JP2009055639A - 画像修整についての方法、装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像の特性に適合した修整を施すことで、修整による仕上げを美しくする。
【解決手段】 修整強度が標準的な高解像度向け修整モジュールと、補整強度が強い低解像度向け修整モジュールとを予めソフトウェアとして用意しておく。CPUは、デジタルカメラ14の出力解像度を特定し得るパラメータPT(例えば、画像のピクセル数)を画像データから検出して(S120)、そのPTが高解像度を示すものであるか否かを判別する(S130)。ここで、高解像度と判別されたときには、高解像度向け修整モジュールを実行し(S200)、低解像度と判別されたときには、低解像度向け修整モジュールを実行する(S300)。この結果、高解像度のデジタルカメラで撮影した画像も、低解像度のデジタルカメラで撮影した画像も修整による仕上げを美しくすることができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、画像データで表わされた画像を修整する技術に関する。
従来より、コンピュータでは、画像処理ソフトウェアを使えば、取り込んだ画像データを加工・編集することが容易にできる。これら加工の処理には、画像の明るさや色合い、コントラストなどを、作業者の好みに応じて調整する「手動修整」と、最適となるように自動的に調整する「自動修整」とがある。例えば、デジタルカメラで撮影した写真画像は、デジタルカメラ特有の色かぶりやアンバランスなシャープネスが生じやすいことから、自動修整の処理により、明るさや色合い、コントラストなどの画質を自動的に修整することで、自然な美しさに仕上げることができる。
しかしながら、上記従来の技術では、画像の特性によっては、修整が適正とならない場合があり、このために、画像の仕上げが劣ることがあった。例えば、高解像度のデジタルカメラで撮影した画像と、低解像度のデジタルカメラで撮影した画像とは、画質の程度がもともと大きく違うことから、同一の修整では、解像度によっては修整が不適なものとなり、画像の仕上げが劣ったものとなることがあった。
この発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、画像の特性に適合した修整を施すことで、修整による仕上げを美しくできるようにすることを目的としている。
前述した課題の少なくとも一部を解決するための手段として、以下に示す構成をとった。
この発明の画像修整方法は、
画像データで表わされた画像を修整する画像修整方法であって、
(a)前記修整のための処理が規定された修整モジュールを、複数種類用意するステップと、
(b)前記画像の特性に関連があるパラメータを、前記画像データから検出するステップと、
(c)前記検出されたパラメータに基づいて、前記複数種類の修整モジュールから少なくとも一の修整モジュールを選択するステップと、
(d)前記選択された修整モジュールを用いて、前記画像の修整を行なうステップと
を備えることを特徴としている。
この構成の画像修整方法によれば、画像の特性に関連があるパラメータに基づいて選択された修整モジュールでもって、画像の修整がなされる。このために、画像の特性に応じた修整モジュールでもって、その画像の修整がなされる。したがって、この画像修整方法によれば、画像に対して、その画像の特性に適合した修整を施すことが可能となることから、どのような特性の画像であっても修整による仕上げを美しくすることができる。
前記画像データは、デジタルカメラにより撮影された画像を表わす画像データとすることができる。ここで、デジタルカメラとは、CCDや光電子増倍管等のデジタルデバイスによって捉えた画像をデジタルデータとして記録するカメラであり、デジタルスチルカメラとも呼ばれる。デジタルカメラで撮影した画像は、デジタルカメラ特有の色かぶりやアンバランスなシャープネスが生じやすいが、この構成によれば、自動的に画像を修整することができる。
前記パラメータは、前記デジタルカメラの出力解像度を特定し得るデータである構成とすることができる。高解像度のデジタルカメラで撮影した画像と、低解像度のデジタルカメラで撮影した画像とは、画質の程度がもともと大きく違うことから、同一の修整では、出力解像度によっては修整が不適なものとなる。この構成によれば、パラメータが、デジタルカメラの出力解像度を特定し得るデータであることから、出力解像度に適合した修整を施すことができ、修整による仕上げを美しくすることができる。
前記パラメータをデジタルカメラの出力解像度とした画像修整方法において、前記ステップ(a)は、補整強度が相違する第1の修整モジュールと第2の修整モジュールとを用意し、修整の強度が高い側を第1の修整モジュールとし、修整の強度が低い側を第2の修整モジュールとする構成であり、前記ステップ(c)は、(c−1)前記パラメータに基づいて、出力解像度が高低のいずれであるかを判別するステップと、(c−2)前記ステップ(c−1)により前記出力解像度が高いと判別されたとき、前記第1の修整モジュールを選択し、前記ステップ(c−1)により前記出力解像度が低いと判別されたとき、前記第2の修整モジュールを選択するステップとを備える構成とすることができる。
この構成によれば、高解像度のデジタルカメラで撮影した画像も、低解像度のデジタルカメラで撮影した画像も修整による仕上げを美しくすることができる。
この発明の画像修整方法において、前記パラメータは、前記デジタルカメラのメーカを特定するデータとすることもできる。デジタルカメラは、メーカによって、彩度が高いとかノイズが多いとかといった特性を備える。この構成によれば、パラメータが、デジタルカメラのメーカを特定するデータであることから、メーカに適合した修整を施すことができ、修整による仕上げを美しくすることができる。
また、前記パラメータは、前記デジタルカメラの機種を特定するデータとすることもできる。デジタルカメラは、機種によって特性が違うが、この構成によれば、機種に適合した修整を施すことができることから、修整による仕上げを美しくすることができる。
前記パラメータは、前記デジタルカメラに搭載されるCCDを特定するデータとすることもできる。ここで、CCDとは、Charge−Coupled Devicesの略称で、光を電気信号に変換する撮像素子である。デジタルカメラは、搭載されるCCDによって特性が違うが、この構成によれば、CCDに適合した修整を施すことができることから、修整による仕上げを美しくすることができる。
前記パラメータは、前記デジタルカメラに搭載されるCCDフィルタが、原色フィルタと補色フィルタのいずれであるかを判別するデータとすることもできる。デジタルカメラは、CCD表面に貼り付けられたCCDフィルタが原色フィルタであるか補色フィルタであるかによって特性が違うが、この構成によれば、CCDフィルタに適合した修整を施すことができることから、修整による仕上げを美しくすることができる。
