一態様である液体噴射装置は、
上述したいずれかの態様の液体収容容器が装着可能な液体噴射装置であって、
前記加圧流体を前記液体収容容器に供給する加圧流体供給部と、
前記液体収容容器から供給された液体を噴射する噴射部とを備える。
上記態様の液体噴射装置は、更に、前記液体収容容器の信号出力部から出力された前記信号を入力し、該入力した信号に応じて前記加圧流体が正常に前記液体収容容器に供給されたかを判定する異常判定部を備えていてもよい。このような態様の液体噴射装置であれば、液体収容容器から出力された信号を用いて、加圧空気が正常に供給されたかを判定することができる。
上記態様の液体噴射装置は、更に、前記加圧流体供給部から前記液体収容容器に供給される前記加圧流体の圧力を検出する圧力センサを備え、前記異常判定部は、前記液体収容容器から入力した前記信号と、前記圧力センサによって検出した前記加圧流体の圧力とに基づき、異常の発生箇所を特定することとしてもよい。このような態様によれば、液体収容容器側と液体噴射装置側の両者の加圧流体の圧力状態を検出することで、異常が発生した箇所を特定することが可能になる。
上記態様の液体噴射装置において、前記異常判定部は、前記液体収容容器側の前記加圧流体の圧力状態と、前記液体噴射装置側の前記加圧流体の圧力状態とに応じて予め異常発生箇所が定義された所定のテーブルを参照することで、前記異常の発生箇所を特定してもよい。このような態様によれば、テーブルを参照するだけで、容易に異常の発生箇所を特定することが可能になる。
上記態様の液体噴射装置において、前記液体収容容器は、更に、不揮発性の記憶装置を備え、前記異常判定部は、前記判定の結果を、前記記憶装置に書き込む手段を備えていてもよい。このような態様であれば、液体収容容器が備える記憶装置に、異常判定の結果が書き込まれるので、使用済みの液体収容容器を回収した際に、異常の発生頻度や発生箇所の情報を効率的に収集することが可能になる。
なお、本発明は、上述した液体収容容器や液体噴射装置としての構成のほか、液体収容容器の異常判定方法や、異常判定を行うためのコンピュータプログラムとしても構成することができる。かかるコンピュータプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、メモリカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づき次の順序で説明する。
A.第1実施例:
(A1)インクジェット式記録装置の概略構成:
(A2)液体収容容器の詳細な構成:
(A3)異常判定処理:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.第4実施例:
E.変形例:
A.第1実施例:
(A1)インクジェット式記録装置の概略構成:
図1は、インクジェット式記録装置の概略構成を示す説明図である。本実施例のインクジェット式記録装置1は、液体収容容器10と液体噴射装置20とから構成される。本実施例の液体噴射装置20は、記録ヘッド21から記録媒体にインクを吐出して画像や文字を印刷する装置である。液体収容容器10a〜10dは、この液体噴射装置20の容器装着部に装着される着脱自在なカートリッジ式の容器であり、液体噴射装置20の記録ヘッド21に対してインクの供給を行う。
本実施例の液体噴射装置20には、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックのインクがそれぞれ収容された4つの液体収容容器10a〜10dが装着される。これらの液体収容容器10a〜10dは、すべて同一の構成を有している。そのため、以下では、これらをまとめて、「液体収容容器10」と記載する。なお、本実施例の液体噴射装置20は、4色分の液体収容容器10が装着されることとするが、ブラックインクの収容された液体収容容器10のみが装着されて、モノクロの印刷を行うこととしてもよい。また、ライトシアンやライトマゼンタ等の他のインクの収容された液体収容容器10が更に装着されて、より多くのインクを用いて印刷を行うこととしてもよい。
