JP2009070024A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、認証印刷を行う場合にはその都度自動的に所定の認証印刷用の外部記憶装置であることを示す常に新しい認証情報を埋込み、誤って特定の外部記憶装置以外の記憶装置に印刷データを保存することがない画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、認証印刷を行う指示と共に指示に対応する印刷データを受信するUSBインターフェイス4と、メモリカード3が挿入される挿入口と、挿入口にメモリカード3が挿入されている場合、このメモリカード3が認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報がメモリカード3に埋込まれているか否かを判断し、所定の情報がメモリカード3に埋込まれていると判断した場合、受信した印刷データをメモリカード3へ書込むCPU5と、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、本人による認証がなされない限り、他人がそのデータを印刷することはできず、確実に情報の機密を保って印刷することができる画像形成装置に関する。
近年、プリンタ、複写機、FAX等の機能を備えたデジタル複合機が普及している。この画像形成機は概ね事務処理に必要な機能をすべて備えており、コンパクトで場所を取らず、コスト的にも優れているため今後益々の普及が見込まれる。
ところで、印刷機能を実行する場合、誰に任せて印刷してもらってもよいデータもあれば、本人しか印刷できないデータもある。例えば、会社などにおいて漏洩して困るような機密情報はこれに該当し、内部メモリではなく、一旦半導体メモリカード等の外部記憶装置に保存しておき、後で権限ある人間(本人)による認証を行って、秘密裏に印刷する場合などである。また、デジタルカメラで撮ったプライベート写真の画像を半導体メモリカード等に保存しておき、PC等でこの画像を編集などして再保存し、印刷する場合などもある。
しかし、ここで問題となるのはセキュリティである。保存しておいた内部メモリ、外部記憶装置のデータが第三者によって勝手に印刷されたり改竄されたりするおそれがないとは言いきれない。そこで、外部記憶装置にデータを格納して管理し、これを格納するときに、データに対してパスワードを付与しておき、この外部記憶装置からデータを読み出して印刷するときには、デジタル複合機あるいはPCなどから、ユーザにパスワードの入力を要求し、このパスワードを使って認証し、認証できた場合にのみこのデータによる印刷を実行可能にする方法が考えられる。
しかし、このようにパスワードをその都度入力することは、セキュリティを向上させることができる一方、印刷するときにその都度、パスワードの入力がユーザに科せられ、ユーザにとっては非常に使いづらくなる。しかも簡単なパスワードでは初期の目的を達成できない。そこで、セキュリティのレベルを維持しつつ、外部記憶装置のデータに基づいて画像形成する際のユーザの手間を削減することのできるデジタル複合機が提案された(例えば、特許文献1参照)。
(特許文献1)のデジタル複合機は、装置IDを記憶するEEPROMと、USBメモリからデータを読み出す読出処理部と、読み出したデータ中に装置IDと一致する許可装置IDが含まれているか否かを判定する判定処理部と、この装置IDが含まれていると判定された場合に、ユーザによりパスワードを入力させることなしにプリンタ機能部により画像形成させる機能制御部とを有するものである。すなわち、USBメモリ内にこのUSBメモリを接続したデジタル複合機の装置IDと一致する許可装置IDが含まれている場合にのみ、パスワード入力なしにUSBメモリ内の印刷用データに基づいて画像形成できる。しかし、一致する許可装置IDが含まれていない場合には、面倒な12桁のパスワード入力を要求するものである。
特開2007−188281号公報
さて、デジタル複合機において、取り外し可能な不揮発メモリ(メモリカード)に予めデータを保存して後でこれを印刷する場合に、予め保存用のメモリカードにデータを保存する必要があるが、これを間違えて第三者のメモリカードを装着すると、大事なデータを第三者のメモリカードに保存してしまう可能性があった。言い換えれば第三者が自分のメモリカードにデータを保存するおそれがあった。
また、認証印刷用の不揮発性モリを装置内に設ける場合は大容量のメモリが必要でデジタル複合機のコンパクト化への妨げとなっていた。
そして、ユーザが認証印刷するとき、所定のデータ保存用のメモリカードを装着していても、このユーザと関係のない印刷データのタイトル情報が公開されるのは好ましくなく、できればユーザ個人に関連する情報だけがオープンになるのが望ましい。
確かに(特許文献1)のデジタル複合機はパスワード入力の煩雑さを減らす可能性はあるが、上記したような問題を十分に解決したものとは言えない。すなわち、(特許文献1)のデジタル複合機においては、設定される許可装置IDが固定的で、一旦それを盗み読みされてしまうと、逆に脆く、大事なデータが別のメモリカードに保存されてしまう可能性があった。
