JP2009058115A - ロッドとワーク部材を連結する装置。 - Google Patents

ロッドとワーク部材を連結する装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】従来、シリンダ等によりワーク部をスライドさせる場合、シリンダに有するロッドとワーク部との連結は、軸先端部が球体になっているジョイントや、ケーシング内に鋼球を内臓し、軸先端部が鋼球上を滑るようなジョイント等が使用されているが、いずれも先端部が固定されていない為、ワーク部が回転規制されない欠点があった。
【解決手段】ロッドとワーク部材の連結装置において、同一直線上にある場合は、2つのピンを軸に対してX、Y軸方向に設置する事でピンを支点軸とし、ハウジングがスライド可能な隙間を設ける事により、相互関係を維持してスライドさせる事が出来、上述のジョイントのように回転する事もない。同一直線上にない状態でのワーク部材をスライドさせる場合は、ピン(支点軸)を1つにする事で、非直線方向より伝わるロッドの動力を支点軸が吸収し、スライド方向へ直接伝達可能にする事で、相互関係を維持する事が出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワーク部材をシリンダ等によりスライド移動させる際、シリンダに有するロッドと、ワーク部材とのズレを吸収し相互関係を維持する事が出来る連結装置に関する。
従来、エアシリンダ等に有するロッドを軸方向へスライド移動させる場合、そのロッドとワーク部材との連結は、相互関係を維持する為の装置として、球面関節を持つフローティングジョイントが使用されている。ワーク部材と連なるロッドの先端部を球体とし、ロッドに連なるケーシングに設置された球面受け座に球体を収める事により、ロッドとワーク部材を連結させる。従って、ロッドとワーク部材とのズレを首振りにより吸収し、相互関係を維持する事が出来る。
又、ケーシング内に鋼球を内臓し、ロッド先端部が鋼球上を滑るように設置する事で、ロッドとワーク部材が周方向へ移動する事が可能で、ロッドとワーク部材とのズレを吸収し、相互関係を維持出来るジョイントも使用されている。
しかしながら、上記0002、0003のいずれのジョイントも、軸の先端部がケーシング内で固定されていない為、ワーク部材が回転規制されない故に、回転移動させずにスライドさせる装置等には使用出来なかった。
本発明は、回転を規制しワーク部材をスライド移動させる事の出来る連結装置であり、下記0006〜0008の連結方法で、スライド移動するワーク部材とロッドとのズレを吸収し、相互関係を維持する事により上述の問題を解決している。
ロッドの軸端部にロッドクランプを通し、ロッドクランプを介してブラケット(A)とロッドを連結させ、X軸とY軸の各々に穴径を持つハウジングのX軸の穴径にブッシュ(A)、ピン(A)を通し、Y軸の穴径にブッシュ(B)、ピン(B)を通す。ピン(A)の両端をブラケット(A)に固定し、ピン(B)の両端をブラケット(B)に固定する。ブラケット(B)をワーク部材に連結させる。従って、ハウジングを介してワーク部材とロッドが連結される。この際、ハウジングがピン(A)上を滑る事が出来るようブラケット(A)とハウジング間に隙間(移動代)を設ける。同様にハウジングがピン(B)上を滑る事が出来るようブラケット(B)とハウジング間にも隙間を設ける。(図1参照)
0006と同様に、ロッドの軸端部にロッドクランプを通し、ロッドクランプを介してブラケット(A)とロッドを連結させ、ハウジングの穴径にブッシュ(A)、ピン(A)を通し、ピン(A)の両端をブラケット(A)に固定する。さらに、ハウジングの側面にピン(B)を(穴径に対して垂直方向に)取り付ける。ピン(B)の両端を、ブッシュ(B)を装着させたブラケット(B)に通す。ブラケット(B)をワーク部材に連結させる。従って、ハウジングを介してワーク部材とロッドが連結される。この際、ハウジングがピン(A)上を滑る事が出来るようブラケット(A)とハウジング間に隙間(移動代)を設ける。同様にハウジングとブラケット(B)間にも隙間を設ける。(図2参照)
上記0006と0007は、軸としてピンを2つ設置しているが、ピン1つでも連結する事は可能である。ロッドの軸端部にロッドクランプを通し、ロッドクランプを介してブラケット(A)とロッドを連結させる。ブラケット(A)の穴径にブッシュ、ピンを通す。ピンの両端をブラケット(B)に固定する。ブラケット(B)をワーク部材に連結させる。従って、ピンを介してワーク部材とロッドが連結される。この際、ブラケット(A)がピン上を滑る事が出来るようブラケット(A)とブラケット(B)間に隙間(移動代)を設ける。(図3参照)
