JP2009063967A - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロセスカートリッジ本体装着状態で感光体3と現像ローラ51とを所定のギャップに規制する第1の感光体支持手段として、感光体フランジ31、33に設けられた中心孔107、108に嵌合しながら感光体3を貫通する感光体支持軸200を画像形成装置本体に設け、プロセスカートリッジ脱離状態で感光体と現像ローラとがギャップを有する支持する第2の感光体支持手段として、感光体フランジ31、33と嵌合する感光体受け部105、106をプロセスカートリッジ枠体101に設け、本体への脱着に伴い、感光体支持手段が切替わる。
【選択図】図8
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第1の潜像担持体支持手段は、本体に支持され、上記作像装置の本体装着状態で、上記作像装置筺体の前側及び後側に配設される潜像担持体位置決め部材に設けられた軸孔と、該潜像担持体両端部のフランジに設けられた中心孔とに嵌合して該潜像担持体を貫通する潜像担持体支持軸であり、上記第2の潜像担持体支持手段は、該作像装置筺体の前側及び後側に設けられ、該潜像担持体両端部のフランジと嵌合する支持部材であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記第1の潜像担持体支持手段に上記潜像担持体が支持されたときのガタが、上記第2の潜像担持体支持手段により該潜像担持体が支持されたときのガタよりも小さくなるよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2、3または4の画像形成装置において、上記作像装置の本体への脱着に伴い、上記潜像担持体が該作像装置の画像形成装置本体に装着される方向に移動可能とすることにより、上記潜像担持体支持手段が切替ることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記作像装置の本体への装着方向が、上記潜像担持体の長手方向に移動可能となるような方向であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、上記作像装置を複数個有し、該作像装置により作像された画像を重ね合わせてカラー画像を形成することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置に用いる作像装置を備えたものである。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体の概略構成図である。図1の画像形成装置は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラー画像形成装置である。この画像形成装置は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y,C,M,Kと記す)の各色トナー像を形成する作像装置を備えている。これらの作像装置は、潜像担持体である感光体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等の各プロセス手段を枠体(不図示)内に一体的に形成し、画像形成装置本体に脱着可能なプロセスカートリッジ100Y,C,M,Kの形態をなしている。これらのプロセスカートリッジ100Y,C,M,K上方には、光書込み装置2が配設されている。また、プロセスカートリッジ100Y,C,M,Kの下方には、複数のローラに掛け回されて無端表面移動する転写ベルト7を備えた転写装置が配設されている。転写装置は、転写ベルト7を挟んで各プロセスカートリッジ100Y,C,M,Kと対向する1次転写バイアス手段8Y,C,M,Kと、転写バイアス手段8Y,C,M,Kより下流の転写ベルト7に対向部にて転写ベルト7上のトナー像を記録シートに一括転写する2次転写バイアス手段10と、トナー像が転写された転写紙を定着装置11まで搬送する搬送ベルト9を備えている。また、記録シートを収容する給紙カセット12と、転写ベルト7と2次転写バイアス手段10とが対向する2次転写領域に給紙カセット12から記録シートを供給する記録シート供給手段としての給紙装置13と、給紙カセット12から搬送されてきた記録シートをプロセスカートリッジ100Y,C,M,Kによる作像タイミングに合わせて供給するレジストローラ14とを備えている。
プロセスカートリッジ100単体での感光体3の支持手段について説明する。図3は、プロセスカートリッジ単体での感光体と現像ローラとの斜視図である。図4は、プロセスカートリッジ単体での感光体前側支持手段の拡大図であり、図5は、プロセスカートリッジ単体での感光体後側支持手段の拡大図である。感光体3は、感光層が塗工された管(以下感光体管)32と、前側フランジ31と、アース板(不図示)を保持するた後側フランジ33とで構成されている。図4に示すように、前側では、感光体3の前側フランジ31が、プロセスカートリッジ枠体101に圧入された前側玉軸受104に保持された感光体ホルダ102に形成された感光体受け部105により支持されている。また、図5にしめすように、後側では、感光体3の後側フランジ32が、プロセスカートリッジ枠体101に形成された感光体受け部106により支持されている。このように、感光体3は、プロセスカートリッジ枠体101に保持される感光体ホルダ102に形成された感光体受け部105と、プロセスカートリッジ枠体101に形成された感光体受け部106とにより、前側および後側の両側で支持される。感光体ホルダ102は圧縮スプリング(不図示)を具備しており、ある範囲で伸縮自在となっている。このとき、プロセスカートリッジ100の前側で、プロセスカートリッジ枠体101と、感光体ホルダ102の感光体受け部105と、前側フランジ31との間で発生する感光体3のガタは0.15mmである。また、プロセスカートリッジ100の後側で、プロセスカートリッジ枠体101の感光体受け部106と、後側フランジ33との間で発生する感光体3のガタは0.1mmである。
現像ローラ51は、上述のように現像保持面板56,57でプロセスカートリッジ枠体101に固定しているので、現像ローラ51のプロセスカートリッジ枠体101への位置関係はプロセスカートリッジ100が単体であろうと、本体装着状態であろうと変化はしない。
