JP2009063967A - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置およびプロセスカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2009063967A
JP2009063967A JP2007233952A JP2007233952A JP2009063967A JP 2009063967 A JP2009063967 A JP 2009063967A JP 2007233952 A JP2007233952 A JP 2007233952A JP 2007233952 A JP2007233952 A JP 2007233952A JP 2009063967 A JP2009063967 A JP 2009063967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
latent image
process cartridge
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007233952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5081547B2 (ja
Inventor
Takashi Shintani
剛史 新谷
Yasushi Akiba
康 秋葉
Satoshi Hatori
聡 羽鳥
Kaoru Yoshino
薫 吉野
Akio Kosuge
明朗 小菅
Takaya Muraishi
貴也 村石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007233952A priority Critical patent/JP5081547B2/ja
Publication of JP2009063967A publication Critical patent/JP2009063967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5081547B2 publication Critical patent/JP5081547B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】潜像担持体と現像装置とを備えた作像装置を本体の脱着可能に構成した画像形成装置において、作像装置の本体装着状態と脱離状態とで、潜像担持体と現像剤担持体とのギャップをそれぞれ最適な大きさに管理する。
【解決手段】プロセスカートリッジ本体装着状態で感光体3と現像ローラ51とを所定のギャップに規制する第1の感光体支持手段として、感光体フランジ31、33に設けられた中心孔107、108に嵌合しながら感光体3を貫通する感光体支持軸200を画像形成装置本体に設け、プロセスカートリッジ脱離状態で感光体と現像ローラとがギャップを有する支持する第2の感光体支持手段として、感光体フランジ31、33と嵌合する感光体受け部105、106をプロセスカートリッジ枠体101に設け、本体への脱着に伴い、感光体支持手段が切替わる。
【選択図】図8

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置およびプロセスカートリッジに関するものである。
従来、画像形成装置では、感光体と現像ローラとのギャップを狭くしていくと高画質化に有利であることは周知である。一方、ギャップが狭すぎると、駆動負荷の増加や現像剤溢れ、現像剤へのストレス増加という不具合も発生する。このため、画像形成装置の高画質化においては、感光体と現像ローラとのギャップを高精度に管理することが重要な技術となっている。
また、感光体と、現像ローラを備えた現像ユニットとを一体的に構成し、画像形成装置本体に脱着して用いるプロセスカートリッジが広く用いられている。プロセスカートリッジを用いる場合は、画像形成装置本体に装着されたとき、感光体と現像ローラとのギャップが所定の大きさになるよう、高精度に管理する必要がある。従来は、プロセスカートリッジの現像ユニットを感光体に対して揺動可能に組み付け、本体への装着した時に、現像ユニットを感光体に対してばね付勢することによって、感光体を現像ローラとの間に設けられたギャップ規制部材を介して圧接して、ギャップを所定の大きさに規制する方法が用いられてきた。しかしながら、この方法では圧接部にトナーなどの異物が挟まりやすく、挟まった場合にはギャップの精度が得られないという欠点がある。
これに対して、ギャップ規制部材を設けずに感光体と現像ローラとのギャップを所定の大きさに規制するものがある。その一例として、特許文献1には、感光体を収容する感光体ケースと、現像ローラを備えた現像ユニットとを組み付けるプロセスカートリッジが記載されている。このプロセスカートリッジは、本体に装着された状態で、本体に支持されている感光体支持軸が、感光体ケースの両側壁に設けられた軸孔と感光体の中心孔とに嵌合して感光体を貫通する。また、プロセスカートリッジの感光体ケースと現像ユニットの前側及び後側の両側に位置決め部材を設けている。この位置決め部材は、現像ユニットから突出する現像ローラの端部に嵌合する現像ローラ位置決め孔と、感光体ケースの軸孔周辺部から突出する突出部と嵌合する感光体位置決め部とを有している。このようなプロセスカートリッジが本体に装着された状態で、感光体支持軸が、感光体ケースの両側壁に設けられた軸孔と感光体の中心孔とに嵌合して貫通する。この感光体の中心孔と嵌合して貫通した支持軸により、感光体と現像ローラとが位置決めされて、両者間のギャップが所定の大きさに規制される。