そこで、本発明は、認証印刷を行う場合にはその都度自動的に所定の認証印刷用の外部記憶装置であることを示す常に新しい認証情報を埋込み、誤って特定の外部記憶装置以外の記憶装置に印刷データを保存することがない画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、認証印刷を行う指示と共に指示に対応する印刷データを受信する受信手段と、メモリカードが挿入される挿入口と、挿入口にメモリカードが挿入されている場合、このメモリカードが認証印刷用のメモリのカードであることを示す所定の情報がメモリカードに埋込まれているか否かを判断し、所定の情報がメモリカードに埋込まれていると判断した場合、受信した印刷データをメモリカードへ書込む制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、認証印刷用のメモリのカードであることを示す所定の情報がメモリカードに埋込まれていると判断された場合にのみ、受信した印刷データをメモリカードへ書込むことができ、認証印刷を行う際、挿入口に挿入されているメモリカードが認証印刷用のメモリカードであること確認した上で指示された認証印刷データをメモリカードへ書込むため、認証印刷用以外のメモリカードが挿入されている場合、認証印刷を指示したデータが認証印刷用以外のメモリカードに書込まれることなく、確実に認証印刷できる。
また、所定の情報をメモリカードに埋込む場合、装置内に保持されている前回の情報を消去すると共に新たに情報をメモリカードに登録(更新)するので、認証印刷用のメモリカードとして使用するメモリカードは特定の1枚または複数枚以外存在せず、特定のメモリカードに限定することができる。その結果、認証印刷用のメモリカードにのみ印刷データを書込むことができ、挿入口に差込んだメモリカードに印刷データを書込むときに情報の機密性を確保できる。制御手段が所定の情報をメモリカードに埋込む場合ごとにこの情報を生成するのでパスワードの漏洩がない。また、認証印刷のメモリカードを特定のメモリカードにするため、認証印刷用に使用されるメモリカードの管理が容易になり、認証用印刷のメモリカードに書込まれた印刷データが他人によって印刷される危険を減少することができる。
本発明の第1の発明は、認証印刷を行う指示と共に指示に対応する印刷データを受信する受信手段と、メモリカードが挿入される挿入口と、挿入口にメモリカードが挿入されている場合、このメモリカードが認証印刷用のメモリのカードであることを示す所定の情報がメモリカードに埋込まれているか否かを判断し、所定の情報がメモリカードに埋込まれていると判断した場合、受信した印刷データをメモリカードへ書込む制御手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置である。
この構成によれば、認証印刷を行う際、挿入口に挿入されているメモリカードが認証印刷用のメモリカードであること確認した上で指示された認証印刷データをメモリカードへ書込むので、認証印刷用以外のメモリカードが挿入されている場合であっても認証印刷を指示したデータが認証印刷用以外のメモリカードに書込まれることがなく、確実に認証印刷用のメモリカードのみへ書込むことがきる。また、認証印刷を指示したデータのみが認証印刷用メモリカードだけに書込まれるので、本人の認証が確認されない限りは、他人がそのデータを印刷することはできず、確実に情報の機密を保ちながら認証印刷を行うことができる。さらに、着脱可能なメモリカードを認証印刷用として使用するので、認証印刷用の不揮発性モリを装置内に設ける必要がなく、小型化された仕様である少ないメモリ容量しか持てない装置であっても認証印刷を行うことができる。
本発明の第2の発明は、第1の発明に従属する発明であって、受信した印刷データを一時記憶する記憶手段を設け、制御手段は、認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報がメモリカードに埋込まれていないと判断した場合、受信した印刷データを記憶手段から消去することを特徴とする画像形成装置である。
この構成によれば、認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報がメモリカードに埋込まれていないと判断した場合、受信した印刷データを記憶手段から消去することにより、所定の情報が埋込まれていないメモリカードに印刷データを書込むことはないので、認証印刷用以外のメモリカードが挿入されている場合に、印刷データが認証印刷用以外のメモリカードに書込まれることを確実に防止できるという効果を有する。また、認証印刷すべきデータが装置内にデータが残ってしまうことがなく、確実に機密情報の漏洩を防止することができる。
本発明の第3の発明は、第2の発明に従属する発明であって、制御手段は、受信した印刷データを記憶手段から消去したことを、認証印刷を指示してきたユーザへ通知することを特徴とする画像形成装置である。
この構成によれば、受信した印刷データを記憶手段から消去したことを、認証印刷を指示してきたユーザへ通知することにより、ユーザが、認証印刷を指示した後の印刷データの処理結果を知ることができるので、認証印刷用のメモリカードが挿入されていなかったために若しくは認証印刷用のメモリカード以外のメモリカードが挿入されていたために、認証印刷を指示したが認証印刷を行うことができなかったことを、ユーザがその場で即座に確認すことがきる。また、ユーザは印刷された印刷物を確認するために装置本体まで行くことなく認証印刷が行われなかったことを確認できるので、ユーザは指示した端末装置にて認証印刷が行われなかったことを容易に把握できる。
