JP2009052637A - 複連式混合弁及び給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】温水供給先(用途)が複数ある給湯システム等において配管類等を削減できて設備コストを低く抑えることのできる複連式混合弁を提供する。
【解決手段】水導入口4A及び湯導入口5Aが形成された単一の弁本体2に、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできる複数個の混合弁11、12、13が配設されてなる。前記弁本体2は、隔壁9で区切られた水導入室7と湯導入室8とを有し、前記各混合弁11、12、13は、前記水導入室7に開口する水用開口部31及び前記湯導入室8に開口する湯用開口部41が形成された、円筒状内周面を有する筒状壁体17と、該筒状壁体17内に回動可能に嵌挿され、前記水用開口部31及び湯用開口部41の開口面積を回転角度に従って連続的に変化させるべく、その周壁部22に調整用開口部30が形成された概略円筒状の弁体20とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、水と湯を混合して所望温度の温水を得ることのできる混合弁を複数個独立して持つ複連式混合弁に係り、特に、温水の供給先(用途)が複数箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システム等に使用するのに好適な複連式混合弁及び給湯システムに関する。
従来より、給湯システム等に使用される混合弁として、例えば下記特許文献1等にも見られるように、弁本体と、該弁本体内に回動可能に嵌挿された概略円筒状の弁体と、該弁体を回動させる駆動手段とを備え、前記弁本体に水導入口(継手)及び湯導入口(継手)を設けるとともに、前記弁体の周壁部に、前記水導入口及び湯導入口の開口面積を連続的に変化させるべく一つないし複数の調整用開口部を設け、もって、前記弁体を回動させることにより水と湯の混合比率、言い換えれば、導出される温水の温度を調整するようにした混合弁が知られている。
このような混合弁が用いられる給湯システム、特に、図16に例示される如くに、温水の供給先(用途)が、例えば、風呂(浴室)、給湯(キッチン)、ルーム暖房等のように複数箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システム200’においては、前記した如くの混合弁をその供給先(用途)の数に合わせて複数個(ここでは、3つ)使用するようになっている。詳細には、かかる従来の給湯システム200’においては、例えば、ヒートポンプユニット等の加熱手段により給水(水道水)を所定温度に加熱して貯湯槽250に貯留しておく(所定温度に保つべく循環させる)ようにされ、この貯湯槽250の湯を配管261、262、263を介して、風呂用、給湯用、及び暖房用の各混合弁210、220、230の湯導入口に分配するとともに、給水(水道水)を配管271、272、273を介して各混合弁210、220、230の水導入口に分配し、各混合弁210、220、230において所要温度の温水が得られるように水と湯の混合比率を調整して、その導出口から配管281、282、283を介して必要部所に供給するようになっている。
特開2003-222253号公報
しかしながら、前記した従来の給湯システム200’においては、温水供給先(用途)の数に応じた個数の混合弁を必要とするとともに、各混合弁に湯と水をそれぞれ分配するための配管(261、262、263、271、272、273)及び継手類が必要となるため、配管系の部品点数が多くなるとともに、その占有スペースも大きくなり、構成部材のレイアウトに大きな制約が課せられるとともに、設備コストが高くなるという問題があった。
また、通常単独で使用される混合弁をそのまま温水供給先(用途)の数に応じた個数分使用するようにされているので、配管系以外の、水と湯の混合に供せられる混合弁部分の総部品点数も多くなり、この点からもコストが高くなる嫌いがあった。
