JP2007329819A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

【課題】セキュリティ機能を搭載していなくても、セキュリティ機能を搭載しているように振舞って、第三者の不正な使用を抑制する。
【解決手段】コピーモードにおいて、原稿の画像データを読み取り、入力された画像データをハードディスク装置に保存する。画像データを印刷する。印刷が終了すると、セキュリティ機能を搭載している場合、画像データの消去が行われるが、セキュリティ機能を搭載していないので、画像データは消去されない。このとき、操作画面に、画像データ消去中の表示を行い、セキュリティ機能を実行しているかのように振舞う。
【選択図】図５

Description

本発明は、画像データのコピー、プリント、データ送信等の処理を行う画像処理装置に関する。

画像処理装置は、コピーモード、プリントモード、スキャナモード、ファクシミリモードといった多様な画像処理を行う。このような画像処理装置は、サーバやパーソナルコンピュータにネットワークを通じて接続され、画像データの送受信を行う。そのため、外部からの不正アクセスや不正操作により、画像データが漏洩する危険性が増している。

そこで、画像処理装置は、セキュリティ機能を搭載して、画像データの漏洩を防止している。画像処理装置では、ラベルを貼ったり、操作画面にセキュリティのマークを表示したりして、セキュリティ機能を搭載していることをアピールしている。また、例えば特許文献１に記載されているように、画像処理の動作中、操作画面にセキュリティ機能が実行されていることが表示される。利用者はセキュリティ機能の実行を認識できるので、利用者に安心感を与えることができる。また、第三者の不正な使用を抑制する効果もある。
特開２００５−２０４２４２号公報

セキュリティ機能を搭載していない画像処理装置では、セキュリティに関する表示がされないので、セキュリティ機能の搭載の有無を識別することが容易となる。そのため、悪意を持った第三者は、セキュリティ機能を搭載していない画像処理装置を見つけ、不正な操作をすることにより、画像データを容易に入手できる。

そこで、本発明は、上記に鑑み、セキュリティ機能を搭載していなくても、第三者の不正な使用を抑制できる画像処理装置の提供を目的とする。

本発明は、画像データを処理する処理手段と、操作指示の入力を受け付ける入力手段と、操作指示に基づいて処理手段が動作するとき、搭載していない機能を実行しているかのように振舞う偽装手段とを備えたものである。

第三者が操作指示を行ったとき、偽装手段の動作によって、第三者は何らかの機能が実行されていると認識する。しかし、第三者は、実行中の機能が実際には行われていないことを知らない。そのため、不正な操作を行おうとした第三者は、警戒して操作を中止する。このようにして、第三者の不正使用が抑制される。

ここで、偽装手段は、画像データの処理に関連するセキュリティ機能を実行中であることを表示、音声等により報知する。第三者は、この画像処理装置では、セキュリティ機能を搭載することにより、画像データの漏洩防止を図っていると認識する。その結果、第三者は、不正使用を断念する。

処理手段は、原稿から画像データを読み取り、偽装手段は、読み取られた画像データの処理中に動作する。すなわち、コピーモードやスキャナモードにおいて、入力された画像データを保存するときに、画像データの暗号化といったセキュリティ機能が実行されていることが報知される。

処理手段は、画像データを印刷し、偽装手段は、印刷時に動作する。すなわち、コピーモードやプリントモードにおいて、画像データを印刷したとき、保存されている画像データの消去といったセキュリティ機能が実行されていることが報知される。

偽装手段は、起動時に動作する。すなわち、起動時には、初期化が行われ、残っている画像データの消去といったセキュリティ機能が実行されていることが報知される。第三者が電源オンして、起動したとき、この報知により、セキュリティ機能が搭載されていると第三者に認識させることができ、以降の操作を断念させることが可能となる。

入力手段は、搭載している機能の設定画面を表示し、偽装手段は、設定画面にセキュリティ機能用の設定画面を表示する。そして、入力手段は、セキュリティ機能用の設定画面での操作を許容する。これによって、セキュリティ機能の設定変更ができるかのように偽装され、設定画面を見た第三者は、セキュリティ機能の搭載を再認識することになり、偽装の効果が高まる。

偽装手段は、専用の操作キーを有し、操作キーが操作されたとき、セキュリティ機能を搭載していることを報知する。操作画面に専用の操作キーを配しておくことにより、一見しただけで、セキュリティ機能が搭載されているかのように認識させることができる。また、操作キーが操作されれば、セキュリティ機能に関する情報が報知される。セキュリティ機能を搭載しているという偽装の効果が高まる。

