JPH08110748A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08110748A
JPH08110748A JP6272959A JP27295994A JPH08110748A JP H08110748 A JPH08110748 A JP H08110748A JP 6272959 A JP6272959 A JP 6272959A JP 27295994 A JP27295994 A JP 27295994A JP H08110748 A JPH08110748 A JP H08110748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
process unit
drum
main body
photosensitive drum
side plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6272959A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Ono
晃生 大野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6272959A priority Critical patent/JPH08110748A/ja
Publication of JPH08110748A publication Critical patent/JPH08110748A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体ドラムと現像ローラ間の現像ギャップ
を規定するのに感光体ドラムと転動し現像ローラと同心
のローラを使用すると現像ローラから感光体ドラムへ振
動が伝わる。この振動を防止できる現像ギャップの調整
手段の提供が目的である。 【構成】 現像器4を位置決めピン104でもって後側
板115に対して回動するようにした。後側板115及
び感光体ドラム1′はドラム軸13に支持されている。
これによって現像ギャップを調整し、後側板115と現
像器4をねじ止めする。装置本体に対してプロセスユニ
ット101(外してあるクリーニング器と現像器4を前
後の側板で固定)は位置決めピン104を装置本体の枠
体の位置決め穴へ嵌入支持される。これによって正確に
現像ギャップが定まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザプリン
タのような画像形成装置に関し、更に詳しくは像担持体
等をプロセスユニットとして装置本体に対して装着可能
とした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電子写真を利用した画像形成装
置として、像担持体としての感光体ドラムの周りに、感
光体ドラムを一様に帯電させる帯電手段、前記感光体ド
ラムに潜像を形成する露光手段、前記潜像を可視像化す
る現像手段、転写後の感光体ドラム上の残トナーを清掃
するクリーニング手段等を配置したものが知られてい
る。
【0003】前記感光体ドラムに潜像を形成する方式と
しては、今日では一様に帯電された感光体ドラム表面に
レーザビーム等でデジタル的に書き込む方式が主流とな
っている。この様な画像形成装置では、潜像形成中の感
光体ドラムの振動や回転ムラは、ピッチムラやレジズレ
(位置ズレ)等の画像ムラとして現われるため様々な工
夫が提案されている。
【0004】前記感光体ドラムに対して現像手段を構成
する現像スリーブは微小間隔を隔てて対峙するように構
成しているが、従来は現像スリーブと同軸上に配置した
該現像スリーブよりも僅かに大径のコロ(以後、スペー
サコロと称す)を感光体ドラム表面に当接させ、前記微
小間隔を一定に維持するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記スペーサ
コロを当接させた構成では、現像スリーブを駆動する時
に発生する振動がスペーサコロを介して感光体ドラムに
伝わってしまうため、スペーサコロを用いずに現像する
(以後コロレス現像と称す)提案がされている。
【0006】しかしながら、コロレス現像方式では、一
般に感光体ドラムと現像スリーブ間の間隙精度が出し難
く、またその調整がわずらわしいという問題点があっ
た。
【0007】また今日ではメンテナンス等を容易にする
ために、前記感光体ドラムや現像手段、或いはクリーニ
ング手段をプロセスユニットとしてユニット化し、装置
