JP2009064722A - 端子挿入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子収容室の内面に端子金具を引っ掛けて破損させることなく、確実に挿入できる端子挿入装置を提供する。
【解決手段】端子挿入装置1はハウジング保持ユニット12と挿入ユニット14と制御装置15を備えている。ハウジング保持ユニット12はコネクタハウジング3を水平方向Lと鉛直方向Eに移動自在に保持する。挿入ユニット14は電線5に取り付けられた端子金具6をコネクタハウジング3の端子収容室内に挿入する。制御装置15は挿入ユニット14が端子金具6の先端を端子収容室内に挿入した後にハウジング保持ユニット12の移動支持部26に保持治具27を端子金具6が端子収容室の内面に引っ掛からないような移動量、往復移動させながら端子金具6を挿入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタハウジングの端子収容室内に電線が取り付けられた端子金具を挿入する端子挿入装置に関する。
移動体としての自動車に配索されるワイヤハーネスは、コネクタハウジング100(図7に示す)の端子収容室101内に電線102に取り付けられた端子金具103(図7に示す)が順次挿入されて組み立てられる。前述したコネクタハウジング100の端子収容室101内に端子金具103を挿入するために、従来から種々の端子挿入装置(例えば、特許文献1参照)が用いられてきた。
端子挿入装置は、装置本体と、ハウジング保持手段としてのハウジング保持治具と、電線保持手段としての竿と、端子挿入手段としての挿入ヘッドなどを備えている。装置本体は、工場のフロア上などに設置される。ハウジング保持治具は、装置本体に取り付けられるとともに、前述したコネクタハウジング100を取り付ける。竿は、端子金具103が取り付けられた電線102を保持する。挿入ヘッドは、竿から電線102を取り外して、該電線102に取り付けられた端子金具103をコネクタハウジング100の端子収容室101内に挿入する。こうして、前述した端子挿入装置では、コネクタハウジング100の端子収容室101内に端子金具103を挿入してきた。
特開2006−92841号公報
前述した従来の端子挿入装置では、挿入ヘッドが端子収容室101の長手方向に沿って、端子金具103を移動させて、当該端子金具103を端子収容室101内に挿入するので、コネクタハウジング100の品番によっては、図8に示すように、端子収容室101の内面に設けられた突起101aに端子金具103が引っ掛かることがあった。この場合、前述した従来の端子挿入装置は、挿入ヘッドが更に端子金具103を端子収容室101の奥に向かって挿入するので、図9に示すように、端子金具103が傾いて端子収容室101内に挿入できなくなることがあった。最悪の場合には、挿入ヘッドが前述した突起101aに引っ掛かった状態で端子金具103を端子収容室101内に挿入していくと、電線102が座靴(折れ曲がる)する又は端子金具103が変形する。座靴したものは不良品となる。
したがって、本発明の目的は、端子収容室の内面に端子金具の引っ掛かりによる挿入不良を発生することなく、確実に挿入できる端子挿入装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の端子挿入装置は、コネクタハウジングの端子収容室に電線が取り付けられた端子金具を挿入する端子挿入装置において、前記コネクタハウジングを保持するハウジング保持手段と、前記ハウジング保持手段を移動自在に支持する移動支持手段と、前記端子金具及び前記電線を保持して、当該端子金具を前記端子収容室に挿入する端子挿入手段と、前記端子挿入手段が、前記端子金具を前記端子収容室に挿入する際に、前記移動支持手段に前記端子金具が前記端子収容室の内面に引っ掛かることを規制する予め定められた振幅で前記ハウジング保持手段を往復移動させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の端子挿入装置は、請求項1に記載の端子挿入装置において、前記制御手段は、前記端子挿入手段が前記端子金具の先端を前記端子収容室内に挿入するまでは前記移動支持手段を停止した状態に保ち、前記端子挿入手段が前記端子金具の先端を前記端子収容室内に挿入した後に、前記移動支持手段に前記ハウジング保持手段を往復移動させる制御手段であることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の端子挿入装置は、請求項1又は請求項2に記載の端子挿入装置において、前記移動支持手段は、前記端子挿入手段の前記端子金具の挿入方向に対して交差しかつ互いに交差する2方向に前記ハウジング保持手段を移動自在な構成であり、前記制御手段は、前記移動支持手段に前記ハウジング保持手段を往復移動させる際に、前記2方向それぞれに沿って前記ハウジング保持手段を往復移動させる制御手段であることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の端子挿入装置は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の端子挿入装置において、前記制御手段が、コネクタハウジングの品番毎に各端子収容室に端子金具を挿入する際の移動量を記憶しており、記憶した移動量、前記移動支持手段に前記ハウジング保持手段を往復移動させることを特徴としている。