偽装手段を有効にするか無効にするかを設定する設定手段を備える。偽装を行うか否かを自由に選択でき、画像処理装置の使用目的や使用環境に応じて設定できる。この場合、特定の操作があったとき、設定手段による設定が許容される。特定の操作により、有効、無効の設定が可能とされ、特定の操作がなされないときには、設定を禁止する。これにより、特定の操作を知る利用者、例えば管理者だけが設定可能とされ、特定の操作を知らない一般の利用者は、設定できない。

本発明によると、セキュリティ機能を搭載していなくても、あたかもセキュリティ機能が実行しているかのように偽装されるので、第三者に対しては十分な警告となり、不正使用を抑制できる。したがって、セキュリティ機能を搭載していない装置において、画像データの漏洩を防止する機能を搭載したことになり、セキュリティを向上できる。

本実施形態の画像処理装置を図１に示す。本画像処理装置は、コピーモード、プリントモード、スキャナモードおよびファクシミリモードを有するデジタル複合機であり、原稿を読み取って画像データを入力する画像読み取り部１と、ユーザの入力を受け付ける操作部２と、入力された画像データの印刷を行う画像形成部３と、画像データを保存するハードディスク装置４と、外部機器とのデータ通信を行う通信部５と、ファクシミリ装置６と通信するためのＦＡＸモデム７と、装置全体の制御情報や設定情報等を記憶している管理部８と、装置全体の制御を司るＣＰＵからなる機器制御部９とを備えている。

画像読み取り部１は、画像データを入力する画像データ入力手段として機能し、ＣＣＤ１０といった撮像素子と、原稿台や自動原稿送り装置（ＡＤＦ）にセットされた原稿を検知する原稿検知センサ１１とを有する。ＣＣＤ１０によって読み取られた画像の画像データは画像形成部３に出力される。

操作部２は、図２に示すような操作パネルを備え、各種入力キーからなる入力部１２と、液晶ディスプレイ等の表示部１３とを有する。なお、表示部１３は、タッチパネルとされ、入力部としても機能する。操作部２において、装置全体の操作指示や各種設定の入力が行われ、入力内容や装置全体の動作状況が表示される。この操作部２は、操作指示の入力を受け付ける入力手段として機能する。

画像形成部３は、入力された画像データを記憶するメモリ２０と、レーザ走査ユニットを有する印字部２１と、手差しトレイ、カセットトレイを備えた給紙部２２と、排紙トレイを備えた排紙部２３と、画像処理部２４と、暗号化複号化部２５とを有する。

メモリ２０は、ＳＤＲＡＭ、フラッシュメモリ等の読み書き可能な半導体メモリを用いる。メモリ２０は、入力された画像データを記憶する領域と、出力するための画像データを記憶する領域とに分割されている。なお、１つのメモリ２０を分割して使用する代わりに、２つのメモリ２０を入力用と出力用として、それぞれ使用してもよい。

画像形成部３において、入力された画像データはメモリ２０に記憶される。メモリ２０は、古い画像データに新しい画像データを上書きすることにより、画像データを記憶する。画像データは、画像処理部２４によって圧縮、伸張、加工等の画像処理が行われ、メモリ２０に記憶される。画像処理された画像データが印字部２１、ハードディスク装置４あるいは機器制御部９に出力される。印字部２１は、メモリ２０に記憶された画像データに基づいて、給紙部２２から供給される記録シートに画像を印刷する。このように、画像形成部３は、画像データを処理する処理手段として機能する。

通信部５は、ＬＡＮケーブルを介してルータ、スイッチングハブ等に接続され、パソコン、サーバ等の情報処理装置３０によって形成されたネットワークと接続される。ネットワークは、電話回線網や光ファイバ等の通信回線を介してインターネットに接続される。通信部５は、ネットワーク内の情報処理装置３０とデータの送受信を行うとともに、インターネットを通じて外部の情報処理装置３０とデータや電子メールの送受信を行う。さらに、インターネットを通じてファクシミリ装置３１とインターネットファクシミリ通信も行う。ＦＡＸモデム７は、電話線を介して電話回線網に接続され、外部のファクシミリ装置６とファクシミリ通信を行う。

