JP5508472B2 - 情報処理装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents

情報処理装置、通信システム及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、通信システム及び通信方法に関する。
従来、個別の通信網による複数の通信網どうしをANI(Application Server Network Interface)を介して通信可能に接続する方法が知られている(例えば特許文献1)。ANIは、SNIと呼ばれることもある。
また、従来のインターネット等の通信網における通信プロトコルとして普及したIPv4(Internet Protocol version 4)におけるIPアドレス枯渇問題を解決するための新たな通信プロトコルとして、IPv6(Internet Protocol version 6)が知られている。近年、IPv6を用いた次世代通信網(Next Generation Network:NGN)が設けられており、次世代通信網に対して種々の通信サービスを提供するサーバを接続する場合にANIを介して接続する方法が用いられている。
特開2010−178178号公報
ところで、通信プロトコルとしてIPv4が採用された既存の通信網にIPv6を導入する方法として、IPv4とIPv6の両方の通信網を並立させる方法が一般的に用いられている。当該方法は、既にIPv4のIPアドレスを有するコンピューターに、別途IPv6のIPアドレスを付与し、IPv4による通信とIPv6による通信の両方を可能とするものである。
しかしながら、既存の通信網のコンピューターに対して単にIPv6のIPアドレスを付与すると、次世代通信網を経由したコンピューター間の通信に問題が生ずる場合がある。以下、詳細に説明する。
図9は、次世代通信網を介したIPv6による通信が成立しない例を示す模式図である。
図9に示すように、IPv4の通信プロトコルが採用された公衆通信網1000のサーバ1001に対して新たにIPv6のIPアドレスを付与し、通信プロトコルとしてIPv6も採用可能にした場合を想定する。この場合、サーバ1001は、IPv4のIPアドレスとIPv6のIPアドレスの両方を有する状態となる。また、図9に示す通信網n1は公衆通信網1000で機能するIPv6による通信網であり、通信網n2はIPv4による通信網である。
また、図9に示すように、公衆通信網1000とは別に、内部の通信プロトコルとしてIPv6が採用された次世代通信網2000が存在する。ここで、IPv6により成立している次世代通信網2000は、公衆通信網1000のIPv6による通信網から独立した通信網、即ち、閉じた通信網である。言い換えれば、公衆通信網1000から独立した次世代通信網2000に接続する端末2001は、公衆通信網1000においてIPv6アドレスを付与されたサーバ1001とIPv6による通信を行うことができない状態にある。
一方、端末2001は、IPv4による通信を介して公衆通信網1000に接続可能に設けられている。
また、一般的に、通信網にはDNS(Domain Name System)サーバ1500が設けられている。DNSサーバ1500は、URL(Uniform Resource Locator)の指定によるIPアドレスの問い合わせを各端末から受信すると指定されたURLのホスト名に対応するIPアドレスを示す情報を問い合わせ元の端末に送信する処理を行う。ここで、IPv4のIPアドレスとIPv6のIPアドレスの両方が付与されたサーバのURLが指定された場合、IPv4のIPアドレスとIPv6のIPアドレスの両方をDNSサーバ1500は端末に送信する。
各端末は、DNSサーバ1500から送信されたIPアドレスに対して通信の確立を要求する。ここで、IPv4のIPアドレスとIPv6のIPアドレスの両方がDNSサーバ1500から送信された場合、端末はまずIPv6による通信の確立のための処理を行い、IPv6による通信が確立しなかった場合にIPv4による通信の確立のための処理を行う。IPv4及びIPv6の両方の通信プロトコルにより公衆通信網1000に接続されている端末1002は、サーバ1001に対してIPv6による通信を問題なく確立することができる。
一方、上述のように、公衆通信網1000のサーバ1001とIPv6による通信を確立することができないにも関わらず、サーバ1001に対してまずIPv6による通信を端末2001は試みる。このため、IPv6による通信の失敗が確定してIPv4による通信に移行するまでの待ち時間が生じることとなる。この待ち時間が生じる一連の過程は「フォールバック」と呼ばれ、次世代通信網2000の内側の端末2001からの通信サービスの利用におけるレスポンスを低下させる原因となるため、問題視されている。
フォールバックを発生させない方法として、次世代通信網2000に接続するサーバ1001を別途設ける方法がある。しかしながら、この場合、公衆通信網1000のサーバ1001と、次世代通信網2000の内側のサーバ1001の両方を設けるため、設備及び管理コストが倍増することとなり、極めて非効率である。
また、各端末に付与されたIPアドレス等により公衆通信網1000に接続された端末1002と次世代通信網2000に接続された端末2001とを判別し、次世代通信網2000に接続された端末2001からの公衆通信網1000への接続においてIPv6による接続を行わせないように制御する方法も考えられるが、この方法は端末の判別をするための仕組みが必要であり、接続経路が不明な端末に対するフォールバックの発生を回避することができない。
これらのことから、IPv6による通信を行うに際して、公衆通信網1000と閉域通信網2000のように、互いに独立した通信網の間でIPv6による接続を確立することができる仕組みが必要であった。
また、上記のIPv6の通信における問題は、IPv6に限らず、既存の通信網に新たな通信プロトコルによる通信を導入しようとした場合に発生しうる問題である。