さらに、従来の給湯システムに使用されている混合弁は、前記特許文献1にも見られるように、弁本体に湯導入口及び水導入口が設けられる一方、弁体の円筒状胴部に調整用開口部が形成され、湯と水の混合比率は、弁体(の調整用開口部)により開閉される湯導入口及び水導入口の開口面積により定まるようにされている。また、弁本体の上部には、シール材を介して弁体押さえが挿着され、この弁体押さえに、弁体の円筒状胴部の天井部上に突設された軸部が挿通せしめられる軸受け孔が形成されるとともに、該弁体押さえ上に、弁体を回動させるための駆動手段(ステッピングモータ等)が配在され、弁体は、弁本体と弁体押さえとでその位置(上下、左右、及び前後方向の位置、回転軸線の位置)が規制されるようになっている。
しかし、従来の混合弁は、上記のように弁体の位置規制を弁本体と弁体押さえの2部材で行うようになっているため、弁本体に対する弁体押さえの組み付け誤差等により、弁本体の中心軸線と弁体押さえの中心軸線とが位置ずれを生じやすくなり、これに伴い、弁体(の回転軸線)に位置ずれや傾きが生じ、その結果、弁体と弁本体とが偏接触して摩擦抵抗・摩耗が大きくなったり、前記弁体の調整用開口部と弁本体の湯導入口及び水導入口との間に大きな位置ずれが生じて湯と水の混合比率の調整が適正に行われなくなってしまう等の問題を生じるおそれがあった。
また、従来の混合弁において水と湯の混合特性(得られる温水の温度特性)を変更するためには、弁本体に形成される水導入口・湯導入口の寸法形状を変える必要が生じる。つまり、混合弁の混合特性(温度特性)を変更するためには、弁本体を改造する必要が生じる。この場合、例えば、前記した給湯システム200’で使用される3つの混合弁のうちの2つの混合特性(温度特性)をそれぞれ変更するには、新たに2種類の弁本体を製造する必要が生じ、その結果、金型代等が嵩み、製造コストが高くなってしまうという問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、温水供給先(用途)が複数ある給湯システム等において配管類等を削減できて設備コストを低く抑えることができるとともに、通常の混合弁を複数個使用する場合に比して部品点数を大幅に削減でき、かつ、弁体と弁本体との間の摩擦抵抗・摩耗を低減できて、湯と水の混合比率を適正に調整できる複連式混合弁を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る複連式混合弁は、特に、温水の供給先(用途)が複数箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システムでの使用に好適なもので、基本的には、水導入口及び湯導入口が形成された単一の弁本体に、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできる混合弁が複数個配設されて構成されることを特徴としている。
好ましい態様では、前記弁本体は、隔壁で区切られた水導入室と湯導入室とを有し、前記各混合弁は、前記水導入室に開口する水用開口部及び前記湯導入室に開口する湯用開口部が形成された、円筒状内周面を有する筒状壁体と、該筒状壁体内に回動可能に嵌挿され、前記水用開口部及び湯用開口部の開口面積を回転角度に従って連続的に変化させるべく、その周壁部に調整用開口部が形成された概略円筒状の弁体とを備える。
他の好ましい態様では、前記弁本体内に、前記各弁体を回動可能に支持するとともに、それらの位置規制を行う単一の弁体押さえが配設される。
より好ましい態様では、前記単一の弁体押さえが前記弁本体に着脱可能であるとともに、前記弁体押さえに前記各混合弁の筒状壁体が一体に設けられる。
より好ましい態様では、前記弁本体に、前記各混合弁から得られる混合温水を個別に導出すべく複数の導出口が形成される。
前記各混合弁は、好ましくは、一直線上に横並びに配設される。
他の好ましい態様では、前記弁体押さえに、前記各弁体の上部に突設された軸部が挿通せしめられる軸受け孔が形成されるとともに、前記弁体押さえ上に、前記各弁体を個別に回動させるための駆動手段が複数個配設される。
他の好ましい態様では、少なくとも二つの混合弁において混合特性が異なるようにされる。
より具体的な好ましい態様では、少なくとも二つの混合弁において前記水用開口部及び/又は湯用開口部の寸法形状が異なるようにされる。
