JP2009063294A - 信号波形出力システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に信号波形を出力する。
【解決手段】1からnまでの各iについて順次(ステップ210、214、218)、第(i-1)出力用データファイルの2p個ずつのデータ区間から最大データと最小データを抽出して作成した第i出力用データファイルを記憶装置3に予め記憶する(a,b,c)。信号波形を表示するときには、表示エリアに同時に表示するデータの最適数をMをもってエリアへ信号波形を描画するために必要充分な信号のサンプリングレート以上の最小のサンプリングレートのデータを格納した出力用データファイル用いて信号波形の描画を行う。この際、同一x座標にプロットされる複数のデータについては、最大データと最小データのみをプロットする。
【選択図】図3

Description

本発明は、時系列データが表す信号波形を出力する技術に関するものである。
時系列データが表す信号波形を出力する技術としては、表示装置に信号波形を表示する際に、画面上の時間軸に対応づけられた画素座標軸上の位置が同一となる時間軸上の位置を有する複数のデータについては、時間軸上の座標が最も小さいデータと、時間軸上の座標が最も大きいデータと、信号値軸上の座標が最も小さいデータと、信号値軸上の座標が最も大きいデータを画面上にプロットする技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平2001-318141号公報
前記特許文献1記載の技術によれば、たとえば、表示する信号波形の時間軸方向の拡大率を変化させる度に、時間軸と画面上の画素座標軸との対応関係が変化するために、表示する時間区間に含まれる全てのデータについて当該データがプロットの対象となるかを調べることにより、プロットすべきデータを再選定する必要があり、信号波形の表示の時間軸方向の拡大率の変更を速やかに行うことができない。
また、画面上の時間軸に対応づけられた画素座標軸の各座標に対して、当該座標にプロットすべきデータが存在する場合には、引用文献1記載の技術のように、時間軸上の座標が最も小さいデータと時間軸上の座標が最も大きいデータとプロットすることは無駄となる。当該二つのデータのプロット位置を端点とする当該画素座標上の線は、当該画素座標上の信号値軸上の座標が最も小さいデータのプロット位置と信号値軸上の座標が最も大きいデータのプロット位置とを結ぶ線によって隠され、また、間に画素が存在しないため、画素座標上の隣接する座標上のプロット位置から、当該二つのデータのプロット位置に線を引くこともできないからである。
そこで、本発明は、より効率的に信号波形を出力することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、時系列データが表す信号波形を表示する信号波形出力システムを、記憶装置と、前記時系列データのn(但し、nは3以上の整数)個ずつのデータの区間の各々から、当該区間中の最大値を有するデータと当該区間中の最小値を有するデータとを抽出して作成した間引時系列データを、異なるnの値について複数作成し、前記記憶装置に記憶する間引時系列データ作成手段と、前記信号波形を表示する時間区間の選択を受け付ける時間区間受付手段と、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間の時間長に応じて、当該時間長が大きいほど小さくなるように定まるサンプリングレートを最適サンプリングレートとして算定し、前記記憶装置に記憶されている前記間引時系列データのうちから、算定したサンプリングレート以上の最小のサンプリングレートを有する間引時系列データを、使用間引時系列データとして選択する間引時系列データ選択手段と、前記間引時系列データ選択手段が使用間引時系列データとして選択した、前記記憶装置に記憶されている間引時系列データ中の、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間中の各データを、前記信号波形を表示する画面上の領域に、前記時間軸と対応する軸方向について当該領域の全体に信号波形が表示されるようにプロットして、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間中の前記信号波形を表示する波形描画手段とを含めて構成したものである。