図1に示すように、液体収容容器10は、液体貯留室11と、圧力検出器12と、インタフェース基板13とを備えている。液体貯留室11には、液体噴射装置20に供給するインクが蓄えられている。圧力検出器12は、液体噴射装置20から液体収容容器10に供給される加圧空気の圧力状態を検出するためのセンサである。
インタフェース基板13は、液体収容容器10が液体噴射装置20に装着された際に、圧力検出器12と、液体噴射装置20の制御回路22とを電気的に接続するための端子を備えている。インタフェース基板13は、更に、不揮発性の記憶メモリであるEEPROM14を備えている。このEEPROM14には、液体収容容器10の製造者IDや型番、シリアル番号、製造日等の情報が記録されている。液体収容容器10が液体噴射装置20に装着されると、このEEPROM14の入出力ポートも、インタフェース基板13を通じて、液体噴射装置20の制御回路22に接続される。なお、インタフェース基板13は、例えば、無線通信回路を備え、これにより、制御回路22と無線による通信を行うものとしてもよい。
液体噴射装置20は、図示するように、空気を加圧する加圧ポンプ23と、加圧された空気を液体収容容器10に供給する空気流路24と、液体収容容器10から供給されたインクを記録ヘッド21に導くインク流路25と、インク流路25によって導かれたインクを記録媒体に吐出する記録ヘッド21と、記録ヘッド21によるインクの吐出制御を行う制御回路22とを備えている。
制御回路22は、CPU61とROM62とRAM63とを備えている。CPU61は、ROM62に記録された制御プログラムをRAM63にロードして実行することで、記録ヘッド21によるインクの吐出制御や、後述する異常判定処理を行う。
空気流路24は、加圧ポンプ23によって大気圧よりも高い圧力に加圧された空気を、液体収容容器10に供給する流路である。空気流路24には、圧力センサ26と大気開放弁27とが備えられている。空気流路24は4つに分岐され、それぞれの分岐流路が各液体収容容器10a〜10dに並列的に接続される。なお、本実施例では、加圧流体として空気を加圧して使用することとしたが、他の気体あるいはインクと混合しない液体を加圧して液体収容容器10に供給することとしてもよい。
圧力センサ26と大気開放弁27とは、制御回路22に接続されている。制御回路22は、圧力センサ26によって空気流路24内の空気の圧力を検出し、その圧力に応じて、加圧ポンプ23のフィードバック制御を行う。このような制御により、加圧空気の圧力は、液体噴射装置20の記録ヘッド21からインクが最適な状態で吐出されるように適宜調整される。制御回路22は、圧力センサ26を用いて検出した加圧空気の圧力が所定の基準圧力よりも高い場合には、その圧力状態が「高」状態であると判断し、所定の圧力よりも低い場合には、圧力状態が「低」状態であると判断する。
インク流路25は、液体収容容器10a〜10dからそれぞれ供給されたインクを、記録ヘッド21まで導く流路である。記録ヘッド21は、インクの種類に対応して4種類のノズルを備えており、各種類のノズルと、各液体収容容器10a〜10dとは、1対1の関係で接続されている。インク流路25には、開閉弁28が備えられている。開閉弁28は、例えば、液体噴射装置20の電源がオフにされる場合や、液体収容容器10が液体噴射装置20から取り外される場合に制御回路22によって閉弁される。なお、開閉弁28として、逆止弁を採用することも可能である。
(A2)液体収容容器の詳細な構成:
図2は、液体収容容器10の内部構成を示す断面図である。図示するように、液体収容容器10は、ケース31と、これを上部から覆う蓋部32とを備えており、内部に、圧力検出器12と液体貯留室11とを備えている。液体貯留室11には、インクが貯留されている。ケース31には、液体貯留室11に連通する空気流入口33と液体供給口34とが設けられている。
空気流入口33には、図1に示した空気流路24が接続される。空気流路24から供給された加圧空気は、この空気流入口33から、液体貯留室11内に流入する。空気流入口33には、逆止弁35が備えられている。この逆止弁35により、液体貯留室11から空気流路24内にインクが流入してしまうことが防止される。
