JP2009072796A - スポット溶接装置及びその電流制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被溶接物を一対の電極間に挟み込み、該電極間に電流を流して前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置において、前記電極先端の摩耗量に基づき前記電極間に流す電流値を制御し、高精度の溶接を行うことのできるスポット溶接装置及びその電流制御方法を提供する。
【解決手段】被溶接物を一対の電極1,2間に挟み込み、前記電極間を通電することにより前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置100において、前記電極1,2の先端径を検出する先端径検出手段5,6と、前記先端径検出手段5,6が検出した電極の先端径に基づき、電極間に流す所定の電流値を決定する溶接電流決定手段5と、前記溶接電流決定手段5が決定した電流値に基づき前記電極1,2間に流す電流を制御する溶接電流制御手段4とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】被溶接物を一対の電極1,2間に挟み込み、前記電極間を通電することにより前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置100において、前記電極1,2の先端径を検出する先端径検出手段5,6と、前記先端径検出手段5,6が検出した電極の先端径に基づき、電極間に流す所定の電流値を決定する溶接電流決定手段5と、前記溶接電流決定手段5が決定した電流値に基づき前記電極1,2間に流す電流を制御する溶接電流制御手段4とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば2枚の鋼板を一対の電極チップで挟み込んで圧着させ、電極間に所定の電流を流し、その抵抗熱により接合するスポット溶接装置及びその電流制御方法に関する。
スポット溶接装置においては、図4に示すように例えば2枚の重ねられたワーク(被溶接物である鋼板等)W1、W2を、一対の電極チップ50、51でクランプして(挟み込んで)圧着させ、電極間に所定の電流(溶接電流と呼ぶ)を流すことにより溶接する。
ところで、このようなスポット溶接装置にあっては、溶接の度に電極チップ50、51をワークW1、W2に押圧するため、溶接回数が増加するにつれ電極チップ50、51の先端部が摩耗する(変形する)。
例えば図5に示す電極先端部(図5(a)は側面図、図5(b)は底面図)を未使用の電極チップのものとした場合、電極先端が摩耗すると、図6に示す電極先端部(図6(a)は側面図、図6(b)は底面図)のように、その先端部の径がd1からd2に拡径する。
例えば図5に示す電極先端部(図5(a)は側面図、図5(b)は底面図)を未使用の電極チップのものとした場合、電極先端が摩耗すると、図6に示す電極先端部(図6(a)は側面図、図6(b)は底面図)のように、その先端部の径がd1からd2に拡径する。
従来、電極チップの摩耗度合については、目視による経験で判断したり、或いは打点数をカウントして、その使用不可となる寿命を判断していたが、それらの方法は正確ではないため、自動的に所定量の摩耗を検出する装置、方法も開示されている(特許文献1、2)。
ところで、前記のように電極チップの先端部が次第に摩耗して拡径すると、ワークとの接触面積も増大し、単位面積あたりの電流値が減少する。
したがって、電極チップが使用不可となる寿命前であっても、電極先端の摩耗の進行に伴い、溶接電流を増加させなければ溶接強度を維持出来ないという課題があった。
したがって、電極チップが使用不可となる寿命前であっても、電極先端の摩耗の進行に伴い、溶接電流を増加させなければ溶接強度を維持出来ないという課題があった。
このような課題に対し従来は、使用する電極チップの使用限界(打点数)を定め、例えば図7のグラフに示すように、電極チップの使用が限界となるまでの打点数(限界値)を例えば10等分し、夫々の打点数の段階で溶接電流が増加するよう電流値を設定していた。
尚、打点数の増加と共に電流値が増加する電流のステップアップ率は、従来、全ての溶接機について一律に決められていた。
特開平7−232281号公報
特開平8−224671号公報
尚、打点数の増加と共に電流値が増加する電流のステップアップ率は、従来、全ての溶接機について一律に決められていた。