本発明は、互いに独立した通信網の間で通信を確立することができる情報処理装置、通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の情報処理装置は、所定の通信プロトコルを採用可能に設けられた第1通信網及び前記第1通信網から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが前記所定の通信プロトコルである第2通信網のいずれかに前記所定の通信プロトコルを用いて接続された端末と通信可能に設けられた情報処理装置であって、前記第1通信網を介して端末と前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第1通信手段と、前記第2通信網に設けられて前記情報処理装置と端末との間の通信を中継する中継手段を介して当該端末と前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第2通信手段と、を備え、前記第1通信手段と前記第2通信手段は前記所定の通信プロトコルのIPアドレスとしてエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記第1通信手段又は前記第2通信手段による通信を介して端末にコンテンツを配信する配信手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、前記第1通信手段又は前記第2通信手段のいずれと端末とが通信したかを識別する識別手段と、前記識別手段による識別結果に応じて、前記第1通信手段と通信を行った端末に対して配信するコンテンツと前記第2通信手段と通信を行った端末に対して配信するコンテンツとを異なるコンテンツとする制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、前記中継手段と前記情報処理装置との間の通信回線を含み、当該中継手段に接続される通信回線は専用線であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置において、前記所定の通信プロトコルは、IPv6であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、第1の通信プロトコルを採用可能に設けられた第1通信網及び前記第1通信網から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが前記第1の通信プロトコルである第2通信網のいずれかに前記第1の通信プロトコルを用いて接続された端末と、当該端末と通信可能に設けられたサーバと、を有する通信システムであって、前記サーバは、前記第1通信網を介して端末と前記第1の通信プロトコルによる通信を行う第1通信手段と、前記第2通信網に設けられて前記サーバと端末との間の通信を中継する中継手段を介して当該端末と前記第1の通信プロトコルによる通信を行う第2通信手段と、を備え、前記第1通信手段と前記第2通信手段は前記第1の通信プロトコルのIPアドレスとしてエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスを有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の通信システムにおいて、前記サーバを介して前記第1通信網及び前記第2通信網に接続されて端末にコンテンツを配信する配信サーバを備え、前記サーバは、端末と前記配信サーバとの間の通信を中継することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の通信システムにおいて、前記サーバと前記配信サーバとの間の通信において用いられる通信プロトコルは前記第1の通信プロトコルと異なる第2の通信プロトコルであることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6から8のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記第1通信手段と前記第2通信手段は個別の制御部を有することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6から9のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記第1の通信プロトコルは、IPv6であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、所定の通信プロトコルを採用可能に設けられた第1通信網及び前記第1通信網から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが前記所定の通信プロトコルである第2通信網のいずれかに前記所定の通信プロトコルを用いて接続された端末と通信する情報処理装置の通信方法であって、前記第1通信網を介して端末と前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第1通信ステップと、前記第2通信網に設けられて前記情報処理装置と端末との間の通信を中継する中継手段を介して当該端末と前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第2通信ステップと、を有し、前記第1通信ステップと前記第2通信ステップで用いられる前記情報処理装置の前記所定の通信プロトコルのIPアドレスはエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスであることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、所定の通信プロトコルを採用可能に設けられた第1通信網及び前記第1通信網から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが前記所定の通信プロトコルである第2通信網のいずれかに前記所定の通信プロトコルを用いて接続された端末と、当該端末と通信可能に設けられたサーバと、を有する通信システムにおける端末と前記サーバとの通信方法であって、前記第1通信網を介して前記サーバと端末とが前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第1通信ステップと、前記第2通信網に設けられて前記サーバと端末との間の通信を中継する中継手段を介して前記サーバと当該端末とが前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第2通信ステップと、を有し、前記第1通信ステップと前記第2通信ステップで用いられる前記サーバの前記所定の通信プロトコルのIPアドレスはエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスであることを特徴とする。
本発明によれば、互いに独立した通信網の間で通信を確立することができる。
通信システムの主要構成の一例を示す図である。 端末の主要構成の一例を示すブロック図である。 サーバのの主要構成の一例を示すブロック図である。 配信サーバの主要構成の一例を示すブロック図である。 第1通信網に接続する端末からの通信に係る処理の流れの一例を示すタイムチャートである。 第2通信網に接続する端末からの通信に係る処理の流れの一例を示すタイムチャートである。 コンテンツの配信に係る配信サーバの制御の一例を示すフローチャートである。 配信サーバが第1制御部及び第2制御部を備える構成例を示す図である。 次世代通信網を介したIPv6による通信が成立しない例を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態である通信システム1について、図面を用いて詳細に説明する。なお、実施形態は本発明の一例であり、これに限定されるものではない。
[1.通信システムの構成]