このように、ネットワークを通じて接続された外部装置と複数の画像処理装置とにより、画像処理システムが構成される。各装置間において、画像データの送受信が行われる。

通信部５およびＦＡＸモデム７は、情報処理装置３０やファクシミリ装置６、３１といった外部装置から画像データを受信して入力する。すなわち、これらは画像データ入力手段として機能する。また、通信部５は、外部装置から画像データを入力したとき、操作指示の入力も同時に受け付けため、入力手段としても機能する。さらに、通信部５およびＦＡＸモデム７は、画像データを外部装置に送信するという処理を実行するため、処理手段として機能する。

機器制御部９は、入力された画像データに対してジョブを実行する。すなわち、操作部２からの入力や外部装置からのデータ入力に応じて、管理部８に記憶されている情報に基づいて各部を制御して、入力された画像データを処理する。ジョブの実行により、入力された画像データに応じて、コピーモード、プリントモード、スキャナモード、ファクシミリモードのいずれかが実行され、画像が所望の形態で出力される。

ハードディスク装置４は、画像データを一時的に保存する。暗号化復号化部２５は、画像データに対して暗号化処理あるいは復号化処理を行う。ハードディスク装置４に画像データが保存されるとき、暗号化復号化部２５によって、画像データは暗号化される。ハードディスク装置４から暗号化された画像データを読み出すとき、画像データは復号化される。

また、ハードディスク装置４は、画像データ以外のデータとして、データの処理に関する管理情報を記憶する。管理情報としては、ファイリング管理情報、送信先管理情報、履歴管理情報である。ファイリング管理情報は、入力された画像データを保存したファイルのリストである。送信先管理情報は、ファクシミリ通信における送信先のリストである。履歴管理情報は、実行した処理内容のリストである。

ハードディスク装置４の画像データを消去する消去手段２６が設けられている。消去対象の画像データは、処理作業エリアに記憶されているデータである。機器制御部９が、画像データを処理して出力した後に消去手段２６の動作を制御する。消去手段２６は、ランダムなデータや無意味なデータを上書きしたり、あるいはデータを消去したりして、記憶されていた画像データを読み取り不可能にして、元の画像を再現できないように無効化する。なお、消去手段２６は、メモリ２０に対しても、上書きにより古い画像データを消去する、あるいは画像データを消去することによって、画像データを無効化するようにしてもよい。なお、ハードディスク装置４に記憶されている管理情報は、機器制御部９からの指令がない限り消去されない。

ここで、画像データの漏洩を防止して、画像データの保護を図るために、セキュリティ機能が存在する。セキュリティ機能を搭載した画像処理装置では、図２に示すように、表示部１３に表示される操作画面に、セキュリティマークＡが表示される。このマークＡは、セキュリティ用の操作キーとされる。

機器制御部９は、画像データを処理したとき、セキュリティ機能を実行する。セキュリティ機能としては、ジョブが終了したとき、消去手段２６によりハードディスク装置４やメモリ２０に保存された画像データを消去する、入力された画像データを暗号化復号化部２５により暗号化してから、ハードディスク装置４やメモリ２０に保存する、電源をオンしたとき、消去手段２６によりハードディスク装置４やメモリ２０に保存された画像データを消去する、画像データを暗号化して送信する等があげられる。

このようなセキュリティ機能が実行されるとき、機器制御部９は、実行中であることを示すメッセージを表示部１３に表示させて、報知する。

しかし、本画像処理装置は、セキュリティ機能を搭載していない。そこで、機器制御部９は、操作指示に基づいて動作するとき、搭載していないセキュリティ機能を実行しているかのように振舞う偽装手段を有している。すなわち、偽装手段は、操作指示による画像データの処理に関連して、表示部１３にセキュリティ機能を実行中であることを表示する。

また、偽装手段は、表示部１３を動作させて、操作画面に、図２に示すセキュリティマークＡを表示する。このマークＡは、専用の操作キーとされる。この操作キーが操作されたとき、偽装手段は、操作指示を受け付けて、図３に示すように、セキュリティ機能に関する情報を操作画面に表示する。ここに表示される画面は、本物の表示画面を模して作成される。