この発明の画像修整方法において、前記画像データは、画像を表わす実画像データとともに、撮影条件を表わす付加情報を記憶するデータであり、前記ステップ(b)は、(b−1)前記画像データの前記付加情報から前記パラメータを求めるステップを備える構成とすることができる。
ほとんどのデジタルカメラから出力される画像データは、国際標準規格となったExif形式のデータである。上記構成の画像修整方法によれば、Exifを始めとする各種形式で記憶された画像データから、上記パラメータを簡単に求めることができる。
この発明の画像修整装置は、
画像データで表わされた画像を修整する画像修整装置であって、
前記修整のための処理が規定された修整モジュールを、複数種類記憶する修整モジュール記憶手段と、
前記画像の特性に関連があるパラメータを、前記画像データから検出するパラメータ検出手段と、
前記検出されたパラメータに基づいて、前記複数種類の修整モジュールから少なくとも一の修整モジュールを選択する修整モジュール選択手段と、
前記選択された修整モジュールを用いて、前記画像の修整を行なう修整手段と
を備えることを特徴としている。
この発明のコンピュータプログラムは、
画像データで表わされた画像を修整する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
(a)前記修整のための処理が規定された修整モジュールを、複数種類用意する機能と、
(b)前記画像の特性に関連があるパラメータを、前記画像データから検出する機能と、
(c)前記検出されたパラメータに基づいて、前記複数種類の修整モジュールから少なくとも一の修整モジュールを選択する機能と、
(d)前記選択された修整モジュールを用いて、前記画像の修整を行なう機能と
を実現することを特徴としている。
上記構成の画像修整装置およびコンピュータプログラムは、上記画像修整方法と同様な作用・効果を有しており、画像の特性に適合した修整を施すことで、画像の仕上げを美しくできる。
この発明の記録媒体は、この発明のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。この記録媒体は、この発明の各コンピュータプログラムと同様な作用・効果を有している。
この発明は、以下のような他の態様も含んでいる。その第1の態様は、この発明のコンピュータプログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給装置としての態様である。この第1の態様では、コンピュータプログラムをコンピュータネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を介して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロードし、これを実行することで、上記の方法や装置を実現することができる。
本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。この実施例を、次の順序に従って説明する。
A.装置の構成:
B.コンピュータ処理:
B−1.入力処理:
B−2.一括自動修整処理
B−3.高解像度向け修整モジュールと低解像度向け修整モジュール
C.作用・効果
D.他の実施形態:
D−1.第1の他の実施形態:
D−2.第2の他の実施形態:
D−3.第3の他の実施形態:
D−4.第3の他の実施形態:
D−5.さらに他の実施形態:
A.装置の構成:
図1は、この発明の一実施例を適用するコンピュータシステム10のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。このコンピュータシステム10は、いわゆるパーソナルコンピュータ(以下、単にコンピュータと呼ぶ)を中心に備え、その周辺にCRTディスプレイ12、プリンタ13およびデジタルカメラ14を備える。コンピュータは、コンピュータ本体16とキーボード18とマウス20を備える。なお、このコンピュータ本体16には、CD−ROM22の内容を読み取るCDドライブ24が搭載されている。
コンピュータ本体16は、中央演算処理装置としてのCPU30を中心にバスにより相互に接続されたROM31、RAM32、表示画像メモリ33、マウスインタフェース34、キーボードインタフェース35、CDC36、HDC37、CRTC38、プリンタインタフェース39、入出力機用インタフェース40およびI/Oポート41を備える。ROM31は、内蔵されている各種プログラム等を記憶する読み出し専用のメモリである。RAM32は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能なメモリである。表示画像メモリ33は、CRTディスプレイ12に表示する画像の画像データを記憶するメモリである。
マウスインタフェース34は、マウス20とのデータ等のやり取りを司るインタフェースである。キーボードインタフェース35は、キーボード18からのキー入力を司るインタフェースである。CDC36は、CDドライブ(CDD)24を制御するCDコントローラである。HDC37は、ハードディスクドライブ(HDD)42を制御するハードディスクコントローラである。HDD42には、後述するコンピュータプログラム等が予め記憶されている。
CRTC38は、表示画像メモリ33に記憶される表示画像データに基づいてCRTディスプレイ12における画像の表示を制御するCRTコントローラである。プリンタインタフェース39は、プリンタ13へのデータの入出力を制御するインタフェースである。入出力機用インタフェース40は、外部に接続された入出力機器、この実施例ではデジタルカメラ14へのデータの入出力を制御するインタフェースである。I/Oポート41は、シリアル出力のポートを備えており、モデム44に接続されており、このモデム44を介して、公衆電話回線46に接続されている。コンピュータ本体16は、モデム44を介して、外部のネットワークに接続されており、特定のサーバ47に接続可能となっている。
このコンピュータシステム10では、オペレーティングシステムはHDD42に記憶されており、コンピュータ本体16に電源を投入すると、HDD42のブートブロックに書き込まれたローダに従ってRAM32の所定の領域にロードされる。また、デジタルカメラ14で撮影した画像(カラー写真画像)を加工するフォトレタッチ用ソフトウェア(コンピュータプログラム)は、CD−ROM22に予め格納されており、所定のインストールプログラムを起動することで、CDドライブ24からコンピュータ本体16にインストールされる。このインストールされたコンピュータプログラムは、HDD42に記憶されており、所定の起動命令を受けたときに、RAM32の所定の領域にロードされる。
