JP2009057152A - 巻上装置 - Google Patents
巻上装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009057152A JP2009057152A JP2007225659A JP2007225659A JP2009057152A JP 2009057152 A JP2009057152 A JP 2009057152A JP 2007225659 A JP2007225659 A JP 2007225659A JP 2007225659 A JP2007225659 A JP 2007225659A JP 2009057152 A JP2009057152 A JP 2009057152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winch drum
- brake
- hoisting device
- brake unit
- shaft body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
【解決手段】油圧モータ3により駆動される遊星減速機構4及びフリーフォール機能を有するブレーキユニット5をウインチドラム2の中空部に内蔵した巻上装置1において、ブレーキユニット5をウインチドラム2及び遊星減速機構4に対して着脱可能に構成すると共に、ブレーキユニット5を取外した場合は、ウインチドラム2の当該ブレーキユニット5を取外した位置に、遊星減速機構4と連結可能にダミーユニットを設置し得るよう構成する。
【選択図】図1
Description
駆動装置により駆動される減速機構は、
駆動装置の出力軸に取付けられたサンギヤと、第一の軸体に対し公転可能に支持されると共に前記サンギヤにより駆動され、しかも、ウインチドラムの内周側に固設したギヤケースのリングギヤを介して前記ウインチドラムを回転させるようにしたプラネタリギヤとを備え、
フリーフォール機能を有するブレーキユニットは、
前記ウインチドラムの中空部内に回転可能に収納されると共に、ウインチドラムの一側端面に取付け得るようにしたブレーキケースと、
該ブレーキケース内に回転可能に収納されて前記第一の軸体に対してスプライン結合可能に形成された第二の軸体と、
前記ブレーキケースの内周に軸線方向へ摺動可能に設けられた複数のアウタディスクと、
前記第二の軸体の外周に軸線方向へ摺動可能に設けられて前記アウタディスク間に位置するようにした複数のインナディスクと、
前記アウタディスク及びインナディスクが互いに離反するよう軸線方向へ摺動させて制動を解除するようにした液圧作動手段と、
前記アウタディスク及びインナディスクが互いに当接するよう軸線方向へ摺動させて制動を行なうようにした弾撥手段とを備え、
前記ダミーユニットは、前記ウインチドラムの一側端面に回転可能に支持されると共に、前記第一の軸体に対してスプライン結合し得るようにした第三の軸体を備えるようにすることが望ましい。
図1〜図6は本発明を実施する形態の一例である。図1はフリーフォール機能を有するブレーキユニットを備えた巻上装置の断面図、図2は同詳細断面図、図3はフリーフォール機能を有するブレーキユニットを備えた巻上装置による作業状態を示し、図3(a)は荷の巻上げ、巻下げの作動状態を示す斜視図、図3(b)は荷のフリーフォールの作動状態を示す斜視図、図3(c)は制動状態を示す斜視図である。又、図4はフリーフォール機能を有しない巻上装置を示す断面図、図5は巻上装置からブレーキユニットを取外した状態を示す断面図、図6は巻上装置にダミーユニットを取付ける状態を示す断面図である。
オイルチャンバ25には、圧油が供給されておらず、スプリング24の弾撥力によりピストン23はアウタディスク22側へ押圧されている。このため、全てのアウタディスク22とインナディスク21とは、互いに当接して摩擦力により連結され、キャリヤ軸19、20が制動されている。
油圧モータ3は停止してブレーキ3aにより制動されている。又、オイルチャンバ25には、圧油を供給してアウタディスク22とインナディスク21を切り離すと共に、オイルチャンバ25に供給する圧油の圧力を調整する。このため、アウタディスク22とインナディスク21の制動力が変りフリーフォール時の速度が調整される。而して、サンギヤ9は回転しないが、図3(b)に示すように、荷Wの重量によりウインチドラム2、ギヤケース11が矢印方向へ回転トルクを受ける。この場合、キャリヤ軸19、20は制動力が調整されているため、プラネタリギヤ13はサンギヤ9の周囲を自転しつつ公転し、その結果、キャリヤ軸20、19も回転してウインチドラム2、ギヤケース11は図3(b)の矢印方向へ回転するため、荷Wはフリーフォール(自由下降)する。
油圧モータ3は停止してブレーキ3aにより制動されているため、サンギヤ9は回転せず、停止している。又、オイルチャンバ25には圧油は全く導入されず、従って、スプリング24の弾撥力により全てのアウタディスク22とインナディスク21とは、互いに当接して摩擦力によりキャリヤ軸19、20が制動されている。このため、プラネタリギヤ13は自転も公転もできず、ギヤケース11、ウインチドラム2は制動されて停止する。