特開2006−58705号公報
ここで、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から離脱した状態でも、感光体と現像ローラとが接触して感光体表面を傷つけないようなレベルにギャップの大きさを管理する必要がある。従来のギャップ規制部材によりギャップの大きさを管理するものでは、感光体と現像ローラとが接触する虞はない。一方、特許文献1の装置では、プロセスカートリッジを本体から離脱した状態では、本体に支持されている感光体支持軸が、感光体の中心孔から抜き出された状態であり、感光体と現像ローラとのギャップの大きさの管理はされておらず、感光体と現像ローラとが接触してしまう虞がある。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、潜像担持体と現像装置とを備えた作像装置を本体の脱着可能に構成した画像形成装置において、作像装置の本体装着状態と脱離状態とで、潜像担持体と現像剤担持体とのギャップをそれぞれ最適な大きさに管理することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体との対向部へ現像剤を搬送する現像剤担持体を有する現像装置とを備えた作像装置が本体に脱着可能に構成される画像形成装置において、上記現像剤担持体を上記作像装置筺体に位置決めする現像剤担持体位置決め部材と、上記作像装置の本体装着状態で上記潜像担持体と上記現像剤担持体とが所定の大きさのギャップに規制されるように該潜像担持体を支持する第1の潜像担持体支持手段と、該作像装置の本体脱離状態で該潜像担持体と該現像剤担持体とがギャップを有するように該潜像担持体を支持する第2の潜像担持体支持手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第1の潜像担持体支持手段は、本体に支持され、上記作像装置の本体装着状態で、上記作像装置筺体の前側及び後側に配設される潜像担持体位置決め部材に設けられた軸孔と、該潜像担持体両端部のフランジに設けられた中心孔とに嵌合して該潜像担持体を貫通する潜像担持体支持軸であり、上記第2の潜像担持体支持手段は、該作像装置筺体の前側及び後側に設けられ、該潜像担持体両端部のフランジと嵌合する支持部材であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記第1の潜像担持体支持手段に上記潜像担持体が支持されたときのガタが、上記第2の潜像担持体支持手段により該潜像担持体が支持されたときのガタよりも小さくなるよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2、3または4の画像形成装置において、上記作像装置の本体への脱着に伴い、上記潜像担持体が該作像装置の画像形成装置本体に装着される方向に移動可能とすることにより、上記潜像担持体支持手段が切替ることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記作像装置の本体への装着方向が、上記潜像担持体の長手方向に移動可能となるような方向であることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、上記作像装置を複数個有し、該作像装置により作像された画像を重ね合わせてカラー画像を形成することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置に用いる作像装置を備えたものである。
本発明においては、作像装置の本体装着状態で潜像担持体を支持する第1の潜像担持体支持手段に加え、本体脱離状態で潜像担持体を支持する第2の潜像担持体支持手段を設ける。これにより、作像装置の本体装着状態のみでなく、脱離状態でも、現像剤担持体位置決め部材により作像装置筺体に位置決めされた現像剤担持体と、潜像担持体とが、接触しないようなギャップを有する位置に潜像担持体を支持することができる。
以上、本発明によれば、潜像担持体と現像装置とを備えた作像装置を本体の脱着可能に構成した画像形成装置において、作像装置の本体装着状態と脱離状態とで、潜像担持体と現像剤担持体とのギャップをそれぞれ最適な大きさに管理することができるという優れた効果がある。