このフォトレタッチ用ソフトウェアの一部分(後述する一括自動修整部)をCPU30が実行することによって本発明の各種構成要件は実現される。このコンピュータプログラムは、前述したように、CD−ROM22に格納されたものであるが、これに替えて、フロッピィディスク、光磁気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬型記録媒体)に格納された構成としてもよい。また、前述したコンピュータプログラムは、外部のネットワークに接続される特定のサーバ47から、ネットワークを介して提供されるプログラムデータをダウンロードして、RAM32またはHDD42に転送することにより得るようにすることもできる。なお、上記ネットワークとしては、インターネットであってもよく、特定のホームページからダウンロードして得たコンピュータプログラムであってもよい。あるいは、電子メールの添付ファイルの形態で供給されたコンピュータプログラムであってもよい。
以上説明したハードウェア構成を有するコンピュータシステム10によるフォトレタッチ用ソフトウェアに従う制御処理の様子について次に説明する。図2は、コンピュータ本体16によって実行されるこのフォトレタッチ用ソフトウェア50に従う制御処理の様子を示すブロック図である。
図2に示すように、コンピュータ本体16の内部で動作しているフォトレタッチ用ソフトウェア50によれば、まず、入力部51によりデジタルカメラ14から画像データを取り込む処理を行なう。次いで、入力部51によって取り込まれた画像データ(以下、元画像データと呼ぶ)Daに対する加工を一括自動修整部52によって行なう。この一括自動修整部52によって、元画像データDaで表わされた画像に対して色を含めた画像の修整を自動的に行なうことができる。一括としたのは、元画像データDaが複数あるときには、複数の全てを一括して修整することができるためである。この修整を行なう機能は、一括自動修整部52に備えられる修整モジュール記憶部52aとパラメータ検出部52bと修整モジュール選択部52cと修整部52dとの働きによる。
一括自動修整部52による修整済の画像データDbは、フォトレタッチ用ソフトウェア50によれば、出力部53により、外部機器へ送られる。また、修整済画像データDbは、印刷部54により、プリンタドライバ62を介してプリンタ13へ送られて印刷される。元画像データDaや修整済画像データDbは、ディスプレイドライバ60を介してCRTディスプレイ12へ送られて表示もされる。
B.コンピュータ処理:
B−1.入力処理:
コンピュータ本体16のCPU30でフォトレタッチ用ソフトウェア50を実行することで、上述した入力部51、一括自動修整部52、出力部53および印刷部54を実現している。入力部51は、前述したように、デジタルカメラ14から元画像データDaを取り込むものである。この元画像データDaの取り込み作業は、図3に示されるアプリケーションウィンドウWDのツールバーBRに設けられた「入力」のボタンBT1が、マウス20によりクリックされる操作指令を受けて行なわれる。詳細には、「入力」のボタンBT1から開くプルダウンメニュ(図示せず)に備えられた「外部機器入力」を選択して、次いで、入力デバイスとしてデジタルカメラ14を選択して、その後、ファイル名を選択するといった一連のマウス20からの操作指令を受けて行なわれる。なお、こうして取り込まれた1または複数の元画像データDaは、RAM32の所定のエリアに格納されるが、それとともに、図示するように、アプリケーションウィンドウWDにサムネイル表示される。
なお、デジタルカメラ14から直接、元画像データDaを取り込む構成に替えて、デジタルカメラ14で撮影した画像の画像データを予めHDD42に格納しておき、このHDD42内の画像データを読み出す構成とすることもできる。すなわち、画像を表わす画像データであれば、デジタルカメラ14を用いてその都度読み出す構成としてもよいし、予めHDD42等の記憶手段に用意しておき、その記憶手段から読み出す構成とすることもできる。また、画像データをネットワークを介して外部から取り込む構成とすることもできる。さらには、画像データは、必ずしもデジタルカメラ14で撮影した画像の画像データである必要もなく、デジタルビデオカメラから切り出した静止画像であってもよい。
B−2.一括自動修整処理
一括自動修整部52に対応する一括自動修整処理について、以下詳細に説明する。一括自動修整処理は、図3に示されるアプリケーションウィンドウWDのツールバーBRに設けられた「修整」のボタンBT2がクリックされ、そのボタンBT2から開くプルダウンメニュ(図示せず)に備えられた「一括自動修整」がクリックされるという一連の操作指令を受けて行なわれる。図4および図5は、CPU30にて実行される一括自動修整処理のルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、前述した一連のクリック操作指令を受けて実行開始される。
図示するように、処理が開始されると、CPU30は、まず、変数iに値1をセットする(ステップS100)。次いで、CPU30は、上述した入力部51で取り込まれ、RAM32に格納された1または複数の元画像データDaから、i番目の元画像データDa(i)を一つ選択して、その元画像データDa(i)を処理対象画像データDt(i)として、RAM32の別のエリアに格納する(ステップS110)。続いて、その処理対象画像データDt(i)の出力元であるデジタルカメラ14の出力解像度を特定し得るパラメータPTを検出する処理を行なう(ステップS120)。このパラメータPTは、ここでは、処理対象画像データDt(i)で示される画像のピクセル数が該当する。
続いて、CPU30は、パラメータPTが高解像度を示すものであるか否かを判別する処理を行なう(ステップS130)。具体的には、ステップS140で算出したピクセル数が、所定の閾値P0を越えているか否かから、高解像度であるか否かを判別する。
なお、処理対象画像データDt(i)がExif形式の画像データである場合には、ステップS120,S130の処理は、次のように換えることができる。図6は、Exif形式の画像データのフォーマットの一例を示す説明図である。図示するように、Exif形式の画像データは、付加情報のデータと実画像データとから構成されており、付加情報のデータの中に、[機種名]の項目Nm1が用意されている。ステップS120では、その[機種名]の項目Nm1から機種名データを読み出して、予めRAM32に格納した、機種毎の性能(出力解像度を含む)を示す機種情報テーブルをその機種名データをキーとして参照することで、その画像データの出力元であるデジタルカメラの出力解像度を求める。その後、ステップS130では、その出力解像度が閾値P0を超えるか否かから、高解像度であるか否かを判別する。この構成によれば、処理対象画像データDt(i)が、デジタルカメラで撮影した画像を一旦トリミングしてピクセル数を削減したものであっても、高解像度か否かの判別を確実に行なうことができる。
