JP2009055701A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主電源の異常時や電圧低下時における負荷の駆動時間を延長できる電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】主電源15から負荷17へ直接給電する配線経路を設け、第2蓄電部41の第2負極47を主電源の負極19に直接接続する構成とし、電源装置11の使用終了時に第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力を放電回路51で放電するように制御しているので、第1蓄電部35の充電時に第3スイッチ45をオンにすることで第2蓄電部41の第2正極43と第2負極47が短絡しても大電流が流れることなく第1蓄電部35を充電でき、さらに第1蓄電部35と第2蓄電部41の直列回路にスイッチ素子がないので、その電力損失が発生しない上に、主電源15の異常時や電圧低下時には第1蓄電部35と第2蓄電部41の合計電圧Vtが負荷17に印加されるので、負荷17の駆動時間を延長することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主電源の電圧低下時に蓄電部から電力を供給する補助電源としての電源装置に関するものである。
近年、自動車(以下、車両という)の制動については、従来の機械的な油圧制御に替わり電気的な油圧制御を行う各種車両制動システムが提案されてきている。しかし、このような車両制動システムは、バッテリ異常や断線等により電圧が低下すると動作しなくなる可能性があった。
これに対し、あらかじめ蓄電部を充電しておき、バッテリ異常時に車両制動システム等の負荷に蓄電部の電力を供給する補助電源としての車両用電源装置が開発されている。このような電源装置の蓄電部には、例えば急速充放電特性に優れる電気二重層キャパシタ(以下、キャパシタという)が用いられ、バッテリが正常電圧時にキャパシタを充電するようにしている。しかし、キャパシタは充電できる電荷量が二次電池等に比べ少ないため、負荷を長く駆動させ続けるためにはキャパシタを並列に接続して容量を増やせばよい。この具体例を以下に示す。
バッテリの定格電圧が12Vであり、これにより負荷が動作しているとすると、キャパシタの満充電電圧も最低12Vとする必要がある。そこで、例えば定格電圧2Vのキャパシタを用いると、6個を直列接続して蓄電部を構成すればよい。ここで、負荷の最低駆動電圧が10.5Vであるとすると、バッテリ電圧が低下して蓄電部の電力を負荷に供給した場合、蓄電部の電圧が12Vから10.5Vに下がるまでの間しか負荷に電力を供給できず、駆動時間が不十分になる可能性がある。そこで、さらに6個直列のキャパシタを並列接続し、6直列2並列の合計12個のキャパシタを用いた蓄電部とすれば、蓄電部の電圧は12Vのままであるが容量が2倍になるので、10.5Vまで下がる時間が2倍になり、駆動時間を延長できる。
但し、キャパシタの数が2倍になるため、蓄電部が大型化、高コスト化してしまう。従って、できるだけキャパシタの数を増やさずに駆動時間を延ばすために、キャパシタを並列接続するのではなく、直列接続する方法が考えられる。この際、蓄電部の満充電電圧は例えば負荷の許容上限電圧(負荷を駆動できる上限の電圧で、負荷の耐電圧よりは低い電圧)になるように構成する。具体的には、負荷の許容上限電圧が16Vであったとすると、蓄電部の満充電電圧も16Vとなるようにする。これにより、キャパシタの数は8個(=16V/2V)となり、キャパシタの数を2個増やすだけで、蓄電部が16Vから10.5Vになるまでの間、負荷に電力を供給できるので、負荷駆動時間を延長できる。なお、この詳細は後述する。
この場合、蓄電部の満充電電圧が16Vであるので、定格電圧12Vのバッテリで蓄電部を満充電するためには昇圧回路が必要となる。しかし、昇圧回路を設けると電源装置全体の回路構成が複雑になる上、昇圧回路における損失も発生する。そこで、直列接続されたキャパシタを複数に分け、それぞれを満充電することで、昇圧回路を使わずに蓄電部を満充電する構成が考えられる。このような電源装置が例えば下記特許文献1に提案されている。なお、特許文献1は燃料電池の発電電力を複数のバッテリに順次充電して、高電圧を負荷に供給する電源装置として示されている。