このような信号波形出力システムによれば、信号波形を表す時系列データからデータを異なる間引き率で間引いて作成した複数の間引時系列データを記憶装置に記憶しておき、信号波形の表示の際には、信号波形を表示する時間区間として指定された時間区間の時間長に応じて、信号波形の表示に用いる間引時系列データを、当該時間長が大きいほど、信号波形の表示に用いる間引時系列データのサンプリングレートが小さくなるように切り替える。ここで、信号波形を表示する画面上の領域が一定である場合、画面上の詳細度が等しくなるように信号波形を表示するためには、信号波形を表示する時間区間の時間長が小さいほど、大きなサンプリングレートの間引時系列データが必要となる。一方、必要以上のサンプリングレートの間引時系列データを用いることは、無意に信号波形の表示のための処理量を増加させることになる。
従って、以上のように、信号波形の表示に用いる間引時系列データを切り替えることにより、速やかに、信号波形の表示を効率的に、信号波形の画面上における詳細度を劣化させることなく行うことができるようになる。よって、たとえば、表示する信号波形の時間軸方向の拡大率を変化させる場合などに、拡大率変更後の信号波形を表示する時間区間の時間長に応じて信号波形の描画に用いる間引時系列データを切り替えるだけで、速やかに、拡大率を変更させた信号波形の表示を効率的に、信号波形の画面上における詳細度を劣化させることなく行うことができるようになる。
ここで、このような信号波形出力システムは、前記間引時系列データ選択手段において、前記信号波形を表示する画面上の領域の、前記信号波形の時間軸と対応づける軸方向の画素座標数と、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間の時間長とに応じて、前記時間軸と対応づける軸方向の各画素座標に対して1つまたは2つのデータがプロットされることになるサンプリングレートを前記最適サンプリングレートとして算定するように構成することも好ましい。また、前記波形描画手段において、複数のデータについて、当該データをプロットすべき前記時間軸と対応づける軸方向の画素座標として同じ画素座標が求まった場合に、当該複数のデータのうちの最大値を有するデータと最小値を有するデータ以外のデータについては、前記画面上の領域にプロットしないように構成することも好ましい。
画面上の信号波形の表示によって情報の全てを表せる時系列データのサンプリングレートの最大値は、時間軸と対応づける軸方向の各画素座標に対して2つのデータがプロットされることになるサンプリングレートである。また、時間軸と対応づける軸方向の画素座標に飛び飛びにしかデータがプロットされない場合、データがプロットされない画素座標は冗長な画素座標となる。
よって、以上のようにすることにより、信号波形の詳細な表示に必要充分なデータのみを用いて、効率的に信号波形を表示することができるようになる。
なお、以上の各信号波形出力システムは、コンピュータ上に当該コンピュータのコンピュータプログラムの実行によって具現化されるものであってよい。
以上のように、本発明によれば、より効率的に信号波形を出力することができる。
以下、本発明の実施形態に係る信号波形出力システムについて説明する。
本実施形態に係る信号波形出力システムは、ハードウエア的には、CPUや、主記憶や、外部記憶装置や、キーボードやマウスなどの入力装置や、CRTやLCDなどの表示装置等の、汎用電子計算機としての一般的な構成を備えたコンピュータであり、CPUが外部記憶装置に予め格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、プロセス等として、その機能が実現されるものである。
ここで、このように実現される信号波形出力システムの機能構成を図1に示す。
図示するように、機能的には、信号波形出力システムは、表示装置1、入力装置2、記憶装置3、信号波形出力処理部4を備えている。
ここで、信号波形出力処理部4は、信号波形出力システムが稼働するコンピュータのオペレーティングシステム上で稼働するアプリケーションプロセスである。
そして、信号波形出力処理部4は、データファイル読込部41、波形描画部42、制御部43、ユーザとの間の表示装置1と入力装置2とを用いたGUIを処理するGUI処理部44とを備えている。
次に、記憶装置3には、一次元時系列データを格納したオリジナルデータファイルと、信号波形出力処理部4において信号波形出力の対象とする信号を表す一次元時系列データを格納した出力用データファイルと、出力用データファイルを管理するためのインデックスファイルとが格納される。ここで、出力用データファイルは、オリジナルデータファイルから複数作成されるものであり、各出力用データファイルは、オリジナルデータファイルの一次元時系列データを異なる間引き率で間引いたものとなっている。
さて、このような構成において、制御部43は、ユーザから信号波形出力の対象とするオリジナルデータファイルの指定をユーザから受け付けると、データファイル読込部41に、図2に示すデータファイル読込処理を実行させる。
