JP3161315B2 - 抵抗溶接機の制御装置 - Google Patents

抵抗溶接機の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗溶接機、特に
スポット溶接機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板などの重ね溶接に用いられる抵抗溶
接機において、溶接強度を高めるためには、溶接電流と
通電部抵抗値と通電時間によって定まる溶接部への入熱
を大きくすることが必要である。特に、溶接点数が増加
すると電極先端が損耗変形し、これにより溶接強度が低
下するので、溶接部への入熱をさらに大きくすることが
必要になることがある。しかしながら一方、溶接部への
入熱を大きくすると散りが発生しやすくなり、この散り
により溶接強度の極端な低下や外観形状の劣悪化を生ず
ることが知られている。
【0003】近年、溶接品質の一層の向上が求められる
ようになり、散りの発生を最小限に抑えて十分な大きさ
のナゲットを得る溶接技術の開発が進められてきた。た
とえば、散りが発生し易い通電開始直後と溶接の後半は
制限した電流を流し、散りの発生が少ない溶接の中間で
は大電流を流して溶接することが試みられており、パタ
ーン化した電流制御や定電力溶接法が提案されている。
(例えば、特開昭63−180384号公報参照)。ま
た、加圧力や溶接電流などの急激な変化で散りの発生を
検出することが出来ることを利用して、散りの発生と同
時に通電を停止する方法や(例えば、特開平1−241
385号公報参照)、複数の溶接点を連続して溶接する
ときには、散りの発生を検出したら次の溶接点の溶接電
流を変更する方法(例えば、特開平5−337655号
公報参照)なども提案されている。
【0004】また、常に適正なナゲット径を得るため
に、溶接中ナゲット径を直接モニタリングしつつフィー
ドバック制御することも試みられ、その技術が特開平4
−178275号公報によって開示されている。この技
術は、溶接通電中、チップ間電圧と溶接電流値を検出
し、この検出値を用いて、通電開始から任意の時刻まで
の時々刻々の通電径と温度分布、入熱密度を求め、これ
により正確なナゲット径を推定するとともに、ここで求
めた通電径と入熱密度の値を、あらかじめ選定した好ま
しい標準入熱密度パターンと標準通電径増大パターンに
一致するように溶接電流や電極加圧力を制御するもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の技術では、パターン化した電流制御や定電力溶接法
では、定電流溶接法と比較して散りの発生を低減できる
にしても、散りなしに最大の強度を持つナゲットを得る
ことは困難であり、散りの発生と同時に通電を停止する
方法では、必然的に散りの発生を容認しており、散りの
発生を検出したら次の溶接点の溶接電流を変更する方法
でも、検出した溶接点に生じた散りは如何ともなしがた
いから、いずれも完全な散り対策とはいいがたいという
問題点があった。
【0006】また、フィードバックによるナゲット制御
法は十分な強度のナゲットを安定して得ることができる
が、散りの発生には特別の対策を持っていない。
【0007】本発明は上記の従来の問題点を解決するも
ので、散りを発生させることなく散りが発生する限界ま
で入熱を高めて、最大の強度を持つナゲットを得ること
のできる抵抗溶接機の制御装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の抵抗溶接機の制御装置は、溶接電流検出手段
と、電極間電圧検出手段と、溶接電流と電極間電圧の経
時変化から通電部のエネルギー分布を推算するエネルギ
ー分布推算手段と、エネルギー分布から散りの発生危険
率を推算する散り発生危険率推算手段とを備えた構成を
有している。これにより、散りの発生を事前に予測する
ことができるので、散りを発生させることなく散りが発
生する限界まで入熱を高めて、最大の強度を持つナゲッ
トを得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、溶接電流検出手段と、電極間電圧検出手段と、溶接
電流と電極間電圧の経時変化から通電部のエネルギー分
布を推算するエネルギー分布推算手段と、エネルギー分
布から散りの発生危険率を推算する散り発生危険率推算
手段とを備えた構成を有したものであり、エネルギー分
布推算手段は溶接電流検出手段と電極間電圧検出手段が
検出した溶接中の溶接電流と電極間電圧の経時変化から
通電部のエネルギー分布を時々刻々に推算し、散り発生
危険率推算手段はこのエネルギー分布から散りの発生危
険率を推算する作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