しかしながら、ワークを溶接する際の条件(溶接条件)は、様々なワークの材質・板厚・組み合わせがあり、例えば自動車の溶接の場合、数百条件にも及ぶ。さらに、ワーク同士、或いは、電極とワークとの面直状況など、複数の要素を含んでいる。
したがって、実際には全ての溶接機の電極摩耗量を一律に判断できるものではなく、摩耗量を打点数のみで電流値のステップアップ率を決定しても、実際の摩耗量に適した電流値と一致せず、精度よい溶接が出来ないという課題があった。
したがって、実際には全ての溶接機の電極摩耗量を一律に判断できるものではなく、摩耗量を打点数のみで電流値のステップアップ率を決定しても、実際の摩耗量に適した電流値と一致せず、精度よい溶接が出来ないという課題があった。
また従来、電極に流す電流不足を確実に回避するために、前記多種にわたる溶接条件のうち、摩耗度が最も速い条件(最悪条件)を想定し、電流値のステップアップ率を決定していた。
しかしながら、摩耗量に対して過電流となる場合があり、摩耗が促進され、バリ・スパッタ等の発生を引き起こす上に、無駄に電力を消費するという課題があった。
しかしながら、摩耗量に対して過電流となる場合があり、摩耗が促進され、バリ・スパッタ等の発生を引き起こす上に、無駄に電力を消費するという課題があった。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、被溶接物を一対の電極間に挟み込み、前記電極間に電流を流して前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置において、前記電極先端の摩耗量に基づき前記電極間に流す電流値を制御し、高精度の溶接を行うことのできるスポット溶接装置及びその電流制御方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係るスポット溶接装置は、被溶接物を一対の電極間に挟み込み、該電極間を通電することにより前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置において、前記電極の先端径を検出する先端径検出手段と、前記先端径検出手段が検出した電極の先端径に基づき、電極間に流す所定の電流値を決定する溶接電流決定手段と、前記溶接電流決定手段が決定した電流値に基づき前記電極間に流す電流を制御する溶接電流制御手段とを備えることに特徴を有する。
このように構成することにより、所定の打数からなる各溶接サイクルに移行する前に、電極の先端径を検出し、その径に適した溶接電流値を適用することができる。
したがって、溶接を重ねることで電極チップ先端の摩耗が進行しても、溶接の各サイクルにおいて最適な溶接電流値を設定することができ、ワークの溶接を高精度に行うことができる。
また、電極間に流す電流が過電流となることがないため、摩耗の進行が促進されることなく、バリ・スパッタ等の発生や無駄な電力消費を抑制することができる。
したがって、溶接を重ねることで電極チップ先端の摩耗が進行しても、溶接の各サイクルにおいて最適な溶接電流値を設定することができ、ワークの溶接を高精度に行うことができる。
また、電極間に流す電流が過電流となることがないため、摩耗の進行が促進されることなく、バリ・スパッタ等の発生や無駄な電力消費を抑制することができる。
また、前記先端径検出手段は、前記一対の電極による加圧力を検出する圧力検出手段を備え、前記圧力検出手段が検出した圧力値に基づき、前記電極の先端径を求めることが望ましい。
このような構成によれば、例えば圧力検出手段を感圧シートとし、これをクランプすることにより圧力値を求め、これに基づき、演算或いはルックアップテーブル等により容易に電極の先端径を求めることができる。
このような構成によれば、例えば圧力検出手段を感圧シートとし、これをクランプすることにより圧力値を求め、これに基づき、演算或いはルックアップテーブル等により容易に電極の先端径を求めることができる。
また、前記溶接電流決定手段は、前記電極の先端径の値に対して電流値が定められたルックアップテーブルと、前記ルックアップテーブルを記憶する記憶手段とを有し、前記先端径検出手段が検出した電極の先端径に対し、前記ルックアップテーブルを参照することにより所定の電流値を決定することが望ましい。
このように構成することにより、電極の先端径に対する最適な電流値を容易に求めることができる。
このように構成することにより、電極の先端径に対する最適な電流値を容易に求めることができる。