以下、本発明を、画像形成装置に適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体の概略構成図である。図1の画像形成装置は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラー画像形成装置である。この画像形成装置は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y,C,M,Kと記す)の各色トナー像を形成する作像装置を備えている。これらの作像装置は、潜像担持体である感光体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等の各プロセス手段を枠体(不図示)内に一体的に形成し、画像形成装置本体に脱着可能なプロセスカートリッジ100Y,C,M,Kの形態をなしている。これらのプロセスカートリッジ100Y,C,M,K上方には、光書込み装置2が配設されている。また、プロセスカートリッジ100Y,C,M,Kの下方には、複数のローラに掛け回されて無端表面移動する転写ベルト7を備えた転写装置が配設されている。転写装置は、転写ベルト7を挟んで各プロセスカートリッジ100Y,C,M,Kと対向する1次転写バイアス手段8Y,C,M,Kと、転写バイアス手段8Y,C,M,Kより下流の転写ベルト7に対向部にて転写ベルト7上のトナー像を記録シートに一括転写する2次転写バイアス手段10と、トナー像が転写された転写紙を定着装置11まで搬送する搬送ベルト9を備えている。また、記録シートを収容する給紙カセット12と、転写ベルト7と2次転写バイアス手段10とが対向する2次転写領域に給紙カセット12から記録シートを供給する記録シート供給手段としての給紙装置13と、給紙カセット12から搬送されてきた記録シートをプロセスカートリッジ100Y,C,M,Kによる作像タイミングに合わせて供給するレジストローラ14とを備えている。
各色のプロセスカートリッジ100Y,C,M,Kは、画像形成物質として、互いに異なる色(Y,C,M,K)のトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。このため、以下、添字Y,C,M,Kを省略し、プロセスカートリッジ100として説明する。図2は、画像形成装置に採用されるプロセスカートリッジ100の構造を示す概略断面図である。本実施形態の画像形成装置では、プロセスカートリッジ100は、潜像担持体である感光体3と、各プロセス手段として、帯電手段である帯電装置4、現像手段である現像装置5、クリーニング手段であるクリーニング装置6等を枠体(不図示)内に一体的に形成し、画像形成装置本体に脱着可能としている。また、本実施形態の画像形成装置では、プロセスカートリッジ100そのものを交換するものとしているが、プロセスカートリッジ100を画像形成装置本体から取り外し、感光体3、帯電装置4、現像装置5、クリーニング装置6のような単位で新しいものと交換するような構成でもよい。
このような構成の画像形成装置では、画像形成スタートとともに、各プロセスカートリッジ100で各色トナー像が形成される。各プロセスカートリッジ100では、感光体3が、図示されないメインモータにより回転駆動され、帯電装置4によって一様帯電された後、光書込み装置2より、スキャナ1で読み取られた画像を色分解した色毎の画像情報に応じて書込み光が照射され、静電潜像が形成される。感光体3上に形成された静電潜像は、現像装置5の現像剤担持体である現像ローラ51により現像し、トナー像を形成する。各感光体3上に形成されたトナー像は、感光体3と中間転写ベルト7との対向部で中間転写ベルト7上に1次転写される。このようにしてY(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)、K(黒)の順で各感光体3上に形成したトナー像が中間転写ベルト7上に転写され、重ね合わせカラートナー像が形成される。中間転写ベルト7上の重ね合わせカラートナー像が2次転写位置に到達するタイミングに合わせてレジストローラから記録シートが給紙され、2次転写ロ−ラ10により記録シート上に一括転写される。転写された記録シートは、搬送ベルト9で定着装置11に搬送され、定着されてコピ−画像として排紙される。一方、中間転写ベルト7上に転写した後の感光体3は、クリ−ニング装置6で転写残トナーを除去し、必要に応じて図示しない除電ランプで除電された後、再度、帯電装置4で一様に帯電される動作を繰り返す。また、記録シートに転写した後の中間転写ベルト7は、図示しない中間転写ベルトクリーニング装置により、転写残トナーを除去した後、再度、感光体3から中間転写ベルト7上に転写し、記録シートに一括転写するという作像工程を繰り返すようになっている。
次に、本実施形態の画像形成装置の特徴部である感光体3と現像ローラ51とのギャップ管理について説明する。
先ず、本体からの脱離状態のであるプロセスカートリッジ100の単体での、感光体3と現像ローラ51とのギャップ管理について説明する。
プロセスカートリッジ100単体での感光体3の支持手段について説明する。図3は、プロセスカートリッジ単体での感光体と現像ローラとの斜視図である。図4は、プロセスカートリッジ単体での感光体前側支持手段の拡大図であり、図5は、プロセスカートリッジ単体での感光体後側支持手段の拡大図である。感光体3は、感光層が塗工された管(以下感光体管)32と、前側フランジ31と、アース板(不図示)を保持するた後側フランジ33とで構成されている。図4に示すように、前側では、感光体3の前側フランジ31が、プロセスカートリッジ枠体101に圧入された前側玉軸受104に保持された感光体ホルダ102に形成された感光体受け部105により支持されている。また、図5にしめすように、後側では、感光体3の後側フランジ32が、プロセスカートリッジ枠体101に形成された感光体受け部106により支持されている。