本体に対して着脱可能としたものも提案されている。こ
のような装置にあっては、現像手段やクリーニング手段
を駆動するときに、その駆動力がプロセスユニットに外
力として作用し、その外力はプロセスユニットに設けた
軸受を介して感光体ドラムに作用する。
【0008】そして前記外力は、感光体ドラムの定常な
回転を阻止する負荷として作用し、該ドラムの回転ムラ
を生じさせ、結果としてピツチムラや画像伸縮等の画像
欠陥を生じさせる。特に前記ピッチムラや画像伸縮等は
複数のプロセスユニットを有するフルカラー画像形成装
置にあっては色ムラや色ズレの原因となる。
【0009】そこで従来の課題を解決するために感光体
ドラムに作用する現像手段やクリーニング手段を感光体
ドラムを支持するドラム軸にて位置決めさせ、支持させ
る提案を行っている。
【0010】本発明は上記提案の発展したものであり、
その目的とするところは像担持体の回転ムラ等を生じさ
せることのない画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に着
目してなされたものであって、本発明の第1の発明は像
担持体と、該像担持体を支持する像担持体支持軸と、像
担持体に作用する少なくとも1つのプロセス手段を有す
るプロセスユニット、と、を備えた画像形成装置におい
て、前記プロセスユニットは前記像担持体支持軸と嵌合
する嵌合部材を有し、前記プロセスユニット内のプロセ
ス手段は、前記嵌合部材を基準として、調整位置決めさ
れることを特徴とする画像形成装置である。
【0012】本発明の第2の発明は像担持体と、該像担
持体を支持する像担持体支持軸と、像担持体に作用する
少なくとも1つのプロセス手段を有するプロセスユニッ
ト、とを備えた画像形成装置において、前記プロセスユ
ニットは前記像担持体支持軸と嵌合する嵌合部材と、装
置本体と係合し装置本体に対し位置決めし、且つ装置本
体に支持される係合部材とを有し、前記プロセスユニッ
ト内のプロセス手段は前記嵌合部材を基準として調整位
置決めされていることを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0013】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を参照して具体
的に説明する。尚、図1はプロセスユニットを装置本体
に対して位置決め装着した構成説明図であり、図3は前
記プロセスユニットを4個設けたフルカラー画像形成装
置の構成説明図である。
【0014】まず図3を参照して本実施例に係る画像形
成装置の全体構成を説明すると、画像形成装置は、夫々
独立して並設される4つの像担持体としての感光体ドラ
ム1(具体的には1a乃至1d)を有し、各感光体ドラ
ム1には、夫々レーザ走査系2(具体的には2a乃至2
d)を配設するほか、各感光体ドラム1の周囲には予め
感光体ドラム1表面を帯電する一次帯電器3(具体的に
は3a乃至3d)、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ックの各色トナーを有する現像器4(具体的には4a乃
至4d)、各感光体ドラム1上のトナー像を転写媒体と
しての記録媒体5に夫々転写する転写器6(具体的には
6a乃至6d)、各感光体ドラム1上の残留トナーを除
去するクリーニング器7(具体的には7a乃至7d)、
各感光体ドラム1上の残留電荷を除去する除電器8(具
体的には8a乃至8d)を配設したものである。
【0015】記録媒体5を供給する給紙手段10、各感
光体ドラム1の転写部には記録媒体5を順次搬送する搬
送ベルト等の搬送手段9、記録媒体5に重ねて転写され
たトナー像をを定着させるための定着手段11、定着工
程後の記録媒体を排出させる排出手段12が各色の画像
形成ステーションを通じて配設されている。
【0016】本実施例では各画像形成ステーションの感
光体ドラム1、現像器4及びクリーニング器7は併せて
支持枠体1001(以降プロセスユニット支持体と称
す)に取り付けられている。該プロセスユニット支持体
1001はレール部材1002,1003により装置本
体に図3の紙面に直交する方向に移動自在に支持されて
おり、装置本体より引き出すことにより一体的に装置本
体より取り出すことが可能なユニットに構成されてい
る。
【0017】レール部材1002,1003は装置本体
に対して伸縮自在(例えばアキュライドレール)であ
り、プロセスユニット支持体1001を装置本体より外
方へ延出された位置と装置本体内に格納された位置をと
ることができ、何れの位置においてもプロセスユニット