また、課題を解決するために、本発明に係るスポット溶接装置の電流制御方法は、被溶接物を一対の電極間に挟み込み、該電極間を通電することにより前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置の電流制御方法であって、前記電極の先端径を検出するステップと、前記電極の先端径に基づき、電極間に流す所定の電流値を決定するステップと、前記決定した電流値に基づき前記電極間に流す電流値を制御するステップとを実行することに特徴を有する。
このような方法によれば、所定の打数からなる各溶接サイクルに移行する前に、電極の先端径を検出し、その径に適した溶接電流値を適用することができる。
したがって、溶接を重ねることで電極チップ先端の摩耗が進行しても、溶接の各サイクルにおいて最適な溶接電流値を設定することができ、ワークの溶接を高精度に行うことができる。
また、電極間に流す電流が過電流となることがないため、摩耗の進行が促進されることなく、バリ・スパッタ等の発生や無駄な電力消費を抑制することができる。
このような方法によれば、所定の打数からなる各溶接サイクルに移行する前に、電極の先端径を検出し、その径に適した溶接電流値を適用することができる。
したがって、溶接を重ねることで電極チップ先端の摩耗が進行しても、溶接の各サイクルにおいて最適な溶接電流値を設定することができ、ワークの溶接を高精度に行うことができる。
また、電極間に流す電流が過電流となることがないため、摩耗の進行が促進されることなく、バリ・スパッタ等の発生や無駄な電力消費を抑制することができる。
また、前記電極の先端径を検出するステップにおいて、前記一対の電極による加圧力を検出するステップと、前記検出した圧力値に基づき、前記電極の先端径を求めるステップとを実行することが望ましい。
このような一連のステップにおいて、例えば感圧シートを一対の電極でクランプすることにより圧力値を検出することができ、さらに、検出した圧力値に基づき、演算或いはルックアップテーブル等により容易に電極の先端径を求めることができる。
このような一連のステップにおいて、例えば感圧シートを一対の電極でクランプすることにより圧力値を検出することができ、さらに、検出した圧力値に基づき、演算或いはルックアップテーブル等により容易に電極の先端径を求めることができる。
また、前記電極の先端径に基づき、所定の電流値を決定するステップにおいて、前記電極の先端径の値に対して電流値が定められたルックアップテーブルを参照することにより所定の電流値を決定するステップを実行することが望ましい。
このようにすれば、電極の先端径に対する最適な電流値を容易に求めることができる。
このようにすれば、電極の先端径に対する最適な電流値を容易に求めることができる。
本発明によれば、被溶接物を一対の電極間に挟み込み、前記電極間に電流を流して前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置において、前記電極先端の摩耗量に基づき前記電極間に流す電流値を制御し、高精度の溶接を行うことのできるスポット溶接装置及びその電流制御方法を得ることができる。
以下、本発明に係るスポット溶接装置及びその電流制御方法の実施の形態について図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係るスポット溶接装置の概略構成を示すブロック図である。図示するように、このスポット溶接装置100は、例えば2枚の鋼板(被溶接物)からなるワーク(図示せず)を、一対の対向する電極チップ(電極)1、2によりクランプして(挟み込み)圧着させ、電極間に所定の電流を流し、その抵抗熱により接合するものである。
図1は、本発明に係るスポット溶接装置の概略構成を示すブロック図である。図示するように、このスポット溶接装置100は、例えば2枚の鋼板(被溶接物)からなるワーク(図示せず)を、一対の対向する電極チップ(電極)1、2によりクランプして(挟み込み)圧着させ、電極間に所定の電流を流し、その抵抗熱により接合するものである。
電極チップ1、2は、スポットガン3の先端に互いに対向するよう取り付けられ、ワークをクランプできるよう設けられている。尚、スポットガン3は図示しないロボットに取り付けられており、そのロボットにより複数の打点位置に移動するよう構成されている。
また、前記スポットガン3には、溶接タイマ4(溶接電流制御手段)が接続され、溶接タイマ4に設定された溶接時の電流値等に基づき、スポットガン3が電極チップ1、2間に電流を流すようになされている。