図5はこのような電源装置のブロック回路図である。主電源である燃料電池101は、負荷103に必要な高電圧出力を直接得ようとすると、スタックの積層数を多くする必要があり大型化が避けられない。そこで、燃料電池101として負荷103が必要とする電圧よりも低い発電電圧の仕様としている。燃料電池101で発電した電力は逆流防止用のダイオード105や低ノイズ用のコンデンサ107を介して4個のバッテリ109、111、113、115に充電されるのであるが、そのために4つのスイッチング回路117、119、121、123が図5に示すように接続されている。なお、スイッチング回路117、119、121、123は、それぞれトランジスタ125、127、129、131と、それらを駆動するドライブ回路133、135、137、139が接続された構成としている。なお、ドライブ回路133、135、137、139の制御は図示しない制御回路によって行われている。
4個のバッテリ109、111、113、115は直列に接続され、その両端が負荷103に接続される構成としている。また、バッテリ109とバッテリ111が直列接続されて1単位となり、バッテリ113とバッテリ115が直列接続されて1単位となっている。この単位毎の正極と負極にスイッチング回路117、119、121、123が接続されているので、燃料電池101の電力はスイッチング回路117、119がオンの時にバッテリ109、111を、スイッチング回路121、123がオンの時にバッテリ113、115を、それぞれ充電する。ゆえに、燃料電池101の発電電圧は負荷103が必要とする電圧の半分でよいことになり、また、負荷103へは直列接続された4個のバッテリ109、111、113、115による高電圧が供給される。これにより、小型の燃料電池101で、昇圧回路を用いることなく低損失に、負荷103に高電圧を供給できる。
このような構成の電源装置を車両用の補助電源として適用したときの概略ブロック回路図を図6に示す。基本的な回路構成は図5と同じであるが、よりわかりやすく示した。なお、図6において太線は電力系配線を、細線は制御系配線を示す。
図5で燃料電池101に相当するのは車両用のバッテリであり、これを主電源151とする。一方、負荷153を駆動するために、直列接続された第1キャパシタ155と第2キャパシタ157の電力が供給される。従って、第1キャパシタ155の第1正極159が負荷153の正極に、第1キャパシタ155の第1負極161が第2キャパシタ157の第2正極163に、第2キャパシタ157の第2負極165が負荷153の負極に、それぞれ接続されていることになる。また、図5と同様に、主電源151と第1正極159の間には第1スイッチ167が接続されている。また、第1負極161と第2正極163の接続点には、主電源151との間に第2スイッチ169が、主電源151の負極(以下、グランドという)との間に第3スイッチ171が、それぞれ接続されている。さらに、第2負極165とグランドの間に第4スイッチ173が接続されている。第1スイッチ167、第2スイッチ169、第3スイッチ171、および第4スイッチ173は、それぞれ制御部175に制御系配線で接続され、オンオフ制御信号SW1〜SW4により、それぞれのオンオフ制御が行われる。なお、上記構成で、主電源151と負荷153を除く図6の細点線で示した部分を電源装置177とする。
このような電源装置177の動作は図5の場合とほとんど同じである。すなわち、第1スイッチ167と第3スイッチ171をオンに、第2スイッチ169と第4スイッチ173をオフにした状態で主電源151の電力を第1キャパシタ155に充電する動作と、第1スイッチ167と第3スイッチ171をオフに、第2スイッチ169と第4スイッチ173をオンにした状態で主電源151の電力を第2キャパシタ157に充電する動作を繰り返すとともに、負荷153へは第1キャパシタ155と第2キャパシタ157を直列接続した蓄電部から電力供給を行う。
以上の動作により、負荷153へは昇圧回路を用いることなく常に前記蓄電部から負荷153の許容上限電圧を供給することになるので、主電源151の異常時や電圧低下時にも前記蓄電部の電圧が負荷153の最低駆動電圧に至るまでの間は負荷153を駆動でき、駆動時間の延長が可能となる。
特許第3190329号公報
上記の電源装置177によると、確かに主電源151の異常時や電圧低下時にも負荷153を駆動し続けることができるのであるが、図6の回路構成では負荷153の負極が第2負極165に接続されているので、別系統の負極用電力系配線が必要となり配線が複雑化する。そこで、一般の車両と同様に負荷153の負極をグランドに接続し、主電源151の負極と共通にした場合の構成を図7に示す。図7の構成は図6に対して負荷153の負極をグランドに接続しただけで、その他の構成は同じであるので、同一構成要素には同一番号を付して詳細な説明を省略する。また、第1キャパシタ155と第2キャパシタ157への充電動作も図6の場合と同じである。