図1は、通信システム1の主要構成の一例を示す図である。
通信システム1は、第1の通信プロトコル(例えば、IPv6)を採用可能に設けられた第1通信網100及び第1通信網100から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが第1の通信プロトコルである第2通信網200のいずれかに第1の通信プロトコルを用いて接続された端末110、210と、端末110、210と通信可能に設けられたサーバ10と、サーバ10を介して第1通信網100及び第2通信網200に接続された配信サーバ30と、を有する。
第1通信網100は、例えば、インターネット等の公衆通信網である。本実施形態の第1通信網100は、その通信網に接続された端末110等のパーソナルコンピューター(PC)や携帯端末、サーバその他の各種の機器どうしを通信可能に接続する通信プロトコルとして、IPv4とIPv6を採用している。ここで、上記のように、本実施形態におけるIPv6は、本発明における第1の通信プロトコルであり、また、所定の通信プロトコルである。また、本実施形態におけるIPv4は、本発明における第2の通信プロトコルである。
第2通信網200は、例えば、次世代通信網であり、第1通信網100のIPv6による通信網に対して独立して設けられたIPv6の通信プロトコルによる閉域通信網である。
また、本実施形態において、第2通信網200に接続された端末210等の各種の情報機器は、IPv4の通信プロトコルにより、第1通信網100に接続する各種の機器と通信可能に接続されている。
なお、本実施形態におけるIPv6の通信網は、IPアドレスに基く接続処理の解決がIPv6のIPアドレスによるものであればよく、その具体的な通信網の形態を問わない。例えば、IPv4による通信網にIPv6の通信によるパケットを通過させるトンネリング技術を採用してもよいし、互いに通信を行う端末間の接続が完全にIPv6の通信プロトコルに則ったネイティブ方式を採用してもよいし、その他の方式を採用してもよい。
また、第1通信網100及び第2通信網200は、それぞれ通信網として機能する構成であればよい。例えば、電話回線網、ISDN回線網、光ファイバー、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網、その他の専用線等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等を含んでいてもよい。また、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等の様々な通信網が互いに通信可能に接続された集合的な通信網であってもよい。また、接続の形態について、有線、無線及び有線と無線の混在を問わない。
また、図1等の記載において、第1通信網100におけるIPv6通信網N1、IPv4通信網N2と区別するため、第2通信網200おいてIPv6通信網N3を図示している。
[2.端末]
端末110、210は、例えば、PCやワークステーションの据え置きのコンピューターであるが、一例であってこれに限られるものでない。例えば、携帯電話等やPDA等の携帯端末であってもよいし、その他の通信可能に設けられたあらゆる情報処理装置であってよい。
図2は、端末110、210の主要構成の一例を示すブロック図である。
まず、端末110について説明する。
端末110は、例えば、CPU111、RAM112、ROM113、記憶部114、通信部115、入力部116、表示部117等を備える。
CPU111は、ROM113や記憶部114に記憶された各種のプログラム、データ等を読み出して処理し、端末110の各種の動作を制御する。
RAM112は、CPU111により読み出される各種のプログラム、データや一時的に生成されるパラメータ等を格納する。
ROM113及び記憶部114は、CPU111により読み出される各種のプログラム、データ等を記憶する。記憶部114は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリー、これらの組み合わせ等により構成され、CPU111により新たに生成されたデータや、通信部115を介して取得されたデータ等を記憶する機能も有する。
通信部115は、例えば、ネットワークインターフェースカード(Network Interface Card:NIC)等を有し、通信に係る各種の機能を担う。
通信部115は、IPv4の通信プロトコル又はIPv6の通信プロトコルのいずれかを用いて第1通信網100に接続する。ここで、通信部115が用いる通信プロトコルは任意に変更可能であるが、本実施形態では、IPv6による通信が可能である場合にはIPv4による通信よりもIPv6による通信を通信部115は優先するものとする。
入力部116は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力装置を有し、当該入力装置を介して入力された指示に応じた情報をCPU111に出力する。入力部116を介して入力された指示に応じた処理をCPU111は行う。
表示部117は、例えば、液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネッセンス(Electro-Luminescence:EL)ディスプレイ、CRT等の表示装置を有し、CPU111の処理内容に応じた表示出力を行う。
なお、端末210は、IPv6の通信プロトコルにより通信可能に接続される通信網が第2通信網200であることを除いて、端末110と同様の構成を有するコンピューターであるので、詳細な説明を省略する。即ち、端末210の通信部115は、IPv6の通信プロトコルを用いて第2通信網200に接続している。また、端末210の通信部115は、IPv4の通信プロトコルを用いて第1通信網100に接続している。
端末110、210のCPU111は、入力部116を介して入力されたユーザの指示に応じて、配信サーバ30からコンテンツを取得するための処理を行う。即ち、通信部115を介して配信サーバ30との間の通信を確立し、当該通信を介して配信サーバ30のコンテンツをCPU111は取得する。
[3.サーバ]
図3は、サーバ10主要構成の一例を示すブロック図である。
サーバ10は、例えば、CPU11、RAM12、ROM13、記憶部14、通信部15、入力部16、表示部17等を備える情報処理装置である。
CPU11は、ROM13や記憶部14に記憶された各種のプログラム、データ等を読み出して処理し、サーバ10の各種の動作を制御する。
RAM12は、CPU11により読み出される各種のプログラム、データや一時的に生成されるパラメータ等を格納する。
ROM13及び記憶部14は、CPU11により読み出される各種のプログラム、データ等を記憶する。
記憶部14は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリー、これらの組み合わせ等により構成され、CPU11により新たに生成されたデータや、通信部15を介して取得されたデータ等を記憶する機能も有する。
