JP2009052789A - グロープラグ及びグロープラグ制御システム - Google Patents

グロープラグ及びグロープラグ制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009052789A
JP2009052789A JP2007218574A JP2007218574A JP2009052789A JP 2009052789 A JP2009052789 A JP 2009052789A JP 2007218574 A JP2007218574 A JP 2007218574A JP 2007218574 A JP2007218574 A JP 2007218574A JP 2009052789 A JP2009052789 A JP 2009052789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
glow plug
laser light
irradiated surface
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007218574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4939342B2 (ja
Inventor
Shiyuue Ishii
秀衛 石井
Akikazu Taido
明和 泰道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2007218574A priority Critical patent/JP4939342B2/ja
Priority to PCT/JP2008/064018 priority patent/WO2009028307A1/ja
Publication of JP2009052789A publication Critical patent/JP2009052789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4939342B2 publication Critical patent/JP4939342B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P19/00Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
    • F02P19/04Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition non-electric, e.g. heating incandescent spots by burners
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P23/00Other ignition
    • F02P23/04Other physical ignition means, e.g. using laser rays

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

【課題】 昇温部を局部的に昇温させることができ、急速に温度上昇させることができると共に、昇温部の温度を正確に制御できるグロープラグ等を提供すること。
【解決手段】 グロープラグ100は、レーザ光LSが照射される被照射面110snを有する昇温部110sを備える。また、グロープラグ100は、他から転送されたレーザ光LSを、被照射面110snに向けて放射して、昇温部110sを昇温させるレーザ光放射部120と、レーザ光放射部120から被照射面110snまでのレーザ光LSの光路を包囲する光路包囲部110cと、昇温部110sの温度を検知する温度センサ130とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジン等の内燃機関に取り付けられ、使用時に昇温させる昇温部を有するグロープラグ、及び、このようなグロープラグを備えるグロープラグ制御システムに関する。
従来より、ディーゼルエンジン等の内燃機関に取り付けられ、使用時にヒータによって昇温させる昇温部を有するグロープラグが知られている。例えば、特許文献1及び2にこのようなグロープラグが開示されている。
特許文献1のグロープラグは、昇温部をなすシースヒータを有している。このシースヒータは、金属からなる有底筒状のシース内に、発熱体としてコイル状の抵抗発熱線が配設され、更に、耐熱性絶縁粉体が充填されている(特許文献1の図1やその説明箇所等を参照)。
また、特許文献2のグロープラグは、昇温部をなすセラミックヒータを有している。このセラミックヒータは、絶縁性セラミックからなる円柱状のセラミック基体の内部に、導電性セラミック等からなるU字状の発熱体が埋設されている(特許文献2の図1やその説明箇所等を参照)。
特開2004−101085号公報 特開2005−19246号公報
特許文献1のいわゆるメタルタイプのヒータは、発熱体として金属コイルを用いているため、急速昇温や高温加熱を繰り返すと、発熱体に断線が生じるおそれがある。これに対し、特許文献2のいわゆるセラミックタイプのヒータは、発熱体を導電性セラミック等で形成しているので、断線を生じることが少なく、使用温度を比較的高温にすることも可能である。
しかしながら、特許文献1のグロープラグも特許文献2のグロープラグも、発熱体の電気抵抗を利用して通電により発熱させる発熱方式を用いているので、一部分のみを局部的に昇温させることが難しい。また、昇温部の外部表面と発熱体との間に絶縁物等の介在物が存在するため、発熱体の温度上昇と昇温部の外部表面の温度上昇とに時間差(遅れ)が生じるので、昇温部の外部表面の温度を急速に上昇させることが難しい。また、昇温部の個体ばらつきにより、到達温度やその温度までの到達時間にばらつきが生じやすい。従って、昇温部を適切な温度にするのが難しい場合がある。