請求項5に記載の本発明の端子挿入装置は、請求項4に記載の端子挿入装置において、前記ハウジング保持手段に保持されたコネクタハウジングの品番を示す情報を前記制御手段に入力する入力手段を備え、前記制御手段が、前記端子挿入手段が前記端子金具の先端を前記端子収容室内に挿入した後に前記入力手段から入力された品番のコネクタハウジングの移動量、前記移動支持手段に前記ハウジング保持手段を往復移動させることを特徴としている。
請求項1に記載の本発明の端子挿入装置によれば、制御手段がコネクタハウジングの端子収容室に端子金具を挿入する際に、コネクタハウジングを往復移動させるので、挿入中の端子金具が端子収容室の内面に引っ掛かっても、コネクタハウジングの往復移動によってこの引っ掛かりを速やかに外すことができる。
請求項2に記載の本発明の端子挿入装置によれば、制御手段がコネクタハウジングの端子収容室に端子金具の先端を挿入した後にコネクタハウジングを往復移動させるので、端子金具の先端を確実に端子収容室に挿入できる。
請求項3に記載の本発明の端子挿入装置によれば、制御手段が端子金具の挿入方向に対して交差する2方向それぞれにコネクタハウジングを往復移動させるので、挿入中の端子金具が端子収容室の内面に引っ掛かっても、コネクタハウジングの往復移動によってこの引っ掛かりを速やかに確実に外すことができる。
請求項4に記載の本発明の端子挿入装置によれば、制御手段がコネクタハウジングの品番毎に各端子収容室に端子金具を挿入する際の移動量を記憶しており、この記憶した移動量、コネクタハウジングを往復移動するので、挿入中の端子金具が端子収容室の内面に引っ掛かっても、コネクタハウジングの往復移動によってこの引っ掛かりが速やかに外れる。したがって、所望の品番のコネクタハウジングの端子収容室に確実に端子金具を挿入できる。
請求項5に記載の本発明の端子挿入装置によれば、コネクタハウジングの品番を入力する入力装置を備えているので、端子金具の挿入中のコネクタハウジングの往復移動の移動量を、端子金具が端子収容室の内面に引っ掛からない移動量とすることができる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、挿入中の端子金具が端子収容室の内面に引っ掛かっても、コネクタハウジングの往復移動によってこの引っ掛かりを速やかに外すことができる。したがって、端子収容室の内面に引っ掛けて端子金具を破損させることなく、確実に端子金具を端子収容室内に挿入することができる。
請求項2に記載の本発明は、端子金具の先端を確実に端子収容室に挿入できるので、確実に端子金具を端子収容室内に挿入することができる。
請求項3に記載の本発明は、制御手段が端子金具の挿入方向に対して交差する2方向それぞれにコネクタハウジングを往復移動させるので、端子収容室の内面に端子金具を引っ掛けることなく、確実に端子金具を端子収容室内に挿入することができる。
請求項4に記載の本発明は、所望の品番のコネクタハウジングの端子収容室に確実に端子金具を挿入できる。
請求項5に記載の本発明は、端子金具の挿入中のコネクタハウジングの往復移動の移動量を、端子金具が端子収容室の内面に引っ掛からない移動量とすることができるので、端子収容室の内面に端子金具を引っ掛けることなく、より確実に端子金具を端子収容室内に挿入することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる端子挿入装置1を、図1ないし図6に基づいて説明する。本発明の一実施形態にかかる端子挿入装置1(図1に示す)は、例えば、図2に示すコネクタ2のコネクタハウジング3の各端子収容室4内に電線5が取り付けられた端子金具6を挿入する装置である。図1に示す端子挿入装置1は、複数の品番のコネクタハウジング3の各端子収容室4内に端子金具6を挿入する装置である。