液体供給口34には、図1に示したインク流路25が接続される。液体貯留室11に加圧空気が流入すると、その圧力に応じて、液体貯留室11内のインクが液体供給口34から押し出される。そうすると、インク流路25を通って、インクが、液体噴射装置20の記録ヘッド21に供給される。この液体供給口34には、液体収容容器10が液体噴射装置20から取り外された際に、外部にインクが漏出してしまうことを防止するための漏出防止機構が備えられている。
圧力検出器12は、液体貯留室11の上面に設けられた可撓性のフィルム部材36と、受圧板37と、圧力調整バネ38と、2本の電極39とから構成される。
液体貯留室11の上面に設けられたフィルム部材36の中心部には、導電性の受圧板37が取り付けられている。この受圧板37と蓋部32との間には、受圧板37およびフィルム部材36を、液体貯留室11の容積が小さくなる方向(換言すれば、加圧流体に抗する方向)に付勢する圧力調整バネ38が設けられている。2本の電極39は、インタフェース基板13に接続されており、受圧板37の上部まで延伸している。これらの電極39は、それぞれ、先端部が、受圧板37に対向するように配置されている。
液体貯留室11に加圧空気が流入していない場合には、圧力調整バネのバネ力によって、受圧板37はフィルム部材36とともに液体貯留室11に向けて押し下げられる。この状態では、電極39と導電性の受圧板37とは非接触状態となる。つまり、2本の電極39間は、非導通状態となる。
これに対して、液体貯留室11に加圧空気が流入すると、その圧力によって、フィルム部材36が受圧板37とともに圧力調整バネ38に抗して押し上げられて変形する(図中の矢印参照)。この結果、導電性の受圧板37が2本の電極39に接触し、2本の電極39は導通状態となる。
液体噴射装置20の制御回路22は、電極39に電流を流して、その導通状態を検知することで、液体収容容器10に供給された加圧空気の圧力状態、つまり、加圧空気の流入の有無を検出することができる。制御回路22が、一方の電極に所定の電圧を印加すると、他方の電極からは、加圧空気の圧力状態を示す信号としてハイもしくはローの電圧信号が出力される。具体的には、液体収容容器10から出力された電圧信号がハイの場合は、加圧空気の圧力が所定の圧力よりも高い状態であることを表し、ローの場合には、加圧空気の圧力が所定の圧力よりも低い状態であることを表す。なお、この「所定の圧力」は、圧力調整バネ38のバネ力を調整することで、適宜変更することが可能である。
(A3)異常判定処理:
図3は、液体噴射装置20の制御回路22が実行する異常判定処理のフローチャートである。この異常判定処理は、例えば、液体収容容器10が液体噴射装置20に装着された状態で、液体噴射装置20の電源が投入された場合に実行される。
この異常判定処理が実行されると、制御回路22は、まず、加圧ポンプ23を駆動して、各液体収容容器10a〜10dに、加圧空気を供給する(ステップS10)。そして、液体噴射装置20側(以下、「本体側」ともいう)の空気流路24中に設けられた圧力センサ26と、液体収容容器10a〜10d側(以下、「カートリッジ側」ともいう)に設けられた圧力検出器12とを用いて、それぞれの圧力状態を検出する(ステップS20)。
本体側と全てのカートリッジ側の加圧状態を検出すると、制御回路22は、それぞれの圧力状態に応じてROM62に記憶された所定の異常判定テーブルTBLを参照し、空気供給系の異常の有無を判定する(ステップS30)。このように、本実施例では、異常判定テーブルTBLを参照することで、異常の有無を判定することとするが、もちろん、関数や条件式等を用いて異常の有無を判定することとしてもよい。
図3内には、異常判定テーブルTBLの一例を示している。異常判定テーブルTBLには、本体側の圧力センサ26が検出した圧力状態(「高」もしくは「低」)と、カートリッジ側の圧力検出器12が検出した圧力状態(「高」もしくは「低」)との組み合わせに応じて、4種類の異常判定結果が定義されている。
図3に示した異常判定テーブルTBLに従えば、本体側とカートリッジ側の圧力が、すべて、「高」状態であれば、異常なしと判断される。この場合には、正常に空気が加圧され、この加圧空気が、すべてのカートリッジの液体貯留室11に供給されたと判断できるためである。