更に、従来のグロープラグの制御においては、発熱体の抵抗値を検知することで発熱体の温度を検知し、これに基づいて発熱体及び昇温部の温度を制御するものが知られている。しかしながら、ヒータが劣化すると、発熱体の抵抗値と温度特性との相関関係も変化することから、発熱体の抵抗値から算出した温度と、実際の温度との間にズレが生じる場合がある。このような理由から、昇温部の温度を正確に制御することも困難であった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、昇温部を局部的に昇温させることができ、また、昇温部を急速に温度上昇させることができるものでありながら、昇温部の温度を検知できるグロープラグ、及び、急激に昇温部の温度を昇温させるなど、高い自由度で昇温部の温度を制御できるグロープラグ制御システムを提供することを目的とする
その解決手段は、外部に露出し使用時に昇温させる昇温部を備えるグロープラグであって、前記昇温部は、レーザ光が照射される被照射面を有し、自身で生成した又は他から転送されたレーザ光を、前記被照射面に向けて放射して、前記昇温部を昇温させるレーザ光放射部と、少なくとも前記レーザ光放射部から前記被照射面までのレーザ光の光路を包囲する光路包囲部と、前記昇温部の温度を検知する温度センサと、を備えるグロープラグである。
本発明のグロープラグは、レーザ光放射部からレーザ光を被照射面に照射して昇温部を昇温させるので、従来のグロープラグに比して、一部分のみを局部的に昇温させることができる。また、昇温部の被照射面にレーザ光を照射しているので、従来のように昇温に遅れを生じることなく、急速に昇温部の温度を上昇させることができる。また、従来のような通電による発熱体を有しないため、発熱体の個体ばらつきに伴う、到達温度のばらつきやその温度までの到達時間のばらつきも生じ難い。更に、従来のように発熱体や絶縁体等の介在物を要しないため、グロープラグの構造を簡素化できる。
更に、本発明のグロープラグは、レーザ光により昇温部を昇温させるものでありながら、温度センサを有しているため、昇温部の各時点での温度を検知できる。
検知した温度に基づいてレーザ発振器のレーザ出力を制御することにより、昇温部の温度を制御できる。本発明のグロープラグでは、レーザ出力の制御によって昇温部の温度を局所的にかつ短時間で変化させることができるので、電気抵抗を利用した従来の発熱方式のグロープラグに比して、昇温部の温度を急激に上昇させるなど、高い自由度で昇温部の温度を制御できる。
なお、「レーザ光放射部」は、自身で生成した又は他から転送されたレーザ光を被照射面に向けて放射するものである。このレーザ光放射部としては、例えば、レーザ光を生成するレーザ発振器を有するものや、別途生成したレーザ光を転送する光学転送部材を有するもの、レーザ発振器と光学転送部材の両方を有するものなどが挙げられる。更に、レーザ発振器としては、例えば、半導体レーザ発振器、固体レーザ発振器、ファイバレーザ発振器などが挙げられる。また、光学転送部材としては、例えば、レンズ、光ファイバ、ミラー、プリズムなどが挙げられる。
また、照射に用いる「レーザ光」に特に制限はないが、その転送性を考慮すれば、BPP値で100mm・mrad(半値・半角)以下とするのが好ましい。また、「レーザ光」の被照射面への照射は、レンズ等を用いて単純に集光させたり拡散させるだけでなく、回折格子等を用いて多点分岐させたり、照射強度分布をリング状や楕円状に成形して行ってもよい。
「被照射面」は、「昇温部」に設けたものであり、その形成位置は適宜変更でき、また、その形状も平面や曲面、凹凸面など適宜変更できる。例えば、先端が閉塞した有底筒状の金属筒を用いて、その筒状部分を「光路包囲部」とし、先端部を「昇温部」とした場合には、金属筒の先端部の内面を「被照射面」とすることができる。また、「被照射面」は、単数設ける他、複数設けることもできる。
「温度センサ」は、昇温部の温度を検知するものであればよい。例えば、昇温部に直接接触させる熱電対等の接触式温度センサでもよいし、或いは、後述するように、被照射面から放射される赤外線を検知して、昇温部の温度を検知する放射温度計等の非接触式温度センサでもよい。また、「温度センサ」は、単数でもよいし、複数あってもよい。複数の場合には、それらの温度センサは、同一のものでもよいし、異なる種類のものでもよい。
更に、上記のグロープラグであって、前記温度センサは、前記被照射面から放射される赤外線を検知して、前記昇温部の温度を検知する放射温度計であるグロープラグとすると良い。
本発明のグロープラグでは、温度センサとして、被照射面から放射される赤外線を検知して、昇温部の温度を検知する放射温度計を用いているので、昇温部の温度を容易かつ正確に測定することができる。また、この温度センサ(放射温度計)は、被照射面から離れた位置に配置するので、被照射面からの熱が温度センサに伝わりにくく、温度センサが熱により変形したり劣化することなどを防止できる。
なお、温度センサ(放射温度計)は、被照射面からレーザ光の光軸と同軸に放射された赤外線のうち、ハーフミラーやプリズム等により分岐させた赤外線を測定して、温度を検知すればよい。或いは、被照射面から放射された赤外線のうち、レーザ光の光軸とは異なる方向に放射された赤外線を、直接或いは光ファイバ等で転送した上で測定し、温度を検知してもよい。なお、放射温度計で正確に赤外線を検知するためには、レーザ光放射部からレーザ光を照射していないタイミングで赤外線の測定(強度測定)を行うとよい。
更に、上記のグロープラグであって、前記レーザ光放射部と前記被照射面とは、空間を介して離間してなるグロープラグとすると良い。
被照射面はレーザ光の照射により高温となるが、レーザ光放射部を被照射面から空間を介して離しているので、被照射面の熱がレーザ光放射部に直接伝わりにくい。このため、レーザ光放射部が熱により変形したり劣化することなどを防止できる。