コネクタハウジング3は、絶縁性の合成樹脂からなり箱状に形成されている。コネクタハウジング3は、直線状に延びかつコネクタハウジング3を貫通した孔(空間)である端子収容室4を複数備えている。端子収容室4は、電線5が取り付けられた端子金具6を収容する。端子金具6には、電線5が取り付けられる。電線5は、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。
コネクタハウジング3は、所定の端子収容室4に電線5が取り付けられた端子金具6を収容して、コネクタ2を構成する。コネクタ2は、相手側のコネクタなどと嵌合して、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する。また、端子収容室4と、端子金具6とのうち一方は、他方に係止する係止アームなどを備えている。係止アームが他方に係止して、コネクタハウジング3と、電線5が取り付けられた端子金具6とが互いに固定される。また、端子収容室4の内面には、前述した係止アームの他に各種の突起が適宜形成されている。さらに、前述したコネクタハウジング3は、その品番が異なると、勿論、外形や端子収容室4の位置が異なる。
端子挿入装置1は、図1に示すように、装置本体10と、電線保持手段としての竿搬送ユニット11と、ハウジング保持ユニット12と、端子挿入手段としての挿入ユニット14と、制御手段としての制御装置15とを備えている。
装置本体10は、工場のフロア上などに設置されている。装置本体10は、上面が水平方向に沿って平坦なテーブル16を備えている。
竿搬送ユニット11は、図1に示すように、装置本体10の本体フレーム上面上に取り付けられる竿20を備えている。
竿20は、図1に示すように、棒状の竿本体21と、この竿本体21から立設した複数対の挟持部材22とを備えている。竿本体21は、竿搬送ユニット11に着脱自在である。竿本体21は、その長手方向が図1中の奥行き方向と平行な状態で、前記竿搬送ユニット11に取り付けられる。
挟持部材22は、互いに接離する方向に移動自在に竿本体21に支持されている。なお、接離とは、互いに近づいたり離れることを示している。挟持部材22は、互いに近づく方向に付勢されている。挟持部材22は、竿本体21の長手方向に沿って、互いに隣接して配されている。また、複数対の挟持部材22は、竿本体21の長手方向に沿って、並べられている。挟持部材22は、互いの間に電線5を挟む。
前述した構成の竿搬送ユニット11は、コネクタハウジング3の端子収容室4に挿入する前の端子金具6が取り付けられた電線5を、挟持部材22間に挟んで、前記端子金具6に取り付けられた電線5を保持する。また、竿搬送ユニット11は、コネクタハウジング3の端子収容室4に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を、挟持部材22間に挟んで、前記端子金具6に取り付けられた電線5則ちコネクタハウジング3を保持する。
ハウジング保持ユニット12は、図1に示すように、移動支持手段としての移動支持部26と、支持テーブル25と、ハウジング保持手段としての保持治具27などを備えている。移動支持部26は、水平移動ユニット23と、昇降ユニット24とを備えている。
水平移動ユニット23は、図示しないモータと、ボールねじ28とを備えている。モータは、装置本体10に取り付けられている。ボールねじ28は、ねじ軸29と、ナット30とを備えている。ねじ軸29は、その長手方向が水平方向と平行な状態で、装置本体10に回転自在に支持されている。ねじ軸29は、モータにより軸芯回りに回転する。
なお、ねじ軸29の長手方向は、図1中の奥側から手前側又は手前側から奥側に向かう方向と平行である。ナット30は、ねじ軸29に螺合している。ナット30には、昇降ユニット24則ち保持治具27が取り付けられている。水平移動ユニット23は、モータの回転駆動力により、ねじ軸29の長手方向(図1中の手前側と奥側とが相対する方向で図2中に矢印Lで示す水平方向)に沿って、ナット30則ち保持治具27を移動する。
昇降ユニット24は、モータ34と、ボールねじ31とを備えている。モータ34は、ナット30に取り付けられている。ボールねじ31は、ねじ軸32と、ナット33とを備えている。ねじ軸32は、その長手方向が鉛直方向と平行な状態で、ナット30に回転自在に支持されている。ねじ軸32は、モータ34により軸芯回りに回転する。ナット33は、ねじ軸32に螺合している。ナット33には、支持テーブル25則ち保持治具27が取り付けられている。昇降ユニット24は、モータ34の回転駆動力により、ねじ軸32の長手方向(即ち、図2中に矢印Eで示す鉛直方向)に沿って、ナット33則ち保持治具27を移動する。このように、昇降ユニット24は、保持治具27を鉛直方向Eに移動自在に支持する。