別の好ましい態様では、前記水導入口及び湯導入口は、該水導入口から前記水導入室に導入された水及び該湯導入口から前記湯導入室に導入された湯が前記各混合弁の水用開口部及び湯用開口部に直接当たらないように、その形成位置が設定される。
本発明に係る複連式混合弁では、弁本体に、水導入口及び水導入室並びに湯導入口及び湯導入室が設けられて、水導入室と湯導入室の間に複数の混合弁が配設されるので、該複連式混合弁を、前述した図16に示される如くの、温水の供給先(用途)が、例えば、風呂(浴室)、給湯(キッチン)、ルーム暖房のように3箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システムに適用する場合は、水導入口に水用配管を接続し、湯導入口に湯用配管を接続し、導出口には、それぞれ従来と同様に温水供給配管を接続すればよい。したがって、従来は湯用配管及び水用配管がそれぞれ3本ずつ必要であったが、本発明の複連式混合弁が用いられた給湯システムでは、湯用配管及び水用配管がそれぞれ1本ずつで済む。このため、給湯システムにおける配管系の部品点数を削減できるとともに、コンパクトに纏めることができ、構成部材のレイアウト自由度が高められて、設備コストを低く抑えることができる。
また、従来は通常単独で使用される混合弁をそのまま温水供給先(用途)の数に応じた個数分使用するようにされているが、本実施形態の複連式混合弁では、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできる混合弁を3つ備えているものの、弁本体、弁体押さえ、取付プレート等はそれぞれ3つの混合弁で共用しているので、それらの各部材は1つだけでよく、そのため、水と湯の混合に供せられる混合弁部分の総部品点数も削減でき、この点からもコストを抑えることができる。
また、従来の混合弁では、前述したように弁体の位置規制を弁本体と弁体押さえの2部材で行うようになっているため、それら2部材の中心軸線間に位置ずれを生じやすくなっていたが、本発明の複連式混合弁では、弁体の位置規制を、円筒状壁体が一体に設けられた弁体押さえのみの1部材で行うようになっているため、円筒状壁体の中心軸線と弁体押さえ(の軸受け孔)の中心軸線との間にほとんど位置ずれは生じず、そのため、弁体(の回転軸線)に位置ずれや傾きが生じ難くなり、その結果、弁体と弁本体との偏接触による摩擦抵抗・摩耗を低減できるとともに、弁体の調整用開口部と水用開口部及び湯用開口部との間にもほとんど位置ずれが生じないので、湯と水の混合比率を適正に調整できる。
以下、本発明の複連式混合弁の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1、図2は、本発明に係る複連式混合弁の一実施形態を示す前面図、側面図、図3は、図1のX−X矢視拡大断面図、図4は、図3のY−Y矢視拡大断面図である。
図示実施形態の複連式混合弁1は、例えば、図13に示される如くの、温水の供給先(用途)が、風呂(浴室)、給湯(キッチン)、ルーム暖房等のように複数箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システム200で使用されるもので、1つの水導入口4A(継手4)、1つの湯導入口5A(継手5)、及び3つの導出口6A(継手6)が形成された単一の弁本体2に、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできる3つの同一構成の混合弁11、12、13(必要に応じて、第1混合弁11、第2混合弁12、第3混合弁13と称する)が配設されている。
詳細には、前記弁本体2は、例えば合成樹脂製で、図5、図6に単体で示されているように、上部にフランジ部3aが設けられた細長い容器状の本体部3の一側面には、水導入口4Aが形成された継手4が横向きに突設されるとともに、他側面には、湯導入口5Aが形成された継手5が横向きに突設され、かつ、底面には、導出口6Aが形成された継手6が3つ横並びで下向きに突設されている。
