JP2009070878A - Led駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 調光によるノイズの影響を少なくし、デューティ比によらずLED電流のばらつきを抑えることが出来るLED駆動回路を提供する。
【解決手段】 調光制御部1は、LED電流設定データ4に応じたデューティ比情報を作成し、この情報に応じてMOSトランジスタ22の制御端に供給される電圧をオンオフ制御し、LED電流設定データに基づく電圧を差動増幅器21に供給し、LED電流設定データ4が所定の値を上回る時、調光制御部1は、デューティ比情報に基づく電圧を差動増幅器21に供給すると共にトランジスタ22を常にオン状態にし、LED電流設定データ4が所定の値を下回る時、LED電流設定データ4に基づく電圧を差動増幅器21に供給すると共にデューティ比情報に基づいてトランジスタ22の制御端に供給される電圧をオンオフ制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、白色LED(Light Emitting Diode)を駆動する駆動回路に関するものである。
従来のLED調光方式には、DC調光方式とPWM調光方式の2つの方式が知られている。
特許文献1には、LEDに一端が接続されたMOSトランジスタと、このトランジスタの他端と接地間に接続された抵抗と、これらトランジスタと抵抗の接続点における電圧と輝度調整回路の出力電圧との差信号を増幅して当該トランジスタのゲートに供給する差動増幅器と、を有するLEDドライバが開示されている。この輝度調整回路を用いると、LED電流を制御するDC調光方式のLEDドライバとして利用することができる。この駆動回路は、第1、第2のコンデンサを使用したn/m電圧整流型のスイッチングによる昇圧回路を用い、さらにMOSトランジスタが出力段の定電流回路を、LED素子と直列に配置して昇圧回路の負荷とし、LED素子を定電流駆動する。このことで、電磁ノイズを発生することなく、スイッチングによるn/m電圧昇圧によって昇圧回路の出力に電圧リップルが発生しても、スイッチング周波数を高く採ることでリップル分を定電流回路側が受けてLED素子の端子電圧をそのダイオード特性に従って実質的に一定に保持することができる。リップル分が定電流回路側で吸収されることにより、LED素子は、実質的に定電流、定電圧駆動され輝度ばらつきが抑えられる。
また、特許文献2には、照度センサの出力電圧に基づいてデューティ比を決定し、このデューティ比を有するパルス波によってLEDを駆動するPWM調光方式の駆動回路が開示されている。このLED駆動回路は、周囲の明るさに応じた照度検出電圧を一定時間毎に取り込み照度レベルを検出する照度レベル検出回路と、複数個のPWMデューティ値が格納され前記照度レベル検出回路で検出された照度レベルに応じて1個のPWMデューティ値が選択される輝度設定レジスタと、この輝度設定レジスタで選択された1個のPWMデューティ値を取り込んでこのPWMデューティ値のPWM信号を発生する輝度制御回路と、該輝度制御回路によってLEDをPWM駆動するLED駆動出力回路とを具備している。
DC調光方式の場合、LEDに印加される電圧をV、トランジスタと接地間の抵抗をRとすると、LED電流は、V/Rで表わされる。LED電流(V/R)を低下させたい場合に、電圧Vを下げると、増幅器のオフセット電圧の影響から電流値にばらつきが生じてしまうため、この影響を避けるためには、抵抗Rを増加させなければならなかった。
PWM調光方式は、パルス波によってLED電流を制御するためにノイズが発生し易く、PWM周波数によっては周囲の回路部と干渉を引き起こすことがある。また、PWM調光ではLED点灯・消灯のデューティ比により平均電流を制御しているため、LED点灯時のLED電流は、DC調光時に比べて大きくなってしまう。LEDの順方向電圧は、LED電流に応じて大きくなるので、LEDを駆動するための電圧も高くする必要があり、したがって効率が低下してしまう。
特開2002−359090号公報 特開2004−022646号公報
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、調光によるノイズの影響を少なくし、LED電流のばらつきを抑えることが出来るLED駆動回路を提供する。