前述した移動支持部26は、水平移動ユニット23と昇降ユニット24とによって、保持治具27即ち該保持治具27に保持されたコネクタハウジング3を、互いに交差(図示例では直交)しかつ挿入ユニット14の後述する挿入方向Sに対して交差(図示例では直交)する水平方向Lと鉛直方向Eとの双方に移動自在とする構成になっている。なお、これらの水平方向Lと鉛直方向Eは、特許請求の範囲に記載した2方向をなしている。
支持テーブル25は、昇降ユニット24のナット33に取り付けられている。支持テーブル25は、昇降ユニット24のナット33から水平方向に沿って、竿搬送ユニット11に向かって延在している。
保持治具27は、支持テーブル25に取り付けられる。保持治具27は、コネクタハウジング3を保持する。また、保持治具27は、コネクタハウジング3の品番に応じて、種々の形状のものが用いられる。
前述したハウジング保持ユニット12は、コネクタハウジング3の端子収容室4内に端子金具6を挿入する際には、昇降ユニット24により支持テーブル25則ち保持治具27を上方に位置付けておく。こうして、ハウジング保持ユニット12は、端子収容室4の長手方向が前記水平方向Lと前記鉛直方向Eとの双方に対して交差(図示例では、直交)する状態で、保持治具27にコネクタハウジング3を保持する。
前述したハウジング保持ユニット12は、コネクタハウジング3の全ての端子収容室4に端子金具6が挿入されると(則ち、最後の端子金具6が挿入されると)、最後に端子収容室4内に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を電線チャックユニット61が掴んだ状態で、昇降ユニット24が保持治具27を下降させる。前述したハウジング保持ユニット12は、保持治具27からコネクタハウジング3を離脱させる。
挿入ユニット14は、図1に示すように、図示しない固定部と、図示しない移動ユニットと、水平移動板56と、図示しない昇降シリンダと、昇降板58と、挿入シリンダ59と、前チャックユニット60と、電線チャックユニット61とを備えている。
固定部は、装置本体10の本体フレーム上面上に立設されている。移動ユニットは、固定部に取り付けられて、水平移動板56則ち前チャックユニット60と電線チャックユニット61とを、挿入方向Sと鉛直方向Eに沿って移動させる。
水平移動板56は、ハウジング保持ユニット12の保持治具27と挿入方向Sに沿って間隔をあけて相対して配置され、移動ユニットによって挿入方向Sと鉛直方向Eに沿って移動される。
昇降シリンダは、水平移動板56に取り付けられたシリンダ本体と、このシリンダ本体から伸縮自在で鉛直方向Eに沿ったロッドなどを備えている。昇降シリンダは、ロッドを伸縮することで、昇降板58を昇降させる。
昇降板58は、水平移動板56に昇降自在に支持されている。
挿入シリンダ59は、水平移動板56に取り付けられたシリンダ本体69と、このシリンダ本体69から伸縮自在なロッド70などを備えている。ロッド70には、電線チャックユニット61が取り付けられている。挿入シリンダ59は、ロッド70が縮小すると、電線チャックユニット61をハウジング保持ユニット12に近づける。挿入シリンダ59は、ロッド70が伸張すると、電線チャックユニット61をハウジング保持ユニット12から離す。挿入シリンダ59は、電線チャックユニット61をハウジング保持ユニット12に接離させる。
前チャックユニット60は、図示しないチャックシリンダと、一対の前チャック74とを備えている。
チャックシリンダは、昇降板58に取り付けられたシリンダ本体と、このシリンダ本体から突出した一対の接離ロッドとを備えている。接離ロッドは、シリンダ本体から下方に向かって突出し、かつ図1中の手前側から奥側又は奥側から手前側に向かって、互いに間隔をあけて配されている。
一対の接離ロッドは、互いに接離自在に設けられている。前チャック74は、それぞれ接離ロッドに取り付けられている。一対の前チャック74は、互いに近づくと、互いの間に電線5を挟む。
電線チャックユニット61は、図1に示すように、チャック支持板82と、図示しないチャックシリンダと、一対の電線チャック84と、を備えている。
チャック支持板82は、挿入シリンダ59のロッド70に取り付けられているとともに、水平移動板56の下端に挿入方向Sに沿って移動自在に即ちハウジング保持ユニット12に対して接離自在に設けられている。チャック支持板82は、挿入シリンダ59のロッド70がシリンダ本体から伸縮することで水平方向に沿って移動して、ハウジング保持ユニット12に接離する。
チャックシリンダは、チャック支持板82に取り付けられたシリンダ本体と、このシリンダ本体から突出した図示しない一対の接離ロッドとを備えている。接離ロッドは、シリンダ本体からハウジング保持ユニットに向かって突出し、かつ図1中の手前側から奥側又は奥側から手前側に向かって、互いに間隔をあけて配されている。一対の接離ロッドは、互いに接離する。電線チャック84は、それぞれ接離ロッドに取り付けられている。このため、電線チャック84は、互いに接離する。一対の電線チャック84は、互いに近づくと、互いの間に端子金具6に取り付けられた電線5を挟む。