これに対して、カートリッジ側の圧力と、本体側の圧力とが共に「低」状態では、本体側に異常が生じていると判断される。このような場合には、加圧ポンプ23や大気開放弁27に異常が発生して、空気が加圧できない状態であると推定できるからである。
また、本体側の圧力が、「低」状態にもかかわらず、カートリッジ側の圧力が「高」状態であれば、カートリッジ側に異常が生じている判断される。本体側の圧力が低い状態では、本来、カートリッジ側の圧力が高くなるはずがなく、カートリッジ側の圧力検出器12に異常が生じていると推定できるからである。
更に、本体側の圧力が「高」状態で、カートリッジ側の圧力が「低」状態であれば、本体側からカートリッジ側の液体貯留室11に至る空気流路24のいずれかの部分が閉塞していると判断される。本体側の圧力が「高」状態であれば、空気は正常に加圧されていると判断できるからである。なお、1つでも、圧力が「高」状態のカートリッジがあれば、圧力が「低」状態の他のカートリッジに至る空気流路(分岐流路)が閉塞していると判断することができる。
制御回路22は、上記ステップS30において、いずれかの箇所に異常があると判定した場合には(ステップS40:Yes)、ステップS10で駆動した加圧ポンプ23を停止する(ステップS50)。そして、液体噴射装置20が備える表示部に、所定のエラーメッセージを表示する(ステップS60)。エラーは、音声によって通知しても良いし、ネットワークを介して他の装置(例えば、プリンタサーバ)に通知することとしてもよい。このとき、制御回路22は、エラーが発生した旨を示す情報を、液体収容容器10に備えられたEEPROM14に書き込むこととしてもよい。こうすることで、使用済みの液体収容容器10を回収した際に、エラーの発生頻度や発生箇所の情報を効率的に収集することが可能になる。
上記ステップS30において、異常なしと判定された場合には(ステップS40:No)、制御回路22は、加圧ポンプ23を駆動した状態に保ち、当該異常判定処理を終了する。当該異常判定処理の終了後には、印刷処理等が実行されることになる。
以上で説明した本実施例のインクジェット式記録装置1によれば、液体収容容器10側にも液体噴射装置20側にも加圧空気の圧力状態を検出するセンサ(圧力検出器12および圧力センサ26)を設けることとした。そのため、これらのセンサを用いて、液体収容容器10側と液体噴射装置20側の両者の加圧状態を検出することで、異常の発生箇所を容易に特定することが可能になる。
また、本実施例では、液体噴射装置20に装着された全ての液体収容容器10に圧力検出器12を設けることとした。そのため、液体収容容器10毎に個別に、異常の判定を行うことが可能になる。
また、本実施例の液体収容容器10が備える圧力検出器12は、可撓性のフィルム部材36の中央に導電性の受圧板37を設け、この受圧板37が2本の電極39に接触するか否かに応じて加圧空気の圧力状態を検出する構造とした。このような構造の圧力検出器12によれば、電源回路や複雑な配線を実装する必要がないので、簡易な構成で、液体収容容器10を製造することが可能になる。
B.第2実施例:
図4は、第2実施例における液体収容容器10Bの断面図である。図4に示した液体収容容器10Bの第1実施例と同類の構成要素には、第1実施例と同一の符号を付している。上述した第1実施例の液体収容容器10は、液体貯留室11の上部に可撓性のフィルム部材36を設けることで、液体貯留室11と圧力検出器12とを一体的に構成することとした。これに対して、本実施例では、液体貯留室11を液体収容容器10内に独立して配置し、この液体貯留室11と空気流入口33とを結ぶ空気流路40中に圧力検出器12を配置した。圧力検出器12と液体貯留室11の間には、空気流路40を通じてインクが外部に漏出することを防止するための逆止弁35が設けられている。
本実施例の圧力検出器12は、空気流入口33から流入した加圧空気が一時的に蓄えられる圧力検出室41を備えている。圧力検出室41の上部には、可撓性のフィルム部材36が設けられており、フィルム部材36の中央部には導電性の受圧板37が設けられている。受圧板37と蓋部32との間には、圧力調整バネ38が設けられており、受圧板37の上部には、インタフェース基板13から延伸された2本の電極39が配置されている。
