JP2009070647A - コネクタ - Google Patents

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JP2009070647A JP2007236394A JP2007236394A JP2009070647A JP 2009070647 A JP2009070647 A JP 2009070647A JP 2007236394 A JP2007236394 A JP 2007236394A JP 2007236394 A JP2007236394 A JP 2007236394A JP 2009070647 A JP2009070647 A JP 2009070647A
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Kosuke Shiroyama
光祐 白山
Ryosuke Shimozawa
良輔 下澤
Atsushi Shibuya
敦史 澁谷
Tomomichi Kimura
知道 木村
Akihiro Muto
明浩 武藤
Naoki Hama
直材 濱
Kenji Nakamura
健二 中村
Toru Suzuki
徹 鈴木
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Abstract

【課題】オス端子の挿入子がメス端子の接続孔内に挿入されることにより、オス端子の挿入子に配備されているオス側接触子と、メス端子の接続孔内に配備されているメス側接触子との間で接続が行われるコネクタであって、メス側接触子の保護に優れているコネクタを提供する。
【解決手段】メス端子はオス端子に向かう方向に延びる接触子収納部を接続孔内に備えており、メス側接触子は当該接触子収納部内に収納されている。オス端子の挿入子がメス端子の接続孔内に挿入された際に、メス側接触子が接触子収納部からメス端子の接続孔内に突出し、オス側接触子とメス側接触子との間の接続、導通が行われる。
【選択図】図2