前述した挿入ユニット14は、移動ユニットにより水平移動板56即ち前チャックユニット60と電線チャックユニット61とが下降されて、前チャックユニット60のチャックシリンダの接離ロッドを互いに接離して、竿20に保持された電線5(端子金具6から3mm後)を一対の前チャック74間に挟む。また、挿入ユニット14は、電線チャックユニット61のチャックシリンダの接離ロッドを互いに接離して、竿20に保持された電線5を一対の電線チャック84間に挟む。
そして、挿入ユニット14は、移動ユニットにより水平移動板56を上昇して、端子金具6及び該端子金具6に取り付けられた電線5を竿搬送ユニット11の竿20から引き抜く。こうして、挿入ユニット14は、竿搬送ユニット11から該竿搬送ユニット11に保持された電線5を取り外す。
挿入ユニット14は、移動ユニットにより水平移動板56を保持治具27に近づける。挿入ユニット14は、保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子金具6が挿入される端子収容室4と保持した端子金具6とが相対しかつ互いに平行な状態にして、端子金具6の先端を端子収容室4内に挿入する。
そして、挿入ユニット14は、前チャックユニット60の一対の前チャック74を互いに離して、昇降シリンダにより昇降板58即ち前チャック74などを上昇させる(電線5から退避させる)。挿入ユニット14は、挿入シリンダ59により電線チャックユニット61を保持治具27に近づけて、端子金具6を保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子収容室4内の奥まで挿入する。このように、挿入ユニット14は、端子収容室4と端子金具6との双方の長手方向(図2中に矢印Sで示し、以下、挿入方向と呼ぶ)に沿って、端子金具6を端子収容室4内に挿入する。
すると、前述した係止アームが係止して、コネクタハウジング3と端子金具6とが互いに固定される。そして、挿入ユニット14は、電線チャック84を互いに離して、電線チャックユニット61を電線5から離す。そして、挿入ユニット14は、次の電線5を竿20から取り外して、該電線5に取り付けられた端子金具6を端子収容室4内に挿入する。
最後の端子金具6を端子収容室4内に挿入すると、挿入ユニット14は、電線チャックユニット61が最後に挿入した端子金具6に取り付けられた電線5を掴んだままとなる。すると、ハウジング保持ユニット12の昇降ユニット24が保持治具27などを下降させる。すると、保持治具27からコネクタハウジング3が離脱する。
そして、挿入ユニット14は、電線チャックユニット61が最後に挿入した端子金具6に取り付けられた電線5を掴んだまま、挿入シリンダ59及び移動ユニットなどの動作により、該電線5を竿20の挟持部材22間にセットする。こうして、挿入ユニット14は、最後に端子収容室4に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を、竿搬送ユニット11まで搬送して、該竿搬送ユニット11に保持させる。
制御装置15は、周知のRAM、ROM、CPUなどを備えたコンピュータである。制御装置15は、前述したハウジング保持ユニット12の移動支持部26と、挿入ユニット14と接続し、これらの動作を制御することで、端子挿入装置1全体の制御を司る。
また、制御装置15は、組み立てるコネクタ2の品番毎のコネクタハウジング3の端子金具6を挿入する端子収容室4の順番、各端子収容室4に挿入する端子金具6の前述した竿20での位置及び各端子収容室4の位置などを記憶している。制御装置15は、各品番のコネクタハウジング3の各端子収容室4(図3(a)に示す)内に端子金具6を挿入する際に、端子金具6の先端を端子収容室4内に挿入した後に、端子収容室4の内面に形成された突起に端子金具6が引っ掛からないように、移動支持部26に保持治具27即ちコネクタハウジング3を水平方向Lと鉛直方向Eのそれぞれに沿って往復移動させる移動量1A〜10A,1B〜10B(図3(b)に示し、勿論、水平方向Lと鉛直方向Eとの各々の移動量)を記憶している。これらの移動量1A〜10A,1B〜10Bは、各品番のコネクタハウジング3の各端子収容室4ごとに予め定められた値であり、端子金具6を端子収容室4内に挿入する際に、端子金具6が端子収容室4の内面に引っ掛かることを規制(防止)する値である。