図7のような電源装置177により、第1キャパシタ155と第2キャパシタ157の電力を負荷153に供給すると、図6のように負荷153の負極を第2負極165に直接接続できないので、必ず第4スイッチ173を介して電流が流れる。従って、第4スイッチ173において電力損失が発生する。その結果、負荷153に供給できる電力が少なくなり、負荷153の駆動時間が短くなるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、主電源と負荷の負極を接続しても、主電源の異常時や電圧低下時における負荷の駆動時間を延長できる電源装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電源装置は、主電源の負極と負荷の負極が接続された状態で、前記主電源の正極と前記負荷の正極の間に接続される電源装置であって、前記電源装置は、前記主電源の正極に接続された充電回路、および主電源電圧検出回路と、前記充電回路に一端が接続された第1スイッチ、および第2スイッチと、前記第1スイッチと前記第2スイッチの他端に、それぞれ第1正極と第1負極が接続された第1蓄電部と、前記第1負極と前記主電源の負極の間に接続された第3スイッチと、前記第1負極に第2正極が、前記主電源の負極に第2負極が、それぞれ接続された第2蓄電部と、前記第1正極に接続された放電回路と、前記第1正極に一端が接続された切替スイッチと、前記負荷の正極と前記切替スイッチの他端の間、および前記負荷の正極と前記主電源電圧検出回路の間に、それぞれ前記負荷の正極がカソードになるように接続されたダイオードと、前記充電回路、主電源電圧検出回路、第1スイッチ、第2スイッチ、第3スイッチ、放電回路、および切替スイッチと接続された制御部とを備え、前記制御部は、前記第1蓄電部と前記第2蓄電部を充電する際に、まず前記切替スイッチをオフにし、前記第2スイッチをオフにするとともに、前記第1スイッチと前記第3スイッチをオンにした状態で、前記充電回路により前記第1蓄電部を充電した後、前記第1スイッチと前記第3スイッチをオフにするとともに、前記第2スイッチをオンにした状態で、前記充電回路により前記第2蓄電部を充電し、前記第2蓄電部の充電が終了すると、前記第1スイッチ、第2スイッチ、および第3スイッチをオフにし、前記主電源電圧検出回路で検出した前記主電源の電圧(Vb)が既定電圧を下回ると、前記切替スイッチをオンにして前記第1蓄電部と前記第2蓄電部の電力を前記負荷に供給し、使用終了時に前記第1蓄電部と前記第2蓄電部の電力を前記放電回路で放電するようにしたものである。
本発明の電源装置によれば、主電源から負荷へ直接給電する配線経路を設けるとともに、従来の第4スイッチを廃して第2蓄電部の第2負極を主電源の負極に直接接続する構成とし、電源装置の使用終了時に第1蓄電部と第2蓄電部の電力を放電回路で放電しているので、第1蓄電部の充電時に第3スイッチをオンにすることで第2蓄電部の第2正極と第2負極が短絡しても大電流が流れることなく第1蓄電部を充電でき、さらに前記第4スイッチがないので、その電力損失が発生しない上に、主電源の異常時や電圧低下時には第1蓄電部と第2蓄電部の合計電圧が負荷に印加されるので、負荷の駆動時間を延長することができるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における電源装置のブロック回路図である。図2は、本発明の実施の形態における電源装置の起動時のフローチャートである。図3は、本発明の実施の形態における電源装置の通常動作時のフローチャートである。図4は、本発明の実施の形態における電源装置の使用終了時のフローチャートである。なお、図1において太線は電力系配線を、細線は信号系配線をそれぞれ示す。
図1において、電源装置11は主電源15と負荷17との間に接続されている。主電源15は定格電圧12Vのバッテリであり、負荷17は駆動可能な許容上限電圧が16Vの車両制動システムである。なお、ここでは一般的な車両と同様に、主電源の負極19と負荷の負極21が接続されている。従って、電源装置11は、その負極を主電源の負極19と共通にした状態で、主電源の正極23と負荷の正極25の間に接続されていることになる。
電源装置11は次の構成を有する。まず、主電源の正極23には充電回路27と、主電源15の電圧Vbを検出する主電源電圧検出回路29が接続されている。充電回路27は後述する第1蓄電部や第2蓄電部の電圧Vcを検出しながら、定電流、または定電圧で満充電電圧まで充電する機能を有する。さらに、検出した電圧Vcを出力する機能も有する。また、主電源電圧検出回路29は電力系配線(太線)の入力側と出力側が同電圧になるよう接続されている。これにより、主電源15から負荷17へ直接給電する配線経路が設けられたことになる。
