JP2009069608A - 液晶プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶を制御駆動する制御駆動回路を改良することによりリバースチルトドメインを回避できるようにした液晶プロジェクタを提供すること。
【解決手段】本発明に係るプロジェクタは、入力信号を処理する映像信号処理部2と、処理された映像信号を補正する映像信号補正部4と、映像信号補正部4で補正された映像信号に基づき液晶を駆動する液晶パネル駆動部5とを有する。液晶パネルは、マトリックス状に画素が配置されたノーマリホワイト型である。映像信号補正部4は、映像信号処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメインの発生の容易性を判断し、発生容易と判断される場合は、液晶パネル駆動部5へ出力する出力信号を制限する。具体的には、画面情報として画面全体の平均輝度値を用い、この平均輝度が所定の輝度設定値以下の場合に、映像信号補正部4からの出力信号を制限する。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係るプロジェクタは、入力信号を処理する映像信号処理部2と、処理された映像信号を補正する映像信号補正部4と、映像信号補正部4で補正された映像信号に基づき液晶を駆動する液晶パネル駆動部5とを有する。液晶パネルは、マトリックス状に画素が配置されたノーマリホワイト型である。映像信号補正部4は、映像信号処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメインの発生の容易性を判断し、発生容易と判断される場合は、液晶パネル駆動部5へ出力する出力信号を制限する。具体的には、画面情報として画面全体の平均輝度値を用い、この平均輝度が所定の輝度設定値以下の場合に、映像信号補正部4からの出力信号を制限する。
【選択図】図2
Description
本発明は、液晶プロジェクタに関する。特に、マトリックス状に配置された複数の画素を有するノーマリホワイト型液晶パネルを有する液晶プロジェクタに関する。
液晶プロジェクタに用いられる液晶パネルは、近年、微細加工技術を応用したアクティブマトリックス駆動方式の高温ポリシリコンTFT液晶パネルが用いられるようになり、多画素化、高開口率化が進んでいる。このため、画素電極周辺では、映像表示に関与する垂直方向の電界の他に、隣接する画素電極、垂直信号線等の他の電極との間の横方向の電界が液晶の動きに影響を与えることが知られている。すなわち、横方向の電界によって、液晶分子が見かけ上動いていないように見える領域が生じる。
この領域は、ノーマリホワイト型液晶パネルの場合、画素電極内に光抜けの領域(輝線)として発生する。この輝線は、表示品質を著しく劣化させる。これは、一方の基板のラビング方向を上から下とし、対向基板となる他方の基板のラビング方向を右から左とすると、黒表示したときに、左上の部分の液晶分子が電界方向に向かず横を向くために左上の部分に現れる。これが横方向の電界による所謂リバースチルトドメインである。従来、この輝線に対しては液晶分子のプレチルトを上げる、液晶セルのセルギャップを狭くするなどの対策が取られてきた。しかしながら、この対策は、輝線の発生位置を画素電極のエッジ付近まで追いやることができても、輝線の発生そのものものをなくすことができなかった。このため、輝線の発生場所を覆うように遮光領域の幅を拡げることが行われてきた。したがって、この対策は、開口率が低下し、光の透過率が低下し、表示が暗くなるという問題があった。これを解決するものとして特許文献1では、画素電極間に存在する液晶層に対し常に電圧を与えるように、画像電極間に映像表示と関係のない電極を置き、常に、その電極に電圧をかけることにより、液晶を起こすという方策が提案されている。
特開平8−146386号公報、段落番号0011〜0018、図1、図13
上記特許文献1は、液晶パネルの設計段階において対応することのできる一解決策である。ところが、上記リバースチルトドメインは、液晶駆動時に常時発生するものではなく、特定の映像パターンを表示する場合に発生の可能性のあることが実験的に解明された。特定の映像パターンの具体的な例としては、例えば、画面の平均輝度(APL)が低いときにおいて、明るい階調値の映像データ、つまり、高階調値の映像信号に基づく映像が表示された場合である。したがって、リバースチルトドメインを回避する対策が必要となるのは、一定条件の画像の場合のみであって、常時の対策がなくてもすむことが分かった。また、このような場合において、リバースチルトドメインを回避するには、高階調値の映像信号を液晶パネル駆動部に出力しないように制限することが有力であることが判明した。このようなことから、横方向のリバースチルトドメインを回避する方策としては、液晶パネルの設計段階においてそのような方策が採られていない場合であっても、表示装置に応用するような場合に採り得ることが解明された。