構成に加えて、散り発生危険率が所定の値に保たれるよ
うに溶接入熱を制御する入熱制御手段を備えた構成を有
したものであり、散りが発生しない範囲で入熱を限界ま
で高める作用を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
構成において、散り発生危険率推算手段が散り発生時間
予測手段を備え、散り発生予測時間が溶接時間終了後所
定の時間内になるように溶接入熱を制御する入熱制御手
段を備えた構成を有したものであり、散りが発生しない
範囲で入熱を限界まで高める作用を有する。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の入熱制御手段が、溶接電流を制御する制御信
号を発生する適正溶接電流推算手段と、溶接電流制御手
段を備えた構成を有したものである。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1、2ま
たは3のいずれかに記載の構成に加えて散り発生危険率
推算手段が推算した、散り発生危険率または散り発生予
測時間、あるいは、これらを処理した結果を表示する表
示手段を備えた構成を有したものである。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1において、1は被溶接
材、2は被溶接材1を挟み加圧機構(図示せず)により
加圧され溶接部に溶接電流を通電する溶接電極(以下単
に電極という)、3は溶接電流を供給する溶接電源、4
は溶接電源3と電極2を接続する二次導体、5は溶接電
流検出手段で、例えばトロイダルコイルまたは電流シャ
ントと検出線で構成される。6は電極間電圧検出手段で
電極または電極ホルダ(図示せず)の所定の位置に接続
された検出線が使用できる。7は制御装置であり、溶接
電流検出手段5と電極間電圧検出手段6の出力を演算可
能なデータ信号に変換する検出部8、入力キー9、エネ
ルギー分布推算手段10と散り発生危険率推算手段11
と適正溶接電流推算手段12を備えた演算部13、発明
者らが実験して得た散り発生危険率テーブル14、溶接
電流制御手段15、表示手段16を備えている。なお、
適正溶接電流推算手段12と溶接電流制御手段15は、
入熱制御手段を構成している。また、溶接時間を設定し
制御するタイマー、溶接電流のパターン制御のためのパ
ターン発生部、加圧力制御部など、抵抗溶接機の制御装
置が通常備えているが本発明に直接関係しないその他の
構成要素については、図示と説明を省略した。
【0015】以上のように構成された抵抗溶接機の制御
装置について、図2を用いてその動作を説明する(括弧
内の数字は図2のフローチャート中の番号を示す)。ま
ず、入力キー9を操作して設計書で与えられた被溶接材
1に関する情報(材質、板厚、重ね枚数など)と使用す
る電極2に関する情報(材質、先端形状など)、および
溶接条件(溶接電流、加圧力、溶接時間など)を入力す
る(ステップ1)、(ステップ2)。
【0016】以上の準備作業の後、上下の電極2の間に
被溶接材1を挟み溶接を開始する。まず、電極2に所定
の加圧力を印加した後、先に入力して設定した溶接条件
で与えられる溶接電流の通電が開始される(ステップ
3)。溶接電流が通電されると、溶接電流および電極間
電圧が溶接電流検出手段5および電極間電圧検出手段6
により時々刻々に検出され(ステップ4)、検出部8に
よりデータ信号に変換されて演算部13に入力される。
【0017】演算部13では、まず、エネルギー分布推
算手段10が検出された溶接電流および電極間電圧を用
いて、時々刻々のエネルギー分布を推算する(ステップ
5)。
【0018】エネルギー分布の推算(ステップ5)は溶
接部の断面を図4(a)に示すようにΔr×Δzの大き
さの格子状小区画群Aij(i=1,2,・・・;j=
1,2,・・・)に区分し、この断面の区画を電極の中
心軸を回転軸として360度回転して得られる、図4
(b)に示すような環状立体区分Mijを単位として実
行する。すなわち、この環状立体区分ごとに固有抵抗、
電位、温度、エネルギーを、図3に示すフローチャート
にしたがって算出する。
【0019】まず、この環状立体区分ごとの固有抵抗を
溶接部の温度分布から定める(ステップ101)。通電
開始時(t=0)の固有抵抗は、すべての環状立体区分
において室温における固有抵抗値である。また算出に当
たっては、微小時間Δtの間は温度は一定であり、固有
抵抗も一定であると考える。つぎに、この区分ごとの固
有抵抗の合成として通電部の平均固有抵抗を算出し、こ
の平均固有抵抗と検出された溶接電流および電極間電圧
を、数式(1)に代入することにより通電径を算出し
(ステップ102)、以後の演算はこの通電径内部の区
分について実施する。
【0020】
【数1】
