JP2000299933A - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JP2000299933A
JP2000299933A JP11196690A JP19669099A JP2000299933A JP 2000299933 A JP2000299933 A JP 2000299933A JP 11196690 A JP11196690 A JP 11196690A JP 19669099 A JP19669099 A JP 19669099A JP 2000299933 A JP2000299933 A JP 2000299933A
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electric double
double layer
layer capacitor
path
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JP11196690A
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Takehiko Matsuoka
武彦 松岡
Katsutoshi Miyajima
勝利 宮島
Hiromasa Kubo
裕政 久保
Takeshi Hirano
剛 平野
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Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】損失を生じさせることなく蓄電素子の過充電を
防止する。 【解決手段】放電経路1に直列接続された複数の蓄電素
子C1nをチョークコイルL1を介して充電用電源DC
PS1により充電したうえで、放電経路1を介して負荷
RLに給電する充電装置において、蓄電素子C1nそれ
ぞれを充電用電源DCPS1に対して並列接続する充電
経路21nを設け、この充電経路21nに対して蓄電素
子C1nそれぞれを個別に開閉操作するスイッチング素
子Q11n,Q21n-1の操作を、電圧測定回路3で測
定した蓄電素子C1nそれぞれの端子電圧に基づいて制
御回路4で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電経路に直列接
続された複数の蓄電素子を充電して負荷に給電する充電
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、不安定な直流電源(例えば、太
陽電池)から安定な電源を必要とする負荷に給電する場
合に、直流電源と負荷との間に充電装置を介装すること
が行われている。このような用途に用いられる充電装置
として、従来から、図8に示すように、直列接続された
複数の電気二重層コンデンサC1nと、電気二重層コン
デンサC1nの充電を制御する充電回路50と、充電さ
れた電気二重層コンデンサC1nの放電を制御する放電
回路51とを備えて構成されたものがある。なお、図8
中、符号DCPS1は充電用電源であり、RLは負荷で
ある。
【0003】このような充電装置においては、図9に示
すように、各電気二重層コンデンサC1nの過充電を防
止するために、電気二重層コンデンサC1n毎に過電圧
防止回路521nが設けられている。過電圧防止回路5
1nそれぞれは、図10に示すように、分圧抵抗R
1、R2と、3端子シャントレギュレータ53と、3端
子シャントレギュレータ53に直列に接続された電流制
限抵抗R4と、スイッチング素子54と、スイッチング
素子54に直列に接続された過電流消費抵抗R3と、シ
ョットキーダイオード55とをそれぞれ電気二重層コン
デンサC1nに対して並列に接続することで構成されて
いる。この過電圧防止回路521nは次のようにして電
気二重層コンデンサC1nに過電圧が印加されることを
防止している。すなわち、各電気二重層コンデンサC1
nが過電圧まで充電されると、スイッチング素子54
が動作して充電電流をバイパス経路BYに迂回させ、充
電電流をバイパス経路BYに設けられた過電流消費抵抗
R3で消費させることで、電気二重層コンデンサC1n
が過充電されることを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の過電圧防止回路521nを備えた充電装置で
は、電気二重層コンデンサC1nが過充電されないよう
に、放電電流を過電流消費抵抗R3に消費させる構成で
あるために、過充電を防止する動作における損失が大き
いという課題があった。
【0005】したがって、本発明においては、損失を生
じさせることなく蓄電素子の過充電を防止できる充電装
置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のような手
段によって、上述した課題の解決を達成している。請求
項1に係る発明では、放電経路に直列接続された複数の
蓄電素子を有し、当該蓄電素子をチョークコイルを介し
て充電用電源により充電したうえで、前記放電経路を介
して外部に出力する充電装置であって、前記蓄電素子そ