Description

この発明はコネクタに関する。
パーソナルコンピュータや、音響・映像機器、メモリ、ケーブルなどの種々の電機・電子機器に使用されるUSB端子などのコネクタとしては従来から図1(a)〜(c)に例示されるものが使用されている。
この従来のコネクタの一般的な構造を図1(a)〜(c)を参照して説明する。
メス端子2は合成樹脂などからなるハウジング20の内側にオス端子1との接続用の接続孔21を有し、この接続孔21内には、オス端子1に向かう方向に延びる接触子支持部3が配備されている。そして、オス端子1とメス端子2とが結合されていない間は、図1(b)図示のように、常時、接続孔21内に露出しているメス側接触子5が接続孔21内に配備されている。
一方、オス端子1はメス端子2の接続孔21内に挿入される挿入子7を備えており、この挿入子7にオス側接触子8が設けられている。
そして、図1(c)中、矢印9で示すように、オス端子1の挿入子7がメス端子2の接続孔21内に挿入されることにより、オス側接触子8とメス側接触子5との間で接続が行われる。
この際、矢印9で示すようにオス端子1の挿入子7がメス端子2の接続孔21内に挿入されると、メス側接触子5の接触端6がオス側接触子8の接触面を摺動し、板バネなどからなるメス側接触子5は、その弾性により、矢印10で示す方向に退避する。そこで、接触子支持部3にはこのメス側接触子5の退避を受け入れることが可能なように、符号4で示すような退避空間が備えられている。
特開2000−223218号公報
従来の一般的なコネクタでは、前述したように、オス端子とメス端子とが結合されていない間は、メス端子の接続孔内に配備されているメス側接触子は図1(b)図示のように常時メス端子の接続孔空間に露出し、外部に露出していた。これにより、メス側接触子の先端側に形成されている接触接点の表面が劣化したり異物が付着したりすることに起因して接触不良が発生することがあった。
そこで、この発明は、このような点を解決することを課題の一つとし、メス端子の接続孔内に配備されているメス側接触子の保護に優れているコネクタを提供することを目的にしている。
前記目的を達成するため本願が提案する請求項1記載の発明は、以下の通りのものである。
オス端子の挿入子がメス端子の接続孔内に挿入されることにより、オス端子の挿入子に配備されているオス側接触子と、メス端子の接続孔内に配備されているメス側接触子との間で接続が行われるコネクタであって、
前記メス端子はオス端子に向かう方向に延びる接触子収納部を前記接続孔内に備えていると共に、前記メス側接触子が当該接触子収納部内に収納されており、
前記オス側接触子とメス側接触子との間の接続は、前記オス端子の挿入子がメス端子の接続孔内に挿入された際に、前記メス側接触子が前記接触子収納部からメス端子の接続孔内に突出して行われることを特徴とするコネクタ。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい形態を説明する。
図2は本発明のコネクタを構成するメス端子2の内部構造を説明する一部を省略した断面図、図3(a)、(b)は本発明のコネクタで接続がなされる状態を説明する一部を省略した断面図、図4(a)、(b)はメス側接触子の先端の形状が異なる本発明のコネクタで接続がなされる状態を説明する一部を省略した断面図である。
なお、図1(a)〜(c)を用いて説明した従来のコネクタと共通する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
本願発明のコネクタは、メス端子2が、図1(b)図示の従来のコネクタにおいて接続孔21内配備されていた接触子支持部3に替えて、図2図示のように、オス端子1に向かう方向(図2中、左側に向かう方向)に延びる接触子収納部13を接続孔21内に備えている。
この接触子収納部13は接触子収納空間14を備えており、メス側接触子15は、この接触子収納空間14内に図2図示のように収納されていることにより、接触子収納部13内に収納されている。
すなわち、オス端子1とメス端子2とが結合されない間は、メス側接触子15は、常時、図2図示のように、接触子収納部13内に収納されていることにより、外部に露出しないようになっている。
そして、オス端子1の挿入子7がメス端子2の接続孔21内に挿入されることにより行われる、オス側接触子8とメス側接触子15との間での接続は、図3(b)図示のようにオス端子1の挿入子7がメス端子2の接続孔21内に挿入された際に、メス側接触子15が接触子収納部13からメス端子2の接続孔21内に突出して行われるようになっている。
図2、図3図示の実施形態では、接続孔21の奥方に可動片17が設けられている。そして、矢印9に示す方向からメス端子2の接続孔21内に挿入されてきたオス端子1の挿入子7の先端が可動片17に当接して可動片17を矢印11方向に回動させると、これに連動して、メス側接触子15の先端側に形成されている接触面16が矢印12で示す方向に回動するようになっている。
これにより、図3(b)図示の状態にまで十分挿入されたオス端子1の挿入子7に配備されているオス側接触子8に、メス側接触子15の接触接点、例えば、接触面16が当接してコネクタの接続がなされるようになっている。
このように、オス端子1とメス端子2とが結合されない間は、メス側接触子15は、常時、図2図示のように、接触子収納部13に形成されている接触子収納空間14内に収納されていることにより接触子収納部13内に収納され、図2、図3(a)図示のように、外部に露出しないようになっている。
そこで、メス側接触子15の先端側に形成されている接触接点、例えば、接触面16は、外部に露出していることによる表面劣化から保護される。これにより、例えば、メス側接触子15の先端側に形成されている接触接点の表面に劣化や異物付着が発生したことに起因する接点不良などの発生を未然に防止することが可能になる。そして、メス側接触子15、特に、メス側接触子15の先端側に形成されている接触接点は、オス端子1の挿入子7がメス端子2の接続孔21内に挿入され、挿入子7の先端が接続孔21の奥方に到達した頃にようやく接触子収納空間14から接続孔21内に突出してくるので、接触接点部が不必要に外部に露出することを防止し、接触接点部のより効果的な保護を図ることができる。
