JP2009057632A - 薄膜積層体の製造装置 - Google Patents

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勝治 横山
Takashi Ouchi
崇 大内
Mitsuhiro Naruse
光洋 成瀬
Takashi Kamoshita
孝 鴨志田
Satoru Sawayanagi
悟 澤柳
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Abstract

【課題】 帯状可撓性基板の幅方向を鉛直方向に向けながら、基板を水平方向に長い距離にわたり搬送しても、基板の鉛直方向における位置を精度高く維持することができる薄膜積層体の製造装置を提供する。
【解決手段】 帯状可撓性基板1の幅方向が鉛直方向になるようにして、基板を水平方向に搬送する基板搬送手段23、51と、この基板の搬送方向に沿って連続して配列され、基板の表面に成膜を行う複数の成膜室42a〜42mと、これら複数の成膜室のそれぞれの間に配置され、基板の鉛直方向上側の端部を挟む複数対のグリップローラ44a〜44mとを備えた薄膜積層体の製造装置において、これら複数対のグリップローラが、各ローラの回転方向を、基板1の搬送方向に対して上方に傾けて設置されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、帯状可撓性基板上に複数の薄膜を形成して、薄膜光電変換素子などの薄膜積層体を製造する装置に関する。
半導体薄膜などの薄膜積層体の基板には、通常、高剛性の基板が用いられている。しかしながら、例えば太陽電池等に使用される光電変換素子の基板には、軽量で取り扱いが容易であるといった利便性や、大量生産によるコスト低減のため、樹脂などの可撓性基板も用いられている。
このような可撓性基板を用いて薄膜積層体を製造する装置として、連続して配列された複数の成膜室に、帯状の可撓性基板を通し、各成膜室で停止した状態の前記基板の表面上に成膜し、次いでこの基板を次の成膜室の位置まで搬送する操作を繰り返し、前記基板の上に複数の異なる性質の薄膜を積層するという成膜装置が開発されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−72408号公報
このような成膜装置では、帯状可撓性基板の幅方向を水平方向に保持して、基板を水平方向に搬送して成膜を行うタイプと、帯状可撓性基板の幅方向を鉛直方向に保持して、基板を水平方向に搬送して成膜を行うタイプなどがある。後者のタイプは、前者のタイプに比べ、基板表面が汚染されにくい等の利点があるが、成膜室の数が多くなると、重力や基板の伸びにより、基板の表面に皺が発生したり、基板が幅方向に蛇行したり、下方へ垂れ下がったりするという問題がある。
このような問題を解消するため、多数配列された成膜室のうちの中央に位置する2室の成膜室の間に中間室を配置し、ここで基板の幅方向の全面にわたって基板表面と接触する側端位置制御(EPC)ローラを設けることが提案されている。しかしながら、通常、成膜は比較的に高い温度で行われることから、このようなステンレス製のEPCローラを成膜室の間に配置すると、基板が急冷され、皺が発生するなどの問題がある。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、帯状可撓性基板の幅方向を鉛直方向に向けながら、基板を水平方向に長い距離にわたり搬送しても、基板の表面に皺が発生したり、基板が幅方向に蛇行したり、下方へ垂れ下がったりせずに、基板の鉛直方向における位置を精度高く維持することができる薄膜積層体の製造装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、帯状可撓性基板の表面に複数の薄膜を積層して薄膜積層体を製造する装置であって、前記基板の幅方向が鉛直方向になるようにして、前記基板を水平方向に搬送する基板搬送手段と、前記基板の搬送方向に沿って連続して配列され、前記基板の表面に成膜を行う複数の成膜室と、前記複数の成膜室のそれぞれの間に配置され、前記基板の鉛直方向上側の端部を挟む複数対のグリップローラとを備えており、前記複数対のグリップローラが、各ローラの回転方向を、前記基板の搬送方向に対して上方に傾けて設置されていることを特徴とするものである。
