JP2009067301A - 自動車運搬船の受電設備 - Google Patents

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【課題】複数の車両甲板を用いた船体構造を利用した、バースに停泊する船舶の電力ケーブルの繰出・巻取に対応する受電設備を提供する。
【解決手段】自動車運搬船の乾玄甲板上のバンカーステーション近傍の所定のスペースに数層の車両甲板に渡って垂直状に設けられるタワーボックスと、前記タワーボックス内頂部には、ワイヤ及びワイヤドラムによって昇降可能に吊設され、シーブを備える昇降軸と、前記ワイヤを巻上/巻下により前記昇降軸を昇降駆動する所定能力の第1の誘導電動機とからなるリフティング装置とを備え、前記リフティング装置のシーブには、一方端がタワーボックス5の下端に設けられ、船内電気機器に電力を供給する配電盤に接続され、他方端が前記タワーボックスを垂直に上がり、シーブを介して下降し、キャプタイヤ案内レールを介して船外でバースソケットに接続されるレセップを有する電力ケーブルが捲回された自動車運搬船の受電設備。
【選択図】図1

Description

船舶がバースの停泊して荷役などを行う場合、所定のバース又は各国際港の陸上から電力を供給し、船舶で受電する自動車運搬船の受電設備に関するものである。
近年、船舶がバースに停泊して、船内に保有している電気機器等を駆動するため発電機の内燃機関を用いることは、発生する排気ガスがバース近隣の環境に悪影響をもたらすので、船舶は、バースから電力供給を受けることとなる。このため、船舶は、バースのボラードに少なくとも前後2本ずつの係船索によって船舶は係船され、バースのソケットの近傍に船舶側の受電設備を合わせて接岸、係船が行なわれる。
一方、船舶側は、バンカーステーション(燃料供給場所)と称される、いわゆる、発電機や配電盤が備わっている機関室の近傍に、船舶側の受電設備が備わっているのが一般的である。
図4は、船舶がバースに停泊して陸上から電力供給を受ける環境の概略を示すもので、符号150は、係船される船舶、151は、同船舶内のバンカーステーション、152は、係船索、153は、電力ケーブル、160は、バース、161は、ボラード、162は、ソケットである。バース160のソケット162と係船された船舶150のバンカーステーション151内の受電設備(図示外)との間を所定長の電力ケーブル153で接続し、船内電力の供給を受けることとなる。
この種の船内電力の受給に関するもの、特に、船舶側の受電設備の例としては、実用新案登録第3126684号公報に開示のものが知られている。
図3は、同公報の図1に示されるコンテナ載置型受電設備110の該当部分を抜粋したものであり、概略、船舶側の受電設備140、ケーブルリール141、ケーブル142、電流計143、電圧計144、周波数計145、検相計146、遮断器147、接地スイッチ148、内部ケーブル149からなる。また、図3において、符号153は、前述したバース160まで延伸し、バース160のソケット162に接続される電力ケーブル(外部ケーブル)である。
ケーブルリール141は、スリップリング(図示外)を有した構成であり、巻き取り方向及びその逆方向に所定のトルクが与えられ容易に引き出し及び巻き取りができるケーブルリール141であり、所定の長さの電力ケーブル(外部ケーブル)153が少なくとも1本巻かれており、該ケーブル153の先端にはレセップ端子(図示外)が設けられている。また、受電設備140は、図3に示すように、電流計143、周波数計145、電圧計144、検相計146及び遮断器147で構成されており、同期された電力を船内配電盤(図示外)に供給する内部ケーブル149で接続されている。
実用新案登録第3126684号
このような設備を有して、陸上バース設備から6600Vの高圧の電力や低い場合でも440Vの電圧の電力供給を受けるのであるが、各国が設ける停泊バースの電力供給環境においては、供給される各国の電力基準が異なり、また、電力供給設備規格が異なるので、様々な環境の中で常に安定した電力を船内電気機器に供給することが求められている。