図２に示す操作画面のユーザ設定キーの操作により、各種機能の設定を行える。しかし、セキュリティ機能を搭載していなくても、偽装手段は、図４に示すようなセキュリティ設定画面を表示する。この設定画面において、入力操作は可能とされる。入力がなされたとき、機器制御部９は、その入力に応じて操作画面を変化させるが、その設定された情報を記憶しない。このように、画像処理装置は、セキュリティ機能を搭載していなくても、セキュリティ機能を搭載しているかのように振舞うことになる。

そして、各モードを実行するとき、偽装手段は動作する。図５に示すように、コピーモード時には、画像読み取り部１により、原稿の画像データが読み取られる（Ｓ１）。機器制御部９は、入力された画像データをハードディスク装置４に記憶する（Ｓ２）。画像処理部２４により、画像データがメモリ２０に展開され、画像処理された後、画像データは印字部２１に出力され、画像データが印刷される（Ｓ３）。

全ての原稿の読み取りが終了して（Ｓ４）、印刷が終了する（Ｓ５）と、偽装手段が動作を開始する。機器制御部９のタイマがカウントを始め（Ｓ６）、偽装手段は、図６に示すような画像データ消去中のメッセージを表示する（Ｓ８）。セキュリティ機能を搭載している場合、消去手段により、画像データが消去される（Ｓ７）。しかし、消去手段２６は動作せず、保存されている画像データは消去されない。なお、画像データはハードディスク装置４やメモリ２０に保存されたままであるが、新しい画像データを保存するときに、新しい画像データが古い画像データに上書きされる。

メッセージがｔ秒間表示され（Ｓ９）、ジョブが終了する。表示する時間は、実際にセキュリティ機能により画像データを消去する時間と同じとされ、例えば３〜５秒である。

プリントモード時にもコピーモードのときと同様である。情報処理装置３０から入力された画像データが印刷された後、画像データを消去しないにもかかわらず、画像データ消去中のメッセージが表示される。

図７に示すように、スキャナモード時には、入力される画像データの保存先等の保存条件が設定され（Ｓ１）、画像読み取り部１により、原稿の画像データが読み取られる（Ｓ２）。機器制御部９は、入力された画像データを設定された保存先に保存する。セキュリティ機能を搭載している場合、画像データは暗号化されて、保存される（Ｓ３）。ここでは、画像データは暗号化されずに保存される。このとき、偽装手段は、図８に示すように、画像データを暗号化している旨のメッセージを表示する（Ｓ４）。

全ての原稿の読み取りが終了する（Ｓ５）と、機器制御部９のタイマがカウントを始め（Ｓ６）、偽装手段は、図９に示すような、暗号化された画像データを保存する旨のメッセージを表示する（Ｓ７）。メッセージがｔ秒間表示され（Ｓ８）、ジョブが終了する。

また、図１０に示すように、画像処理装置の電源をオンして、起動したとき、装置の初期化が行われる（Ｓ１）。機器制御部９のタイマがカウントを始める（Ｓ２）。セキュリティ機能を搭載している場合、消去手段２６は、ハードディスク装置４の処理作業エリアに保存されている画像データを消去して、ハードディスク装置４を初期化する（Ｓ３）。ここでは、このような初期化は行われず、偽装手段は、図１１に示すように、消去中のメッセージを表示する（Ｓ４）。メッセージがｔ秒間表示され（Ｓ５）、画像処理装置はスタンバイ状態となる。

利用者の操作により、操作指示が入力されると、画像処理の動作が行われる。このとき、セキュリティ機能の実行中のメッセージが表示されるので、利用者は、セキュリティ機能が搭載されていることを意識させられる。したがって、悪意を持った第三者が操作したとき、第三者は、セキュリティ機能の搭載を認識し、操作を中止する。このように、第三者の不正な使用を抑制でき、画像データの漏洩を防止できる。

上記の偽装手段を有効にするか無効にするかは、設定可能とされる。機器制御部９は、偽装手段の有効、無効を設定する設定手段を有する。この設定は、パスワード等の認証情報に基づいて許可された管理者が行える。すなわち、設定手段は、パスワードの入力といった特定の操作があると、この操作により入力された認証情報を確認する。認証情報を認証できると、設定画面を表示して、偽装手段の有効あるいは無効を設定する。認証情報を認証できないときは、設定画面が表示されない。なお、特定の操作は、生体情報の入力操作であってもよい。設定手段は、生体情報を認証して、管理者であるかを確認する。また、特定の操作として、操作キーの特殊な操作としてもよく、例えば複数の操作キーを順に操作する、あるいは複数の操作キーを同時操作する。