本発明の第4の発明は、第1の発明に従属する発明であって、印刷データを印刷する印刷手段を設け、制御手段は、認証印刷を指示したユーザからメモリカードに書込まれた認証印刷データを印刷するよう指示があった場合、認証印刷の指示を行ったユーザの認証確認を行った上で、メモリカードへそのユーザが書込んだデータのみを表示画面に表示して、そのユーザが書込んだ印刷データのみを印刷手段から出力することを特徴とする画像形成装置である。
この構成によれば、ユーザからメモリカードに書込まれた認証印刷データを印刷するよう指示があった場合、認証印刷の指示を行ったユーザの認証確認を行った上で、そのユーザが書込んだデータのみを表示して、メモリカードへ書込んだ印刷データを印刷手段から出力することにより、本人の認証が確認されない限りは、他人がそのデータを印刷することはできないので、メモリカードが装置本体から抜かれる若しくは故意に持ち出されるなどの事態が起こった場合でも、認証を指示した本人以外の者が、認証印刷データを出力することはできず、確実に情報の機密を保つことができるという効果を有する。認証印刷時に、このユーザと関係のない印刷データのタイトル情報が公開されることがない。
本発明の第5の発明は、表示画面を有する操作部と、メモリカードが挿入される挿入口と、挿入口にメモリカードが挿入された場合、このメモリカードを認証印刷用のメモリのカードとして使用するか否かを確認させる表示画面を表示させ、メモリカードを認証印刷用のメモリのカードとして使用する指示が操作部からあった場合、メモリカードが認証印刷用のメモリのカードであることを示す所定の情報をメモリカードに埋込む制御手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置である。
この構成によれば、挿入口にメモリカードが挿入され、メモリカードを認証印刷用のメモリのカードとして使用する指示が操作部からあった場合、メモリカードが認証印刷用のメモリのカードであることを示す所定の情報をメモリカードに埋込むことにより、予め、認証印刷指示を行う前に、任意のメモリカードを認証印刷用のメモリカードとして用いるメモリカードとして特定するので、認証印刷以外のメモリカードと認証印刷用のメモリカードとの区分けが確実に行われ、誤って印刷データが認証印刷用のメモリカードとして特定されていないメモリカードに書込まれることなく、認証印刷を指示された印刷データを確実に認証印刷用のメモリカードにのみ書込むことができるという効果を有する。
本発明の第6の発明は、第5の発明に従属する発明であって、制御手段は、所定の情報をメモリカードに埋込む場合、装置内に保持されている前回の認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報と比較するために装置側で記憶している情報を消去することを特徴とする画像形成装置である。
この構成によれば、所定の情報を新たにメモリカードに埋込む場合、装置内に保持されている前回の認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報を消去することにより、新たに認証印刷用のメモリカードを登録したとき、前回登録された認証印刷用のメモリカードの情報を無効とするので、認証印刷用のメモリカードとして使用するメモリカードは特定のもの以外存在せず、特定のものに限ることができる。その結果、認証印刷用のメモリカードであると明らかに認識されるメモリカードにのみ印刷データを書込むことができるので、差込みメモリカードに印刷データを書込む場合であっても、情報の機密性を確保できる。また、認証印刷のメモリカードを特定のものに限ることにより、認証印刷用に使用されるメモリカードの管理が容易となるので、認証用印刷のメモリカードに書込まれた印刷データが他人によって印刷される危険を減少することができるという効果を有する。
本発明の第7の発明は、第6の発明に従属する発明であって、制御手段は、メモリカードに埋込む今回の認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報と比較するために装置側で記憶している情報と、消去される前回の認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報と比較するために装置側で記憶している情報とを別の情報とすることを特徴とする画像形成装置である。
この構成によれば、メモリカードに埋込む今回の所定の情報と、消去される前回の所定の情報と比較するために装置側で記憶している情報とを別の情報とすることにより、認証印刷を行う度に前回埋込んだ所定の情報が今回使用する情報にインクリメントされるので、新たに認証印刷用のメモリカードを登録したとき、認証印刷用のメモリカードを特定のメモリカードに限ることができる。その結果、認証印刷用のメモリカードであると明らかに認識されるメモリカードにのみ印刷データを書込むことができるので、メモリカードに印刷データを書込む場合であっても情報の機密性を確保できる。また、認証印刷のメモリカードを特定のメモリカードに限ることにより、認証印刷用に使用されるメモリカードの管理が容易となるので、認証用印刷のメモリカードに書込まれた印刷データが他人によって印刷される危険を減少することができるという効果を有する。また、認証印刷を行う都度に異なる情報を使用することにより、認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報として常に新しい情報をメモリカードに埋込むこととなるので、同じ情報を使い続ける場合に比較して、その所定の情報が他人に漏れる危険性が減少し、その結果、認証印刷の機密性を確保することができる。