また、係船索で固定されて停泊中とはいえ、潮の干満差および船舶の動揺貨物による喫水の変化によって船舶150とバース160の間の接岸距離は常時変化し、このため電力ケーブル153にも弛みや引っ張りが生じる。
この電力ケーブル153の弛みや引っ張りに対しては、スリップリング(図示外)を有するケーブルリール141で容易に所定の長さに繰出・巻取を行うようにしていたのであるが、スリップリングを用いることは使用される電力が高電圧であるがために構造上及び取扱上難点がある。すなわち、スリップリングを使用したとしても、船舶の動揺や干満差による停泊位置の上下動により、常に動いているので、しかも、その動きは常に一定の部位に集中する傾向がある。したがって、その部位が摩耗すると6600Vの高圧の電力が漏れたりする危険に対し一抹の不安がある。すなわち、従来のスリップリングを有するケーブルリール141使用する構造では、物理上、故障する可能性を常に秘めているといえる。
そこで、本願発明は、バースに停泊する船舶の電力ケーブル153の繰出・巻取に関し、自動車運搬船等数層で構成される複数の車両甲板の一部を用いた船体構造を利用した繰出・巻取に対応する受電設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願請求項1に係る自動車運搬船の受電設備は、自動車運搬船の乾玄甲板上のバンカーステーション近傍の所定のスペースに数層の車両甲板に渡って垂直状に設けられるタワーボックスと、前記タワーボックス内頂部には、ワイヤ及びワイヤドラムによって昇降可能に吊設され、シーブを備える昇降軸と、前記ワイヤを巻上/巻下により前記昇降軸を昇降駆動する所定能力の第1の誘導電動機とからなるリフティング装置とを備え、前記リフティング装置のシーブには、一方端がタワーボックス5の下端に設けられ、船内電気機器に電力を供給する配電盤に接続され、他方端が前記タワーボックスを垂直に上がり、シーブを介して下降し、キャプタイヤ案内レールを介して船外でバースソケットに接続されるレセップを有する電力ケーブルが捲回されたことを特徴とする。
また、本願請求項2に係る発明は、本願請求項1に係る自動車運搬船の受電設備において、前記電力ケーブルは、テンションワイヤと一体にキャプタイヤケーブルとして形成され、船舶側方には、前記キャプタイヤケーブルを挟着する第2の誘導電動機によって駆動される繰出・格納ローラおよびキャブタイヤケーブルウィンチ及びテンションウィンチが設けられ、前記キャブタイヤ案内レール内に併布設したテンションワイヤに設けられたテンションセンサからの信号出力が計装線を介して前記第1の誘導電動機及び第2の誘導電動機を同期駆動して、前記テンションワイヤのテンション量に応じて前記キャプタイヤケーブルの繰り出し/繰り込みを制御可能としたことを特徴とする。
本願各請求項に係る発明によれば、上記の手段を採用したので、従来使用するケーブルレールやスリップリングを使用する給電接合部をなくして、リフティング装置や滑車装置を用い、主たる部位の故障する可能性を減少させることができる。
また、そのような効果を奏する本願各請求項に係る受電設備は、自動車運搬船の船型構造を最大限利用して、自動車運搬船の複数の層の車両積載甲板(F1、F2、F3、・・・・・)に渡るタワー構造としたので、一括又は分割して船内に艤装することができ、取付作業の簡便化がはかれると共に、艤装後の保守点検等に対しても、容易に各甲板毎に各甲板からの保守点検が可能となり、この面でも省力化が図れると共に、上記構成の手段を採用しても、車両積載面積が減少することはないという優れた効果を奏する。
さらには、従来より使用されるキャブタイヤケーブルリールを省略することができるので、この点でも、これに要する設置面積を軽減することができ、自動車運搬船の積載能力を高めることができる。また、従来使用していたスリップリングを使用しないことから、スリップリングリールの省略になり、このことは、電圧(低/高電圧)給電部の稼働部分を少なくすることができ、この点についての装置面積の軽減に繋がる。