充電回路27の出力には、第1スイッチ31と第2スイッチ33の一端がそれぞれ接続されている。なお、第1スイッチ31の両端子間には、オフ状態の時にいずれの方向にも僅かな漏れ電流を除き実質的に電流が流れないような構成としている。具体的には、寄生ダイオードの方向が互いに逆になるようにFETを2個直列に接続した構成としている。これにより、後述する第1蓄電部や第2蓄電部の充電状況により電流が逆流することを防止している。なお、第1スイッチ31はFETの2個直列構成以外にも、例えばリレー等で構成してもよい。また、第2スイッチ33は寄生ダイオードのカソードが充電回路27側になるようにすれば、1個のFETで構成してもよい。
第1スイッチ31の他端と第2スイッチ33の他端には第1蓄電部35が接続されている。この際、第1スイッチ31の他端には第1蓄電部35の第1正極37が、第2スイッチ33の他端には第1蓄電部35の第1負極39が、それぞれ接続される。第1蓄電部35は例えば定格電圧2Vの電気二重層キャパシタを4個直列に接続した構成を有する。これにより、第1蓄電部35の満充電電圧は8Vとなり、主電源15の電圧Vb(定格電圧12V)以下としている。従って、第1蓄電部35を主電源15により充電する際に昇圧回路は不要となり、回路構成が簡略化される上、昇圧回路による電力損失分が低減できる。
第1負極39には第2蓄電部41の第2正極43が接続されている。従って、第1蓄電部35と第2蓄電部41は直列に接続されている。なお、第2蓄電部41の構成は第1蓄電部35の構成と全く同じである。従って、第2蓄電部41の満充電電圧も8Vであり、主電源15の電圧Vb(定格電圧12V)以下となるので、第2蓄電部41を主電源15により充電する際にも昇圧回路は不要となる。
また、第1蓄電部35と第2蓄電部41の満充電電圧はいずれも8Vであるので、満充電時の両者の合計電圧Vtは負荷17の許容上限電圧である16Vと等しくなる。これにより、昇圧回路がなくても主電源15の電圧Vbより高い電圧を得ることができ、第1蓄電部35と第2蓄電部41による負荷17の駆動時間を延長できる。
第1負極39と主電源の負極19の間には第3スイッチ45が接続されている。また、第2蓄電部41の第2負極47は主電源の負極19に接続されている。なお、第3スイッチ45は例えばFETで構成されている。ここで、第3スイッチ45は一端が主電源の負極19(グランド)に接続されているので、寄生ダイオードのアノードが主電源の負極19側になるように接続すればよい。これは、主電源の負極19からの電流の逆流がないためである。従って、第3スイッチ45のFETは1個でよい。また、第3スイッチ45をリレー等で構成してもよい。
第1正極37の一端には放電回路51が接続されている。放電回路51は電源装置11の使用終了時に第1蓄電部35と第2蓄電部41が蓄えた電力を放電するためのもので、これにより第1蓄電部35と第2蓄電部41を構成する電気二重層キャパシタの寿命を延ばすことができる。
また、第1正極37には切替スイッチ53の一端が接続されている。切替スイッチ53はFETやリレー等で構成すればよいが、FETで構成する場合は、満充電時の第1蓄電部35と第2蓄電部41から負荷17への不要な放電を避けるために、図1の点線で示すように寄生ダイオードのカソード側が第1正極37に接続されるようにする必要がある。
負荷の正極25と切替スイッチ53の他端の間、および負荷の正極25と主電源電圧検出回路29の間には、それぞれ負荷の正極25がカソードになるように第1ダイオード55と第2ダイオード57が接続されている。これにより、主電源15の電力と、第1蓄電部35や第2蓄電部41の電力が互いに逆流することを防止している。
充電回路27、主電源電圧検出回路29、第1スイッチ31、第2スイッチ33、第3スイッチ45、放電回路51、および切替スイッチ53は、それぞれ制御系配線により制御部59に接続されている。制御部59はマイクロコンピュータと周辺回路から構成され、充電回路27からは第1蓄電部35や第2蓄電部41の電圧Vcを、主電源電圧検出回路29からは主電源15の電圧Vbを、それぞれ受信する。また、充電回路27に対しては充電制御信号Ccontを、放電回路51に対しては放電制御信号Dcontを、第1スイッチ31、第2スイッチ33、第3スイッチ45、および切替スイッチ53に対してはそれぞれオンオフ信号SW1、SW2、SW3、Sofを送信する。また、制御部59は車両側制御回路(図示せず)とデータ信号dataにより、お互いに電源装置11や車両の状態等を示す様々なデータを送受信する機能を有している。