本実施形態における記憶部14は、サーバ10の一構成として設けられているが、一例であってこれに限られるものでない。例えば、外部に設けられた記憶装置(例えば、データベース(DB)を有するDBサーバ等)を接続して当該記憶装置の記憶領域を用いるようにしてもよい。
通信部15は、例えば、ネットワークインターフェースカード等を有し、通信に係る各種の機能を担う。
入力部16は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力装置を有し、当該入力装置を介して入力された指示に応じた情報をCPU11に出力する。入力部16を介して入力された指示に応じた処理をCPU11は行う。
表示部17は、例えば、液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ、CRT等の表示装置を有し、CPU11の処理内容に応じた表示出力を行う。
ここで、図3に示すように、本実施形態のサーバ10は、CPU11、RAM12、ROM13、記憶部14、通信部15を1組とした構成を2組分備えている。具体的には、例えば、サーバ10は、1組のCPU11、RAM12、ROM13、記憶部14、通信部15に対応するブレードサーバやラックマウントサーバを複数台設けることができるサーバであり、2組分のブレードサーバ又はラックマウントサーバを備えることで当該構成を実現しているが、一例であってこれに限られるものでない。
また、2組のそれぞれに設けられた通信部15は、互いに異なる通信網に接続されている。具体的には、一方の通信部15は、第1通信網100と接続し、他方の通信部15は、第2通信網200と接続している。
以下、第1通信網100のIPv6通信網N1と接続している通信部15を有するCPU11、RAM12、ROM13、記憶部14、通信部15の組を第1制御部21、第2通信網200のIPv6通信網N3と接続している通信部15を有するCPU11、RAM12、ROM13、記憶部14、通信部15の組を第2制御部22とする。
第1制御部21の通信部15は、IPv6の通信プロトコルを用いて第1通信網100に接続する。
また、第2制御部22の通信部15は、IPv6の通信プロトコルを用いて第2通信網200に接続する。
また、第1制御部21及び第2制御部22の通信部15は共に、IPv4の通信プロトコルを用いて配信サーバ30に接続する。
また、本実施形態において、第2制御部22の通信部15は、第1通信網100から独立している。即ち、第2制御部22の通信部15と端末110等の第1通信網100に接続された機器との間における通信は確立しない。
なお、第1制御部21は、第1通信網100に接続する通信部15と配信サーバ30に接続する通信部15とを個別に有していてもよい。第2制御部も、同様に、第2通信網200に接続する通信部15と配信サーバ30に接続する通信部15とを個別に有していてもよい。
[4.ANI]
また、図1に示すように、第2通信網200とサーバ10との間の通信回線N上にANI50が存在する。第2通信網200とサーバ10との間の通信をANI50は中継する。
具体的には、ANI50は、IPv6を含み、OSI参照モデルに準拠した各種の通信規格に基く通信を行うための中継部51を備える。第2通信網200とサーバ10との間におけるIPv6による通信を中継部51は中継する。
具体的には、IPv6の通信網において、閉域通信網である第2通信網200の外側にあるサーバ10の第2制御部22の通信部15に対して端末210から送信されるデータをANI50は通過させる。また、第2制御部22の通信部15から端末210に送信されるデータをANI50は通過させる。また、端末210に限らない第2通信網200に接続されたコンピューターと第2制御部22の通信部15との間におけるデータ伝送をANI50は中継する。
また、ANI50が設けられている第2通信網200とサーバ10との間の通信回線Nは専用線である。具体的には、通信回線Nは、例えば、光ファイバーを用いた通信回線であるが、一例であってこれに限られるものでなく、任意の構成による通信回線を用いることができる。
[5.配信サーバ]
配信サーバ30は、サーバ10を介して第1通信網100及び第2通信網200に接続する情報処理装置である。第1通信網100及び第2通信網200に接続された各種の機器(例えば、端末110や210等)からのコンテンツの取得要求に応じて、配信サーバ30はコンテンツを配信する。
図4は、配信サーバ30の主要構成の一例を示すブロック図である。
配信サーバ30は、例えば、CPU31、RAM32、ROM33、記憶部34、通信部35、入力部36、表示部37等を備える。CPU31、RAM32、ROM33、記憶部34、通信部35、入力部36、表示部37の各部の機能は、サーバ10におけるCPU11、RAM12、ROM13、記憶部14、通信部15、入力部16、表示部17の各部の機能と同様であるので、以下、配信サーバ30に特有の事項について記載する。
配信サーバ30の記憶部34は、配信サーバ30が配信するコンテンツのデータを記憶する。具体的には、例えば、ポータルサイトを構成するHTMLファイル、静止画像ファイル、動画像ファイル、スクリプト、Flash(登録商標)その他のデータを記憶する。
なお、配信サーバ30が配信するコンテンツの具体的内容は特に限定されるものでなく、通信回線を介して伝送されるあらゆるデータを含みうる。
また、本実施形態の配信サーバ30は、IPv6の通信プロトコルによる通信網において第1通信網100に接続された機器(例えば、端末110)と第2通信網に接続された機器(例えば、端末210)とで配信するコンテンツを異なるものとする機能を有する。即ち、第1通信網100に配信するコンテンツと、第2通信網200に配信するコンテンツとを、記憶部34は個別に記憶している。
配信サーバ30の通信部35は、IPv4の通信プロトコルで第1通信網100に接続している。即ち、IPv4の通信プロトコルによるIPアドレスを有し、サーバ10の第1制御部21及び第2制御部22の通信部15や第1通信網100のIPv4通信網N2に接続する各機器とIPv4の通信プロトコルにより通信可能に通信部35は接続する。
[6.IPアドレス]
以下、サーバ10と、第1通信網100及び第2通信網200との通信に係る説明、特にIPアドレスに係る説明を行う。
サーバ10の第1制御部21及び第2制御部22の通信部15は、第1の通信プロトコル(IPv6)のIPアドレスとしてエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスを有する。即ち、本実施形態におけるIPv6の通信プロトコルを用いた通信に係り、端末110が第1通信網100を介して第1制御部21の通信部15と通信を確立する際の接続処理の解決に用いるサーバ10のIPアドレスと、端末210が第2通信網200、通信回線N及びANI50を介して第2制御部22の通信部15と通信を確立する際の接続処理の解決に用いるサーバ10のIPアドレスと、は同一である。