図1、図2の状態で停止している巻上装置1において、ブレーキケース16を所定の交換用治具に支持させると共に、フレーム7、8をクレーンの架台から離脱させ、ボルト27をウインチドラム2の一側端面から抜き取ってブレーキユニット5のウインチドラム2に対する締結を解除し、図5の矢印方向へブレーキユニット5を引抜く。これにより、図5に示すごとく、キャリヤ軸19はキャリヤ軸20から抜けてスプライン結合を解除され、ブレーキユニット5はフレーム8、軸受14等と共に、ウインチドラム2の側端面から離脱させられる。
2 ウインチドラム
3 油圧モータ(駆動装置)
3b 出力軸
4 遊星減速機構(減速機構)
5 ブレーキユニット
6 ダミーユニット
9 サンギヤ
11 ギヤケース
12 リングギヤ
13 プラネタリギヤ
16 ブレーキケース
17 軸体(第三の軸体)
19 キャリヤ軸(第二の軸体)
20 キャリヤ軸(第一の軸体)
21 インナディスク
22 アウタディスク
23 ピストン(液圧作動手段)
23a 凸状押圧部(液圧作動手段)
24 スプリング(弾撥体)
25 オイルチャンバ(液圧作動手段)
26 圧油供給路(液圧作動手段)
Claims (2)
- 駆動装置により駆動される減速機構及びフリーフォール機能を有するブレーキユニットをウインチドラムの中空部に内蔵し得るようにした巻上装置において、前記ブレーキユニットを、前記減速機構に対して連結し得るよう構成すると共に、ウインチドラムに対し締結し得るよう構成し、前記ブレーキユニットを装着しない場合は、ウインチドラムの当該ブレーキユニットを装着する位置に、前記減速機構と連結可能であると共に、ウインチドラムに対して締結可能なダミーユニットを装着し得るよう構成したことを特徴とする巻上装置。
- 駆動装置により駆動される減速機構は、
駆動装置の出力軸に取付けられたサンギヤと、第一の軸体に対し公転可能に支持されると共に前記サンギヤにより駆動され、しかも、ウインチドラムの内周側に固設したギヤケースのリングギヤを介して前記ウインチドラムを回転させるようにしたプラネタリギヤとを備え、
フリーフォール機能を有するブレーキユニットは、
前記ウインチドラムの中空部内に回転可能に収納されると共に、ウインチドラムの一側端面に取付け得るようにしたブレーキケースと、
該ブレーキケース内に回転可能に収納されて前記第一の軸体に対してスプライン結合可能に形成された第二の軸体と、
前記ブレーキケースの内周に軸線方向へ摺動可能に設けられた複数のアウタディスクと、
前記第二の軸体の外周に軸線方向へ摺動可能に設けられて前記アウタディスク間に位置するようにした複数のインナディスクと、
前記アウタディスク及びインナディスクが互いに離反するよう軸線方向へ摺動させて制動を解除するようにした液圧作動手段と、
前記アウタディスク及びインナディスクが互いに当接するよう軸線方向へ摺動させて制動を行なうようにした弾撥手段とを備え、
前記ダミーユニットは、前記ウインチドラムの一側端面に回転可能に支持されると共に、前記第一の軸体に対してスプライン結合し得るようにした第三の軸体を備えた請求項1に記載の巻上装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007225659A JP2009057152A (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 巻上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007225659A JP2009057152A (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 巻上装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009057152A true JP2009057152A (ja) | 2009-03-19 |
Family
ID=40553259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007225659A Pending JP2009057152A (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 巻上装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009057152A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102050400A (zh) * | 2010-12-16 | 2011-05-11 | 大连华锐股份有限公司 | 一种起重机起升卷筒用非能动的超速保护装置 |
CN103010988A (zh) * | 2012-11-29 | 2013-04-03 | 一重集团大连设计研究院有限公司 | 一种电铲提升机构 |
CN103058084A (zh) * | 2013-01-17 | 2013-04-24 | 徐州科源液压股份有限公司 | 货车随车吊用提升液压绞盘 |
CN103072909A (zh) * | 2013-01-17 | 2013-05-01 | 徐州科源液压股份有限公司 | 大吨位履带式起重机用于穿绳的液压绞盘 |