また、本体部3内には、隔壁9で区切られた水導入室7と湯導入室8とが形成されている。隔壁9は、本体部3の幅方向中心線C上において底面からフランジ部3a下端までの高さに立設された板状の、左端隔壁部9A、中央左隔壁部9B、中央右隔壁部9C、及び右端隔壁部9Dからなっている。前記各隔壁部9A、9B、9C、9Dの一端もしくは両端には、それぞれ後述する混合弁11、12、13の円筒状壁体17(の外周面の一部)が圧入等により水密的に内接密着せしめられる円弧状保持部9u、9vが設けられている。
そして、前記隔壁9のうちの左端隔壁部9Aと中央左隔壁部9Bとの間に第1混合弁11が配設され、中央左隔壁部9Bと中央右隔壁部9Cとの間に第2混合弁12が配設され、中央右隔壁部9Cと右端隔壁部9Dとの間に第3混合弁13が配設され、それらの混合弁11、12、13の真下に導出口6Aが開口せしめられている。また、弁本体2における隔壁9で区切られた水導入室7側(弁本体2の一側面)には、第1混合弁11と第2混合弁12の間の中央左隔壁部9Bに対面するように前記水導入口4Aが開口せしめられ、湯導入室8側(弁本体2の他側面)には、第2混合弁12と第3混合弁13の間の中央右隔壁部9Cに対面するように前記湯導入口5Aが開口せしめられている。
また、本体部3の底部における前記各混合弁11、12、13の円筒状壁体17(後述)の下端面の下側には、水密性を確保すべく、円環状溝38が形成されて、この円環状溝38にパッキン39が嵌め込まれている。
前記各混合弁11、12、13は、後述する弁体押さえ15に一体に設けられた円筒状壁体17と、弁体20と、該弁体20を回動させる駆動手段としてのステッピングモータ50とを備えている。円筒状壁体17には、前記水導入室7に開口する円形の水用開口部31と、前記湯導入室8に開口する、前記水用開口部31と同じ寸法形状の湯用開口部41とが相互に180度の角度間隔をあけた状態で形成されている。
また、前記弁体20は、図3、図4に加えて図7を参照すればよくわかるように、天井部23付き円筒状の周壁部22を有し、この周壁部22が、前記円筒状壁体17内に摺動可能に嵌挿されて、前記水用開口部31及び湯湯用開口部41を閉塞するシール面部として機能するようにされるとともに、前記周壁部22に、水用開口部31及び湯用開口部41の開口面積を弁体20の回転角度に従って連続的に変化させるべく側面視半楕円状ないし三角形状の調整用開口部30が設けられている。この調整用開口部30は、弁体20の回転角度で見て180度分程度開口せしめられている。
また、弁体20の天井部23の上面中央には、軸部25が突設されている。この軸部25の下部には、Oリング29、29(図3)が装着される、3段の鍔状部28からなる溝が設けられ、その上部には、ステッピングモータ50のロータ(の軸)52と一体回転可能に連結するためのスプライン軸部26及び非円形断面(Dカット形状等)の凸部27が設けられている。
一方、前記弁体押さえ15は、前記各混合弁11、12、13の弁体20、20、20を回動可能に支持するとともに、それらの位置規制を行うためのもので、図3に加えて図8を参照すれはよくわかるように、前記本体部3のフランジ部3a内に嵌め込まれてその下面が前記隔壁9(9A、9B、9C、9D)の上端面に当接せしめられるとともに、その上面が前記フランジ部3aの上端面と面一となる厚みを有する押さえ板部16を有し、この押さえ板部16の下面に、前記各混合弁11、12、13の円筒状壁体17が一体に設けられている。また、押さえ板部16には、前記各弁体20の軸部25が挿通せしめられる軸受け孔14が形成されるとともに、その外周側面に、リング状弾性シール部材19(図3)が装着される溝18が形成されている。
かかる弁体押さえ15上には、前記各混合弁11、12、13の軸部25、25,25が通される透孔36が形成された金属製の取付プレート35を介して前記ステッピングモータ50、50、50が取付固定されている。詳細には、弁体押さえ15に一体に設けられた各円筒状壁体17、17、17内に下から各混合弁11、12、13の弁体20、20、20を挿入した状態でそれらを本体部3内に嵌め込み、しかる後、取付プレート35を、フランジ部3aに形成された各ねじ穴54、54、・・・にねじ込まれる止めねじ56、56、・・・で、弁体押さえ15を本体部3に押し付けるように、弁本体2に締付固定する。これにより、弁体押さえ15の押さえ板部16の下面が前記隔壁9(9A、9B、9C、9D)の上端面に水密的に圧接せしめられるとともに、円筒状壁体17の下端面が前記パッキン39に水密的に圧接せしめられる。これにより、前記隔壁9(9A、9B、9C、9D)と3つの混合弁11、12、13とで、前記水導入室7と湯導入室8とが略完全に仕切られる。