支持体1001を支持する。そしてプロセスユニット支
持体1001を装置本体より引き出した状態でそれぞれ
の画像形成ステーションの現像器4、クリーニング器7
及び感光体ドラム1をプロセスユニット支持体1001
に対して着脱する様にしている。
【0018】図7は図3の何れか1つの画像形成ステー
ションの感光体ドラム1の中心をとおり、図3の紙面に
直交する水平断面図である。ドラム軸13は図7の左方
において装置本体に固定された図示されない軸受及びこ
の軸受と間をおいて配された装置本体後側板17に圧入
固定された軸受17aに回転自在で且つ軸方向に移動し
ないように支持され、且つ駆動力を受けるようになって
いる。
【0019】プロセスユニット支持体1001は平面で
みて全ての画像形成ステーションを取り囲んでプロセス
ユニット支持体前板1101、このプロセスユニット支
持体前板1011に平行に配したプロセスユニット支持
体後板1012間をプロセスユニット支持体側板101
0(図4参照)で結合して方形をなし、且つこのプロセ
スユニット支持体前板1011、後板1012間は隣接
する画像形成ステーション間を挿通してステー1015
(図5参照、図3には不図示)でもって結合してある。
【0020】このプロセスユニット支持体1001のプ
ロセスユニット支持体前板1011に圧入固定された軸
受1013、プロセスユニット支持体後板1012に圧
入固定された軸受1014はドラム軸13に軸方向移動
可能に嵌合している。
【0021】プロセスユニット支持体1001に囲まれ
た領域において、各画像形成ステーションに備える夫々
の現像器4、クリーニング器7を夫々プロセスユニット
101(図4、図5、図6参照)に構成するための前側
板114に圧入固定された玉軸受116、後側板115
に圧入固定された玉軸受99がドラム軸13に軸方向移
動可能に嵌合している。
【0022】プロセスユニット101はその前側板11
4が図5には示されないが図7に示すように前側板11
4、後側板115間に現像器4、クリーニング器7があ
ってこれらの前側板114、後側板115に設けた小ね
じ用の穴1154,1155,1156(図2参照)を
挿通して不図の小ねじを現像器4にねじ込み固定されて
いる。クリーニング器7に設けた位置決めピン72,7
3はプロセスユニット前後側板114,115の位置決
め穴1151,1152(図1参照)に嵌合した上不図
示の小ねじでもってクリーニング器7はプロセスユニッ
ト前後側板114,115に固定されている。
【0023】図7に示すようにプロセスユニット101
の現像器4に固定され後側板115を貫通した位置決め
ピン104はプロセスユニット支持体後板1012の上
縁よりも上方にあって装置本体後側板17の位置決め穴
17bに嵌合している。これによってプロセスユニット
101はドラム軸13を中心とする回動を止められ装置
本体後側板17に支持されると共にドラム軸13に支持
されている。
【0024】感光体ドラム1は両端にフランジ1A,1
Bを有し、プロセスユニット101の前側板114、後
側板115間においてドラム軸13にフランジ1A,1
Bの中心穴が嵌合することにより支持される。又、ドラ
ム軸13の直径をわたって貫通するドライブピン13a
はフランジ1Aの半径方向の溝1Cに嵌合している。
【0025】ドラム軸13の根本に近い大径部13−1
の直径はドライブピン13aの長さより大きく、ドラム
軸13の大径部13−1から縮径した小径部13−2の
端部に固定ノブ1017が装着されている。
【0026】上記構成のため、固定ノブ1017を外す
とドラム軸13から、プロセスユニット支持体1001
を外すことができる。このプロセスユニット支持体10
01をドラム軸13から外すとこれに伴ってプロセスユ
ニット101及び感光体ドラム1もドラム軸13からぬ
け出る。その際感光体ドラム1はプロセスユニット支持
体1001及びプロセスユニット101の何れにも組み
付けられていないので落下しようとする。この落下を防
止するため、プロセスユニット支持体1001の支持体
前板1011及び支持体後板1012には夫々ドラム支
持部材1021,1022が固定されている。これらの
ドラム支持部材1021,1022は上方(図7におい
て紙面に直角方向で表面から離れる方向)が開口したU
字状の溝1021a,1022aが設けられていて、こ
の溝1021a,1022aは組立状態において感光体
ドラム1の両フランジ1A,1Bのボス1A−1,1B
−1にわずかの隙間をおいて配設されている。