次に、このような電源装置11の動作について、まず起動時における動作を図2のフローチャートを用いて説明する。なお、制御部59はメインルーチンから必要に応じて様々なサブルーチンを実行することにより全体の動作を行うソフトウエア構成としているので、図2に示すフローチャートをサブルーチンの形態で示した。以後同様に、全てのフローチャートをサブルーチンの形態で示す。
車両の起動前には第1蓄電部35と第2蓄電部41が前回の使用終了時に放電回路51で放電された状態であるので、車両が起動すると制御部59のメインルーチンは、第1蓄電部35と第2蓄電部41を満充電するために図2のサブルーチンを実行する。これにより、制御部59は切替スイッチ53と第2スイッチ33をオフにする(ステップ番号S13)。ここで、切替スイッチ53をオフにすることにより、第1蓄電部35や第2蓄電部41を充電する際の両者の合計電圧Vtの変動が負荷17に伝達しないようにすることができる。さらに、合計電圧Vtは充電により最大16Vまで上昇するが、主電源15の電圧Vbは12Vであるため、もし切替スイッチ53がオンであれば合計電圧Vtが電圧Vbよりも高くなった時点で、第1ダイオード55がオンに、第2ダイオード57がオフになる。これにより、充電中の第1蓄電部35と第2蓄電部41から負荷17に電力が供給されてしまい、第1蓄電部35と第2蓄電部41を満充電することができなくなる。その結果、主電源15の異常時等において、負荷17が第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力を必要とする時に必要な電力を供給することができなくなる可能性がある。これらの理由から、第1蓄電部35と第2蓄電部41の充電時には切替スイッチ53をオフにするようにしている。
また、第2スイッチ33をオフにすることで、第2蓄電部41を充電回路27から切り離す。この状態で、第1スイッチ31と第3スイッチ45をオンにする(S15)。これにより、充電回路27は第1蓄電部35を充電することができる。なお、第3スイッチ45をオンにすることにより、第2蓄電部41は第2正極43がグランドに接続されることになるので、第2正極43と第2負極47が導通し、第2蓄電部41が短絡する。しかし、前記したように前回の車両使用終了時に第2蓄電部41は第1蓄電部35とともに放電回路51により放電されているので、S15により第2蓄電部41が短絡しても大電流が流れることはない。
その後、制御部59は充電回路27に対して第1蓄電部35を満充電電圧に至るまで充電するよう充電制御信号Ccontを発する(S17)。これにより、まず第1蓄電部35のみへの満充電を行うことができる。
制御部59は充電回路27から第1蓄電部35の電圧Vcを読み込み、既定の満充電電圧(8V)に至るまで充電を行う。第1蓄電部35の満充電が完了すれば、次に制御部59は第1スイッチ31と第3スイッチ45をオフにする(S19)。これにより、充電が完了した第1蓄電部35を回路上、切り離す。その後、第2スイッチ33をオンにする(S21)。これにより、第2蓄電部41にのみ充電を行う準備が完了する。この際、前記したように第1スイッチ31はオフ状態の時に両端子間のいずれの方向にも実質的に電流が流れないような構成としているので、第2スイッチ33をオンにした瞬間に、満充電状態の第1蓄電部35から未充電の第2蓄電部41に大電流が流れることを防止している。その後、充電回路27に対して第2蓄電部41を満充電電圧に至るまで充電するよう充電制御信号Ccontを発する(S23)。これにより、第2蓄電部41のみへの満充電を行う。
第2蓄電部41の満充電が完了すると、次に制御部59は第2スイッチ33をオフにする(S25)。これにより、第1スイッチ31、第2スイッチ33、および第3スイッチ45がオフになる。ゆえに、第1蓄電部35と第2蓄電部41はスイッチ素子を介さず直接直列に接続された状態となり、両者の合計電圧Vtは16Vとなる。この段階で、起動時の第1蓄電部35と第2蓄電部41の満充電が完了したので、図2のサブルーチンを終了し、メインルーチンに戻る。
なお、図2のサブルーチンでは第1蓄電部35を充電した後に第2蓄電部41を充電しているが、これは必ずこの順番でなければならない。この理由は次の通りである。もし、第2蓄電部41を先に充電するのであれば、第2スイッチ33のみをオンにして充電を行うことができる。しかし、次に第1蓄電部35を充電するために第2スイッチ33をオフにして第1スイッチ31と第3スイッチ45をオンにすると、第3スイッチ45をオンにした瞬間に第2正極43がグランドと接続され、第2蓄電部41が短絡する。その結果、満充電の終わった第2蓄電部41から大電流が流れ、第2蓄電部41や周辺回路が破損する可能性がある。また、これを避けるために第3スイッチ45をオフのままにしておくと、第1蓄電部35と第2蓄電部41が直列接続された状態で充電することになるので、昇圧回路が必要となり図1の構成では充電できない。これらの理由から第1蓄電部35を充電した後に第2蓄電部41を充電する必要がある。