また、前記取付プレート35を弁本体2に止めねじ56、56、・・・で締付固定した状態では、弁体20の軸部25が弁体押さえ15の押さえ板部16に形成された軸受け孔14に通されて、該軸受け穴14にOリング29、29を介して回動可能に支持されるとともに、軸部25の上部(スプライン軸部26及び凸部27)が取付プレート35上に突出する。この突出したスプライン軸部26及び凸部27にステッピングモータ50のロータ(の軸)52を一体回転可能に連結すべく、ステッピングモータ50の位置合わせを行って取付プレート35に止めねじ57、57、・・・で取付固定するようにされる。
このような組立状態においては、前記各混合弁11、12、13は、一直線上(本体部3の幅方向中心線C上)に横並びに配設され、各混合弁11、12、13の弁体20の天井部23の上面が押さえ板部16の下面に回動可能に当接するとともに、弁体20の下端が本体部3の底面(導出口6Aの上端縁周辺部)に回動可能に当接する。
次に、上記のような構成とされた本実施形態の複連式混合弁1における各混合弁11、12、13の動作を、第1混合弁11を代表して説明する。
第1混合弁11において、弁体20が図3、図4に示される位置、すなわち、水用開口部31の開口面積が最大(全開)、かつ、湯用開口部41の開口面積が最小(0=全閉)となる位置にあるときは、水導入室7の水が水用開口部31及び調整用開口部30を介して弁体20内に導入されるが、湯導入室8の湯は導入されないので、導出口6Aからは水のみが導出される。かかる弁体20の位置を初期位置として、該初期位置から前記弁体20をステッピングモータ50により一方向に回転させた場合、図12(A)に示される如くに、その回転角度に従って、水用開口部31の開口面積、すなわち弁体20内に導入される水の流量が減少するとともに、湯用開口部41の開口面積、すなわち弁体20内に導入される湯の流量が増大し、これに伴い、導出口6Aから導出される混合温水の温度が高くなっていく。
そして、回転角度が所定角度Raになる(弁体20が前記初期位置から、図3、図4における第2混合弁12の弁体20の位置まで回転する)と、水用開口部31の開口面積(水の流量)と湯用開口部41の開口面積(湯の流量)とが同じとなって混合比率が50%:50%となる。さらに、回転角度が所定角度Rbになる(弁体20が、図3、図4における第3混合弁13の弁体20の位置まで回転する)と、水用開口部31の開口面積が漸減して0(全閉)となるとともに、湯用開口部41の開口面積が漸増して最大(全開)となり、湯導入室8の湯が湯用開口部41及び調整用開口部30を介して弁体20内に導入されるが、水導入室7の水は導入されないので、導出口6Aからは湯のみが導出される。
このように本実施形態の第1混合弁11、第2混合弁12、第3混合弁13は、それぞれ弁体20を初期位置(回転角度0)〜所定角度Rbの範囲内で回転させることにより、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることができ、所望温度の温水を得ることができる。
上記のように、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできる3つの混合弁11、12、13を備えた本実施形態の複連式混合弁1では、弁本体2に、水導入口4A及び水導入室7並びに湯導入口5A及び湯導入室8が設けられて、水導入室7と湯導入室8の間に3つの混合弁11、12、13が配設されるので、該複連式混合弁1を、前述した図16に示される如くの、温水の供給先(用途)が、例えば、風呂(浴室)、給湯(キッチン)、ルーム暖房のように3箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システムに適用する場合は、図13に示される如くに、継手4(水導入口4A)に水用配管270を接続し、継手5(湯導入口5A)に湯用配管260を接続し、3つの継手6(導出口6A)には、それぞれ従来と同様に温水供給配管281、282、283を接続すればよい。