JP2009055643A - デジタル放送受信装置、シーン再生プログラム及びキーワード検索プログラム - Google Patents

デジタル放送受信装置、シーン再生プログラム及びキーワード検索プログラム Download PDF

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Tomonari Nishimoto
友成 西本
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秋継 馬場
Kenji Nonoyama
剣司 野々山
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Abstract

【課題】コンテンツを検索する検索情報を含んだメタデータを受信することで、視聴者に対して、番組やシーンを検索するためのキーとなる情報を画面上に提示して、視聴者が所望する番組やシーンを提示することが可能なデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】デジタル放送受信装置1は、コンテンツ(データ放送コンテンツ50a及び映像・音声コンテンツ50b)と、検索情報を含んだメタデータ50cとを蓄積手段50に蓄積し、シーン情報取得手段611によって、データ放送コンテンツ50aに対応したメタデータ50cから、再生中のシーン情報を取得し、シーン情報提示手段612によって、そのシーン情報の一覧を画面上に表示し、シーン選択手段613によって、視聴者の所望するシーンを選択し、映像・音声コンテンツ再生手段62によって、該当するシーンを再生することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送で放送されるメタデータとコンテンツとを受信して、メタデータに記述されている情報に基づいて、コンテンツの視聴を行うデジタル放送受信装置、シーン再生プログラム及びキーワード検索プログラムに関する。
近年、デジタル放送で放送されるコンテンツを家庭内の受信装置で蓄積し、視聴者が放送後にその蓄積したコンテンツを視聴したり、インターネットを介して配信される多チャンネルのコンテンツを受信して視聴したりする、いわゆるサーバ型放送サービスが提案されている。このサーバ型放送サービスでは、視聴者は、放送中のコンテンツと、家庭内の受信装置(ホームサーバ)に蓄積されたコンテンツと、インターネット上のサーバにあるコンテンツとを、伝送路を意識することなくシームレスに利用することができる。
このようなサーバ型放送サービスでは、例えば、番組制作側で映像コンテンツの中のシーンにインデックス(番組インデックス)を付加し、その番組インデックスをメタデータとして提供することで、そのメタデータを受信した受信装置は、視聴者が番組(コンテンツ)内で見たいシーンを簡単に検索し再生することができる。また、受信装置は、電子番組ガイド(EPG:Electric Program Guide)によって、番組表や、番組の内容情報を視聴者に提示することもできる(例えば、非特許文献1参照)。
また、デジタル放送のデータ放送で配信されるデータ放送コンテンツは、映像、音声の番組の内容を補完する情報を提供することができる。例えば、ARIB(社団法人電波産業会)によって策定された、XML(eXtensible Markup Language)ベースのデータ放送向けのページ記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)によって、現在放送しているドラマの登場人物の紹介、スポーツ番組における詳細な競技記録等の番組に関連する情報を画面上に表示させることができる(例えば、非特許文献2参照)。
「デジタル放送に使用する番組配列情報標準規格(ARIB STD−B10)」、3.7版、社団法人電波産業会、平成15年6月5日改定 「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式標準規格(ARIB STD−B24)」、3.7版、第二分冊、社団法人電波産業会、平成15年6月5日改定
しかし、放送と通信とが融合し、多チャンネルで提供されるコンテンツを受信装置で受信して視聴する場合、視聴者は、視聴したいコンテンツや、そのコンテンツに関連する情報(関連情報)を検索することは容易ではない。
また、現在のデジタル放送では、1つの番組(コンテンツ)であっても複数のシーンを同時に配信することが可能である。例えば、スポーツ番組で、野球のシーン、サッカーのシーン等複数のシーンを同時に配信することも可能である。しかし、従来のように、メタデータによって番組インデックスを提供する場合、蓄積している番組で見たいシーンに簡単に早送りすることは可能であるが、放送中の番組で複数のシーンから見たいシーンを選択することはできない。
また、番組やシーンの検索において、例えば、視聴者がある番組のシーンを視聴したいと思っても、その番組を検索するための適切なキーワードを選ぶことは困難である。また、キーワードを予めデータ放送コンテンツに記述しておくことで、そのデータ放送コンテンツの視聴時に、キーワードを視聴者に選択させることも可能である。しかし、この場合、番組制作者側で番組制作毎にデータ放送コンテンツにキーワードを記述する必要があるため、番組制作コストが高くなってしまうという問題がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、コンテンツを検索する検索情報を含んだメタデータを受信することで、視聴者に対して、番組やシーンを検索するためのキーとなる情報を画面上に提示して、視聴者が所望する番組、シーン、あるいはその番組に関連する関連情報を提示することが可能なデジタル放送受信装置、シーン再生プログラム及びキーワード検索プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載のデジタル放送受信装置は、デジタル放送で放送される放送データとして、映像・音声コンテンツと、その映像・音声コンテンツを検索するための検索情報を含んだメタデータと、表示画面の構成を規定したデータ放送コンテンツとを受信し、視聴者が所望する前記映像・音声コンテンツを再生するデジタル放送受信装置であって、放送受信手段と、蓄積手段と、コンテンツ再生手段とを備え、前記コンテンツ再生手段が、検索情報取得手段と、検索情報提示手段と、検索情報選択手段と、映像・音声コンテンツ再生手段とを備える構成とした。
かかる構成によれば、デジタル放送受信装置は、放送受信手段によって、映像・音声コンテンツと、その映像・音声コンテンツを検索するための検索情報を含んだメタデータと、表示画面の構成を規定したデータ放送コンテンツとを受信し、蓄積手段に蓄積する。ここで、映像・音声コンテンツは、映像及び/又は音声からなるストリームデータであって、例えば、MPEG2等の符号化方式によって符号化されたデータある。また、メタデータは、映像・音声コンテンツを検索するための検索情報を記述したデータであって、例えば、番組のタイトル、概要等を記述したメタデータ(番組情報メタデータ)である。さらに、メタデータには、当該メタデータと前記放送データとを対応付けるコンテンツ参照識別子が記述され、かつ、検索情報が映像・音声コンテンツの再生時間に対応付けて記述されている。また、データ放送コンテンツは、データ放送向けのページ記述言語であって、例えば、BML(Broadcast Markup Language)によって記述されたデータである。なお、映像・音声コンテンツ、データ放送コンテンツ及びメタデータは、コンテンツ固有の識別子によって関連付けておく。
このように、デジタル放送受信装置は、放送受信手段によって受信した放送データを蓄積手段に蓄積することで、視聴者が、見たい番組、見たいシーンを放送終了後であっても、再生することが可能になる。なお、以降では、映像・音声コンテンツ及び/又はデータ放送コンテンツとを含めて単にコンテンツ又は番組と呼ぶ場合がある。