ステップS130で肯定判別、すなわち、パラメータPTが高解像度を示すものであると判別された場合には、ステップS200に処理を進めて、高解像度向け修整モジュールを実行する。一方、ステップS150で否定、すなわち高解像度を示すものでないと判別された場合には、ステップS300に処理を進めて、低解像度向け修整モジュールを実行する。ステップS200,S300で実行される高解像度向け修整モジュールおよび低解像度向け修整モジュールについては、後ほど詳述する。なお、ステップS120の処理が、前述したパラメータ検出部52b(図2)に対応し、ステップS130の処理が、前述した修整モジュール選択部52c(図2)に対応し、ステップS200,S300の処理が、前述した修整部52d(図2)に対応する。ステップS200,S300でコールされる高解像度向け修整モジュールと低解像度向け修整モジュールは、フォトレタッチ用ソフトウェアの一部分としてRAM32の所定の領域にロードされるが、この領域が、前述した修整モジュール記憶部52a(図2)に対応する。
ステップS200またはS300の実行後、CPU30は、変数iを値1だけインクリメントして(ステップS400)、その後、変数iが、ステップS110で選択された元画像データDaの数nを越えているか否かを判別する(ステップS410)。ここで、変数iが定数nを越えていないと判別された場合には、ステップS110に処理を戻して、入力部51で取り込まれた複数の元画像データDaの中から、次の元画像データDa(i)を処理対象画像データDt(i)とする。
一方、ステップS410で、変数iが定数nを越えたと判別された場合には、全ての元画像データDaに対する修整が完了したとして、図5のステップS420に処理を進める。ステップS420では、CPU30は、一括自動修整処理用のダイアログボックスDB1を、CRTディスプレイ12に表示する処理を行なう。図7は、一括自動修整処理用のダイアログボックスDB1の一例を示す説明図である。図示するように、このダイアログボックスDB1には、元画像データDaと修整済の処理対象画像データDtを表示するための表示フィールドFD1が備えられており、その表示フィールドFD1の左隣りに、[元画像を全て選択]用のボタンBT11と[修整画像を全て選択]用のボタンBT12が設けられ、表示フィールドFD1の下方に、[実行]のボタンBT13が設けられている。
図5に示すように、ステップ420の実行後、CPU30は、入力部51により取り込まれた元画像データDa(1)〜Da(n)と、修整済の処理対象画像データDt(1)〜Dt(n)とを、ダイアログボックスDB1の表示フィールドFD1にサムネイル表示する処理を行なう(ステップS430)。図7に示すように、ダイアログボックスDB1の表示フィールドFD1の上段には、元画像データDa(1)〜Da(n)の各サムネイル画像が表示される。その表示フィールドFD1の下段には、上方に位置する元画像データDa(1)〜Da(n)に対応して、修整済の処理対象画像データDt(1)〜Dt(n)の各サムネイル画像が表示される。
作業者は、作業フィールドFD1に表示されたサムネイル画像から、一括して自動修整した修整済の処理対象画像データDtが美しく仕上がったかを、各画像毎に目視にてチェックする。作業者は、その後、修整済の画像の方が気に入れば、その下段側のサムネイル画像をマウス20を用いてクリックするという操作を行ない、一方、自動修整を施さない元画像の方が好ましいと思った場合には、上段側のサムネイル画像をマウス20を用いてクリックするという操作を行なう。その後、CPU30は、[実行]のボタンBT13がクリック操作されるのを待って(ステップS440)、下段側のサムネイル画像の中でクリックされたサムネイル画像に対応する処理対象画像データDtを、修整済画像データDbとして、HDD42に記憶する処理を行なう(ステップS450)。すなわち、修整済の方が美しいと判断された処理対象画像データDtについては、修整済画像データDbとして、HDD42に記憶する。なお、上段側のサムネイル画像がクリックされて修整前の方が好ましいと判断された元画像データDaについては、対応する処理対象画像データDtを削除して、修整済画像データの作成は行なわない。
なお、一括自動修整処理用のダイアログボックスDB1において、[元画像を全て選択]用のボタンBT11がクリックされる操作がなされたときには、上段側の元画像を表わすサムネイル画像が全てクリックされたものとし、一方、[修整画像を全て選択]用のボタンBT12がクリックされる操作がなされたときには、下段側の修整済画像を表わすサムネイル画像が全てクリックされたものとする。
図5に戻り、ステップS450の実行後、「リターン」に抜けてこの一括自動修整処理を一旦終了する。一方、ステップS440で、[実行]のボタンBT13がクリックされずにキャンセルされた場合には、ステップS450の処理を行なうことなく、「リターン」に抜けてこの一括自動修整処理を一旦終了する。
B−3.高解像度向け修整モジュールと低解像度向け修整モジュール
ステップS200で実行する高解像度向け修整モジュールとステップS300で実行する低解像度向け修整モジュールについて、次に詳述する。高解像度のデジタルカメラは、十分な画質と情報量があるため、高解像度向け修整モジュールにおいては、補整の強度は標準的なものとする。補整の処理としては、シャープネス強調、ノイズ除去、彩度強調、ヒストグラム変形、明るさ・コントラスト補正の各処理を行なう。一方、低解像度のデジタルカメラ(例えば、低価格のいわゆるおもちゃデジタルカメラや、古い機種のデジタルカメラ)は、画質が悪く、ノイズが多く、偽色が多く、エッジが汚い(画素数が少ないためガタガタな線)という傾向があるために、高解像度機向け修整モジュールと比較して、シャープネス強調とノイズ除去の処理を、以下のように変える。すなわち、シャープネス強調とノイズ除去の処理を、エッジをよりなめらかにする、エッジをより強く描写する、ノイズ除去、偽色除去を強く行なうといった処理に変更する。以下、高解像度向け修整モジュールと低解像度向け修整モジュールを具体的に説明する。
図8は、ステップS200にてコールされる高解像度向け修整モジュールを示すフローチャートである。図示するように、この高解像度向け修整モジュールに処理が移行すると、CPU30は、まず、変数jに値1をセットする(ステップS210)。次いで、CPU30は、処理対象画像データDt(i)から、処理対象となるj番目のピクセルPX(j)を選択して、そのピクセルPX(j)と周囲との輝度差BDを算出する(ステップS220)。詳細には、ピクセルPX(j)と、そのピクセルPX(j)の周囲8方向(上、右上、右、右下、下、左下、左、左上)の各ピクセルとの間の輝度(階調)差B1〜B8をそれぞれ求め、各輝度差B1〜B8の中から最大値を、輝度差BDとして求める。
次いで、CPU30は、その輝度差BDが、予め定めた下限値B1(例えば、値4)と上限値B2(例えば、値16)との間に含まれる値か否かを判別する。ここで、BDがB1とB2との間に含まれる値と判別されたときには、CPU30は、処理対象のピクセルPX(j)に対して、アンシャープマスクの処理を施す(ステップS240)。アンシャープマスクの処理は、明るさが大きく変わる部分を強調する周知の処理である。ステップS230で、周囲との輝度差BDが一定範囲内(B1からB2)と判別された場合に、アンシャープマスクの処理を実行することで、明るさの変化を強調する。