したがって、従来は湯用配管及び水用配管がそれぞれ3本ずつ(261、262、263、271、272、273)必要であったが、本実施形態の複連式混合弁1が用いられた給湯システム100では、湯用配管及び水用配管がそれぞれ1本ずつ(260、270)で済む。このため、給湯システムにおける配管系の部品点数を削減できるとともに、コンパクトに纏めることができ、構成部材のレイアウト自由度が高められて、設備コストを低く抑えることができる。
また、従来は通常単独で使用される混合弁をそのまま温水供給先(用途)の数に応じた個数分使用するようにされているが、本実施形態の複連式混合弁1では、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできる混合弁を3つ備えているが、弁本体、弁体押さえ、取付プレート等はそれぞれ3つの混合弁で共用しているので、それらの各部材は1つだけでよく、そのため、水と湯の混合に供せられる混合弁部分の総部品点数も削減でき、この点からもコストを抑えることができる。
また、従来の混合弁では、前述したように弁体の位置規制を弁本体と弁体押さえの2部材で行うようになっているため、それら2部材の中心軸線間に位置ずれを生じやすくなっていたが、本実施形態の複連式混合弁1では、弁体の位置規制を、円筒状壁体17が一体に設けられた弁体押さえ15のみの1部材で行うようになっているため、円筒状壁体17の中心軸線と弁体押さえ15(の軸受け孔14)の中心軸線との間にほとんど位置ずれは生じず、そのため、弁体(の回転軸線O)に位置ずれや傾きが生じ難くなり、その結果、弁体と弁本体との偏接触による摩擦抵抗・摩耗を低減できるとともに、弁体20の調整用開口部30と水用開口部31及び湯用開口部41との間にもほとんど位置ずれが生じないので、湯と水の混合比率を適正に調整できる。
また、前述したように、例えば、従来の給湯システム200で使用される3つの混合弁のうちの2つの混合特性(温度特性)をそれぞれ変更するには、新たに2種類の弁本体を製造する必要があったが、本実施形態の複連式混合弁1において、例えば、第1混合弁11の混合特性(温度特性)は変更せず、第2混合弁12及び第3混合弁13の混合特性(温度特性)を変更するには、図9に示される如くに、中央に位置する第2混合弁12の円筒状壁体17に、円形の水用開口部31及び/又は湯用開口部41に代えて所要の形状(例えば砲弾形)の水用開口部32及び/又は湯用開口部42を形成するとともに、右端に位置する第3混合弁13の円筒状壁体17に、円形の水用開口部31及び/又は湯用開口部41に代えて所要の形状(例えば矩形)の水用開口部33及び/又は湯用開口部43を形成した弁体押さえ15’を用意し、該弁体押さえ15’を弁本体2に、図8に示される、3つの円筒状壁体17、17、17にそれぞれ円形の水用開口部31及び湯用開口部41が形成されている弁体押さえ15に代えて、組み付ければよく、従来のように新たに2種類の弁本体を製造する必要はない。そのため、混合特性(温度特性)を簡単かつ容易に変更することができるとともに、製造(変更)コストを低く抑えることができる。
また、前記複連式混合弁1では、弁本体2における隔壁9で区切られた水導入室7側(弁本体2の一側面)に、第1混合弁11と第2混合弁12の間の中央左隔壁部9Bに対面するように水導入口4Aが形成され、湯導入室8側(弁本体2の他側面)に、第2混合弁12と第3混合弁13の間の中央右隔壁部9Cに対面するように湯導入口5Aが形成されているので、水導入口4Aから水導入室7に導入された水及び湯導入口5Aから湯導入室8に導入された湯が各混合弁11、12、13の水用開口部31及び湯用開口部41に直接当たらず、そのため、各混合弁11、12、13において水流の影響を受け難くなり、水及び湯を各混合弁11、12、13に均等に分配することができる。