なお、図1等では、IPv6のIPアドレスを「yyyy::abcd」として記載しているが、実際には、128ビットのアドレスをコロン(:)により16ビット単位で区切ったアドレスがIPv6のIPアドレスである。例えば、「aaaa:bbbb:cccc:dddd:1111:2222:3333:4444」のようになる。
また、端末110、210は、DNSサーバ1500と通信可能である。本実施形態のDNSサーバ1500は、第1通信網100及び第2通信網それぞれにDNSサーバ1500が設けられているが、端末110、210がDNSサーバ1500と通信可能であればどの通信網に接続されていてもよい。
DNSサーバ1500は、各端末からのホスト名に対応するIPアドレスの問い合わせに応じ、IPアドレスを示す情報を各端末に提供する。
ここで、DNSサーバ1500は、ホスト名に対応するIPアドレスとして、少なくともIPv6のIPアドレスを提供する。本実施形態において、DNSサーバ1500は、例えば、IPv4のIPアドレスとIPv6のアドレスを提供する。
また、DNSサーバ1500が行うIPアドレスとホスト名との対応付けの関係は一対一である。即ち、DNSサーバ1500が複数存在し、各端末が問い合わせを行ったDNSサーバ1500が異なるDNSサーバ1500であったとしても、問い合わせの対象となるホスト名が同一であるならば、各DNSサーバが問い合わせに応じて提供するIPv4のIPアドレス及びIPv6のIPアドレスは同一である。
また、本実施形態において、配信サーバ30のホスト名とサーバ10の第1制御部21及び第2制御部22の通信部15が有するIPv6のIPアドレスとをDNSサーバ1500は対応付けている。即ち、DNSサーバ1500に対して配信サーバ30のホスト名によるIPアドレスの問い合わせを端末110、210が行うと、サーバ10の第1制御部21及び第2制御部22の通信部15が有するIPv6のIPアドレスを示す情報を端末110、210にDNSサーバ1500は提供する。
端末110、210は、DNSサーバ1500から提供されたIPアドレスで接続対象のホストと接続を確立するための処理を行う。従って、本実施形態において、IPv6の通信プロトコルで配信サーバ30に接続しようとした場合、端末110、210はサーバ10に接続することとなる。
[7.通信の確立及び配信]
サーバ10は、端末110、210との間でIPv6による通信を確立し、各端末と配信サーバ30との間の通信を中継する。
以下、図5、図6を参照して、各端末と配信サーバ30との間における通信の確立及び配信サーバ30からのコンテンツの配信に係る処理の流れを説明する。
まず、第1通信網100に接続する端末110からの通信に係る処理の流れを、図5に示すタイムチャートを参照して説明する。
最初に、DNSサーバ1500に配信サーバ30のホスト名によるIPアドレスの問い合わせを端末110が行う(ステップS1)。当該問い合わせに対し、サーバ10の第1制御部21及び第2制御部22の通信部15が有するIPv6のIPアドレスを端末110に対してDNSサーバ1500が提供する(ステップS2)。
端末110は、DNSサーバ1500から提供されたIPv6のIPアドレスを有する対象、即ち、サーバ10の第1制御部21に接続を要求する(ステップS3)。ここで、IPv6の通信プロトコルにおいて第1通信網100に接続する端末110から見て第2制御部22の通信部15は通信網内に存在しないことから、端末110は第1制御部21に通信の確立を要求する。当該要求を受けると、第1制御部21のCPU11が端末110に接続の許可を示す応答を行う(ステップS4)。これにより、端末110から見て配信サーバ30との間にIPv6の通信プロトコルによる通信が確立した状態となる。
配信サーバ30に対してコンテンツの配信を端末110は要求する(ステップS5)。当該要求を受けると、第1制御部21が要求を中継する(ステップS6)。即ち、配信サーバ30にIPv4の通信プロトコルでコンテンツの配信を第1制御部21が要求する。サーバ10からの要求に対して要求されたコンテンツのデータを配信サーバ30は送信する(ステップS7)。コンテンツのデータが送信されると、第1制御部21が当該データを中継し(ステップS8)、IPv6の通信プロトコルで当該データを端末110に送信する。以上の処理により、端末110は、IPv6の通信プロトコルによる通信の確立及び配信サーバ30からのコンテンツの取得を行うことができる。
次に、第2通信網200に接続する端末210からの通信に係る処理の流れを、図6に示すタイムチャートを参照して説明する。
最初に、DNSサーバ1500に配信サーバ30のホスト名によるIPアドレスの問い合わせを端末210が行う(ステップS11)。当該問い合わせに対し、サーバ10の第1制御部21及び第2制御部22の通信部15が有するIPv6のIPアドレスを端末210に対してDNSサーバ1500が提供する(ステップS12)。
端末210は、DNSサーバ1500から提供されたIPv6のIPアドレスを有する対象、即ち、サーバ10の第2制御部22に接続を要求する(ステップS13)。ここで、IPv6の通信プロトコルにおいて第2通信網200に接続する端末210から見て第1制御部21の通信部15は通信網内に存在しないことから、端末210は第2制御部22に通信の確立を要求する。また、端末210と第2制御部22の通信部15との間における通信を、通信回線N上のANI50が中継する。端末210から通信の確立の要求を受けると、第2制御部22のCPU11が端末210に接続の許可を示す応答を行う(ステップS14)。これにより、端末210から見て配信サーバ30との間にIPv6の通信プロトコルによる通信が確立した状態となる。
配信サーバ30に対してコンテンツの配信を端末210は要求する(ステップS15)。当該要求を受けると、第2制御部22が要求を中継する(ステップS16)。即ち、配信サーバ30にIPv4の通信プロトコルでコンテンツの配信を第2制御部22が要求する。サーバ10からの要求に対して要求されたコンテンツのデータを配信サーバ30は送信する(ステップS17)。コンテンツのデータが送信されると、第2制御部22が当該データを中継し(ステップS18)、IPv6の通信プロトコルで当該データを端末210に送信する。以上の処理により、端末210は、IPv6の通信プロトコルによる通信の確立及び配信サーバ30からのコンテンツの取得を行うことができる。
なお、配信サーバ30のホスト名によるIPアドレスの問い合わせを各端末から受けた場合に、サーバ10の第1制御部21及び第2制御部22の通信部15が有するIPv6のIPアドレスと、配信サーバ30が有するIPv4のIPアドレスと、をDNSサーバ1500は配信する。これにより、第1通信網100に接続されたコンピューターのうちIPv6の通信プロトコルに対応していないコンピューターも配信サーバ30との間の通信を確立してコンテンツを取得することができる。無論、端末110、210も、意図的にIPv4の通信プロトコルを用いて配信サーバ30と通信を行うことができる。