そして、デジタル放送受信装置は、コンテンツ再生手段によって、データ放送コンテンツ(BMLコンテンツ)を再生して表示画面のデータを生成する。
なお、このコンテンツ再生手段は、検索情報取得手段によって、蓄積手段に蓄積されている、再生中のデータ放送コンテンツのコンテンツ参照識別子に対応したメタデータから、再生時間に対応した検索情報を取得する。これによって、検索情報をデータ放送コンテンツに埋め込む必要がなく、データ放送コンテンツ作成の手間を省くことができる。
また、コンテンツ再生手段は、検索情報提示手段によって、検索情報取得手段で取得した検索情報を表示画面上に提示し、検索情報選択手段によって、視聴者が所望の検索情報を選択する。これによって、視聴者は表示画面上で検索情報を選択するだけで、視聴者が視聴したい番組を検索することができる。
そして、コンテンツ再生手段は、映像・音声コンテンツ再生手段によって、検索情報選択手段で選択された検索情報に該当する映像・音声コンテンツを再生する。なお、検索情報に該当する映像・音声コンテンツが蓄積手段に蓄積されていない場合は、通信回線を介して、該当する番組を蓄積しているサーバからデータを取得することとしてもよい。
また、請求項2に記載のデジタル放送受信装置は、請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、前記メタデータには、前記検索情報として前記映像・音声コンテンツで再生可能なシーンの情報を示すシーン情報が含まれており、前記検索情報取得手段が、前記データ放送コンテンツに対応した前記メタデータから、前記シーン情報を取得し、前記映像・音声コンテンツ再生手段が、選択されたシーン情報に基づいて、シーンの再生を行うことを特徴とする。
かかる構成によれば、デジタル放送受信装置は、メタデータに記述されたシーン情報に基づいて、検索情報取得手段が、映像・音声コンテンツのシーンの情報を取得することができ、映像・音声コンテンツ再生手段が、シーン単位で番組(映像・音声コンテンツ)の再生を行うことができる。なお、このメタデータには、シーン情報として、シーンを特定するためのタイトル、概要等を記述しておき、検索情報提示手段が、その情報を提示することで、視聴者はシーンの検索を容易に行うことができる。
さらに、請求項3に記載のデジタル放送受信装置は、請求項1又は請求項2に記載のデジタル放送受信装置において、キーワード収集手段と、キーワード提示手段と、キーワード選択手段と、検索実行手段とを備える構成とした。
かかる構成によれば、デジタル放送受信装置は、キーワード収集手段によって、蓄積手段に蓄積されているメタデータから、番組又はシーンを検索するための検索情報であるキーワードを収集する。これは、検索情報としてキーワードを予めメタデータに記述しておくことで可能になる。これによって、蓄積手段に蓄積されている番組全てのキーワードを収集することができ、このキーワードによって、蓄積手段に蓄積されている番組全体を検索対象とすることが可能になる。なお、このキーワードは、メタデータ内に記述された番組を検索するための番組キーワード、シーンを検索するためのシーンキーワード、あるいは番組のジャンル(分野)を示す番組ジャンル等である。
そして、デジタル放送受信装置は、キーワード提示手段によって、キーワード収集手段で収集したキーワードを表示画面上に提示し、キーワード選択手段によって、視聴者が所望のキーワードを選択する。そして、デジタル放送受信装置は、検索実行手段によって、キーワード選択手段で選択されたキーワードに基づいて、蓄積手段に蓄積されているメタデータから、番組又はシーンを検索する。これによって、視聴者は表示画面上でキーワードを選択するだけで、視聴者が視聴したい番組等を検索することができる。
また、請求項4に記載のシーン再生プログラムは、デジタル放送で放送される放送データである、映像・音声コンテンツと、その映像・音声コンテンツで再生可能なシーンの情報を示すシーン情報を前記映像・音声コンテンツの再生時間に対応付けて記述するとともに、当該放送データと対応付けるコンテンツ参照識別子を記述したメタデータと、表示画面の構成を規定したデータ放送コンテンツとに基づいて、視聴者が所望する前記映像・音声コンテンツを再生するために、コンピュータを、シーン情報取得手段、シーン情報提示手段、シーン選択手段、映像・音声コンテンツ再生手段、として機能させることを特徴とする。
かかる構成によれば、シーン再生プログラムは、シーン情報取得手段によって、再生中のデータ放送コンテンツのコンテンツ参照識別子に対応したメタデータから、シーン情報を取得する。そして、シーン情報提示手段によって、シーン情報取得手段で取得したシーン情報を、データ放送コンテンツで規定されている構成に基づいて、表示画面上に提示し、シーン選択手段によって、視聴者が所望のシーンを選択する。これによって、視聴者は表示画面上で選択するだけで、視聴者が視聴したいシーンを検索することができる。
そして、シーン再生プログラムは、映像・音声コンテンツ再生手段によって、シーン選択手段で選択されたシーンに該当する映像・音声コンテンツを再生する。
さらに、請求項5に記載のキーワード検索プログラムは、デジタル放送で放送される放送データとして、映像・音声コンテンツと、その映像・音声コンテンツを検索するための検索情報を前記映像・音声コンテンツの再生時間に対応付けて記述するとともに、当該放送データと対応付けるコンテンツ参照識別子を記述したメタデータと、表示画面の構成を規定したデータ放送コンテンツとを受信し、蓄積装置に蓄積し、視聴者が所望する前記映像・音声コンテンツを検索するために、コンピュータを、キーワード収集手段、キーワード提示手段、キーワード選択手段、検索実行手段、として機能させることを特徴とする。
かかる構成によれば、キーワード検索プログラムは、キーワード収集手段によって、蓄積装置に蓄積されている、再生中のデータ放送コンテンツのコンテンツ参照識別子に対応したメタデータから、再生時間に対応した番組、シーン又はジャンルを検索するための検索情報であるキーワードを収集する。そして、キーワード検索プログラムは、キーワード提示手段によって、キーワード収集手段で収集したキーワードを表示画面上に提示し、キーワード選択手段によって、視聴者が所望のキーワードを選択する。そして、キーワード検索プログラムは、検索実行手段によって、キーワード選択手段で選択されたキーワードに基づいて、蓄積装置に蓄積されているメタデータから、番組(映像・音声コンテンツ)を検索する。これによって、視聴者は表示画面上でキーワードを選択するだけで、視聴者が視聴したい番組を検索することができる。
請求項1に記載の発明によれば、デジタル放送で放送される放送データに含まれるメタデータに、番組を検索するための検索情報を記述しておくため、データ放送コンテンツに、検索情報を埋め込む必要がない。このため、番組制作の手間を省くことができ、番組制作コストを低く抑えることができる。
請求項2、請求項4に記載の発明によれば、メタデータをシーン単位で記述しているため、検索単位を番組のシーンで行うことができる。これによって、番組として複数のシーンが放送される場合であっても、その中から視聴者が所望するシーンを選択して提示することができる。
請求項3、請求項5に記載の発明によれば、メタデータに予めキーワードを記述しておくため、データ放送コンテンツに、キーワードを埋め込む必要がない。このため、番組制作の手間を省くことができ、番組制作コストを低く抑えることができる。また、視聴者は、提示されたキーワードを選択する簡易な操作で、番組やシーンの検索を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[デジタル放送受信装置の構成]