なお、水導入口4A及び湯導入口5Aの形成位置は、上記実施形態のように弁本体2の一側面及び他側面に限られるわけではなく、例えば、図10に示される如くに、湯導入口5Aを弁本体2の前面に形成してもよく、また、図11に示される如くに、湯導入口5Aを弁本体2の前面に形成するとともに、水導入口4Aを弁本体2の後面に形成する等してもよい。さらに、水導入口4A及び湯導入口5Aは、1つに限られることはなく、必要に応じて複数個形成してもよい。
また、前記実施形態では、混合弁を3つ備えた複連式混合弁1が例示されているが、混合弁の数は、2つでも4つ以上であってもよい。なお、混合弁を3つ備えた複連式混合弁1において、3つの混合弁のうちの2つもしくは1つしか使用しない場合は、使用しない混合弁の水用開口部31及び湯用開口部41を別部材で閉塞するか、弁体20を水用開口部31及び湯用開口部41を閉塞した状態で固定(ロック)するか、導出口6Aに栓等を装着するか、等の対策を施すとよい。
また、前記実施形態では、水用開口部31及び湯用開口部41を有する円筒状壁体17を弁体押さえ15に一体に設けているが、それらを別体としてもよい。この場合、弁体の位置規制を、円筒状壁体17が一体に設けられた弁体押さえ15のみの1部材で行うようにしたことによる前記した如くの利点効果は失われるが、別体とすることで、弁体押さえは平板状となるので、製作加工コストを低く抑えることができ,また、円筒状壁体も管材を切断することにより簡単に製作できるので、製作加工コストを低く抑えることができ、さらに、前記した混合特性(温度特性)の変更も一層容易となる。
また、前記実施形態では、各混合弁11、12、13は、一直線上に横並びに配設されているが、それらの配列態様は、弁本体が成形可能な範囲内で自由に変更することができ、例えば、各混合弁を交互(千鳥足状)に配設する等してもよい。
一方、前記実施形態の複連式混合弁1で使用されている各混合弁11、12、13は、水と湯の混合比率の調整機能(水と湯の混合機能)だけしか有していないが、これに加えて、本願の出願人による先の出願、例えば、特願2007-144631号等に所載の如くの、水導入口(水用開口部)を全閉状態にしたもとで、湯の流量(混合弁から送り出される湯量)のみを調整する機能(湯量絞り機能)を付加するようにしてもよい。
ここで、本実施形態の複連式混合弁1で使用されている混合弁に水と湯の混合機能に加えて湯量絞り機能を付加した例を簡単に説明する。すなわち、図14、図15に示される如くに、弁体20’に上側開口部30Aと下側開口部30Bとをそれらの一部が重なるように上下段違いに形成するとともに、円筒状壁体17の水用開口部31’及び湯用開口部41’に、その一部(1/4)を閉塞するように水側閉塞部45及び湯側閉塞部46を上下段違いに設け、弁体20’により水用開口部31’を全閉にした状態で、湯用開口部41’の開口面積を弁体20’の回転角度に従いつつ最大から最小まで連続的に変化させ得るようになす。
このようにされることにより、図12(B)に示される如くに、水用開口部31’の開口面積(流量)が最大、かつ、湯用開口部41’の開口面積(流量)が最小となる前記弁体20’の位置を初期位置として、該初期位置から弁体20’を一方向に所定角度Rb回転させると、水用開口部31’の開口面積が漸減して最小となるとともに、湯用開口部41’の開口面積が漸増して最大となり、弁体20’を前記所定角度Rbを越えて所定角度Rcまでさらに回転させると、湯用開口部41の開口面積が漸減して最小となり、弁体20’を前記所定角度Rb〜所定角度Rcの範囲内で回動させることにより、前記湯量絞り機能が得られる。
本発明に係る複連式混合弁の一実施形態を示す前面図。 図1に示される複連式混合弁の側面図。 図1のX−X矢視拡大断面図。 図3のY−Y矢視拡大断面図。 図1に示される複連式混合弁の弁本体の平面図。 図5のZ−Z矢視断面図。 図1に示される複連式混合弁の弁体を示し、(A)は側面図、(B)は断面図。 図1に示される複連式混合弁の弁体押さえの断面図。 図8に示される弁体押さえの変形例を示す断面図。 図1に示される複連式混合弁において湯導入口の形成位置を変更した例を示す断面図。 図1に示される複連式混合弁において水導入口及び湯導入口の形成位置を変更した例を示す断面図。 図1に示される複連式混合弁で使用される混合弁の特性を示すグラフ。 図1に示される複連式混合弁が使用される給湯システムの一例を示す図。 図1に示される複連式混合弁で使用される混合弁に湯量絞り機能を付加する場合の説明に供される水用開口部及び湯用開口部の断面図。 図1に示される複連式混合弁で使用される混合弁に湯量絞り機能を付加する場合の説明に供される弁体の斜視図。 従来の給湯システムの一例を示す図。