本発明の第8の発明は、第5乃至7の何れかの発明に従属する発明であって、制御手段が、認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報を生成することを特徴とする画像形成装置である。この構成によって、所定の情報をメモリカードに埋込む場合ごとに自動的にこの情報を生成するのでパスワードの漏洩がない。
(実施の形態1)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態1における画像形成装置と、その認証印刷を行える半導体メモリカードについて説明する。図1は本発明の実施の形態1における画像形成装置とホストコンピュータとから構成される画像形成システムの全体構成図であり、図2は本発明の実施の形態1における画像形成装置のブロック図である。
また、図3は本発明の実施の形態1におけるメモリカードの構成図、図4は本発明の実施の形態1における画像形成装置の出力の説明図、図5は本発明の実施の形態1における画像形成装置における書込み許可IDの生成処理のフローチャート、図6は本発明の実施の形態1における画像形成装置における認証印刷のメモリカードへのデータ保存時の処理のフローチャート、図7は本発明の実施の形態1における画像形成装置における認証印刷時の処理のフローチャートである。
以下、図1,図2を参照して本発明の実施の形態1の画像形成システム、画像形成装置について説明する。図1において、1は複写機,FAX,プリンタ等の機能を兼備えたデジタル複合機(本発明の画像形成装置)である。2はホストコンピュータ、3はデジタル複合機1に設けられた挿入口3aに装着できる不揮発性のメモリカードである。メモリカード3にはSDメモリカード、smartSDカード(Flashメモリ)、その他の半導体メモリカードがあり、外部記憶装置として使われる。挿入口3aにメモリカード3を装着すると、デジタル複合機1はこれを認識し読み書き可能状態になる。
図1に示す2aは、ホストコンピュータ2とデジタル複合機1とを接続しホストコンピュータのプリンタドライバとの間でデータや命令を伝送するためのUSBケーブルであり、2bはEthernet(登録商標)などのネットワークである。ネットワーク5はモデム(図示しない)を介して電話回線に接続できるが、WANなどに接続することもできる。
図2において、4はホストコンピュータ2との間の交信を行うUSBインターフェイス、5はデジタル複合機1のシステムの制御を行うCPUである。そして、5aはID認証手段、5bはID生成手段、5cはファイル削除手段、5dは書込み手段である。また、6は内蔵される書き換え可能なFlashROM、7はRAM、8はRAM7に読み込まれたプログラムが誤りないかチェックするベリファイ制御部である。本発明においてはベリファイ制御部8を書込み許可ID、ユーザIDの認証に転用する。
CPU5は図示しないROMやFlashROM6からプログラムを読み込んで制御部として各種機能実現手段として各機能を実行する。従って、ID認証手段5a、ID生成手段5b、ファイル削除手段5c、書込み手段5dを含め、プログラムを読み込んだCPU5とベリファイ制御部8とは本発明における制御手段となる。なお、実施の形態1ではFlashROM6であるが、FlashROM6に代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)など、他の不揮発性メモリを設けるのでもよい。
ここで、6aはFlashROM6に設けられた後述する書込み許可ID等のIDが書込まれたファイルを保存するID領域であり、CPU5の機能実現手段の1つであるID認証手段5aが、上記ベリファイ制御部8によるベリファイ機能を使って、書込み許可IDとユーザIDの認証を行う。
CPU5の他の機能実現手段であるID生成手段5bは、年月日やメモリカード3の型番号、製造番号、MACアドレス、乱数などを基に所定のルールで1個の書込み許可IDを自動的に発行する。例えば、2007年1月1日15時00分30秒に、MACが11:22:33:44のメモリカードに対して書込み許可IDを生成するときは、「2007010115003011223344」などとすればよい。
そして、例えば「xzvw7777」などのユーザIDと共に、自動生成したこの書込み許可ID「2007010115003011223344」をFlashROM6のID領域6aに格納すると共に、同時に、USBインターフェイス4を通じてメモリカード3のFlashメモリ35のID領域35bに、同一のユーザID「xzvw7777」、書込み許可ID「2007010115003011223344」を書込んだファイルを格納する。
