JP2009055607A - 多入力多出力システムにおけるデータ処理方法およびその装置 - Google Patents

多入力多出力システムにおけるデータ処理方法およびその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】MIMOシステムにおける信号品質を向上させることができるデータ処理方法を提供する。
【解決手段】ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定するステップAと、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、該処理対象データに対して循環遅延ダイバーシティ(CDD)プリコーディング処理を行うステップBとを含む。また、本発明はデータ処理装置を開示している。この装置は、グルーピングモジュールと循環遅延ダイバーシティ(CDD)プリコーディング処理モジュールとを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、多入力多出力(MIMO)技術に関し、特に多入力多出力システムにおけるデータ処理方法およびその装置に関する。
MIMO技術の核心は、マルチアンテナを用いてマルチ送受信を実現することにより、空間リソースを充分に開発することである。狭帯域チャネルの条件で、MIMOシステムのチャネル容量が近似的に送受信アンテナ数の最小値に正比例するため、周波数リソースおよびアンテナの送信電力を増加することなく、チャネル容量および周波数利用効率を倍的に向上させることができる。
OFDM技術は、マルチキャリア伝送技術であって、チャネルを若干の直交サブチャネルに分割し、高速データストリームを並列の低速サブデータストリームに変換して、各サブチャネルに変調して伝送する。OFDMシステムの代表的な特徴は、サブチャネル間の相互干渉(ICI)が小さく、周波数リソースの利用効率が高く、周波数選択性フェージングとシンボル間干渉の耐性がより高いなどである。
MIMO技術およびOFDM技術のメリットを充分に発揮するために、現在、OFDMの上で空間リソースを合理的に開発しており、MIMOとOFDMとを組合わせることにより、MIMO−OFDMシステムを形成する。MIMO−OFDMシステムにおいて、ユーザサービス品質(QoS)を確保する前提で、更に高いデータ伝送レートを提供することができる。
平坦なチャネルで周波数選択性チャネル効果を得るために、通常、MIMO−OFDMシステムの処理対象データにおいて循環遅延を導入し、即ち、異なる送信アンテナにおける送信対象データを異なる循環遅延に対応させることにより、循環遅延ダイバーシティ(CDD)が得られる。上記循環遅延を導入する操作はCDD処理と呼ばれる。また、MIMO−OFDMシステムにおける信号伝送品質を向上させるために、通常、所定のコードブックを用いて処理対象データに対してプリコーディング操作を行う。即ち、コードブックにおける、現在チャネルに最もマッチングするコードワードと処理対象データとを乗算する。現在、常に上記のCDD処理とプリコーディング処理とを組合わせて、CDDプリコーディング技術を形成することにより、平坦なチャネル環境でマルチユーザスケジューリング性能の劣化問題を更に緩和し、信号品質を向上させる。
図1は従来の基地局側がCDDプリコーディング方式でデータ処理を行うフローチャートである。図1を参照して、下り方向を例として、該データ処理方法は下記のステップを含む。
ステップ101において、無線リソースを各ユーザ端末に割り当て、各ユーザ端末の信号ストリームを用いて処理対象データを構成する。
ここで、下り方向のデータ処理を行う必要があるため、基地局は、マルチユーザの正常な伝送を確保するように、MIMO−OFDMシステムにおける各ユーザ端末に無線リソースを割り当てる。また、基地局が下り方向でマルチユーザと通信する必要があるため、本ステップにおいて、各ユーザ端末に対応する信号ストリームを合成して処理対象データを構成する必要がある。例えば、各ユーザに対応する信号ストリームを1行として、処理対象データ行列を形成する。
ステップ102において、所定のコードブックから、セル内のユーザ端末に対応するコードワードを選択し、処理対象データに対してプリコーディング処理を行う。
MIMO−OFDMシステムにおいて、基地局と端末に同じコードブックを予め設定する。前記コードブックには、プリコーディング用のコードワードが複数含まれる。端末は、自分の測定によって現在のチャネル品質を決定し、コードブックから、決定されたチャネル応答に最もマッチングするコードワードを選択して、該コードワードインデックスを基地局にフィードバックする。基地局は、端末から報告されたコードワードインデックスを受信した後に、コードブックから、該コードブックインデックスの代表するコードワードを選択して、該ユーザ端末の所属するセルにおけるあらゆるユーザ端末に対応するコードワードとする。今回のデータ処理においてセル内のユーザ端末に対応するコードワードが決定された後、選択されたコードワードと、処理対象信号における各ユーザ端末の信号ストリームとを乗算して、プリコーディング処理結果を得る。
ステップ103において、所定の各アンテナの循環遅延により、プリコーディング処理結果に対してCDD処理を行う。
通常、各アンテナに対応する循環遅延はそれぞれ、OFDMチップ(chip)を基本単位とし、長時間で緩やかに変化する。例えば、2×2(送信×受信)のMIMO−OFDMシステムにおいて、送信アンテナ1および送信アンテナ2とも信号[S,S,…S]を送信し、ここで、Sが時間上でSより早いことを想定する。送信アンテナ1に対応する循環遅延が−1個のOFDMチップであり、送信アンテナ2に対応する循環遅延が2個のOFDMチップであるとすれば、送信アンテナ1で送信される信号が時間の前後順序でS→S→…→SN−2→SN−1となり、送信アンテナ2で送信される信号が時間の前後順序でS→…→S→S→Sとなる。ここからわかるように、信号に対してCDD処理を行うことは、実質的に、循環遅延がゼロより大きい場合、時間順序で前のn個のシンボルを、時間順序で後ろの位置に順次並べて伝送し、循環遅延がゼロより小さい場合、時間順序で後ろのn個のシンボルを、時間順序で前の位置に順次並べて伝送することである。
上記のステップ102と103とを合併して共同操作を行ってよい。即ち、伝送対象信号とCDDプリコーディングコードワードとを乗算することで、CDDプリコーディング処理を実現する。ここのCDDプリコーディングコードワードは、
Figure 2009055607
と表されることができる。ここで、
Figure 2009055607
はCDDプリコーディングコードワードを表し、WConventionalは伝統的なプリコーディングコードワードであり、
Figure 2009055607
はCDD処理部分であり、そのうち、kはサブキャリア順番であり、Nはサブキャリア数であり、dはi本目のアンテナの循環遅延である。
ここまで、従来のデータ処理プロセスを終了する。