符号の説明
1 複連式混合弁
2 弁本体
3 本体部
4A 水導入口
5A 湯導入口
6A 導出口
4、5、6 継手
7 水導入室
8 湯導入室
9 隔壁
11、12、13 混合弁
15 弁体押さえ
17 円筒状壁体
20 弁体
22 周壁部
30 調整用開口部
31 水用開口部
41 湯用開口部
50 ステッピングモータ

Claims (11)

  1. 水導入口及び湯導入口が形成された単一の弁本体に、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできる混合弁が複数個配設されていることを特徴とする複連式混合弁。
  2. 前記弁本体は、隔壁で区切られた水導入室と湯導入室とを有し、前記各混合弁は、前記水導入室に開口する水用開口部及び前記湯導入室に開口する湯用開口部が形成された、円筒状内周面を有する筒状壁体と、該筒状壁体内に回動可能に嵌挿され、前記水用開口部及び湯用開口部の開口面積を回転角度に従って連続的に変化させるべく、その周壁部に調整用開口部が形成された概略円筒状の弁体とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の複連式混合弁。
  3. 前記弁本体内に、前記各弁体を回動可能に支持するとともに、それらの位置規制を行う単一の弁体押さえが配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の複連式混合弁。
  4. 前記単一の弁体押さえが前記弁本体に着脱可能であるとともに、前記弁体押さえに前記各混合弁の筒状壁体が一体に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の複連式混合弁。
  5. 前記弁本体に、前記各混合弁から得られる混合温水を個別に導出すべく複数の導出口が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の複連式混合弁。
  6. 前記各混合弁は、一直線上に横並びに配設されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の複連式混合弁。
  7. 前記弁体押さえに、前記各弁体の上部に突設された軸部が挿通せしめられる軸受け孔が形成されるとともに、前記弁体押さえ上に、前記各弁体を個別に回動させるための駆動手段が複数個配設されていることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の複連式混合弁。
  8. 少なくとも二つの混合弁において混合特性が異なることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の複連式混合弁。
  9. 少なくとも二つの混合弁において前記水用開口部及び/又は湯用開口部の寸法形状が異なることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の複連式混合弁。
  10. 前記水導入口及び湯導入口は、該水導入口から前記水導入室に導入された水及び該湯導入口から前記湯導入室に導入された湯が前記各混合弁の水用開口部及び湯用開口部に直接当たらないように、その形成位置が設定されていることを特徴とする請求項2から9のいずれか一項に記載の複連式混合弁。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の複連式混合弁が使用されていることを特徴とする給湯システム。
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