本発明のLED駆動回路の一態様は、調光電圧を生成すると共に、デューティ比制御を行う調光制御部と、駆動するLEDに一端が接続されたMOSトランジスタと、前記トランジスタの他端と接地間に接続される抵抗と、前記トランジスタの他端と前記抵抗との接続点の電圧と前記調光電圧との差信号を増幅して前記トランジスタの制御端に供給する差動増幅器とを具備し、前記調光制御部は、LED電流設定データに応じた前記デューティ比情報を作成し、前記デューティ比情報に応じて前記トランジスタの制御端への前記差動増幅器の出力電圧の供給を制御し、前記LED電流設定データに基づく電圧を前記差動増幅器に供給し、前記LED電流設定データが所定の値を上回る時、前記調光制御部は、前記LED電流設定データに基づく電圧を前記差動増幅器に供給すると共に前記トランジスタを常にオン状態にし、前記LED電流設定データが所定の値を下回る時、LED電流設定データに基づく電圧を前記差動増幅器に供給すると共に前記デューティ比情報に基づいて前記トランジスタの制御端への前記差動増幅器の出力電圧の供給を制御することを特徴としている。前記LEDにはチャージポンプが接続され、当該チャージポンプによって、前記LEDに供給される電圧は、所定の値に昇圧されるようにしても良い。前記調光制御部には、照度センサが付加され、前記調光制御部は当該照度センサが検出する照度に応じた電圧を出力するようにしても良い。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、調光によるノイズの影響を少なくし、LED電流のばらつきを抑えることが出来るLED駆動回路を提供する。
本発明は、LED電流設定データが所定の値を上回るときは、調光制御部においてLED電流がLED電流設定データで設定された電流となるように差動増幅器に調光電圧を供給することによりDC調光を行い、調光制御部に供給される信号が所定の値を下回るときは、差動増幅器に供給する電圧を固定し、デューティ比情報に基づいて差動増幅器の動作をオンオフ制御することによりPWM調光を行うことを特徴とする。
以下、実施例を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図9を参照して実施例1を説明する。
図1乃至図3は、この実施例を説明するLED駆動回路の概略図、図4は、白色LEDの特性を示す特性図、図5は、この実施例で説明する白色LEDのPWM調光方法を説明する概略回路図及び電流波形図、図6は、この実施例で説明する白色LEDのDC調光方法を説明する概略回路図、図7は、この実施例で説明する白色LEDのDC及びPWM調光方法を説明する概略回路図、図8は、LED電流制御回路におけるオフセット電圧を説明する回路図、図9は、DC及びPWM調光それぞれにおけるLED入力電流と電源電圧との関係を説明する特性図である。
図1に示すように、LED駆動回路は、調光電圧を生成すると共に、デューティ比制御を行う調光制御部1と、駆動する白色LED3に一端が接続されたMOSトランジスタ22と、トランジスタ22の他端と接地(GND)間に接続された抵抗(R)23と、トランジスタ22の他端と抵抗23との接続点の電圧と前記調光電圧との差信号を増幅してトランジスタ22の制御端(ゲート)に供給する差動増幅器21とを具備する。調光制御部1は、LED電流設定データ(すなわち調光データともいう)4に応じたデューティ比情報を作成し、このデューティ比情報に応じてMOSトランジスタ22の制御端への電圧の供給を制御し、LED電流設定データ4に基づく電圧を差動増幅器21に供給する。
LED電流設定データ4が所定の値を上回るときは、調光制御部1においてLED電流がLED電流設定データ4で設定された電流となるように差動増幅器21に調光電圧を供給する。これによりDC調光が行われる(図2参照)。この時、PWM信号は、デューティ比を(オフ状態のない)100%にして、MOSトランジスタ22の制御端への差動増幅器21出力の供給を制御する。
一方、調光制御部1に供給されるLED電流設定データ4が所定の値を下回るときは、差動増幅器21に供給する電圧を固定し、デューティ比情報に基づいて差動増幅器21の出力電圧のMOSトランジスタ22の制御端への印加動作をオンオフ制御することによりPWM調光を行う(図3参照)。デューティ比は、LED電流設定データ4により定める。
白色LEDは、LED電流を増加させると、順方向電圧も増加する(図4参照)。また、LED電流の大きさにより発光の色が変化する。例えば、LED順電流が1−100mAの場合には白色が発光される。この範囲から外れると、例えば、緑、黄、赤、青などに変色する。
この実施例で行われるDC調光方法において、電源(図示しない)からの出力(VCP)が白色LED3の一端に接続され、他端にLED電流制御回路2を構成するnチャネルMOSトランジスタ22のドレインが接続されている。MOSトランジスタ22のソース側には、一端が接地(GND)された抵抗23が接続されている。即ち、MOSトランジスタ22が出力段のLED電流制御回路2を、白色LED3と直列に配置して昇圧回路の負荷として白色LEDを定電流駆動する。この構成により電磁ノイズを発生することなく、白色LEDの端子間電圧をそのダイオード特性に従って実質的に一定に保持することができる。