この自動生成した書込み許可IDや不要なユーザIDを削除(本発明の消去)するときには、ファイル削除手段5cがこれを削除する。なお、本発明において無効にするというのは、実施の形態1ではファイルを削除、すなわち初期化することであるが、削除の方法として、一度使った書込み許可IDを読出すための管理ファイルを削除あるいは無効(読み出し不能)し、印刷データへアクセスするパスを完全に断つなどの手段を講じることも考えられる。
次に、図1において、9は画像データの縮小処理や回転処理を行う画像処理部、10はDMA(Direct Memory Access)機能などを使って高速に印刷させる印刷出力制御部である。また、11は印刷出力制御部10からの出力を画像形成のために入力する印刷装置部である。この印刷装置部11は実施の形態1においてはレーザープリンタであって、制御信号で動作するレーザーダイオードが設けられ、このレーザーダイオードを発光させ、帯電器によって一様に帯電した感光体ドラムをこのレーザー光で走査して静電潜像を形成し、現像した後に、これを記録用紙に転写し、定着して印刷する。
また、図1において12は、操作パネルから各種の設定を行うための操作パネル制御部、13は液晶パネル等の表示装置を制御する表示制御部である。操作パネル制御部12やホストコンピュータ2からの指示で、プログラムに従い上記制御手段は受信した印刷データやメッセージを表示装置に表示させる。
そして、14はデータを格納したメモリカード3を装着して印刷させるためのメモリカードインターフェイスである。挿入口3aにメモリカード3を装着するとデジタル複合機1はメモリカードインターフェイス14との交信でこれを認識し、認証印刷以外の印刷の場合、この状態で印刷データの読取りが可能になる。
15はテスト用印字パターンなどを格納しこれらを基に印字データを生成するソフトウェアロジックの内部データ生成部である。また16は画像をCCDやCIS等で読み込むスキャナ制御部、17はプロトコルG3、G4で電話回線やWANに接続されて通信するFAX通信制御部であり、18は内部バスである。CPU5は、認証印刷の際には通信制御手段として機能し、表示装置に表示すべきメッセージを読み出して表示させ、ホストコンピュータ2へもUSBインターフェイス4を介してこのメッセージを通知する。
なお、その詳細は後述するが、デジタル複合機1で実行される認証動作についてここで簡単に説明する。
メモリカード3をデジタル複合機1に装着し、ホストコンピュータ2の入力手段から書込み許可ID生成を指示すると、デジタル複合機1は内部において書込み許可IDを自動的に発行し、メモリカード3内の不揮発性メモリに、書込み許可IDを書込んだファイルを格納すると共に、同一の書込み許可IDを書込んだファイル(本発明の認証印刷用のメモリのカードであることを示す所定の情報)を内蔵されたFlashROM6に保存する。同様にユーザIDもこの2つのメモリ(不揮発性メモリ、FlashROM6)に格納される。
その後、デジタル複合機1にこのメモリカード3を装着し、データを認証印刷させる場合、デジタル複合機1はメモリカード3から読み出した印刷データと書込み許可ID、あるいはユーザIDを一時的にRAM7に書込み、この2つのIDと自身のFlashROM6に保存されている書込み許可ID、ユーザIDとを、ベリファイ制御部8によるベリファイ機能を利用して比較する。書込み許可IDとユーザIDが一致したとき、認証印刷可となり、デジタル複合機1はRAM7の印刷データを印刷する。両者が不一致のときは、一時的にRAM7に書込んだ印刷データを削除(消去)し、メモリカード3が認証用のもので無い旨をホストコンピュータ2に通知する。
ここで、外部記憶装置として使われる半導体メモリカードである、メモリカード3の構成、特にSDメモリカードを例としてあげてその構成について説明する。メモリカード3はインターフェイスとカード制御部、不揮発性メモリ部からなっている。31はUSBケーブル4を使ってホストコンピュータ2と接続するホストインターフェイスである。ここではシリアル−パラレルのプロトコル変換処理を行うと共に、著作権保護部31aにおいて著作権違反の行為を禁じる著作権保護処理を行い、認証部31bにおいてデジタル複合機1等との相互の認証を行う。
図3において、32はメモリカード3のCPUであり、33aはROM、33bはSRAM(Static RAM)、34はメモリ管理をするFAT(File Allocation Tables)制御,データのチェックと訂正をするECC(Error Check and Correct memory)制御などを行うFlash制御部、35はメモリ空間がデータ領域35aとID領域35bに分けられているFlashメモリである。ECC制御部34bにおいてメモリカード3のベリファイ機能が実行される。
CPU32はROM33aに格納されたプログラムをSRAM33bに読み出して実行する。また、Flashメモリ35にはデータ領域35aとID領域35bに区分けされており、メモリカード3の書込み許可IDとユーザIDはこのID領域35bに格納される。なお、Flashメモリ35のデータ域は64kビット単位で使用できる。デジタル複合機1のファイル削除手段5cは、メモリカード3のFAT制御部34aがファイルそのものを削除することもできるが、データへアクセスするとき参照する管理ファイルを消去してデータを無効(読み出し不能)にすることもできる。
