JP2008071241A - 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ソース解析部102は、動画コンテンツを定義するソースコードに記述されたパラメータを、時間が経過しても変化しないレンダリング対象パラメータと、時間の経過と共に変化するブレンド対象パラメータとに分類する。オブジェクト保持有効性判定部103は、レンダリング対象パラメータに対応するベクタ画像データが、描画済み画像データとして既にオブジェクト保持部104に記憶されている場合には、その描画済み画像データの読み出しを指示する。これにより、オブジェクト保持部104からブレンド部106に、レンダリング対象パラメータに対応する描画済み画像データが出力される。ブレンド部106は、この描画済み画像データと、ソース解析部102で分類されたブレンド対象パラメータとを統合して動画コンテンツを描画する。
【選択図】 図1
Description
ページ毎にPDL(Page Description Language)で記述され、1フレーム分の画像を構成するベクタ(vector)画像データは、一般的に次のフェーズ1とフェーズ2とからなる処理によって描画される。
フェーズ2では、回転や色変換等のラスタ画像処理が行われる。
尚、ベクタ画像データは、複数種類のオブジェクト(描画オブジェクト)の集合として表現される。ここで、オブジェクトとは、例えば、図形や、テキスト等である。
画像出力モジュールへ出力される直前の各ページの画像データは、ラスタ画像データとなっており、画像出力モジュールの走査順に整列されている。
一般に、PDLで記述されるベクタ画像データを入力してから画像出力モジュールへ出力するまでの時間を短縮する手法として、画像形成過程を並列化する方法が考えられている。
また、PDLで記述されたコンテンツのオブジェクトを効率よく複数ブロックに分割する手法として、オブジェクトの概略形状情報をブロックに関連付ける方法が提案されている。
PDL等で記述されたベクタ画像データから画像を形成する過程で、既に描画の終了してメモリに保存されたベクタ画像データと、これから描画を行うベクタ画像データとを比較する。この比較の結果、これらのベクタ画像データが一致している場合には、処理時間の大きいベクタ画像データの解析や描画処理を行う代わりに、既に描画の終了したベクタ画像データをメモリから読み出して出力する。つまり、前述した描画済みデータキャッシュ手法では、一旦描画を行ったベクタ画像データの画像形成を行う必要が無くなり、画像形成を高速に行える。
本発明の画像処理方法は、動画コンテンツのソースコードに含まれるパラメータを、その動画コンテンツにより表示されるオブジェクト毎に、時間の経過によって変化しない描画対象パラメータと、時間の経過と共に変化する統合対象パラメータとに分類する分類ステップと、前記描画対象パラメータに基づく画像データを描画する描画ステップと、前記描画ステップにより描画された描画済みの画像データを記憶媒体に記憶する記憶ステップと、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより、前記描画済みの画像データが記憶されていると判定された場合には、その記憶されている描画済みの画像データと、前記分類ステップにより分類された統合対象パラメータとを統合する統合ステップとを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、動画コンテンツのソースコードに含まれるパラメータを、その動画コンテンツにより表示されるオブジェクト毎に、時間の経過によって変化しない描画対象パラメータと、時間の経過と共に変化する統合対象パラメータとに分類する分類ステップと、前記描画対象パラメータに基づく画像データを描画する描画ステップと、前記描画ステップにより描画された描画済みの画像データを記憶媒体に記憶する記憶ステップと、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより、前記描画済みの画像データが記憶されていると判定された場合には、その記憶されている描画済みの画像データと、前記分類ステップにより分類された統合対象パラメータとを統合する統合ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
図1は、画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図1において、画像処理装置は、ソース入力部101と、ソース解析部102と、オブジェクト保持有効性判定部103と、オブジェクト保持部104と、レンダリング部105と、ブレンド部106とを有している。
オブジェクト保持有効性判定部103は、入力したオブジェクト出現シナリオから、処理対象のオブジェクトの再利用回数の情報と再利用時間帯の情報とを抽出し、抽出した情報に基づいて、処理対象のオブジェクトの動画コンテンツにおける再利用度を算出する。更に、オブジェクト保持有効性判定部103は、処理対象のオブジェクトに対応するベクタ画像データがレンダリング部105でレンダリングされてオブジェクト保持部104に記憶される場合のオブジェクト保持部104におけるメモリ占有量を算出する。
レンダリング部105は、レンダリングしたベクタ画像データをブレンド部106へ出力すると同時に、描画済みベクタ画像データとしてオブジェクト保持部104へ格納する。
尚、本実施形態のオブジェクト保持部104は、キャッシュメモリを備えている。
図2(a)において、画面201は、ベクトル203で表される速度を持つオブジェクト202の動画像が表示されている。このオブジェクト202に対するリスト210は、オブジェクト202とその速度を表すベクトル203とを定義したコードである。
リスト210は、次の(1)〜(8)の要素で構成される。
(1)オブジェクト形状データ211