これにより、管理者だけが特定の操作を行えるので、管理者は偽装手段の設定を許容される。一般の利用者は、特定の操作を行えないので、認証されることはなく、一般の利用者による設定は禁止される。したがって、偽装手段を有効にしているとき、管理者のみがセキュリティ機能を搭載していないことを認識しており、他の利用者は、セキュリティ機能を搭載していると認識させられる。したがって、セキュリティ機能を搭載していなくても、セキュリティ性の高い画像処理装置であると偽装でき、不正な使用を防止できる。

なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。画像処理装置として、コピーモードおよびプリントモードを有する複合機であってもよく、さらにはコピー機、スキャナ、プリンタといったように単一のモードだけの専用機であってもよい。

偽装手段は、表示以外に、音声によりセキュリティ機能の実行中であることを報知してもよい。また、セキュリティ機能以外の他の機能に対して、その機能を実行しているように振舞ってもよい。他の機能として、画像データの取り扱いに関連する機能、例えば認証機能がある。認証機能を搭載していなくても、保存されている画像データを出力するための操作指示があったとき、偽装手段は、パスワード等の認証情報の入力を要求するとともに、認証情報の入力がされたとき、認証できない旨の表示を行う。これによって、第三者は認証が必要であると思い込み、操作を中止する。したがって、第三者の不正使用を防止する効果が得られる。ただし、正当な利用者は、上記の偽装が行われていることを知っているものとする。そして、この偽装を回避する操作を設定しておき、その操作がされたとき、処理が続行される。

偽装手段による報知は、画像処理装置においてだけでなく、画像処理装置にネットワークを通じて接続された情報処理装置等の外部装置において報知してもよい。例えば、情報処理装置から画像処理の操作指示がされたとき、偽装手段は、セキュリティ機能の実行中であることを報知する。すなわち、画像処理装置は動作状態を情報処理装置に送信する。このとき、偽装手段により、セキュリティ機能の実行中といったメッセージも送信する。情報処理装置では、画面にメッセージを表示する。

本発明の画像処理装置の概略構成を示す図 操作パネルを示す図 偽装されたセキュリティ機能に関する情報を表示した操作画面を示す図 偽装されたセキュリティ機能の設定画面を示す図 コピーモードにおいて偽装表示を行うときのフローチャート 偽装されたデータ消去中の画面を示す図 スキャンモードにおいて偽装表示を行うときのフローチャート 偽装されたデータ暗号化中の画面を示す図 偽装されたデータ保存中の画面を示す図 電源オン時に偽装表示を行うときのフローチャート 偽装された初期化中の画面を示す図

符号の説明

１ 画像読み取り部
２ 操作部
３ 画像形成部
４ ハードディスク装置
５ 通信部
９ 機器制御部
１２ 入力部
１３ 表示部
２１ 印字部
２６ 消去手段

Claims (10)

1. 画像データを処理する処理手段と、操作指示の入力を受け付ける入力手段と、操作指示に基づいて処理手段が動作するとき、搭載していない機能を実行しているかのように振舞う偽装手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
2. 偽装手段は、画像データの処理に関連するセキュリティ機能を実行中であることを報知することを特徴とする請求項１記載の画像処理装置。
3. 処理手段は、原稿から画像データを読み取り、偽装手段は、読み取られた画像データの処理中に動作することを特徴とする請求項２記載の画像処理装置。
4. 処理手段は、画像データを印刷し、偽装手段は、印刷時に動作することを特徴とする請求項２記載の画像処理装置。
5. 偽装手段は、起動時に動作することを特徴とする請求項２記載の画像処理装置。
6. 入力手段は、搭載している機能の設定画面を表示し、偽装手段は、設定画面にセキュリティ機能用の設定画面を表示することを特徴とする請求項２記載の画像処理装置。
7. 入力手段は、セキュリティ機能用の設定画面での操作を許容することを特徴とする請求項６記載の画像処理装置。
8. 偽装手段は、専用の操作キーを有し、操作キーが操作されたとき、セキュリティ機能を搭載していることを報知することを特徴とする請求項１記載の画像処理装置。
9. 偽装手段を有効にするか無効にするかを設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項１記載の画像処理装置。
10. 特定の操作があったとき、設定手段による設定が許容されることを特徴とする請求項９記載の画像処理装置。

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