【0021】つぎに、数式(2)により環状立体区分ご
との電位分布を算出し、この電位分布を用いて、数式
(3)により環状立体区分ごとの電流密度を算出する
(ステップ103)。さらに、この算出した電流密度と
固有抵抗を用いて数式(4)により区分ごとの温度分布
を算出し(ステップ104)、この温度分布から区分ご
とのエネルギー分布を計算する(ステップ105)。こ
れらの計算はS.O.R法を用いて収束するまで反復計
算を行う。エネルギー分布推算手段10は、このエネル
ギー分布を散り発生危険率推算手段11に伝送するとと
もに、この新しい温度分布から再び区分ごとの固有抵抗
を定め(ステップ101)、検出された溶接電流および
電極間電圧を用いて演算を繰り返す。
【0022】
【数2】
【0023】
【数3】
【0024】
【数4】
【0025】散り発生危険率推算手段11は、エネルギ
ー分布推算手段10が算出したエネルギー分布に対応す
る散り発生危険率を、散り発生危険率テーブル14を参
照しながら推算する(ステップ6)。散り発生危険率テ
ーブル14は、溶接電源3から溶接部に供給される全エ
ネルギーのうち、ナゲットの生成に寄与する有効エネル
ギーと、被溶接材1の伝熱ロスエネルギーや、電極2の
冷却水によって持ち去られ、あるいは空中に放散される
エネルギーを差し引いた、ナゲット周辺の接触部分に蓄
積される無効エネルギーの大きさが、散りの発生危険率
を支配する事実に基づき、発明者らが実験的に得たもの
で、各種の被溶接材1と電極2の組み合わせにおける散
り発生危険率が無効エネルギーの函数として与えられて
いる。この散り発生危険率は0から100までの百分率
で与えられており、通常、溶接の進行とともに危険率が
上昇し100に達したときに散りが発生することが多
い。
【0026】散り発生危険率推算手段11は、溶接の進
行ととにも上昇する散り発生危険率を外挿して、初めに
設定した溶接条件のまま溶接を続けるときの散り発生時
間を予測する(ステップ7)ことができる。この散り発
生予測時間が、設定した溶接時間経過直後にあることが
もっとも望ましく、散り発生予測時間が設定した溶接時
間より早いときは、溶接電流が過大で溶接中に散りが発
生することが予想され、散り発生予測時間が設定した溶
接時間より極端に遅いときは、溶接電流が過小で十分な
大きさのナゲットが得られないことが予想される。
【0027】そこで適正溶接電流推算手段12は、所定
の時刻に、散り発生予測時間を初めに設定した溶接時間
と比較して、以後の適正溶接電流の値を推算し(ステッ
プ8)これを出力して溶接電流制御手段15に伝える。
溶接電流制御手段15は伝えられた適正溶接電流値にし
たがって、溶接電流の変更制御を実行する(ステップ
9)。また、適正溶接電流推算手段12は、前記所定の
時刻以外の時でも散り発生危険率が80%に達した場合
には、残りの溶接時間を勘案して、適正溶接電流を推算
し、80%に達した時点から2サイクル後に電流の変更
制御指示を出力する。
【0028】溶接電流制御手段15はまた通電時間が初
めに設定した溶接時間に達したときに通電を停止する
(ステップ10)。通電が停止した後、表示手段16に
は終了した溶接の最終的な散り発生予測時間が表示され
(ステップ11)、次の溶接の条件設定の参考に供され
る。
【0029】以上のように本実施例によれば、溶接電流
を検出する溶接電流検出手段5と、電極間電圧検出手段
6と、その出力を演算可能なデータ信号に変換する検出
部8、入力キー9、およびエネルギー分布推算手段1
0、散り発生危険率推算手段11、適正溶接電流推算手
段12を備えた演算部13と、散り発生危険率テーブル
14、溶接電流制御手段15を備えて、時々刻々検出す
る溶接電流と電極間電圧を用いて推算したエネルギー分
布から、散り発生危険率と散り発生予測時間を推算し、
散り発生予測時間が設定した溶接時間経過の直後になる
ように溶接電流を変更制御することにより、散りを発生
させることなく散りの発生する限界まで入熱を高めて、
最高の強度を持つナゲットを得ることができる。
【0030】なお本実施例において溶接電流の変更制御
は、散り発生時間を予測する所定の時刻と、散り発生危
険率が80%に達した時点から2サイクル後の2本立て
で実行するとしたが、いずれかの時点のみとしてもよ
く、また、80%到達2サイクル後に限定するものでは
ないことはいうまでもない。また、溶接電流制御に限定
するものではなく、加圧力や、溶接時間など入熱を左右
する他の溶接条件を制御してもよい。
【0031】なおまた、溶接中の溶接条件の変更制御は
実施せず、表示手段16に表示される散り発生予測時間
を参照して、次の溶接点の溶接条件の設定を変更しても
よい。なお、本実施例では表示手段16には終了した溶
接の最終的な散り発生予測時間を表示するとしたが、通