このように、複数の成膜室のそれぞれの間に、帯状可撓性基板の鉛直方向上側の端部を挟む少なくとも一対のグリップローラを配置し、これら複数対のグリップローラを、各ローラの回転方向が、帯状可撓性基板の搬送方向に対して上方に傾くように設置することで、帯状可撓性基板が水平方向に搬送される際に、基板を上方に持ち上げる力が発生する。よって、帯状可撓性基板が複数の成膜室の間を長い距離にわたって搬送されても、基板に皺が発生したり、基板が幅方向に蛇行したり、基板が下方へ垂れ下がったりするのを防ぐことができ、帯状可撓性基板の鉛直方向における位置を精度高く維持することができる。
本発明に係る薄膜積層体の製造装置は、前記複数の成膜室の間に配列され、前記基板の鉛直方向下側の端部を挟む複数対のグリップローラを更に備えることが好ましく、前記下側の端部を挟む複数対のグリップローラは、各ローラの回転方向を、前記基板の搬送方向に対して下方に傾けて設置されていることが好ましい。また、前記複数の成膜室のうちの中央に位置する2室の成膜室の間において、前記上側の端部を挟む対のグリップローラが、連続して2対以上設置されていることが好ましい。さらに、前記複数の成膜室のうち、前記基板の搬送方向の最後尾に位置する成膜室の後において、前記上側の端部を挟む対のグリップローラと、前記下側の端部を挟む対のグリップローラとが、連続して2対以上それぞれ設置されていることが好ましい。
上述したように、本発明によれば、帯状可撓性基板の幅方向を鉛直方向に向けながら、基板を水平方向に長い距離にわたり搬送しても、基板の表面に皺が発生したり、基板が幅方向に蛇行したり、下方へ垂れ下がったりせずに、基板の鉛直方向における位置を精度高く維持できる薄膜積層体の製造装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る薄膜積層体の製造装置について、更に詳細に説明する。なお、ここでは、薄膜積層体の具体的な構成について特に言及しないが、本発明は、例えば、太陽電池用の光電変換素子や、有機EL等の半導体薄膜などの薄膜積層体の製造に適用することができる。
図1は、本発明に係る薄膜積層体の製造装置の一実施の形態を模式的に示す平面図である。図2は、図1のII−II線から見た正面図である。なお、図面はデフォルメされており、実物を縮尺通りに描いたものではない。
図1及び図2に示すように、この薄膜光電変換素子の製造装置は、帯状可撓性基板1を送り出す巻出部10と、帯状可撓性基板1を巻出部から成膜部へと搬送する巻出側駆動部20と、帯状可撓性基板1上に複数の薄膜を積層する成膜部40と、帯状可撓性基板1の側端の位置を制御する側端位置制御部50と、帯状可撓性基板1を成膜部から巻取部へと搬送する巻取側駆動部60と、薄膜積層体が形成された帯状可撓性基板1を巻き取る巻取部70とから主に構成されている。なお、帯状可撓性基板1は、その幅方向が鉛直方向を向きながら、水平方向へと搬送される。
巻出部10には、帯状可撓性基板がロール状に巻かれた原反から、帯状可撓性基板1を送り出す巻出コア11と、巻出コア11から送り出された帯状可撓性基板1の張力を検出する張力検出ローラ13と、補助ローラ12が設けられている。これら巻出コア11、補助ローラ12及び張力検出ローラ13は、軸方向が鉛直方向になるようにそれぞれ設置されている。なお、以下に説明する各ローラも、特に言及しない限り、軸方向が鉛直方向になるように設置されている。
巻出側駆動部20には、帯状可撓性基板1を巻出部10から成膜部40へと搬送するために回転駆動する巻出側フィルム駆動ローラ21と、この駆動時の帯状可撓性基板1の張力を検出する張力検出ローラ22と、帯状可撓性基板1の進行方向を90度変えて成膜部40へと送る補助ローラ23が設けられている。