また、レーザ光放射部と被照射面とが接している場合や、これらの間にガラスロッドなど透明な詰め物を介在させた場合は、レーザ照射時に被照射面から放出される昇温部の成分(原子等)が、レーザ光放射部或いは詰め物に付着して、レーザ光の被照射面への放射が妨げられるおそれがある。これに対し、本発明のグロープラグでは、レーザ光放射部と被照射面とが空間を介して離間しているので、上記のようにレーザ光の被照射面への照射が妨げられることを抑制できる。
更に、上記のグロープラグであって、前記レーザ光放射部と前記被照射面とは、レーザ照射時に前記被照射面から放出される前記昇温部の成分が、前記レーザ光放射部に付着することを防止可能な距離だけ離間してなるグロープラグとするのが好ましい。
レーザ光放射部と被照射面とが近いと、レーザ照射時に被照射面から放出される昇温部の成分(原子等)が、レーザ光放射部に付着して、レーザ光の被照射面への放射が妨げられるおそれがある。これに対し、このグロープラグでは、レーザ光放射部と被照射面とが十分に離間しているので、上記のようにレーザ光の被照射面への照射が妨げられることを防止できる。
更に、上記のグロープラグであって、前記光路包囲部は、中空筒状をなし、その内外間を気密としてなるグロープラグとすると良い。
本発明のグロープラグでは、光路包囲部によりレーザ光の光路を包囲すると共に、光路包囲部の内外間を気密としているので、このグロープラグを内燃機関の燃焼室等に挿入して使用した場合にも、燃焼ガス等が光路包囲部内に侵入することを防止できる。このため、燃焼ガス等の光路包囲部への侵入により、レーザ光放射部や被照射面に汚れや堆積物が発生することを防止できる。また、高温の燃焼ガス等が接触することによりレーザ光放射部が劣化することを防止し、また、燃焼ガス等の影響により被照射面の表面状態が変化す
ることも防止できる。
更に、上記のいずれかに記載のグロープラグであって、前記昇温部は、1200℃以上の融点を有する高融点材料からなるグロープラグとするのが好ましい。
このグロープラグは、昇温部を1200℃以上の融点を有する高融点材料から構成しているので、レーザ照射による加熱で昇温部が溶解したり、昇温部が変形したり、また、昇温部の被照射面から多量のプラズマやスパッタが放出することを防止できる。
なお、高融点材料は、耐熱性や加工性、コストなどを考慮して適宜選択することができるが、例えば、ステンレス、インコロイなどのFe系合金、インコネルなどのNi系合金、ステライトなどのCo系合金等の高融点金属材、WCやSiCなど炭化物、窒化物、酸化物からなる単結晶や多結晶、セラミック、ガラスなどが挙げられる。
更に、上記のいずれかに記載のグロープラグであって、前記レーザ光放射部は、レンズ、光ファイバ、ミラー、プリズム及び光ファイバコネクタの少なくともいずれかの光学転送部材を含むグロープラグとするのが好ましい。
このグロープラグでは、レーザ光放射部は、レンズ、光ファイバ、ミラー、プリズム及び光ファイバコネクタの少なくともいずれかの光学転送部材を含むので、レーザ光が被照射面に適切に照射されるように、レーザ光放射部を容易に構成することができる。
更に、上記のいずれかに記載のグロープラグであって、前記レーザ光放射部は、レーザ光を生成するレーザ発振器を含むグロープラグとするのが好ましい。
このグロープラグでは、レーザ光放射部はレーザ発振器を含むので、別途レーザ発振器を用意し、レーザ光をグロープラグに入射させる光学系を構成する必要がない。従って、エンジン等の内燃機関にグロープラグを取り付けて、グロープラグのレーザ発振器を駆動すればよい。
また、他の解決手段は、上記のいずれかに記載のグロープラグと、前記グロープラグの前記温度センサの出力に基づいて、前記レーザ光放射部が前記被照射面に向けて放射する前記レーザ光の強度を制御するレーザ制御手段と、を備えるグロープラグ制御システムである。
本発明のグロープラグ制御システムでは、レーザ制御手段により、温度センサにより検知された温度に基づいて、レーザ光放射部が被照射面に向けて放射するレーザ光の強度を制御する。より具体的には、レーザ光放射部がレーザ光を生成するレーザ発振器を含む場合には、このレーザ発振器のレーザ出力を制御することにより、レーザ光放射部が被照射面に向けて放射するレーザ光の強度を制御する。また、グロープラグの外部に位置してグロープラグにレーザ光を出力する外部レーザ発振器を別途設ける場合には、この外部レーザ発振器のレーザ出力を制御することにより、レーザ光放射部が被照射面に向けて放射するレーザ光の強度を制御する。これにより、昇温部の温度を適切に制御できる。しかも、レーザ光の強度の制御によって昇温部の温度を局所的にかつ短時間で変化させることができるので、電気抵抗を利用した従来の発熱方式のグロープラグに比して、昇温部の温度を急激に上昇させるなど、高い自由度で昇温部の温度を制御できる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に本実施形態1に係るグロープラグ100及びグロープラグ制御システム190を示す。
グロープラグ制御システム190は、内燃機関(ディーゼルエンジン)に取り付けられて、内燃機関の始動を補助するグロープラグ100と、このグロープラグ100の外部に配置され、グロープラグ100にレーザ光LSを放射する外部レーザ発振器150と、グロープラグ100及びレーザ発振器150を制御するグロー制御ユニット(レーザ制御手段)160とを備える。
このうち、グロープラグ100は、基端部110k(図1中、上側)と、この基端部110kから先端側に延びる円筒状の筒状部(光路包囲部)110cと、この筒状部110cの先端側を閉塞する先端部(昇温部)110s(図1中、下側)とからなる有底筒状の主体金具110を備える。また、グロープラグ100は、主体金具110の基端部110k内に保持されたレーザ光放射部120と、昇温部110sの温度を検知する温度センサ130とを備える。なお、このグロープラグ100は、従来のシースヒータやセラミックヒータを有しない。