次に、電源装置11の通常動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、図3のフローチャートはメインルーチンにより繰り返し実行される。これにより、いつ発生するかわからない主電源15の電圧Vbの異常を素早く検出することができる。また、図2の起動時のフローチャートを実行し終わってから図3のフローチャートが実行されるので、図2による第1蓄電部35と第2蓄電部41の充電中においては、制御部59は主電源15の電圧Vbが後述する既定電圧(10.5V)を下回っても切替スイッチ53をオフのままにすることになる。これにより、主電源15の電圧Vbの異常時や電圧低下時に、満充電状態の第1蓄電部35と第2蓄電部41から負荷17へ十分な電力を供給することができる。
図3のサブルーチンが実行されると、制御部59は、まず主電源電圧検出回路29の出力から主電源15の電圧Vbを読み込む(S51)。次に、電圧Vbと既定電圧を比較する(S53)。ここで、既定電圧は負荷17の最低駆動電圧(10.5V)である。もし、電圧Vbが既定電圧以上であれば(S53のNo)、主電源15は正常な状態であるので、負荷17に十分な電力を供給している。従って、そのまま図3のサブルーチンを終了する。
一方、主電源15の電圧Vbが既定電圧を下回っていれば(S53のYes)、制御部59は電圧Vbが低下した後、既定時間が経過したか否かを判断する(S55)。ここで、既定時間の経過を判断するのは、主電源15の電圧Vbが瞬間的に低下し、再び元に戻ることが想定されるためである。すなわち、既定時間以内に電圧Vbが戻れば、瞬間的な電圧低下であり主電源15の異常ではないと判断するようにしている。なお、既定時間は、さまざまな車両使用条件における瞬間的な電圧低下時間の内、最も長い時間としてあらかじめ求めておき、制御部59に内蔵されたメモリに記憶してある。具体的には、既定時間として例えば0.2秒とした。すなわち、0.2秒以内に電圧Vbが既定電圧(10.5V)以上に戻れば、主電源15は正常であると判断するようにしている。従って、もし既定時間が経過していなければ(S55のNo)、S51に戻り電圧Vbの回復判断を再度行う。
一方、既定時間が経過していれば(S55のYes)、電圧Vbが回復しないままであるので、主電源15の異常が想定される。この場合は、直ちに制御部59が切替スイッチ53をオンにして(S57)、第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力を負荷17に供給する。この際、主電源15の電圧Vbよりも第1蓄電部35と第2蓄電部41の合計電圧Vtが高くなるので、第1ダイオード55がオンに、第2ダイオード57がオフになる。これにより、図1の放電経路と書かれた方向に電流が流れるとともに、第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力の主電源15への逆流が防止される。
このような動作により、主電源15が負荷17を駆動できなくなっても、補助的に第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力を負荷17に供給することで、負荷17を駆動し続けることができる。この際、図2で説明したように、第1蓄電部35と第2蓄電部41の満充電時には第1スイッチ31、第2スイッチ33、および第3スイッチ45がオフになっているので、第1蓄電部35と第2蓄電部41は直列接続され、両者の合計電圧Vtは16Vとなる。ゆえに、負荷17には、まず16Vの電圧が印加され、経時的に電圧が低下していく。第1蓄電部35と第2蓄電部41は合計電圧Vtが負荷17の最低駆動電圧である10.5Vに至るまで負荷17を駆動できるので、従来の満充電電圧が12Vの電源装置に比べ駆動時間を延長することができる。具体的には以下のようになる。
従来の構成は電気二重層キャパシタを6個直列接続したものとする。本実施の形態では前記したように負荷17への電力供給時に電気二重層キャパシタを8個直列接続した構成である。電気二重層キャパシタ1個当たりの満充電電圧(定格電圧)は2Vであるので、満充電時の電圧Vtは前者が12V、後者が16Vとなる。また、負荷17の最低駆動電圧は10.5Vであるので、満充電電圧からの電圧差ΔVは前者が1.5V、後者が5.5Vとなる。一方、電気二重層キャパシタの合成容量値は、1個当たりの容量値をCとすると、前者はC/6、後者はC/8となる。