本発明は、このような背景の下になされたものであって、液晶を制御駆動する制御駆動回路を改良することによりリバースチルトドメインを回避できるようにした液晶プロジェクタを提供することを目的とする。
本発明は、マトリックス状に配置される複数の画素を有するノーマリホワイト型液晶パネルと、入力された信号を映像信号処理する映像信号処理部と、映像信号処理された信号を補正する映像信号補正部と、映像信号補正部で補正された映像信号に基づいて液晶パネルを駆動する液晶パネル駆動部とを備えた液晶プロジェクタであって、前記映像信号補正部は、映像信号処理部で信号処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメイン発生の容易性を判断し、リバースチルトドメインの発生容易と判断される場合には、液晶パネル駆動部へ高階調値の出力信号が出力されないように制限する制限手段を備えていることを特徴とする。このように構成することにより、映像信号処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメインの発生容易と判断される場合には、高階調値の映像信号が液晶パネル駆動部へ出力されないように制限されるため、画素電極間、垂直信号線等の他の電極との間の横方向の電界によるリバースチルトドメインの発生が抑制される。
また、前記映像信号補正部は、前記映像信号処理部で映像処理された映像信号から画面全体の平均輝度を算出する平均輝度算出部を有し、前記制限手段は、平均輝度算出部において算出された平均輝度値が予め設定された第1平均輝度設定値以下の場合にリバースチルトドメインが発生すると判断するように構成されている。このように構成すると、第1平均輝度設定値を適正に設定することにより、リバースチルトドメインの発生を確実に把握できることが実験的に確認されている。
また、前記映像信号補正部は、前記映像信号処理部で映像処理された映像信号をガンマ補正するガンマ補正部と前記制限手段としてのデータ制限部とをさらに有し、データ制限部は、前記平均輝度値が予め設定された第1平均輝度設定値以下の場合において、前記ガンマ補正部から出力される映像信号が第1出力信号設定値以上の場合には、この出力信号をクリップ処理するように構成することもできる。この場合において、第1出力信号設定値は、平均輝度値が第1平均輝度設定値以下の場合においてリバースチルトドメインを発生させない限界的な高出力信号としての階調値が実験的裏付の下に設定される。このように構成すると、平均輝度値が第1平均輝度設定値以下の場合において、ガンマ補正部から出力された映像信号が第1出力信号設定値以上の場合には、このガンマ補正部から出力された映像信号がデータ制限部により第1出力信号設定値に補正されて液晶パネル駆動部に出力されるので、リバースチルトドメインの発生が抑制される。
また、前記映像信号補正部は、前記映像信号処理部で映像処理された映像信号をガンマ補正するガンマ補正部と前記制限手段としてのデータ制限部とをさらに有し、前記データ制限部は、前記平均輝度値について下位輝度値に予め設定された第2平均輝度設定値と上位輝度値に予め設定された第3平均輝度設定値とを有し、前記平均輝度値が第2平均輝度設定値以下である場合には、液晶パネル駆動部へ出力する出力信号を予め定められた第2出力信号設定値以下に制限し、前記平均輝度値が第2平均輝度設定値と第3平均輝度設定値との間にある場合は、液晶パネル駆動部へ出力する出力信号の上限値を予め定められた対応関係で平均輝度値の上昇に対応して最高階調値に至るように制限し、前記平均輝度値が第3平均輝度設定値以上の場合は、液晶パネル駆動部へ出力する出力信号の上限値を最高階調値とするように構成することもできる。この場合においても、第2出力信号設定値、第2平均輝度設定値及び第3平均輝度設定値は、リバースチルトドメインを発生させない範囲内にあって、出力信号にできるだけ制限を加えないような数値であり、実験的裏付の下に設定される。このように構成すると、画面の平均輝度値の変化に対応して、映像信号補正部から出力される出力信号の上限階調値が段階的に制限されているので、違和感の少ない画像を提供することができる。