まず、図1を参照して、本発明に係るデジタル放送受信装置の構成について説明する。図1は、デジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタル放送受信装置1は、デジタル放送の放送波Wを介して、放送局等のコンテンツ提供者側から配信されるコンテンツを受信、蓄積し、視聴者に対して、そのコンテンツを再生し、提示するものである。ここでは、デジタル放送受信装置1を、放送受信手段10と、通信送受信手段20と、切り替え手段30と、受信データ管理手段40と、蓄積手段50と、コンテンツ再生手段60と、操作制御手段70と、表示制御手段80とを備えて構成した。
放送受信手段10は、放送波Wを介して、デジタル放送で放送される放送データ(番組データ)を受信するものである。この放送受信手段10は、放送データを受信、復調し、誤り訂正やTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)復号を行い、切り替え手段30に出力する。
この放送データとして放送される番組データは、コンテンツとメタデータとがコンテンツ毎の識別子であるコンテンツ参照識別子(CRID:Content Reference Identifier)によって対応付けられている。ここでコンテンツは、映像及び/又は音声のデータである映像・音声コンテンツと、表示画面の構成を規定するデータ放送コンテンツとからなる。
通信送受信手段20は、インターネット等の通信回線Nを介して、コンテンツ参照識別子(CRID)で特定されるコンテンツを取得するものである。例えば、CRIDとして、“crid://nhk.or.jp/japan_golf_2002/4R”が指定された場合、放送局「NHK(nhk.or.jp)」のサーバ(図示せず)に蓄積されている「2002年の日本オープンゴルフ(japan_golf_2002)」の「4ラウンド(4R)」のコンテンツが特定される。この通信送受信手段20で取得したコンテンツは、切り替え手段30に出力される。
切り替え手段30は、受信データ管理手段40からの指示に基づいて、コンテンツ(及びメタデータ)を、放送波Wを介して放送局から取得するか、通信回線Nを介して放送局等のサーバから取得するかを切り替えるものである。この切り替え手段30は、取得したコンテンツ(及びメタデータ)を、受信データ管理手段40に出力し、蓄積手段50に蓄積する。なお、視聴者が、コンテンツを放送時間帯に視聴する場合(LIVE)は、取得したコンテンツ(及びメタデータ)は、コンテンツ再生手段60にも直接出力される。
受信データ管理手段40は、蓄積手段50に蓄積したコンテンツ(データ放送コンテンツ50a及び映像・音声コンテンツ50b)と、メタデータ50cとを管理するものである。具体的には、受信データ管理手段40は、切り替え手段30から出力されるコンテンツ(及びメタデータ)を取得して蓄積手段50に蓄積する。また、受信データ管理手段40は、コンテンツ再生手段60から要求のあったコンテンツを、蓄積手段50から読み出してコンテンツ再生手段60に出力し、蓄積手段50にそのコンテンツが蓄積されていない場合は、切り替え手段30を切り替えて通信回線Nを介して放送局等のサーバからコンテンツを取得する。
蓄積手段50(蓄積装置)は、受信データ管理手段40で取得したコンテンツ(及びメタデータ)を蓄積するものであって、ハードディスク等の一般的な記録媒体である。この蓄積手段50には、放送波W又は通信回線Nを介して取得したコンテンツ(及びメタデータ)として、データ放送コンテンツ50aと、映像・音声コンテンツ50bと、メタデータ50cとが蓄積される。
ここで、データ放送コンテンツ50aは、データ放送向けのページ記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)によって記述されたデータである。また、映像・音声コンテンツ50bは、映像及び/又は音声のデータ(ストリームデータ)であって、MPEG2等の符号化方式によって符号化されたデータである。また、メタデータ50cは、映像・音声コンテンツ50bの内容を表すデータであって、ここでは、映像・音声コンテンツ50bを検索するための検索情報を含んでいる。
ここで、図8を参照して、メタデータ50cの内容について説明する。図8は、メタデータの内容を説明するための具体例を示した図である。図8(a)は、番組(コンテンツ)そのものの情報を記述した番組情報メタデータの具体例を示した図である。図8(b)は、番組内のシーンの情報を記述したシーン情報メタデータの具体例を示した図である。なお、各メタデータの左側には説明の都合上行番号を付している。
図8に示したように、メタデータは、番組(コンテンツ)そのものの情報を記述したメタデータ(番組情報メタデータ)と、番組のシーンの情報を記述したメタデータ(シーン情報メタデータ)とを含んでいる。
まず、図8(a)を参照して、番組情報メタデータについて説明する。番組情報メタデータは、番組(コンテンツ)の選択・取得の際のキーとなる番組固有の識別子であるコンテンツ参照識別子(CRID;図中crid)によって、番組を特定している。例えば、(1)行目の“crid://nhk.or.jp/japan_golf_2002/4R”によって、放送局「NHK(nhk.or.jp)」のサーバに蓄積されている「2002年の日本オープンゴルフ(japan_golf_2002)」の「4ラウンド(4R)」の番組(コンテンツ)が特定される。
また、(2)行目以降には、番組を検索するための基本情報として、(3)行目の<Title>タグによって番組のタイトル(ここでは、「日本オープンゴルフ」)、(4)行目の<Synopsis>タグによって番組の概要(ここでは、「第67回日本オープンゴルフ、最終日。」)を記述している。さらに、(5)行目から(7)行目には、<Genre>タグ内の<Name>タグによって、番組のジャンル(ここでは、「スポーツ」)を記述している。そして、(8)行目には、<Keyword>タグによって、キーワード(ここでは、「ゴルフ」)を記述している。
このように、番組情報メタデータには、番組(コンテンツ)を検索するための情報である種々の情報を記述することができる。ここでは、番組のタイトル、番組の概要、ジャンル、キーワードを例示したが、これに限定されるものではない。
次に、図8(b)を参照して、シーン情報メタデータについて説明する。番組情報メタデータは、(1)行目に示すようなセグメントID(ここでは、“S4”)によって、番組内のシーンを特定し、(2)行目のコンテンツ参照識別子(CRID)によって、番組を特定している。
また、(3)行目から(10)行目には、シーンの検索を行うための検索情報を記述している。(4)行目の<Title>タグによってシーンのタイトル(ここでは、「ゴルフ」)、(5)行目の<Synopsis>タグによってシーンの概要(ここでは、「3日目13番ホールで、尾崎将司がホールインワン。」)を記述している。さらに、(6)行目から(8)行目には、<Genre>タグ内の<Name>タグによって、シーンのジャンル(ここでは、「スポーツ」)を記述している。そして、(9)行目には、<Keyword>タグによって、キーワード(ここでは、「尾崎将司」)を記述している。
また、(11)行目から(14)行目には、番組におけるシーンの位置を示す時間情報を記述している。例えば、(12)行目には、<MedeiaRelIncrTimePoint>タグによって、番組開始からこのシーンの開始時点までの相対位置を時間(msec等)で記述し、(13)行目には、<MediaDuration>タグによって、シーンの長さを時間(msec等)で記述している。
このように、番組に対応付けて、シーンの情報をメタデータとして記述しておくことで、シーン単位で検索を行うことが可能になる。
図1に戻って、説明を続ける。