一方、ステップS230で、輝度差BDが、下限値B1と上限値B2との間に含まれない値であると判別された場合には、CPU30は、処理対象のピクセルPX(j)に対して、ぼかしの処理を施す(ステップS250)。ぼかしの処理は、周知の処理でノイズ除去を目的としている。ステップS230で、周囲との輝度差BDが下限値B1以下であると判別された場合には、処理対象のピクセルPX(j)は、「ニジミ」のような、いわゆるJPEGノイズであったりすることが多いことから、ぼかすことにより、そのノイズを除去する。あるいは、周囲との輝度差BDが下限値B1以下である場合には、人の肌のようななめらかな部分である可能性も高いので、よりなめらかにしたほうが美しく見えるために、ぼかす。一方、周囲との輝度差BDが上限値B2以上であると判別された場合には、処理対象のピクセルPX(j)はいわゆるスパイクノイズであると判断して、ぼかすことにより、そのノイズを除去する。
ステップS240またはS250の実行後、CPU30は、変数jを値1だけインクリメントして(ステップS260)、その後、変数jが、処理対象画像データDt(i)のピクセル数mを越えているか否かを判別する(ステップS270)。ここで、変数jが定数mを越えていないと判別された場合には、ステップS220に処理を戻して、処理対象画像データDt(i)から次のピクセルPX(j)を選択する。
上述したステップS210ないしS270の処理は、シャープネス強調とノイズ除去の処理を行なおうというものである。ステップS270で、変数jが定数mを越えたと判別された場合には、CPU30は、このシャープネス強調とノイズ除去の処理を抜けて、ステップS280に処理を進める。CPU30は、彩度強調、ヒストグラム変形、明るさ・コントラスト補正の各処理を実行する(ステップS280,S290,S292)。彩度強調、ヒストグラム変形、明るさ・コントラスト補正の各処理は、デジタルカメラで撮影した画像を自動補整するために用いられる周知の構成であり、ここでは詳しい説明は省略する。ステップS292の実行後、「リターン」に抜けて、この高解像度向け修整モジュールの処理ルーチンを一旦終了する。
上述したステップS200の結果、高解像度向け修整モジュールの処理が施された画像データがRAM32に一旦記憶される。
図9は、ステップS300にてコールされる低解像度向け修整モジュールを示すフローチャートである。図示するように、この低解像度向け修整モジュールに処理が移行すると、CPU30は、まず、変数jに値1をセットする(ステップS310)。次いで、CPU30は、処理対象画像データDt(i)から、処理対象となるj番目のピクセルPX(j)を選択して、そのピクセルPX(j)と周囲との輝度差BDを算出する(ステップS320)。詳細には、ピクセルPX(j)と、そのピクセルPX(j)の周囲8方向(上、右上、右、右下、下、左下、左、左上)の各ピクセルとの間の輝度(階調)差B1〜B8をそれぞれ求め、各輝度差B1〜B8の中から最大値を、輝度差BDとして求める。
次いで、CPU30は、処理対象のj番目のピクセルPX(j)を通過するベクトルの方向を算出する処理を行なう(ステップS330)。ここでいうベクトルの方向とは、ピクセルPX(j)の周囲8方向(上、右上、右、右下、下、左下、左、左上)の中で、輝度値の分散が最も小さい方向をいう。図10は、ステップS330の処理の内容を示す説明図である。まず、図10の(a)に示すように、処理対象のj番目のピクセルPX(j)を中心とする5×5のピクセル群を読み出して、次いで、(b)に示すように、上方向の7ピクセル(図中、べた塗りされたピクセル)について、輝度値の分散を求める。この分散は、周知の演算式に従うものである(以下、同じ)。
次いで、図10の(c)に示すように、右上方向の7ピクセル(図中、べた塗りされたピクセル)について、輝度値の分散を求める。続いて、図10の(d)に示すように、右方向の7ピクセル(図中、べた塗りされたピクセル)について、輝度値の分散を求める。図示はしないが、その後、右下方向の7ピクセル、下方向の7ピクセル、左下方向の7ピクセル、左方向の7ピクセル、左上方向の7ピクセルについて、それぞれ輝度値の分散を求める。各方向の7ピクセルは、図10の(d)の状態から、時計回りに45度ずつ順に回転したものである。
図8のステップS330では、さらに、上記求めた8方向の輝度値の分散の中で最も値の小さいもの求めて、この方向を上記求めるべきベクトルの方向と定める。
ステップS330の実行後、CPU30は、ステップS320で求めた輝度差BDが、予め定めた閾値B3(例えば、値8)以上であるか否かを判別する(ステップS340)。この判別は、処理対象のピクセルPX(j)がエッジに該当するか否かを判別するものである。ここで、BDがB3以上であると判別されたときには、そのピクセルPX(j)はエッジに該当することから、CPU30は、処理対象のピクセルPX(j)の輝度値を強調するシャープネス強調の処理を行なう(ステップS350)。
ステップS350の処理は詳細には、処理対象のピクセルPX(j)からステップS330で求めたベクトルの方向と垂直な方向に並ぶ複数(例えば、図10で例示したような7つ)のピクセルの階調値の平均値を求め、処理対象のピクセルPX(j)の輝度値(階調値)を、上記平均値とは逆方向(ここでいう方向とは、大きさの方向)の値に変更する。すなわち、ピクセルPX(j)の階調値と平均値との差分を求めて、その差分だけ上記平均値と逆方向にピクセルPX(j)の階調値を変える。あるいはその差分の所定の割合分だけ、上記平均値と逆方向の大きさにピクセルPX(j)の階調値を変える。例えば、ピクセルPX(j)の輝度値が80で、平均値が120であるとき、80の輝度値を120(増側)とは逆の方向、すなわち、減側に輝度値を変更して、例えば、60の輝度値とする。
一方、ステップS340で、BDがB3以上でないと判別されたときには、ピクセルPX(j)がエッジに該当しないことから、CPU30は、処理対象のピクセルPX(j)の周囲を走るエッジの影響を除去し、ノイズ除去を施す処理を行なう(ステップS360)。詳細には、処理対象のピクセルPX(j)からステップS330で求めたベクトルの方向に並ぶ複数(例えば、上記7つ)のピクセルの階調値の平均値を求め、処理対象のピクセルPX(j)の輝度値(階調値)を、上記平均値に近づける。すなわち、ピクセルPX(j)の階調値と平均値との差分を求めて、その差分の所定の割合分だけ、上記平均値方向にピクセルPX(j)の階調値を変える。
