JP2009053002A - 計測システム - Google Patents
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Abstract
【課題】対象物までの距離の計測を精度良く行うことのできる計測システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る計測システム1は、整準台7に取り付けられ、対象物までの距離を光学的に計測するための距離計側手段2と、前記対象物の画像を撮影するための撮像手段3と、距離計側手段2に代わって整準台7に取り付けられ、撮像手段3の光学的な中心Qが距離計側手段2の発光点Pと一致するように撮像手段3を支持する支持手段4と、備えていることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】本発明に係る計測システム1は、整準台7に取り付けられ、対象物までの距離を光学的に計測するための距離計側手段2と、前記対象物の画像を撮影するための撮像手段3と、距離計側手段2に代わって整準台7に取り付けられ、撮像手段3の光学的な中心Qが距離計側手段2の発光点Pと一致するように撮像手段3を支持する支持手段4と、備えていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、カメラにより撮影した対象物までの距離を光学的に計測するための計測システムに関する。
従来、測量の分野において、測量の対象物であるコンクリート構造物の表面に発生したクラックや剥離等の損傷状態を検査するため、レーザースキャナーにより取得したコンクリート構造物の表面の三次元の座標データ上に、レーザースキャナーに搭載されているカメラにより撮影したコンクリート構造物の表面の画像データをマッピングすることによりカラーの座標データを作成し、該カラーの座標データに基づきコンクリート構造物までの距離を計測する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
株式会社カリダスジャパンのウェブサイトのURL:http://callidusjapan.com/53/1325.html
株式会社カリダスジャパンのウェブサイトのURL:http://callidusjapan.com/53/1325.html
しかしながら、上記した従来の技術では、レーザースキャナーから発射されるレーザービームの発光点と、レーザースキャナーに搭載されているカメラの光学的な中心とが異なるため、レーザースキャナーにより取得した対象物の三次元の座標データとカメラにより撮影した対象物の画像データとの間にずれが生じ、前記三次元の座標データに画像データをマッピングしても精度の良いカラーの座標データを作成することができなかった。そのため、対象物までの距離の計測を精度良く行うことが難しいといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、対象物までの距離の計測を精度良く行うことのできる計測システムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明に係る計測システムは、整準台に取り付けられ、対象物までの距離を光学的に計測するための距離計側手段と、前記対象物の画像を撮影するための撮像手段と、前記距離計側手段に代わって前記整準台に取り付けられ、前記撮像手段の光学的な中心が前記距離計側手段の発光点と一致するように前記撮像手段を支持する支持手段と、を備えていることを特徴とする。
そして、前記距離計側手段は、前記対象物の三次元の座標データを取得可能なレーザースキャナーであり、前記支持手段は、前記撮像手段を水平方向及び垂直方向に回転自在に支持し、前記撮像手段の水平位置を調整可能な水平位置調整手段と前記撮像手段の垂直位置を調整可能な垂直位置調整手段とを備えているのが好ましい。
また、前記距離計側手段が取得した対象物の三次元の座標データ上に前記撮像手段が撮影した前記対象物の画像データをマッピングし、前記撮像手段の光学的な中心から前記対象物までの距離を計測してもよい。
本発明によれば、撮像手段の光学的な中心と距離計側手段の発光点とが一致するため、対象物までの距離の計測を精度良く行うことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る計測システムにおいて距離計側手段であるレーザースキャナーを整準台に取り付けた状態を示す正面図、図2は同計測システムにおいて撮像手段であるデジタルカメラを整準台に取り付けた状態を示す正面図、図3は同計測システムにおいて撮像手段であるデジタルカメラを整準台に取り付けた状態を示す側面図、図4は同計測システムにおいて撮像手段であるデジタルカメラを整準台に取り付けた状態を示す平面図である。
本実施の形態に係る計測システム1は、対象物までの距離を光学的に計測するための距離計側手段であるレーザースキャナー2と、前記対象物の画像を撮影するための撮像手段であるカメラ3と、カメラ3を支持する支持手段であるカメラ支持台4と、レーザースキャナー2とカメラ3及びカメラ支持台4にそれぞれ通信ケーブル5を介して接続可能なパソコン6とを備えて構成されている。
レーザースキャナー2は、360度水平回転可能に整準台7上に取り付けられ、レーザービームLBを発射するレーザー光源8と、最大で300度垂直回転可能に設けられた回転ドラム9とを備えて構成されている。回転ドラム9にはレーザー光源8に対向するように傾斜面10が形成されており、レーザー光源8から発射されたレーザービームLBがこの傾斜面10により反射され、拡散されるようになっている。なお、本明細書中では、回転ドラム9の傾斜面10によってレーザービームLBが反射される点を発光点Pと定義する。
カメラ3は、例えば、デジタル一眼レフカメラであり、短焦点望遠レンズ11を備えている。なお、本実施の形態において、カメラ3の光学的な中心Qの位置は、カメラ本体側に位置しているが、カメラ3に装着される望遠レンズ11の種類によっては望遠レンズ11側に位置することもある。
カメラ支持台4は、整準台7上に固定される扁平な円柱形状の土台部12と、土台部12の周縁部に沿って互いに対峙した状態で360度水平回転可能な支柱部13と、各支柱部13の間に渡設されたカメラ位置調整部14とにより構成されている。
カメラ位置調整部14は、各支柱部12の対向する内面にそれぞれ垂直方向に回転可能に突設された水平軸部15と、各水平軸部15の先端からそれぞれ下方に伸縮自在に延出する垂直位置調整部16と、各垂直位置調整部16を伸縮させるための調整ネジ17と、各垂直位置調整部16の下端に両端が固定される平板状の水平位置調整部19とを備えており、水平位置調整部19にはカメラ3の撮影方向に沿って複数(図4では5個)の水平位置調整孔20が穿設されている。