本発明に係る自動車運搬船の数層で構成される車両甲板の一部を用いる自動車運搬船の受電設備を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る自動車運搬船の受電設備を最良の形態を示す図である。
図1において、符号1は、自動車運搬船、2は、同自動車運搬船1の乾玄甲板、3は、バンカーステーション、5は、同バンカーステーション近傍の所定のスペースに数層の車両甲板(F1、F2、F3、・・・・・)に渡って垂直状に設けられるタワーボックスである。
なお、図1における符号F1、F2、F3、F4・・・・は、本実施の形態に係る自動車運搬船の複数の各車載甲板の部位断面を示す。また、符号4は、電力ケーブル153を掛け渡す滑車装置6を上下させるリフティング装置であり、6は、同滑車装置、42は、誘導電動機(M1)、41は、前記誘導電動機42によって駆動される駆動軸、43、44は、前記誘導電動機42の駆動により前記滑車装置6が配置される昇降軸47を上下するワイヤ45、46を繰出・格納するワイヤドラムである。
また、符号50は、電力ケーブル153とテンションワイヤ57を一体に構成したキャプタイヤケーブルである。52は、繰出・格納ローラ、53は、レセップ、54は、接続箱、55は、誘導電動機(M2)、56は、テンションワイヤ57を送出するテンションウィンチ、58は、キャプタイヤケーブル50を船外に導くキャプタイヤ案内レール、59は、バース160のソケット162近傍に配置されるテンションワイヤフック、60は、テンションウインチ56内に配置されるテンションセンサ(図示外)の信号をコントロールパネルCP61に送る計装線、62は、誘導電動機42及び誘導電動機55を同期するインバーターInvであり、前記誘導電動機42の同期をとるInv1(図示外)と前記誘導電動機55の同期をとるInv2(図示外)からなる。
また、63は、陸電用高圧引込盤、64は、昇圧変圧器、65は、主配電盤であり、いずれも船内電気系統として配置される。なお、153は、電力ケーブル、162は、ソケットであり、66は、防舷材である。なお、従来技術の説明において使用した同符号は同一の部品・部位を示す。
まず、本実施の形態に係る自動車運搬船の受電設備は、既設のエンジンケーシングの区画を利用して配置され、自動車運搬船の数層の車両甲板(F1、F2、F3、・・・・・)に渡って設けられる前記タワーボックス5は、自動車運搬船1の大きさにもよるが、本実施の形態においては、例えば、全高20m相当で、内部にリフティング装置4、滑車装置6及び電力ケーブル153等が装備される。すなわち、既設のエンジンケーシングの区画の例えば従来のバンカーステーション3の近傍位置に、複数の車載甲板に渡って垂直上に所定のスペースのタワー状のボックスを形成するようにすればよい。
そして、当該タワーボックス5の頂部には、以下の構成からなるリフティング装置4が設けられる。該リフティング装置4は、駆動軸41の端部に所定の能力の誘導電動機42が装備され、さらに、駆動軸41に約20mの揚程を有するワイヤドラム43およびワイヤドラム44が串設され、該ワイヤドラム43およびワイヤドラム44に夫々ワイヤ45およびワイヤ46の片方端が巻着され、該ワイヤ45およびワイヤ46の他方端には昇降軸47が吊設されている。
また、誘導電動機42は、正転、逆転することにより昇降軸47を巻上、巻下するようになっている。さらに、前記昇降軸47の略中央には所定のサイズのシーブ(滑車)6が設けられ、キャプタイヤケーブル50の一方端がタワーボックス5の下端に設けられる接続箱54に結線され、キャプタイヤケーブル50は、タワーボックス5を垂直に上がり、シーブ6を介して下降し、キャプタイヤケーブル50内の電力ケーブル153は、船舶側方に設けられる繰出・格納ローラ52に挟着され、船外に出て他方端にレセップ53を有する。
繰出・格納ローラ52は、誘導電動機55によって正転、逆転するようになっており、キャプタイヤケーブル50の繰出・格納するようになっている。
乾玄甲板2には、テンションウィンチ56が設けられ、キャプタイヤケーブル50及びテンションワイヤ57が繰出されるようになっている。