図2(a)において、オブジェクト形状データ211は、「枠2」というラベルで、アドレス「0000_1000」に格納されている。
図2(a)において、オブジェクトスケールデータ212は、(x軸方向の拡大率,y軸方向の拡大率)で表される。
(3)オブジェクトカラーデータ213
図2(a)において、オブジェクトカラーデータ213は、アドレス0000_0002にデータに格納されている。
図2(a)において、動きベクトル214は、時刻218で示される始点、終点におけるオブジェクトの位置を示す。
(5)回転ベクトル215
図2(a)では、回転ベクトルは設定されていない。
(6)拡大原点216
図2(a)において、拡大原点216は、原点座標(0,0)を示す。
図2(a)において、拡大率217は、拡大率(3倍)を示す。
(8)描画時刻218
図2(a)において、描画時刻218は、リスト210の有効時間を示す。
図3に示すソースコード301は、ソース入力部101により読み出され、ソース解析部102により解析される。
ソースコード301の3行目において、オブジェクト"Circle1"のパラメータであって、時間が経過しても変化しないパラメータが定義される。ソースコード301の4〜5行目において、オブジェクト"Circle1"のパラメータであって、時間の経過と共に変化するパラメータが定義される。
図4において、リスト401は、オブジェクト毎にIDが付けられており、形状、オブジェクトカラー、回転角、保持シナリオ、オブジェクトの描画処理で得られる中間データ、及びオブジェクトに関するソースコードに関する情報を格納する。
まず、ステップS501において、ソース入力部101は、ソースコードを読み出す。
次に、ステップS502において、ソース解析部102は、ステップS501で読み出されたソースコードに記述されているパラメータを、レンダリング対象パラメータと、ブレンド対象パラメータとに分類する。尚、前述したように、レンダリング対象パラメータは、時間が経過しても変化しないパラメータであり、ブレンド対象パラメータは、時間の経過と共に変化するパラメータである。また、前述したように、この分類は、動画コンテンツに含まれるオブジェクト毎に行われる。
次に、ステップS504において、ソース解析部102は、ステップS502における分類の結果に基づいて、処理対象のパラメータが、レンダリング対象パラメータか否かを判定する。この判定の結果、この判定の結果、処理対象のパラメータが、レンダリング対象パラメータでなく、ブレンド対象パラメータの場合には、後述するステップS512に進む。
次に、ステップS506において、オブジェクト保持有効性判定部103は、ステップS505で出力されたオブジェクト出現シナリオから、処理対象のオブジェクトの再利用回数の情報と再利用時間帯の情報とを抽出する。そして、オブジェクト保持有効性判定部103は、抽出した情報に基づいて、処理対象のオブジェクトの再利用度を算出する。更に、オブジェクト保持有効性判定部103は、オブジェクト(ベクタ画像データ)をレンダリングしてオブジェクト保持部104に記憶した場合に、そのレンダリングしたオブジェクト(ベクタ画像データ)がメモリを占有する量(メモリ占有量)を算出する。
この判定の結果、処理対象のオブジェクトに対応する描画済み画像データをオブジェクト保持部104に保存することが無効である場合には、後述するステップS513に進む。一方、処理対象のオブジェクトに対応する描画済み画像データをオブジェクト保持部104に保存することが有効である場合、ステップS508に進む。
一方、表示対象のオブジェクトの全てのパラメータについての処理を終了した場合には、ステップS512に進む。そして、ブレンド部106は、ブレンド対象パラメータに基づく画像と、描画済み画像データに基づく画像とをオブジェクト毎に統合し、統合した画像に基づく動画像を表示装置に表示する。
レンダリング部105は、レンダリングしたベクタ画像データをブレンド部106へ出力すると同時に、そのレンダリングしたベクタ画像データを描画済み画像データとしてオブジェクト保持部104へ格納する。
項目602には、ブレンドの方法が定義される。IDが「0」のブレンド対象パラメータでは、表示面全面を描画範囲とする。「1」以上のIDがオブジェトのIDである。IDが「0」のブレンド対象パラメータにより描画される背景に、IDが「1」以上のブレンド対象パラメータにより描画される画像を上書きする形でブレンドが行われる。
項目604には、ブレンド対象パラメータが記述される。具体的に、ブレンド対象パラメータのリストの定義範囲である10f(フレーム)において、ブレンド種別602に記述された各オブジェクトの状態変化を定義する。
図7において、バス702は、オブジェクトの描画済み画像データや、オブジェクトのブレンド対象パラメータを、パケットで伝送する。
データ統合分配器701は、オブジェクトの描画済み画像データや、オブジェクトのブレンド対象パラメータを入力する。データ統合分配器701は、ソース解析部102から出力されたオブジェクトのブレンド対象パラメータと、オブジェクト保持部104又はレンダリング部105から出力されたオブジェクトの描画済み画像データとを統合する。
1単位のブロック705は、表示画面の画素位置に対応したオブジェクトの描画データを格納するフレームバッファ、又は表示画面の1素子分の描画部を示す。
図8において、データ802、804〜806は、ソース解析部102から出力されたブレンド対象パラメータである。データ807は、レンダリング部105から出力された描画済み画像データである。
データ803は、表示される描画済み画像データのIDである。このIDは、データ統合分配器701において、オブジェクトのブレンド対象パラメータと、オブジェクトの描画済みデータとを統合するためのキーとなるIDである。
データ804は、描画済み画像データの表示優先順位である。