れぞれを前記充電用電源に対して並列に接続する充電経
路と、前記充電経路に対して前記蓄電素子それぞれを個
別に開閉操作する開閉手段と、前記蓄電素子それぞれの
端子電圧を測定する測定手段と、前記測定手段が測定し
た各蓄電素子の端子電圧に基づいて前記開閉手段の開閉
制御を行う制御手段とを有することに特徴を有してお
り、これにより、次のような作用を有する。すなわち、
測定手段による蓄電素子の端子電圧の測定で、蓄電素子
が満充電されたことを制御手段が検出すると、制御手段
は、満充電された蓄電素子に対応する開閉手段を開操作
するように制御する。そのため、満充電された蓄電素子
が過充電されることが防止される。さらには、このよう
な過充電防止を開閉手段の開操作により行うので、過充
電防止動作において損失は生じない。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載の充
電装置であって、前記制御手段は、前記測定手段が測定
した前記端子電圧と予め設定された電圧指令値との間の
差分に応じて前記開閉手段の回路閉時間を増減制御する
ことに特徴を有しており、これにより次のような作用を
有する。すなわち、測定手段が測定した前記端子電圧と
予め設定された電圧指令値との間の差分に応じて前記開
閉手段の回路閉時間を増減制御することで、充電途中に
おける蓄電素子の電圧をフィードバックして充電制御す
ることになり、蓄電素子相互において、充電途中におけ
る端子電圧が突出することなく揃うことになる。
【0008】なお、これら請求項において、蓄電素子と
記載した素子は、充電した電力を放電する素子一般を示
す概念であって、例えば、電気二重層コンデンサ、電解
コンデンサ、2次電池等の素子がその例として挙げられ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0010】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1の充電装置の構成を示す
回路図であり、図2は電圧測定回路の構成を示す回路図
である。
【0011】この充電装置は、出力が一定しない直流電
源(例えば、太陽電池)からなる充電用電源DCPS1
の出力を昇圧して負荷RLに給電する充電装置であっ
て、複数の電気二重層コンデンサC1nと、放電経路1
と、充電経路21nと、電圧測定回路3と、制御回路4
とを備えている。
【0012】放電経路1は、電気二重層コンデンサC1
nを負荷RLに接続する電気経路であって、負荷RL
に対して各電気二重層コンデンサC1nを直列に接続し
ている。放電経路1には電気二重層コンデンサC1n
放電に基づいて負荷RLに電力を供給するDC−DCコ
ンバータConv1が設けられている。なお、DC−DC
コンバータConv1は省略してもよい。
【0013】充電経路21nは、各電気二重層コンデン
サC1nを充電用電源DCPS1に接続する電気経路で
あって、各充電経路21nは直流電源DCPS1に対し
て各電気二重層コンデンサC1nを並列に接続してい
る。充電経路21nには、充電電流を平滑するチョーク
コイルL1が設けられている。チョークコイルL1は、
電気二重層コンデンサC1nの正極側もしくは負極側、
あるいはその両方に設けられており、各充電経路21n
の間で共通する電気経路上に配置されている。
【0014】充電経路21nのうち、充電用電源DCP
S1の正極に最も近接する位置に設けられた電気二重層
コンデンサC1の充電経路21には、逆流防止ダイオード
D0 1と、スイッチング素子Q21とが設けられている。
逆流防止ダイオードD01は、電気二重層コンデンサC1
の正極側に設けられている。スイッチング素子Q2
1は、電気二重層コンデンサC1の負極側に設けられてい
る。また、充電経路21 nのうち、直流電源DCPS1
の負極に最も近接する位置に設けられた電気二重層コン
デンサCnの充電経路2nには、スイッチング素子Q1n
と逆流防止ダイオードD02とが直列配置されている。
スイッチング素子Q1nは、電気二重層コンデンサCn
正極側に設けられている。逆流防止ダイオードD0
2は、電気二重層コンデンサCnの負極側に設けられてい
る。逆流防止ダイオードD01、D02は各電気二重層コ
ンデンサC1、C2に順方向電流が流れようとする場合に
はその電流を許容する一方、電気二重層コンデンサ
1、C2に逆方向電流が流れようとする場合には、その
電流を阻止する向きに配設されている。
【0015】電気二重層コンデンサC1、Cn以外の電気
二重層コンデンサC2n-1の充電経路22n-1にはスイ
ッチング素子Q12n-1と、スイッチング素子22n-1
とが設けられている。スイッチング素子Q12n-1は、
電気二重層コンデンサ22n -1の正極側に設けられてい
る。スイッチング素子Q22n-1は、各電気二重層コン
デンサ22n-1の負極側に設けられている。これらスイ
ッチング素子Q12n、およびスイッチング素子Q21
n-1は、例えば、トランジスタから構成されている。
【0016】また、各充電経路21nには、各電気二重
層コンデンサC1nの正極と負極とを短絡する逆流バイ