今、負荷17が定電流Iを消費しているとすると、電源装置11による負荷17の駆動可能時間tは、従来の場合がC/6×1.5=I×tより、t=0.25×C/Iとなる。一方、本実施の形態の場合、C/8×5.5=I×tより、t=0.6875×C/Iとなる。ゆえに、本実施の形態の方が従来よりも2.75倍(=0.6875/0.25)長く負荷17を駆動し続けることができる。
次に、制御部59は、主電源15の電圧Vbが回復しない異常状態であるので、主電源15の異常を示す信号をデータ信号dataとして車両側制御回路に送信し(S59)、図3のサブルーチンを終了する。これを受け、車両側制御回路は主電源15が異常であることを運転者に警告し修理を促す。
このように動作することにより、主電源15が断線等により電力を負荷17に供給できない異常状態になっても、あらかじめ満充電しておいた第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力を負荷17に供給することができるので、車両制動が可能となり高信頼性が得られる。また、従来のような第4スイッチによる電力損失がない上に、上記のように高電圧(16V)状態から負荷17に電力を供給できるので、負荷17の駆動時間を延長でき、さらなる高信頼性が得られる。さらに、電気二重層キャパシタの追加個数を抑制し昇圧回路も不要な構成としたので、低コスト化も実現できる。
次に、車両の使用を終えることによる電源装置11の使用終了時の動作について図4のフローチャートにより説明する。車両側制御回路から制御部59に車両の使用を終了する信号(例えばイグニションオフ信号)が入力されると、制御部59は図4のサブルーチンを実行する。これにより、制御部59は放電回路51に対し第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力を放電するよう放電制御信号Dcontを送信する(S71)。これを受け、放電回路51は第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力を放電する。その後、図4のサブルーチンを終了する。
このように動作することにより、次回の車両起動時に第1蓄電部35を充電する際、第3スイッチ45がオンになり第2正極43と第2負極47が短絡しても、第2蓄電部41は放電されているので大電流が流れることはない。また、第1蓄電部35と第2蓄電部41の放電により、両者の寿命を延ばすことができる。
以上の構成、動作により、主電源15から負荷17へ直接給電する配線経路を設けるとともに、第2負極47を主電源の負極19に直接接続する構成とし、電源装置11の使用終了時に第1蓄電部35と第2蓄電部41の電力を放電回路51で放電しているので、第1蓄電部35の充電時に第3スイッチ45をオンにすることで第2蓄電部41が短絡しても大電流が流れることなく第1蓄電部35を充電でき、さらに従来の第4スイッチがないので、その電力損失が発生しない上に、主電源15の異常時や電圧低下時には第1蓄電部35と第2蓄電部41の合計電圧Vtが負荷17に印加されるので、負荷17の駆動時間を延長することができる電源装置を実現できる。
なお、本実施の形態において第1蓄電部35と第2蓄電部41には電気二重層キャパシタを用いたが、これは電気化学キャパシタ等の他の蓄電素子でもよい。さらに、第1蓄電部35と第2蓄電部41は複数の電気二重層キャパシタを直列に接続した構成としたが、これに限定されるものではなく、負荷17が要求する電力仕様に応じて直並列接続としてもよい。
また、電源装置11を車両制動システムの補助電源に適用した場合を例示したが、これは車両使用中に1回だけ補助的に電力を必要とする他の負荷に用いてもよい。なお、車両使用中に何度も補助電力を必要とするハイブリッド車や電動パワーステアリング、電動過給器等の各システムに対しては、本実施の形態の電源装置11における回路構成上、補助電力を使用した後は一度放電回路51で残余の電力を放電してから再充電する必要があり、その間、補助電力が使用できなくなる。従って、放電と再充電が間に合わない用途では適用できないので、放電と再充電に要する時間以上の間隔で補助電力を使用するシステムに本実施の形態の電源装置11を適用することが望ましい。
また、本実施の形態では車両用の補助電源として電源装置11を適用した場合について述べたが、これは非常用補助電源として用いてもよい。この場合、負荷17への電力は一般交流電源から供給され、その停電時に電源装置11から負荷17に電力を供給することになるが、特に電源装置11と負荷17が離れていたり、負荷17が多数存在する構成に対して有効である。すなわち、これらの構成では負荷17の負極を第2蓄電部41の第2負極47に別の配線系統で直接接続することが困難となるので、本実施の形態と同様に負荷17の負極と第2負荷47をグランドに接続する構成となる。動作としては、非停電時に電源装置11があらかじめ第1蓄電部35と第2蓄電部41を満充電にしておき、停電時に負荷17に電力を供給し、停電回復後に第1蓄電部35と第2蓄電部41を放電してから再度満充電する。このような用途であれば、停電の繰り返し発生頻度が低いので、前記した放電と再充電に要する時間以上の間隔で補助電力を使用するシステムに相当し、好適に電源装置11が適用できる。