成膜部40には、帯状可撓性基板1の表面上に順次、薄膜を積層するために、複数の成膜室42a〜42mが、一直線上に配列されている。また、これら成膜室42a〜42mの基板入口の手前側には、それぞれ、帯状可撓性基板1を挟む一対のグリップローラ44a〜44mが設けられている。グリップローラ44は、図2に示すように、帯状可撓性基板1の鉛直方向上側の端部と、下側の端部の両方に配置されている。また、グリップローラ44は、詳しくは後述するが、図2に示すように、水平に対して斜めに設置されている。
図中には、13室の成膜室42a〜42mを示したが、これら複数の成膜室のほぼ中央の位置に、すなわち第7成膜室42gと第8成膜室42hとの間に、連続して複数対のグリップローラ46a、46bが設けられている。また、最後の成膜室、すなわち第13成膜室42mの基板出口の外側にも、連続して複数対のグリップローラ46c、46dが設けられている。これら連続して複数対に設けたグリップローラ46も、図2に示すように、帯状可撓性基板1の鉛直方向上側の端部と、下側の端部の両方に配置されている。連続したグリップローラ間の距離は、50〜200mm離すことが好ましい。
側端位置制御部50には、成膜部40から出てきた帯状可撓性基板1の側端の位置を検出する蛇行検出ローラ51と、帯状可撓性基板1の鉛直方向、すなわち幅方向の蛇行を防ぐための側端位置制御(EPC)ローラ52が設けられている。蛇行検出ローラ51又は蛇行検出センサは、必要により、基板1の搬送経路に適宜設けることができる。EPCローラ52は、帯状可撓性基板1の幅よりも広いローラ面を有している。この側端位置制御部50により、基板1の鉛直方向における位置(搬送高さ)の誤差を補正することができる。なお、このような側端位置制御部は、通常、巻出側駆動部20と成膜部40の間や、成膜部40の中央に位置する2室の成膜室42g、42hの間にも設けられているが、本実施の形態では、成膜室42の各間にグリップローラ44を設けたことで、成膜部40における基板1の蛇行が規制されることから、これらの位置の側端位置制御部は不要である。
巻取側駆動部60には、帯状可撓性基板1を成膜部40から巻取部70へと搬送するために回転駆動する巻取側フィルム駆動ローラ63と、この駆動時の帯状可撓性基板1の張力を制御するための張力検出ローラ62と、側端位置制御部50から帯状可撓性基板1を受け取る補助ローラ61が設けられている。
巻取部70には、薄膜積層体が形成された帯状可撓性基板1をロール状に巻き取る巻取コア71と、巻き取り時の帯状可撓性基板1の張力を検出する張力検出ローラ73と、補助ローラ72が設けられている。
次に、成膜室42の構造についてより詳細に説明する。帯状可撓性基板の表面上に複数の異なる性質の薄膜を積層することから、各成膜室の構造は、形成する薄膜の種類によって異なるが、ここでは、プラズマCVDによってアモルファスシリコン層を成膜する成膜室について説明する。その他の種類の薄膜を形成する場合であっても、成膜室内を気密状態にするのであれば、同様の構造を採用することができる。
図3(a)は、図1に示した成膜室42を模式的に拡大した断面平面図である。また、図3(b)は、図3(a)のB−B線から見た正面図である。図3に示すように、帯状可撓性基板1の両面側には、それぞれ断面コの字形状の成膜室の壁80a、80bが配置されている。これら壁80は、成膜する際に、壁の先端部が基板1の表面に密着するまで可動する構成となっている。壁80の先端部には、成膜室42内を気密状態にするためのシール材(図示省略)が取り付けられている。
成膜室42の内部空間には、帯状可撓性基板1を挟んで対向するように、高電圧電極81と、基板ヒータを備えた接地電極82とが設置されている。成膜室42には、成膜室内を排気して真空雰囲気にする排気管83が設けられている。また、成膜室42には、高電圧電極81と接地電極82との間で生ずるプラズマによって分解して薄膜を形成するためのシラン等の反応ガスを導入する導入管(図示省略)が設けられている。