パス路51nが設けられている。各逆流バイパス路51
nには、逆流許容ダイオードD11nが直列配置され
ている。逆流許容ダイオードD11nは各電気二重層コ
ンデンサC1nに逆方向電流が流れようとする場合の
み、その電流の流れを許容する一方、各電気二重層コン
デンサC1nに順方向電流が流れようとする場合には、
その電流を阻止する向きに配設されている。なお、充電
経路2n-1(直流電源DCPS1の負極に最も近接す
る)に設けられたスイッチング素子Q2n-1にフリーホ
イールダイオードが内蔵されている場合には、このフリ
ーホイールダイオードを、逆流バイパス路5n(充電用
電源DCPS1の負極に最も近接する)の逆流防止ダイ
オードとして用いることができるので、逆流バイパス路
nに設ける逆流防止ダイオードD1nを省略することが
できる。
【0017】電圧測定回路3は、各電気二重層コンデン
サC1nの端子電圧を測定して制御回路4に出力する回
路であって、例えば、図2に示すように構成されてい
る。すなわち、各電気二重層コンデンサC1n-1の両端
電圧を減算増幅器101n-1により減算処理したのち、
減算増幅器101n-1の出力を反転回路111n-1で反
転することで、電圧モニタ出力VM1nを作製して制御
回路4に出力している。なお、充電用電源DCPS1の
負極に最も近接する位置に設けられた電気二重層コンデ
ンサCnの端子電圧を測定する構成においては、減算増
幅器や反転増幅器は必要なく、電気二重層コンデンサC
nの端子電圧を電圧ホロワ回路12を介して端子電圧モ
ニタ出力VMnとして出力すればよい。
【0018】図2に示す電圧測定回路3は、電圧測定回
路3の制御電圧(通常、約15Vに設定されている)が
電気二重層コンデンサC1nの総電圧(直列配置された
電気二重層コンデンサC1nの最も端の端子間から取り
出される電圧)より低い場合に有効な回路構成である。
もし、電圧測定回路3の制御電圧が電気二重層コンデン
サC1nの総電圧より高い場合には、図3に示すようし
て電圧測定回路3’を構成すればよい。すなわち、この
電圧測定回路3’は、上述した電圧測定回路3の構成に
加えて、減算増幅器101nの前段側(減算増幅器10
1nと各電気二重層コンデンサC1nとの間)に、降圧
手段141nを設けている。降圧手段141nは、分圧
抵抗RD1nと、電圧ホロワ回路131nとから構成さ
れている。なお、直流電源DCPS1の負極に最も近接
する位置に設けられた電気二重層コンデンサCnの端子
電圧を測定する構成においては、降圧手段14nを構成
する電圧ホロワ回路13nを設けるために、上述した電
圧ホロワ回路12は省略されている。
【0019】制御回路4は、例えば、CPUから構成さ
れ、電圧測定回路3が出力する各電気二重層コンデンサ
1nの端子電圧モニタ出力VM1nに基づいて、各ス
イッチング素子Q12n、Q21n-1のスイッチング制
御信号SC1nを作製して、各スイッチング素子Q12
n、Q21n-1に出力することで、これらスイッチン
グ素子Q12nQ21n-1をPWM制御(パルス幅変調
制御)している。
【0020】次に、主として制御回路4が行うこの充電
回路の制御動作を図4を参照して説明する。まず、各電
気二重層コンデンサC1nの過電圧レベルに応じて、電
圧指令値VOを設定して制御回路4に記憶しておく。そ
のうえで制御回路4は、図4(a)に示すように、三角
波キャリアTCを作製し、作製した三角波キャリアTC
と、電圧指令値VOとを比較して図4(b)に示すパル
ス信号PSを作製する。このパルス信号PSは、三角波
キャリアTCの1波長をパルス間隔T1とし、電圧指令
値VOより三角波キャリアTCの方が高レベル(TC>
O)となる期間T2だけ選択的にHIGHとなる。す
なわち、パルス信号PSは、パルス間隔=期間T1、パ
ルス幅=期間T2となったパルスPが連続したものから
構成される。
【0021】さらに制御回路4は、作製したパルス信号
PSを構成する各パルスPを、スイッチング素子Q12
n、Q1n-1の配列順に順次時間軸方向に振り分ける
ことで、図4(c)に示すように、各スイッチング素子
Q12n、Q1n-1に対応するスイッチング制御信号S
1nを作製する。このようにして作製されるスイッチ
ング制御信号SC1nは、パルス信号PSのパルス間隔
T1×電気二重層コンデンサC1n数をパルス間隔T3
とし、振り分けられた各パルスP1nの出力期間
(T2)だけ選択的にHIGHとなるパルス信号とな
る。さらには、隣接するスイッチング制御信号SC1n
間におけるHIGH期間どうしは、互いに、期間T1だ
け時間軸方向に位置ずれする。したがって、このように
して作製されたスイッチング制御信号SC1nは、パル
ス間隔T3のうち、振り分けられた各パルスP1nのH
IGH期間だけ、対応するスイッチング素子Q12n
1n-1を選択的に閉操作させる信号となる。
【0022】スイッチング制御信号SC1nは制御手段
4から各充電経路21n毎に供給される。すなわち、ス
イッチング制御信号SC1は、充電経路21に設けられた
スイッチング素子Q21に供給される。スイッチング制
御信号SC2n-1は、充電経路22n-1に設けられたス