データ統合分配器701は、同じ時間帯、且つ同じ表示素子に表示される互いに異なる複数のオブジェクトが、データ805により示される表示割合で定義された時間比(単位:パーセント)で表示されるようにする。
データ807は、オブジェクトの描画済み画像データである。
時刻tが「3」〜「5」(t=3〜5)の期間811は、IDが「1」(ID=1)のオブジェクト901が、IDが「2」であるオブジェクト902より高い表示優先順(表示割合805の値が100%)である。このため、IDが「1」のオブジェクト901のみが表示される
アドレス806の値が同じである互いに異なる複数のオブジェクトのデータが、同時に入力されたとき、データ統合分配器701は、次の動作を行う。即ち、データ統合分配器701は、100クロック中30クロックの期間817、IDが「1」(ID=1)のオブジェクト1001の描画済み画像データをフレームバッファ又は表示素子へ出力する。そして、データ統合分配器701は、残りの70クロックの期間818、IDが「2」(ID=2)のオブジェクト1001の描画済み画像データをフレームバッファ又は表示素子へ出力する。その他の期間816、819は、IDが「2」(ID=2)のオブジェクト1002のみが表示される
図11において、CPU1010と、ROM1020と、RAM1030と、キーボード(KB)1040のキーボードコントローラ(KBC)1050とが、システムバス1130に接続されている。また、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)1060のCRTコントローラ(CRTC)1070が、システムバス1130に接続されている。そして、ハードディスク(HD)1080及びフレキシブルディスク(FD)1090のディスクコントローラ(DKC)1100も、システムバス1130に接続されている。さらに、ネットワーク1110との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1120も、システムバス1130に接続されている。
すなわち、CPU1010は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM1020、或いはHD1080、或いはFD1090から読み出して実行することで、後述する動作を実現するための制御を行う。
KBC1050は、KB1040や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
DKC1100は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び本実施形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD1080及びFD1090とのアクセスを制御する。
NIC1120は、ネットワーク1110上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
従って、PDL等で記述された動画コンテンツを描画する際に、繰り返し利用されるオブジェクトのレンダリングの回数を減らせる。従って、レンダリング部の有効利用の可能性を拡大できると共に、レンダリング部の消費電力を削減できる。
従って、描画済み画像データとしてオブジェクト保持部104に保存するコンテンツ(画像データ)を、そのコンテンツの出現頻度やデータ量に応じて、オブジェクト保持部104に保存できる。よって、例えば、出現頻度の低いコンテンツや、データ量の小さなコンテンツ(画像データ)については、オブジェクト保持部104に保存しないようにすることができる。
また、時間の経過によって変化しないレンダリング対象パラメータの一部についてのみ、オブジェクト保持部104に保存するか否かをステップS507で判定してもよい。即ち、レンダリング対象パラメータに基づく描画済み画像データであっても、レンダリング対象パラメータの種類に応じて、オブジェクト保持部104に保存するか否かを判定したり、しなかったりしてもよい。
前述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給してもよい。そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、供給されたプログラムコードがコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいて機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
102 ソース解析部
103 オブジェクト保持有効性判定部
104 オブジェクト保持部
105 レンダリング部
106 ブレンド部
Claims (27)
- 動画コンテンツのソースコードに含まれるパラメータを、その動画コンテンツにより表示されるオブジェクト毎に、時間の経過によって変化しない描画対象パラメータと、時間の経過と共に変化する統合対象パラメータとに分類する分類手段と、
前記描画対象パラメータに基づく画像データを描画する描画手段と、
前記描画手段により描画された描画済みの画像データを記憶媒体に記憶する記憶手段と、
前記分類手段により分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記描画済みの画像データが記憶されていると判定された場合には、その記憶されている描画済みの画像データと、前記分類手段により分類された統合対象パラメータとを統合する統合手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記分類手段により分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データを前記記憶媒体に記憶させるか否かを判定する第2の判定手段とを有し、