また、乾玄甲板2には、船外に向けてキャプタイヤ案内レール58が設けられている。これらのキャブタイヤケーブル50及びキャブタイヤ案内レール58は、航海中は、レセップ格納箱(図示外)内に格納される。
前記電力ケーブル153とテンションワイヤ57が一体になったキャプタイヤケーブル50が繰出された場合は、キャプタイヤ案内レール58に案内され、キャプタイヤケーブル50のレセップ53は、岸壁のソケット162に接続され、テンションワイヤ57は、テンションワイヤフック59に係止される。
前記キャブタイヤ案内レール58内に併布設したテンションワイヤ57には、図示外テンションセンサが設けられ、該テンションセンサからの信号出力を計装線60にて送り、コントロールパネルCP61に送り、前記インバーターInv62内のInv1(図示外)及びInv2(図示外)により前記誘導電動機42及び誘導電動機55を同期駆動して、前記キャブタイヤーケーブルウィンチ及びテンションウィンチ56の巻き上げ、巻き下げを制御する。
バース160のソケット162から受けた陸電は、電力ケーブル153によって船内に導かれ、接続箱54で接続され、陸電用高圧引込盤63及び昇圧変圧器64を介して、主配電盤65に接続され、主配電盤65から船内に保有している電気機器等(図示外)を駆動する。
なお、本実施の形態に係る自動車運搬船の受電設備は、既設のエンジンケーシングの区画の例えば従来のバンカーステーション3の近傍位置に、複数の車載甲板に渡って垂直上に所定のスペースのタワー状のボックスを形成するようにしたので、タワー状のボックスを形成する際には、ケーブルモジュールタワー構造を採用すれば、容易に設置が可能であり、本実施の形態に係る自動車運搬船の受電設備における全高20m相当のタワーボックス5とすれば、そこに使用される前記キャブタイヤーケーブル50は、約35mを使用し、それを巻上/巻下に用いれば足りることとなる。
次に、前記キャプタイヤケーブル50の伸縮を調節する前記リフティング装置4の動作を説明する。
図2は、前記キャプタイヤケーブル50の伸縮を調節する前記リフティング装置4の動作を示すフローチャートである。
まず、手動の巻き上げ、巻き下げを行うことにより、前記インバーターInv62内のInv1(図示外)及びInv2(図示外)を介して同期する前記誘導電動機42及び前記誘導電動機55を正転又は逆転させる(Step1)。
そうすると、前記電力ケーブル153とテンションワイヤ57は一体に構成されたキャプタイヤケーブル50が前記キャプタイヤ案内レール58上に添って船外に導かれる。そこで、繰出が十分になったら、キャプタイヤケーブル50の電力ケーブル153の先端のレセップ53をバース160に配置されたソケット162に接続し、また、同時に、テンションワイヤ57を、テンションワイヤフック59に係止する。しかる後、バース160上での「遠隔」操作により、または、船内操作「機側」によって、所定の長さにキャプタイヤケーブル50の繰出量を調節して、停止状態にする(Step2)。
このような状態で、始動命令のスイッチをオンとし(Step3)、さらに、自動運転スイッチをオンとする(Step4)。そうすると、オートテンションがスイッチオンされ(Step5)、前記キャブタイヤ案内レール58内に併布設したテンションワイヤ57のテンションセンサ(図示外)からの信号を常時監視し、テンションセンサからテンションが懸かった状態のプラスの信号が一定の閾値を越えた場合には、オートテンション巻き上げを、テンションセンサからテンションが無くなった状態を示すマイナスの信号が一定の閾値を越えた場合には、オートテンション巻き下げの信号を出力し(Step6)、このオートテンション巻き上げ、オートテンション巻き下げ信号により、前記インバーターInv62内のInv1(図示外)及びInv2(図示外)を介して同期する前記誘導電動機42及び前記誘導電動機55を正転又は逆転させる(Step1)。