イッチング素子Q12n-1、Q22n-1に供給される。
スイッチング制御信号SCnは、充電経路2nに設けられ
たスイッチング素子Q1nに供給される。
【0023】以上のようにして作製したスイッチング制
御信号SC1nそれぞれを、互いに同期させた状態で対
応する各スイッチング素子Q12n、Q21n-1に繰り
返し供給することで、各スイッチング素子Q12n、Q
1n-1をスイッチングして各充電経路21nの入切制
御を行い、これにより、充電用電源DCPS1の電流を
各電気二重層コンデンサC1nに供給して充電する。
【0024】具体的には、次のように制御される。すな
わち、充電を開始した当初であって、どの電気二重層コ
ンデンサC1nの充電レベルも過電圧レベルを越えてい
ない場合には、各スイッチング素子Q12n、Q21
n-1に対して、対応するスイッチング制御信号SC1n
が時間軸方向に順次繰り返し供給されるため、スイッチ
ング素子Q12n、Q21n-1は間欠的に入切を繰り返
すことになる。これにより、対応する各充電経路21n
を介して充電用電源DCPS1から各電気二重層コンデ
ンサC1nに間欠的に電力が供給されて充電される。す
なわち、電気二重層コンデンサC1では、スイッチング
制御信号SC1がHIGHとなる期間(スイッチング素
子Q21が閉じられる期間)だけ、充電経路21から間欠
的に充電用電源DCPS1の電力が供給されて充電され
る。同様に、電気二重層コンデンサC 2n-1では、スイ
ッチング制御信号SC2n-1がHIGHとなる期間(ス
イッチング素子Q12n-1、Q22n-1が閉じられる期
間)だけ、充電経路21n-1から間欠的に充電用電源D
CPS1の電力が供給されて充電される。同様に、電気
二重層コンデンサCnでは、スイッチング制御信号SCn
がHIGHとなる期間(スイッチング素子Q1nが閉じ
られる期間)だけ、充電経路2nから間欠的に充電用電
源DCPS1から電力が供給されて充電される。なお、
各充電経路21nが閉じた瞬間(対応するスイッチング
素子Q12n、Q21n-1が閉じた瞬間)に生じるサー
ジ電圧は、各充電経路21nの共通経路上に設けられた
チョークコイルL1により平滑化されて吸収されるた
め、電気二重層コンデンサC1n等に悪影響を及ぼさな
い。本実施の形態では、チョークコイルL1を各充電経
路21nの共通経路上に設けているので、単一のチョー
クコイルL1ですべての充電経路21nのサージ電圧を
平滑化することができる。
【0025】なお、各充電経路21nが開いている期間
(対応するスイッチング制御信号SC1nがLOWとな
る期間)においては、チョークコイルL1に蓄えられた
エネルギーは、チョークコイルL1→逆流防止ダイオー
ドD01→電気二重層コンデンサC1→C2→…→Cn→逆
流防止ダイオードD02の経路で各電気二重層コンデン
サC1nに充電される。
【0026】このようにして各電気二重層コンデンサC
1nを充電しながら、電圧測定回路3において充電中の
各電気二重層コンデンサC1nの端子電圧を測定して、
その単位電圧モニタ出力VM1nを制御回路4に出力す
る。制御回路4では、入力される各電気二重層コンデン
サC1nの端子電圧モニタ出力VM1nと、予め、記憶
している過電圧レベルとを常時比較する。そして、端子
電圧モニタ出力V1nが過電圧レベルを越えた時点で、
その電気二重層コンデンサC1nの充電を司るスイッチ
ング制御信号SC1nの出力を選択的に停止する。する
と、出力を停止されたスイッチング制御信号SC1n
対応するスイッチング素子Q12n、Q21n-1は、間
欠的に閉じることなく開いたままの状態を維持すること
となり、これらスイッチング素子Q12n、Q21n-1
が配設された充電経路21nには通電されなくなる。こ
れにより、過電圧となって充電停止を行う必要のある電
気二重層コンデンサC1nには、電力が供給されなくな
り、充電が停止する。このとき、充電を停止する電気二
重層コンデンサC1nに接続される充電経路21n
は、スイッチング素子Q12n、Q21n-1を開放して
通電を停止するため、充電停止中にこの充電経路21n
で損失が生じることはない。
【0027】以上のようにして、各電気二重層コンデン
サC1nにおいて過充電を生じさせることなく、すべて
の電気二重層コンデンサC1nの充電を行う。そして、
所望する電圧まで充電が完了したことを図示しない放電
回路が検知すると、放電回路は、放電経路1を閉じる操
作を行って、充電した電力を負荷RLに供給する。な
お、本実施の形態では、これら電気二重層コンデンサC
1nの両端からその最大電力を放電するように構成して
いるが、電力の取り出しは、所望する電力に応じて、電
気二重層コンデンサC1nの任意の接続点から行うこと
もできる。そのような場合においても、損失を生じさせ
ることなく充電した電力の取り出しが可能となる。
【0028】また、本実施の形態で説明した本発明の構
成では、充電用電源DCPS1の出力をスイッチング制
御するスイッチング素子Q12n、Q21n-1を設けて
いるので、充電用電源DCPS1が太陽電池等の不安定
な直流電源である場合には、これらスイッチング素子Q
2n、Q21n-1を用いて、充電用電源DCPS1の