図2、図3図示の実施形態では、例えば、板バネなどの弾性構造体を採用し、可動片17を矢印11と反対の方向に、また、接触面16を矢印12と反対の方向に、常時、付勢しておき、矢印9に示す方向から接続孔21内に挿入されてきた挿入子7の先端が可動片17に当接して可動片17を矢印11方向に回動させると、これに連動して、メス側接触子15の先端側に形成されている接触面16が前記付勢力に抗して矢印12で示す方向に回動するようにできる。
なお、オス端子1とメス端子2とが結合されない間は、メス側接触子15、特に、メス側接触子15の先端側に形成されている接触接点を、常時、図2図示のように、接触子収納部13に形成されている接触子収納空間14内に収納しておくことによりメス側接触子15を接触子収納部13内に収納し、オス端子1の挿入子7がメス端子2の接続孔21内に挿入され、挿入子7の先端が接続孔21の奥方に到達した頃にメス側接触子15の先端側に形成されている接触接点が接触子収納空間14から接続孔21内に突出して挿入子7に配備されているオス側接触子9に当接する機構としては、図示し、上述した機構に限らず、種々のものを採用可能である。
以上説明したように、本発明のコネクタでは、オス端子1の挿入子7がメス端子2の接続孔21内に挿入された際にメス側接触子15が接触子収納部13からメス端子2の接続孔21内に突出し、これによってオス側接触子8とメス側接触子15との間の接続が行われるようになっている。
すなわち、図1(c)図示の従来のコネクタのように、オス側接触子とメス側接触子との間の接続が行われる際に、メス側接触子の接触端がオス側接触子の接触面を摺動することがない。この結果、メス側接触子とオス側接触子との間の摺動による磨耗発生をなくし、製品寿命を延ばすことが可能になる。
また、メス側接触子15が接触子収納部13から接続孔21内に突出してオス側接触子8に当接することによる接続であるので、接点部の接触面積を拡大し、接触接点部の形状を任意の形状にすることが可能になる。
例えば、図2、図3図示の実施形態では、メス側接触子15の先端側に形成されている接触面16と、オス側接触子8の接触面との間による面接触が形成されるようにしているが、図4図示のように、触針形状の接触接点部18をメス側接触子15の先端側に形成することができる。
図4(a)、(b)に図示した本発明のコネクタは、メス側接触子15の先端側に接触面16に替えてメス側接触子15の先端側が触針形状に形成され、オス側接触子8とメス側接触子15との間の接続が点接触で行われる点を除いて、図2、図3(a)、(b)図示の本発明のコネクタと同一であるので、共通する部分に共通する符号を用いてその説明を省略する。
図4(a)、(b)図示の本発明のコネクタのように、触針形状の接触接点部18が採用されている場合には、オス側接触子8の接触面が表面劣化していたり、オス側接触子8の接触面の上に異物が存在している場合でもこれらを触針形状の接触接点部18が貫通して点接触することで確実な接続、導通を行なうことが可能になる。そして、オス端子1と可動片17との当接が解除されると接触接点部18がオス側接触子8から離れるため、オス端子1の移動によりオス側接触子8を傷つけることもない。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
(a)従来のコネクタの接続されていない状態の斜視図、(b)従来のコネクタにおけるメス端子の内部構造を説明する一部を省略した断面図、(c)従来のコネクタで接続がなされる状態を説明する一部を省略した断面図。 本発明を構成するメス端子の内部構造を説明する一部を省略した断面図。 (a)、(b)は本発明のコネクタで接続がなされる状態を説明する一部を省略した断面図。 (a)、(b)は本発明の他のコネクタで接続がなされる状態を説明する一部を省略した断面図。
符号の説明
1 オス端子
2 メス端子
7 挿入子
8 オス側接触子
13 接触子収納部
15 メス側接触子
21 接続孔

Claims (2)

  1. オス端子の挿入子がメス端子の接続孔内に挿入されることにより、オス端子の挿入子に配備されているオス側接触子と、メス端子の接続孔内に配備されているメス側接触子との間で接続が行われるコネクタであって、
    前記メス端子はオス端子に向かう方向に延びる接触子収納部を前記接続孔内に備えていると共に、前記メス側接触子が当該接触子収納部内に収納されており、
    前記オス側接触子とメス側接触子との間の接続は、前記オス端子の挿入子がメス端子の接続孔内に挿入された際に、前記メス側接触子が前記接触子収納部からメス端子の接続孔内に突出して行われることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記メス側接触子は、先端側が触針形状に形成され、前記オス側接触子とメス側接触子との間の接続が点接触で行われることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2007236394A 2007-09-12 2007-09-12 コネクタ Pending JP2009070647A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013004382A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Yokowo Co Ltd コネクタ及び中継コネクタ装置

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