電停止直前または他の任意の時刻の散り発生危険率、ま
たはこれらの値を統計処理や比較処理した値、あるいは
散り発生危険率の上昇履歴曲線を表示し、もしくは参照
することを妨げるものではない。
【0032】なお、図1において、溶接電流検出手段5
はトロイダルコイルまたは電流シャント検出線で構成す
るとしたが、溶接電源3のトランスの1次側電流を測定
して溶接電流を検出しても良い。
【0033】
【実施例】次に、本発明の具体例を説明する。
【0034】1.2mmtの亜鉛めっき鋼板を2枚重ね
して、通電時間を20cyc、加圧力を320kgfと
して、溶接電流を6cycまで8kAに、それ以降は1
4kAに設定し、散り発生危険率が80%に達したと
き、その2cyc後に溶接電流を減少制御した。図6
は、このときの散り発生危険率の時間変化の一例を、溶
接電流、電極間抵抗とともに示したもので、散り発生危
険率が80%に達した14cycの2cyc後に溶接電
流が10kAに減少制御され、散りの発生が防止できて
いる。
【0035】なお、図5は、図6と同じ被溶接材を同じ
溶接条件で本発明の電流変更制御を実施しないで溶接し
た場合の一例で、通電時間の経過とともに散り発生危険
率が上昇し、17cycで散りが発生したことが電極間
抵抗の急激な落ち込みにより判る。
【0036】また、電流変更制御なしで溶接した場合、
散りが発生した溶接点の強度は散りが発生しなかった溶
接点の強度に比し、90%ないし70%と低下したが、
電流変更制御を実施して溶接した場合には溶接点ごとの
強度のばらつきが少なく、95%以上が確保できた。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、散りの発生を事前に予測することができるの
で、散りを発生させることなく散りが発生する限界まで
入熱を高めて、最高の強度を持つナゲットを得ることが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における抵抗溶接機の制御
装置の構成を示すブロック図
【図2】同抵抗溶接機の制御装置の動作を示すフローチ
ャート
【図3】エネルギー分布の推算手順を示すフローチャー
【図4】(a)は同実施の形態における溶接部の断面の
区分図 (b)は同実施の形態における溶接部の環状立体区分図
【図5】同実施の形態における散り発生危険率の時間変
化の一例を示す特性図
【図6】従来例の散り発生危険率の時間変化の一例を示
す特性図
【符号の説明】
5 溶接電流検出手段 6 電極間電圧検出手段 9 入力キー 10 エネルギー分布推算手段 11 散り発生危険率推算手段 12 適正溶接電流推算手段(入熱制御手段) 14 散り発生危険率テーブル 15 溶接電流制御手段(入熱制御手段) 16 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−337657(JP,A) 特開 平7−32164(JP,A) 特開 平6−344155(JP,A) 特開 平4−300078(JP,A) 特開 昭49−23149(JP,A) 特開 平8−318377(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 11/24 - 11/25 515

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接電流検出手段と、電極間電圧検出手段
    と、溶接電流と電極間電圧の経時変化から通電部のエネ
    ルギー分布を推算するエネルギー分布推算手段と、エネ
    ルギー分布から散りの発生危険率を推算する散り発生危
    険率推算手段とを備えた抵抗溶接機の制御装置。
  2. 【請求項2】散り発生危険率が所定の値に保たれるよう
    に溶接入熱を制御する入熱制御手段を備えた請求項1記
    載の抵抗溶接機の制御装置。
  3. 【請求項3】散り発生危険率推算手段が散り発生時間予
    測手段を備え、散り発生予測時間が溶接時間終了後所定
    の時間内になるように溶接入熱を制御する入熱制御手段
    を備えた請求項1記載の抵抗溶接機の制御装置。
  4. 【請求項4】入熱制御手段が溶接電流を制御する制御信
    号を発生する適正溶接電流推算手段と、溶接電流制御手
    段を備えた請求項2または請求項3記載の抵抗溶接機の
    制御装置。
  5. 【請求項5】散り発生危険率推算手段が推算した、散り
    発生危険率または散り発生予測時間、あるいは、これら
    を処理した結果を表示する表示手段を備えた請求項1、
    請求項2または請求項3のいずれかに記載の抵抗溶接機
    の制御装置。
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