【0027】図4に示すようにプロセスユニット支持体
前板1011はプロセスユニット支持体1001を構成
する他の枠材より上方へ延出されている。装置本体前側
板15の下方は開口15bとなっており、この開口15
bを通じて感光体ドラム1、プロセスユニット101を
組み込んだプロセスユニット支持体1001が装置本体
に向って進退できる。プロセス支持体前板1011に設
けられレール部材1002,1003に平行な位置決め
ピン1016は装置本体前側板15に設けた位置決め穴
15aに嵌合するようになっている。そしてプロセスユ
ニット支持体前板1011がプロセスユニット支持体1
001を装置本体に挿入時装置本体前側板15に接す
る。
【0028】上記構成の作用を説明する。プロセスユニ
ット支持体1001を装置本体より引くと、レール部材
1002,1003に案内され、プロセスユニット支持
体1001はその軸受1013,1014がドラム軸1
3上を滑り先ずプロセスユニット支持体1001の位置
決めピン1016が装置本体前側板15の位置決め穴1
5aからぬけ、装置本体前側板15の開口15b外に出
て最後にドラム軸13から外れた位置に来る。これに伴
なって、プロセスユニット101の玉軸受99,116
及び感光体ドラム1もドラム軸13上を滑り、ドラム軸
13から外れ、感光体ドラム1はそのボス1A−1,1
B−1がドラム支持部材1021,1022に支持され
る。又、プロセスユニット101の位置決めピン104
は装置本体後側板17の位置決め穴17bから抜けるの
で感光体ドラム1上にプロセスユニット101が載置さ
れた状態となる。ここでプロセスユニット101を上方
へ持ち上げると図4、図5に示す状態となる。
【0029】本実施例では、プロセスユニット101と
は既にのべたように現像器4とクリーニング器7が前後
側板114,115でもって結合され一体になったユニ
ットであり、プロセスユニット101をプロセスユニッ
ト支持体1001より上方向に取り出した状態では、プ
ロセスユニット支持体1001上には感光体ドラム1が
取り残される。
【0030】図5は図4の状態の図4に対して直角方向
の縦断面図である。この時、感光体ドラム1はそのドラ
ム両端のフランジ1A,1Bのボス部1A−1,1B−
1がプロセスユニット支持体1001に固定されたドラ
ム支持部材1021,1022のU字状の溝1021
a,1022aに落ち込んだ状態で支持される。更に感
光体ドラム1を取り出す場合には図4及び図5の状態よ
り感光体ドラム1を上方向に持ち上げることにより達成
される。
【0031】逆に感光体ドラム1及びプロセスユニット
101を装置本体に装着する場合には上記説明の逆動作
でプロセスユニット支持体1001に組み付けてドラム
軸13への挿入を行えば良い。つまり、プロセスユニッ
ト支持体1001を装置本体より引き出した状態にてま
ず感光体ドラム1をプロセスユニット支持体1001上
のドラム支持部材1021及び1022のU字状の溝1
021a,1022aに乗せる。その後プロセスユニッ
ト101を感光体ドラム1に載せる形でプロセスユニッ
ト支持体1001に乗せ、プロセスユニット支持体10
01を図4の矢印16方向へスライドさせ装置本体内へ
押し込む。するとプロセスユニット支持体後板1012
上の軸受1014にドラム軸13が入り込み更にプロセ
スユニット101の後側板115に取り付けた玉軸受9
9(図7)がドラム軸13に嵌入し、更には感光体ドラ
ム1のドラムフランジ1B及び1Aがドラム軸13に導
かれ、つづいてプロセスユニット101の前側板114
に取り付けた玉軸受116がドラム軸13に導かれ、最
後にドラム軸13にプロセスユニット支持体前板101
1に固定した軸受1013が導かれる。
【0032】そしてプロセスユニット支持体前板101
1の位置決めピン1016が装置本体前側板15の位置
決め穴15aに係合しまたプロセスユニット101の位
置決めピン104が装置本体後側板17の位置決め穴1
7bに係合する(図4、図7参照)。
【0033】以上の動作により各画像形成ステーション
のプロセスユニット101及び各画像形成ステーション
の感光体ドラム1はドラム軸13及び装置本体に対して
の位置決めが完了する。
【0034】上述のような構成によりプロセスユニット
101はその前側板114とその後側板115にそれぞ
れ圧入された玉軸受116及び99を介してドラム軸1
3によって支持される。一方感光体ドラム1についても
感光体ドラム1両端の前フランジ1A及び後フランジ1
Bがドラム軸13と嵌合して位置決めされる。即ち、プ