図6は、この実施例における白色LED駆動回路のDC調光方法を説明する概略回路図である。白色LED3の一端が電源(図示しない)に接続され、白色LED3の下流にLED電流制御回路2が設けられている。このLED電流制御回路2により白色LED3の駆動電流(例えば、10mA)を接地(GND)へと定電流でシンクさせる。
LED電流制御回路2は、調光制御部1を構成するデジタルアナログ変換器(DAC)11からの信号により制御される。LED電流制御回路2は、差動増幅回路21、出力段としてnチャネルMOSトランジスタ22及びMOSトランジスタ22のソース側と接地(GND)との間に接続された駆動電流検出用の抵抗(R)23を含んでいる。差動増幅回路21の(+)入力は、調光制御部1からの電圧を受け、(−)入力は、MOSトランジスタ22のソース側に接続され、差動増幅回路21の出力端子がMOSトランジスタ22のゲートに接続されている。MOSトランジスタ22のソース側は、抵抗(R)23を介して接地されている。
白色LED3を定電流駆動する出力段のMOSトランジスタ22のドレインは、白色LED3に接続され、MOSトランジスタ22は、白色LED3に流れた駆動電流を受けて、そのソース、抵抗23を介して接地(GND)へとシンクさせる。このとき流れる駆動電流は、それにより発生する抵抗23の端子電圧が調光制御部1により設定された電圧に一致するように制御されて定電流となる。その定電流値は、調光制御部1の電圧により決定され、調光制御部1の電圧を外部からLED電流設定データ4に応じて直接あるいはコントローラを介して制御信号により設定することによって駆動電流の調整ができる。これにより輝度調整ができる。デジタルアナログ変換器(DAC)11と差動増幅回路21の(+)入力との間には、回路間に挿入されるバッファ増幅器7及び減衰器(ATT)8が直列に接続されているが、図6に表現されるDC的にLED電流を制御する回路構成とは直接的には関わりがなく省略することができる。
次に、図3及び図5を参照してこの実施例で用いるPWM調光方式を説明する。PWM調光は、点灯時のLED電流を固定し、点灯・消灯の比率で平均電流IAVE を調整する。図5に示す電流波形のように、点灯時の電流IMAX は、20mAであり、消灯時は、0mAである。そして、点灯時間Ton及び消灯時間Toff の比であるデューティ比は、100・Ton/(Ton+Toff )%で表され、この実施例におけるデューティ比は、50%であり、平均電流は、10mAである。
周囲の明るさを照度センサ6が感知すると、周囲の明るさに応じた電流が照度センサ6から出力される。この出力信号がA/Dコンバータ(アナログ−デジタル変換器)9に入力され、デジタル信号として出力される。デジタル信号は、論理回路(Logic)5へ入力され、携帯電話などの液晶情報(LCDデータ)に基づいて、A/Dコンバータ9で変換されたデジタル値に応じたパルス幅のパルス信号(PWM)を発生させる。即ち、論理回路5は、PWM信号発生回路として機能する。このPWM信号(PWMOUT)は、LED駆動電流を制御する調光データとして、白色LED3を駆動する出力段のMOSトランジスタ22のゲートへの差動増幅器21出力の供給を制御する。論理回路5とMOSトランジスタ22のゲートとの間にスイッチを挿入してPWM信号の入力を制御することも可能である。
論理回路5は、図3に示すデューティ制御部12を有し、検出された照度レベルに応じて生成された所定のデューティ比(時比率)のPWM信号を生成し、この所定のデューティ比に基づいて差動増幅器21の出力電圧のMOSトランジスタ22のゲートへの印加動作をオンオフ制御することで、PWM調光を行い、白色LED3が駆動される。
以上のように、調光制御部1で制御されたLED電流制御回路2は、周囲の明るさに応じて白色LED3を駆動するので、例えば、携帯電話の液晶パネルのバックライトとして好適となる。LED電流制御回路2は、調光制御部1と共に1チップで構成でき、外部接続部品は、照度センサ6、白色LED3と少ない。白色LED3を流れる電流は、PWM信号のデューティ(Duty)比にほぼ比例し、白色LED3の平均電流IAVE は、白色LED3に流れる最大電流IMAX ×デューティ比/100で表される。また、点灯・消灯のデューティ比を調整して平均電流IAVE を制御する。
次に、図7を参照して、この実施例の白色LEDのDC調光方法及びPWM調光方法を併用する調光方法を説明する。