図示するように、このデータファイル読込処理において、データファイル読込部41は、まず、ユーザから指定されたオリジナルデータファイルを読み込む(ステップ202)。
そして、オリジナルデータファイルのデータを全て抽出し、抽出したデータよりなる時系列データを格納した第0出力データ用ファイルを作成し記憶装置3に記憶する(ステップ204)。
そして、読み込んだオリジナルデータファイルから、第0出力データ用ファイルに加えて作成する出力用データファイルの数nを算定する(ステップ206)。この数nの算定は、オリジナルデータファイルに含まれるデータ数をN、予め定めた間引きステップをp、表示装置1に同時に表示するデータの最適数をmとして、
下記式(1)を満たす最大のiを、第0出力データ用ファイルに加えて作成する出力用データファイルの数nとすることにより求める。但し、iは整数であり、iが1未満である場合には、第0出力データ用ファイルに加えて作成する出力用データファイルの数nは0とする。
なお、表示装置1に同時に表示するデータの最適数mは、表示装置1の時間軸に対応づける方向の画素数(表示装置1の解像度/サイズによって異なる値となる)として取り得る値の最大値に対して充分に大きな値(たとえば最大値の2倍)として定めた固定値を用いる。但し、このデータの最適数mとしては、信号波形を表示する画面上の領域の、時間軸に対応づける方向の画素数の最大値が既知の場合には、当該最大値、または、その2倍の値を用いるようにしてもよい。すなわち、この場合には、たとえば、x方向を時間軸、y方向を信号値軸として信号波形を表示装置1に表示する場合には、信号波形を表示する画面上の領域のx方向の画素数の最大値、または、その2倍をデータの最適数mとする。
次に、算出した第0出力データ用ファイルに加えて作成する出力用データファイルの数nが1未満であるかどうか(0であるかどうか)を調べ(ステップ208)、1未満であれば、ステップ216に進む。
一方、算出した第0出力データ用ファイルに加えて作成する出力用データファイルの数nが1未満でなければ(ステップ208)、1からnまでの各iについて順次(ステップ210、214、218)、第(i-1)出力用データファイルのデータを1/pに間引いたデータよりなる時系列データを格納した第i出力用データファイルを作成し、記憶装置3に記憶し(ステップ212)、ステップ216に進む。
ここで、この1/pの間引きは、第(i-1)出力用データファイルの時系列データの、2p個のデータ毎の各区間から、当該区間における最大値をとるデータと当該区間における最小値をとるデータを抽出することにより行う。
すなわち、たとえば、p=2.5とした場合には、図3に示すように、第(i-2)出力用データファイルの時系列データの5個のデータ毎の区間から、当該区間における最大値をとるデータと当該区間における最小値をとるデータとの二つのデータを抽出して、第(i-1)出力用データファイルに格納する。また、このようにして生成した第(i-1)出力用データファイルの時系列データの5個のデータ毎の区間から、当該区間における最大値をとるデータと当該区間における最小値をとるデータとの二つのデータを抽出して、第i出力用データファイルに格納する。
この結果、第i出力用データファイルは、オリジナルデータファイルに含まれるデータ数をNとして、pのi乗分のN個のデータを含むものとなる。また、第i出力用データファイルの時系列データのサンプリングレートは、オリジナルデータファイルの時系列データのサンプリングレートをSdとして、pのi乗分のSdとなる。
さて、このようにしてステップ216に進んだならば、以上のようにして一つのオリジナルデータファイルから作成したn+1個の出力用データファイルを管理するための、インデックスファイルを作成し、記憶装置3に記憶し、処理を終了する。
ここで、このインデックスファイルには、図4に示すように、n+1個の出力用データファイルの作成元となったオリジナルデータファイルの時系列データが表す信号に識別名称として与えたシグナル名、オリジナルデータファイルの時系列データにおけるサンプリングレート、オリジナルデータファイルの時系列データの時間長、オリジナルデータファイルのロケーションを示すオリジナルデータファイルパス、第0出力用データファイルから第n出力用データファイルまでのn+1個の出力用データファイルのロケーションを各々示す第i出力用データファイルパスを含む。
さて、このようにして出力用データファイルとインデックスファイルが作成されたならば、制御部43は、GUI制御部に、図5aに示す時信号波形表示画面を表示装置1に表示させる。