最大電力点追従制御を行うこともできる。
【0029】上述した実施の形態1の構成では、昇圧動
作しか行なうことができない。満充電時における電気二
重層コンデンサC1〜Cnの合計電圧が充電用電源DCP
S1の最大電圧よりも十分高い場合において、実施の形
態1の構成で降圧動作も行わせる必要があるときには、
次のような回路構成を追加すればよい。すなわち、図5
に示すように、充電用電源DCPS1と充電用経路21
nとの間に降圧型チョッパ20を設ける。降圧型チョ
ッパ20は、トランジスタ等からなるスイッチング素子
Q3と、コンデンサ22と、ダイオード23とを備えて
いる。スイッチング素子Q3は充電用電源DCPS1の
正極とチョークコイルL1との間に直列に接続されてい
る。コンデンサ22は、スイッチング素子Q3のコレク
タと充電用電源DCPS1の負極との間にあってこの充
電装置に対して並列に接続配置されている。ダイオード
23はスイッチング素子Q3のエミッタと充電用電源D
SPS1の負極との間にあってこの充電装置に対して並
列に接続配置されている。なお、図5では、降圧型チョ
ッパ20以外の構成については、図1の回路構成と同様
の構成を備えているため、図1と同一ないし同様の部分
には同一の符号を付し、それらについての説明は省略す
る。
【0030】次に、この変形例による充電動作を説明す
る。電気二重層コンデンサC1〜Cnの合計電圧よりも充
電用電源DCPS1の電圧が高い場合には、スイッチン
グ素子Q12〜Q1nおよびスイッチング素子Q21〜Q
n-1を全て開状態にした上で、スイッチング素子Q3
だけを制御回路4によりPWM制御することで開閉動作
させて電気二重層コンデンサC1〜Cnを充電する(降圧
動作)。一方、電気二重層コンデンサC1〜Cnの合計電
圧よりも充電用電源DCPS1の電圧が低い場合には、
スイッチング素子Q3を常時閉状態にしたうえで、前述
した実施の形態1と同様のPWM制御によりスイッチン
グ素子Q21〜Q2n-1を開閉動作させることで、電気二
重層コンデンサC1〜Cnを充電する(昇圧動作)。な
お、図5においては、降圧動作時の電流の流れを1点鎖
線の矢印で示しており、昇圧動作時に電流の流れを2点
鎖線の矢印(図1と同様)で示している。
【0031】上述した変形例では、降圧型チョッパ20
を設けることで降圧動作を可能にしていたが、同様の位
置にDC/DCコンバータを設けることで降圧動作を可
能にすることもできる。
【0032】次に、昇圧/降圧両方の動作を行うことが
できる本発明の実施の形態2の充電装置の構成を説明す
る。
【0033】実施の形態2 図6は本発明の実施の形態2の充電装置の構成を示す回
路図である。なお、本実施の形態の充電装置の構成は基
本的には実施の形態1と同様であり、同一ないし同様の
部分には、同一の符号を付し、それらに付いての詳細な
説明は省略する。
【0034】この充電装置は、図6に示すように、充電
経路21’と、各逆流バイパス路51n’と、チョーク
コイルL11nに特徴がある。すなわち、電気二重層コ
ンデンサC1の充電経路である充電経路21’には、スイ
ッチング素子Q11と、スイッチング素子Q21が設けら
れている。スイッチング素子Q11は、実施の形態1の
逆流防止ダイオードD01に代わって電気二重層コンデ
ンサC1の正極側に設けられており、スイッチング素子
Q21は、実施の形態1と同様、電気二重層コンデンサ
2の負極側に設けられている。さらには、実施の形態
1におけるチョークコイル1に代わって、逆流バイパス
路51n’それぞれに、チョークコイルL11mが設け
られている。ここで、隣接する逆流バイパス路51n
は、その電気経路の一部を共用化して構成されている。
そこで、本実施の形態では、隣接するバイパス路5
1n’においては、共用化している電気経路にチョーク
コイルL 1mを設けることで、チョークコイルL1m
共用化しており、これによりチョークコイルL1mの数
を削減(n>m、n:実施の形態1のチョークコイルの
数、m:実施の形態2のチョークコイルの数)してい
る。このようにして隣接するバイパス路51n’におい
てチョークコイルL1mを共用化しても、チョークコイ
ルL1mの動作に不都合は生じない。しかしながら、バ
イパス路51n’それぞれに応じてチョークコイルを設
けてもよいのはいうまでもない。
【0035】次に、主として制御回路4が行うこの充電
回路の制御動作を実施の形態1と同様、図4に基づいて
説明する。まず、各電気二重層コンデンサC1nの過電
圧レベルに応じて、電圧指令値VOを設定して制御回路
4に記憶しておく。そのうえで制御回路4は、図4
(a)に示すように、三角波キャリアTCを作製し、作
製した三角波キャリアTCと、電圧指令値VOとを比較
して図4(b)に示すパルス信号PSを作製する。この
パルス信号PSは、三角波キャリアTCの1波長をパル
ス間隔T1とし、電圧指令値VOより三角波キャリアT
Cの方が高レベル(TC>VO)となる期間T2だけ選
択的にHIGHとなる。すなわち、パルス信号PSは、
パルス間隔=期間T1、パルス幅=期間T2となったパ
ルスPが連続したものから構成される。
【0036】さらに制御回路4は、作製したパルス信号