このように、感光体3は、プロセスカートリッジ枠体101に保持される感光体ホルダ102に形成された感光体受け部105と、プロセスカートリッジ枠体101に形成された感光体受け部106とにより、前側および後側の両側で支持される。感光体ホルダ102は圧縮スプリング(不図示)を具備しており、ある範囲で伸縮自在となっている。このとき、プロセスカートリッジ100の前側で、プロセスカートリッジ枠体101と、感光体ホルダ102の感光体受け部105と、前側フランジ31との間で発生する感光体3のガタは0.15mmである。また、プロセスカートリッジ100の後側で、プロセスカートリッジ枠体101の感光体受け部106と、後側フランジ33との間で発生する感光体3のガタは0.1mmである。
現像ローラ51のプロセスカートリッジ100への位置決めについて説明する。図6は、現像ローラ51の位置決めを説明するための斜視図である。図6に示すように、現像ローラ51は現像装置筺体52に軸受を介して保持されている。また、現像装置筺体52には位置決めピン53が前側と後側に突設されている。また、現像ローラ51の軸端部が現像装置筺体52より突出している。現像装置5は、位置決めピン53と嵌合する位置決め孔54と、現像ローラ51の軸と嵌合する軸孔55とを有する現像保持面板56,57を介して、前側と後側でプロセスカートリッジ枠体101へ固定することにより、プロセスカートリッジ100に位置決めされるようになっている。このとき、上述のようにプロセスカートリッジ枠体101に支持される感光体3と、現像ローラ51とのギャップは、現像保持面板56,57で決まるようになっており、感光体3表面と現像ローラ51表面が接触し、感光体3表面が傷つくことはないように規制される。
次に、プロセスカートリッジ100の本体装着状態での、感光体3と現像ローラ51とのギャップ管理について説明する。
現像ローラ51は、上述のように現像保持面板56,57でプロセスカートリッジ枠体101に固定しているので、現像ローラ51のプロセスカートリッジ枠体101への位置関係はプロセスカートリッジ100が単体であろうと、本体装着状態であろうと変化はしない。
一方、プロセスカートリッジ100の本体装着状態では、感光体3のプロセスカートリッジ枠体101に対する位置関係は変化する。図7は、プロセスカートリッジの本体への装着方法を説明するための斜視図である。図7に示すように、機械本体には本体レール103と、回転自在に保持された感光体支持軸200が固定されている。プロセスカートリッジ100は本体レール103と感光体支持軸200に沿って機械本体前側から感光体3の長手方向に装着される。
図8は、プロセスカートリッジの本体装着状態の、感光体の支持手段の概略構成図である。また、図9は、プロセスカートリッジ本体装着状態での感光体前側支持手段の拡大図であり、図10は、プロセスカートリッジ本体装着状態での感光体後側支持手段の拡大図である。感光体支持軸200の後側部分には、後側玉軸受201と感光体駆動ギヤ202が圧入されている。また、プロセスカートリッジ枠体101の前側及び後側に設けられた現像保持面板56,57は、プロセスカートリッジ枠体101の感光体3の前側および後側の部分へ延伸して、それぞれに感光体支持軸孔109、110が設けられている。すなわち、現像保持面板56,57は、後述する感光体位置決め部材としての機能も有している。さらに、感光体3の前側フランジ31と後側フランジ33とには、それぞれに中心孔107、108が設けられている。
プロセスカートリッジ100が感光体支持軸200に沿って機械本体前側から感光体3の長手方向に装着されると、プロセスカートリッジ100に保持されている感光体3は、後側の現像保持面板57の感光体支持軸孔110、後側フランジ33の中心孔108、前側フランジ31の中心孔107、前側の現像保持面板56の感光体支持軸孔109とに感光体支持軸200が嵌合しながら感光体3を貫通するように装着される。感光体3は、感光体支持軸200に圧入された感光体駆動ギヤ202と後側フランジ33に形状を設けている感光体駆動ギヤ部34が嵌合した時点で装着完了となる。また、プロセスカートリッジ100は、その後すぐに感光体支持軸200に圧入された後側玉軸受201が後側の現像保持面板57に嵌合した時点で装着が完了となる。このように、感光体3の装着が完了して以降、プロセスカートリッジ100の装着が完了するまでの間は、感光体3以外のプロセスカートリッジ100に取り付けられている部品は、プロセスカートリッジ100と一緒に移動していることになる。この時、見かけ上、プロセスカートリッジ枠体101に対して、感光体3が前側に移動する。その移動量分は、圧縮スプリング(不図示)を保持し、伸縮自在な感光体ホルダ102で吸収される。