図示するように、信号波形表示画面は、それまでに読み込んだ各オリジナルデータファイルに対応する各信号の、ユーザによって選択された時間帯である選択時間帯の信号波形を各々表示する表示トラックエリア11と、表示トラックに信号波形を表示した信号のシグナル名を表示するシグナル名エリア111と、全体波形表示エリア12とを有し、全体波形表示エリア12には、表示トラックエリア11に信号波形を表示している信号のうちからユーザより、対応するシグナル名エリア111の指定などにより選択された信号の全時間帯の信号波形を表示する。また、全体波形表示エリア12上で、上述した選択時間帯の変更を受け付け、図5bに示すように、各表示トラックエリア11の信号波形の表示を変更後の選択時間帯の信号波形が表示されるように更新する。
さて、制御部43は、このような時信号波形表示画面上の、表示トラックエリア11や全体波形表示エリア12への信号波形の表示を波形描画部42に行わせる。
そして、波形描画部42は、図6に示す波形描画処理によって、信号波形の表示を行う。
図示するように、この処理では、まず、信号波形を表示する時間区間を取得する(ステップ602)。この時間区間は、前述のように表示トラックエリア11に表示する信号については、ユーザから選択された選択時間帯となり、全体波形表示エリア12に表示する信号については、当該信号の全時間区間となる。
そして、次に信号波形の表示に用いる出力用データファイルを選択する(ステップ604)。この選択は、次のように行う。
すなわち、まず、信号波形を表示する時間区間の時間長をTとし、信号波形を表示するエリア(全体波形表示エリア12または表示トラックエリア11)に同時に表示するデータの最適数をMとして、当該最適数Mをもってエリアへ信号波形を描画するために必要充分なデータのサンプリングレートを、S=M/Tとして求める。データの最適数Mは、表示装置1の時間軸に対応づける方向の画素数(表示装置1の解像度/サイズによって異なる値となる)として取り得る値の最大値に対して充分に大きな値(たとえば最大値の2倍)として定めた固定値を用いる。但し、信号波形を表示するエリア(全体波形表示エリア12または表示トラックエリア11)の、時間軸に対応づける方向の画素数を取得できる場合には、その画素数、または、その2倍の数をデータの最適数Mとすることにより定めるようにしてもよい。すなわち、ここでは、図5に示したようにx方向を時間軸、y方向を信号値軸として信号波形を表示するので、信号波形を表示するエリアのx方向の画素数、または、その2倍の数を当該エリアに同時に表示するデータの最適数Mとするようにしてもよい。ここで、同じx座標上に一つのデータのみをプロットすることが好適であると考える場合には、信号波形を表示するエリアのx方向の画素数を同時に表示するデータの最適数Mとし、同じx座標上に二つのデータをプロットすることが好適であると考える場合には、信号波形を表示するエリアのx方向の画素数の2倍の数を同時に表示するデータの最適数Mとする。なお、このように最適数Mを算出するのは、信号波形を詳細に表示するためには、データを全てのx座標に対してプロットすることが好ましい一方で、同じx座標上に3以上のデータをプロットすることは、最大値のデータと最小値のデータを除く各データのプロット位置が、必ず最大値のデータと最小値のデータとのプロット位置の間に位置してプロット位置間を結ぶ線分で隠されてしまうことになるので無意味であることによるものである。
そして、表示する信号のインデックスファイルが示す、オリジナルデータファイルのサンプリングレートをSdとして、当該最適数Mをもって、信号波形を表示するエリアへ信号波形の描画するために必要充分な信号のサンプリングレート以上の最小のサンプリングレートを持つ出力用データファイルを、下記式2を満たす最大のiをrとして、第r出力用データファイルとして求める。
そして、表示する信号のインデックスファイルの第r出力用データファイルパスが示す、第r出力用データファイルを、信号波形の表示に用いる出力用データファイルとして選択する。
さて、このようにして信号波形の表示に用いる出力用データファイルを選択したならば、選択した出力用データファイルから、信号波形を表示する時間区間内のデータの内の、未読み込みのデータを読み込む(ステップ606)。
そして、信号波形を表示する時間区間内の各データに対して時間順に(ステップ608、618、620)、以下の処理を施す。
すなわち、まず、信号波形を表示する時間区間が、信号波形を表示するエリアのx方向範囲全体に対応するように、データの時間軸とエリアのx座標軸を対応づけ、データの値の大小方向の軸と、エリアのy座標軸を所定の規則に従って対応づけ、データの値とデータの時間軸上の位置に応じてデータをプロットすべきエリア内の座標(xj、yj)を求める(ステップ610)。