図11は、ステップS350およびS360の処理の内容を示す説明図である。画像データは、図示するように、黒(輝度値0)、濃い灰(輝度値60)、淡い灰(輝度値120)、白(輝度値255)の各色を用いて表わされているものとして説明する。処理対象のピクセルPX(j)が丸1の位置にあるとき、このピクセルPX(j)は、エッジに該当すると判断されることから、ステップS350では、ステップS330で求めた、図中L1方向と垂直なL2方向に向けて、複数のピクセルの輝度の平均値を求める。そうして、丸1に示すピクセルPX(j)の階調値を、その平均値とは逆方向の値に変える。この結果、エッジが、修整前に比べて強調される。
処理対象のピクセルPX(j)が丸2の位置にあるとき、このピクセルPX(j)は、エッジに該当しないと判断されることから、ステップS360では、ステップS330で求めた、図中L3方向に向けて、複数のピクセルの輝度の平均値を求める。そうして、丸2に示すピクセルPX(j)の階調値を、その平均値に近づける。この結果、ピクセルPX(j)について、周囲を走るエッジ(丸1を通るエッジのライン)からの影響が除去されて、ノイズが除去されることになる。
ステップS350およびS360の処理は、要は、ピクセルPX(j)がエッジに該当するときには、そのエッジが強調されるように、エッジをより強く表わし、ピクセルPX(j)がエッジに該当しないときには、周囲を走るエッジの影響が除外されて、ノイズが除去される処理を強く行なう。これらの処理は、高解像度向け修整モジュールのステップS240,S250で実行するアンシャープマスクとぼかし(ノイズ除去)の処理と比べて、修整の強度は遙かに高いものである。
ステップS350またはS360の実行後、CPU30は、変数jを値1だけインクリメントして(ステップS370)、その後、変数jが、処理対象画像データDt(i)のピクセル数mを越えているか否かを判別する(ステップS380)。ここで、変数jが定数mを越えていないと判別された場合には、ステップS320に処理を戻して、処理対象の元画像データDa(i)から次のピクセルPX(j)を選択する。
上述したステップS310ないしS380の処理は、シャープネス強調とノイズ除去の処理を行なおうというものである。ステップS380で、変数jが定数mを越えたと判別された場合には、CPU30は、このシャープネス強調とノイズ除去の処理を抜けて、ステップS390に処理を進める。CPU30は、彩度強調、ヒストグラム変形、明るさ・コントラスト補正の各処理を実行する(ステップS390,S392,S394)。彩度強調、ヒストグラム変形、明るさ・コントラスト補正の各処理は、高解像度向け修整モジュールにおけるステップS280,S290,S292と同一の処理である。ステップS394の実行後、「リターン」に抜けて、この低解像度向け修整モジュールの処理ルーチンを一旦終了する。
上述したステップS300の結果、低解像度向け修整モジュールの処理が施された画像データがRAM32に一旦記憶される。
C.作用・効果
以上のように構成されたこの実施例のコンピュータシステムによれば、画像の特性に関連があるパラメータ、ここでは、デジタルカメラ14の出力解像度を特定し得るパラメータPTに基づいて選択された修整モジュールでもって、画像の修整がなされる。このために、画像の特性に応じた修整モジュールでもって、その画像の修整がなされる。したがって、このコンピュータシステムによれば、画像に対して、その画像の特性に適合した修整を施すことが可能となることから、修整による仕上げを美しくすることができる。
特に、この実施例では、画像の特性に関連があるパラメータは、デジタルカメラ14の出力解像度を特定し得るデータであることから、出力解像度に適合した修整を施すことができる。高解像度のデジタルカメラで撮影した画像と、低解像度のデジタルカメラで撮影した画像とは、画質の程度がもともと大きく違うことから、同一の修整では、出力解像度によっては修整が不適なものとなる。翻って、この実施例では、出力解像度が高いときには、修整強度が標準的な高解像度向け修整モジュールを実行することで、もともと高い画質のレベルを保持した状態で画質の仕上げを行なう。出力解像度が低いときには、修整強度の高い低解像度向け修整モジュールを実行することで、積極的に画質の修整を行なう。このために、高解像度のデジタルカメラで撮影した画像も、低解像度のデジタルカメラで撮影した画像も修整による仕上げを美しくすることができる。
D.他の実施形態:
本発明の他の実施形態について、次に説明する。
D−1.第1の他の実施形態:
前記実施例では、デジタルカメラ14の出力解像度を特定し得るパラメータPTに基づいて、修整モジュールを選択する構成としたが、これに換えて、画像を撮影したデジタルカメラ14のメーカ名に基づいて、修整モジュールを選択する構成としてもよい。Exif形式の画像データである場合には、図6に示すように、付加情報のデータの中に、[メーカ名]の項目Nm2が用意されていることから、そのメーカ名の項目Nm2からメーカ名データを読み出して、予め用意したメーカ別の修整モジュールから、対応するメーカ別の修整モジュールを選択する。デジタルカメラは、メーカによって出力される画像データに特性上の傾向がみられる。メーカ別の修整モジュールは、上記メーカ毎の特性を修復するように作られている。
図12は、メーカ別の修整モジュールが、どのような修整内容の違いによって作成されるかの一例を示す説明図である。図示するように、メーカ名(情報が無くメーカ名が不明の場合を含む)によって、シャープネス強調、彩度強調、ノイズ除去の各修整処理の修整の強度が相違するように、メーカ別の修整モジュールが作成される。
D−2.第2の他の実施形態:
前記実施例に換えて、画像を撮影したデジタルカメラ14の機種名に基づいて、修整モジュールを選択する構成としてもよい。Exif形式の画像データである場合には、前述したように、付加情報のデータの中に、[機種名]の項目Nm1(図6参照)が用意されていることから、その機種名の項目Nm1から機種名データを読み出して、予め用意した機種別の修整モジュールから、対応する機種別の修整モジュールを選択する。デジタルカメラは、機種によって出力される画像データに特性上の傾向がみられる。機種別の修整モジュールは、上記機種毎の特性を修復するように作られている。
図13は、機種別の修整モジュールが、どのような修整内容の違いによって作成されるかの一例を示す説明図である。図示するように、機種名(情報が無く機種名が不明の場合を含む)によって、シャープネス強調、彩度強調、ノイズ除去の各修整処理の修整の強度が相違するように、機種別の修整モジュールが作成される。
D−3.第3の他の実施形態:
前記実施例に換えて、画像を撮影したデジタルカメラ14に搭載されるCCDを特定するデータに基づいて、修整モジュールを選択する構成としてもよい。Exif形式の画像データである場合には、前述したように、付加情報のデータの中に、[機種名]の項目Nm1(図6参照)が用意されていることから、その機種名の項目Nm2から機種名データを読み出して、予めRAM32に格納した、機種毎の性能(CCDの型番を含む)を示す機種情報テーブルをその機種名データをキーとして参照することで、その画像データの出力元であるデジタルカメラのCCDの型番を求める。そうして、予め用意したCCD型番別の修整モジュールから、対応する修整モジュールを選択する。デジタルカメラは、搭載されるCCDによって出力される画像データに特性上の傾向がみられる。CCD型番別の修整モジュールは、上記CCD型番毎の特性を修復するように作られている。