ロセスユニット101と感光体ドラム1とはそれぞれ独
立してドラム軸13に位置決めされる。
【0035】従って図1に示すようにプロセスユニット
101内の現像器4及び図6に示すクリーニング器7の
感光体ドラム1に対する相対距離(現像器4の場合には
感光体ドラム1と現像ローラ41とのギャップ、クリー
ニング器7の場合にはクリーニングブレード71の侵入
量)が正確に保証される。
【0036】なお図1、図6、図7の状態ではプロセス
ユニット101及び感光体ドラム1は、それぞれドラム
軸13により支持されており、それぞれプロセスユニッ
ト支持体1001からはフローティングしている。つま
り感光体ドラム1の両フランジ1A及び1Bはプロセス
ユニット支持体1001上のドラム支持部材1021及
び1022のU字状の溝1021a,1022aから浮
いている。
【0037】図5に示すプロセスユニット支持体100
1のステー1015に固定された取付具1015aに取
り付けたすくいシート18は感光体ドラム1の母線に圧
接しており、プロセスユニット101を取りはずした
時、クリーニングブレード71部に残ったトナーのぼた
落ちを回収するためのものである。
【0038】感光体ドラム1上に現像された画像濃度を
検知するためのセンサ19は、上述の取付具1015a
に取り付けられており、このセンサ19の出力により画
像形成のための条件を変更補正してDmaxや階調性等
を保証している。
【0039】本実施例ですくいシート18はクリーニン
グ器7とセンサ19との間の仕切り部材としても機能し
ている。
【0040】図1はプロセスユニット101よりクリー
ニング器7を取りはずした状態を示している。即ち、プ
ロセスユニット後側板115に設けられた位置決め穴1
151及び1152に嵌合したクリーニング器7の位置
決めピン72及び73(図5参照)が嵌合を解除してク
リーニング器7がプロセスユニット101から取り外さ
れた状態を示している。現像器4は図1の状態で現像ロ
ーラ41と感光体ドラム1とのギャップ(以降現像ギャ
ップと称す)が調整され位置決めされている。
【0041】図2はプロセスユニット後側板115に、
現像器4を固定する前の状態を示しており、図1と図2
を用いて現像ギャップδの調整設定方法を説明する。
【0042】図2中、2点鎖線1′及び41′はそれぞ
れ感光体ドラム1及び現像ローラ41の仮想円を示して
いる。
【0043】プロセスユニット101に設ける位置決め
ピン104は現像器4の上部に固定されており、その位
置決めピン104はプロセスユニット後側板115の位
置決め穴1153に嵌合している(このピン104は又
既にのべたように装置本体後側板17の位置決め穴17
bに嵌合する)。その状態では現像器4は位置決め穴1
153を中心に矢印43方向に回動可能となる。図2で
はその時の現像ローラ41の中心の軌跡を符号1157
を付した1点鎖線で示している。
【0044】この1点鎖線の軌跡1157上を現像ロー
ラ41を回動させ(つまり現像器4を位置決め穴115
3を中心に回動させ)図2に示されるよう正規の現像ギ
ャップδが得られる位置にてプロセスユニット後側板1
15に設けられた小ねじ用の穴1154,1155,1
156を挿通して現像器4に不図示の小ねじをねじ込み
固定する。例えばその組立治具として感光体ドラム1よ
り現像ギャップδ分だけ半径の大きい治具円板の中心穴
をプロセスユニット後側板115の軸受ハウジング穴か
らはみ出して圧入してある玉軸受99の外輪に嵌合し
て、現像ローラ41が、その治具円板に突き当たるまで
現像器4を回動させてやれば良い。
【0045】上記説明の様に、現像器4はプロセスユニ
ット後側板115に対して位置決めされる。
【0046】プロセスユニット前側板114に対しても
同様の調整を行えば、現像器4はプロセスユニット前側
板114、後側板115に対して位置決めされる。
【0047】このように調整され位置決めされた現像器
4の現像ギャップδは装置本体内に装着した時正確に再
現される。なぜなら、装置本体内で現像器4を位置決め
し支持するものはプロセスユニット前側板114、後側
板115、それぞれの玉軸受99及び116と現像器4
の位置決めピン104であるからである。
【0048】つまり、プロセスユニットの玉軸受99
(及び116)が感光体ドラム1の支持軸であるドラム
軸13に嵌合し、現像器4の位置決めピン104がプロ
セスユニットの位置決めピンとして機能して、装置本体
後側板17の位置決め穴17bに嵌合して位置決めされ
る(図7参照)。
【0049】つまり調整時に使用した部材(玉軸受9