このような、プロセスカートリッジ100の本体への装着に伴う感光体3の移動により、感光体3の前側フランジ31、後側フランジ32はプロセスカートリッジ単体状態で各フランジ31、32を保持していた感光体受け部105、106からそれぞれ離脱する(図9,10の点線部)。そして、感光体3の支持手段は、プロセスカートリッジ枠体101の前側及び後側に設けられている現像保持面板56,57の感光体支持軸孔109,110と及びフランジ31,33に設けられている中心孔107、108に嵌合して貫通する、本体側に設けられた感光体支持軸200に切替る。このとき、感光体3のガタは前側も後側も0.060mm以下となるようにしており、上述したプロセスカートリッジ100単体でのガタよりも少なくしている。そして、感光体支持軸200支持される感光体3が、現像保持面板56,57でプロセスカートリッジ枠体101に位置決めされる現像ローラ51とのギャップが、0.25mm〜0.35mmの大きさになるよう規制される。
また、プロセスカートリッジ100を本体から離脱したときは、感光体支持軸200が感光体3から抜き出されて、プロセスカートリッジ枠体101に対して感光体3が移動して感光体3のフランジ31,32が感光体受け部105,106と嵌合する。これにより、感光体支持手段は、上述のプロセスカートリッジ単体での感光体受け部105,106によるものに戻る。
このように、プロセスカートリッジ100の本体への装着により感光体3の支持手段が切替えられ、それぞれの支持手段により支持された感光体3が、現像保持面板56,57により位置決めされた現像ローラ51に対して位置決めされることにより、それぞれに適したギャップ大きさに規制することができる。上述のように、プロセスカートリッジ100の装着状態には脱離状態に比べ、感光体3のガタが少なくなり、ギャップの大きさを厳密に管理できる。一方、脱離状態は、感光体3のガタは感光体3と現像ローラ51とが接触しないレベルにギャップの大きさを管理する。
以上、本実施形態の画像形成装置によれば、感光体3と現像装置5からなる作像装置であるプロセスカートリッジ100を、本体に脱着可能に構成する画像形成装置において、 現像ローラ51をプロセスカートリッジ枠体101に位置決めする位置決め部材としての現像保持面板56,57と、プロセスカートリッジ100の本体装着状態に感光体3と現像ローラ51とのギャップが所定の大きさに規制されるよう感光体3を支持する第1の支持手段と、プロセスカートリッジの本体脱離状態にギャップを有するように感光体を支持する第2の支持手段を設ける。これにより、プロセスカートリッジの装着状態のみでなく、脱離状態でも、プロセスカートリッジ枠体101に位置決めされた現像ローラ51と、感光体1とが最適なギャップ規制されるような位置に感光体3を支持することができる。
また、プロセスカートリッジ装着状態の第1の感光体支持手段は、感光体3をプロセスカートリッジ枠体101に位置決めするよう枠体101の前側及び後側の位置決め部材を兼ねる現像保持面板56,57に設けられた感光体支持軸孔109,110と、感光体両端部のフランジ31、33に設けられた中心孔107、108とに嵌合しながら感光体3を貫通するように、画像形成装置本体に設けられた感光体支持軸200である。また、プロセスカートリッジ脱離状態の第2の感光体支持手段は、プロセスカートリッジ枠体101の前側及び後側に設けられ、感光体3のフランジ31,33と嵌合する支持部材としての感光体受け部105、106である。このような支持手段により、プロセスカートリッジ100の装着状態及び脱離状態に、それぞれに適当なギャップ管理が容易に可能となる。また、これらは圧接部を設けないギャップ管理手段であるため、圧接部にトナーなどの異物が挟まってギャップの精度が得られないという虞が無く、経時に渡って安定したギャップ管理が行える。
また、プロセスカートリッジ装着状態に感光体支持軸200に支持されたときのガタが、感光体受け部105,106により支持されたときのガタよりも小さくすることにより、装着状態は高画質化のため厳密なギャップ管理を行い、脱離状態は、感光体3と現像ローラ51とが接触しないレベルのギャップ管理を行うことができる。
また、プロセスカートリッジ100の本体への脱着に伴い、感光体3がプロセスカートリッジ100の本体に装着される方向に移動可能とする。これにより、感光体3をプロセスカートリッジ枠体101に対して移動させて、感光体受け部105、106に嵌合または離脱させることで、感光体支持手段を容易に切替ることができる。
また、プロセスカートリッジ100の本体への装着方向が、感光体3の長手方向に移動可能となるような方向とすることで、感光体支持手段を容易に切替ることができる。
また、プロセスカートリッジ100を複数個有するカラー画像形成装置とすることで、高品位なカラー画像が得られる。
また、プロセスカートリッジ100を用いることで、メンテナンス性を向上させることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の全体の概略構成図。 画像形成装置に採用される作像装置の概略断面図。 プロセスカートリッジ単体での感光体と現像ローラとの斜視図。 プロセスカートリッジ単体での感光体前側支持手段の拡大図。 プロセスカートリッジ単体での感光体後側支持手段の拡大図。 現像ローラの位置決めを説明するための斜視図。 プロセスカートリッジの本体への装着方法を説明するための斜視図。 プロセスカートリッジ装着状態の感光体支持手段の概略構成図。 プロセスカートリッジ装着状態での感光体前側支持手段の拡大図。 プロセスカートリッジ装着状態での感光体後側支持手段の拡大図。
符号の説明
3 感光体
4 帯電装置
5 現像装置
6 クリーニング装置
7 転写ベルト
