JP2001350393A - プロセスカートリッジ及びその組立方法 - Google Patents

プロセスカートリッジ及びその組立方法

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JP2001350393A JP2000170481A JP2000170481A JP2001350393A JP 2001350393 A JP2001350393 A JP 2001350393A JP 2000170481 A JP2000170481 A JP 2000170481A JP 2000170481 A JP2000170481 A JP 2000170481A JP 2001350393 A JP2001350393 A JP 2001350393A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体に設けたドラム軸に対して
感光体ドラムを嵌入して画像形成装置本体に装着するプ
ロセスカートリッジにおいて、感光体ドラムの他部材と
の接触を防止し且つ組立性を向上する。 【解決手段】 ドラムホルダ2にドラムガイド2aを設
け、ドラムガイド2aでドラムフランジ22の先端部2
2eをガイドしてドラム支持部2bへ挿入する。ドラム
支持部2bに先端部22eが入った際の、ドラム支持部
2bと先端部22e間の半径方向隙間を感光体ドラム1
2と現像スリーブ41、帯電スリーブ51夫々との間と
の隙間より小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等によって像担持体上に形成された静電潜像
を現像して可視画像を形成する複写機、プリンタ、記録
画像表示装置、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置
におけるプロセスカートリッジ及びその組立方法に関す
るものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシ
ミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
ある。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラ
ムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能
とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において
は、感光体ドラムなどの消耗部品をオペレータが交換可
能なように構成し、その寿命がきた場合には、オペレー
タが新しいものと交換することによって、継続的に品位
の安定した画像が得られるように構成されている。
【0005】一方、現像装置としては、高品位の画質に
対する要求から、トナー粒子と磁性キャリアとが一定の
割合で混合された現像剤を使用する、二成分方式の現像
装置が用いられる。二成分現像方式にあたっては、磁性
キャリアが耐久により劣化して画質の品位が低下するた
め、従来から現像剤のみを交換することが行われていた
が、メンテナンス作業の効率向上のため現像装置そのも
のを消耗部品として交換するように構成されるようにな
ってきた。
【0006】更には、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでのこのプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。
【0007】このようなプロセスカートリッジにおいて
は良好な現像特性を維持するために現像スリーブ表面と
感光体表面の間を高精度な微小間隔に保つ必要がある。
そこで従来から、現像スリーブの軸方向両端に現像スリ
ーブよりも大径のコロを夫々設け、このコロを感光体ド
ラムの表面に突き当てて間隔を保つものが実用化されて
きた。
【0008】しかしながらスペーサコロを当接させた構
成では、現像スリーブの駆動時に発生する振動が感光体
ドラムに伝わるなどして、様々な画像不良を引き起こす
要因となっていた。そこで、画像形成装置本体に感光体
ドラムを軸支する支持軸を設け、プロセスカートリッジ
を装置本体に装着した際に、前記支持軸に対して感光体
ドラムと現像装置とが各々位置決めされて高精度に間隔
を維持する構成が採られるようになってきた(特開平0
7−077849号公報参照)。
【0009】このような構成のプロセスカートリッジは
特に、複数のプロセスカートリッジを用いて色合わせを
行うフルカラーの画像形成装置に対して、色ムラや色ズ
レの改善に有効である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような構成の
プロセスカートリッジにおいては、装置本体に装着しな
い状態では感光体ドラムの位置が定まらないために、感
光体表面が現像スリーブ表面等に接触したりする危険が
生じる。近年、装置本体の小型化に伴ってプロセスカー
トリッジ自体の小型化も進み、非常に小さなスペースに
感光体ドラムを設けており、特に組立時に感光体ドラム
が他の部品に接触しないように組み付けることは、非常
に困難になってきた。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明は、感光体ドラムを回転可能に保持する保持軸
を有した画像形成装置本体に対して感光体ドラムと一体
的に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、前記感