9,116及び現像器4の位置決めピン104)は装置
本体内の支持部材である。
【0050】その結果調整時の最適状態が装置本体内で
完全に再現される。
【0051】また、本実施例では4つの感光体ドラムを
有するフルカラー画像形成装置として説明してきたが、
フルカラーに限らず又感光体ドラムの本数に限らず、電
子写真方式或はその他の画像形成装置に適用できる。
【0052】
【発明の効果】本発明の第1の発明は前述したように、
プロセスユニットを装置本体の像担持体支持軸に嵌合す
ることによりプロセスユニットの位置決めを行い、像担
持体は像担持体支持軸に嵌合することにより位置決めを
それぞれ独立して行うため、現像手段等の駆動時の振動
を像担持体に伝えないようにすることができる。
【0053】また本発明の第2の発明は更にプロセスユ
ニット内の現像器等の位置調整は装置本体に装着した時
に位置決めかつ支持する係合部材を利用して実行されて
いるため、現像ローラと像担持体とのギャップ調整時の
状態が本体内で忠実に再現される。従って常に最適な現
像等のプロセスが実行できる他、非接触現像であるた
め、画像形成に際して画像ピッチムラ、色ズレ、色ムラ
等の発生を防止して高品位の画像を提供することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部を示し、プロセスカート
リッジの一部側面図である。
【図2】本発明の実施例の要部の作用を示し、プロセス
カートリッジの一部側面図である。
【図3】本発明の適用される画像形成装置の実施例の縦
断面図である。
【図4】本発明の実施例の作用を示す分解縦断面図であ
る。
【図5】本発明の実施例の作用を示す側面図である。
【図6】本発明の実施例の作用を示す側面図である。
【図7】一つの画像形成ステーションの水平断面図であ
る。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 4 現像器 7 クリーニング器 13 ドラム軸 15 装置本体前側板 17 装置本体後側板 41 現像ローラ 72 位置決めピン 73 位置決めピン 99 玉軸受 101 プロセスユニット 104 位置決めピン 114 プロセスユニットの前側板 115 プロセスユニットの後側板 1001 プロセスユニット支持体 1002 レール部材 1003 レール部材 1011 プロセスユニット支持体前板 1012 プロセスユニット支持体後板 1013 軸受 1014 軸受 1016 位置決めピン 1021 ドラム支持部材 1022 ドラム支持部材 1151 位置決め穴 1152 位置決め穴 1153 位置決め穴 1154 穴 1155 穴 1156 穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、 該像担持体を支持する像担持体支持軸と、 像担持体に作用する少なくとも1つのプロセス手段を有
    するプロセスユニットと、を備えた画像形成装置におい
    て、 前記プロセスユニットは前記像担持体支持軸と嵌合する
    嵌合部材を有し、 前記プロセスユニット内のプロセス手段は、前記嵌合部
    材を基準として、調整位置決めされることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体と、 該像担持体を支持する像担持体支持軸と、 像担持体に作用する少なくとも1つのプロセス手段を有
    するプロセスユニットと、を備えた画像形成装置におい
    て、 前記プロセスユニットは前記像担持体支持軸と嵌合する
    嵌合部材と、 装置本体と係合し装置本体に対し位置決めし、且つ装置
    本体に支持される係合部材とを有し、 前記プロセスユニット内のプロセス手段は前記嵌合部材
    を基準として調整位置決めされていることを特徴とする
    画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005300733A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006153924A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置および定着装置の製造方法
JP2009063967A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ

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