そして、求めたxjと同じx座標上に既にデータをプロットしたかどうかを調べ(ステップ612)、プロットしていなければ、ステップ616に進む。一方、プロットしていれば(ステップ612)、データの値が、求めたxjと同じx座標上に既にプロットしたデータの最大値以下最小値以上の値であるかどうかを調べ(ステップ614)、そうであればこのデータはプロットせずに、当該データについての処理を終了し、そうでなければステップ616に進む。
そして、ステップ616では、求めた座標(xj、yj)に描点することによりデータをプロットし、当該データについての処理を終了する。ここで、このデータのプロットに際しては、同じx座標上に既に描点がプロットされたデータが存在する場合には、当該既にプロットされたデータの描点との間の各y座標にも描点する(既に同x座標上に存在する描点との間の線を描画する)。
さて、このようなステップ610-616の処理によれば、図7a1のようにデータのプロットが行われ、図7b1の状態まで信号波形の描画が行われた状態において、図7a2に示すような新たなデータをプロットすべき座標711が求まった場合には、この座標711と同じx座標に既にプロットされたデータの描点は存在しないので、当該座標711への描点が図7b2に示すように行われることになる。
また、図7a3のようにデータのプロットが行われ、図7b3の状態まで信号波形の描画が行われた状態において、図7a4に示すような新たなデータをプロットすべき座標712が求まった場合には、この座標712は、座標712と同じx座標に既にプロットされたデータの描点間には存在しないので、当該座標712への描点と、座標712と同じx座標に既にプロットされたデータの描点との間の各y座標への描点が図7b4に示すように行われることになる。
一方、図7a5のようにデータのプロットが行われ、図7b5の状態まで信号波形の描画が行われた状態において、図7a6に示すような新たなデータをプロットすべき座標713が求まった場合には、この座標713は、座標713と同じx座標に既にプロットされ二つのデータの描点の間に存在するので、当該座標713への描点は行われず、信号波形の描画状態も図7b6に示すように変化しない。
このように、ステップ610-616の処理によれば、最大値のデータと最小値のデータの間に位置し、プロット位置間を結ぶ線分で隠されてしまうことになるデータについては、これをプロットしないので、信号波形の描画を効率的に行うことができるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
本発明の実施形態に係る信号波形出力システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデータファイル読込処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータファイル読込処理の処理例を示す図である。 本発明の実施形態に係る出力用データファイルの管理構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る時系列処理システムの表示画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る波形描画処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る波形描画処理の処理例を示す図である。
符号の説明
1…表示装置、2…入力装置、3…記憶装置、4…信号波形出力処理部、41…データファイル読込部、42…波形描画部、43…制御部、44…GUI処理部。

Claims (6)

  1. 時系列データが表す信号波形を表示する信号波形出力システムであって、
    記憶装置と、
    前記時系列データのn(但し、nは3以上の整数)個ずつのデータの区間の各々から、当該区間中の最大値を有するデータと当該区間中の最小値を有するデータとを抽出して作成した間引時系列データを、異なるnの値について複数作成し、前記記憶装置に記憶する間引時系列データ作成手段と、
    前記信号波形を表示する時間区間の選択を受け付ける時間区間受付手段と、
    前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間の時間長に応じて、当該時間長が大きいほど小さくなるように定まるサンプリングレートを最適サンプリングレートとして算定し、前記記憶装置に記憶されている前記間引時系列データのうちから、算定したサンプリングレート以上の最小のサンプリングレートを有する間引時系列データを、使用間引時系列データとして選択する間引時系列データ選択手段と、