PSを構成する各パルスPを、スイッチング素子Q11
n、Q21n-1の配列順に順次時間軸方向に振り分け
ることで、図4(c)に示すように、各スイッチング素
子Q11n、Q21n-1に対応するスイッチング制御信
号SC1nを作製する。このようにして作製されるスイ
ッチング制御信号SC1nは、パルス信号PSのパルス
間隔T1×電気二重層コンデンサC1n数をパルス間隔
T3とし、振り分けられた各パルスP1nの出力期間だ
け選択的にHIGHとなるパルス信号となる。さらに
は、各スイッチング制御信号SC1nにおけるHIGH
期間どうしは、互いに、期間T1だけ時間軸方向に位置
ずれする。したがって、このようにして作製されたスイ
ッチング制御信号SC1nは、パルス間隔T3のうち、
振り分けられた各パルスP1nのHIGH期間だけ、対
応するスイッチング素子Q11n、Q21n-1を選択的
に閉操作させる信号となる。
【0037】スイッチング制御信号SC1nは各充電経
路21n’毎に供給される。すなわち、スイッチング制
御信号SC1は、充電経路21’に設けられたスイッチン
グ素子Q11、Q21に供給される。スイッチング制御信
号SC2n-1は、充電経路2 2n-1’に設けられたスイ
ッチング素子Q12n-1、Q22n-1に供給される。ス
イッチング制御信号SCnは、充電経路2n’に設けられ
たスイッチング素子Q1nに供給される。
【0038】以上のようにして作製したスイッチング制
御信号SC1nそれぞれを、互いに同期させた状態で対
応する各スイッチング素子Q11n、Q21n-1に繰り
返し供給することで、各スイッチング素子Q11n、Q
1n-1をスイッチングして各充電経路21n’の入切
制御を行い、これにより、充電用電源DCPS1の電流
を各電気二重層コンデンサC1nに供給して充電する。
【0039】具体的には、次のように制御される。すな
わち、充電を開始した当初であって、どの電気二重層コ
ンデンサC1nの充電レベルも過電圧レベルを越えてい
ない場合には、各スイッチング素子Q11n、Q21
n-1に対して、対応するスイッチング制御信号SC1n
が時間軸方向に順次繰り返し供給されるため、スイッチ
ング素子Q11n、Q21n-1は間欠的に入切を繰り返
すことになる。これにより、対応する各充電経路2
1n’を介して充電用電源DCPS1から各電気二重層
コンデンサC1nに間欠的に電力が供給されて充電され
る。すなわち、電気二重層コンデンサC1では、スイッ
チング制御信号SC1がHIGHとなる期間(スイッチ
ング素子Q11、Q21が閉じられる期間)だけ、充電経
路21’から間欠的に充電用電源DCPS1の電力が供
給されて充電される。同様に、電気二重層コンデンサC
2n-1では、スイッチング制御信号SC2n-1がHIG
Hとなる期間(スイッチング素子Q12n-1、Q22
n-1が閉じられる期間)だけ、充電経路21n-1’から
間欠的に充電用電源DCPS1の電力が供給されて充電
される。同様に、電気二重層コンデンサCnでは、スイ
ッチング制御信号SCnがHIGHとなる期間(スイッ
チング素子Q1nが閉じられる期間)だけ、充電経路
n’から間欠的に充電用電源DCPS1の電力が供給
されて充電される。なお、各充電経路21n’が閉じた
瞬間(対応するスイッチング素子Q11n、Q21n-1
が閉じた瞬間)に生じるサージ電圧、電流は、各充電経
路21n’に設けられたチョークコイルL11mにより
平滑化されて吸収されるため、電気二重層コンデンサC
1n等に悪影響を及ぼさない。
【0040】なお、各充電経路21n’が開いている期
間(対応するスイッチング制御信号SC1nがLOWと
なる期間)においては、チョークコイルL11mに蓄え
られたエネルギーは、各逆流バイパス路51n’を介し
て各電気二重層コンデンサC 1nに充電される。
【0041】このようにして各電気二重層コンデンサC
1nを充電しながら、電圧測定回路3において充電中の
各電気二重層コンデンサC1nの端子電圧を測定して、
その単位電圧モニタ出力VM1nを制御回路4に出力す
る。制御回路4では、入力される各電気二重層コンデン
サC1nの端子電圧モニタ出力VM1nと、予め、記憶
している過電圧レベルとを常時比較する。そして、端子
電圧モニタ出力V1nが過電圧レベルを越えた時点で、
その電気二重層コンデンサC1nの充電を司るスイッチ
ング制御信号SC1nの出力を選択的に停止する。する
と、出力を停止されたスイッチング制御信号SC1n
対応するスイッチング素子Q12n、Q21n-1は、間
欠的に閉じることなく開いたままを維持することとな
り、これらスイッチング素子Q12n、Q21n-1が配
設された充電経路21n’には通電されなくなる。これ
により、過電圧となって充電停止を行う必要のある電気
二重層コンデンサC1nには電力が供給されなくなり、
充電が停止する。このとき、充電を停止する電気二重層
コンデンサC1nに接続される充電経路21n’では、
スイッチング素子Q11n、Q21n-1を開放して通電
を停止するため、充電停止中にこの充電経路21n’で
損失が生じることはない。
【0042】以上のようにして、各電気二重層コンデン