[8.コンテンツの配信先の識別]
配信サーバ30は、第1制御部21と通信を行った端末(例えば、端末110)に対して配信するコンテンツと第2制御部22と通信を行った端末(例えば、端末210)に対して配信するコンテンツとを異なるコンテンツとするようにしてもよい。この場合、配信サーバ30は、第1制御部21又は第2制御部22のいずれと端末とが通信したかを識別し、その識別結果に応じて配信するコンテンツを決定する。
以下、図7に示すフローチャートを参照して、コンテンツの配信に係る配信サーバ30の制御について説明する。
配信サーバ30が通信部35を介してコンテンツの配信の要求を受信すると(ステップS21)、CPU31は、第1制御部21又は第2制御部22のいずれから当該要求を受けたのか判別する。例えば、第1制御部21から当該要求を受けたか否かをCPU31は判定する(ステップS22)。ここで、第1制御部21から当該要求を受けたと判定された場合(ステップS22:YES)、CPU31は、第1通信網100に配信するコンテンツを記憶部34から読み出してサーバ10に送信する(ステップS23)。一方、第1制御部21から当該要求を受けていないと判定された場合(ステップS22:NO)、即ち、第2制御部22から当該要求を受けたと判定された場合、CPU31は、第2通信網200に配信するコンテンツを記憶部34から読み出してサーバ10に送信する(ステップS24)。
なお、上記及び図7に示すコンテンツの配信に係る制御では、第1制御部21からコンテンツの配信の要求を受けたか否かCPU31が判定することで第1制御部21又は第2制御部22のいずれから当該要求を受けたのかを配信サーバ30は判別しているが、一例であってこれに限られるものでない。例えば、第2制御部22からコンテンツの配信の要求を受けたか否か判定するようにしてもよいし、ステップS22の処理をコンテンツの配信の要求の中継元に応じた分岐処理としてもよい。
また、本実施形態では、第1制御部21及び第2制御部22が配信サーバ30と通信するためにそれぞれ有するIPv4のアドレスは異なっている。よって、配信サーバ30は、例えば、第1制御部21が有するIPv4のIPアドレスと第2制御部22が有するIPv4のIPアドレスに基いて第1制御部21と第2制御部を識別することができる。係る識別方法は一例であってこれに限られるものでなく、第1制御部21と第2制御部とを判別可能なあらゆる情報源を用いてよい。
無論、配信サーバ30は、第1制御部21と通信を行った端末(例えば、端末110)に対して配信するコンテンツと第2制御部22と通信を行った端末(例えば、端末210)に対して配信するコンテンツとを区別せず、同一のコンテンツを配信してもよい。
[9.実施形態の効果]
以上、本実施形態の通信システム1によれば、サーバ10が、第1通信網100を介して端末110とIPv6の通信プロトコルによる通信を行う第1制御部21と、第2通信網200とサーバ10との間の通信回線N上に設けられて第2通信網200とサーバ10との間の通信を中継するANI50を介して端末210とIPv6の通信プロトコルによる通信を行う第2制御部22と、を備えるので、第1通信網100に対して閉じた通信網である第2通信網200との間におけるIPv6の通信プロトコルによる通信をANI50及び第2制御部22を介して確立することができることから、フォールバックの発生を防止することができ、IPv6の通信プロトコルを用いたより快適な通信環境を提供することができる。
また、第1制御部21の通信部15と第2制御部22の通信部15がIPv6のIPアドレスとしてエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスを有するので、端末110が第1制御部21の通信部15に接続する場合と端末210が第2制御部22の通信部15に接続する場合において用いられるIPv6のIPアドレスが同一となる。即ち、第1通信網100におけるサーバ10への接続と、第2通信網200からのサーバ10への接続のいずれにおいても、DNSサーバ1500はホスト名とIPv6のIPアドレスとの対応関係を一意とすることができる。よって、端末110からサーバ10に接続した場合と端末210からサーバ10に接続した場合とで、各端末から見た接続先が見かけ上同一となり、端末の利用者は、利用している端末が第1通信網100に接続しているか第2通信網200に接続しているかを意識することなく通信システム1の配信サーバ30等による各種の通信サービスを利用することができる。言い換えれば、端末の利用者から見てサーバ10への接続に係る使い勝手がどの端末からでも同一となることから、サーバ10が接続する通信網であってIPv4による通信網が機能している第1通信網100に別途別のプロトコルであるIPv6を採用し、さらに、独立したIPv6の通信網である第2通信網200とサーバ10との間の通信を確立することができ、既存のIPv4の通信網におけるIPv6の通信網と独立したIPv6の通信網とを両立させることができる。
加えて、第1通信網100で用いるDNSサーバ1500と第2通信網で用いるDNSサーバ1500を個別に設ける必要がなく、DNSサーバ1500への問い合わせによるIPアドレスの特定に係る処理について特段の設定をすることなく端末110からのサーバ10への接続と端末210からのサーバ10への接続の両方を解決することができ、通信システム1のIPアドレスの管理に係る管理の負荷を低減することができる。
また、第2通信網200に接続する配信サーバ30を別途設けることなく配信サーバ30のコンテンツを第2通信網200の機器(例えば、端末210等)に配信することができるので、第2通信網200に配信サーバ30を別途設ける必要がなく、配信サーバ30の管理に係る負荷を低減することができる。
また、各端末に付与されたIPアドレス等により各端末が接続する通信網を判別して通信プロトコルを限定するような従来の方法も不要であり、通信の確立に係る制御内容をより簡素化することができ、通信システム1における管理の負荷をより低減することができる。
また、サーバ10の第1制御部21又は第2制御部22の通信部15による通信を介して端末110、210等にコンテンツを配信する配信サーバ30を備えるので、各端末にコンテンツの配信によるサービスを提供することができ、端末の利用者にコンテンツによる各種の体験をもたらすことができると共にコンテンツを介した各種の商機を設けることができる。
また、サーバ10が端末等と配信サーバ30との間の通信を中継するので、端末210等の第2通信網200に接続されたコンピューターと配信サーバ30との間で直接IPv6による通信を確立しなくとも、配信サーバ30からのコンテンツの配信によるサービスを第2通信網200側に提供することができる。