また、前記映像信号補正部は、前記映像信号処理部で映像処理された映像信号をガンマ補正するガンマ補正部と前記制限手段としてのデータ制限部とをさらに有し、前記ガンマ補正部は、映像信号処理部からの入力信号が最高階調値の場合のみ出力信号が予め定められた第3出力信号設定値を超えるような特性をするドメイン対策ガンマ補正曲線により補正されるように構成され、前記データ制限部は、前記平均輝度値が予め設定された第1平均輝度設定値以下の場合において、前記ガンマ補正部から出力される映像信号が最高階調値の場合のみ、前記第3出力信号設定値に補正されるように構成することもできる。この場合においても第3出力信号設定値は、平均輝度値が第1平均輝度設定値以下の場合にあって、リバースチルトドメインを発生しない限界的な高出力信号としての階調値が実験的裏付の下に設定される。このように構成すると、映像信号補正部に入力される映像信号の階調値に応じて映像信号補正部から出力される映像信号の階調値を変化させるようにしているので、入力信号に対する補正がより自然な補正となり、映像の品質を向上させることができる。
本発明によれば、映像信号処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメインが発生容易と判断される場合には、高階調値の映像信号が液晶パネル駆動部へ出力されないように制限されるため、画素電極間、垂直信号線等の他の電極との間の横方向の電界によるリバースチルトドメインの発生が抑制される。
(実施の形態1)
次に、本発明の実施の形態1について、図面に基づいて詳細に説明する。本発明に係るプロジェクタは3板式液晶プロジェクタであって、その液晶パネルを制御駆動する制御駆動回路の機能ブロック図を図1に示す。この図に示すように、入力端子に入力された入力信号は、各種映像再生機器から出力される各種映像信号に対応し得るようにアナログI/F、デジタルI/F、ビデオI/Fなどの各種入力インターフェースを備えた入力信号処理部1に接続される。そして、入力信号処理部1に入力された映像信号は、入力された映像信号に対応しA/D変換、デコード等の適宜の処理が施されて映像信号処理部2へ出力される。
次に、本発明の実施の形態1について、図面に基づいて詳細に説明する。本発明に係るプロジェクタは3板式液晶プロジェクタであって、その液晶パネルを制御駆動する制御駆動回路の機能ブロック図を図1に示す。この図に示すように、入力端子に入力された入力信号は、各種映像再生機器から出力される各種映像信号に対応し得るようにアナログI/F、デジタルI/F、ビデオI/Fなどの各種入力インターフェースを備えた入力信号処理部1に接続される。そして、入力信号処理部1に入力された映像信号は、入力された映像信号に対応しA/D変換、デコード等の適宜の処理が施されて映像信号処理部2へ出力される。
映像信号処理部2では、フレームメモリ3を使用してパネルサイズに適切な信号形態にスケーリング処理する等の映像信号処理が行われ、映像信号補正部4に出力される。映像信号補正部4は、映像信号処理された映像信号をガンマ補正するとともに、映像信号処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメインが発生しやすいかどうかを判断し、リバースチルトドメインを発生しやすい画面の場合は、液晶パネル駆動部5へ高階調値の出力信号が出力されないように制限する制限手段を備えている。そして、映像信号補正部4から出力される映像信号は、液晶パネル駆動部5においてR,G,B各液晶パネル6を駆動することができる信号形態に変換されるとともに、液晶パネル6駆動のための駆動パルスを同時に生成し、両者とも液晶パネル6へと入力される。
液晶パネル6は、マトリックス状に配置された複数の画素を有するアクティブマトリックス駆動方式の高温ポリシリコンTFTであって、ノーマリホワイト型である。また、液晶パネル6は、入力された映像信号に応じた回転角を持ち、光源ランプ7からの光を透過させることで映像を作り出す。また、その表示映像は、投射レンズ(図示せず)により所定距離離れた場所にあるスクリーン(図示せず)などに結像される。