主体金具110は、1200℃以上の融点を有する高融点材料(具体的にはインコネル601)から一体形成されている。従って、その昇温部110sも、この高融点材料から形成されている。この昇温部110sは、使用時に例えば900℃といった高温に昇温させる部分である。この昇温部110sは、外部に露出する外側面110sgが半球面状をなすと共に、外部に露出しない内側面110snが平面をなしている。このうち、内側面110snは、後述するレーザ光LSが照射される被照射面である。
また、主体金具110の基端部110kは、その内側にレーザ光放射部120を固定して、筒状部110cの基端側を閉塞している。このため、筒状部110cは、その内外間が気密とされている。そして、筒状部110c内には、大気に代えて窒素ガスが充填されている。窒素ガスに置換することで、主体金具110(筒状部110c)の内側に露出する各部について酸化等を防止できるからである。
また、主体金具110の筒状部110cの外周の所定位置には、雄ネジ部110mが設けられており、これにより、グロープラグ100が内燃機関の所定位置に設けられた取付孔(図示しない)に取り付けられる。そして、グロープラグ110の昇温部110sが、内燃機関の燃焼室、或いはこれに連通する副燃焼室内に位置決めされる。
レーザ光放射部120は、本実施形態1では、レーザ光LSを転送する光学転送部材を有する。具体的には、光学転送部材として、光ファイバ123と光ファイバコネクタ122,124とを有する。このうち、光ファイバ123は、一端が主体金具110側の光ファイバコネクタ122に接続する一方、他端側が外部に延出し、他端が光ファイバコネクタ124に接続している。この光ファイバコネクタ124は、グロープラグ100とは別に用意されて、グロープラグの外部に配置された外部レーザ発振器150に接続している。
また、主体金具110の基端部110k内の所定位置には、ハーフミラー140が固設されている。
外部レーザ発振器150は、グロー制御ユニット160に接続されており、このグロー制御ユニット160からの制御を受けて、レーザ光LSを生成する。外部レーザ発振器150から放射されたレーザ光LSは、光ファイバコネクタ124を介して光ファイバ123により入射される。そして、レーザ光LSは、光ファイバコネクタ122を介して凸ハーフミラー140を通過して、被照射面110snに向けて放射される。このようにしてレーザ光LSを被照射面110snに照射することで、この被照射面110snを含む昇温部110sだけを、短時間のうちに高温にまでに昇温させることができる。
レーザ光LSにより昇温部110sが加熱されると、それに応じた波長の赤外線が被照
射面110snから放射される。レーザ光LSの光軸と同軸の赤外線のうち、図中に矢印で示すようにハーフミラー140により反射される赤外線は、光ファイバ131を通じて温度センサ130に転送される。本実施形態1では、温度センサ130は、赤外線を検知することにより温度を検知する放射温度計である。このため、被照射面110snから放射され、ハーフミラー140で反射されて光ファイバ131により転送された赤外線を検知することにより、昇温部110sの温度を検知できる。
温度センサ130は、グロー制御ユニット160に接続されており、温度センサ130からの出力信号は、グロー制御ユニット160に転送される。グロー制御ユニット160では、この温度センサ130からの出力信号に基づいて、外部レーザ発振器150のレーザ出力を制御する。これにより、昇温部110sの温度を制御する。なお、グロー制御ユニット160は、図示しないエンジン制御ユニットと通信しており、このエンジン制御ユニットの制御により、外部レーザ発振器150のオンオフ(レーザ光の生成の有無)等の制御を行う。
具体的には、内燃機関が冷えた状態でキースイッチがオンされた場合には、昇温部110sが第1目標温度(1000℃)に到達するまで、外部レーザ発振器150から放射させるレーザ光LSの条件を、1J/パルス,出力45Wとする。
昇温部110sが第1目標温度に達した後は、昇温部110sが第1目標温度を維持するように、外部レーザ発振器150のレーザ出力をフィードバック制御する。即ち、昇温部110sの温度が第1目標温度を超えた場合には内燃機関が始動するまで、外部レーザ発振器150から放射させるレーザ光LSの条件を、0.9J/パルス,出力27Wとして、昇温部110sの温度を維持する。
また、内燃機関が始動した直後で内燃機関の気筒内の温度が低い場合や、下り坂走行でのエンジンブレーキの使用による燃料噴射カット時や、アクセルを踏む込んだ際の急激な燃料噴射増加時などに内燃機関の気筒内の温度が低下した場合には、昇温部110sの温度を第2目標温度(700〜1000℃であってエンジンの特性やその時の負荷に適した温度)に維持する、いわゆるアフターグロー(始動後グロー)を行う。つまり、昇温部110sが第2目標温度を維持するように、外部レーザ発振器150のレーザ出力をフィードバック制御する。具体的には、昇温部110sの温度が第2目標温度を超えた場合には、外部レーザ発振器150から放射させるレーザ光LSの条件を、0.6J/パルス,出力15Wとして、昇温部110sの温度を維持する。
図1に戻り、グロープラグ100について更に説明する。このうち、レーザ光放射部120は、主体金具110の基端部110k内に固定されており、このレーザ光放射部120と昇温部110sの被照射面110snとは、空間を介して離間している。具体的には、レーザ光放射部120と昇温部110sの被照射面110snとは、20mm以上離間している。この離間距離は、レーザ照射時に被照射面110snから放出される昇温部110sの成分(原子等)が、レーザ光放射部120に付着することを防止できる十分に長い距離である。