また、第1制御部21又は第2制御部22のいずれと端末とが通信したかを識別し、識別結果に応じて、第1制御部21と通信を行った端末(例えば、端末110)に対して配信するコンテンツと第2制御部22と通信を行った端末(例えば、端末210)に対して配信するコンテンツとを異なるコンテンツとするので、コンテンツの配信によるサービスの内容を通信網ごとに区別することができる。一例として挙げると、端末を用いるユーザやユーザが所在する地域の傾向に応じて配信内容を変更することが見込まれる特定のコンテンツ(例えば、広告等)を配信するに際して各通信網により適した内容のコンテンツを選択して配信することができる。係る配信内容とその効果はあくまで一例であってこれに限られるものでなく、コンテンツの配信によるサービスの内容を通信網ごとに区別することで得られる数多の効果を奏することができる。
また、第2通信網200とサーバ10との間の通信回線Nは専用線であるので、第2通信網200とサーバ10との間の通信における通信の確立、通信の維持、通信速度の高速化等、通信品質に関する各種の性能要件をより高レベルなものすることができる。
また、サーバ10と端末110、210との間の通信における通信プロトコルがIPv6であるので、豊富なIPアドレスを用いてより多数の機器を通信システム1に接続することができる。
また、サーバ10と配信サーバ30との間の通信において用いられる通信プロトコルがサーバ10と端末110、210との間の通信における通信プロトコルと異なるので、配信サーバ30が接続する通信網の通信プロトコルを、第1通信網100及び第2通信網200とサーバ10との間における通信プロトコルに制限することなく通信システム1を構築することができる。
具体的には、例えば、IPv4の通信網に接続する配信サーバ30にIPv6の通信プロトコルを用いた通信網からの接続を導入することができる。係る配信内容とその効果はあくまで一例であってこれに限られるものでなく、通信プロトコルの選択の余地が広がることによる数多の効果を奏することができる。
また、第1制御部21と第2制御部22が個別の制御部を有するので、各通信網とサーバ10との通信に係る処理の負荷を通信網ごとに分散させることができることに加えて各通信網とサーバ10との接続のための性能設計がより容易となり、各通信網の規模に応じて要求される処理性能に応じたより柔軟なシステム構成とすることができる。
[10.その他]
なお、本発明の実施の形態は、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、第1の通信プロトコル(所定のプロトコル)及び第2の通信プロトコルは、IPv6及びIPv4に限らず、他の通信プロトコルであってもよい。
また、本発明において、IPv4通信網N2は必須でない。IPv4による通信回線がなくとも、第1通信網100及び第2通信網200とサーバ10とは、IPv6による通信を確立することができる。
第1通信網100及び第2通信網200は、公衆通信網及び次世代通信網に限らず、他の形態による通信網であってもよい。所定の通信プロトコルにおいて第1通信網100に対して第2通信網200が独立した閉域通信網であればよい。
また、所定の通信プロトコルによる通信網としてそれぞれ独立した第2通信網200が複数設けられていてもよい。その場合、第2通信網200の数に応じた第2制御部22をサーバ10が備え、複数の第2通信網と複数の第2制御部とを個別に接続するようにしてもよい。また、複数の第2通信網200と1つの第2制御部22とを接続するようにしてもよい。
また、複数の第2通信網200が存する場合に、第2通信網200の各々に対して配信するコンテンツを、上記の第1通信網100に配信するコンテンツと第2通信網200に配信するコンテンツの関係のようにしてもよい。例えば、複数の第2通信網200の各々に対して配信するコンテンツをそれぞれ異なるものとしてもよいし、一部又は全部の第2通信網200に対して同一のコンテンツを配信するようにしてもよい。
また、サーバ10が備える制御部は一つであってもよく、例えば、プログラム(ソフトウェア)により論理的に複数の制御部として機能するようにしてもよい。また、サーバ10は、その実施形態として、1つのサーバ10が複数の制御部を備える形態の他、第1制御部21として機能する情報処理装置と第2制御部22として機能する情報処理装置とが分離された個別のハードウェアとして設けられて上記の実施形態と同様に機能する形態も当然含まれる。
また、上記の実施形態では、サーバ10と配信サーバ30とが個別に設けられているが、1つの情報処理装置が第1制御部21、第2制御部22及び配信サーバ30の機能を、第1通信手段、第2通信手段及び配信手段として有していてもよい。この場合、第1通信手段及び第2通信手段と配信手段との間の通信を省略することができる。また、この場合において、配信サーバ30と同様に、第1通信手段又は第2通信手段のいずれと端末とが通信したかを識別し、識別結果に応じて第1通信手段と通信を行った端末に対して配信するコンテンツと第2通信手段と通信を行った端末に対して配信するコンテンツとを異なるコンテンツとする制御手段を情報処理装置は備えていてもよい。例えば、これらの各手段に対応するよう機能させるソフトウェア・プログラムをコンピューターに実行させることにより、情報処理装置はこれらの各手段として機能するが、各手段に対応する専用のハードウェアを設けてもよい。
具体的には、図8に示すように、コンテンツを配信する機能を有すると共に、上記のサーバ10の第1制御部21及び第2の制御部22を備える配信サーバ30を設ける例が挙げられる。このように、上記のサーバ10の機能と配信サーバ30の機能は1つの情報処理装置が有していてもよい。また、この場合、図8に示すように、第1通信網100のIPv4通信網N2との接続を第1制御部21が担うようにしてもよい。また、この場合、配信サーバ30の配信機能と第1制御部21、第2制御部22との間における通信が不要となるので、第2制御部22はIPv4のIPアドレスを有していなくてもよい。
また、図8に示すような構成において、配信するコンテンツを記憶するDBサーバ等の各種のサーバやストレージと配信サーバ30とを通信可能に接続し、これらのサーバやストレージによる機能を配信サーバ30が利用できるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、IPv4の通信プロトコルについて、配信サーバ30が直接IPv4通信網N2に接続しているが、配信サーバ30のIPv4の通信プロトコルによる通信を第1制御部21が中継してもよい。
また、上記の実施形態では、第2制御部22の通信部15が第1通信網100から独立しているが、一例であってこれに限られるものでなく、第2制御部22が第2通信網200との間で第1の通信プロトコル(所定の通信プロトコル)による通信を行うことができる接続形態であればよい。
その他、上記の実施形態における各端末や配信サーバ30、DNSサーバ1500等の各ノードの数はあくまで一例であり、適宜変更可能である。