上記制御駆動回路に収納される制御用のCPU8は、映像信号処理部2を初め入力信号処理部1、映像信号補正部4、液晶パネル駆動部5、電源回路(図示せず)、光源ランプ7を制御する光源駆動回路9、各部の温度、傾斜角度などを検出する各種センサ10、各部の異常を検出する異常検出センサ11などのプロジェクタ全体の制御を行う。
次に、映像信号補正部4の詳細について説明する。図2は映像信号補正部4の内部構成をブロック図で示したものである。映像信号補正部4は、映像信号処理部2からの映像信号を総計し、画面の平均輝度(APL)を算出する平均輝度算出部41と、映像信号処理部2から入力された映像信号を、液晶パネル6のVT特性(印加電圧−透過率特性)に合うようにガンマ補正するガンマ補正部42とを有する。また、映像信号補正部4は、液晶パネル駆動部5へ出力する出力信号を制限するデータ制限部43を備えている。
液晶パネルのVT特性は、液晶固有のものであって、その一例を図3に示す。また、ガンマ補正は、予め定められたガンマ補正曲線に従って補正される。この実施の形態に用いられるガンマ補正曲線は、通常用いられている標準ガンマ補正曲線44であって、その例を図4に示す。図4のガンマ補正曲線は、10ビットの入力信号の階調値を横軸に、10ビットの出力信号を縦軸に表している。
データ制限部43は、液晶パネル駆動部5へ出力する出力信号を制限する制限手段であって、平均輝度算出部41において算出された平均輝度値が予め設定された第1平均輝度設定値B1以下の場合にリバースチルトドメインの発生容易と判断される。この第1平均輝度設定値B1は、リバースチルトドメインの発生容易性を判断することのできる基準値であって、実験的裏付の下に適正な階調値が設定されている。そして、図5の出力処理クリップ処理の説明図に示されるように、ガンマ補正部42から出力された映像信号が予め設定された第1出力信号設定値S1以上の場合にクリップ処理するように構成されている。この場合において、第1出力信号設定値S1は、平均輝度値が第1平均輝度設定値B1以下の場合において、リバースチルトドメインを発生させない限界的な高出力信号としての階調値が実験的裏付の下に設定されている。図5は、10ビットの入力信号を横軸に、10ビットの出力信号を縦軸に表したものであって、この例では、第1平均輝度設定値B1を階調値800と設定し、第1出力信号設定値S1を階調値980と設定している。したがって、画面の平均輝度が第1平均輝度設定値B1である階調値800以下となった場合においては、先ずデータ制限部43によりリバースチルトドメインの発生容易と判断される。そして、第1出力信号設定値S1である階調値980を超える高階調値の出力信号は、クリップされて第1出力信号設定値S1である階調値980にて出力される。これにより、横方向の電界によるリバースチルトドメインの発生が抑制される。
実施の形態1は以上のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1)映像信号処理部2で映像処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメインの発生容易と判断される場合に、高階調値の映像信号に基づく出力信号が制限されるため、画素電極間、垂直信号線等の他の電極との間の横方向の電界によるリバースチルトドメインの発生が抑制される。
(1)映像信号処理部2で映像処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメインの発生容易と判断される場合に、高階調値の映像信号に基づく出力信号が制限されるため、画素電極間、垂直信号線等の他の電極との間の横方向の電界によるリバースチルトドメインの発生が抑制される。
(2)映像信号補正部4は、映像信号処理部2で映像処理された映像信号から画面全体の平均輝度を算出する平均輝度算出部41と、制限手段としてデータ制限部43とを有している。そして、データ制限部43は、平均輝度算出部41において算出された平均輝度値が第1平均輝度設定値B1(この実施の形態では階調値800)以下の場合にリバースチルトドメインの発生容易と判断するように構成されている。このように画面全体の平均輝度値に基づきリバースチルトドメインの発生容易性が判断されるので、適確な判断を行えることが実験的に確認されている。