D−4.第4の他の実施形態:
前記実施例に換えて、画像を撮影したデジタルカメラ14に搭載されるCCDフィルタが、原色フィルタと補色フィルタのいずれであるかを特定するデータに基づいて、修整モジュールを選択する構成としてもよい。Exif形式の画像データである場合には、前述したように、付加情報のデータの中に、[機種名]の項目Nm1(図6参照)が用意されていることから、その機種名の項目Nm2から機種名データを読み出して、予めRAM32に格納した、機種毎の性能(CCDフィルタが原色系か補色系かを判別するデータを含む)を示す機種情報テーブルをその機種名データをキーとして参照することで、その画像データの出力元であるデジタルカメラのフィルタが原色系か補色系を求める。そうして、予め用意したCCDフィルタの種類(原色系か補色系かの種類)別の修整モジュールから、対応する修整モジュールを選択する。デジタルカメラは、CCD表面に貼り付けられたCCDフィルタが原色フィルタであるか補色フィルタであるかによって、出力される画像データに特性上の傾向がみられる。CCDフィルタの種類別の修整モジュールは、上記CCDフィルタの種類別の特性を修復するように作られている。
図14は、CCDフィルタ別の修整モジュールが、どのような修整内容の違いによって作成されるかの一例を示す説明図である。図示するように、原色フィルタであるか補色フィルタであるかの違いによって、シャープネス強調、彩度強調、ノイズ除去の各修整処理の修整の強度が相違するように、CCDフィルタ別の修整モジュールが作成される。
D−5.さらに他の実施形態:
本発明の他の実施形態について、次に説明する。
(1)前記実施例では、画像修整を施す元画像データは、デジタルカメラにより撮影したものとしたが、これに替えて、カラースキャナ等を用いて獲得した銀塩写真やカラーグラビア等の画像データであってもよい。また、必ずしもカラーの画像データである必要もなく、白黒の画像データに適用することもできる。
(2)前記実施例では、高解像度向け修整モジュール、低解像度向け修整モジュール共に、ソフトウェアで構成されていたが、これに換えて、ハードウェアにて構成することもできる。すなわち、高解像度向け、低解像度向けの各修整処理を、所定の電子回路で構成されたものを、高解像度向け修整モジュール、低解像度向け修整モジュールとする。
(3)前記実施例では、高解像度向けと低解像度向けの2種類の修整モジュールを用意したが、これに換えて、3以上の種類の修整モジュールを用意して、パラメータPTの値に応じて、その3以上の種類の修整モジュールに振り分ける構成とすることもできる。
(4)前記実施例では、高解像度向けと低解像度向けの2種類の修整モジュールを用意したが、これに換えて、季節毎の修整モジュールを用意して、Exif形式の画像データに記録されている撮影日時のデータから季節を判定して、その判定結果に応じて、上記季節毎の修整モジュールを選択する構成とすることもできる。例えば、春向けの修整モジュールは、新緑の感じを出すために「色あい」を緑色の感じを加えた色調とすることで、より季節感の強い画像に修整を行なうことができる。あるいは、緑色の感じを抑えることで、季節感を抑えた画像への修整を行なうことも可能となる。
(5)前記実施例では、高解像度向けと低解像度向けの2種類の修整モジュールを用意したが、これに換えて、撮影時間帯毎の修整モジュールを用意して、Exif形式の画像データに記録されている撮影日時のデータからどの撮影時間帯に該当するかを判定して、その判定結果に応じて、上記撮影時間帯毎の修整モジュールを選択する構成とすることもできる。例えば、夕暮れの時間帯の修整モジュールは、夕焼けで照らされた赤っぽい色にするというような修整を行なうものとすることで、撮影時間帯による影響がより強い画像に修整を行なうことができる。あるいは、赤っぽい色にすることを抑えることで、撮影時間帯による影響を抑えた画像への修整を行なうことも可能となる。
(6)前記実施例では、高解像度向け修整モジュールか低解像度向け修整モジュールかの一つを選択するように構成されていたが、これに換えて、修整モジュールを修整の種類によって細分化して、パラメータに基づいて、2以上の修整モジュールが選択される構成とすることもできる。
以上、本発明の実施例を詳述してきたが、本発明は、こうした実施態様に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施することができるのは勿論のことである。
この発明の一実施例を適用するコンピュータシステム10のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。 コンピュータ本体16によって実行されるこのフォトレタッチ用ソフトウェア50に従う制御処理の様子を示すブロック図である。 アプリケーションウィンドウWDを示す説明図である。 CPU30にて実行される一括自動修整処理の前半部分のルーチンを示すフローチャートである。 上記一括自動修整処理の後半部分のルーチンを示すフローチャートである。 Exif形式の画像データのフォーマットの一例を示す説明図である。 一括自動修整処理用のダイアログボックスDB1の一例を示す説明図である。 ステップS200にてコールされる高解像度向け修整モジュールを示すフローチャートである。 ステップS300にてコールされる低解像度向け修整モジュールを示すフローチャートである。 ステップS330の処理の内容を示す説明図である。 ステップS350およびS360の処理の内容を示す説明図である。 メーカ別の修整モジュールがどのような修整内容の違いによって作成されるかの一例を示す説明図である。 機種別の修整モジュールがどのような修整内容の違いによって作成されるかの一例を示す説明図である。 CCDフィルタ別の修整モジュールがどのような修整内容の違いによって作成されるかの一例を示す説明図である。
符号の説明
10...コンピュータシステム
13...プリンタ
14...デジタルカメラ
16...コンピュータ本体
18...キーボード
20...マウス
33...表示画像メモリ
34...マウスインタフェース
35...キーボードインタフェース
39...プリンタインタフェース
40...入出力機用インタフェース
42...ハードディスクドライブ
44...モデム
46...公衆電話回線
47...サーバ
50...フォトレタッチ用ソフトウェア
51...入力部
52...一括自動修整部
52a...修整モジュール記憶部
52b...パラメータ検出部
52c...修整モジュール選択部
52d...修整部
53...出力部
54...印刷部
60...ディスプレイドライバ
62...プリンタドライバ
WD...アプリケーションウィンドウ
DB1...一括自動修整処理用のダイアログボックス