また、レーザ光放射部120から被照射面110snまでのレーザ光LSの光路は、中空筒状をなす主体金具110の筒状部110cにより気密に包囲されている。
以上で説明したように、本実施形態1のグロープラグ100及びグロープラグ制御システム190は、レーザ光放射部120からレーザ光LSを被照射面110snに放射して、昇温部110sのみを局所的に昇温させることができる。また、被照射面110snにレーザ光LSを照射することで昇温部110sを昇温させているので、通電により発熱させる場合に比して、急速に昇温部110sの温度を上昇させることができる。また、従来
のような発熱体を有しないため、発熱体の個体ばらつきに伴う、到達温度のばらつきやその温度までの到達時間のばらつきが生じ難い。更に、従来のように発熱体や絶縁体等の介在物を要しないため、グロープラグ100の構造を簡素化できる。
更に、本実施形態1に係るグロープラグ100は、レーザ光LSにより昇温部110sを昇温させるものでありながら、温度センサ130を有しているため、昇温部110sの各時点での温度を検知できる。そして、グロー制御ユニット160により、検知した温度に基づいて外部レーザ発振器150のレーザ出力を制御することにより、昇温部110sの温度を適切に制御できる。しかも、レーザ出力の制御によって昇温部110sの温度を局所的にかつ短時間で変化させることができるので、電気抵抗を利用した従来の発熱方式のグロープラグに比して、昇温部110sの温度を急激に上昇させる、複雑に温度を変化させる、或いは、クランキングや燃料噴射を行っても温度を一定に保つなど、高い自由度で昇温部110sの温度を制御できる。
また、本実施形態1では、レーザ光放射部120と被照射面110snとを、空間を介して十分に離間させている。このため、被照射面110snがレーザ光LSの照射により高温となっても、被照射面110snの熱はレーザ光放射部120に伝わりにくい。このため、レーザ光放射部120が熱により変形したり劣化することなどを防止できる。また、レーザ照射時に被照射面110snからプラズマやスパッタとなって放出される昇温部110sの成分(原子等)が、レーザ光放射部120に付着して、レーザ光LSの被照射面110snへの放射が妨げられることがなく、安定して昇温部110sを昇温させることができる。
また、本実施形態1では、主体金具110の筒状部110cにより、レーザ光放射部120から昇温部110sの被照射面110snまでのレーザ光LSの光路を包囲して、筒状部110cの内外間を気密としている。このため、このグロープラグ100を内燃機関に取り付けて使用した場合にも、燃焼ガス等が筒状部110c内に侵入することを防止できる。従って、燃焼ガス等の筒状部110c内への侵入により、レーザ光放射部120や昇温部110sの被照射面110snに汚れや堆積物が発生することを防止できる。また、高温の燃焼ガス等が触れることによりレーザ光放射部120が劣化することも防止できる。更に、燃焼ガス等の影響により被照射面110snの反射率など表面状態が変化することも防止できる。
また、本実施形態1では、昇温部110sを1200℃以上の融点を有する高融点材料から構成しているので、レーザ照射による加熱で昇温部110sが溶解したり、昇温部110sが変形したり、また、昇温部110sの被照射面110snから多量のプラズマやスパッタが放出することを防止できる。
また、レーザ光放射部120を、光ファイバ123と光ファイバコネクタ124の光学転送部材を用いて構成しているので、レーザ光放射部120を容易に構成することができる。
(実施形態2)
次いで、第2の実施の形態について説明する。図2に本実施形態2に係るグロープラグ200及びグロープラグ制御システム290を示す。本実施形態2は、グロープラグ200にレーザ発振器227が含まれる点が、グロープラグ100の外部に外部レーザ発振器150が配置された実施形態1と異なる。また、本実施形態2は、温度センサ230による温度の測定形態が、上記実施形態1の温度センサ130による温度の測定形態と異なる。それ以外は、基本的に上記実施形態1と同様であるので、上記実施形態1と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。
本実施形態2のグロープラグ200は、基端部110k、筒状部(光路包囲部)110c、及び、先端部(昇温部)110sからなる有底筒状の主体金具110と、この主体金具110の基端部110k内に保持されたレーザ光放射部220とを備える。
レーザ光放射部220は、光学転送部材である凸レンズ221と、レーザ光LSを生成するレーザ発振器227と、レーザ光LSの光路を包囲する光路包囲部材226とを有する。このうち、凸レンズ221は、主体金具110内の所定位置に固設されている。また、レーザ発振部227は、凸レンズ221よりも基端側(図2、上方)で、かつ、主体金具110よりも基端側に固設されている。また、光路包囲部材226は、凸レンズ221とレーザ発振器227との間のレーザ光LSの光路を包囲している。
レーザ発振器227から放射されたレーザ光LSは、凸レンズ221を通過して、被照射面110snに向けて放射される。このようにしてレーザ光LSを被照射面110snに照射することで、この被照射面110snを含む昇温部110sだけを、短時間のうちに高温にまでに昇温させることができる。
また、レーザ光放射部220は、主体金具110の基端部110kの内側に固定されており、レーザ光放射部220と昇温部110sの被照射面110snとは、空間を介して離間している。また、レーザ光放射部220から被照射面110snまでのレーザ光LSの光路は、中空筒状をなす主体金具110の筒状部110cにより気密に包囲されている。