LED電流をDC的に制御するDC調光は、LED電流に応じたチャージポンプ昇圧モードが選択されるので効率が良い、DC(直流)でLED電流を流しているので液晶(LCD)駆動周期との干渉がない、調光によるノイズ発生がない等の利点がある。しかし、LED電流の変化に伴って、色の変化が起こることがある。また、微小電流駆動時に、LED電流制御回路を構成する差動増幅器21のオフセット電圧により電流値がばらつくことがある。
図8に示すように、LED電流(ILED )は、Ref/Rで表わされる。Refは、差動増幅器21の入力電圧であり、Rは、抵抗23である。LED電流(ILED )を調整するには、抵抗23を固定し、Refを変化させる。LED電流を低下させるためにRefを下げていくと、差動増幅器23に生ずるオフセット電圧(Voff )による影響によってLED電流がばらついてしまう。このようなバラツキをなくすために、従来では低電流時には抵抗23を切り替えることにより対応している。
一方、PWM調光では、点灯時のLED電流は変化しないため色変化はない。また、点灯時の電流でチャンネル間のばらつきを合せ込めばデューティ比を変化させてもばらつきは変化しない。また、微小電流領域での調光が可能である。しかし、調光によるノイズの発生があり、また、点灯時のLED電流の順方向電圧によりチャージポンプ昇圧モードがきまるので、平均電流が低い場合でも×1.5、×2モードで動作する場合があり効率が悪い。PWM周波数によっては液晶駆動周期と干渉してしまうことがある。
この実施例では前述したDC調光及びPWM調光のそれぞれのデメリットを改善した新しい白色LEDの調光方法を提供するものであって、LED電流が大きい場合にはDC調光によりLED電流を制御し、LED電流が小さい場合にはPWM調光により制御することを特徴としている。DC調光及びPWM調光の利点を合わせるように構成されているので、効率のよいLED電流制御が出来る。
LED電流を256階調で制御する場合、大きいLED電流の16進数FFh(255)〜20h(32)までは、DC調光で制御する。例えば、白色LEDの最大電流を25mAとした場合に25mA〜3.14mAがDC調光で制御される。そして、小さいLED電流の1Fh以下のデータは、20hでの電流を基にPWM調光で制御する。調光方法による入力電流を比較すると、LED電流を低く設定するほど、DC調光方法とPWM調光方法とで異なる入力電流値によって動作する電源電圧(VIN)の範囲が広くなる。図9は、DC及びPWM調光それぞれにおけるLED入力電流と電源電圧との関係を示しており、図9(a)は各LEDの平均電流が5mAの場合の特性図であり、図9(b)は各LEDの平均電流が1mAの場合である。平均電流が5mAのときに、2つの調光方法による電源電圧の差が発生する範囲は、約3.30〜3.70Vであるが、平均電流が1mAのときには、この範囲は、約3.00〜3.70Vである(PMW調光が、×1.5昇圧モードで動作する区間の電源電圧を例とし、その区間内のDC調光とPWM調光とを比較した場合)。
図7に示すように、周囲の明るさに応じて照度センサ6から出力された信号がA/Dコンバータ9に入力され、デジタル信号として出力される。デジタル信号は、論理回路5へ入力され、携帯電話などの液晶情報(LCDデータ)に基づいて、A/Dコンバータ9で変換されたデジタル値に応じたパルス幅のパルス信号をLED電流設定電流データである調光データ(PWM)13として発生する。もしくは調光制御部1を構成するデジタルアナログ変換器(DAC)11へ供給されるLED電流設定電流データである調光データ(8bit)14が発生する。調光データ(PWM)13は、MOSトランジスタ22のゲートに供給され、白色LED3をPWM調光により制御する。調光データ(8bit)14は、DAC11へ供給され、白色LED3をDC調光により制御する。
このように、DC調光及びPWM調光を併用することにより、DC調光による色変化が存在するもののDC調光の高効率とPWM調光の低電流時での電流ばらつきの少ない特徴を合わせ持つことが出来る。
次に、図10及び図11を参照して実施例2を説明する。