本発明にかかる電源装置は、主電源の異常時や電圧低下時における負荷の駆動時間を延長できるので、特に主電源の異常時に負荷へ電力を供給する車両用補助電源としての電源装置等として有用である。
本発明の実施の形態における電源装置のブロック回路図 本発明の実施の形態における電源装置の起動時のフローチャート 本発明の実施の形態における電源装置の通常動作時のフローチャート 本発明の実施の形態における電源装置の使用終了時のフローチャート 従来の電源装置の概略ブロック回路図 従来の電源装置を車両用補助電源に適用した時の概略ブロック回路図 従来の電源装置の負荷の負極をグランドに接続した時の概略ブロック回路図
符号の説明
11 電源装置
15 主電源
17 負荷
19 主電源の負極
21 負荷の負極
23 主電源の正極
25 負荷の正極
27 充電回路
29 主電源電圧検出回路
31 第1スイッチ
33 第2スイッチ
35 第1蓄電部
37 第1正極
39 第1負極
41 第2蓄電部
43 第2正極
45 第3スイッチ
47 第2負極
53 切替スイッチ
55 第1ダイオード
57 第2ダイオード
59 制御部

Claims (5)

  1. 主電源の負極と負荷の負極が接続された状態で、前記主電源の正極と前記負荷の正極の間に接続される電源装置であって、
    前記電源装置は、前記主電源の正極に接続された充電回路、および主電源電圧検出回路と、
    前記充電回路に一端が接続された第1スイッチ、および第2スイッチと、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチの他端に、それぞれ第1正極と第1負極が接続された第1蓄電部と、
    前記第1負極と前記主電源の負極の間に接続された第3スイッチと、
    前記第1負極に第2正極が、前記主電源の負極に第2負極が、それぞれ接続された第2蓄電部と、
    前記第1正極に接続された放電回路と、
    前記第1正極に一端が接続された切替スイッチと、
    前記負荷の正極と前記切替スイッチの他端の間、および前記負荷の正極と前記主電源電圧検出回路の間に、それぞれ前記負荷の正極がカソードになるように接続されたダイオードと、
    前記充電回路、主電源電圧検出回路、第1スイッチ、第2スイッチ、第3スイッチ、放電回路、および切替スイッチと接続された制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1蓄電部と前記第2蓄電部を充電する際に、まず前記切替スイッチをオフにし、
    前記第2スイッチをオフにするとともに、前記第1スイッチと前記第3スイッチをオンにした状態で、前記充電回路により前記第1蓄電部を充電した後、
    前記第1スイッチと前記第3スイッチをオフにするとともに、前記第2スイッチをオンにした状態で、前記充電回路により前記第2蓄電部を充電し、
    前記第2蓄電部の充電が終了すると、前記第1スイッチ、第2スイッチ、および第3スイッチをオフにし、
    前記主電源電圧検出回路で検出した前記主電源の電圧(Vb)が既定電圧を下回ると、前記切替スイッチをオンにして前記第1蓄電部と前記第2蓄電部の電力を前記負荷に供給し、
    使用終了時に前記第1蓄電部と前記第2蓄電部の電力を前記放電回路で放電するようにした電源装置。
  2. 満充電時の前記第1蓄電部と前記第2蓄電部の合計電圧(Vt)は、前記負荷の許容上限電圧となるようにした請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記第1蓄電部と前記第2蓄電部の満充電電圧は、それぞれ前記主電源の電圧(Vb)以下になるようにした請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記第1蓄電部と前記第2蓄電部の充電中において、前記制御部は前記主電源の電圧(Vb)が前記既定電圧を下回っても前記切替スイッチをオフのままにするようにした請求項1に記載の電源装置。
  5. 前記第1スイッチの両端子間には、オフ状態の時にいずれの方向にも実質的に電流が流れないような構成とした請求項1に記載の電源装置。
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