レーザ光LSにより昇温部110sが加熱されると、それに応じた波長の赤外線が被照射面110snから放射される。この赤外線のうち、図中に矢印で示すように、レーザ光LSの光軸とは異なる所定方向に放射された赤外線が、光ファイバ231を通じて温度センサ230に転送される。本実施形態2でも、温度センサ230は、赤外線を検知することにより温度を検知する放射温度計である。このため、被照射面110snから放射され、光ファイバ231により転送された赤外線を検知することにより、昇温部110sの温度を検知できる。
温度センサ(放射温度計)230は、グロー制御ユニット160に接続されており、温度センサ230からの出力信号は、グロー制御ユニット160に転送される。グロー制御ユニット160では、この温度センサ230からの出力信号に基づいて、レーザ発振器227のレーザ出力を制御する。これにより、昇温部110sの温度を制御する。
以上で説明したように、本実施形態2のグロープラグ200及びグロープラグ制御システム290は、レーザ光放射部220からレーザ光LSを被照射面110snに放射して、昇温部110sのみを局所的に昇温させることができる。また、被照射面110snにレーザ光LSを照射することで昇温部110sを昇温させているので、通電により発熱させる場合に比して、急速に昇温部110sの温度を上昇させることができる。また、従来のような発熱体を有しないため、発熱体の個体ばらつきに伴う、到達温度のばらつきやその温度までの到達時間のばらつきが生じ難い。更に、従来のように発熱体や絶縁体等の介在物を要しないため、グロープラグ200の構造を簡素化できる。
更に、本実施形態2に係るグロープラグ200は、レーザ光LSにより昇温部110sを昇温させるものでありながら、温度センサ230を有しているため、昇温部110sの各時点での温度を検知できる。そして、グロー制御ユニット160により、検知した温度に基づいてレーザ発振器227のレーザ出力を制御することにより、昇温部110sの温度を適切に制御できる。しかも、レーザ出力の制御によって昇温部110sの温度を局所的にかつ短時間で変化させることができるので、電気抵抗を利用した従来の発熱方式のグロープラグに比して、昇温部110sの温度を急激に上昇させるなど、高い自由度で昇温
部110sの温度を制御できる。その他、上記実施形態1と同様な部分は、上記実施形態1と同様な作用効果を奏する。
(実施形態3)
次いで、第3の実施の形態について説明する。図3に本実施形態3に係るグロープラグ300及びグロープラグ制御システム390を示す。本実施形態3は、上記実施形態2と同様に、グロープラグ300にレーザ発振器227が含まれる。但し、本実施形態3は、温度センサ330が上記実施形態1及び2の温度センサ130,230と異なる。それ以外は、基本的に実施形態1または2と同様であるので、実施形態1または2と同様な部分の説明は、省略または簡略化する。
本実施形態3のグロープラグ300は、基端部110k、筒状部(光路包囲部)110c、及び、先端部(昇温部)110sからなる有底筒状の主体金具110と、この主体金具110の基端部110k内に保持されたレーザ光放射部220とを備える。レーザ光放射部220は、上記実施形態2と同様であり、光学転送部材である凸レンズ221と、レーザ光LSを生成するレーザ発振器227と、レーザ光LSの光路を包囲する光路包囲部材226とを有する。
レーザ発振器227から放射されたレーザ光LSは、凸レンズ221を通過して、被照射面110snに向けて放射される。このようにしてレーザ光LSを被照射面110snに照射することで、この被照射面110snを含む昇温部110sだけを、短時間のうちに高温にまでに昇温させることができる。
また、レーザ光放射部220は、主体金具110の基端部110kの内側に固定されており、レーザ光放射部220と昇温部110sの被照射面110snとは、空間を介して離間している。また、レーザ光放射部220から被照射面110snまでのレーザ光LSの光路は、中空筒状をなす主体金具110の筒状部110cにより気密に包囲されている。
本実施形態3における温度センサ330は、熱電対からなる接触式温度センサである。この温度センサ330は、昇温部110sの被照射面110snに直接接触している。温度センサ330は、この熱電対に適合する温度計331に接続されている。この温度計331は、グロー制御ユニット160に接続している。温度センサ330は、昇温部110sの温度に応じた起電力を生じるので、これを温度計331で計測し、その温度に応じた出力をグロー制御ユニット160に送信する。グロー制御ユニット160では、温度計331からの信号に基づいて、レーザ発振器227のレーザ出力を制御する。これにより、昇温部110sの温度を制御することができる。
以上で説明したように、本実施形態3のグロープラグ300及びグロープラグ制御システム390でも、レーザ光放射部220からレーザ光LSを被照射面110snに放射して、昇温部110sのみを局所的に昇温させることができる。また、被照射面110snにレーザ光LSを照射することで昇温部110sを昇温させているので、通電により発熱させる場合に比して、急速に昇温部110sの温度を上昇させることができる。また、従来のような発熱体を有しないため、発熱体の個体ばらつきに伴う、到達温度のばらつきやその温度までの到達時間のばらつきが生じ難い。更に、従来のように発熱体や絶縁体等の介在物を要しないため、グロープラグ300の構造を簡素化できる。
更に、本実施形態3に係るグロープラグ300は、レーザ光LSにより昇温部110sを昇温させるものでありながら、温度センサ330を有しているため、昇温部110sの各時点での温度を検知できる。そして、グロー制御ユニット160により、検知した温度に基づいてレーザ発振器227のレーザ出力を制御することにより、昇温部110sの温