サC1nにおいて過充電を生じさせることなく、すべて
の電気二重層コンデンサC1nの充電を行う。そして、
所望する電圧まで充電が完了したことを図示しない放電
回路が検知すると、放電回路は、放電経路1を閉じる操
作を行って、充電した電力を負荷RLに供給する。
【0043】本発明では、以上のようにして均等な充電
動作を行うのであるが、上述した各実施の形態では、各
スイッチング制御信号SC1nのパルス幅は電圧指令値
Oと三角波キォリアTCとの比較により設定されるよ
うになっている。そのため、スイッチング制御信号SC
1nのパルス幅は常時一定となっている。これに対し
て、各電気二重層コンデンサC1nの充電特性にある程
度のばらつきが生じるのは避けられない。そのため、パ
ルス幅が一定であるスイッチング制御信号SC1nによ
って、充電特性が互いに異なる各電気二重層コンデンサ
1nの充電制御を行った場合では、各電気二重層コン
デンサC1nがばらばらの充電経過を辿った末に、過電
圧レベルにおいて、互いの端子電圧を揃えることができ
る。しかしながら、充電途中の任意の時点において、各
電気二重層コンデンサC1nの端子電圧のレベルを揃え
ることは困難である。
【0044】これに対して、電気二重層コンデンサC1
nといった蓄電素子においては、充電時における端子
電圧が高くなる程、寿命が短くなることが知られてお
り、充電途中における端子電圧が不均等のまま継続使用
すると、充電時における端子電圧が高いままで充電操作
を継続してきた蓄電素子の寿命が他のものに比べて短く
なる結果、各電気二重層コンデンサC1nの寿命がばら
つくという不具合が生じる。
【0045】さらには、充電のばらつきにより各電気二
重層コンデンサC1nが満充電となるタイミングにもず
れが生じる。そのため、すべての電気二重層コンデンサ
1nが満充電となった時点で放電するのであればよい
が、一部の電気二重層コンデンサC1nで満充電となら
ない時点で放電を行った場合、満充電とならない電気二
重層コンデンサC1nでは、満充電となったものより先
に放電が終了してしまう。すると、放電を終えた電気二
重層コンデンサC1nに対して、逆流防止ダイオードD
1nを介して放電電流が流れ、このときわずかである
が逆流防止ダイオードD11nの順電圧降下により放電
終了電気二重層コンデンサC1nが逆充電されてしま
う。逆充電は、電気二重層コンデンサC1nの寿命を低
下させる要因となることが知られており、逆充電を防止
する対策が必要となる。具体的には、充電途中の任意の
時点における各電気二重層コンデンサC1nの端子電圧
のレベルを揃える必要がある。
【0046】これに対して、本発明の構成において、充
電途中の任意の時点における各電気二重層コンデンサC
1nの端子電圧のレベルを揃えるには、各スイッチング
制御信号SC1nのHIGH期間(パルス幅)を、対応
する電気二重層コンデンサC 1nの端子電圧に応じて増
減させればよい。詳細にいえば次のようになる。すなわ
ち、三角波キォリアTCの各周期Cc1nは、各スイッ
チング制御信号SC1 nに対応しており、各周期Cc1
nは、対応するスイッチング制御信号SC1nのパルス
出力期間に同期している。そこで、図7(a)に示すよ
うに、三角波キャリアTCの各周期Cc1nの直前にお
いて、その周期Cc1nに対応するスイッチング制御信
号SC1nの制御対象である電気二重層コンデンサC1
nの端子電圧(端子電圧モニタ出力VM1n)と、電
圧指令値VOとの間の差分G1n(=VM1n−V0)を
算出する。そして、図7(b)に示すように、算出した
差分G1nと三角波キォリアTCとを比較し、差分G1
nより三角波キャリアTCの方が高レベル(TC>G1
n)となる期間T2’において、HIGH期間となる
パルス信号PS’を作製する。
【0047】さらに制御回路4は、作製したパルス信号
PS’を構成する各パルスP’を、スイッチング素子Q
2n、Q1n-1の配列順に順次時間軸方向に振り分け
ることで、図7(c)に示すように、各スイッチング素
子Q12n、Q1n-1に対応するスイッチング制御信号
SC’1nを作製する。
【0048】このようにして作製したスイッチング制御
信号SC1nに基づいて、上述したのと同様のPWM制
御を行えば、各電気二重層コンデンサC1nの充電時間
を、充電する各タイミングにおける各電気二重層コンデ
ンサC1nの端子電圧をフィードバックさせて設定する
ことができるようになる。これにより、充電途中におい
て、他の電気二重層コンデンサC1nより充電が進行し
ている電気二重層コンデンサC1nの充電時間を短縮す
ることが可能となり、他の電気二重層コンデンサC1n
と充電状態を揃えることができる。そのため、充電途中
の任意の時点における各電気二重層コンデンサC1n
端子電圧のレベルを常時ほぼ均等に維持することができ
る。
【0049】また、上述した各実施の形態では、作製し
たパルス信号PSを単パルス毎にスイッチング素子Q1
2n、Q21n-1等に振り分けることでスイッチング制
御信号SC1nを構成していたが、パルス信号PSを複
数パルス毎にスイッチング素子Q12n、Q21n-1
に振り分けることでスイッチング制御信号SC1nを構