続いて、デジタル複合機1に取り込まれた印刷がどのように処理されるのか説明する。実施の形態1の場合、ホストコンピュータ2から通常の印刷(認証印刷ではない)のコマンド(本発明の指示)が送信された場合は、USBインターフェイス4を介してTCP/IPでLPD(Line Printer Daemon),Rawなどのプロトコルを使用して、図4に示すようにデジタル複合機1の印刷装置部11宛てにこのコマンドと印刷データが送られる。印刷データは一旦RAM7に格納され、必要な場合、画像処理部9でデータ解析、回転処理、縮小処理等が行われ、これがライン単位で印刷出力制御部10に転送されて所望の出力処理(例えばページ割付など)が施されて印刷装置部11に出力される。
これに対して認証印刷の場合は、認証印刷のコマンド(本発明の認証印刷を行う指示)と印刷データが直ちに印刷装置部11に送られることはない。第1ステップとして、デジタル複合機1に装着されたメモリカード3宛てに認証印刷のコマンドと印刷データが送信される。デジタル複合機1においては、ID認証手段5aと認証部31bとの間で認証処理を行い、書込み許可IDとユーザが入力したユーザIDが一致した場合のみ、第2ステップとして、メモリカード3への印刷データの書込みを許可する。なお、データ領域35aに格納されるデータとしては、受信したパケットのヘッダからメモリカードを示す送信先部分の記述を削除し印刷装置部11を宛先としたデータが格納される。
さて、このメモリカード3をデジタル複合機1の挿入口3aに挿入し、デジタル複合機1の操作パネルからユーザIDと共に認証印刷の指示を入力すると、メモリカードインターフェイス14とホストインターフェイス31経由で、ID認証手段5aがメモリカード3のID領域35bの書込み許可IDとユーザIDのファイルをRAM7に読出し、ベリファイ制御部8を動作させる。これにより、まず、FlashROM6に保存されている書込み許可IDとRAM7に一時格納されている2つの書込み許可IDの比較を行う。このとき、2つの書込み許可IDが一致していれば、引き続きRAM7に一時格納されているユーザIDとFlashROM6に保存されているユーザIDの比較を行い、2つのユーザIDも一致している場合にのみ、印刷データを印刷出力制御部10に出力する。
なお、メモリカード3から出力される信号は、Flashメモリ35に格納されているデータのヘッダの送信先が既に印刷装置部11となった状態で保存されているので、出力は、メモリカード3からではなく、見掛け上ホストコンピュータ2からTCP/IPでLPDなどのプロトコルで印刷装置部11宛てに送信されてきたかのうように処理される。通常の印刷と同様に、印刷のコマンドと印刷データは、一旦RAM7に格納され、印刷装置部11に出力される。画像処理部9、印刷出力制御部10での処理も行われる。
なお、デジタル複合機1には、このほか複写機能、FAX機能、プリンタ機能等がある。複写機能は、スキャナ制御部16のCCDによって原稿の画像信号を読取り、増幅された画像信号をデジタル信号に変換してこれを画像データとして出力する。出力された画像データは印刷装置部11に出力される。次に、FAX機能は、G3,G4のプロトコルでTEL/FAX制御部17で電話回線やWANから受信したデータが一旦RAM7に格納され、印刷装置部11に出力される。
続いて、図5に基づいて本発明の認証印刷の特徴である書込み許可ID生成のフローチャートについて説明する。デジタル複合機1の操作パネル上でMENU(メニュー)を開き、書込み許可ID生成のモードを選択する(step1)。これによりID生成手段5bは自動的に書込み許可IDを生成する。次いで、デジタル複合機1はメモリカード3が装着されているか否かをチェックする(step2)。認証用のメモリカード3が装着されていなければそのまま終了する。
step2において、メモリカード3が装着されている場合、書込み許可IDが既に生成されて格納されているメモリカード3かどうかをID認証手段5aによって確認する(step3)。既に書込み許可IDが発行されているときは、このとき発行されている過去の書込み許可IDを削除する(step4)。
過去に書込み許可IDが発行されていない場合、あるいは、過去に書込み許可IDが発行されていてこれを今回削除したstep4の場合、の何れの場合に対しても、新たに書込み許可IDを発行し、メモリカード3のID領域とFlashROM6に同一内容のファイル(認証印刷用のメモリのカードであることを示す所定の情報)を保存する。なお、既には国交されている場合は書込み許可IDの更新となる。
次いで、過去(前回)に書込み許可IDを生成したメモリカード3が存在するか否かをチェックし(step6)、これが存在する場合は前回登録したメモリカード3の書込み許可IDのファイルと同一のファイルをID領域35bから削除し(step7)、書込み許可IDの更新を行って終了する。step6において、過去にIDが発行されていない、初めて書込み許可IDを生成したメモリカード3の場合は削除するファイルがないからそのまま終了する。
続いて、図6に基づいてメモリカード2に認証印刷のデータを書込むときのフローチャートについて説明する。デジタル複合機1はホストコンピュータ2から印刷データを受信すると(step11)、これを一時RAM7に格納し、この印刷が認証印刷か否かを判定する(step12)。認証印刷でなければそのまま通常印刷処理を行う(step13)。