31 前側フランジ
32 感光体管
33 後側フランジ
34 感光体駆動ギア部
51 現像ローラ
52 現像装置筺体
53 位置決めピン
54 位置決め孔
55 軸孔
56,57 現像保持面板
100 プロセスカートリッジ
101 プロセスカートリッジ枠体
102 感光体ホルダ
103 本体レール
104 前側玉軸受
105、106 感光体受け部
107、108 中心孔
109、110 感光体支持軸孔
200 感光体支持軸
201 後側玉軸受
202 感光体駆動ギア

Claims (7)

  1. 潜像担持体と、該潜像担持体との対向部へ現像剤を搬送する現像剤担持体を有する現像装置とを備えた作像装置が本体に脱着可能に構成される画像形成装置において、
    上記現像剤担持体を上記作像装置筺体に位置決めする現像剤担持体位置決め部材と、上記作像装置の本体装着状態で上記潜像担持体と上記現像剤担持体とが所定の大きさのギャップに規制されるように該潜像担持体を支持する第1の潜像担持体支持手段と、該作像装置の本体脱離状態で該潜像担持体と該現像剤担持体とがギャップを有するように該潜像担持体を支持する第2の潜像担持体支持手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、上記第1の潜像担持体支持手段は、本体に支持され、上記作像装置の本体装着状態で、上記作像装置筺体の前側及び後側に配設される潜像担持体位置決め部材に設けられた軸孔と、該潜像担持体に設けられた中心孔とに嵌合して該潜像担持体を貫通する潜像担持体支持軸であり、上記第2の潜像担持体支持手段は、該作像装置筺体の前側及び後側に設けられ、該潜像担持体両端部と嵌合する支持部材であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、上記第1の潜像担持体支持手段に上記潜像担持体が支持されたときのガタが、上記第2の潜像担持体支持手段により該潜像担持体が支持されたときのガタよりも小さくなるよう構成したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2、3または4の画像形成装置において、上記作像装置の本体への脱着に伴い、上記潜像担持体が該作像装置の画像形成装置本体に装着される方向に移動可能とすることにより、上記潜像担持体支持手段が切替ることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4の画像形成装置において、上記作像装置の本体への装着方向が、上記潜像担持体の長手方向に移動可能となるような方向であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、上記作像装置を複数個有し、該作像装置により作像された画像を重ね合わせてカラー画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置に用いる作像装置を備えたプロセスカートリッジ。
JP2007233952A 2007-09-10 2007-09-10 画像形成装置およびプロセスカートリッジ Active JP5081547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007233952A JP5081547B2 (ja) 2007-09-10 2007-09-10 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007233952A JP5081547B2 (ja) 2007-09-10 2007-09-10 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009063967A true JP2009063967A (ja) 2009-03-26
JP5081547B2 JP5081547B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=40558565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007233952A Active JP5081547B2 (ja) 2007-09-10 2007-09-10 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5081547B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9008546B2 (en) 2012-11-27 2015-04-14 Ricoh Company, Ltd. Image carrier, process cartridge, and image forming apparatus

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0777849A (ja) * 1992-12-24 1995-03-20 Canon Inc 画像形成装置
JPH08110748A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2001350393A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Canon Inc プロセスカートリッジ及びその組立方法