そして、制御装置15は、後述する入力装置90から入力された品番のコネクタハウジング3の各端子収容室4内に端子金具6を挿入する際に、端子金具6の先端を端子収容室4内に挿入した後に、予め記憶された図3(b)に示された水平方向Lと鉛直方向Eの双方の移動量1A〜10A,1B〜10B、予め定められた周波数で移動支持部26に水平方向Lと鉛直方向Eとのそれぞれに沿って保持治具27を往復移動させながら、挿入ユニット14に端子金具6を端子収容室4の奥まで挿入させる。
このように、制御装置15は、挿入ユニット14が端子金具6の先端を端子収容室4内に挿入するまでは移動支持部26を停止した状態に保ち、挿入ユニット14が端子金具6の先端を端子収容室4内に挿入した後に、端子金具6が端子収容室4の内面に引っ掛かることを規制する予め定められた移動量1A〜10A,1B〜10B、移動支持部26に水平方向Lと鉛直方向Eとのそれぞれに沿って保持治具27を往復移動させながら、挿入ユニット14に端子金具6を端子収容室4の奥まで挿入をさせる制御手段となっている。こうして、制御装置15は、挿入ユニット14が端子金具6を端子収容室4に挿入する際に、移動支持部26に端子金具6が端子収容室4の内面に引っ掛かることを規制する予め定められた移動量1A〜10A,1B〜10Bで保持治具27を往復移動させる制御手段となっている。なお、移動支持部26が、前述した移動量1A〜10A,1B〜10B、保持治具27を往復移動させるので、当該移動量1A〜10A,1B〜10Bが特許請求の範囲に記載された振幅をなしている。
さらに、制御装置15は、組み立てたコネクタ2の最後に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5をセットする挟持部材22の位置などを記憶している。このように、制御装置15は、予め、少なくとも一つの品番のコネクタハウジング3の端子収容室4に端子金具6を挿入する際に必要とされる情報を記憶している。さらに、制御装置15には、キーボードなどの周知の情報入力装置や、スイッチなどの周知の操作装置などで構成される入力手段としての入力装置90が接続している。この入力装置90は、制御装置15に保持治具27に保持されて端子金具6が挿入されるコネクタハウジング3の品番を示す情報を入力するために用いられる。
前述した端子挿入装置1で、コネクタハウジング3の各端子収容室4に端子金具6を挿入する際には、まず、制御装置15に入力装置90から組み立てるコネクタ2の品番に応じた情報を入力する。さらに、前述した品番に応じた保持治具27をハウジング保持ユニット12の支持テーブル25に取り付けるとともに、前述した品番に応じた竿20を竿搬送ユニット11にセットする。
そして、前述した入力装置90などにより、作業開始の命令を制御装置15に入力する。すると、ハウジング保持ユニット12の昇降ユニット24により保持治具27を上昇させておく。
さらに、挿入ユニット14の昇降シリンダのロッドを縮小し、挿入シリンダ59のロッド70を伸張しておく。挿入ユニット14の前チャックユニット60のチャックシリンダの接離ロッドを互いに離しておく。挿入ユニット14の電線チャックユニット61のチャックシリンダの接離ロッドを互いに離しておく。
そして、制御装置15は、まず、ハウジング保持ユニット12の水平移動ユニット23を制御して、最初に端子金具6が挿入される端子収容室4を挿入ユニット14のチャックユニット60,61と挿入方向Sに沿って相対させる。さらに、制御装置15は、挿入ユニット14の移動ユニットを制御して、最初に端子収容室4に挿入される端子金具6の上方に挿入ユニット14の前チャックユニット60を位置付けるとともに、前記端子金具6を取り付けた電線5の上方に挿入ユニット14の電線チャックユニット61を位置付ける。
その後、制御装置15は、挿入ユニット14の移動ユニットを制御して、前チャックユニット60と電線チャックユニット61を竿搬送ユニット11に保持された端子金具6及び電線5に近づける。
このとき、一対の前チャック74間に端子金具6が位置し、一対の電線チャック84間に電線5が位置する。そして、制御装置15は、チャックユニット60,61のチャックシリンダを制御して、前チャック74間に電線5をチャックし(掴み)、電線チャック84間に電線5をチャックする(掴む)。
制御装置15は、図4に示すように、挿入ユニット14の移動ユニットを制御して、チャックユニット60,61を上昇させて、竿搬送ユニット11の竿20からチャックした電線5を取り外す。すると、保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子収容室4と、前チャックユニット60にチャックされた電線5に取り付けられた端子金具6とが挿入方向Sに沿って相対する。