また、前記スポットガン3には、溶接タイマ4(溶接電流制御手段)が接続され、溶接タイマ4に設定された溶接時の電流値等に基づき、スポットガン3が電極チップ1、2間に電流を流すようになされている。
また、溶接タイマ4は制御装置5に接続され、溶接タイマ4へのパラメータ設定は制御装置5により行われる。
制御装置5には、押圧された際、その圧力を検出するための感圧シート6(圧力検出手段)が接続され、この感圧シート6が検出した圧力値が入力されるようになされている。
制御装置5には、押圧された際、その圧力を検出するための感圧シート6(圧力検出手段)が接続され、この感圧シート6が検出した圧力値が入力されるようになされている。
また、制御装置5は、入力された圧力値から電極先端の接触面積を求め、その面積から電極先端径を算出するようになされている。
或いは、予め電極チップの種類に応じて圧力値に対する電極先端径を定めたルックアップテーブルを不揮発メモリ等の記憶手段5aに記録しておき、変換時に参照するようにしてもよい。
このように、感圧シート6、制御装置5により先端径検出手段が構成されている。
或いは、予め電極チップの種類に応じて圧力値に対する電極先端径を定めたルックアップテーブルを不揮発メモリ等の記憶手段5aに記録しておき、変換時に参照するようにしてもよい。
このように、感圧シート6、制御装置5により先端径検出手段が構成されている。
また、制御装置5は、不揮発メモリ等の記憶手段5aを有し、この記憶手段5aには、(摩耗により変化する)電極先端径と(その径に対し最適な)電流値との対応関係を予め記録したルックアップテーブルが記録されている。尚、このルックアップテーブルをグラフで表せば、例えば図2に示すグラフ曲線となる。
続いて、このように構成されたスポット溶接装置100による電極チップ1、2への電流制御方法について図3のフローに基づき説明する。
先ず、所定の打数からなる1サイクルの溶接作業を所定の電流値で行う(図3のステップS1)。
先ず、所定の打数からなる1サイクルの溶接作業を所定の電流値で行う(図3のステップS1)。
2サイクル目に移行する前において、感圧シート6を電極チップ1,2によりクランプし、所定の圧力でシート6を押圧する(図3のステップS2)。
制御装置5は、感圧シート6から検出圧力値を取得し、得られた圧力値に対応する電極先端径を検出する(図3のステップS3)。
制御装置5は、感圧シート6から検出圧力値を取得し、得られた圧力値に対応する電極先端径を検出する(図3のステップS3)。
電極先端径を検出すると、制御装置5は、溶接電流決定手段として機能し、電極先端径と(最適な)電流値との対応関係を予め定めたルックアップテーブルを参照し、次サイクルで用いる電流値を決定する(図3のステップS4)。
制御装置5は、前記決定した電流値を溶接タイマ4に設定し、溶接タイマ4によりスポットガン3を制御し、2サイクル目における溶接を実行させる(図3のステップS5)。
制御装置5は、前記決定した電流値を溶接タイマ4に設定し、溶接タイマ4によりスポットガン3を制御し、2サイクル目における溶接を実行させる(図3のステップS5)。
尚、3サイクル目以降においても、そのサイクルに移行する前において、前記したステップS2乃至S5を実行することにより、その都度、最適な電流値を電極間に通電することができ、高精度の溶接を行うことができる。
以上のように本発明に係るスポット溶接装置及びその電流制御方法の実施の形態によれば、所定の打数からなる各溶接サイクルに移行する前に、感圧シート6への圧力値に基づき電極チップ1,2の先端径が測定され、その径に適した溶接電流値がルックアップテーブルに従い決定される。
したがって、溶接を重ねることで電極チップ1、2先端の摩耗が進行しても、溶接の各サイクルにおいて最適な溶接電流値を設定することができ、ワークの溶接を高精度に行うことができる。
また、電極間に流す電流が過電流となることがないため、摩耗の進行が促進されることなく、バリ・スパッタ等の発生や無駄な電力消費を抑制することができる。
したがって、溶接を重ねることで電極チップ1、2先端の摩耗が進行しても、溶接の各サイクルにおいて最適な溶接電流値を設定することができ、ワークの溶接を高精度に行うことができる。
また、電極間に流す電流が過電流となることがないため、摩耗の進行が促進されることなく、バリ・スパッタ等の発生や無駄な電力消費を抑制することができる。
本発明は、車両組立工程等の薄鋼板の重ね溶接に用いられるスポット溶接装置及びその電流制御方法に好適に用いることができる。