0006(図1)と0007(図2)の連結装置のように、ハウジングに2つのピンをロッドの軸に対してX軸、Y軸方向に設置する事で、2つのピンが支点(関節)軸となり、又ブラケットとハウジング間に隙間(移動代)を設け、ブラケットがピン上を主に軸方向へ移動又は周方向へ微少の回転を伴う機構にする事により、スライド移動する際、ワーク部材とロッドのズレを吸収し、相互関係を維持する事が出来る。又、従来のフローティングジョイントのようにワーク部材が回転してしまう恐れもない。
ただ上記の2つの軸を要する連結装置は、ロッドとワーク部材がほぼ同一直線上にある状態でスライド移動させる際には最善の装置だが、ワーク部材とロッドが同一直線上にない装置の場合は以下の問題が発生する。
例えば図4のようにロッドが傾き、下方からワーク部材へ動力を伝達する場合は、ロッドの動力は上向きに伝わる事になる。この為、X軸、Y軸2つの支点軸をもつ機構では、ワーク部材のスライド方向に対して、直角に設置される支点軸に設けられている隙間により、ワーク部材が隙間分上へと上がってしまい、精度面からも十分な装置とは言えなくなる。
その場合は0008(図3)の装置のように、1つの(ワーク部材のスライド方向と水平になる)軸を要し、又ブラケット(A)とブラケット(B)間に隙間(移動代)を設け、ブラケット(A)がピン上を主に周方向へ回転又は軸方向へ移動する機構にする事により、上向きに伝わるロッドの動力を支点軸が吸収し、ワーク部材のスライド方向へ力を直接伝達させる為、精度良く相互関係を維持する事が出来る。
以下本発明の形態を図1〜図4に基づき説明する。
図1はロッド先端2軸金具(a案)詳細図である。1の軸端部に2を通し、2を介して3と1を連結させ、X軸とY軸の各々に穴径を持つ9のX軸の穴径に4、5を通し、Y軸の穴径に7、8を通す。4の両端を3に固定し、7の両端を11に固定する。11をワーク部材に連結させる。従って、9を介してワーク部材と1が連結される。この際、9が4上を滑る事が出来るよう3と9の間に隙間(移動代)を設ける。同様に7上を滑る事が出来るよう11と9の間に隙間を設ける。
図2はロッド先端2軸金具(b案)詳細図である。図1の装置と同様に、1の軸端部に2を通し、2を介して3と1を連結させ、9の穴径に4、5を通す。4の両端を3に固定し、9の側面に8を(穴径に対して垂直方向に)取り付け、7の両端を、8を装着させた11に通す。11をワーク部材に連結させる。従って、9を介してワーク部材と1が連結される。この際、9が4上を滑る事が出来るよう3と9の間に隙間(移動代)を設ける。同様に9と11の間にも隙間を設ける。
図3はロッド先端1軸金具詳細図である。1の軸端部に2を通し、2を介して3と1を連結させ、3の穴径に4、5を通す。4の両端を11に固定し、11をワーク部材に連結させる。従って、4を介してワーク部材と1が連結される。この際、3が4上を滑る事が出来るよう3と11の間に隙間(移動代)を設ける。
図4は1軸金具の使用例である。ロッドが傾いた状態でワーク部材をスライド移動させる時などは、図3の装置のように1つの軸を要した装置を用いる事により、上向きに伝わる1の動力を4が吸収し、ワーク部材のスライド方向へ力を直接伝達させる為、精度良く相互関係を維持する事が出来る。
ロッド先端2軸金具(a案)詳細図 ロッド先端2軸金具(b案)詳細図 ロッド先端1軸金具詳細図 図3連結装置使用例
符号の説明
1.ロッド
2.ロッドクランプ
3.ブラケット(A)
4.ピン(A)
5.ブッシュ(A)
7.ピン(B)
8.ブッシュ(B)
9.ハウジング
11.ブラケット(B)

Claims (2)

  1. シリンダに有するロッドとワーク部材を連結させる機構において、ロッドの軸に対してX軸、Y軸のいずれかの方向に設置されるピンを支点(関節)軸として、軸方向又は周方向へ移動する機構。
  2. 請求項1の連結装置に、軸心のズレ等を吸収する隙間(移動代)を、支点軸方向に設ける機構。
JP2007228549A 2007-09-04 2007-09-04 ロッドとワーク部材を連結する装置。 Pending JP2009058115A (ja)

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