前記記憶手段は、前記第2の判定手段により前記記憶媒体に記憶させると判定された描画済みの画像データを前記記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記分類手段により分類された描画対象パラメータを持つオブジェクトの前記動画コンテンツにおける出現シナリオを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された出現シナリオに基づいて、前記分類手段により分類された描画対象パラメータを持つオブジェクトの前記動画コンテンツにおける再利用度を算出する再利用度算出手段と、
前記分類手段により分類された描画対象パラメータを持つオブジェクトの前記記憶媒体における占有量を算出する占有量算出手段と有し、
前記第2の判定手段は、前記再利用度算出手段により算出された再利用度と、前記占有量算出手段により算出された占有量とを用いて、前記分類手段により分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データを前記記憶媒体に記憶させるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記描画手段は、前記分類手段により分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データを前記記憶媒体に記憶させないことが、前記第2の判定手段により判定された場合に、前記分類手段により分類された描画対象パラメータに基づく画像データを描画することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
- 前記動画コンテンツの描画処理で必要となるタイミングよりも早く、その動画コンテンツのソースコードを取得するソース取得手段を有し、
前記分類手段は、前記ソース取得手段により取得されたソースコードに含まれるパラメータを、時間の経過によって変化しない描画対象パラメータと、時間の経過と共に変化する統合対象パラメータとに分類することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記判定手段は、前記分類手段により分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されている否かを、動画コンテンツに含まれる複数の描画対象パラメータについて繰り返し判定することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記描画手段は、前記描画済みの画像データが記憶されていないことが、前記判定手段により判定された場合に、前記分類手段により分類された描画対象パラメータに基づく画像データを描画することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記記憶手段により記憶された描画済みの画像データが有効であるか否かを判定する第3の判定手段と、
前記第3の判定手段により、前記描画済みの画像データが有効でないと判定された場合に、その描画済みの画像データを前記記憶媒体から削除する削除手段とを有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、前記描画対象パラメータを持つオブジェクトのソースコードと、前記描画手段による描画処理により得られた中間データとを含む情報を、前記描画手段により描画された描画済みの画像データとして、前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記判定手段は、前記記憶媒体に記憶されているデータを検索し、検索した結果に基づいて、前記分類手段により分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されているか否かを判定することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記分類手段は、異なる時刻に描画される同一オブジェクトの拡大率に関するパラメータと、前記オブジェクトの動き以外のパラメータとを分類することを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記分類手段は、異なる時刻に描画される同一オブジェクトの位置の時間変化に関するパラメータと、その位置の時間変化に関するパラメータ以外のパラメータとを分類することを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記統合手段は、前記描画済みの画像データに、前記分類手段により分類された統合対象パラメータを適用し、オブジェクトが時間の経過と共に変化する動画像データを生成することを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 動画コンテンツのソースコードに含まれるパラメータを、その動画コンテンツにより表示されるオブジェクト毎に、時間の経過によって変化しない描画対象パラメータと、時間の経過と共に変化する統合対象パラメータとに分類する分類ステップと、
前記描画対象パラメータに基づく画像データを描画する描画ステップと、
前記描画ステップにより描画された描画済みの画像データを記憶媒体に記憶する記憶ステップと、
前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより、前記描画済みの画像データが記憶されていると判定された場合には、その記憶されている描画済みの画像データと、前記分類ステップにより分類された統合対象パラメータとを統合する統合ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データを前記記憶媒体に記憶させるか否かを判定する第2の判定ステップとを有し、