高電圧電極81と接地電極82の幅方向の長さは、図3(b)に示すように、帯状可撓性基板1の両端に薄膜を形成しない余白ができるように、基板1の幅よりも短くなっている。そして、この余白の部分で基板1を挟むように、基板1の上側と下側にそれぞれ一対のグリップローラ44が配置されている。このように薄膜を形成しない余白の部分をグリップローラ44で挟むことで、基板1の薄膜が形成される部分に皺が生じたり、形成した薄膜が損傷したりするのを防ぐことができる。
また、上側のグリップローラ44、46は、ローラの回転方向を、帯状可撓性基板1の搬送方向(すなわち水平方向)に対して上方に傾けて設置されている。このように、上側のグリップローラ44、46の回転方向と、帯状可撓性基板1の搬送方向との間に角度θをつけることで、帯状可撓性基板1が水平方向に搬送される際に、基板1を上方に持ち上げる力が発生し、基板1の鉛直方向における位置を精度高く維持することができる。特に、中央に位置する2つの成膜室の間に連続して複数設けたグリップローラ46a、46bは、基板1の質量を支持するとともに、基板1の搬送高さを基準となる初期の高さまで確実に戻すことができる。また、最後の成膜室の後に連続して複数設けたグリップローラ46c、46dも、上記と同様に、基板の質量支持と搬送高さの確実な回復を行うことができる。角度θは0.1°〜6°が好ましく、1°〜6°がより好ましい。角度θが大きい程、基板1を持ち上げる力は高くなるが、角度θが6°を超えるか又はローラ自身の静止摩擦力を超えると、基板1を持ち上げる力はほとんど向上しなくなる。
下側のグリップローラ44、46は、ローラの回転方向を、帯状可撓性基板1の搬送方向(すなわち水平方向)に対して下方に傾けて設置されている。このように、下側のグリップローラ44、46の回転方向と、帯状可撓性基板1の搬送方向との間に角度θをつけることで、帯状可撓性基板1が水平方向に搬送される際に、基板1の表面に皺が発生するのをより防ぐことができる。角度θは0.1〜6°が好ましく、1°〜6°がより好ましい。θとθは同じ角度でもよいし、異なる角度でもよい。
次に、グリップローラ44とその付属装置の構成について説明する。図4は、上側のグリップローラとその付属装置の一例を模式的に示す斜視図である。図5は、図4のグリップローラとその付属装置の正面図である。図4及び図5に示すように、グリップローラ44は、ローラ固定用軸91の下端にそれぞれ回転可能に固定されている。一方のローラ固定用軸91の上端は、ローラ固定部92の下面に固定されており、他方のローラ固定用軸91の上端は、ローラ可動部93の下面に固定されている。
ローラ固定部92の上面には、回転支持部94が設けられ、ローラ可動部93の上面には、コの字形のハンドル部95の一端が設けられている。ハンドル部95の他端は、回転支持部94とヒンジ96を支点に回転可能に固定されている。そして、ヒンジ96を支点にローラ可動部93を回転させることで、グリップローラ44間で基板1を挟んだり、グリップローラ44間の距離を離したりできるように構成されている。回転支持部94とハンドル部95の他端側とは、引張りバネで結ばれており、グリップローラ44間で基板1を挟んだ状態のときに、引張りバネの長さが一番短くなるよう構成されている。
帯状可撓性基板1に対するグリップローラ44の加圧力は、引張りバネの強さにより調整可能である。
ハンドル部95の他端側には、レバー98の一端が、ヒンジ97を支点に回転可能に取り付けられている。ヒンジ97の回転軸は、ヒンジ96の回転軸に対して垂直になっている。ローラ固定部92は、固定用板90の表面に固定されており、この固定用板90の表面には、バー99が突出して設けられている。このバー99は、ヒンジ96を支点にしてハンドル95を回転させた時のレバー98の他端の軌道に位置している。すなわち、バー99は、レバー98の他端と接触して、ハンドル95の回転を妨げる位置にある。また、ヒンジ97を支点にしてレバー98を回転させ、レバー98の他端をバー99から逃がした場合には、ハンドル95が自由に回転できるように構成されている。