JP2002268518A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Ricoh Co Ltd スライドユニット内蔵体及び画像形成装置
JP2006058705A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ及びそのプロセスカートリッジを有する画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0777849A (ja) * 1992-12-24 1995-03-20 Canon Inc 画像形成装置
JPH08110748A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2001350393A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Canon Inc プロセスカートリッジ及びその組立方法
JP2002268518A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Ricoh Co Ltd スライドユニット内蔵体及び画像形成装置
JP2006058705A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ及びそのプロセスカートリッジを有する画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9008546B2 (en) 2012-11-27 2015-04-14 Ricoh Company, Ltd. Image carrier, process cartridge, and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP5081547B2 (ja) 2012-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4869289B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4464435B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP5219626B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3566697B2 (ja) プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、及び、離隔機構
JP4987163B2 (ja) プロセスカートリッジ
US8682200B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus
JP2008170945A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2005099517A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2011237641A (ja) 画像形成装置及び樹脂フレームの成型方法
JP2010114498A (ja) 画像形成装置および画像読取装置
JP2014119534A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5021087B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP2007079445A (ja) ベルトユニット、画像形成装置
JP5081547B2 (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
EP3163376B1 (en) Image forming apparatus that ensures highly accurate positioning on photoreceptor drum of primary transfer roller
CN106483810B (zh) 清洁单元和成像设备
JP4669275B2 (ja) 画像形成装置
JP2009139518A (ja) 画像形成装置
JP4783036B2 (ja) 感光体と現像ローラの位置決め機構およびこれを備えた画像形成装置
JP2000206854A (ja) 画像形成装置
JP2004070305A (ja) 画像形成装置
US10670986B2 (en) Developing apparatus and image forming apparatus
JP2009271266A (ja) 画像形成装置
JP6594106B2 (ja) 画像形成装置
JP2005172906A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5081547

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150