以上で説明した第2実施例によれば、圧力検出室41と液体貯留室11とをそれぞれ独立して配置することとしたため、圧力検出室41を精度良く容易に組み立てることが可能になる。また、本実施例によれば、圧力検出室41の体積を小さくすることができるので、部品の小型化や、インタフェース基板13までの距離を短縮することが可能になり、コストダウンを図ることが可能になる。
C.第3実施例:
図5は、第3実施例における液体収容容器10Cの断面図である。本実施例の液体収容容器10Cは、第1実施例の液体収容容器10とほぼ同様の構成を有するが、図示するように、液体貯留室11内に、可撓性のインクパック44を備える点が異なる。このインクパック44内には、インクが液密状態で蓄えられている。インクパック44は、可撓性を有する樹脂フィルム層の上にアルミニウム層が積層形成されたアルミラミネートフィルムを2枚用意し、これらの周縁部を互いに貼り合わせることにより形成されている。インクパック44の一端部には液体供給口34が接続されており、この液体供給口34から液体噴射装置20の記録ヘッド21にインクが供給される。
本実施例では、空気流入口33は、液体貯留室11内の、インクパック44とケース31とフィルム部材36とによって区画された密閉空間に連通している。かかる空間に加圧空気が流入すると、加圧空気の圧力によって、インクパック44が収縮されて、液体供給口34からインクが流出する。また、かかる空間に加圧空気が流入すると、フィルム部材36と受圧板37とが、ともに上方に押し上げられることになる。
このような構造を採る本実施例の液体収容容器10Cによれば、液体噴射装置20から供給された加圧空気が、直接、インクに触れることがないので、インクの保存状態を良好に保つことが可能になる。なお、第1実施例では、空気流入口33からのインクの漏出を防ぐため、逆止弁35を備えることとしたが、本実施例では、空気流入口33からインクが漏れることはないため、逆止弁35を省略した構成とすることが可能である。
D.第4実施例:
図6は、第4実施例における液体収容容器10Dの断面図である。本実施例の液体収容容器10Dの全体的な構造は、図4に示した第2実施例の液体収容容器10Bと類似している。すなわち、液体貯留室11と圧力検出器12とを分離させて配置する構造を採っている。本実施例の液体収容容器10Dは、更に、第3実施例に示したように、インクをインクパック44内に収容する構造とした。このような構造によれば、第2実施例と第3実施例の両者の利点を備える液体収容容器10を構成することが可能になる。
E.変形例:
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれら実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、以下のような変形が可能である。
(変形例1):
図7および図8は、圧力検出器12の他の態様を示す説明図である。上述した各実施例では、可撓性のフィルム部材36の中央に導電性の受圧板37を配置し、この受圧板37が2本の電極39に接触するか否かに応じて加圧空気の圧力状態を検出することとした。これに対して、図7に示すように、蓋部32の下側に透過型フォトセンサ45を固定し、このフォトセンサ45に設けられたスリット部を遮光可能な遮光板46を受圧板37に設けることとしてもよい。また、図8に示すように、蓋部32の下側に反射型のフォトセンサ47を固定し、受圧板37から反射した光をこの反射型フォトセンサ47によって受光することとしてもよい。これらの構成によっても、加圧空気の流入に伴って生じる可撓性のフィルム部材36と受圧板37の変位を検知することが可能である。なお、フォトセンサを用いて圧力検出器12を構成する場合には、受圧板37は、非導電性であってもよい。もちろん、これらの構成以外にも、例えば、半導体圧力センサを液体収容容器10内の空気流路等に実装することで加圧空気の圧力状態を検出することも可能である。
(変形例2):