度を適切に制御できる。しかも、レーザ出力の制御によって昇温部110sの温度を局所的にかつ短時間で変化させることができるので、電気抵抗を利用した従来の発熱方式のグロープラグに比して、昇温部110sの温度を急激に上昇させるなど、高い自由度で昇温部110sの温度を制御できる。その他、上記実施形態1等と同様な部分は、上記実施形態1等と同様な作用効果を奏する。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態1〜3に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態1〜3では、主体金具110の筒状部110c内を窒素ガスに置換しているが、その他のガスに置換したり、大気としてもよい。また、主体金具110(筒状部110c)内を真空にしてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、主体金具110の基端部110k及び筒状部110cと昇温部110sとを一体的に構成し同材質としたが、基端部110k及び筒状部110cと昇温部110sとを別部材(別材質)で構成してもよい。更には、昇温部110sを例えば層構造などとして複数の部材により構成することもできる。
また、上記実施形態1〜3では、グロー制御ユニット(レーザ制御手段)160がエンジン制御ユニットとは別に設けられている場合を例示したが、グロー制御ユニット(レーザ制御手段)がエンジン制御ユニットに含まれる形態とすることもできる。また、グロー制御ユニット(レーザ制御手段)をレーザ発振器と一体的に構成することもできる。
実施形態1に係るグロープラグ及びグロープラグ制御システムを示す説明図である。 実施形態2に係るグロープラグ及びグロープラグ制御システムを示す説明図である。 実施形態3に係るグロープラグ及びグロープラグ制御システムを示す説明図である。
符号の説明
100,200,300 グロープラグ
110 主体金具
110c 筒状部(光路包囲部)
110s 先端部(昇温部)
110sn (先端部の)内側面(被照射面)
120,220 レーザ光放射部
123 光ファイバ(光学転送部材)
122,124 光ファイバコネクタ(光転送部材)
131,231 光ファイバ
140 ハーフミラー
150 外部レーザ発振器
160 グロー制御ユニット(レーザ制御手段)
227 レーザ発振器
190,290,390 グロープラグ制御システム
221 凸レンズ(光学転送部材)
LS レーザ光

Claims (5)

  1. 外部に露出し使用時に昇温させる昇温部を備えるグロープラグであって、
    前記昇温部は、レーザ光が照射される被照射面を有し、
    自身で生成した又は他から転送されたレーザ光を、前記被照射面に向けて放射して、前記昇温部を昇温させるレーザ光放射部と、
    少なくとも前記レーザ光放射部から前記被照射面までのレーザ光の光路を包囲する光路包囲部と、
    前記昇温部の温度を検知する温度センサと、を備える
    グロープラグ。
  2. 請求項1に記載のグロープラグであって、
    前記温度センサは、前記被照射面から放射される赤外線を検知して、前記昇温部の温度を検知する放射温度計である
    グロープラグ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のグロープラグであって、
    前記レーザ光放射部と前記被照射面とは、空間を介して離間してなる
    グロープラグ。
  4. 請求項3に記載のグロープラグであって、
    前記光路包囲部は、中空筒状をなし、その内外間を気密としてなる
    グロープラグ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のグロープラグと、
    前記グロープラグの前記温度センサの出力に基づいて、前記レーザ光放射部が前記被照射面に向けて放射する前記レーザ光の強度を制御するレーザ制御手段と、
    を備えるグロープラグ制御システム。
JP2007218574A 2007-08-24 2007-08-24 グロープラグ及びグロープラグ制御システム Expired - Fee Related JP4939342B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218574A JP4939342B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 グロープラグ及びグロープラグ制御システム
PCT/JP2008/064018 WO2009028307A1 (ja) 2007-08-24 2008-08-05 グロープラグ及びグロープラグ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218574A JP4939342B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 グロープラグ及びグロープラグ制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009052789A true JP2009052789A (ja) 2009-03-12
JP4939342B2 JP4939342B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=40504024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007218574A Expired - Fee Related JP4939342B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 グロープラグ及びグロープラグ制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4939342B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009004059A1 (de) * 2009-01-08 2010-07-29 Giese, Erhard, Dr. Glühkerze