パソコン6は、レーザースキャナー2が取得した対象物の三次元の座標データ上にカメラ3が撮影した対象物の画像データをマッピング処理等する制御部21と、前記対象物の三次元の座標データや画像データ等を記憶する記憶部22と、前記画像データに基づき対象物の画像を表示する液晶表示装置等の表示部23と、レーザースキャナー2の計測範囲(すなわち、レーザースキャナー2の水平回転角度や回転ドラム9の垂直回転角度)やカメラ3の撮影範囲(すなわち、カメラ支持台4の支柱部13の水平回転角度やカメラ位置調整部14の垂直回転角度)等を予め設定するためのキーボードやマウス等の入力部24とを備えている。
次に、上記した実施の形態に係る計測システム1の作用について説明する。
先ず、図1に示すように、整準台7の軸心CLにレーザースキャナー2の発光点Pが一致するように整準台7上にレーザースキャナー2を取り付け、レーザースキャナー2を動作させる。この状態で、レーザースキャナー2の発光点Pを中心として、レーザースキャナー2を360度水平回転させると共に、回転ドラム9を最大で300度垂直回転させ、レーザー光源8からレーザービームLBを発射させると、このレーザービームLBは回転ドラム9の傾斜面10によって反射され、拡散される。この拡散されたレーザービームLBは対象物に当って跳ね返り、レーザースキャナー2に戻り、受光され、対象物の三次元の座標データが取得される。その後、この対象物の三次元の座標データを、レーザースキャナー2に通信ケーブル5を介して接続されたパソコン6の記憶部22に格納する。
次に、整準台7からレーザースキャナー2を取り外した後、整準台7にレーザースキャナー2の代わりにカメラ支持台4を固定すると共に、整準台7の軸心CLにカメラ3の光学的な中心Qが一致するように水平位置調整孔20を選択して水平位置調整部19にカメラ3を固定する。さらに、調整ネジ17を操作し、整準台7の上面からカメラ3の光学的な中心Qまで高さH1(図1参照)が整準台7の上面からカメラ3の発光点Pまで高さH2(図2参照)に一致するように垂直位置調整部16を伸縮させる。
この状態で、カメラ3の光学的な中心Qを中心として、土台部12に対して支柱部13を360度水平回転させると共に、カメラ位置調整部14を最大で300度垂直回転させ、対象物の画像を撮影する。その後、この対象物の画像のデータを、カメラ3に通信ケーブル5を介して接続されたパソコン6の記憶部22に格納する。
次いで、パソコン6の表示部23上において、記憶部22に格納された前記対象物の三次元の座標データ上に、同位置から撮影された前記対象物の画像データをマッピングし、高解像度のカラーの座標データ及びパノラマ画像を作成する。そして、これらのデータを用いてカメラ3の光学的な中心Qから前記対象物までの距離を計測し、この計測データを記憶部22に格納する。
上記したように本発明の実施の形態に係る計測システム1によれば、レーザースキャナー2から発射されるレーザービームLBの発光点Pとカメラ3の光学的な中心Qとが一致しており、レーザースキャナー2により取得した対象物の三次元の座標データとカメラ3により撮影した対象物の画像データとの間にずれが生じることがないため、対象物までの距離の計測を精度良く行うことができる。
また、本発明は、地形の計測の他、コンクリート表面のクラック、タイルの剥離、ブロックの亀裂等、構造物の表面の損傷部分の検査等、各種分野において適用可能である。
1 計測システム
2 レーザースキャナー(距離計側手段)
3 カメラ(撮像手段)
4 支持台
16 垂直位置調整部(垂直位置調整手段)
19 水平位置調整部(水平位置調整手段)
2 レーザースキャナー(距離計側手段)
3 カメラ(撮像手段)
4 支持台
16 垂直位置調整部(垂直位置調整手段)
19 水平位置調整部(水平位置調整手段)
Claims (3)
- 整準台に取り付けられ、対象物までの距離を光学的に計測するための距離計側手段と、
前記対象物の画像を撮影するための撮像手段と、
前記距離計側手段に代わって前記整準台に取り付けられ、前記撮像手段の光学的な中心が前記距離計側手段の発光点と一致するように前記撮像手段を支持する支持手段と、
を備えていることを特徴とする計測システム。 - 前記距離計側手段は、前記対象物の三次元の座標データを取得可能なレーザースキャナーであり、前記支持手段は、前記撮像手段を水平方向及び垂直方向に回転自在に支持し、前記撮像手段の水平位置を調整可能な水平位置調整手段と前記撮像手段の垂直位置を調整可能な垂直位置調整手段とを備えている請求項1に記載の計測システム。
- 前記距離計側手段が取得した対象物の三次元の座標データ上に前記撮像手段が撮影した前記対象物の画像データをマッピングし、前記撮像手段の光学的な中心から前記対象物までの距離を計測する請求項2に記載の計測システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007219326A JP2009053002A (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 計測システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007219326A JP2009053002A (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 計測システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009053002A true JP2009053002A (ja) | 2009-03-12 |
Family
ID=40504210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007219326A Pending JP2009053002A (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 計測システム |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN103424098A (zh) * | 2012-05-16 | 2013-12-04 | 天津中科惠氏精密仪器制造有限公司 | 非接触法混凝土形变测量仪标靶架 |
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CN113884080A (zh) * | 2016-11-01 | 2022-01-04 | 北京墨土科技有限公司 | 测定定位点三维坐标的方法及设备、以及光电测量仪器 |
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2007
- 2007-08-27 JP JP2007219326A patent/JP2009053002A/ja active Pending
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