コンテンツ再生手段60は、蓄積手段50に蓄積されているコンテンツ(映像・音声コンテンツ50a及びデータ放送コンテンツ50b)、又は切り替え手段30から出力される放送時間帯に視聴(LIVE)するコンテンツを再生するものである。ここで再生されたコンテンツは、表示制御手段80を介して表示装置Dに出力(表示)される。
このコンテンツ再生手段60は、BMLを解析して視聴可能なデータに変換するBMLブラウザとして機能するものである。ここでは、コンテンツ再生手段60を、データ放送コンテンツ再生手段61と、映像・音声コンテンツ再生手段62とを備えて構成した。
データ放送コンテンツ再生手段61は、BMLで記述されたデータ放送コンテンツ50aを解析し、文字、画像等を表示装置Dに表示するための描画データを生成するものである。さらに、データ放送コンテンツ再生手段61は、BMLに埋め込まれたスクリプト言語(ECMAScript、JavaScript(R)等)を実行する機能を有している。
また、データ放送コンテンツ再生手段61は、従来のBMLブラウザとしての機能に加えて、シーン再生サービス、番組関連情報提示サービス及びキーワード検索サービスを提供するために、シーン再生制御手段610と、番組関連情報提示制御手段620と、キーワード検索制御手段630とを備えている。
ここで、図5乃至図7を参照して、シーン再生サービス、番組関連情報提示サービス及びキーワード検索サービスの概要について説明する。図5は、シーン再生サービスの概要を説明するための表示画面例である。図6は、番組関連情報提示サービスの概要を説明するための表示画面例である。図7は、キーワード検索サービスの概要を説明するための表示画面例である。
(シーン再生サービスの概要)
まず、図5を参照して、シーン再生サービスの概要について説明する。シーン再生サービスは、ある番組で複数のシーンが提供可能な場合に、視聴者が視聴したいシーンを選択して再生するサービスである。
図5では、あるスポーツ番組(コンテンツ)が提供するシーン再生サービスにおいて表示装置D(図1参照)に表示される画面例を示している。ここでは、シーンを選択するための複数の検索情報(シーン情報:図8(a)の<Title>タグの内容に相当)として、「今日のトピック(k1)」、「ゴルフ(k2)」、「野球(k3)」及び「サッカー(k4)」を表示画面上に表示している。ここで視聴者がリモコンR(図1参照)の方向キー(矢印キー等)で、シーン情報k1〜k4のフォーカスを移動すると、フォーカスされているシーンの概要がシーン概要提示領域sにされる。例えば、シーン情報で「ゴルフ(k2)」がフォーカスされた場合、シーン概要提示領域sに「3日目13番ホールで、…」(図8(b)の<Synopsis>タグの内容に相当)が表示される。さらに、シーン再生サービスは、視聴者がリモコンRの決定キーで、シーン情報を決定すると、そのシーン情報(例えば、「野球(k3)」)に対応するシーンが、映像領域gに表示される。これによって、視聴者は、視聴したいシーンを簡単な操作で決定し、視聴することができる。
(番組関連情報提示サービスの概要)
次に、図6を参照して、番組関連情報提示サービスの概要について説明する。番組関連情報提示サービスは、現在再生中(視聴中)の番組(コンテンツ)に関連する関連情報として、説明文(関連説明文)の提示や、関連するコンテンツ(関連コンテンツ)の再生を行うサービスである。
図6では、視聴中の番組として、図5で説明したシーン再生サービスによって、シーンが再生されている画面を図示している。すなわち、番組関連情報提示サービスは、シーン情報で「野球(k3)」がリモコンR(図1参照)の決定キーで決定されると、そのシーン情報に対応するシーンが、映像領域gに表示されるとともに、そのシーンに関連する関連情報(関連説明文、関連コンテンツ)を関連説明文提示領域eに、関連コンテンツのタイトルを関連コンテンツ提示領域cにそれぞれ表示する。ここで視聴者がリモコンRの方向キー(矢印キー等)で、関連コンテンツc1〜c4のフォーカスを移動して、リモコンRの決定キーを押下することで関連コンテンツが決定され、その関連コンテンツが映像領域gに表示される。これによって、視聴者は、再生中の番組の関連情報(関連説明文、関連コンテンツ)を簡単な操作で参照することができる。
(キーワード検索サービスの概要)
次に、図7を参照して、キーワード検索サービスの概要について説明する。キーワード検索サービスは、番組(コンテンツ)に付加されるキーワードを表示画面上に提示し、視聴者がそのキーワードを選択することで、そのキーワードに基づいて、番組(コンテンツ)の検索を行うサービスである。
図7では、キーワードに基づいて、番組を検索する番組検索画面例を示している。ここでは、番組検索を行うためのキーワードとして、番組のジャンル(分野)を示すキーワード(番組ジャンルgk)と、番組の内容を示すキーワード(番組キーワードpk)とに基づいて、蓄積装置50(図1参照)内の番組の検索を行った結果(検索結果r1〜r10)を表示画面上に表示している。このキーワード検索サービスでは、視聴者が画面上に表示されたジャンルキーワードgkと番組キーワードpkとを、それぞれリモコンR(図1参照)の方向キー及び決定キーで選択し、検索開始のボタン領域bにフォーカスを移動させ、決定キーを押下することで、蓄積手段50に蓄積されているコンテンツから、該当する番組、シーン等を検索し、例えば、番組のタイトルを検索結果として表示する。そして、視聴者が検索結果r1〜r10をリモコンRで選択することで、選択された番組、シーン等の再生を行う。このように、番組のキーワードの候補が画面上に表示されるので、視聴者は、そのキーワードを選択するだけで、視聴したい番組を検索し視聴することができる。
図1に戻って、データ放送コンテンツ再生手段61の構成の説明を続ける。なお、適宜図5乃至図7の画面を参照して説明を行う。
シーン再生制御手段610は、図5で説明した「シーン再生サービス」の動作を制御するものである。ここでは、シーン再生制御手段610を、シーン情報取得手段611と、シーン情報提示手段612と、シーン選択手段613とを備えて構成した。
シーン情報取得手段611(検索情報取得手段)は、データ放送コンテンツ50aを再生する際に、そのデータ放送コンテンツ50aと対応するメタデータ50cを解析し、そのメタデータ50cに記述されているシーン情報を取得するものである。このシーン情報は、再生可能なシーンの情報であって、例えば、データ放送コンテンツ50aと対応して蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cのシーン情報の<Title>タグ(図8(b)参照)内に記述されたタイトルを用いる。
シーン情報提示手段612(検索情報提示手段)は、シーン情報取得手段611で取得したシーン情報を表示画面上に提示するものである。例えば、図5に示したシーン情報(検索情報)k1〜k4を表示する。
シーン選択手段613(検索情報選択手段)は、操作制御手段70を介して通知される、視聴者が操作するリモコンRの押下信号に基づいて、シーン情報提示手段612で提示したシーン情報から、視聴者が所望するシーン情報を選択するものである。このシーン選択手段613は、リモコンRの決定キーを押下されることでシーンを決定し、コンテンツ参照識別子(CRID)と、シーン(セグメント)の識別子(セグメントID)とを映像・音声コンテンツ再生手段62に通知する。これによって、視聴者が選択したシーンは、表示画面(図5の映像領域g)に表示される。
なお、シーン選択手段613は、リモコンRの決定キーではなく、方向キーによってシーン情報のフォーカスを移動する場合は、メタデータ50cのシーン情報の<Synopsis>タグ(図8(b)参照)内に記述されたシーンの概要を、表示制御手段80を介して表示装置Dの表示画面(図5のシーン概要提示領域s)に表示するものとする。