1 電極チップ(電極)
2 電極チップ(電極)
3 スポットガン
4 溶接タイマ(溶接電流制御手段)
5 制御装置(先端径検出手段、溶接電流決定手段)
5a 記憶手段
6 感圧シート(先端径検出手段)
100 スポット溶接装置
2 電極チップ(電極)
3 スポットガン
4 溶接タイマ(溶接電流制御手段)
5 制御装置(先端径検出手段、溶接電流決定手段)
5a 記憶手段
6 感圧シート(先端径検出手段)
100 スポット溶接装置
Claims (6)
- 被溶接物を一対の電極間に挟み込み、該電極間を通電することにより前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置において、
前記電極の先端径を検出する先端径検出手段と、
前記先端径検出手段が検出した電極の先端径に基づき、電極間に流す所定の電流値を決定する溶接電流決定手段と、
前記溶接電流決定手段が決定した電流値に基づき前記電極間に流す電流を制御する溶接電流制御手段とを備えることを特徴とするスポット溶接装置。 - 前記先端径検出手段は、
前記一対の電極による加圧力を検出する圧力検出手段を備え、
前記圧力検出手段が検出した圧力値に基づき、前記電極の先端径を求めることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載されたスポット溶接装置。 - 前記溶接電流決定手段は、
前記電極の先端径の値に対して電流値が定められたルックアップテーブルと、
前記ルックアップテーブルを記憶する記憶手段とを有し、
前記先端径検出手段が検出した電極の先端径に対し、前記ルックアップテーブルを参照することにより所定の電流値を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたスポット溶接装置。 - 被溶接物を一対の電極間に挟み込み、該電極間を通電することにより前記被溶接物を溶接するスポット溶接装置の電流制御方法であって、
前記電極の先端径を検出するステップと、
前記電極の先端径に基づき、電極間に流す所定の電流値を決定するステップと、
前記決定した電流値に基づき前記電極間に流す電流値を制御するステップとを実行することを特徴とするスポット溶接装置の電流制御方法。 - 前記電極の先端径を検出するステップにおいて、
前記一対の電極による加圧力を検出するステップと、
前記検出した圧力値に基づき、前記電極の先端径を求めるステップとを実行することを特徴とする請求項4に記載されたスポット溶接装置の電流制御方法。 - 前記電極の先端径に基づき、所定の電流値を決定するステップにおいて、
前記電極の先端径の値に対して電流値が定められたルックアップテーブルを参照することにより所定の電流値を決定するステップを実行することを特徴とする請求項4または請求項5に記載されたスポット溶接装置の電流制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007241716A JP2009072796A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | スポット溶接装置及びその電流制御方法 |
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JP (1) | JP2009072796A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104339075A (zh) * | 2013-07-31 | 2015-02-11 | 株式会社安川电机 | 研磨系统及点焊系统 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6046886A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-13 | Toshiba Corp | 抵抗溶接機の制御装置 |
JPH07276063A (ja) * | 1994-04-11 | 1995-10-24 | Nissan Motor Co Ltd | 抵抗溶接用電極チップ検査装置および抵抗溶接用電極チップ検査方法 |
-
2007
- 2007-09-19 JP JP2007241716A patent/JP2009072796A/ja active Pending
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