step12において、認証印刷のであった場合は、印刷データを印刷装置部11に出力することなく、認証印刷用のメモリカード3が装着されているか否かを確認する(step14)。もし、step14で認証印刷用のメモリカード3が装着されていない、あるいは認証印刷用のメモリカード3以外のメモリカードが挿入されていたときは、step18に進み、RAM7に格納した受信した印刷データを削除し、ホストコンピュータ2にメモリカード3が装着されていない、あるいは別のメモリカードが挿入されているの旨のメッセージを通知する。従って、ユーザはホストコンピュータ2のところに居ながら、その場で認証印刷に失敗したことを直ちに確認することがきる。
認証印刷用のメモリカード3が装着されているか否かを確認するので、別のメモリカードを装着していても、大事なデータを別のメモリカードに保存してしまう可能性がない。言い換えれば、第三者が自分のメモリカードにデータを保存するおそれがない。
続いて、認証印刷用のメモリカード3が装着されていても、このメモリカード3に書込み許可IDが格納されているかどうかをチェックする(step15)。書込み許可IDが格納されていなければ、step18に進み、受信して一時保存した印刷データを削除し、ホストコンピュータ2にその旨を通知する。従って、ユーザはホストコンピュータ2のところに居ながら、その場で書込み許可IDがないことを直ちに知ることがきる。
引き続き、メモリカード3の書込み許可IDが、デジタル複合機1のFlashROM6に登録されている書込み許可IDと同一であるか否かを判定する(step16)。ID認証手段5aがベリファイ機能を使って書込み許可IDの比較を行う。このとき、書込み許可IDが一致しなければ、step18に進み、ファイル削除手段5cが受信した印刷データを削除し、ホストコンピュータ2にその旨のメッセージを通知する。従って、ユーザはその場で書込み許可IDが不一致であり、認証印刷用のメモリカード以外のメモリカードを装着していたこと、認証印刷ができないことを即座に確認することがきる。
step16において、書込み許可IDが一致した場合は、書込み手段5dが印刷データをメモリカード3に書込み(step17)、終了する。
最後に、図7に基づいて、認証印刷用のメモリカード3をデジタル複合機1に装着し、認証印刷を行うときの処理フローについて説明する。認証印刷用のメモリカード3をデジタル複合機1に装着し、操作パネルから認証印刷を選択する(step21)。これを受け、デジタル複合機1は認証印刷用のメモリカード3に書込み許可IDが保存されているかどうかをチェックする(step22)。
もし、このときメモリカード3に書込み許可IDが保存されていなければ、表示装置にメモリカード3に書込み許可IDが無い旨のメッセージを表示して(step23)、そのまま終了する。
step22において、書込み許可IDが保存されている場合は、ユーザ認証を行い、ユーザIDが一致するか否かにより、メモリカード3に印刷データを保存したユーザかどうかを判定する(step24)。このときユーザIDが一致しなければ、表示装置にユーザ用の印刷データが無い旨のメッセージを表示する(step25)。
step24において、ユーザIDが一致した場合、表示装置にユーザ用の印刷データを表示する(step26)。この表示をみて、ユーザが操作パネルから表示された印刷データを選択(確認)するまで待機し(step27)、この印刷データでよい旨を示す選択がなされたら、CPU5によって構成された制御手段はこれを確認し、この印刷データを印刷装置部11に出力して印刷し(step28)、終了する。
このように本発明の実施の形態1におけるデジタル複合機は、挿入口3aに挿入されたメモリカード3に認証印刷用のメモリのカードであることを示す所定の認証情報がメモリカード3に埋込まれていると判断された場合にのみ、受信した印刷データをメモリカード3へ書込むことができ、認証印刷を行う際、挿入口に挿入されているメモリカード3が認証印刷用のメモリカード3であること確認した上で指示された認証印刷データをメモリカード3へ書込むため、認証印刷用以外のメモリカード3が挿入されている場合、認証印刷を指示したデータが認証印刷用以外のメモリカード3に書込まれることなく、確実に認証印刷できるものである。
また、所定の認証情報をメモリカード3に埋込む場合、装置内に保持されている過去(前回)の認証情報を消去すると共に新たに認証情報をメモリカードに登録(更新)するので、認証印刷用のメモリカード3として使用するメモリカード3は複数存在せず1枚に限定することができる。その結果、認証印刷用のメモリカード3にのみ印刷データを書込むことができ、挿入口3aに差込んだメモリカード3に印刷データを書込むときに情報の機密性を確保できる。制御手段が所定の情報をメモリカード3に埋込む場合ごとにこの情報を生成するのでパスワードの漏洩がない。また、認証印刷のメモリカード3を1枚にするため、認証印刷用に使用されるメモリカード3の管理が容易になり、認証用印刷のメモリカード3に書込まれた印刷データが他人によって印刷される危険を減少することができる。
本発明は、デジタル複合機などの画像形成機に適用できる。