(3)制限手段としてのデータ制限部43は、ガンマ補正部42から出力された出力信号が予め設定された第1出力信号設定値S1(この実施の形態では階調値980)以上の場合にクリップ処理するように構成されている。したがって、ガンマ補正部42から出力された映像信号が第1出力信号設定値S1以上の場合には、この第1出力信号設定値S1として液晶パネル6を駆動する液晶パネル駆動部5に出力される。これにより、リバースチルトドメインの発生を抑制することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について図6に基づき説明する。実施の形態2は、実施の形態1において、映像信号補正部4からの出力信号を制限する制限手段としてのデータ制限部43を変更したものである。なお、図6は、この実施の形態に係る液晶プロジェクタの映像信号補正部4における出力信号の上限設定図であって、10ビットの画面の平均輝度を横軸に、10ビットの上限出力信号を縦軸に表したものであり、平均輝度値に対し上限出力信号がどのように設定されるかが示されている。
次に、実施の形態2について図6に基づき説明する。実施の形態2は、実施の形態1において、映像信号補正部4からの出力信号を制限する制限手段としてのデータ制限部43を変更したものである。なお、図6は、この実施の形態に係る液晶プロジェクタの映像信号補正部4における出力信号の上限設定図であって、10ビットの画面の平均輝度を横軸に、10ビットの上限出力信号を縦軸に表したものであり、平均輝度値に対し上限出力信号がどのように設定されるかが示されている。
この実施の形態におけるデータ制限部43は、図6に示すように、下位輝度値に予め設定された第2平均輝度設定値B2と上位輝度値に予め設定された第3平均輝度設定値B3とを有する。そして、画面の平均輝度値が第2平均輝度設定値B2以下の場合は、液晶パネル駆動部5へ出力する出力信号が予め設定された第2出力信号設定値S2以下に制限されている。また、平均輝度値が第2平均輝度設定値B2と第3平均輝度設定値B3との間にある場合は、液晶パネル駆動部5へ出力する出力信号の上限値を、予め定められた対応関係で平均輝度値の上昇に対応して第2平均輝度設定値B2から最高階調値(階調値1023)に至るように制限している。また、平均輝度値が第3平均輝度設定値S3以上の場合は、液晶パネル駆動部5へ出力する出力信号の上限値を最高階調値とするように構成されている。この場合における第2出力信号設定値S2、第2平均輝度設定値B2及び第3平均輝度設定値B3は、リバースチルトドメインを発生させない範囲内にあって、出力信号にできるだけ制限を加えないような数値であり、実験的裏付の下に設定される。なお、この例では、第2平均輝度設定値B2は階調値800と設定され、第3平均輝度設定値B3は階調値900と設定され、第2出力信号設定値S2は階調値980と設定されている。
実施の形態2は、以上のように、画面の平均輝度値の変化に対応して、映像信号補正部4から出力される出力信号の上限階調値が段階的に制限されているので、違和感の少ない画像を提供することができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について図7及び図8に基づき説明する。図7はこの実施の形態における映像信号補正部の詳細図であり、図8はこの実施の形態における係るドメイン対策ガンマ補正線図である。なお、実施の形態1と同一又は相当する構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
次に、実施の形態3について図7及び図8に基づき説明する。図7はこの実施の形態における映像信号補正部の詳細図であり、図8はこの実施の形態における係るドメイン対策ガンマ補正線図である。なお、実施の形態1と同一又は相当する構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
実施の形態3は、実施の形態1において、ガンマ補正曲線を変更したものであって、その他の構成は基本的には実施の形態1と同一である。
すなわち、実施の形態3においてガンマ補正曲線としてドメイン対策ガンマ補正曲線45を用いている。ドメイン対策ガンマ補正曲線45は、図8に示すように、映像信号補正部4への入力信号が最高階調値(階調値1023の100パーセント白の状態である)の場合のみにおいて、出力信号が第3出力信号設定値S3を超えて最高階調値(階調値1023)となるガンマ特性が設定されている。なお、図8は、10ビットの入力信号の階調値を横軸に、10ビットの出力信号を縦軸に表して、このドメイン対策ガンマ補正曲線45を画いている。