このように、シーン情報(シーンのタイトルや概要)は、予めメタデータ50cに記述されるので、データ放送コンテンツ50a(BMLコンテンツ)には、番組の内容に依存するデータを記述する必要がなくなり、BMLコンテンツ制作の手間を省くことができる。
番組関連情報提示制御手段620は、図6で説明した「番組関連情報提示サービス」の動作を制御するものである。ここでは、番組関連情報提示制御手段620を、再生時間取得手段621と、関連情報取得手段622と、関連情報提示手段623と、関連情報選択手段624とを備えて構成した。
再生時間取得手段621は、映像・音声コンテンツ再生手段62で、現在再生中の映像・音声コンテンツの再生時間を取得するものである。例えば、再生時間取得手段621は、映像・音声コンテンツ50bを映像・音声コンテンツ再生手段62に送出した時間を受信データ管理手段40から取得する。この受信データ管理手段40は、再生時間を、映像・音声コンテンツ50b内のタイムコードを参照することで取得してもよいし、図示していないタイマを計測することによって取得することとしてもよい。
なお、再生時間取得手段621は、映像・音声コンテンツ再生手段62から、再生時間を取得してもよい。
関連情報取得手段622は、データ放送コンテンツ50aを再生する際に、そのデータ放送コンテンツ50aと対応するメタデータ50cを解析し、そのメタデータ50cに記述されている関連情報を取得するものである。この関連情報は、番組やシーンに関連する情報である。例えば、番組の関連情報(関連説明文)は、データ放送コンテンツ50aと対応して蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cの番組情報の<Synopsis>タグ(図8(a)参照)内に記述されている番組の概要とする。また、例えば、シーンの関連情報(関連コンテンツ)は、メタデータ50cのシーン情報の<Title>タグ(図8(b)参照)内に記述されているタイトルから取得する。なお、関連情報取得手段622は、再生時間取得手段621で取得した再生時間に対応する関連情報を取得することで、番組やシーンの関連性が高い関連情報を取得することが可能である。
関連情報提示手段623は、関連情報取得手段622で取得した関連情報を表示画面上に提示するものである。例えば、関連情報として番組の関連情報(関連説明文)を図6に示した関連説明文提示領域eに表示する。また、シーンの関連情報(関連コンテンツ)を、図6に示した関連コンテンツc1〜c4として表示する。
関連情報選択手段624は、操作制御手段70を介して通知される、視聴者が操作するリモコンRの押下信号に基づいて、関連情報提示手段623で提示した関連情報(関連コンテンツ)から、視聴者が所望する関連コンテンツを選択するものである。この関連情報選択手段624は、例えば、図6の関連コンテンツc1〜c4から、視聴者が所望する関連コンテンツを選択されることで、コンテンツ参照識別子(CRID)と、シーン(セグメント)の識別子とを映像・音声コンテンツ再生手段62に通知する。これによって、視聴者が選択した関連コンテンツのシーンが、表示画面(図6の映像領域g)に表示される。
このように、関連情報は、予めメタデータ50cに記述されているので、データ放送コンテンツ50a(BMLコンテンツ)には、番組の内容に依存するデータを記述する必要がなくなり、BMLコンテンツ制作の手間を省くことができる。
キーワード検索制御手段630は、図7で説明した「キーワード検索サービス」の動作を制御するものである。ここでは、キーワード検索制御手段630を、キーワード収集手段631と、キーワード提示手段632と、キーワード選択手段633と、検索実行手段634と、検索結果選択手段635とを備えて構成した。
キーワード収集手段631は、蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cから、番組又はシーンを検索するための検索情報であるキーワードを収集するものである。すなわち、キーワード収集手段631は、メタデータ50cに予め記述されたキーワードを収集する。このキーワードは、番組(コンテンツ)を検索するキーとなる情報であって、例えば、蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cの番組情報の<Genre>タグ(図8(a)参照)内に記述された番組ジャンルや、<Keyword>タグ(図8(a)参照)内に記述された番組キーワードを用いる。また、番組内のシーンを検索する場合は、キーワードとして、メタデータ50cのシーン情報の<Keyword>タグ(図8(b)参照)内に記述されたシーンキーワードを用いる。
キーワード提示手段632は、キーワード収集手段631で収集したキーワードを表示画面上に提示するものである。例えば、図7に示した番組ジャンルgkや番組キーワードpkを表示する。なお、この図7において、シーンキーワードによって、シーンの検索を行う場合は、番組ジャンルgk等と同様に、シーンキーワードを表示することとしてもよい。
キーワード選択手段633は、操作制御手段70を介して通知される、視聴者が操作するリモコンRの押下信号に基づいて、キーワード提示手段632で提示したキーワードから、視聴者が視聴したい番組又はシーンを検索するためのキーワードを選択するものである。
検索実行手段634は、キーワード選択手段633で選択されたキーワードに基づいて、蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cから、コンテンツ(映像・音声コンテンツ50b)を検索するものである。この検索実行手段634は、例えば、図7に示した「検索開始b」を選択されることで検索を実行し、その検索結果r1〜r10を画面上に表示する。なお、この検索結果r1〜r10は、検索対象が番組である場合は、メタデータ50cの番組情報メタデータの<Title>タグ(図8(a)参照)内に記述されたタイトルを表示する。また、検索対象がシーンである場合は、メタデータ50cのシーン情報メタデータの<Title>タグ(図8(b)参照)内に記述されたタイトルを表示する。
検索結果選択手段635は、操作制御手段70を介して通知される、視聴者が操作するリモコンRの押下信号に基づいて、検索実行手段634で検索し表示した検索結果のリスト(図7の検索結果r1〜r10)から、視聴者が所望する番組又はシーンを選択するものである。ここで選択された番組又はシーンのコンテンツ参照識別子(CRID)(シーンの場合は、シーン(セグメント)の識別子も含む)を映像・音声コンテンツ再生手段62に通知する。これによって、視聴者が選択した番組又はシーンが再生される。
このように、キーワードは、予めメタデータ50cに記述されているので、データ放送コンテンツ50a(BMLコンテンツ)には、キーワードを記述する必要がなくなり、BMLコンテンツ制作の手間を省くことができる。また、視聴者は番組やシーンを検索するための適切なキーワードを選択することが可能になる。
映像・音声コンテンツ再生手段62は、映像・音声コンテンツを再生(復号)するものであって、例えば、MPEG2等の符号化方式によって符号化された映像・音声コンテンツを復号するものである。この映像・音声コンテンツ再生手段62で再生(復号)された映像又は音声は、表示制御手段80を介して表示装置Dに出力される。
操作制御手段70は、リモコンR等の入力手段を介して入力される操作指示(操作キーに対応する押下信号(キーコード))をコンテンツ再生手段60に通知するものである。例えば、操作制御手段70は、リモコンRの矢印キーや決定キーに対応するキーコードをコンテンツ再生手段60に通知することで、コンテンツ再生手段60がキーワードの選択等の動作を実行する。なお、ここでは入力手段としてリモコンRを用いているが、この入力手段は、デジタル放送受信装置1内の操作ボタンであってもよいし、接続コードで接続されたキーボード等であってもよい。