    前記間引時系列データ選択手段が使用間引時系列データとして選択した、前記記憶装置に記憶されている間引時系列データ中の、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間中の各データを、前記信号波形を表示する画面上の領域に、前記時間軸と対応する軸方向について当該領域の全体に信号波形が表示されるようにプロットして、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間中の前記信号波形を表示する波形描画手段とを有することを特徴とする信号波形出力システム。
  2. 請求項1記載の信号波形出力システムであって、
    前記間引時系列データ選択手段は、前記信号波形を表示する画面上の領域の、前記信号波形の時間軸と対応づける軸方向の画素座標数と、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間の時間長とに応じて、前記時間軸と対応づける軸方向の各画素座標に対して1つまたは2つのデータがプロットされることになるサンプリングレートを前記最適サンプリングレートとして算定することを特徴とする信号波形出力システム。
  3. 請求項1または2記載の信号波形出力システムであって、
    前記波形描画手段は、複数のデータについて、当該データをプロットすべき前記時間軸と対応づける軸方向の画素座標として同じ画素座標が求まった場合に、当該複数のデータのうちの最大値を有するデータと最小値を有するデータ以外のデータについては、前記画面上の領域にプロットしないことを特徴とする信号波形出力システム。
  4. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    当該コンピュータが備える記憶装置に記憶されている、信号波形を表す時系列データのn(但し、nは3以上の整数)個ずつのデータの区間の各々から、当該区間中の最大値を有するデータと当該区間中の最小値を有するデータとを抽出して作成した間引時系列データを、異なるnの値について複数作成し、前記記憶装置に記憶する間引時系列データ作成手段と、
    前記信号波形を表示する時間区間の選択を受け付ける時間区間受付手段と、
    前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間の時間長に応じて、当該時間長が大きいほど小さくなるように定まるサンプリングレートを最適サンプリングレートとして算定し、前記記憶装置に記憶されている前記間引時系列データのうちから、算定したサンプリングレート以上の最小のサンプリングレートを有する間引時系列データを、使用間引時系列データとして選択する間引時系列データ選択手段と、
    前記間引時系列データ選択手段が使用間引時系列データとして選択した、前記記憶装置に記憶されている間引時系列データ中の、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間中の各データを、前記信号波形を表示する画面上の領域に、前記時間軸と対応する軸方向について当該領域の全体に信号波形が表示されるようにプロットして、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間中の前記信号波形を表示する波形描画手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  5. 請求項4記載のコンピュータプログラムであって、
    前記間引時系列データ選択手段は、前記信号波形を表示する画面上の領域の、前記信号波形の時間軸と対応づける軸方向の画素座標数と、前記時間区間受付手段が受け付けた時間区間の時間長とに応じて、前記時間軸と対応づける軸方向の各画素座標に対して1つまたは2つのデータがプロットされることになるサンプリングレートを前記最適サンプリングレートとして算定することを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 請求項4または5記載のコンピュータプログラムであって、
    前記波形描画手段は、複数のデータについて、当該データをプロットすべき前記時間軸と対応づける軸方向の画素座標として同じ画素座標が求まった場合に、当該複数のデータのうちの最大値を有するデータと最小値を有するデータ以外のデータについては、前記画面上の領域にプロットしないことを特徴とするコンピュータプログラム。
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