なお、グリップローラ44は、図5に示すように、ローラの回転方向を、帯状可撓性基板1の搬送方向に対して上方に傾けて設置されている。ローラの回転方向と基板の搬送方向との間の角度θは、ある一定の角度に固定されていても良いし、成膜中にも角度を変えることができるようなっていても良い。角度θを変える場合は、グリップローラ44の回転軸の中心点88を支点にして、角度調整を行うように構成することが好ましい。中心点88を支点にすることで、基板1に皺が発生したり、基板1が蛇行したりすることを防ぐことができる。特に、連続して複数対上側に配置されたグリップローラ46を角度調整できるようにすることが好ましい。これにより基板1の搬送高さを、基準となる初期の高さに精度高く調整することができる。
上側のグリップローラとその付属装置の構成について説明してきたが、下側のグリップローラとその付属装置も、上下が逆になるが、同様の構成にすることができる。また、連続して複数対設けたグリップローラも、同様の構成にすることができる。グリップローラは、基板との接触面がシリコンゴムやフッ素ゴム等の耐熱性ゴム、PTFEやポリイミド等の合成樹脂で作られていることが好ましい。また、ステンレスや鉄にクロムめっきを施した素材であっても所定の性能が得られる。
さらに、本装置には、帯状可撓性基板1の搬送および停止、並びに各成膜室42の壁80の移動を制御する制御手段(図示省略)が設けられている。この制御手段は、必要により、帯状可撓性基板1の蛇行の程度に応じて、グリップローラ44、46の角度θ、θを変化させる制御を行うことができる。
以上の構成によれば、先ず、巻出側および巻取側の駆動部20、60によって、複数の成膜室42a〜42m内を通る帯状可撓性基板1を、巻出コア11から巻取コア71への方向に水平に搬送する。成膜を行う際は、駆動ローラ21、63の回転を止めて帯状可撓性基板1を停止した状態にし、今度は、各成膜室42a〜42mの壁60を基板1と密着するまで移動させて、成膜室内を気密状態にする。そして、各成膜室内で帯状可撓性基板1の表面に薄膜を形成する。
成膜後、成膜室の壁60を元の位置に戻し、気密状態を解除する。再び、駆動ローラ21、63を回転させて、帯状可撓性基板1を隣の成膜室の位置まで搬送する。そして、停止した状態の帯状可撓性基板1に対し、再び各成膜室内を気密状態にして、成膜を行う。このように帯状可撓性基板1の搬送と成膜を繰り返し行うことで、帯状可撓性基板1の表面に薄膜積層体を製造することができる。
帯状可撓性基板1は、第1成膜室42aから第13成膜室42mまでの長い距離を移動するが、帯状可撓性基板1を、この区間の両端に位置する巻出側駆動部20の補助ローラ23と側端位置制御部50の蛇行検出ローラ51とでしか支えない場合は、重力や基板の伸びにより下方に垂れ下がったり、基板の幅方向に蛇行したりするという問題がある。本実施の形態によれば、第1から第13成膜室42a〜42mの各基板入口の手前側に設けたグリップローラ44a〜44mで、帯状可撓性基板1の上側端部を挟んでいることから、下方に垂れ下がるのを防ぐことができ、また、基板1が第1成膜室42aから第13成膜室42mまでの長い距離を移動しても、蛇行や皺の発生を防ぐことができる。
特に、基板1の鉛直方向上側の各グリップローラ44a〜44mは、ローラの回転方向を、帯状可撓性基板1の搬送方向に対して上方に傾けて設置しているので、帯状可撓性基板1を上方に持ち上げる強い力が発生する。よって、基板1を20mの距離にわたって搬送しても、基板1の鉛直方向の蛇行を±2.5mm程度に抑えることができる。
なお、図1では、複数の成膜室42a〜42mの中央に位置する2つの成膜室42g、42hの間と、最後尾に位置する成膜室42mの後に、それぞれ、グリップローラ46を連続して複数設けたが、本発明はこれに限定されず、中央のみ又は最後尾のみにグリップローラ46を連続して複数設けることもできる。