光体ドラムを遊合して支持する支持部材を有し、該支持
部材に前記感光体ドラムを挿入するためのガイド部材を
設けたことを特徴とする。
【0012】また、プロセスカートリッジに感光体ドラ
ムを組み付ける際には、前記ガイド部材に沿って前記感
光体ドラムを挿入することを特徴とする。
【0013】かかる本発明の主要な発明は請求項と対応
する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0014】本出願に係る第1の発明は電子写真感光体
ドラムを挿脱可能な保持軸を有する画像形成装置本体に
対して着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子
写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用
するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラムを遊合
して支持する支持部材と、を有し、前記支持部材に前記
電子写真感光体ドラムを挿入するためのガイド部材を設
けたことを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0015】本出願に係る第11の発明は電子写真感光
体ドラムを挿脱可能な保持軸を有する画像形成装置本体
に対して着脱可能なプロセスカートリッジにおける電子
写真感光体ドラムの組立方法において、前記電子写真感
光体ドラムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感
光体ドラムを遊合して支持する支持部材とを有し、前記
支持部材に前記電子写真感光体ドラムを挿入するための
ガイド部材を設けたプロセスカートリッジ未完成品と、
電子写真感光体ドラムと、を準備して、前記ガイド部材
に沿って前記電子写真感光体ドラムの両端を挿入して前
記支持部材に感光体ドラムを遊嵌することを特徴とする
電子写真感光体ドラムの組立方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るプロセスカー
トリッジ100の断面図である。
【0017】また、図6は本発明に係るプロセスカート
リッジ100a〜100dを画像形成装置本体に装着し
た状態を示した断面図である。ここでのa,b,c,d
とは周知の画像形成部を並列した画像形成装置における
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを示し、説明と
して必要のない場合は省略することがある。
【0018】感光体ドラム12はプロセスカートリッジ
100のカートリッジ枠体13に、ドラムホルダ2によ
って回転自在に支持されていて、装置本体に装着された
際には図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転
し、周知の画像形成プロセスに従って画像を形成する
(図1には、感光体ドラム12が外れた状態を示してあ
る)。
【0019】また、プロセスカートリッジ100には現
像装置14と帯電装置15とが、カートリッジ枠体13
に支持され固定されている。現像装置14の現像容器4
5と帯電装置15の帯電容器55間は下方に向って転写
開口3が設けてある。転写開口3は前フランジ21、後
フランジ22を取り付けた感光体ドラム12の長さより
も長手方向で大きい。転写開口3の幅は感光体ドラム1
2の直径よりも大きい。
【0020】現像装置14には現像スリーブ41が現像
容器45に対して回転可能に支持され、感光体ドラム1
2と300〜600μm程度の所定のクリアランスを保
つような位置に配置されている。現像容器45には、さ
らにスクリュー42及びスクリュー43が配され、トナ
ーと磁性キャリアとが所定の割合で混合された現像剤を
撹拌搬送するようになっている。また、現像ブレード4
4が、現像スリーブ41とのクリアランスが300〜5
00μm程度となるように固定されていて、現像剤が現
像スリーブ41の表面にコートされる量を規制する。現
像スリーブ41は、装置本体に装着された際には図示し
ない駆動手段によって図中時計回りに回転するとともに
高圧電圧が印加され、内部に設けられた磁石に保持され
た現像剤が感光体ドラム12に対向するニップ部分に搬
送され、周知の現像プロセスに供するようになる。
【0021】帯電装置15には帯電スリーブ51が帯電
容器55に対して回転可能に支持され、感光体ドラム1
2と400〜700μm程度の所定のクリアランスを保
つような位置に配置されている。帯電容器55には磁性
キャリアからなる帯電剤が収容されている。また、帯電
ブレード54が、帯電スリーブ51とのクリアランスが
500〜700μm程度となるように固定されていて、
帯電剤が帯電スリーブ51の表面にコートされる量を規
制する。帯電スリーブ51は、装置本体に装着された際
には図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転す
るとともに高圧電圧が印加され、内部に設けられた磁石
に保持された帯電剤が感光体ドラム12に対向するニッ
プ部分に搬送され、周知の帯電プロセスに供するように
なる。
【0022】図6において、給紙ローラ206によって
搬送された記録媒体である記録紙205は転写ベルト2
02に吸着されて、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色のプロセスカートリッジ100a〜100d
を通過する。イエローのステーションについて代表して
説明すると、図示しない露光装置により送られたレーザ