本発明の実施の形態1における画像形成装置とホストコンピュータとから構成される画像形成システムの全体構成図 本発明の実施の形態1における画像形成装置のブロック図 本発明の実施の形態1におけるメモリカードの構成図 発明の実施の形態1における画像形成装置の出力の説明図 本発明の実施の形態1における画像形成装置における書込み許可IDの生成処理のフローチャート 本発明の実施の形態1における画像形成装置における認証印刷のメモリカードへのデータ保存時の処理のフローチャート 本発明の実施の形態1における画像形成装置における認証印刷時の処理のフローチャート
符号の説明
1 デジタル複合機
2 ホストコンピュータ
2a USBケーブル
2b ネットワーク
3 メモリカード
3a 挿入口
4 USBインターフェイス
5 CPU
5a ID認証手段
5b ID生成手段
5c ファイル削除手段
5d 書込み手段
6 FlashROM
6a ID領域
7 RAM
8 ベリファイ制御部
9 画像処理部
9a 縮小処理部
9b 回転処理部
10 印刷出力制御部
11 印刷装置部
12 操作パネル制御部
13 表示制御部
14 メモリカードインターフェイス
15 内部データ生成部
16 スキャナ制御部
17 TEL/FAX制御部
18 内部バス
31 ホストインターフェイス
31a 著作権保護部
31b 認証部
32 CPU
33a ROM
33b SRAM
34 Flash制御部
34a FAT制御部
34b ECC制御部
35 Flashメモリ
35a データ領域
35b ID領域

Claims (8)

  1. 認証印刷を行う指示と共に前記指示に対応する印刷データを受信する受信手段と、
    メモリカードが挿入される挿入口と、
    前記挿入口にメモリカードが挿入されている場合、このメモリカードが認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報が前記メモリカードに埋込まれているか否かを判断し、前記所定の情報が前記メモリカードに埋込まれていると判断した場合、前記受信した印刷データを前記メモリカードへ書込む制御手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記受信した印刷データを一時記憶する記憶手段を設け、
    前記制御手段は、前記認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報が前記メモリカードに埋込まれていないと判断した場合、前記受信した印刷データを前記記憶手段から消去することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記受信した印刷データを前記記憶手段から消去したことを、前記認証印刷を指示してきたユーザへ通知することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷データを印刷する印刷手段を設け、
    前記制御手段は、認証印刷を指示したユーザから前記メモリカードに書込まれた認証印刷データを印刷するよう指示があった場合、前記認証印刷の指示を行ったユーザの認証確認を行った上で、前記メモリカードへそのユーザが書込んだデータのみを表示画面に表示して、そのユーザが書込んだ印刷データのみを前記印刷手段から出力することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 表示画面を有する操作部と、
    メモリカードが挿入される挿入口と、
    前記挿入口にメモリカードが挿入された場合、このメモリカードを認証印刷用のメモリカードとして使用するか否かを確認させる表示画面を表示させ、前記メモリカードを認証印刷用のメモリカードとして使用する指示が前記操作部からあった場合、前記メモリカードが認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報を前記メモリカードに埋込む制御手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記所定の情報を前記メモリカードに埋込む場合、装置内に保持されている前回の認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報と比較するために装置側で記憶している情報を消去することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記メモリカードに埋込む今回の認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報と比較するために装置側で記憶している情報と、前記消去される前回の認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報と比較するために装置側で記憶している情報とを別の情報とすることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段が、前記認証印刷用のメモリカードであることを示す所定の情報を生成することを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載の画像形成装置。
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