前記記憶ステップは、前記第2の判定ステップにより前記記憶媒体に記憶させると判定された描画済みの画像データを前記記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項14に記載の画像処理方法。 - 前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータを持つオブジェクトの前記動画コンテンツにおける出現シナリオを生成する生成ステップと、
前記生成ステップにより生成された出現シナリオに基づいて、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータを持つオブジェクトの前記動画コンテンツにおける再利用度を算出する再利用度算出ステップと、
前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータを持つオブジェクトの前記記憶媒体における占有量を算出する占有量算出ステップと有し、
前記第2の判定ステップは、前記再利用度算出ステップにより算出された再利用度と、前記占有量算出ステップにより算出された占有量とを用いて、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データを前記記憶媒体に記憶させるか否かを判定することを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。 - 前記描画ステップは、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データを前記記憶媒体に記憶させないことが、前記第2の判定ステップにより判定された場合に、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく画像データを描画することを特徴とする請求項15又は16に記載の画像処理方法。
- 前記動画コンテンツの描画処理で必要となるタイミングよりも早く、その動画コンテンツのソースコードを取得するソース取得ステップを有し、
前記分類ステップは、前記ソース取得ステップにより取得されたソースコードに含まれるパラメータを、時間の経過によって変化しない描画対象パラメータと、時間の経過と共に変化する統合対象パラメータとに分類することを特徴とする請求項14〜17の何れか1項に記載の画像処理方法。 - 前記判定ステップは、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されている否かを、動画コンテンツに含まれる複数の描画対象パラメータについて繰り返し判定することを特徴とする請求項14〜18の何れか1項に記載の画像処理方法。
- 前記描画ステップは、前記描画済みの画像データが記憶されていないことが、前記判定ステップにより判定された場合に、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく画像データを描画することを特徴とする請求項14〜19の何れか1項に記載の画像処理方法。
- 前記記憶ステップにより記憶された描画済みの画像データが有効であるか否かを判定する第3の判定ステップと、
前記第3の判定ステップにより、前記描画済みの画像データが有効でないと判定された場合に、その描画済みの画像データを前記記憶媒体から削除する削除ステップとを有することを特徴とする請求項14〜20の何れか1項に記載の画像処理方法。 - 前記記憶ステップは、前記描画対象パラメータを持つオブジェクトのソースコードと、前記描画ステップによる描画処理により得られた中間データとを含む情報を、前記描画ステップにより描画された描画済みの画像データとして、前記記憶ステップに記憶することを特徴とする請求項14〜21の何れか1項に記載の画像処理方法。
- 前記判定ステップは、前記記憶媒体に記憶されているデータを検索し、検索した結果に基づいて、前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されているか否かを判定することを特徴とする請求項14〜22の何れか1項に記載の画像処理方法。
- 前記分類ステップは、異なる時刻に描画される同一オブジェクトの拡大率に関するパラメータと、前記オブジェクトの動き以外のパラメータとを分類することを特徴とする請求項14〜23の何れか1項に記載の画像処理方法。
- 前記分類ステップは、異なる時刻に描画される同一オブジェクトの位置の時間変化に関するパラメータと、その位置の時間変化に関するパラメータ以外のパラメータとを分類することを特徴とする請求項14〜24の何れか1項に記載の画像処理方法。
- 前記統合ステップは、前記描画済みの画像データに、前記分類ステップにより分類された統合対象パラメータを適用し、オブジェクトが時間の経過と共に変化する動画像データを生成することを特徴とする請求項14〜25の何れか1項に記載の画像処理方法。
- 動画コンテンツのソースコードに含まれるパラメータを、その動画コンテンツにより表示されるオブジェクト毎に、時間の経過によって変化しない描画対象パラメータと、時間の経過と共に変化する統合対象パラメータとに分類する分類ステップと、
前記描画対象パラメータに基づく画像データを描画する描画ステップと、
前記描画ステップにより描画された描画済みの画像データを記憶媒体に記憶する記憶ステップと、
前記分類ステップにより分類された描画対象パラメータに基づく描画済みの画像データが既に前記記憶媒体に記憶されているか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより、前記描画済みの画像データが記憶されていると判定された場合には、その記憶されている描画済みの画像データと、前記分類ステップにより分類された統合対象パラメータとを統合する統合ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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