CN103101849A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-05-15 | 苏州蓝王机床工具科技有限公司 | 一种电动葫芦 |
CN109019327A (zh) * | 2018-09-26 | 2018-12-18 | 东莞市台冠起重机械设备有限公司 | 一种用于变频控制的起重机的起升机构 |
KR102199659B1 (ko) * | 2020-09-29 | 2021-01-07 | 이윤성 | 전자브레이크가 없는 무대장치용 리프트 구동장치 |
-
2007
- 2007-08-31 JP JP2007225659A patent/JP2009057152A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102050400A (zh) * | 2010-12-16 | 2011-05-11 | 大连华锐股份有限公司 | 一种起重机起升卷筒用非能动的超速保护装置 |
CN103010988A (zh) * | 2012-11-29 | 2013-04-03 | 一重集团大连设计研究院有限公司 | 一种电铲提升机构 |
CN103010988B (zh) * | 2012-11-29 | 2014-11-26 | 一重集团大连设计研究院有限公司 | 一种电铲提升机构 |
CN103101849A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-05-15 | 苏州蓝王机床工具科技有限公司 | 一种电动葫芦 |
CN103058084A (zh) * | 2013-01-17 | 2013-04-24 | 徐州科源液压股份有限公司 | 货车随车吊用提升液压绞盘 |
CN103072909A (zh) * | 2013-01-17 | 2013-05-01 | 徐州科源液压股份有限公司 | 大吨位履带式起重机用于穿绳的液压绞盘 |
CN103072909B (zh) * | 2013-01-17 | 2014-11-05 | 徐州科源液压股份有限公司 | 大吨位履带式起重机用于穿绳的液压绞盘 |
CN109019327A (zh) * | 2018-09-26 | 2018-12-18 | 东莞市台冠起重机械设备有限公司 | 一种用于变频控制的起重机的起升机构 |
CN109019327B (zh) * | 2018-09-26 | 2024-05-14 | 东莞市台冠起重机械设备有限公司 | 一种用于变频控制的起重机的起升机构 |
KR102199659B1 (ko) * | 2020-09-29 | 2021-01-07 | 이윤성 | 전자브레이크가 없는 무대장치용 리프트 구동장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009057152A (ja) | 巻上装置 | |
JP4961188B2 (ja) | ダブルクラッチ | |
JP4988734B2 (ja) | ギアモジュール | |
KR20130100305A (ko) | 습식 브레이크 장치 | |
WO2016146625A1 (en) | Electric hub drive with braking assembly | |
JP2005263140A (ja) | 車両用駆動装置 | |
JP6009210B2 (ja) | 建設機械の駆動装置 | |
CN108178078B (zh) | 一种起升机构及起重设备 | |
JPS63501811A (ja) | カウンタシャフト伝動装置 | |
JP2009127776A (ja) | 変速装置 | |
JP2007518944A (ja) | 遊星ギア | |
JP2007120559A (ja) | 車輌の湿式ブレーキ、これを用いた減速装置および駆動装置 | |
JPH10167677A (ja) | ウインチ装置 | |
JP2006298361A (ja) | バッテリフォークリフト用ドライブユニット | |
JP3638131B2 (ja) | フリーホイールカップリングを備えた駆動装置 | |
JP2001270686A (ja) | ウインチ装置 | |
JP2015135004A (ja) | ホイール式建設機械 | |
JP2024504670A (ja) | 巻上機 | |
US5642804A (en) | Pulley brake | |
CA2870647C (en) | A drive assembly for industrial machines | |
GB2036671A (en) | Vehicle cross drive | |
JP2005098409A (ja) | クラッチ装置 | |
JP5794164B2 (ja) | 車両用駆動装置 | |
JPH0220521Y2 (ja) | ||
JP2004306810A (ja) | 動力取出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100601 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120911 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130129 |