上記の構成により、上記の動作フローを敢行することにより、前記キャブタイヤーケーブルウィンチ53のテンションセンサ(図示外)からの信号により前記インバータ62内のInv1(図示外)及びInv2(図示外)によりインバータ制御を行い、前記巻上/巻下用誘導電動機42,55を同期回転制御を行うことにより、干満差および船舶の動揺貨物による喫水の変化によるキャブタイヤケーブル50の動きを吸収するようにしている。
また、自動車運搬船の層の車両甲板(F1、F2、F3、・・・・・)に渡るタワー構造としたので、一括又は分割して船内に艤装することができ、取付作業の簡便化が図れると共に、艤装後の保守点検等に対しては、容易に各甲板毎に各甲板からの保守点検が可能となり、この面でも省力化が図れる。
さらには、従来より使用されるキャブタイヤケーブルリールを省略することができるので、これに要する設置面積を軽減することができ、自動車運搬船の積載能力を高めることができる。また、従来使用していたスリップリングを使用しないことから、スリップリングリールの省略になり、このことは、電圧(低/高電圧)給電部の稼働部分を少なくすることができ、この点についての装置面積の軽減に繋がる。
図1は、本発明に係る自動車運搬船の受電設備を最良の形態を示す図である。 図2は、前記キャプタイヤケーブル50の伸縮を調節する前記リフティング装置4の動作を示すフローチャートである。 図3は、従来例としての実用新案登録第3126684号公報の図1に示されるコンテナ載置型受電設備110の該当部分を抜粋した図である。 図4は、船舶がバースに停泊して陸上から電力供給を受ける環境の概略を示す図である。
符号の説明
1 自動車運搬船
4 リフティング装置
5 当該タワーボックス
6 滑車装置
41 駆動軸
42 誘導電動機
43、44 ワイヤドラム
45、46 ワイヤ
47 昇降軸
52 繰出・格納ローラ
53 レセップ
54 接続箱
55 誘導電動機
56 テンションウィンチ
57 テンションワイヤ
58 キャプタイヤ案内レール
59 テンションワイヤフック
60 計装線
61 コントロールパネルCP
62 インバーターInv
63 陸電用高圧引込盤
64 昇圧変圧器
65 主配電盤
110 コンテナ載置型受電設備
140 船舶側の受電設備
141 ケーブルリール
142 ケーブル
143 電流計
144 電圧計
145 周波数計
146 検相計
147 遮断器
148 接地スイッチ
149 内部ケーブル
150 船舶
151 船舶内のバンカーステーション
152 係船索
153 電力ケーブル
160 バース
161 ボラード
162 ソケット
F1、F2、F3、・・・・ 車両甲板

Claims (2)

  1. 自動車運搬船の乾玄甲板上のバンカーステーション近傍の所定のスペースに数層の車両甲板に渡って垂直状に設けられるタワーボックスと、
    前記タワーボックス内頂部には、ワイヤ及びワイヤドラムによって昇降可能に吊設され、シーブを備える昇降軸と、前記ワイヤを巻上/巻下により前記昇降軸を昇降駆動する所定能力の第1の誘導電動機とからなるリフティング装置とを備え、
    前記リフティング装置のシーブには、一方端がタワーボックス5の下端に設けられ、船内電気機器に電力を供給する配電盤に接続され、他方端が前記タワーボックスを垂直に上がり、シーブを介して下降し、キャプタイヤ案内レールを介して船外でバースソケットに接続されるレセップを有する電力ケーブルが捲回されたことを特徴とする自動車運搬船の受電設備。
  2. 前記電力ケーブルは、テンションワイヤと一体にキャプタイヤケーブルとして形成され、船舶側方には、前記キャプタイヤケーブルを挟着する第2の誘導電動機によって駆動される繰出・格納ローラおよびキャブタイヤケーブルウィンチ及びテンションウィンチが設けられ、
    前記キャブタイヤ案内レール内に併布設したテンションワイヤに設けられたテンションセンサからの信号出力が計装線を介して前記第1の誘導電動機及び第2の誘導電動機を同期駆動して、前記テンションワイヤのテンション量に応じて前記キャプタイヤケーブルの繰り出し/繰り込みを制御可能としたことを特徴とする請求項1に記載の自動車運搬船の受電設備。
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