最後尾のみにグリップローラ46を連続して複数設けることで、複数の成膜室42a〜42mを通過する帯状可撓性基板1の各成膜室における高さの変化(搬送プロファイル)を微調整することができる。また、最後尾のみにグリップローラ46を連続して複数設けることで、最後の成膜室42mから基板1を受け取るロール(図1に示す構成の場合、蛇行検出ローラ51)への入射角を調整することができるので、簡易EPCとしての機能を有する。
また、基板の搬送と停止を繰り返すステッピングロール方式の成膜装置について説明してきたが、本発明は、帯状可撓性基板の幅方向を鉛直方向に向けながら、基板を水平方向に長距離にわたって搬送する装置であれば、ステッピングロール方式に限らず、広く適用することができる。
(実施例1:基板の持ち上げ力の測定試験)
上述した図4及び図5に示す構造のグリップローラを用いて、帯状可撓性基板の持ち上げ力を測定する試験を行った。グリップローラにはシリコンゴム製のものを用いた。また、基板には、カプトンフィルムを用いた。グリップローラの基板に対する加圧力は、4.4N、8.9N、16.3Nと変化させた。また、各加圧力において、グリップローラの回転方向の角度θを、0〜7°まで1°ずつ変化させた。持ち上げ力は、搬送前に、基板を基準レベルまで引っ張り上げた時の基板を持上げている力を予め測定しておき、搬送開始後、基板の高さが安定した場合の上向き方向の力の変化量を測定することで求めた。
試験の結果、どの加圧力でも、ローラの回転方向の角度θが0°の場合は、持ち上げ力は0Nであったが、加圧力が16.3Nと高い場合、角度θを1°大きくする毎に、持ち上げ力が大幅に上昇し、角度θが6°で約13Nまで上昇した。一方、加圧力が4.4Nと低い場合、角度θを1°大きくする毎に、持ち上げ力は上昇したが、角度θを6°にしても、約3Nまでしか上昇しなかった。加圧力が8.9Nの場合、角度θを6°にしても、約6Nまでしか上昇しなかった。また、いずれの加圧力でも、角度θが6°と7°とで、持ち上げ力の上昇はほとんど見られなかった。
(実施例2:基板の蛇行の測定試験)
図6及び図7に示す実験装置を用いて、帯状可撓性基板の鉛直方向の蛇行を定量的に測定する試験を行った。図6に示す実験装置は、側端位置制御部が成膜部の巻出側にある点と、成膜室がない点を除いて、図1及び図2に示す装置と基本的な構成は同じである。図6に示す実験装置には、上下のグリップローラ(θ、θともに1°)をそれぞれ9セット設置するとともに、これらの中間の位置および最後の位置に、上のみのグリップローラ(θは1.5°)をそれぞれ連続で2セット設置した。これらグリップローラが設置された区間、すなわち、EPC蛇行センサが付いたローラとフィードローラとの間は、20mの長さにした。また、図7に示す実験装置は、中間の位置および最後の位置に、上記の上のみのグリップローラを設置せずに、中間の位置に、3本のEPCローラからなる中間室を設置した点を除いて、図6の実験装置と同じ構成とした。
(A:基板の素材の影響)
図6の実験装置に帯状可撓性基板としてカプトンフィルムを使用した場合の結果を、図8に示す。図8のグラフに示すように、基板はほとんど蛇行せず、基板が基準位置から変位した量は±2.5mm以内におさまった。また、図7の実験装置にカプトンフィルムを使用した場合の結果を図9に示す。この中間室を設けた図7の実験装置の結果も、基準位置からの変位量が±2.5mm以内であった。このように、中間室を設けていない図6の実験装置は、中間室を設けた図7の実験装置と同様に、基板の蛇行がほとんど発生しなかった。
図6の実験装置に帯状可撓性基板としてアモルファスシリコン製膜フィルムを使用した場合の結果を、図10に示す。図10のグラフに示すように、アモルファスシリコン製膜フィルムでもほとんど蛇行せず、基準位置からの変位量は±2.5mm以内におさまった。また、図7の実験装置にアモルファスシリコン製膜フィルムを使用した場合の結果を図11に示す。この中間室を設けた図7の実験装置の結果も、基準位置からの変位量はほぼ±2.5mm以内であった。このように、アモルファスシリコン製膜フィルムを使用しても、中間室を設けていない図6の実験装置は、中間室を設けた図7の実験装置と同様に、基板の蛇行がほとんど発生しなかった。