上述した実施例では、本体側にも圧力センサ26を設けることとした。これに対して、本体側の圧力センサ26は省略することとし、カートリッジ側の圧力検出器12のみを用いて異常判定を行うこととしてもよい。このような構成であっても、空気供給系のいずれかの部位に異常が発生したことを検出することができる。また、本体側に異常が生じていないと仮定すれば、複数の液体収容容器10のうち、異常が生じた液体収容容器10を特定することが可能になる。
(変形例3):
上述した実施例では、液体噴射装置20側の制御回路22が、液体収容容器10に設けられた2本の電極39と導電性の受圧板37の導通状態をインタフェース基板13を介して検知することで、加圧空気の圧力状態を検出することとした。すなわち、液体噴射装置20が主体となって、液体収容容器10に供給された加圧空気の圧力状態を検出することとした。これに対して、液体収容容器10自体に、加圧空気の圧力を検出する回路を設けることで、液体収容容器10が主体となって、自身に供給された加圧空気の圧力状態を検出してもよい。また、加圧空気の圧力状態だけではなく、液体収容容器10自体が自身の異常の有無を判定することとしてもよい。異常判定の結果は、インタフェース基板13を介して、液体噴射装置20に伝送することが可能である。また、液体収容容器10のいずれかの部位に実装したLED等の表示装置を点灯させることで、液体収容容器10自体が、異常の有無をユーザに提示することも可能である。
(変形例4):
上述した実施例では、液体噴射装置20に装着される全ての液体収容容器10が圧力検出器12を備えることとした。これに対して、液体噴射装置20に装着される一部の液体収容容器10だけが圧力検出器12を備えていてもよい。この場合、例えば、圧力検出器12の有無を示す情報が、各液体収容容器10のEEPROM14に記録されていれば好適である。こうすることで、液体噴射装置20の制御回路22は、EEPROM14からこの情報を読み込み、圧力検出器12の有無に応じて各液体収容容器10に対する異常判定処理の処理内容を変更することが可能になる。具体的には、制御回路22は、圧力検出器12を備えた液体収容容器10に対しては、上述した第1実施例と同様の処理を行い、圧力検出器12を備えていない液体収容容器10に対しては、本体側の圧力センサ26だけを用いて、異常の有無を判定する。
(変形例5):
上述した実施例では、液体噴射装置20に備えられた制御回路22が異常の有無を判定することとした。これに対して、例えば、液体収容容器10の構造を、フィルム部材36の変形状態が目視可能な構造とすることで、ユーザ自身が異常の有無を判定することも可能である。
(変形例6):
上述した実施例では、液体収容容器10が装着される装置は、インクジェット式の記録装置1であるものとした。しかし、液体収容容器10が装着される装置の形態はこれに限られない。例えば、液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置や、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等の装置が挙げられる。
インクジェット式記録装置の概略構成を示す説明図である。 液体収容容器の内部構成を示す断面図である。 異常判定処理のフローチャートである。 第2実施例における液体収容容器の断面図である。 第3実施例における液体収容容器の断面図である。 第4実施例における液体収容容器の断面図である。 圧力検出器の他の態様を示す説明図である。 圧力検出器の他の態様を示す説明図である。
符号の説明
10…液体収容容器
11…液体貯留室
12…圧力検出器
13…インタフェース基板
14…EEPROM
20…液体噴射装置
21…記録ヘッド
22…制御回路
23…加圧ポンプ
24…空気流路
25…インク流路
26…圧力センサ
27…大気開放弁
28…開閉弁
31…ケース
32…蓋部
33…空気流入口
34…液体供給口
35…逆止弁
36…フィルム部材
37…受圧板
38…圧力調整バネ
39…電極
40…空気流路
41…圧力検出室
44…インクパック
45…透過型フォトセンサ
46…遮光板
47…反射型フォトセンサ
61…CPU
62…ROM
63…RAM

Claims (12)

  1. 液体噴射装置に供給される液体を収容する液体収容容器であって、
    前記液体噴射装置から加圧流体が流入する流入口と、
    前記液体を貯留する液体貯留室と、