上記処理を行った後、CDD処理結果に対してシリアル/パラレル(S/P)変換、逆高速フーリエ変換(IFFT)および循環プリフィックスの挿入などの処理を行って、伝送対象信号を形成し、対応のアンテナを介して送信するようにしてもよい。
上記のデータ処理プロセスからわかるように、同一セルに位置するユーザ端末が用いたプリコーディングコードワード部分WConventionalは同じである。1つのセルに、異なるニーズがあるユーザ端末が存在するため、これらのユーザ端末によって、チャネル応答を反映するプリコーディングコードワードへの要求も異なっている。しかしながら、ある種類のコードワードは、あるニーズのユーザ端末にしか適合できず、他のユーザ端末の信号伝送品質に影響を与える。例えば、低ビット誤り率をコードワードの選択基準とすれば、選択されるコードワードは、高い周波数利用効率を要するユーザ端末に適合できない。また、従来の循環遅延が長時間で緩やかに変化するものに過ぎないため、セルに移動速度の速いユーザ端末が存在する場合、長時間で緩やかに変化する循環遅延は、これらのユーザ端末のチャネル変化速度に適用されることができず、高速で移動するユーザ端末の信号伝送品質も確保できない。ここからわかるように、従来のデータ処理方法において、各ユーザ端末に対してCDDプリコーディングコードワードの選択を行うことができないため、あらゆるユーザ端末のニーズを満たすことができず、MIMOシステムにおける信号品質に影響を及ぼす。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、MIMOシステムにおける信号品質を向上させることができるデータ処理方法を提供している。
本発明に係るデータ処理方法において、
ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定するステップAと、
処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、該処理対象データに対して循環遅延ダイバーシティ(CDD)プリコーディング処理を行うステップBと、を含む。
また、本発明は、MIMOシステムにおける信号品質を向上させることができるデータ処理装置を提供している。
本発明のデータ処理装置において、
ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定し、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループのプリコーディングコードワードおよび循環遅延をCDDプリコーディング処理モジュールに送信するグルーピングモジュールと、
受信したプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、該処理対象データに対してCDDプリコーディング処理を行うCDDプリコーディング処理モジュールと、
を含む。
本発明によれば、MIMOシステムにおける信号品質を向上させることができる。具体的に、本発明は以下のような有益な効果を持っている。
本発明において、チャネル特性およびQoS要求に基づいて、ユーザ端末を異なるグループに分割し、各グループには、グループ内のユーザ端末に適合するプリコーディングコードワードおよび循環遅延がある。そのため、上りまたは下りデータの処理を行うとき、使われるプリコーディングコードワードおよび循環遅延は、ユーザ端末のチャネル特性によく適応し、そのQoS要求を満たすことができる。従って、従来のデータ処理方案に比べて、本発明における信号品質は大いに向上することができる。
本発明の目的、解決手段をさらに明確にするように、図面を参照して実施例を挙げながら、本発明についてさらに詳しく説明する。
本発明は、MIMOシステムにおけるデータ処理方法である。その基本思想は、ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、各グループのユーザ端末が同じCCD遅延およびプリコーディングコードワードに対応することである。
図2は本発明に係るデータ処理方法の例示的なフローチャートである。図2を参照すると、該方法は下記のステップを含む。
ステップ201において、ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定する。
ステップ202において、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、該処理対象データに対してCDDプリコーディング処理を行う。
上記プロセスの操作によれば、本発明において、チャネル特性およびQoS要求に基づいて、ユーザ端末を異なるグループに分割し、各グループには、グループ内のユーザ端末に適合するプリコーディングコードワードおよび循環遅延がある。そのため、上りまたは下りデータの処理を行うとき、使われるプリコーディングコードワードおよび循環遅延は、ユーザ端末のチャネル特性によく適応し、そのQoS要求を満たすことができる。従って、従来のデータ処理方案に比べて、本発明における信号品質は大いに向上することができる。
説明すべきものとして、上記チャネル特性はユーザ端末の移動速度、所在位置、見通し内(LOS:line of sight)/見通し外(NLOS:non line of sight)などを含み、QoS要求は作業モード、ビット誤り率、周波数利用効率、およびデータレートなどを含む。また、プリコーディングコードワードと循環遅延はいずれも長時間フィードバックと瞬時フィードバックなどのタイプに分けられてよい。例えば、長時間フィードバックの循環遅延(例えば、(N/N×I)個のOFDMチップに等しく、ここで、Nはサブキャリア数であり、Nは送信アンテナ数であり、Iはアンテナインデックスである。)は、高速で移動するユーザ端末や、セルのエッジに位置するユーザ端末に適合し、瞬時フィードバックの循環遅延(例えば、+/−1、+/−2、または+/−3個のOFDMチップに等しい)は、低速で移動するユーザ端末、セルの中心に位置するユーザ端末、または見通し内にあるユーザ端末に適合し、ゼロ循環遅延は、見通し外にあるユーザ端末に適合する。
相応的に、図3は本発明に係るデータ処理装置を示す図である。図3を参照すると、該データ処理装置は、ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定し、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループのプリコーディングコードワードおよび循環遅延をCDDプリコーディング処理モジュールに送信するグルーピングモジュールと、受信したプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、該処理対象データに対してCDDプリコーディング処理を行うCDDプリコーディング処理モジュールと、を含む。
以下、具体的な実施例を挙げながら、上記データ処理方案を詳しく説明する。
(実施例1)
本実施例は下りデータの処理に対するものである。CDDプリコーディング処理プロセスは基地局で行われる。図4は本発明に係るデータ処理方法のフローチャートである。図4を参照すると、該方法は下記のステップを含む。
ステップ401において、ユーザ端末は自分のチャネル特性およびQoS要求に基づいて自分の所属するグループを決定し、グループ情報を所属するセル内の基地局に送信する。
循環遅延およびプリコーディングコードワードを各ユーザ端末に適合させるという問題を解決するために、本実施例において、基地局およびユーザ端末にグループ(例えば、セル中心・高移動速度グループ、セル中心・低移動速度グループ、セルエッジ・高移動速度グループ、セルエッジ・低移動速度グループなど)を予め設定し、決定されたあらゆるグループのグループ情報を基地局およびユーザ端末に記憶するようにしてよい。異なるタイプのユーザ端末を代表するグループを分割した後に、基地局は、適当なプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに選択する。例えば、セル中心・高移動速度グループは、長時間フィードバックの循環遅延および長時間フィードバックのプリコーディングコードワードに対応する。後続検索を便利に行うために、基地局には、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を記載するCDDプリコーディングパラメータ表を作成するようにしてよい。
本ステップにおいて、ユーザ端末は、特性パラメータを測定することによって、自分の現在のチャネル特性(例えば、高/低速移動、セル中心/エッジに位置すること、マルチユーザ(MU)−MIMO/シングルユーザ(SU)−MIMOモードにあること、および見通し内/外など)を決定するようにしてよい。また、ユーザ端末は、上記測定された特性パラメータに基づいて、現在のQoS要求(例えば、低ビット誤り率要求または高データレート要求など)を決定するようにしてもよい。チャネル特性およびQoS要求が決定された後、該ユーザ端末の所属すべきグループを決定することができ、次に、該グループ情報を、上りチャネルを介して基地局に送信することにより、基地局が後続のデータ処理を行う依拠とする。
ステップ402において、基地局は受信したグループ情報に基づいて、処理対象データに係るユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定する。
本ステップにおいて、基地局はグループ情報を受信した後、予め作成されたCDDプリコーディングパラメータ表を検索することで、グループ情報を送信してきたユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を見つけることができる。
以上の2つのステップは、ユーザ端末が自分の所属するグループを自発的に決定する第1方式である。本実施例において、基地局がユーザ端末の所属するグループを自発的に決定する第2方式を採用するようにしてもよい。第2方式では、基地局のみに、グループを予め設定し、CDDプリコーディングパラメータ表を作成する。ユーザ端末は定期的に、または基地局の通知で測定を行って、自分の特性パラメータ(例えば、チャネル統計特性、移動速度など)を決定し、決定された特性パラメータを基地局に送信する。基地局は、ユーザ端末の特性パラメータを受信した後、これらの特性パラメータに基づいて該ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求を決定し、次に、チャネル特性およびQoS要求に基づいて該ユーザ端末を対応のグループに入れ、CDDプリコーディングパラメータ表に基づいて該ユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定する。上記2つの方式を比較して、第1方式は、伝送情報量が第2方式より少ないが、ユーザ端末において所属するグループの決定操作を実行する必要がある。実際の応用では、ステップ401およびステップ402の操作を実行するために、この2つの方式のいずれかを任意に選択してよい。
また、本実施例はMIMO−OFDMシステムに対するものである。即ち、多入力多出力を同時に行うため、ここで、現在のあらゆる処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループが決定された後に、各ユーザ端末に対応する循環遅延およびプリコーディングコードワードを決定してもよく、1つのユーザ端末の所属するグループが決定されるたびに、直ちに循環遅延およびプリコーディングコードワードを決定してもよい。
なお、本実施例において、本ステップでユーザ端末の所属するグループが決定された後、無線リソースの割当を実行するようにしてもよい。ここで、低移動速度のユーザ端末に対してリアルタイムのリソース割当を実行し、高移動速度のユーザ端末に対して長時間のリソース割当を実行する。
ステップ403において、決定されたプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、ユーザ端末の処理対象データに対してプリコーディング処理およびCDD処理を行う。
本ステップにおいて、まず、決定されたプリコーディングコードワードにより、該ユーザ端末の処理対象データに対してプリコーディング処理を行い、即ち該コードワードと処理対象データとを乗算し、その後、決定された循環遅延によりプリコーディング結果に対してCDD処理を行う。
ステップ404〜405において、処理結果に対してS/P変換およびIFFT変換を行って、変換結果に循環プリフィックスを挿入する。
ここの2つのステップの処理を完了した後、処理対象データは、周波数領域信号から時間領域信号に変換しており、検査に便利な循環プリフィックスを有している。もちろん、ステップ403において、CDD処理を実行する前に、ここのS/P変換およびIFFT変換を行うようにしてよい。このように、CDD処理は時間領域信号に対する処理になる。
ここまで、本実施例に係るデータ処理プロセスを完成した。
本実施例が下りデータ処理に対するものであるため、上記データ処理を完了した後、基地局は、処理後のデータを各送信アンテナに割り当てて、対応のユーザ端末に送信することにより、MIMO−OFDMシステムの下りデータ伝送を完成する。
図5は、本実施例に係る上記プロセスを実行するデータ処理装置の構成を示す図である。図5に示されたデータ処理装置は、図3におけるグルーピングモジュールおよびCDDプリコーディングモジュールを細分化したものである。図5を参照すると、本実施例におけるデータ処理装置は、グルーピングモジュールとCDDプリコーディングモジュールとを含む。ここで、グルーピングモジュールは、制御サブモジュールと記憶サブモジュールとを含み、CDDプリコーディング処理モジュールは、プリコーディングサブモジュールとCDD処理サブモジュールとを含む。また、選択的に、本実施例におけるデータ処理装置は、図5の点線で示される変換モジュールをさらに含むようにしてよく、同様に点線で示される循環プリフィックスモジュールをさらに含むようにしてもよい。処理対象データが本実施例における下りデータである場合、上記のデータ処理装置は基地局に位置する。
具体的に、グルーピングモジュール内の制御サブモジュールは、ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行って、各グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定し、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を記憶サブモジュールに送信し、グルーピングモジュールの外部から、処理対象データに対応するユーザ端末のグループ情報を受信し、該ユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、記憶サブモジュールから読み取って、CDDプリコーディング処理モジュールに送信する。グルーピングモジュール内の記憶サブモジュールは、制御サブモジュールからのあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を受信記憶し、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、制御サブモジュールへ提供する。
CDDプリコーディング処理モジュール内のプリコーディングサブモジュールは、外部からの処理対象データと、グルーピングモジュールからのプリコーディングコードワードとを受信し、受信したプリコーディングコードワードにより処理対象データに対してプリコーディング処理を行い、プリコーディング処理結果をCDD処理サブモジュールに送信する。CDDプリコーディング処理モジュール内のCDD処理サブモジュールは、グルーピングモジュールからの循環遅延と、プリコーディングサブモジュールからのプリコーディング処理結果とを受信し、受信した循環遅延によりプリコーディング処理結果に対してCDD処理を行う。
データ処理装置が変換モジュールと循環プリフィックスモジュールとをさらに含む場合、CDD処理サブモジュールはCDDプリコーディング処理結果を変換モジュールにも送信し、変換モジュールは受信したCDDプリコーディング処理結果に対してS/P変換およびIFFT変換を行い、変換結果を循環プリフィックスモジュールに送信し、循環プリフィックスモジュールは受信した変換結果に循環プリフィックスを追加して、伝送対象データを形成する。また、プリコーディングサブモジュールはプリコーディング結果を変換モジュールに送信し、変換モジュールは受信したデータに対してS/P変換およびIFFT変換を行った後、変換結果をCDD処理サブモジュールに伝送するようにしてもよい。
基地局がユーザ端末の所属するグループを自発的に決定する第2方式を採用する場合、制御サブモジュールは、グルーピングモジュールの外部から処理対象データに対応するユーザ端末のグループ情報を受信して該ユーザ端末の所属するグループを決定するのではなく、外部からの処理対象データに対応するユーザ端末の特性パラメータを受信し、受信した特性パラメータに基づいて、前記ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求を決定して、該ユーザ端末の所属するグループを得る。他のサブモジュールで実行される操作は、ユーザ端末が自分の所属するグループを自発的に決定する第1方式での操作と同じである。
本実施例は、データ処理プロセスでユーザ端末に対するグルーピング操作を導入することによって、伝送対象信号が存在するユーザ端末に対して、そのチャネル特性およびQoS要求に適合するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を割り当て、基地局とこれらのユーザ端末とがデータのやりとりを行う際に、ユーザ端末の要求を充分に満たすのみではなく、信号品質を向上させることができる。また、信号品質が向上したため、再送の場合が少なくなり、各ユーザ端末および基地局が単位時間で伝送可能なシグナリング数が大いに増加し、システムのスループットおよび周波数利用効率を有効に向上させた。
(実施例2)
本実施例は上りデータの処理に対するものである。CDDプリコーディング処理プロセスはユーザ端末で行われる。
図6は本実施例に係るデータ処理方法のフロ―チャートである。図6を参照すると、本実施例に係るデータ処理方法は下記のステップを含む。
ステップ601において、ユーザ端末は自分のチャネル特性およびQoS要求に基づいて自分の所属するグループを決定し、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定する。
本実施例において、ユーザ端末にグループを予め設定し、あらゆるグループのグループ情報を記憶し、かつ、各グループと循環遅延およびプリコーディングコードワードとの対応関係を記憶するCDDプリコーディング処理表を作成する。上りデータの処理であるため、本ステップにおいて、ユーザ端末は、特性パラメータを測定することによって、自分のチャネル特性およびQoS要求を決定し、得られたチャネル特性およびQoS要求、ならびに記憶されているあらゆるグループのグループ情報に従って、自分を対応のグループに入れる。その後、ユーザ端末は、CDDプリコーディング処理表を検索して、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を見つける。
本実施例において、基地局とユーザ端末との相互協力の方式で、ユーザ端末の所属するグループ、ならびに対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定するようにしてもよい。具体的に、基地局にグループを予め設定し、あらゆるグループのグループ情報を記憶し、CDDプリコーディングパラメータ表を作成する。ユーザ端末は定期的に、または処理対象データが存在するとき、測定を行って、自分の特性パラメータ(例えば、チャネル統計特性、移動速度など)を決定し、決定された特性パラメータを基地局に送信する。基地局は、ユーザ端末の特性パラメータを受信した後、これらの特性パラメータに基づいて該ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求を決定し、次に、チャネル特性およびQoS要求に基づいて該ユーザ端末を対応のグループ内に入れ、CDDプリコーディングパラメータ表に基づいて該ユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定し、決定されたプリコーディングコードワードおよび循環遅延をユーザ端末に送信する。該方式での伝送データ量を減少するために、本実施例では、基地局およびユーザ端末に同じコードブックおよび循環遅延表を予め設定してもよい。このように、プリコーディングコードワードおよび循環遅延情報を送信する際、プリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスのみを送信してよい。ユーザ端末は、受信したインデックスに基づいて、具体的なプリコーディングコードワードおよび循環遅延を見つけることができる。
ステップ602〜604において、ユーザ端末は、決定されたプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、自分の処理対象データに対してプリコーディング処理およびCDD処理を行い、処理結果に対してS/P変換およびIFFT変換を行って、変換結果に循環プリフィックスを挿入する。
上記3つのステップは、実施例1におけるステップ403〜405の操作と同じである。また、本実施例において、CDD処理を、IFFT変換の後に移して、時間領域に対する処理に変えるようにしてもよい。
ここまで、本実施例に係るデータ処理プロセスを終了する。
その後、ユーザ端末は、伝送対象データを送信アンテナに割り当て、上りチャネルを介して基地局に伝送することができる。これにより、上りデータの伝送を完成する。
上記の2つの実施例において、グルーピング操作によって、CDDプリコーディング処理に必要なプリコーディングコードワードおよび循環遅延がいずれもグループ内のユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に適合することができるようになる。このように、統一的なプリコーディングコードワードおよび循環遅延による、データ処理とユーザ端末の実際要求とがマッチングしないことを有効に回避することができる。これにより、MIMOシステムにおける信号品質を有効に向上させる。
図7は、本実施例に係る上記データ処理プロセスを実行するデータ処理装置の構成を示す図である。図7に示すように、本実施例におけるグルーピングモジュールは、測定サブモジュールと、制御サブモジュールと、記憶サブモジュールとを含む。CDDプリコーディングモジュールは、プリコーディングサブモジュールと、CDD処理サブモジュールとを含む。また、実施例1に似ているものとして、本実施例に係るデータ処理装置は、点線で示される変換モジュールと循環プリフィックスモジュールとをさらに含むようにしてもよい。この2つのモジュールで実行される操作は実施例1と同じである。
ユーザ端末が自分の所属するグループを自発的に決定する方式を採用する場合、本実施例におけるグルーピングモジュール内の測定サブモジュールは、所属するユーザ端末の特性パラメータを測定し、得られた特性パラメータを制御サブモジュールに送信する。制御サブモジュールは、ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、各グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定し、あらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を記憶サブモジュールに送信し、測定サブモジュールからの特性パラメータを受信し、受信した特性パラメータに基づいて該ユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、記憶サブモジュールから読み取って、CDDプリコーディング処理モジュールに送信する。記憶サブモジュールは、前記制御サブモジュールからのあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を受信記憶し、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、制御サブモジュールへ提供する。該方式で、データ処理装置における他のモジュール、サブモジュールの機能は実施例1の対応部分と同じである。該方式で、本実施例に係る処理対象データは上りデータであり、データ処理装置の各部分はユーザ端末に位置する。
基地局とユーザ端末との相互協力でユーザ端末の所属するグループを決定する方式を採用する場合、本実施例におけるグルーピングモジュール内の各サブモジュールで実行される操作は、ユーザ端末が自分の所属するグループを自発的に決定する方式での操作と同じであるが、ただグルーピングモジュール内の測定サブモジュール、CDDプリコーディング処理モジュール、変換モジュールおよび循環プリフィックスモジュールがユーザ端末に位置し、グルーピングモジュール内の制御サブモジュールおよび記憶サブモジュールが基地局に位置する。
また、基地局とユーザ端末との相互協力でユーザ端末の所属するグループを決定する方式では、グルーピングモジュールに第2制御サブモジュールと第2記憶サブモジュールとを追加するようにしてよい。図8はこの場合のグルーピングモジュールの構成を示す図である。図8を参照すると、基地局に位置する記憶サブモジュールは、あらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を記憶し、ユーザ端末に位置する第2記憶サブモジュールは、プリコーディングコードワードとプリコーディングコードワードインデックスとの対応関係、および、循環遅延と循環遅延インデックスとの対応関係を記憶する。データ処理プロセスにおいて、グルーピングモジュール内の測定サブモジュールは、処理対象データに対応するユーザ端末の特性パラメータを測定し、得られた特性パラメータを制御サブモジュールに送信する。制御サブモジュールは、ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行って、各グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定し、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報、ならびに、各グループとプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスとの対応関係を記憶サブモジュールに送信し、プリコーディングコードワードとプリコーディングコードワードインデックスとの対応関係、および循環遅延と循環遅延インデックスとの対応関係を第2制御サブモジュールに送信し、測定サブモジュールからの特性パラメータを受信し、受信した特性パラメータに基づいて該ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求を決定して、該ユーザ端末の所属するグループを得、記憶サブモジュールから該グループに対応するプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスを読み取り、得られたインデックスを第2制御サブモジュールに送信する。第2制御サブモジュールは、前記制御サブモジュールからのプリコーディングコードワードとプリコーディングコードワードインデックスとの対応関係、および循環遅延と循環遅延インデックスとの対応関係を受信し、受信した対応関係を第2記憶サブモジュールに送信し、制御サブモジュールからのプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスを受信し、前記インデックスに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を第2記憶サブモジュールから読み取って、前記CDDプリコーディングモジュールに送信する。
本実施例におけるデータ処理プロセスおよびデータ処理装置も、グルーピング操作によって、ユーザ端末に対して適当なプリコーディングコードワードおよび循環遅延を選択することができる。これにより、信号品質が向上し、システムのスループットおよび周波数利用効率が向上する。
例を挙げて説明すると、移動速度および見通し内/外を予めグルーピング標準とすることを想定する。例えば、高速グループ、低速・見通し内グループおよび低速・見通し外グループに分割される。プリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに選定する際、高速移動のユーザ端末について、そのチャネル変化が速く、リアルタイムで有効なフィードバックを行えないため、該グループに長時間フィードバックタイプのプリコーディングコードワードおよび循環遅延を割り当てる。低速移動のユーザ端末について、そのチャネル変化が緩やかで、チャネル変化をトラッキングできるため、低速グループに瞬時フィードバックタイプのプリコーディングコードワードおよび循環遅延を割り当てる。上記の考慮に基づいて、表1に示すようなCDDプリコーディングパラメータ表を決定する。
Figure 2009055607
現在、4つの処理対象データが存在する場合、各処理対象データはそれぞれ1つのユーザ端末に対応する。これらのユーザ端末は同一のセル内に位置する。ここで、各ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求は下記の通りである。
ユーザ端末1、高速移動、セルエッジに位置、低ビット誤り率を要求。
ユーザ端末2、低速移動、セル中心に位置、見通し内、QoS要求無し。
ユーザ端末3、低速移動、セル中心に位置、見通し外、QoS要求無し。
ユーザ端末4、低速移動、セル中心に位置、見通し外、QoS要求無し。
グルーピングを行う際、ユーザ端末1を高速グループに入れ、ユーザ端末2を低速・見通し内グループに入れ、ユーザ端末3およびユーザ端末4を低速・見通し外グループに入れる。表1に示したCDDプリコーディングパラメータ表を検索することによって、各ユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を得ることができる。その後、見つけられたプリコーディングコードワードおよび循環遅延に対応するユーザ端末の処理対象データによりCDDプリコーディング処理を行う。
このように、CDDプリコーディングパラメータは、プリコーディングコードワードおよび循環遅延の2部分を含む。グルーピング操作およびパラメータ選択を行った後、セル内のユーザ端末とこの2部分のパラメータとの間に下記4つの場合がある。
1、セル内のユーザ端末は同じプリコーディングコードワードを用い、同じ循環遅延を用いる。
2、セル内のユーザ端末は同じプリコーディングコードワードを用い、異なる循環遅延を用いる。
3、セル内のユーザ端末は異なるプリコーディングコードワードを用い、同じ循環遅延を用いる。
4、セル内のユーザ端末は異なるプリコーディングコードワードを用い、異なる循環遅延を用いる。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
従来のデータ処理方法のフローチャートである。 本発明に係るデータ処理方法の例示的なフローチャートである。 本発明に係るデータ処理装置を示す図である。 本発明の実施例1に係るデータ処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例1に係るデータ処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例2に係るデータ処理方法のフローチャートである。 本発明の実施例2に係るデータ処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施例2に係るグルーピングモジュールの構成を示す図である。

Claims (20)

  1. 多入力多出力システムにおけるデータ処理方法であって、
    ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定するステップAと、
    処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、該処理対象データに対して循環遅延ダイバーシティ(CDD)プリコーディング処理を行うステップBと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記ステップAとステップBとの間に、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報を基地局およびユーザ端末に記憶することをさらに含み、
    ステップBにおいて、前記処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定することは、前記処理対象データに対応するユーザ端末が自分の特性パラメータを測定し、得られた特性パラメータにより自分のチャネル特性およびQoS要求を決定し、決定されたチャネル特性およびQoS要求、ならびに記憶されているあらゆるグループのグループ情報に基づいて該ユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループのグループ情報を基地局に送信することを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップAとステップBとの間に、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報を基地局に記憶することをさらに含み、
    ステップBにおいて、前記処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定することは、前記処理対象データに対応するユーザ端末が自分の特性パラメータを測定し、得られた特性パラメータを基地局に送信し、基地局が、受信した特性パラメータにより前記ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求を決定し、決定されたチャネル特性およびQoS要求、ならびに記憶されているあらゆるグループのグループ情報に基づいて該ユーザ端末の所属するグループを決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. ステップAにおいて、前記対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定した後に、各グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を基地局に記憶することをさらに含み、
    ステップBにおいて、前記該処理対象データに対してCDDプリコーディング処理を行う前に、基地局が、記憶されている前記対応関係に基づいて、前記処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループのプリコーディングコードワードおよび循環遅延を検索することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループのプリコーディングコードワードおよび循環遅延を検索した後に、基地局が、検索されたプリコーディングコードワードおよび循環遅延を前記ユーザ端末に送信することをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. ステップAにおいて、前記対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定した後に、プリコーディングコードワードとプリコーディングコードワードインデックスとの対応関係、および循環遅延と循環遅延インデックスとの対応関係を基地局およびユーザ端末に記憶することをさらに含み、
    前記処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループのプリコーディングコードワードおよび循環遅延を検索した後に、対応のプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスを前記ユーザ端末に送信することをさらに含み、
    ステップBにおいて、前記該処理対象データに対してCDDプリコーディング処理を行う前に、前記ユーザ端末が、記憶されているプリコーディングコードワードとプリコーディングコードワードインデックスとの対応関係、および循環遅延と循環遅延インデックスとの対応関係に基づいて、受信したインデックスに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を検索することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記ステップAとステップBとの間に、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報をユーザ端末に記憶することをさらに含み、
    ステップBにおいて、前記処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定することは、前記処理対象データに対応するユーザ端末が、自分の特性パラメータを測定し、得られた特性パラメータにより自分のチャネル特性およびQoS要求を決定し、決定されたチャネル特性およびQoS要求、ならびに記憶されているあらゆるグループのグループ情報に基づいて該ユーザ端末の所属するグループを決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. ステップAにおいて、前記対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定した後に、各グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係をユーザ端末に記憶することをさらに含み、
    ステップBにおいて、前記該処理対象データに対してCDDプリコーディング処理を行う前に、前記ユーザ端末が、記憶されている前記対応関係に基づいて、自分の所属するグループのプリコーディングコードワードおよび循環遅延を検索することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. ステップBにおいて、前記該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、該処理対象データに対してCDDプリコーディング処理を行うことは、前記プリコーディングコードワードにより前記処理対象データに対してプリコーディング処理を行い、次いで前記循環遅延によりプリコーディング処理結果に対してCDD処理を行うことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記プリコーディング処理と前記CDD処理との間に、または前記CDD処理の後に、処理対象データに対してシリアル/パラレル変換と逆高速フーリエ変換とを行うことをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 多入力多出力システムにおけるデータ処理装置であって、
    ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、対応のプリコーディングコードワードおよび循環遅延をグループごとに設定し、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループのプリコーディングコードワードおよび循環遅延をCDDプリコーディング処理モジュールに送信するグルーピングモジュールと、
    受信したプリコーディングコードワードおよび循環遅延により、該処理対象データに対してCDDプリコーディング処理を行うCDDプリコーディング処理モジュールと、
    を含むことを特徴とする装置。
  12. 前記グルーピングモジュールが、
    ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、各グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定し、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を記憶サブモジュールに送信し、前記グルーピングモジュール外部から処理対象データに対応するユーザ端末のグループ情報を受信し、該ユーザ端末の所属するグループを決定し、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、記憶サブモジュールから読み取って、CDDプリコーディング処理モジュールに送信する制御サブモジュールと、
    前記制御サブモジュールからのあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を受信記憶し、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、制御サブモジュールへ提供する記憶サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記グルーピングモジュールが、
    ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、各グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定し、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を記憶サブモジュールに送信し、処理対象データに対応するユーザ端末の特性パラメータを外部から受信し、前記ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求を決定し、該ユーザ端末の所属するグループを得、該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、記憶サブモジュールから読み取って、CDDプリコーディング処理モジュールに送信する制御サブモジュールと、
    前記制御サブモジュールからのあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を受信記憶し、処理対象データに対応するユーザの所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、制御サブモジュールへ提供する記憶サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 前記グルーピングモジュールおよびCDDプリコーディング処理モジュールが基地局に位置することを特徴とする請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記グルーピングモジュールが、
    前記処理対象データに対応するユーザ端末の特性パラメータを測定し、得られた特性パラメータを制御サブモジュールに送信する測定サブモジュールと、
    ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、各グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定し、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を記憶サブモジュールに送信し、測定サブモジュールからの特性パラメータを受信し、受信した特性パラメータに基づいて該ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求を決定し、該ユーザ端末の所属するグループを得、記憶サブモジュールから該グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を読み取る制御サブモジュールと、
    前記制御サブモジュールからのあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードおよび循環遅延との対応関係を受信記憶し、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、制御サブモジュールへ提供する記憶サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  16. 前記グルーピングモジュールおよびCDDプリコーディング処理モジュールがユーザ端末に位置し、または、前記測定サブモジュールおよびCDDプリコーディング処理モジュールがユーザ端末に位置し、前記制御サブモジュールおよび記憶サブモジュールが基地局に位置することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記グルーピングモジュールが、
    前記処理対象データに対応するユーザ端末の特性パラメータを測定し、得られた特性パラメータを制御サブモジュールに送信する測定サブモジュールと、
    ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求に基づいてグルーピングを行い、各グループに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を決定し、グルーピングによって得られたあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスとの対応関係を記憶サブモジュールに送信し、プリコーディングコードワードとプリコーディングコードワードインデックスとの対応関係、および循環遅延と循環遅延インデックスとの対応関係を第2制御サブモジュールに送信し、測定サブモジュールからの特性パラメータを受信し、受信した特性パラメータに基づいて該ユーザ端末のチャネル特性およびQoS要求を決定し、該ユーザ端末の所属するグループを得、記憶サブモジュールから該グループに対応するプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスを読み取り、得られたインデックスを第2制御サブモジュールに送信する制御サブモジュールと、
    前記制御サブモジュールからのあらゆるグループのグループ情報、ならびに、グループとプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスとの対応関係を受信記憶し、処理対象データに対応するユーザ端末の所属するグループに対応するプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスを、制御サブモジュールへ提供する記憶サブモジュールと、
    前記制御サブモジュールからのプリコーディングコードワードとプリコーディングコードワードインデックスとの対応関係、および循環遅延と循環遅延インデックスとの対応関係を受信し、受信した対応関係を第2記憶サブモジュールに送信し、制御サブモジュールからのプリコーディングコードワードインデックスおよび循環遅延インデックスを受信し、前記インデックスに対応するプリコーディングコードワードおよび循環遅延を、第2記憶サブモジュールから読み取って、前記CDDプリコーディング処理モジュールに送信する第2制御サブモジュールと、
    プリコーディングコードワードとプリコーディングコードワードインデックスとの対応関係、および循環遅延と循環遅延インデックスとの対応関係を記憶する第2記憶サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  18. 前記測定サブモジュールと、第2制御サブモジュールと、第2記憶サブモジュールと、CDDプリコーディング処理モジュールとがユーザ端末に位置し、前記制御サブモジュールと記憶サブモジュールとが基地局に位置することを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記CDDプリコーディング処理モジュールが、
    外部からの処理対象データと、前記グルーピングモジュールからのプリコーディングコードワードとを受信し、受信したプリコーディングコードワードにより処理対象データに対してプリコーディング処理を行い、プリコーディング処理結果をCDD処理サブモジュールに送信するプリコーディングサブモジュールと、
    グルーピングモジュールからの循環遅延と、プリコーディングサブモジュールからのプリコーディング処理結果とを受信し、受信した循環遅延によりプリコーディング処理結果に対してCDD処理を行うCDD処理サブモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  20. CDD処理サブモジュールからのCDDプリコーディング処理結果を受信し、受信した該CDDプリコーディング処理結果に対してシリアル/パラレル変換と逆高速フーリエ変換とを行い、または、プリコーディングサブモジュールからのプリコーディング処理結果を受信し、受信したプリコーディング処理結果に対してシリアル/パラレル変換と逆高速フーリエ変換とを行い、変換結果を前記CDD処理サブモジュールに送信する変換モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の装置。
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