また、プロセスカートリッジ装着状態の第1の感光体支持手段は、感光体3をプロセスカートリッジ枠体101に位置決めするよう枠体101の前側及び後側の位置決め部材を兼ねる現像保持面板56,57に設けられた感光体支持軸孔109,110と、感光体両端部のフランジ31、33に設けられた中心孔107、108とに嵌合しながら感光体3を貫通するように、画像形成装置本体に設けられた感光体支持軸200である。また、プロセスカートリッジ脱離状態の第2の感光体支持手段は、プロセスカートリッジ枠体101の前側及び後側に設けられ、感光体3のフランジ31,33と嵌合する支持部材としての感光体受け部105、106である。このような支持手段により、プロセスカートリッジ100の装着状態及び脱離状態に、それぞれに適当なギャップ管理が容易に可能となる。また、これらは圧接部を設けないギャップ管理手段であるため、圧接部にトナーなどの異物が挟まってギャップの精度が得られないという虞が無く、経時に渡って安定したギャップ管理が行える。
また、プロセスカートリッジ装着状態に感光体支持軸200に支持されたときのガタが、感光体受け部105,106により支持されたときのガタよりも小さくすることにより、装着状態は高画質化のため厳密なギャップ管理を行い、脱離状態は、感光体3と現像ローラ51とが接触しないレベルのギャップ管理を行うことができる。
また、プロセスカートリッジ100の本体への脱着に伴い、感光体3がプロセスカートリッジ100の本体に装着される方向に移動可能とする。これにより、感光体3をプロセスカートリッジ枠体101に対して移動させて、感光体受け部105、106に嵌合または離脱させることで、感光体支持手段を容易に切替ることができる。
また、プロセスカートリッジ100の本体への装着方向が、感光体3の長手方向に移動可能となるような方向とすることで、感光体支持手段を容易に切替ることができる。
また、プロセスカートリッジ100を複数個有するカラー画像形成装置とすることで、高品位なカラー画像が得られる。
また、プロセスカートリッジ100を用いることで、メンテナンス性を向上させることができる。
4 帯電装置
5 現像装置
6 クリーニング装置
7 転写ベルト
31 前側フランジ
32 感光体管
33 後側フランジ
34 感光体駆動ギア部
51 現像ローラ
52 現像装置筺体
53 位置決めピン
54 位置決め孔
55 軸孔
56,57 現像保持面板
100 プロセスカートリッジ
101 プロセスカートリッジ枠体
102 感光体ホルダ
103 本体レール
104 前側玉軸受
105、106 感光体受け部
107、108 中心孔
109、110 感光体支持軸孔
200 感光体支持軸
201 後側玉軸受
202 感光体駆動ギア
Claims (7)
- 潜像担持体と、該潜像担持体との対向部へ現像剤を搬送する現像剤担持体を有する現像装置とを備えた作像装置が本体に脱着可能に構成される画像形成装置において、
上記現像剤担持体を上記作像装置筺体に位置決めする現像剤担持体位置決め部材と、上記作像装置の本体装着状態で上記潜像担持体と上記現像剤担持体とが所定の大きさのギャップに規制されるように該潜像担持体を支持する第1の潜像担持体支持手段と、該作像装置の本体脱離状態で該潜像担持体と該現像剤担持体とがギャップを有するように該潜像担持体を支持する第2の潜像担持体支持手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、上記第1の潜像担持体支持手段は、本体に支持され、上記作像装置の本体装着状態で、上記作像装置筺体の前側及び後側に配設される潜像担持体位置決め部材に設けられた軸孔と、該潜像担持体に設けられた中心孔とに嵌合して該潜像担持体を貫通する潜像担持体支持軸であり、上記第2の潜像担持体支持手段は、該作像装置筺体の前側及び後側に設けられ、該潜像担持体両端部と嵌合する支持部材であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2の画像形成装置において、上記第1の潜像担持体支持手段に上記潜像担持体が支持されたときのガタが、上記第2の潜像担持体支持手段により該潜像担持体が支持されたときのガタよりも小さくなるよう構成したことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1、2、3または4の画像形成装置において、上記作像装置の本体への脱着に伴い、上記潜像担持体が該作像装置の画像形成装置本体に装着される方向に移動可能とすることにより、上記潜像担持体支持手段が切替ることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4の画像形成装置において、上記作像装置の本体への装着方向が、上記潜像担持体の長手方向に移動可能となるような方向であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、上記作像装置を複数個有し、該作像装置により作像された画像を重ね合わせてカラー画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置に用いる作像装置を備えたプロセスカートリッジ。
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---|---|---|---|---|
US9008546B2 (en) | 2012-11-27 | 2015-04-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image carrier, process cartridge, and image forming apparatus |
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-
2007
- 2007-09-10 JP JP2007233952A patent/JP5081547B2/ja active Active
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