図10は、この実施例を説明するLED駆動回路の概略図、図11は、チャージポンプの昇圧比特性を示す特性図である。このLED駆動回路は、調光制御部26及びLED電流制御回路27を備え、LED駆動回路は、調光制御部26において生成された信号に基づいて操作されて白色LED28を駆動する。白色LED28は、リチウム電池などの電源29に接続され、その間に昇圧回路(CP(チャージポンプ))25が挿入されている。昇圧回路25と白色LED28との間には一端が接地(GND)されたコンデンサCが挿入されている。調光制御部26は、LED電流設定データに基づいてDC調光を制御する信号をLED電流制御回路27に供給する。LED電流制御回路27は、差動増幅回路21、出力段としてnチャネルMOSトランジスタ22及びMOSトランジスタ22のソース側と接地(GND)との間に接続された駆動電流検出用の抵抗(R)23を含んでいる。差動増幅回路21の(+)入力は、調光制御部26からの信号を受け、(−)入力は、MOSトランジスタ22のソース側に接続され、差動増幅回路21の出力端子がMOSトランジスタ22のゲートに接続されている。
電源29の電圧をVs とすると、例えばVs が昇圧回路(CP)25によって1.5倍に昇圧されると、コンデンサCには、1.5Vs の電圧が発生し、その電力(Vcp)が白色LEDに供給される。こうして昇圧された1.5Vs (=Vcp)の電力は、LED電流制御回路27により定電流に調整されて白色LED28に流れる。
昇圧回路を構成するチャージポンプ(CP)は、LED電流により順方向電圧VFが変化するため、LED電流が多いほど昇圧比が上がる電源電圧が高くなる(図11参照)。
このように、この実施例では、DC調光及びPWM調光を併用することにより、DC調光による色変化が存在するもののDC調光の高効率とPWM調光の低電流時での電流ばらつきの少ない特徴を合わせ持つLED駆動回路が得られる。
また、PWM調光時において、点灯時のLED電流は、固定されているため、このLED電流でのVFにより昇圧比の変化点が決まる(図11参照)。つまり、白色LEDの平均電流にかかわらず、昇圧比の変化点が決まる。DC調光時において、点灯時のLED電流が調整されるため、電流により変化したVFで昇圧比の変化点が決まる。
実施例1を説明するLED駆動回路の概略図。 実施例1を説明するLED駆動回路の概略図。 実施例1を説明するLED駆動回路の概略図。 白色LEDの特性を示す特性図。 実施例1で説明する白色LEDのPWM調光方法を説明する概略回路図及び電流波形図。 実施例1で説明する白色LEDのDC調光方法を説明する概略回路図。 実施例1で説明する白色LEDのDC及びPWM調光方法を説明する概略回路図。 LED電流制御回路におけるオフセット電圧を説明する回路図。 DC及びPWM調光それぞれにおけるLED入力電流と電源電圧との関係を説明する特性図。 実施例2を説明するLED駆動回路の概略図。 チャージポンプの昇圧比特性を示す特性図。
符号の説明
1、26・・・調光制御部
2、27・・・LED電流制御回路
3、28・・・白色LED
4・・・LED電流設定データ
5・・・論理回路(Logic)
6・・・照度センサ
7・・・バッファ増幅器
8・・・減衰器(ATT)
9・・・ADコンバータ
11・・・デジタルアナログ変換器(DAC)
12・・・デューティ制御部
13、14・・・調光データ
21・・・差動増幅器
22・・・MOSトランジスタ
23・・・抵抗
25・・・チャージポンプ(CP)
29・・・電源

Claims (3)

  1. 調光電圧を生成すると共に、デューティ比制御を行う調光制御部と、駆動するLEDに一端が接続されたMOSトランジスタと、前記トランジスタの他端と接地間に接続される抵抗と、前記トランジスタの他端と前記抵抗との接続点の電圧と前記調光電圧との差信号を増幅して前記トランジスタの制御端に供給する差動増幅器とを具備し、前記調光制御部は、LED電流設定データに応じた前記デューティ比情報を作成し、前記デューティ比情報に応じて前記トランジスタの制御端への前記差動増幅器の出力電圧の供給を制御し、前記LED電流設定データに基づく電圧を前記差動増幅器に供給し、前記LED電流設定データが所定の値を上回る時、前記調光制御部は、前記LED電流設定データに応じた電圧を前記差動増幅器に供給すると共に前記トランジスタを常にオン状態にし、前記LED電流設定データが所定の値を下回る時、LED電流設定データに基づく電圧を前記差動増幅器に供給すると共に前記デューティ比情報に基づいて前記トランジスタの制御端への前記差動増幅器の出力電圧の供給を制御することを特徴とするLED駆動回路。
  2. 前記LEDにはチャージポンプが接続され、当該チャージポンプによって、前記LEDに供給される電圧は、所定の値に昇圧されることを特徴とする請求項1に記載のLED駆動装置。
  3. 前記調光制御部には、照度センサが付加され、前記調光制御部は、当該照度センサが検出する照度に応じた電圧を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のLED駆動装置。
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