光である画像データ201aは感光体ドラム12の表面
に潜像を形成し、現像装置14によって現像され、さら
には転写ブレード203aで記録紙205に画像が転写
される。このプロセスを各ステーションで各色について
順次行い、4色の重ね合わせが行われフルカラーのトナ
ー像が形成される。次に、記録紙205は定着装置20
7を通過しトナー像を定着させ、排紙ローラ208によ
って機外へ排出される。
【0023】プロセスカートリッジ100a〜100d
は、プロセスカートリッジを支持する支持枠体16(図
7参照)の右側板68及び左側板69に夫々取り付けら
れたアキュライドレール66,67によって装置本体の
手前側へ引き出すことが可能である。オペレータがプロ
セスカートリッジ100を交換する際には、図7に示す
ように支持枠体16を手前側に引き出した状態で支持枠
体16に対してプロセスカートリッジ100の載せ替え
を行う。この際、電子写真感光体ドラム12を保持して
いた保持軸であるドラム軸11は装置本体5側に残され
ており、支持枠体16を装置本体内に収容することによ
り、感光体ドラム12及びカートリッジ枠体13が各々
独立してドラム軸11に位置決めされる。一方、現像ス
リーブ41及び帯電スリーブ51は、カートリッジ枠体
13に対して図示しないベアリングによって位置決め支
持されていて、カートリッジ枠体13がドラム軸11に
位置決めされた結果、感光体ドラム12に対して各々前
述したようなクリアランスを保って保持されるようにな
る。
【0024】図4はプロセスカートリッジ100が装置
本体内に収容された状態の断面図であり、図5は非装着
状態の断面図である。
【0025】装置本体の後側板72に設けたベアリング
74とベアリング74よりも装置本体奥側に設けた不図
示のベアリングでドラム軸11は回転自在に支持され、
不図示の駆動源に連結されている。
【0026】感光体ドラム12の前フランジ21及び後
フランジ22の内径がドラム軸11に嵌合し位置決めさ
れる。前フランジ21に設けられた溝部21aはドラム
軸11に設けられた突起部11aと係合し、回転方向及
び軸方向の移動が規制される。一方、ノブ83の内部に
設けた圧縮コイルばねである押圧ばね82によって押し
ピン81が前フランジ21を図中左方向に押圧し突起部
11aとの係合部を固定している。ここで、ドラム軸1
1の端部には直径をわたって、すり割り溝11eが設け
られている。このすり割り溝11eに前フランジ21の
内周に設けた突起21eが嵌まり込んでいる。また、す
り割り溝11eには押しピン81の先端のヨーク部81
eが移動自在に嵌合している。押しピン81の軸部81
fはドラム軸11先端の中心穴11fに挿入されていて
一部手前側へ突出している。押しピン81のこの突出部
には直径をわたって平行ピン81gが打ち込まれてい
る。平行ピン81gの手前側には、押しピン81の軸部
81fに座金状のばね座部材81hが嵌合している。ド
ラム軸11の端部外周に設けた溝11gに先端が係合す
るフック部83eを有するノブ83が設けてある。ノブ
83の穴の底83fとばね座部材81hとの間に押圧ば
ね82は縮設して押しピン81の軸部81fに挿入され
ている。
【0027】プロセスカートリッジ100のカートリッ
ジ枠体13をなす前側板31及び後側板32には各々ベ
アリング33,34が固定され、夫々がドラム軸11に
嵌合しカートリッジ枠体13が装置本体に対して位置決
めされている。また、前側板31に設けたピン35が支
持枠体16の前側板61の穴に、プロセスカートリッジ
100の後側板32に設けたピン36が装置本体の後側
板72の穴に夫々嵌合して回り止めをなし、プロセスカ
ートリッジ100のドラム軸11を中心とする回転を防
止している。更に、図示しない付勢手段によりプロセス
カートリッジ100が図中右側に付勢されることによ
り、前側板31に設けた突起37が支持枠体16の前側
板61に当接し、カートリッジ枠体13のスラスト位置
が規制される。これにより、現像装置14及び帯電装置
15の感光体ドラム12に対する相対的なスラスト位置
関係が所定の位置に定まる。
【0028】支持枠体16の前側板61にはピン65が
設けられ、装置本体の前側板71の穴に嵌合し位置決め
される。一方、支持枠体16の前側板61にはベアリン
グ63が固定され、ドラム軸11の先端を支持してい
る。支持枠体16の後側板62には軸受64が固定され
ており、ドラム軸11にぶら下がる形になっている。軸
受64は、支持枠体16が引き出される際のガイドとし
ての機能を有していれば良く、軸受64とドラム軸11
の嵌め合いはガタが生ずる程度の隙間があっても構わな
い。この場合には、別途、支持枠体16の後端板62に
設けた図示しない位置決めピンを装置本体後側板72に
対して嵌合させることが好ましい。
【0029】一方、プロセスカートリッジ100の前側
板31及び後側板32には、ドラムホルダ1及び2が夫
々設けられている。
【0030】ドラムホルダ1及び2は、前側に取り付く
か後側に取り付くかのみの違いであり、構成は同一であ
るため、ここではドラムホルダ2について説明する。感
光体ドラム12は感光層を外周に有するアルミ中空のド
ラム筒の両端にドラムフランジとして前フランジ21、
後フランジ22を嵌入固定してある。
【0031】図2は説明のために、ドラムホルダ2の正
面図に対して感光体ドラム12の軸方向の断面図を合わ
せて描いたものである。ドラムホルダ2はドラム支持部
2bを有していて、プロセスカートリッジ100が非装
着状態の時には、感光体ドラム12をガタを有する状態
で保持している。即ち、ドラム支持部2bの内径φDが