GB2471371A (en) * 2009-06-22 2010-12-29 Gen Electric Laser ignition system and method for internal combustion engine
JP2015228448A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 京セラ株式会社 レーザープラグ用絶縁基体およびレーザープラグ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001336468A (ja) * 2000-03-22 2001-12-07 Ngk Spark Plug Co Ltd グロープラグ制御装置、グロープラグ、及びエンジンの燃焼室内のイオン検出方法
WO2004001221A1 (de) * 2002-06-19 2003-12-31 Robert Bosch Gmbh Starthilfsmittel für einem verbrennungsmotor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001336468A (ja) * 2000-03-22 2001-12-07 Ngk Spark Plug Co Ltd グロープラグ制御装置、グロープラグ、及びエンジンの燃焼室内のイオン検出方法
WO2004001221A1 (de) * 2002-06-19 2003-12-31 Robert Bosch Gmbh Starthilfsmittel für einem verbrennungsmotor

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009004059A1 (de) * 2009-01-08 2010-07-29 Giese, Erhard, Dr. Glühkerze
DE102009004059B4 (de) * 2009-01-08 2010-09-30 Giese, Erhard, Dr. Glühkerze
GB2471371A (en) * 2009-06-22 2010-12-29 Gen Electric Laser ignition system and method for internal combustion engine
US8127732B2 (en) 2009-06-22 2012-03-06 General Electric Company Laser ignition system and method for internal combustion engine
GB2471371B (en) * 2009-06-22 2012-08-29 Gen Electric Laser ignition system and method for internal combustion engine
JP2015228448A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 京セラ株式会社 レーザープラグ用絶縁基体およびレーザープラグ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4939342B2 (ja) 2012-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104541139B (zh) 用于量高温接触型红外线温度传感器、热设备及排气系统
KR20020003371A (ko) 가열 가능한 탐침 헤드를 구비한 적외선 온도계 및 보호 캡
RU2007111678A (ru) Регулируемое устройство управления светом и регулируемый способ управления светом
WO2012046267A1 (ja) 加熱調理器
JP5872582B2 (ja) 温度センサおよび機器
JP4939342B2 (ja) グロープラグ及びグロープラグ制御システム
US5247185A (en) Regulated infrared source
JP2016075468A (ja) グロープラグ
JP4939343B2 (ja) グロープラグ
FR2781051A1 (fr) Capteur de temperature pour plaque de cuisson d'un foyer de cuisson
JP2014190867A (ja) 炎検知センサ及び立ち消え安全装置
WO2019239579A1 (ja) 温度センサおよび調理器具
JP6419258B2 (ja) 炎検知センサ及び立ち消え安全装置
JP5661376B2 (ja) グロープラグ
JP4048655B2 (ja) セラミックヒータ
US6065327A (en) Air fuel ratio sensor with externally located heat source
JP4094205B2 (ja) セラミックヒータ又はグロープラグの特性測定方法
CN108758717A (zh) 温度检测系统和具有其的烹饪灶具
CN107432058B (zh) 熔液保持炉用加热器保护管
JPH07217886A (ja) 自己制御型セラミックグロープラグ
JP2978716B2 (ja) 遠赤外線ヒータ
JPS5965732A (ja) 高温測定器
JP2006046926A (ja) 放射温度測定装置
JPS60219A (ja) 自己制御型グロ−プラグ
JPH07190361A (ja) 自己制御型グロープラグ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees