JP2009055130A - ネットワーク装置および通信方法 - Google Patents

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【課題】 ネットワークインタフェースなどの通信手段が複数あった場合に、一つの通信手段に偏った使用をしないように制御することのできるネットワーク装置および通信方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数のサービス手段であるアプリケーション101a〜101cのうち一のアプリケーション101n(a〜cのうちのいずれか)から通信要求を受けると、サービス・実NICテーブル103に記憶されている対応テーブルおよび個々の実ネットワークインタフェースカード104a〜104cにおける通信状況に基づいて、一のアプリケーション101nに対応する実ネットワークインタフェースカード104nを選択し、選択された一の実ネットワークインタフェースカード104nが、一のアプリケーション101nにより提供された通信データの通信を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のネットワークインタフェースを有するネットワーク装置および通信方法に関する。
以下の非特許文献1に記載のIEEE802.3adにおいて、複数ネットワークインタフェースを用いてデータ送信の負荷分散を実現している。この技術では送信先アドレスを基に複数のネットワークインタフェースの中から実際に利用するネットワークインタフェースを決定し、データを送信している。
IEEE Std 802.3-2005、43. Link Aggregation、[online]、平成17年、IEEE、[平成19年8月6日検索]、インターネット<URL:http://standards.ieee.org/getieee802/download/802.3-2005_section3.pdf>
しかしながら、送信先アドレスに偏りがあると特定のネットワークインタフェースカードの負荷が上昇してしまい、サービスが要求するネットワーク品質が実現されない場合があり得る。すなわち、送信先アドレスなどを用いて利用するネットワークインタフェースカードの負荷を分散させようとしても、送信先アドレスなどによって利用するネットワークインタフェースカードが一意に決めるため、送信先アドレスが偏ると利用されるネットワークインタフェースカードの負荷分散ができなくなる。
そこで、上述の課題を解決するために、本発明は、ネットワークインタフェースなどの通信手段が複数あった場合に、一つの通信手段に偏った使用をしないように制御することのできるネットワーク装置および通信方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、通信データを生成する複数のサービス手段と、前記サービス手段により生成された通信データの通信を実行する複数の通信手段と、前記複数のサービス手段と前記複数の通信手段とを対応付けた対応テーブルを記憶する記憶手段と、前記複数の通信手段のそれぞれの通信状況を判断する状況判断手段と、前記複数のサービス手段のうち一のサービス手段から通信要求を受けると、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルおよび前記状況判断手段により判断された通信状況に基づいて、前記一のサービス手段に対応する一の通信手段を選択する選択手段と、を備え、前記選択手段により選択された一の通信手段が、前記一のサービス手段により提供された通信データの通信を実行するよう構成されている。
この発明によれば、複数のサービス手段のうち一のサービス手段から通信要求を受けると、サービス手段と通信手段との対応テーブルおよび個々の通信手段における通信状況に基づいて、一のサービス手段に対応する一の通信手段を選択し、選択された一の通信手段が、一のサービス手段により提供された通信データの通信を実行する。これにより、複数の通信手段において各通信手段にその利用を分散させることができ、一の通信手段に対してその利用が集中することなく、通信効率を向上させることができる。
また、本発明のネットワーク装置においては、前記選択手段は、複数備えられ、各選択手段は、前記複数の通信手段のうち予め定められた通信手段を選択対象とすることが好ましい。
また、本発明のネットワーク装置において、前記選択手段は、前記状況判断手段により前記一の通信手段における通信状況が所定量以下の通信が発生していると判断された場合、当該一の通信手段を選択し、前記一の通信手段における通信状況が所定量より多くの通信が発生していると判断された場合、当該一の通信手段以外の通信手段を選択する制御を行うことが好ましい。
この発明によれば、一の通信手段における通信状況が所定量以下の通信が発生していると判断された場合、当該一の通信手段を選択し、一の通信手段における通信状況が所定量より多くの通信が発生していると判断された場合、当該一の通信手段以外の通信手段を選択することで、一の通信手段にその利用が集中することがなく、負荷を軽減することができる。
また、本発明のネットワーク装置において、前記選択手段は、前記一の通信手段が前記一のサービス手段以外の他のサービス手段により利用可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断する場合であって、前記一の通信手段が一のサービス手段により利用されている場合には、前記他のサービス手段により前記一の通信手段が利用されないように選択制御を行うことが好ましい。
この発明によれば、一の通信手段が一のサービス手段以外の他のサービス手段により利用可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断する場合であって、一の通信手段が一のサービス手段により利用されている場合には、他のサービス手段により一の通信手段が利用されないように選択制御を行うことで、一の通信手段における利用帯域を確保することができ、一の通信手段における負荷を軽減し、通信効率を向上させることができる。
本発明は、複数の通信手段にその利用を分散させることができ、一の通信手段に対してその利用が集中することなく、通信効率を向上させることができる。
本発明は、一実施形態のために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態にかかる複数のNIC(ネットワークインタフェースカード)を用いたネットワーク装置である複数サービス提供システムについて図面を参照して説明する。
まず、本実施形態にかかる計算機上の複数サービス提供システムの構成について説明する。図1は、本実施形態にかかる複数サービス提供システムの構成図である。複数サービス提供システム100は、アプリケーション部101(アプリケーション101a〜101c:サービス手段)、仮想ネットワークインタフェース(NWI/F)部102(選択手段)、サービス・実ネットワークインタフェースカード(NIC)テーブル103(記憶手段)、実ネットワークインタフェースカード部104(実ネットワークインタフェースカード104a〜104c:通信手段)、仮想ネットワークインタフェース(NWI/F)制御部105、実ネットワークインタフェースカード(NIC)モニタ106(状況判断手段)、および実ネットワーク状況テーブル107を含んで構成されている。
図2は、複数サービス提供システム100のハードウエア構成図である。図1に示される複数サービス提供システム100は、物理的には、図2に示すように、CPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、ハードディスク等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図1において説明した各機能は、図2に示すCPU11、RAM12等のハードウエア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図1に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
アプリケーション部101は、アプリケーション101a(Appli-1)、アプリケーション101b(Appli-2)、およびアプリケーション101c(Appli-3)を含んでおり、サービスを提供するためのサービス手段である。このアプリケーション部101は、例えばメールサーバとしてのサービスを提供するための機能、HTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバとしてのサービスを提供するための機能を実現するためのものである。アプリケーション部101は、これらサービスを実現するために、所定宛先へのデータを生成し、実ネットワークインタフェースカード部104が所定の宛先にデータを送信するように、仮想ネットワークインタフェース部102にデータを出力する。
仮想ネットワークインタフェース(仮想NWI/F)部102は、アプリケーション部101と実ネットワークインタフェースカード部104との間で、データの受け渡しの制御を行い、アプリケーションに応じてどのネットワークインタフェースを使用するかを選択する部分であり、ドライバとしての機能を有する。この仮想ネットワークインタフェース部102は、アプリケーション部101の一のアプリケーション101n(nはa〜cのうち任意のもの)からデータを受け取り、サービス・実NICテーブル103に記憶されている情報に従って実ネットワークインタフェースカード部104から一の実ネットワークインタフェースカード104n(nはa〜cのうち任意のもの)、すなわち、実ネットワークインタフェースカード104a〜104cのいずれかを選択する部分である。
具体的には、仮想ネットワークインタフェース部102は、サービス・実NICテーブル103に記憶されている対応テーブルにしたがって一の実ネットワークインタフェースカード104nを指定し、その指定された実ネットワークインタフェースカード104nにおける利用可能帯域を判断することで、その実ネットワークインタフェースカード104nが利用可能であるか否か(所定の閾値以上か否か)を判断する。
ここでは、仮想ネットワークインタフェース部102は、利用可否をネットワークインタフェース(NIC)モニタ106に利用可能帯域の問合せを行う。仮想ネットワークインタフェース部102は、問合せに対する応答をNICモニタ106から受けて、利用可能である(閾値以上である)と判断する場合には、この指定された実ネットワークインタフェースカード104nを、通信に使用するインターフェースとして選択する。
また、仮想ネットワークインタフェース部102は、ネットワークインタフェースカードモニタ106から上述の問合せに対する応答を受けて、利用不可である(閾値未満である)と判断した場合には、他の実ネットワークインタフェースカード104m(a〜cのうちいずれかのうち、nとは異なるもの)を使用させ、または他のアプリケーション101m(a〜cのうちいずれかのうち、nとは異なるもの)から一の実ネットワークインタフェースカード104nの使用要求があった場合には、これを拒絶させるよう制御する。これにより、使用帯域を確保することができる。
この処理を詳細に説明すると、仮想ネットワークインタフェース部102は、アプリケーション101nからのデータ送信要求を受け、指定された実ネットワークインタフェースカード104nの利用可能帯域が閾値未満であると判断する場合には、指定された実ネットワークインタフェースカード104nが他のアプリケーション101mからの送信要求を受けないように、実ネットワーク状況テーブル107における当該実ネットワークインタフェースに対応する他サービス利用可否欄を“0”に書き換える。
また、仮想ネットワークインタフェース部102は、利用可能帯域が閾値未満であると判断する場合には、他の実ネットワークインタフェースカード104mの存在の有無を判断する。例えば、仮想ネットワークインタフェース部102は、利用可能帯域が所定の閾値以下の実ネットワークインタフェースカード104mが存在するか否かを判断する。
ここで他の実ネットワークインタフェースカード104mが存在しないのであれば、指定された実ネットワークインタフェースカード104nを選択する。存在するのであれば、他の実ネットワークインタフェースカード104mを選択する。他の実ネットワークインタフェースカード104mの選択の方法は、利用可能帯域が高いものを優先的に選択することが考えられる。なお、これ以外にも、一の実ネットワークインタフェースカード104n以外のものを任意に選択してもよいし、予め優先順位をつけておき、例えば、実ネットワークインタフェースカード104aを選択できなかった場合には、実ネットワークインタフェースカード104bを選択させるような優先順位を付けておいてもよい。
サービス・実NICテーブル103は、このアプリケーション部101における各アプリケーション101a〜101cがどの実ネットワークインタフェースカード104a〜104cを使用するかの対応関係を示す対応テーブルを記憶する部分である。例えば、図3に示すように、アプリケーション101a〜101cを特定する情報と、使用される実ネットワークインタフェースカード104a〜104cとを対応付けて記憶する。アプリケーションを特定する情報としては、TCPにおける送信ポート番号が挙げられるがこれに限定するものではない。な
実ネットワークインタフェースカード部104は、複数の実ネットワークインタフェースカード104a〜104cを有する部分であって、外部装置と通信するための通信部である。この実ネットワークインタフェースカード部104は、仮想ネットワークインタフェース部102から出力された送信データを指定された宛先に送信し、また受信する部分である。
仮想NWI/F制御部105は、オペレータ操作により事前にどのアプリケーション101a〜101cがどの実ネットワークインタフェースカード104a〜104cを使用するかを、サービス・実NICテーブル103に登録を行う。また、仮想ネットワークインタフェース制御部105は、事前に各実ネットワークインタフェースカード104a〜104cの利用可能帯域の閾値を、実ネットワーク状況テーブル107に登録する。
ネットワークインタフェースカード(NIC)モニタ106は、実ネットワーク状況テーブル107と接続し、通信状況を監視する部分である。このネットワークインタフェースカードモニタ106は、一定周期ごとに各実ネットワークインタフェースカード104a〜104cの利用率(利用可能帯域)を取得し、実ネットワーク状況テーブル107を更新する。
そして、仮想ネットワークインタフェース部102が一のアプリケーション101nの利用要求を受け、その後、ネットワークインタフェースカードモニタ106は、その仮想ネットワークインタフェース部102から実ネットワークインタフェースカード104nの利用可能帯域および他サービス利用可否の問合せを受けると、実ネットワーク状況テーブル107の他サービス利用可否欄を参照し、利用可能帯域および閾値、ならびに他サービス利用可否を応答する。すなわち、ネットワークインタフェースカードモニタ106は、現在の利用可能帯域、閾値、および他サービス利用可否の情報を、仮想ネットワークインタフェース部102に出力する。そして、仮想ネットワークインタフェース部102は、利用可能帯域が閾値未満であって、他サービス利用可否欄に“1”が記述されていると判断する場合には、他サービスにおける当該実ネットワークインタフェースカード104nの一時的な利用を許可し、他サービス利用可否欄に“0”が記述されていると判断する場合には、他サービスにおける当該実ネットワークインタフェースカード104nの利用を拒絶する処理を実行する。
実ネットワーク状況テーブル107には、実ネットワークインタフェースカードごとに、他のアプリケーションの利用可否、現状の利用可能帯域、閾値が対応付けられた状況テーブルが記憶されている。具体的には、図4に示す状況テーブルが記憶されている。図4では、NIC−1(実ネットワークインタフェースカード104a)は、他サービス利用不可を示す“0”、現状の利用可能帯域は50MBps、閾値100MBpsが記述されている。この他サービス利用可否は、ネットワークインタフェースカードモニタ106により書き換えられるものである。なお、他サービス利用可能は、“1”が記述されており、通常“1”がデフォルトで記述されていることが好ましい。また、利用可能帯域は定期的に更新されるものであり、実ネットワークインタフェースカードにおける使用状況に応じて更新される。
このように構成された複数サービス提供システム100の動作について説明する。図5は、複数サービス提供システム100の動作を示すフローチャートである。
まず、サービスを提供するためのアプリケーション101nから送信データが、仮想ネットワークインタフェース部102により受け取られる(S101)。そして、仮想ネットワークインタフェース部102により、サービス・実NICテーブル103に基づいて、サービスに対応する実ネットワークインタフェースカード104nが検索され、一の実ネットワークインタフェースカード104nが指定される(S102)。
つぎに、仮想ネットワークインタフェース部102により、指定された実ネットワークインタフェースカード104nの利用可能帯域が閾値以上であるか否かが、ネットワークインタフェースカードモニタ106に問い合わせることにより判断される(S103)。ここで、仮想ネットワークインタフェース部102により、閾値以上であると判断されると、指定した実ネットワークインタフェースカード104nが選択され、送信データはアプリケーション101nから実ネットワークインタフェースカード104nを経由してアプリケーション101nで指定された宛先に送信される(S104)。
閾値未満であると仮想ネットワークインタフェース部102により判断されると、他のサービスがその実ネットワークインタフェースカード104nを利用可能か否かが判断される(S105)。ここで、他のサービスにおいて利用可能であると仮想ネットワークインタフェース部102により判断されると、指定された実ネットワークインタフェースカード104nを他のサービスが利用不可とするように、ネットワークインタフェースカードモニタ106により、実ネットワーク状況テーブル107における他サービス利用可否欄は“0”に書き換えられる(S106)。そして、指定された実ネットワークインタフェースカード104nから送信データは送信される(S107)。
S105において、他のサービスが利用可能ではないと、仮想ネットワークインタフェース部102により判断されると(S105:NO)、他に利用可能帯域が閾値以上の実ネットワークインタフェースカード104mがあるか否かが判断される(S108)。ここで、閾値以上の実ネットワークインタフェースカード104mがあると判断されると、仮想ネットワークインタフェース部102により、当該実ネットワークインタフェースカード104mが選択され、送信データが送信される(S109)。また、閾値以上の実ネットワークインタフェースカード104mがないと判断されると、S102において指定された実ネットワークインタフェースカード104nにより送信データが送信される(S107)。
このようにして、仮想ネットワークインタフェース部102が、利用状況に基づいて使用される実ネットワークインタフェースカード部104から一のネットワークインタフェースを選択することにより、一のネットワークインタフェースにその使用が集中することなく、効率のよい通信を実現することができる。
つぎに、本実施形態の変形例の複数サービス提供システム100aについて説明する。図6は、変形例における複数サービス提供システム100aの構成を示す。この複数サービス提供システム100aは、アプリケーション部101(アプリケーション101a〜101d)、仮想ネットワークインタフェース部102aおよび102b、サービス・実ネットワークインタフェース(NIC)テーブル103、実ネットワークインタフェースカード部104(実ネットワークインタフェースカード104a〜104d)、仮想ネットワークインタフェース(NWI/F)制御部105、ネットワークインタフェース(NIC)モニタ106、および実ネットワーク状況テーブル107を含んで構成されている。この複数サービス提供システム100aは、複数サービス提供システム100と同様に図2に示されるハードウエアにより構成される。
以下、各構成について説明する。なお、複数サービス提供システム100とは、アプリケーション101dおよび実ネットワークインタフェースカード104dが追加され、仮想ネットワークインタフェース部102に代えて仮想ネットワークインタフェース部102aおよび102bが備えられている点で相違している。ここでは相違している点について説明する。
アプリケーション101a〜101dは、IPアドレスなどの送信元情報もしくは宛先情報を用いて指定することで、どの仮想ネットワークインタフェース部102aまたは102bに接続するかを指示することができる。アプリケーション101a〜101bでは、指示した仮想ネットワークインタフェース部102aまたは102bに対して送信データを出力する。
仮想ネットワークインタフェース部102aは、実ネットワークインタフェースカード104aおよび104bの通信制御を行う部分である。また、仮想ネットワークインタフェース部102bは、実ネットワークインタフェースカード104cおよび104dの通信制御を行う部分である。仮想ネットワークインタフェース部102aは、アプリケーション101aおよび101bから送信データを受け取り、サービス・実NICテーブル103に記述されている対応テーブルにしたがって、実ネットワークインタフェースカード104aまたは104bのうちの一のネットワークインタフェースを選択する。また、同様に、仮想ネットワークインタフェース部102bは、アプリケーション101cおよび101dから送信データを受け取り、サービス・実NICテーブル103に記述されている対応テーブルにしたがって、実ネットワークインタフェースカード104cまたは104dのうちの一のネットワークインタフェースを選択する。
このように、変形例においては、仮想ネットワークインタフェース部102aおよび102bを複数備えるように構成してもよい。この場合、サービス・実NICテーブル103においては、仮想ネットワークインタフェース部102aおよび102bごとに、アプリケーションとネットワークインタフェースとを対応付けて記憶する必要がある。
そのほかの、仮想ネットワークインタフェース部102aおよび102bにおいては、その詳細な処理は、仮想ネットワークインタフェース部102と同様であり、複数サービス提供システム100aは、図5に示される動作処理を実行することができる。また、当然ながら、ネットワークインタフェースカードモニタ106および実ネットワーク状況テーブル107は、実ネットワークインタフェースカード104dを含んだ情報を記憶し、そして扱うよう処理する。
つぎに、本実施形態の複数サービス提供システム100の作用効果について説明する。本実施形態における複数サービス提供システム100は、複数のサービス手段であるアプリケーション101a〜101cのうち一のアプリケーション101n(a〜cのうちのいずれか)から通信要求を受けると、サービス・実NICテーブル103に記憶されている対応テーブルおよび個々の実ネットワークインタフェースカード104a〜104cにおける通信状況に基づいて、一のアプリケーション101nに対応する実ネットワークインタフェースカード104nを選択し、選択された一の実ネットワークインタフェースカード104nが、一のアプリケーション101nにより提供された通信データの通信を実行する。これにより、実ネットワークインタフェースカード104a〜104cにおいてにその利用を分散させることができ、一の実ネットワークインタフェースカードに対してその利用が集中することなく、通信効率を向上させることができる。
特に、先行技術として記載しているIEEE802.3adとの差異として、IEEE802.3adは装置(PC)とスイッチ(もしくはルータ)の2者が連携して、IEEE802.3adの機能が提供されるものであるのに対して、本発明においては複数サービス提供システム内で完結するシステムであり、スイッチ(もしくはルータ)との連携が必要がなく、その構成を簡易なものとすることができる。
また、この変形例として、複数サービス提供システム100aとして構成することができる。これによれば、複数の選択手段として、仮想ネットワークインタフェース部102aおよび102bを備え、各仮想ネットワークインタフェース部102aは、ネットワークインタフェースカード104aまたは104bを選択し、各仮想ネットワークインタフェース部102bは、ネットワークインタフェースカード104cまたは104dを選択する。
また、本実施形態の複数サービス提供システム100においては、ネットワークインタフェースカードモニタ106により、一のネットワークインタフェースカード104nにおける通信状況が所定量以下の通信が発生していると判断された場合、すなわち利用可能帯域が閾値以上である場合、当該一のネットワークインタフェースカード104nを選択し、一のネットワークインタフェースカード104nにおける通信状況が所定量より多くの通信が発生していると判断された場合、すなわち利用可能帯域が閾値未満である場合、当該一のネットワークインタフェースカード104n以外のネットワークインタフェースカード104mを選択することで、一のネットワークインタフェースカード104mにその利用が集中することがなく、負荷を軽減することができる。
また、本実施形態の複数サービス提供システム100において、仮想ネットワークインタフェース部102は、一のネットワークインタフェースカード104nが一のアプリケーション101n以外の他のアプリケーション101m(nではない、a〜cのいずれかのもの)により利用可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断する場合であって、一のネットワークインタフェースカード104nが一のアプリケーション101nにより利用されている場合には、他のアプリケーション101mにより一のネットワークインタフェースカード104nが利用されないように選択制御を行うことで、一のネットワークインタフェースカード104nにおける利用帯域を確保することができ、一のネットワークインタフェースカード104nにおける負荷を軽減し、通信効率を向上させることができる。
なお、複数サービス提供システム100aにおいても、上述の作用効果を得ることができる。
本実施形態にかかる複数サービス提供システムの構成図である。 複数サービス提供システム100のハードウエア構成図である。 サービス・実NICテーブル103に記憶されている対応テーブルを示す説明図である。 実ネットワーク状況テーブル107に記憶されている状況テーブルを示す説明図である。 複数サービス提供システム100の動作を示すフローチャートである。 変形例における複数サービス提供システム100aの構成図である。
符号の説明
100…複数サービス提供システム、100a…複数サービス提供システム、101…アプリケーション部、102…仮想ネットワークインタフェース部、102a…仮想ネットワークインタフェース部、102b…仮想ネットワークインタフェース部、103…サービス・実NICテーブル、104…実ネットワークインタフェースカード部、105…仮想ネットワークインタフェース制御部、106…ネットワークインタフェースカードモニタ、107…実ネットワーク状況テーブル。

Claims (4)

  1. 通信データを生成する複数のサービス手段と、
    前記サービス手段により生成された通信データの通信を実行する複数の通信手段と、
    前記複数のサービス手段と前記複数の通信手段とを対応付けた対応テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記複数の通信手段のそれぞれの通信状況を判断する状況判断手段と、
    前記複数のサービス手段のうち一のサービス手段から通信要求を受けると、前記記憶手段に記憶されている対応テーブルおよび前記状況判断手段により判断された通信状況に基づいて、前記一のサービス手段に対応する一の通信手段を選択する選択手段と、
    を備え、
    前記選択手段により選択された一の通信手段が、前記一のサービス手段により提供された通信データの通信を実行することを特徴とするネットワーク装置。
  2. 前記選択手段は、複数備えられ、
    前記各選択手段は、前記複数の通信手段のうち予め定められた通信手段を選択対象とすることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  3. 前記選択手段は、前記状況判断手段により前記一の通信手段における通信状況が所定量以下の通信が発生していると判断された場合、当該一の通信手段を選択し、
    前記一の通信手段における通信状況が所定量より多くの通信が発生していると判断された場合、当該一の通信手段以外の通信手段を選択する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク装置。
  4. 前記選択手段は、前記一の通信手段が前記一のサービス手段以外の他のサービス手段により利用可能であるか否かを判断し、利用可能であると判断する場合であって、前記一の通信手段が一のサービス手段により利用されている場合には、前記他のサービス手段により前記一の通信手段が利用されないように選択制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワーク装置。
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