また、本発明の請求項における各手段は、部(section,module,unit等)や、各手段に対応する回路であってもよい。また、各手段は、必ずしも各々が独立したハードウェアでなくともよく、1つのハードウェアがソフトウェア処理等により論理的に2つ以上の手段として機能するものであってもよい。
1 通信システム
10 サーバ(情報処理装置)
15、35、115 通信部
21 第1制御部(第1通信手段)
22 第2制御部(第2通信手段)
30 配信サーバ(配信手段)
50 ANI
51 中継部(中継手段)
100 第1通信網
110、210 端末
200 第2通信網
1500 DNSサーバ
N 通信回線
N1、N3 IPv6通信網
N2 IPv4通信網

Claims (12)

  1. 所定の通信プロトコルを採用可能に設けられた第1通信網及び前記第1通信網から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが前記所定の通信プロトコルである第2通信網のいずれかに前記所定の通信プロトコルを用いて接続された端末と通信可能に設けられた情報処理装置であって、
    前記第1通信網を介して端末と前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第1通信手段と、
    前記第2通信網に設けられて前記情報処理装置と端末との間の通信を中継する中継手段を介して当該端末と前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第2通信手段と、を備え、
    前記第1通信手段と前記第2通信手段は前記所定の通信プロトコルのIPアドレスとしてエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1通信手段又は前記第2通信手段による通信を介して端末にコンテンツを配信する配信手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1通信手段又は前記第2通信手段のいずれと端末とが通信したかを識別する識別手段と、
    前記識別手段による識別結果に応じて、前記第1通信手段と通信を行った端末に対して配信するコンテンツと前記第2通信手段と通信を行った端末に対して配信するコンテンツとを異なるコンテンツとする制御手段と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記中継手段と前記情報処理装置との間の通信回線を含み、当該中継手段に接続される通信回線は専用線であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の通信プロトコルは、IPv6であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 第1の通信プロトコルを採用可能に設けられた第1通信網及び前記第1通信網から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが前記第1の通信プロトコルである第2通信網のいずれかに前記第1の通信プロトコルを用いて接続された端末と、当該端末と通信可能に設けられたサーバと、を有する通信システムであって、
    前記サーバは、
    前記第1通信網を介して端末と前記第1の通信プロトコルによる通信を行う第1通信手段と、
    前記第2通信網に設けられて前記サーバと端末との間の通信を中継する中継手段を介して当該端末と前記第1の通信プロトコルによる通信を行う第2通信手段と、を備え、
    前記第1通信手段と前記第2通信手段は前記第1の通信プロトコルのIPアドレスとしてエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスを有することを特徴とする通信システム。
  7. 前記サーバを介して前記第1通信網及び前記第2通信網に接続されて端末にコンテンツを配信する配信サーバを備え、
    前記サーバは、端末と前記配信サーバとの間の通信を中継することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記サーバと前記配信サーバとの間の通信において用いられる通信プロトコルは前記第1の通信プロトコルと異なる第2の通信プロトコルであることを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
  9. 前記第1通信手段と前記第2通信手段は個別の制御部を有することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の通信システム。
  10. 前記第1の通信プロトコルは、IPv6であることを特徴とする請求項6から9のいずれか一項に記載の通信システム。
  11. 所定の通信プロトコルを採用可能に設けられた第1通信網及び前記第1通信網から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが前記所定の通信プロトコルである第2通信網のいずれかに前記所定の通信プロトコルを用いて接続された端末と通信する情報処理装置の通信方法であって、
    前記第1通信網を介して端末と前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第1通信ステップと、
    前記第2通信網に設けられて前記情報処理装置と端末との間の通信を中継する中継手段を介して当該端末と前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第2通信ステップと、を有し、
    前記第1通信ステップと前記第2通信ステップで用いられる前記情報処理装置の前記所定の通信プロトコルのIPアドレスはエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスであることを特徴とする通信方法。
  12. 所定の通信プロトコルを採用可能に設けられた第1通信網及び前記第1通信網から独立して設けられた閉域通信網であって当該通信網の通信プロトコルが前記所定の通信プロトコルである第2通信網のいずれかに前記所定の通信プロトコルを用いて接続された端末と、当該端末と通信可能に設けられたサーバと、を有する通信システムにおける端末と前記サーバとの通信方法であって、
    前記第1通信網を介して前記サーバと端末とが前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第1通信ステップと、
    前記第2通信網に設けられて前記サーバと端末との間の通信を中継する中継手段を介して前記サーバと当該端末とが前記所定の通信プロトコルによる通信を行う第2通信ステップと、を有し、
    前記第1通信ステップと前記第2通信ステップで用いられる前記サーバの前記所定の通信プロトコルのIPアドレスはエニーキャストの関係にある同一のIPアドレスであることを特徴とする通信方法。
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