そして、制御装置15は、図5に示すように、移動ユニットを制御して、端子金具6の先端を端子収容室4内に挿入する。その後、制御装置15は、挿入ユニット14の前チャックユニット60のチャックシリンダを制御して、前チャック74を電線5から離すとともに、昇降シリンダを制御して、前チャック74などを上昇させる(端子金具6から退避させる)。なお、図5に示された端子金具6の先端がコネクタハウジング3の端子収容室4内に挿入するまでは、制御装置15は、移動支持部26を停止した状態に保つ。
その後、制御装置15は、保持治具27に保持された品番のコネクタハウジング3の端子金具6の先端が挿入された端子収容室4の水平方向Lと鉛直方向Eとのそれぞれの移動量1A〜10A,1B〜10Bを読み出して、移動支持部26に当該移動量1A〜10A,1B〜10B、保持治具27即ちコネクタハウジング3を往復移動させる。制御装置15は、移動支持部26に当該移動量1A〜10A,1B〜10B、保持治具27を往復移動させながら、挿入ユニット14の挿入シリンダ59を制御して、図6に示すように、端子金具6を挿入方向Sに沿って移動させて、保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子収容室4の奥に挿入する。
そして、制御装置15は、電線チャックユニット61を制御して、電線チャック84を電線5から離す。そして、制御装置15は、図4に示された工程から図6に示された工程を繰り返して、順次、端子金具6をコネクタハウジング3の端子収容室4内に挿入する。
制御装置15は、最後の端子金具6を挿入し終えると、最後に端子収容室4に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を電線チャックユニット61がチャックしたまま(掴んだまま)、ハウジング保持ユニット12の昇降ユニット24を制御して、保持治具27を下降させる。
すると、電線5が電線チャック84にチャックされているので、コネクタハウジング3は、保持治具27から離脱する。そして、制御装置15は、挿入ユニット14の移動ユニットを制御して、コネクタハウジング3を取り付けた電線5を挟む挟持部材22の上方に電線チャック84などを位置付ける。そして、制御装置15は、挿入ユニット14の移動ユニットを制御して、電線チャック84などを下降させて、コネクタハウジング3を取り付けかつ電線チャック84にチャックされた電線5を、挟持部材22間に戻す。こうして、コネクタハウジング3に取り付けられた電線5を竿搬送ユニット11に保持させる。
本実施形態によれば、制御装置15がコネクタハウジング3の端子収容室4に端子金具6を挿入する際に、コネクタハウジング3を往復移動させるので、挿入中の端子金具6が端子収容室4の内面に引っ掛かっても、コネクタハウジング3の往復移動によってこの引っ掛かりを速やかに外すことができる。したがって、端子収容室4の内面に引っ掛けて端子金具6を破損させることなく、確実に端子金具6を端子収容室4内に挿入することができる。
また、制御装置15がコネクタハウジング3の端子収容室4に端子金具6の先端を挿入した後にコネクタハウジング3を往復移動させるので、端子金具6の先端を確実に端子収容室4に挿入できる。したがって、確実に端子金具6を端子収容室4内に挿入することができる。
さらに、制御装置15が端子金具6の挿入方向Sに対して交差する水平方向Lと鉛直方向Eとのそれぞれにコネクタハウジング3を往復移動させるので、挿入中の端子金具6が端子収容室4の内面に引っ掛かっても、コネクタハウジング3の往復移動によってこの引っ掛かりを速やかに確実に外すことができる。したがって、端子収容室4の内面に端子金具6を引っ掛けて破損させることなく、確実に端子金具6を端子収容室4内に挿入することができる。
また、制御装置15がコネクタハウジング3の品番毎に各端子収容室4に端子金具6を挿入する際の移動量1A〜10A,1B〜10Bを記憶しており、この記憶した移動量1A〜10A,1B〜10B、コネクタハウジング3を往復移動するので、挿入中の端子金具6が端子収容室4の内面に引っ掛かっても、コネクタハウジング3の往復移動によってこの引っ掛かりが速やかに外れる。したがって、所望の品番のコネクタハウジング3の端子収容室4に確実に端子金具6を挿入できる。
端子挿入装置1は、コネクタハウジング3の品番を制御装置15に入力する入力装置90を備えているので、端子金具6を挿入中のコネクタハウジング3の往復移動の移動量1A〜10A,1B〜10Bを、端子金具6が端子収容室4の内面に引っ掛からない移動量とすることができる。したがって、端子収容室4の内面に端子金具6を引っ掛けて破損させることなく、より確実に端子金具6を端子収容室4内に挿入することができる。