ドラム後フランジ22の先端部22eの外径φdよりも
若干大きくなるようにしておく。このガタ量は、プロセ
スカートリッジ100が装置本体に装着された際の感光
体ドラム12と現像スリーブ14e、あるいは感光体ド
ラム12と帯電スリーブ15eのクリアランスよりも小
さく設定してある。例えば、該クリアランスが500μ
mならば、ガタ量として200μmを設定する。従っ
て、プロセスカートリッジ100が非装着状態の時であ
ってドラム軸11に位置決めがなされていない状態で
も、感光体ドラム11が現像スリーブ41あるいは帯電
スリーブ51と接触して感光体表面を傷つけてしまうと
いったことが無い。一方、ガタが存在することにより、
ドラムホルダ2の取り付け位置に誤差が生じてしまって
も、プロセスカートリッジ100が装置本体に装着され
た際にドラム後フランジ22とドラム支持部2bが干渉
することもない。
【0032】またドラムホルダ2には、ドラムガイド2
aが図1の図中下方向に向って溝状に延設されている。
即ち、保持軸であるドラム軸11に対して垂直な方向で
転写開口3の方向に内部側から外部側へ向って延設され
ている。このドラムガイド2aの溝幅Wは、ドラム支持
部2bの内径φDよりも狭く、ドラム後フランジ22の
先端部22eの外径φdよりもごく僅かに狭くしてある
か、ごく僅かに広くしてあるかの間にある。従って、ド
ラム後フランジ22の先端部22eはドラムガイド2a
を軽く押してドラムガイド2aを通過させて通過できる
ものの、図1の図中左右方向の移動は規制され、感光体
ドラム12を組み込む際の感光体表面が移動する軌跡
は、図1の破線A及びBで示した領域に限定される。ゆ
えに、感光体ドラム12を組み込む際に、挿入開口が狭
いにもかかわらず作業者が誤って現像装置14や帯電装
置15の構成部品に感光体表面を接触させ傷つけてしま
う危険がない。
【0033】ここで、導電性ブラシ52は、導電性の柔
らかい素材で植毛されたものであって、感光体ドラム1
2を組み込む際に接触したとしても問題は無い。
【0034】一方、図3に示すようにドラムホルダ2に
はドラムストッパー4が取り付けられ、組み込まれた感
光体ドラム12が抜けてこないように保持している。
【0035】図3は、プロセスカートリッジ100を非
装着の状態で装置本体の機外の平坦面301においた状
態を示している。カートリッジ枠体13の後側板32に
は脚部32aが設けられている一方、感光体ドラム12
はドラムストッパー4によって所定の高さ以下には落ち
てこないため、感光体表面が平坦面301に接触するこ
とは無い。このドラムストッパー4の固定位置における
ドラムストッパー4に対する後フランジ22の先端部2
2eのガタ量は、後フランジ22の先端部22eの外径
φdに対して、ドラム支持部2bの内径φDが有するの
と同等のガタ量である。
【0036】図3に示すドラムストッパー4はドラムホ
ルダ2のドラムガイド2aの対向面間に圧入されるヨー
ク状で先端部には夫々外方へ向って逆爪4eが設けられ
ている。この逆爪4eがドラムガイド2aの対向面の溝
に嵌入することによってドラムストッパー4の外方への
移動を止められている。
【0037】そこで、ドラムストッパー4は樹脂製であ
って、ドラムガイド2aの内面に設けた溝に逆爪4eを
引っかけて固定してあるため、爪先端をたわませること
によって比較的簡単に取り外すことが可能である。従っ
て、プロセスカートリッジ100の寿命よりも早くに感
光体ドラム12の交換が必要になった場合には、ドラム
ストッパー4を取り外して使用済みの感光体ドラム12
を抜き去り、新たに感光体ドラム12′をドラムガイド
2aに沿って組み込むこともできる。
【0038】
【発明の効果】上述したように本発明においては、電子
写真感光体ドラムを回転可能に保持する保持軸を有した
画像形成装置本体に対して電子写真感光体ドラムと一体
的に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、前記電
子写真感光体ドラムを遊合して支持する支持部材を有
し、該支持部材に前記電子写真感光体ドラムを挿入する
ためのガイド部材を設け、プロセスカートリッジに電子
写真感光体ドラムを組み付ける際には、前記ガイド部材
に沿って前記電子写真感光体ドラムを挿入することによ
り、感光体表面に傷を付けることなく電子写真感光体ド
ラムの組込みが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態のプロセスカートリッ
ジの縦断面図である。
【図2】ドラムガイドとドラムフランジの寸法関係を説
明する図面である。
【図3】プロセスカートリッジを平坦面に置いたときの
縦断面図である。
【図4】プロセスカートリッジが装置本体内に収容され
た状態の水平断面図である。
【図5】プロセスカートリッジが非装着状態の水平断面
図である。
【図6】本発明に係る実施の形態の画像形成装置の一部
を示す縦断面図である。
【図7】図6の画像形成装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…ドラムホルダ 2…ドラムホルダ 2a…ドラムガイド 2b…ドラム