すなわち、実施の形態3においてガンマ補正曲線としてドメイン対策ガンマ補正曲線45を用いている。ドメイン対策ガンマ補正曲線45は、図8に示すように、映像信号補正部4への入力信号が最高階調値(階調値1023の100パーセント白の状態である)の場合のみにおいて、出力信号が第3出力信号設定値S3を超えて最高階調値(階調値1023)となるガンマ特性が設定されている。なお、図8は、10ビットの入力信号の階調値を横軸に、10ビットの出力信号を縦軸に表して、このドメイン対策ガンマ補正曲線45を画いている。
そして、データ制限部は、実施の形態1の場合と同様、平均輝度算出部41において算出された平均輝度値が予め設定された第1平均輝度設定値B1以下の場合にリバースチルトドメインが発生容易と判断される。そして、ガンマ補正部42からの出力信号が最高階調値(階調値1023)の場合のみ、ドメイン対策ガンマ補正曲線45による補正値を第3出力信号設定値S3に制限する。なお、この例において、第3出力信号設定値S3は、階調値980に設定されている。
実施の形態3はこのように構成されているので、実施の形態1のようにクリップ処理する場合に比し、クリップ処理による不自然な上限制限や明るさ変動を防ぐことができる。したがって、入力信号に対する補正がより自然な補正となり、映像の品質を向上させることができる。
(参考例)
次に参考例に係る液晶プロジェクタについて図9に説明する。参考例に係る液晶プロジェクタは、実施の形態1における映像信号補正部4において、平均輝度算出部41及びデータ制限部43を省略し、さらに、ガンマ補正曲線として図9のものを使用したものである。図9は、ガンマ補正部42への入力信号が最高階調値(階調値1023の100パーセント白の状態)の場合に出力信号値をS3(階調値980)とするガンマ補正曲線であり、図8のものと比較すると入力信号の最高階調値付近の曲線が相違する。このようにすれば、画面の平均輝度値の変化に関らずリバースチルトドメインの発生を抑制することができる。また、映像信号補正部4には、平均輝度算出部41及びデータ制限部43を設ける必要がないので、映像信号補正部4の構成を簡略化することができる。しかしながら。常に100パーセント白の表示ができないという問題がある。したがって、例えば、白地に赤色の文字や図を浮き上がらせて表示したいような場合に、思い通りの明るい画面を製作して赤色の文字や図を浮き上がらせた画面を形成することができなくなる。しかしながら、実施の形態3の場合はこれが可能であり、この点に効果上の差異がある。
(参考例)
次に参考例に係る液晶プロジェクタについて図9に説明する。参考例に係る液晶プロジェクタは、実施の形態1における映像信号補正部4において、平均輝度算出部41及びデータ制限部43を省略し、さらに、ガンマ補正曲線として図9のものを使用したものである。図9は、ガンマ補正部42への入力信号が最高階調値(階調値1023の100パーセント白の状態)の場合に出力信号値をS3(階調値980)とするガンマ補正曲線であり、図8のものと比較すると入力信号の最高階調値付近の曲線が相違する。このようにすれば、画面の平均輝度値の変化に関らずリバースチルトドメインの発生を抑制することができる。また、映像信号補正部4には、平均輝度算出部41及びデータ制限部43を設ける必要がないので、映像信号補正部4の構成を簡略化することができる。しかしながら。常に100パーセント白の表示ができないという問題がある。したがって、例えば、白地に赤色の文字や図を浮き上がらせて表示したいような場合に、思い通りの明るい画面を製作して赤色の文字や図を浮き上がらせた画面を形成することができなくなる。しかしながら、実施の形態3の場合はこれが可能であり、この点に効果上の差異がある。
(変形例)
上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
(1)上記各実施の形態では、映像信号処理部で信号処理された映像信号に基づく画面情報として、この映像信号から算出される画面全体の平均輝度を利用しているが、これに拘るものではなく、画像パターンにより判断することも可能と考えられる。
上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
(1)上記各実施の形態では、映像信号処理部で信号処理された映像信号に基づく画面情報として、この映像信号から算出される画面全体の平均輝度を利用しているが、これに拘るものではなく、画像パターンにより判断することも可能と考えられる。