表示制御手段80は、コンテンツ再生手段60のデータ放送コンテンツ再生手段61で生成された描画データ、映像・音声コンテンツ再生手段62で再生された映像データ及び/又は音声データを表示装置Dに出力するものである。なお、表示装置Dは、映像を表示するものであれば何でもよく、例えば、液晶ディスプレイ、CRT等である。また、ここでは、音声を出力するスピーカ等を表示装置Dに含んでいるものとする。
以上、本発明に係るデジタル放送受信装置1の構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シーン再生制御手段610、番組関連情報提示制御手段620及びキーワード検索制御手段630は、すべてを組み込んだ構成である必要はなく、シーン再生サービス、番組関連情報提示サービス又はキーワード検索サービスを提供する場合にのみ個々の構成を組み込めばよい。
また、シーン再生制御手段610、番組関連情報提示制御手段620及びキーワード検索制御手段630は、BMLブラウザ(コンテンツ再生手段60)で解析可能なBML及びそのBMLに埋め込んだスクリプト言語で記述することが可能で、それぞれ、シーン再生プログラム、関連情報提示プログラム及びコンテンツ検索プログラムとして放送局等からダウンロードして動作する形態であってもよい。
なお、BMLブラウザは、一般的に、BMLの解析を行うブラウザエンジンと、BMLに含まれたスクリプト言語を実行するスクリプトエンジンと、映像・音声を再生する映像・音声再生プログラムとで構成されている。この映像・音声再生プログラムは、映像・音声コンテンツ再生手段62に相当するものである。
[デジタル放送受信装置の動作]
次に、図2乃至図4を参照して、デジタル放送受信装置の動作について説明する。ここでは、前記したシーン再生サービス、番組関連情報提示サービス及びキーワード検索サービスの各サービスを例として動作を説明することとする。なお、構成については、図1を適宜参照し、各動作における表示画面の例については図5乃至図7を適宜参照することとする。図2は、デジタル放送受信装置において、シーン再生サービスを実現する動作を示したフローチャートである。図3は、デジタル放送受信装置において、番組関連情報提示サービスを実現する動作を示したフローチャートである。図4は、デジタル放送受信装置において、キーワード検索サービスを実現する動作を示したフローチャートである。
以下、シーン再生制御手段610、番組関連情報提示制御手段620及びキーワード検索制御手段630は、BMLとそのBMLに埋め込まれたスクリプト言語とによって記述されたシーン再生プログラム、関連情報提示プログラム及びコンテンツ検索プログラムで動作するものとして説明を行う。すなわち、コンテンツ再生手段60は、ブラウザエンジンBEとスクリプトエンジンSEによって動作しているものとする。
なお、これらのサービスに先立って、デジタル放送受信装置1は、放送受信手段10によって、デジタル放送で放送される放送データを受信し(放送受信ステップ)、その受信した放送データ(データ放送コンテンツ、映像・音声コンテンツ及びメタデータ)を蓄積手段50に蓄積する(蓄積ステップ)。
(シーン再生サービスの動作)
まず、図2を参照して、シーン再生サービスを実現する動作について説明を行う。デジタル放送受信装置1は、データ放送コンテンツ再生手段61のブラウザエンジンBEによって、現在視聴中のデータ放送コンテンツ(BML)を読み込む(ステップS10)。そして、ブラウザエンジンBEがBMLを逐次解析し、例えば「getInformation()」という文字列を認識した段階で、状態情報取得要求として、スクリプトエンジンSEに「getInformation()」の動作を実行させる(ステップS11)。
なお、ここで、「getInformation()」は、現在再生中のコンテンツのコンテンツ参照識別子(CRID)や、再生時間等の状態を取得する機能を実現する関数(スクリプト言語)とする。そして、スクリプトエンジンSEが「getInformation()」の機能として以下の動作を実行する。
すなわち、スクリプトエンジンSEが、現在再生中の番組(コンテンツ)に相当するコンテンツ参照識別子(CRID)の問い合わせを行う(ステップS12)。この問い合わせを受け付けた受信データ管理手段40は、現在再生中の番組(コンテンツ)に相当するコンテンツ参照識別子を問い合わせ結果通知として、スクリプトエンジンSEを介してブラウザエンジンBEに通知する(ステップS13)。
このコンテンツ参照識別子を取得したブラウザエンジンBEは、CRIDを状態情報として図示していないメモリ等に保持する(ステップS14)。
続けて、ブラウザエンジンBEがBMLを解析し、例えば「getSegmentList()」という文字列を認識した段階で、シーン情報取得要求として、スクリプトエンジンに「getSegmentList()」の動作を実行させる(ステップS15)。
なお、ここで、「getSegmentList()」は、現在再生中の番組のCRIDを引数で指定することで、番組を構成するシーン(セグメント)の一覧を取得する機能を実現する関数(スクリプト言語)とする。そして、スクリプトエンジンSEが「getSegmentList()」に対応する動作を実行する。
すなわち、スクリプトエンジンSEが、CRIDに対応するシーン(セグメント)を受信データ管理手段40に要求し(ステップS16;検索情報取得ステップ)、受信データ管理手段40が、CRIDのシーンに対応するメタデータ50c(シーン情報メタデータ)を蓄積手段50から読み出して、シーンのタイトル、シーンの概要、セグメントID等を含んだシーン情報一覧を、スクリプトエンジンSEを介してブラウザエンジンBEに通知する(ステップS17)。
ブラウザエンジンBEは、このシーン情報一覧を取得し(ステップS18)、表示画面上に提示する(ステップS19;検索情報提示ステップ)。なお、シーン情報の一部であるセグメントIDは図示していないメモリ等に保持しておくものとする。
この段階で、表示装置Dの表示画面上には、図5に示したシーン情報k1〜k4や、シーン概要提示領域sのシーンの概要が表示されることになる。
そして、ブラウザエンジンBEは、リモコンRによって視聴者が所望するシーンの選択を受け付けた後(ステップとして図示せず;検索情報選択ステップ)、BMLに例えば「exPlaySegment()」という文字列を認識した段階で、シーンデータ要求として、スクリプトエンジンSEに「exPlaySegment()」の動作を実行させる(ステップS20)。
なお、ここで、「exPlaySegment()」は、CRIDやセグメントIDを引数で指定することで、番組、シーン(セグメント)を要求する機能を実現する関数(スクリプト言語)とする。そして、スクリプトエンジンSEが「exPlaySegment()」に対応する動作を実行する。
すなわち、スクリプトエンジンSEが、セグメントIDに対応するシーンデータである映像・音声コンテンツを受信データ管理手段40に要求し(ステップS21)、受信データ管理手段40が、セグメントIDに対応する映像・音声コンテンツ50bを蓄積手段50から読み出して、スクリプトエンジンSEを介してブラウザエンジンBEに通知する(ステップS22)。
そして、ブラウザエンジンBEは、セグメントIDに対応する映像・音声コンテンツ50bをシーンとして再生する(ステップS23;映像・音声コンテンツ再生ステップ)。これによって、図5に示した映像領域gにシーンが再生される。
なお、セグメントIDに対応するシーン(セグメント)が蓄積手段50に蓄積されていない場合、スクリプトエンジンSEは、通信送受信手段20により、通信回線Nを介して他のサーバからシーン(セグメント)を取得する(ステップとして図示せず)。