支持部 3…転写開口 4…ドラムストッパー 4e…逆爪 5…装置本体 11…ドラム軸 11a…突起部 11e…すり割り溝 12,12′…感光体ドラム 13…カートリッジ枠体 14…現像装置 15…帯電装置 16…支持枠体 21…前フランジ 21a…溝部 22…後フランジ 22e…先端部 31…カートリッジ枠体の前側板 32…カートリッジ枠体の後側板 32a…脚部 33…ベアリン 34…ベアリング 35…ピン 37…突起 41…現像スリーブ 42…スクリュー 43…スクリュー 44…現像ブレード 45…現像容器 51…帯電スリーブ 52…導電性ブラシ 54…帯電ブレード 55…帯電容器 61…支持枠体の前側板 62…支持枠体の後側板 63…ベアリング 64…軸受 65…ピン 66…アキュライドレール 67…アキュライドレール 68…右側板 69…左側板 71…装置本体の前側板 72…装置本体の後側板 74…ベアリング 81…押しピン 81e…ヨーク部 81f…軸部 8
1g…平行ピン 81h…ばね座部材 82…押圧ばね 83…ノブ 100…プロセスカートリッジ 100a〜100d…
プロセスカートリッジ 201a…画像データ 202…転写ベルト 203a…転写ブレード 205…記録紙 206…給紙ローラ 207…定着装置 208…排紙ローラ 301…平坦面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体ドラムを挿脱可能な保持
    軸を有する画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセ
    スカートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムを遊合して支持する支持部材
    と、を有し、 前記支持部材に前記電子写真感光体ドラムを挿入するた
    めのガイド部材を設けたことを特徴とするプロセスカー
    トリッジ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材は、前記プロセスカート
    リッジが前記画像形成装置本体に装着された際に前記保
    持軸に対して垂直な方向で、プロセスカートリッジに設
    けた転写のための転写開口の方向に内部側から外部側へ
    向って延設されていることを特徴とする請求項1に記載
    のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材の溝幅は、前記電子写真
    感光体ドラムの支持部材の内径よりも狭いことを特徴と
    する請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材に前記電子写真感光体ド
    ラムがガイドされる際には、前記電子写真感光体ドラム
    の外周に設けた感光体表面と前記プロセスカートリッジ
    の構成部品とは接触しないようにしたことを特徴とする
    請求項1から3の何れか1つに記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材は、前記プロセスカート
    リッジの枠体に設けてなることを特徴とする請求項1か
    ら4の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジは、前記電子
    写真感光体ドラムが前記支持部材から抜けるのを阻止す
    る抜け止め部材を有してなることを特徴とする請求項1
    から5の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記抜け止め部材は、前記プロセスカー
    トリッジを機外の平坦面に置いたときに前記電子写真感
    光体ドラムの表面を前記平坦面に接触しない位置に保持
    することを特徴とする請求項6に記載のプロセスカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
    とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
    像形成装置本体に対して着脱可能とするものである請求
    項1から7の何れか1つに記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電
    子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成
    装置本体に対して着脱可能とするものである請求項1か
    ら7の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記プロセスカートリッジとは、少な
    くとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリ
    ッジ化して装置本体に着脱可能とするものである請求項
    1から7の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 電子写真感光体ドラムを挿脱可能な保
    持軸を有する画像形成装置本体に対して着脱可能なプロ
    セスカートリッジにおける電子写真感光体ドラムの組立
    方法において、前記電子写真感光体ドラムに作用するプ
    ロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラムを遊合して支持する支持部材
    とを有し、前記支持部材に前記電子写真感光体ドラムを
    挿入するためのガイド部材を設けたプロセスカートリッ
    ジ未完成品と、電子写真感光体ドラムと、を準備して、 前記ガイド部材に沿って前記電子写真感光体ドラムの両
    端を挿入して前記支持部材に感光体ドラムを遊嵌するこ
    とを特徴とする電子写真感光体ドラムの組立方法。
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