    前記液体貯留室と連通し、前記加圧流体の流入に伴って前記液体貯留室から流出した前記液体を前記液体噴射装置に供給する供給口と、
    前記液体噴射装置から流入した加圧流体の圧力状態を検出する圧力検出部と
    を備える液体収容容器。
  2. 請求項1に記載の液体収容容器であって、
    前記液体貯留室の少なくとも一部は、可撓性部材で構成されており、
    前記圧力検出部は、前記可撓性部材の変形を検知することで前記流入した加圧流体の圧力状態の検出を行う
    液体収容容器。
  3. 請求項1に記載の液体収容容器であって、
    更に、前記流入口と前記液体貯留室とを結ぶ流路と、
    前記流路中を通った前記加圧流体が一時的に蓄えられる圧力検出室とを備え、
    前記圧力検出室の少なくとも一部は、可撓性部材で構成されており、
    前記圧力検出部は、前記可撓性部材の変形を検知することで前記流入した加圧流体の圧力状態の検出を行う
    液体収容容器。
  4. 請求項2または請求項3に記載の液体収容容器であって、
    更に、前記加圧流体の圧力に抗する方向に前記可撓性部材を付勢する付勢部材を備える
    液体収容容器。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の液体収容容器であって、
    更に、前記可撓性部材の一部分に設けられた導電性部材と、
    前記可撓性部材の変形に応じて、前記導電性部材と接触又は非接触状態となる電極とを備え、
    前記圧力検出部は、前記導電性部材と前記電極との接触状態を検知することで、前記流入した加圧流体の圧力状態を検出する
    液体収容容器。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の液体収容容器であって、
    前記液体貯留室は、内部に前記液体が収容される可撓性の液体収容体を備えており、
    前記流入口は、前記液体貯留室と前記液体収容体とによって区画される空間に連通し、
    前記供給口は、前記液体貯留室内の液体収容体と連通している
    液体収容容器。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の液体収容容器であって、
    更に、前記検出された圧力状態を示す信号を前記液体噴射装置に出力する信号出力部
    を備える液体収容容器。
  8. 請求項7に記載の液体収容容器が装着可能な液体噴射装置であって、
    前記加圧流体を前記液体収容容器に供給する加圧流体供給部と、
    前記液体収容容器から供給された液体を噴射する噴射部と
    を備える液体噴射装置。
  9. 請求項8に記載の液体噴射装置であって、
    更に、前記液体収容容器の信号出力部から出力された前記信号を入力し、該入力した信号に応じて前記加圧流体が正常に前記液体収容容器に供給されたかを判定する異常判定部
    を備える液体噴射装置。
  10. 請求項9に記載に液体噴射装置であって、
    更に、前記加圧流体供給部から前記液体収容容器に供給される前記加圧流体の圧力を検出する圧力センサを備え、
    前記異常判定部は、前記液体収容容器から入力した前記信号と、前記圧力センサによって検出した前記加圧流体の圧力とに基づき、異常の発生箇所を特定する
    液体噴射装置。
  11. 請求項10に記載の液体噴射装置であって、
    前記異常判定部は、前記液体収容容器側の前記加圧流体の圧力状態と、前記液体噴射装置側の前記加圧流体の圧力状態とに応じて予め異常発生箇所が定義された所定のテーブルを参照することで、前記異常の発生箇所を特定する
    液体噴射装置。
  12. 請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の液体噴射装置であって、
    前記液体収容容器は、更に、不揮発性の記憶装置を備えており、
    前記異常判定部は、前記判定の結果を、前記記憶装置に書き込む手段を備える
    液体噴射装置。
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