以上の各ステップにおいて、ステップS11、S12、S14、S15、S16及びS18は、シーン情報取得手段611がその動作を行い、ステップS19は、シーン情報提示手段612がその動作を行う。また、ステップS20及びS21は、シーン選択手段613がその動作を行い、ステップS23は、映像・音声コンテンツ再生手段62がその動作を行う。
なお、ここでは、番組内におけるシーン(セグメント)を選択し、再生する動作を説明したが、複数のシーンを1つのグループとして、まず最初に、そのグループを選択し、その後に、そのグループの下位層からシーンを選択することとしてもよい。
以上の動作によって、デジタル放送受信装置1は、シーン再生サービスにおいて、検索情報を予め画面上に提示するため、視聴者が視聴したいシーンを簡単な操作で検索し表示することができる。また、検索情報はメタデータに記述されるため、データ放送コンテンツそのものの番組制作に負荷をかけずに本サービスを実現することができる。
(番組関連情報提示サービスの動作)
次に、図3を参照して、番組関連情報提示サービスを実現する動作について説明を行う。ここでは、図2で説明した動作に引き続いて動作を行うものとする。
デジタル放送受信装置1は、データ放送コンテンツ再生手段61のブラウザエンジンBEによって、BMLを逐次解析し、例えば「getInformation()」という文字列を認識した段階で、状態情報取得要求として、スクリプトエンジンSEに「getInformation()」の動作を実行させる(ステップS30)。
そして、スクリプトエンジンSEが「getInformation()」に対応する動作を実行する。ここでは、スクリプトエンジンSEは、現在再生中の番組(コンテンツ)の再生時間の問い合わせを行う(ステップS31)。この問い合わせを受け付けた受信データ管理手段40は、現在再生中の番組の再生時間を、スクリプトエンジンSEを介してブラウザエンジンBEに通知する(ステップS32)。
続けて、ブラウザエンジンBEがBMLを解析し、例えば「getRelatedSegment()」という文字列を認識した段階で、関連情報取得要求として、スクリプトエンジンSEに「getRelatedSegment()」の動作を実行させる(ステップS33)。
なお、ここで、「getRelatedSegment()」は、現在再生中の番組のCRIDと再生時間とを引数で指定することで、その番組の再生時間に関連する関連情報を取得する機能を実現する関数とする。そして、スクリプトエンジンSEが「getRelatedSegment()」に対応する動作を実行する。
すなわち、スクリプトエンジンSEが、現在再生中の番組のCRIDと再生時間とに対応する関連情報を受信データ管理手段40に要求する(ステップS34)。この要求を受け付けた受信データ管理手段40は、蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cから、CRIDと再生時間とに対応する関連情報を読み出して、スクリプトエンジンSEを介してブラウザエンジンBEに通知する(ステップS35)。そして、ブラウザエンジンBEは、現在再生中の番組の関連情報を表示装置Dに提示する(ステップS36)。これによって、図6に示した関連説明文提示領域eに番組の関連情報(関連説明文)を表示したり、シーンの関連情報(関連コンテンツ)を、関連コンテンツc1〜c4として表示する。
以上の各ステップにおいて、ステップS30及びS31は、再生時間取得手段621がその動作を行い、ステップS33及びS34は、関連情報取得手段622がその動作を行い、ステップ36は、関連情報提示手段623がその動作を行う。なお、関連情報選択手段624の動作については、図2のステップS20以降の動作と同様であるので説明を省略する。
以上の動作によって、デジタル放送受信装置1は、再生中の番組の関連情報(関連説明文、関連コンテンツ)を簡単な操作で参照する番組関連情報提示サービスを実現することができる。なお、関連情報はメタデータに記述されるため、データ放送コンテンツそのものの番組制作に負荷をかけずにこのサービスを実現することができる。
(キーワード検索サービスの動作)
次に、図4を参照して、キーワード検索サービスを実現する動作について説明を行う。
デジタル放送受信装置1は、データ放送コンテンツ再生手段61のブラウザエンジンBEによって、現在再生中のデータ放送コンテンツ(BML)を逐次解析し、例えば「getKeyword()」という文字列を認識した段階で、キーワード取得要求として、スクリプトエンジンSEに「getKeyword()」の動作を実行させる(ステップS40)。
なお、ここで、「getKeyword()」は、番組キーワード、シーンキーワード又は番組ジャンルの種別を引数で指定することで、蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cから、その種別に相当する番組キーワード、シーンキーワード又は番組ジャンルを取得する機能を実現する関数とする。そして、スクリプトエンジンSEが、「getKeyword()」の機能として以下の動作を実行する。
すなわち、スクリプトエンジンSEは、蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cから、指定された種別のキーワード(番組キーワード、シーンキーワード又は番組ジャンル)の問い合わせを受信データ管理手段40に対して行う(ステップS41)。この問い合わせを受け付けた受信データ管理手段40は、メタデータ50cから、指定された種別のキーワードを読み出してキーワード一覧として、スクリプトエンジンSEを介してブラウザエンジンBEに通知する(ステップS42)。
このキーワード一覧を取得したブラウザエンジンは、キーワード一覧を図示していないメモリ等に保持する(ステップS43)。そして、ブラウザエンジンBEは、キーワード一覧を表示画面上に提示する(ステップS44)。
この段階で、表示装置Dの表示画面上には、図7に示した番組ジャンルgkや番組キーワードpkが表示されることになる。
そして、ブラウザエンジンBEは、例えば、リモコンRで、図7の「検索開始b」を選択された後、BMLに例えば「getProgramSearchResult()」という文字列を認識した段階で、キーワード検索要求として、スクリプトエンジンSEに「getProgramSearchResult()」の動作を実行させる(ステップS45)。
なお、ここで、「getProgramSearchResult()」は、検索したいキーワード(番組キーワード、シーンキーワード又は番組ジャンル)を引数で指定することで、キーワードに該当する番組(コンテンツ)を検索する機能を実現する関数(スクリプト言語)とする。そして、スクリプトエンジンSEが「getProgramSearchResult()」に対応する動作を実行する。
すなわち、スクリプトエンジンSEは、蓄積手段50に蓄積されているメタデータ50cから、指定されたキーワードによる検索の要求を受信データ管理手段40に対して行う(ステップS46)。この要求を受け付けた受信データ管理手段40は、メタデータ50cから、指定されたキーワードによって検索を行い、その検索結果を、スクリプトエンジンSEを介してブラウザエンジンBEに通知する(ステップS47)。
そして、ブラウザエンジンBEが、この検索結果を、表示装置Dに表示する(ステップS48)。この段階で、図7に示した検索結果r1〜r10(例えば、番組のタイトル等)が表示されることになる。
以上の各ステップにおいて、ステップS40、S41及びS43は、キーワード収集手段631がその動作を行い、ステップS44は、キーワード提示手段632がその動作を行い、ステップS45、ステップS46及びステップS48は、検索実行手段634がその動作を行う。なお、検索結果選択手段635の動作については、図2のステップS20以降の動作と同様であるので説明を省略する。