(2)上記実施の形態において、第1平均輝度設定値B1は階調値800、第2平均輝度設定値B2は階調値800、第3平均輝度設定値B3は階調値900とそれぞれ設定されている。また、第1出力信号設定値S1、第2出力信号設定値S2及び第3出力信号設定値S3はそれぞれ階調値980と設定されている。しかし、これら数値は一例であり液晶パネルの仕様により適宜に定められるべきものである。
(3)上記各実施の形態は、3板式液晶プロジェクタであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、単板式液晶プロジェクタにおいても応用することができる。
B1…第1平均輝度設定値、B2…第2平均輝度設定値、B3…第3平均輝度設定値、S1…第1出力信号設定値、S2…第2出力信号設定値、S3…第3出力信号設定値、2…映像信号処理部、4…映像信号補正部、5…液晶パネル駆動部、6…液晶パネル、41…平均輝度算出部、42…ガンマ補正部、43…データ制限部、44…標準ガンマ補正曲線、45…ドメイン対策ガンマ補正曲線。
Claims (5)
- マトリックス状に配置される複数の画素を有するノーマリホワイト型液晶パネルと、入力された信号を映像信号処理する映像信号処理部と、映像信号処理された信号を補正する映像信号補正部と、映像信号補正部で補正された映像信号に基づいて液晶パネルを駆動する液晶パネル駆動部とを備えた液晶プロジェクタであって、
前記映像信号補正部は、映像信号処理部で信号処理された映像信号に基づく画面情報からリバースチルトドメイン発生の容易性を判断し、リバースチルトドメインの発生容易と判断される場合には、液晶パネル駆動部へ高階調値の出力信号が出力されないように制限する制限手段を備えていることを特徴とする液晶プロジェクタ。 - 前記映像信号補正部は、前記映像信号処理部で映像処理された映像信号から画面全体の平均輝度を算出する平均輝度算出部を有し、前記制限手段は、平均輝度算出部において算出された平均輝度値が予め設定された第1平均輝度設定値以下の場合にリバースチルトドメインが発生すると判断するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の液晶プロジェクタ。
- 前記映像信号補正部は、前記映像信号処理部で映像処理された映像信号をガンマ補正するガンマ補正部と前記制限手段としてのデータ制限部とをさらに有し、
データ制限部は、前記平均輝度値が予め設定された第1平均輝度設定値以下の場合において、前記ガンマ補正部から出力される映像信号が第1出力信号設定値以上の場合には、この出力信号をクリップ処理するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の液晶プロジェクタ。 - 前記映像信号補正部は、前記映像信号処理部で映像処理された映像信号をガンマ補正するガンマ補正部と前記制限手段としてのデータ制限部とをさらに有し、
前記データ制限部は、前記平均輝度値について下位輝度値に予め設定された第2平均輝度設定値と上位輝度値に予め設定された第3平均輝度設定値とを有し、前記平均輝度値が第2平均輝度設定値以下である場合には、液晶パネル駆動部へ出力する出力信号を予め定められた第2出力信号設定値以下に制限し、前記平均輝度値が第2平均輝度設定値と第3平均輝度設定値との間にある場合は、液晶パネル駆動部へ出力する出力信号の上限値を予め定められた対応関係で平均輝度値の上昇に対応して最高階調値に至るように制限し、前記平均輝度値が第3平均輝度設定値以上の場合は、液晶パネル駆動部へ出力する出力信号の上限値を最高階調値とするように構成されていることを特徴とする請求項2記載の液晶プロジェクタ。 - 前記映像信号補正部は、前記映像信号処理部で映像処理された映像信号をガンマ補正するガンマ補正部と前記制限手段としてのデータ制限部とをさらに有し、
前記ガンマ補正部は、映像信号処理部からの入力信号が最高階調値の場合のみ出力信号が予め定められた第3出力信号設定値を超えるような特性をするドメイン対策ガンマ補正曲線により補正されるように構成され、
前記データ制限部は、前記平均輝度値が予め設定された第1平均輝度設定値以下の場合において、前記ガンマ補正部から出力される映像信号が最高階調値の場合のみ前記第3出力信号設定値に補正されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の液晶プロジェクタ。
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