さらに、前述した実施形態では、コネクタハウジング3の全ての端子収容室4に端子金具6を挿入している。しかしながら、本発明では、コネクタハウジング3の全ての端子収容室4に端子金具6を挿入しなくても良い。要するに本発明では、挿入ユニット14は、コネクタハウジング3の端子金具6を挿入しなければならない端子収容室4全てに端子金具6を挿入した後則ちコネクタハウジング3の端子収容室4に全ての端子金具6を挿入すれば良い。
また、前述した実施形態では、端子金具6の先端を挿入した後に、保持治具27を往復移動させている。しかしながら、本発明では、端子金具6を端子収容室4内に挿入する作業の任意の時期に保持治具27を往復移動させても良い。即ち、本発明では、端子金具6を端子収容室4内に挿入する作業中、保持治具27を往復移動させても良い。
さらに、本発明では、水平方向Lと鉛直方向Eとの他に斜め方向に往復移動させても良い。また、端子金具6を前述した移動量1A〜10A,1B〜10B、往復移動させても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る端子挿入装置の構成を示す側面図である。 図1に示された端子挿入装置で端子金具が挿入されるコネクタハウジングなどを示す斜視図である。 図1に示された端子挿入装置の制御装置に記憶された各端子収容室の水平方向と鉛直方向との双方の移動量を示す説明図である。 図1に示された端子挿入装置が竿から電線及び端子金具を取り外した状態を示す側面図である。 図4に示された状態から端子収容室内に端子金具の先端を挿入した状態を示す側面図である。 図5に示された状態から端子金具を端子収容室の奥まで挿入した状態を示す側面図である。 従来から用いられてきたコネクタハウジングと端子金具の断面図である。 図7に示された端子金具がコネクタハウジングの端子収容室の内面に引っ掛かった状態を示す断面図である。 図8に示された端子金具が傾いた状態を示すコネクタハウジングの断面図である。
符号の説明
1 端子挿入装置
3 コネクタハウジング
4 端子収容室
5 電線
6 端子金具
14 挿入ユニット(端子挿入手段)
15 制御装置(制御手段)
26 移動支持部(移動支持手段)
27 保持治具(ハウジング保持手段)
90 入力装置(入力手段)
1A〜10A,1B〜10B 移動量(振幅)
L 水平方向(2方向)
E 鉛直方向(2方向)
S 挿入方向

Claims (5)

  1. コネクタハウジングの端子収容室に電線が取り付けられた端子金具を挿入する端子挿入装置において、
    前記コネクタハウジングを保持するハウジング保持手段と、
    前記ハウジング保持手段を移動自在に支持する移動支持手段と、
    前記端子金具を保持して、当該端子金具を前記端子収容室に挿入する端子挿入手段と、
    前記端子挿入手段が、前記端子金具を前記端子収容室に挿入する際に、前記移動支持手段に前記端子金具が前記端子収容室の内面に引っ掛かることを規制する予め定められた振幅で前記ハウジング保持手段を往復移動させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする端子挿入装置。
  2. 前記制御手段は、前記端子挿入手段が前記端子金具の先端を前記端子収容室内に挿入するまでは前記移動支持手段を停止した状態に保ち、前記端子挿入手段が前記端子金具の先端を前記端子収容室内に挿入した後に、前記移動支持手段に前記ハウジング保持手段を往復移動させる制御手段であることを特徴とする請求項1記載の端子挿入装置。
  3. 前記移動支持手段は、前記端子挿入手段の前記端子金具の挿入方向に対して交差しかつ互いに交差する2方向に前記ハウジング保持手段を移動自在な構成であり、
    前記制御手段は、前記移動支持手段に前記ハウジング保持手段を往復移動させる際に、前記2方向それぞれに沿って前記ハウジング保持手段を往復移動させる制御手段であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の端子挿入装置。
  4. 前記制御手段が、コネクタハウジングの品番毎に各端子収容室に端子金具を挿入する際の移動量を記憶しており、記憶した移動量、前記移動支持手段に前記ハウジング保持手段を往復移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の端子挿入装置。
  5. 前記ハウジング保持手段に保持されたコネクタハウジングの品番を示す情報を前記制御手段に入力する入力手段を備え、
    前記制御手段が、前記端子挿入手段が前記端子金具の先端を前記端子収容室内に挿入した後に前記入力手段から入力された品番のコネクタハウジングの移動量、前記移動支持手段に前記ハウジング保持手段を往復移動させることを特徴とする請求項4記載の端子挿入装置。
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