以上の動作によって、デジタル放送受信装置1は、番組を検索するためのキーワードの候補を予め画面上に提示するため、視聴者は簡単な操作で視聴したい番組やシーンの検索を行うキーワード検索サービスを実現することができる。また、キーワードはメタデータに記述されるため、データ放送コンテンツそのものの番組制作に負荷をかけずに本サービスを実現することができる。
本発明に係るデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係るデジタル放送受信装置で、シーン再生サービスを実現する動作を示したフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置で、番組関連情報提示サービスを実現する動作を示したフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置で、キーワード検索サービスを実現する動作を示したフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置におけるシーン再生サービスの概要を説明するための表示画面例である。 本発明に係るデジタル放送受信装置における番組関連情報提示サービスの概要を説明するための表示画面例である。 本発明に係るデジタル放送受信装置におけるキーワード検索サービスの概要を説明するための表示画面例である。 メタデータの内容を説明するための具体例を示した図である。(a)は、番組(コンテンツ)そのものの情報を記述した番組情報メタデータの具体例を示した図である。(b)は、番組内のシーンの情報を記述したシーン情報メタデータの具体例を示した図である。
符号の説明
1 デジタル放送受信装置
10 放送受信手段
20 通信送受信手段
30 切り替え手段
40 受信データ管理手段
50 蓄積手段(蓄積装置)
60 コンテンツ再生手段
61 データ放送コンテンツ再生手段
62 映像・音声コンテンツ再生手段
611 シーン情報取得手段(検索情報取得手段)
612 シーン情報提示手段(検索情報提示手段)
613 シーン選択手段(検索情報選択手段)
621 再生時間取得手段
622 関連情報取得手段
623 関連情報提示手段
624 関連情報選択手段
631 キーワード収集手段
632 キーワード提示手段
633 キーワード選択手段
634 検索実行手段
635 検索結果選択手段
70 操作制御手段
80 表示制御手段

Claims (5)

  1. デジタル放送で放送される放送データとして、映像・音声コンテンツと、その映像・音声コンテンツを検索するための検索情報を含んだメタデータと、表示画面の構成を規定したデータ放送コンテンツとを受信し、視聴者が所望する前記映像・音声コンテンツを再生するデジタル放送受信装置であって、
    前記放送データを受信する放送受信手段と、
    この放送受信手段で放送データとして受信した、前記映像・音声コンテンツと前記メタデータと前記データ放送コンテンツとを蓄積する蓄積手段と、
    前記データ放送コンテンツを再生して前記表示画面のデータを生成するコンテンツ再生手段とを備え、
    前記メタデータには、当該メタデータと前記放送データとを対応付けるコンテンツ参照識別子が記述され、かつ、前記検索情報が前記映像・音声コンテンツの再生時間に対応付けて記述されており、
    前記コンテンツ再生手段が、
    前記蓄積手段に蓄積されている、再生中のデータ放送コンテンツのコンテンツ参照識別子に対応した前記メタデータから、前記再生時間に対応した前記検索情報を取得する検索情報取得手段と、
    この検索情報取得手段で取得した検索情報を前記表示画面上に提示する検索情報提示手段と、
    この検索情報提示手段で提示した検索情報から、前記視聴者が所望の検索情報を選択する検索情報選択手段と、
    この検索情報選択手段で選択された検索情報に該当する前記映像・音声コンテンツを再生する映像・音声コンテンツ再生手段と、
    を備えていることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記メタデータには、前記検索情報として前記映像・音声コンテンツで再生可能なシーンの情報を示すシーン情報が含まれており、
    前記検索情報取得手段が、前記データ放送コンテンツに対応した前記メタデータから、前記シーン情報を取得し、前記映像・音声コンテンツ再生手段が、選択されたシーン情報に基づいて、シーンの再生を行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記蓄積手段に蓄積されている前記メタデータから、番組、シーン又はジャンルを検索するための前記検索情報であるキーワードを収集するキーワード収集手段と、
    このキーワード収集手段で収集したキーワードを前記表示画面上に提示するキーワード提示手段と、
    このキーワード提示手段で提示したキーワードから、前記視聴者が所望のキーワードを選択するキーワード選択手段と、
    このキーワード選択手段で選択されたキーワードに基づいて、前記蓄積手段に蓄積されている前記メタデータから、前記映像・音声コンテンツを検索する検索実行手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. デジタル放送で放送される放送データである、映像・音声コンテンツと、その映像・音声コンテンツで再生可能なシーンの情報を示すシーン情報を前記映像・音声コンテンツの再生時間に対応付けて記述するとともに、当該放送データと対応付けるコンテンツ参照識別子を記述したメタデータと、表示画面の構成を規定したデータ放送コンテンツとに基づいて、視聴者が所望する前記映像・音声コンテンツを再生するために、コンピュータを、
    再生中のデータ放送コンテンツのコンテンツ参照識別子に対応した前記メタデータから、前記シーン情報を取得するシーン情報取得手段、
    このシーン情報取得手段で取得したシーン情報を、前記データ放送コンテンツで規定されている構成に基づいて、前記表示画面上に提示するシーン情報提示手段、
    このシーン情報提示手段で提示したシーン情報から、前記視聴者が所望のシーンを選択するシーン選択手段、
    このシーン選択手段で選択されたシーンに該当する前記映像・音声コンテンツを再生する映像・音声コンテンツ再生手段、
    として機能させることを特徴とするシーン再生プログラム。
  5. デジタル放送で放送される放送データとして、映像・音声コンテンツと、その映像・音声コンテンツを検索するための検索情報を前記映像・音声コンテンツの再生時間に対応付けて記述するとともに、当該放送データと対応付けるコンテンツ参照識別子を記述したメタデータと、表示画面の構成を規定したデータ放送コンテンツとを受信し、蓄積装置に蓄積し、視聴者が所望する前記映像・音声コンテンツを検索するために、コンピュータを、
    前記蓄積装置に蓄積されている、再生中のデータ放送コンテンツのコンテンツ参照識別子に対応した前記メタデータから、前記再生時間に対応した番組、シーン又はジャンルを検索するための前記検索情報であるキーワードを収集するキーワード収集手段、
    このキーワード収集手段で収集したキーワードを、前記データ放送コンテンツで規定されている構成に基づいて、前記表示画面上に提示するキーワード提示手段、
    このキーワード提示手段で提示したキーワードから、前記視聴者が所望のキーワードを選択するキーワード選択手段、
    このキーワード選択手段で選択されたキーワードに基づいて、前記蓄積装置に蓄積されている前記メタデータから、前記映像・音声コンテンツを検索する検索実行手段、
    として機能させることを特徴とするキーワード検索プログラム。
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