(B:最後尾のグリップローラの効果その1)
図12に示す実験装置を用いて、帯状可撓性基板の鉛直方向の蛇行を定量的に測定する試験を行った。この実施例では、成膜室の直線ライン後にターン室とスパッタ室が追加されるライン構成となっている。直線ラインにはロールによる支持はなく、グリップローラのみで支持する構成になっている。グリップローラとしては、各成膜室のために上下にグリップローラGR1〜GR15を設置したともに、その最後尾のグリップローラGR15とターン室手前のロールR2との間に、上下に2対のグリップローラGR19、20をそれぞれ連続して設置した。これら2対のグリップローラGR19、20は、ロールR2から60mm、80mmの位置にそれぞれ設置した。また、スパッタ室用に上下に3対のグリップローラGR16〜18を設置した。持ち上げに使用しないグリップローラGR1〜5、11〜15は、加圧力を15N、θを1°として搬送を開始した。支持部のグリップローラGR6〜10は、加圧力を15N、θを2.5°とした。帯状可撓性基板としてはカプトンフィルムを使用した。
このような条件において、最後尾の2対のグリップローラGR19、20を、θ=1°、θ=1°からθ=1°、θ=2.5°さらに3.5°と変更した際の基板の変位量の結果を、図13に示す。また、主なグリップローラにおける搬送ステップ毎の基板の変位量の結果を、図14に示す。
図13、図14に示すように、最後尾の2対のグリップローラGR19、20の下側グリップローラの傾斜角度を大きくすることで、中心付近のグリップローラGR8における基板の搬送位置が下降することが確認でき、直線ライン後半部分の搬送位置を調整可能であることがわかった。また、傾斜角度を変更してから数mの搬送量で効果が確認できたことから、短時間または短スパンでの修正が可能であることがわかった。さらに搬送プロファイルの調整を支持部全てのグリップローラを調整する場合、5箇所の調整に40分程度かかっていたが、最後尾の2対のグリップローラR19、20を設けることで、1つ若しくは2つの調整でプロファイルを調整できるため、作業時間を大幅に短縮可能であることがわかった。
図15に、最後尾の2対のグリップローラGR19、20の傾斜角度に対するターン室手前のロールR2における基板の変位量の結果を示す。図15に示すように、フィルムの位置が基準位置より高い場合は、最後尾の2対のグリップローラGR19、20の下側の傾斜角度を大きくすることで、フィルムを引き下げる効果があることが確認された。また、ロールR2へのフィルムの入射角度を、ロールR2直前に設置したグリップローラGR19、20により調整できるため、ロールR2上での搬送位置を調整できる。
(C:最後尾のグリップローラの効果その2)
図12の実験装置において、最後尾の2対のグリップローラの一方または両方を使用しなかった場合についても同様に、基板の変位量を測定した。その結果を図16に示す。なお、持ち上げに使用しないグリップローラGR1〜5、11〜15は、加圧力を15N、θを1°として搬送を開始した。支持部のグリップローラGR6〜10については、加圧力を15N、θを1.5°とした。また、最後尾の2対のグリップローラGR19、20を使用した場合も、一対のグリップローラGR19のみを使用した場合も、どちらもθ=6°、θ=1°とした。帯状可撓性基板としてはカプトンフィルムを使用した。
図16に示すように、最後尾の2対のグリップローラGR19、20を全く使用しない場合、下降する搬送プロファイルであったが、一対のグリップローラGR19を使用した場合には、小さいながら搬送プロファイルの上昇が確認できた。さらに最後尾の2対のグリップローラGR19、20を使用した場合は、ほぼ平坦な搬送プロファイルが得られた。このように、複数のグリップローラを連続して設置することで大きな効果が得られることがわかる。