成してもよい。そうすれば、制御速度の比較的遅い制御
回路4を用いることも可能となる。
【0050】また、上述した実施の形態では、蓄電素子
として、電気二重層コンデンサを用いていたが、本発明
はこの他、電解コンデンサ、2次電池等の他の蓄電素子
の充電装置においても実施できるのはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1によれ
ば、損失を生じさせることなく蓄電素子の過充電を防止
できる。このような過充電防止効果は、極端の容量の異
なる蓄電素子を混在させたものにおいても十分得られ
る。
【0052】また、請求項2によれば、蓄電素子相互に
おいて、充電途中における端子電圧が突出することなく
揃えることが可能となって充電途中における充電電圧の
均等化が達成できる。これにより、他の蓄電素子に比し
て充電電圧が低い状態の蓄電素子が放電時に逆充電され
るといった不都合を防止することができ、その分、蓄電
素子の長寿命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る充電装置の構成を
示す回路図である。
【図2】実施の形態1の充電装置の電圧測定回路の構成
を示す回路図である。
【図3】電圧測定回路の他の例を示す回路図である。
【図4】実施の形態1の充電装置の充電動作時における
タイムチャートである。
【図5】実施の形態1の変形例の構成を示す回路図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態2に係る充電装置の構成を
示す回路図である。
【図7】実施の形態2の充電装置の充電動作時における
タイムチャートである。
【図8】従来例の充電装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】従来例の充電装置の要部の構成を示すブロック
図である。
【図10】従来例の過充電防止回路の構成を示す回路図
である。
【符号の説明】
1n 電気二重層コンデンサ DCPS1 充
電用電源 RL 負荷 1 放
電経路 21n 充電経路 Q12n
スイッチング素子 Q21n-1 スイッチング素子 3 電
圧測定回路 4 制御回路 51n
流バイパス路 D11n 逆流防止ダイオード 101n
減算増幅器 111n 反転回路 L1 チ
ョークコイル VM1n 端子電圧モニタ出力 SC1n
スイッチング制御信号 VO 電圧指令値
フロントページの続き (72)発明者 宮島 勝利 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 久保 裕政 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 平野 剛 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 Fターム(参考) 5G003 AA03 AA06 AA08 BA03 CA12 CC02 DA06 DA12 DA15 FA08 GC05 5G065 AA01 BA00 DA04 EA01 HA04 HA16 JA07 LA01 MA07 MA09 MA10 NA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電経路に直列接続された複数の蓄電素
    子を有し、当該蓄電素子をチョークコイルを介して充電
    用電源により充電したうえで、前記放電経路を介して外
    部に出力する充電装置であって、 前記蓄電素子それぞれを前記充電用電源に対して並列接
    続する充電経路と、 前記充電経路に対して前記蓄電素子それぞれを個別に開
    閉操作する開閉手段と、 前記蓄電素子それぞれの端子電圧を測定する測定手段
    と、 前記測定手段が測定した各蓄電素子の端子電圧に基づい
    て前記開閉手段の開閉制御を行う制御手段と、 を有することを特徴とする充電装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の充電装置であって、 前記制御手段は、前記測定手段が測定した前記端子電圧
    と予め設定された電圧指令値との間の差分に応じて前記
    開閉手段の回路閉時間を増減制御することを特徴とする
    充電装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020090800A (ko) * 2001-05-29 2002-12-05 엘지전자 주식회사 배터리
JP2009055701A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Panasonic Corp 電源装置

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KR20020090800A (ko) * 2001-05-29 2002-12-05 엘지전자 주식회사 배터리
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