Da...元画像データ
Db...修整済画像データ
PT...パラメータ

Claims (21)

  1. 画像データで表わされた画像を修整する画像修整方法であって、
    (a)前記修整のための処理が規定された修整モジュールを、複数種類用意するステップと、
    (b)前記画像の特性に関連があるパラメータを、前記画像データから検出するステップと、
    (c)前記検出されたパラメータに基づいて、前記複数種類の修整モジュールから少なくとも一の修整モジュールを選択するステップと、
    (d)前記選択された修整モジュールを用いて、前記画像の修整を行なうステップと
    を備える画像修整方法。
  2. 前記画像データは、デジタルカメラにより撮影された画像を表わす画像データである請求項1に記載の画像修整方法。
  3. 前記パラメータは、前記デジタルカメラの出力解像度を特定し得るデータである請求項2に記載の画像修整方法。
  4. 請求項3に記載の画像修整方法であって、
    前記ステップ(a)は、補整強度が相違する第1の修整モジュールと第2の修整モジュールとを用意し、修整の強度が高い側を第1の修整モジュールとし、修整の強度が低い側を第2の修整モジュールとする構成であり、
    前記ステップ(c)は、
    (c−1)前記パラメータに基づいて、出力解像度が高低のいずれであるかを判別するステップと、
    (c−2)前記ステップ(c−1)により前記出力解像度が高いと判別されたとき、前記第1の修整モジュールを選択し、前記ステップ(c−1)により前記出力解像度が低いと判別されたとき、前記第2の修整モジュールを選択するステップと
    を備える画像修整方法。
  5. 前記パラメータは、前記デジタルカメラのメーカを特定するデータである請求項2に記載の画像修整方法。
  6. 前記パラメータは、前記デジタルカメラの機種を特定するデータである請求項2に記載の画像修整方法。
  7. 前記パラメータは、前記デジタルカメラに搭載されるCCDを特定するデータである請求項2に記載の画像修整方法。
  8. 前記パラメータは、前記デジタルカメラに搭載されるCCDフィルタが、原色フィルタと補色フィルタのいずれであるかを判別するデータである請求項2に記載の画像修整方法。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像修整方法であって、
    前記画像データは、画像を表わす実画像データとともに、撮影条件を表わす付加情報を記憶するデータであり、
    前記ステップ(b)は、
    (b−1)前記画像データの前記付加情報から前記パラメータを求めるステップ
    を備える画像修整方法。
  10. 画像データで表わされた画像を修整する画像修整装置であって、
    前記修整のための処理が規定された修整モジュールを、複数種類記憶する修整モジュール記憶手段と、
    前記画像の特性に関連があるパラメータを、前記画像データから検出するパラメータ検出手段と、
    前記検出されたパラメータに基づいて、前記複数種類の修整モジュールから少なくとも一の修整モジュールを選択する修整モジュール選択手段と、
    前記選択された修整モジュールを用いて、前記画像の修整を行なう修整手段と
    を備える画像修整装置。
  11. 前記画像データは、デジタルカメラにより撮影された画像を表わす画像データであり、前記パラメータは、前記デジタルカメラの出力解像度を特定し得るデータである請求項10に記載の画像修整装置。
  12. 画像データで表わされた画像を修整する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    (a)前記修整のための処理が規定された修整モジュールを、複数種類用意する機能と、
    (b)前記画像の特性に関連があるパラメータを、前記画像データから検出する機能と、
    (c)前記検出されたパラメータに基づいて、前記複数種類の修整モジュールから少なくとも一の修整モジュールを選択する機能と、
    (d)前記選択された修整モジュールを用いて、前記画像の修整を行なう機能と
    を実現するコンピュータプログラム。
  13. 前記画像データは、デジタルカメラにより撮影された画像を表わす画像データである請求項12に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記パラメータは、前記デジタルカメラの出力解像度を特定し得るデータである請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 請求項14に記載のコンピュータプログラムであって、
    前記機能(a)は、補整強度が相違する第1の修整モジュールと第2の修整モジュールとを用意し、修整の強度が高い側を第1の修整モジュールとし、修整の強度が低い側を第2の修整モジュールとする構成であり、
    前記機能(c)は、
    (c−1)前記パラメータに基づいて、出力解像度が高低のいずれであるかを判別する機能と、
    (c−2)前記機能(c−1)により前記出力解像度が高いと判別されたとき、前記第1の修整モジュールを選択し、前記機能(c−1)により前記出力解像度が低いと判別されたとき、前記第2の修整モジュールを選択する機能と
    を備えるコンピュータプログラム。
  16. 前記パラメータは、前記デジタルカメラのメーカを特定するデータである請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  17. 前記パラメータは、前記デジタルカメラの機種を特定するデータである請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  18. 前記パラメータは、前記デジタルカメラに搭載されるCCDを特定するデータである請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  19. 前記パラメータは、前記デジタルカメラに搭載されるCCDフィルタが、原色フィルタと補色フィルタのいずれであるかを判別するデータである請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  20. 請求項12ないし19のいずれかに記載のコンピュータプログラムであって、
    前記画像データは、画像を表わす実画像データとともに、撮影条件を表わす付加情報を記憶するデータであり、
    前記機能(b)は、
    (b−1)前記画像データの前記付加情報から前記パラメータを求める機能
    を備えるコンピュータプログラム。
  21. 請求項12ないし20のいずれかに記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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