本発明に係る薄膜積層体の製造装置の一実施の形態を模式的に示す平面図である。 図1のII−II線から見た正面図である。 (a)は、図1に示す成膜室を模式的に拡大した断面平面図であり、(b)は、(a)のB−B線から見た正面図である。 グリップローラとその付属装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図4のグリップローラとその付属装置の正面図である。 実施例2の試験に用いた実験装置を模式的に示す平面図である。 実施例2の試験に用いた別の実験装置を模式的に示す平面図である。 図6の実験装置にカプトンフィルムを使用した際の試験結果を示すグラフである。 図7の実験装置にカプトンフィルムを使用した際の試験結果を示すグラフである。 図6の実験装置にアモルファスシリコン製膜フィルムを使用した際の試験結果を示すグラフである。 図7の実験装置にアモルファスシリコン製膜フィルムを使用した際の試験結果を示すグラフである。 実施例2B、Cの試験に用いた実験装置を模式的に示す平面図である。 図12の実験装置で最後尾のグリップローラの傾斜角度を変えた場合の試験結果を示すグラフである。 図12の実験装置で最後尾のグリップローラの傾斜角度を変えた場合の試験結果を示すグラフである。 図12の実験装置で最後尾のグリップローラの傾斜角度を変えた場合の試験結果を示すグラフである。 図12の実験装置で最後尾のグリップローラの数を変えた場合の試験結果を示すグラフである。
符号の説明
1 帯状可撓性基板
10 巻出部
11 巻出コア
12 補助ローラ
13 張力検出ローラ
20 巻出側駆動部
21 巻出側フィルム駆動ローラ
22 張力検出ローラ
23 補助ローラ
40 成膜部
42 成膜室
44、46 グリップローラ
50 側端位置制御部
51 蛇行検出ローラ
52 側端位置制御ローラ
60 巻取側駆動部
61 補助ローラ
62 張力検出ローラ
63 巻取側フィルム駆動ローラ
70 巻取部
71 巻取りコア
72 補助ローラ
73 張力検出ローラ
80 壁
81 高電圧電極
82 接地電極
83 排気管
88 中心点
90 固定用板
91 ローラ固定用軸
92 ローラ固定部
93 ローラ可動部
94 回転支持部
95 ハンドル部
96、97 ヒンジ
98 レバー
99 バー

Claims (4)

  1. 帯状可撓性基板の表面に複数の薄膜を積層して薄膜積層体を製造する装置であって、
    前記基板の幅方向が鉛直方向になるようにして、前記基板を水平方向に搬送する基板搬送手段と、
    前記基板の搬送方向に沿って連続して配列され、前記基板の表面に成膜を行う複数の成膜室と、
    前記複数の成膜室のそれぞれの間に配置され、前記基板の鉛直方向上側の端部を挟む複数対のグリップローラと
    を備えており、前記複数対のグリップローラが、各ローラの回転方向を、前記基板の搬送方向に対して上方に傾けて設置されている薄膜積層体の製造装置。
  2. 前記複数の成膜室の間に配列され、前記基板の鉛直方向下側の端部を挟む複数対のグリップローラを更に備えており、前記下側の端部を挟む複数対のグリップローラが、各ローラの回転方向を、前記基板の搬送方向に対して下方に傾けて設置されている請求項1に記載の薄膜積層体の製造装置。
  3. 前記複数の成膜室のうちの中央に位置する2室の成膜室の間において、前記上側の端部を挟む対のグリップローラが、連続して2対以上設置されている請求項1又は2に記載の薄膜積層体の製造装置。
  4. 前記複数の成膜室のうち、前記基板の搬送方向の最後尾に位置する成膜室の後において、前記上側の端部を挟む対のグリップローラと、前記下側の端部を挟む対のグリップローラとが、連続して2対以上それぞれ設置されている請求項2又は3に記載の薄膜積層体の製造装置。
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