JP6073103B2 - 複連式混合弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水と湯を混合して所望温度の温水を得ることのできる混合弁装置に係り、特に、温水の供給先(用途)が複数箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システム等に使用するのに好適な複連式混合弁装置に関する。
従来より、給湯システム等に使用される混合弁として、例えば下記特許文献1等にも見られるように、弁本体と、該弁本体内に回動可能に嵌挿された概略円筒状の弁体と、該弁体を回動させる駆動手段(ステッピングモータ)とを備え、前記弁本体に水流入口及び湯流入口が設けられるとともに、前記弁体の周壁部に、前記水流入口及び湯流入口の開口面積を連続的に変化させるべく一つないし複数の調整用開口部が設けられ、前記弁体を回動させることにより水と湯の混合比率、言い換えれば、導出される温水の温度を調整するようにされた混合弁が知られている。
このような混合弁が用いられる給湯システム、特に、例えば特許文献2に例示される如くに、温水の供給先(用途)が、例えば、風呂(浴室)、給湯(キッチン)、ルーム暖房等のように複数箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システムにおいては、前記した如くの混合弁をその供給先(用途)の数に合わせて複数個使用するようになっている。詳細には、かかる従来の給湯システムにおいては、例えば、ヒートポンプユニット等の加熱手段により給水(水道水)を所定温度に加熱してタンクに貯留しておく(所定温度に保つべく循環させる)ようにされ、このタンクの湯を配管を介して、風呂用、給湯用等の各混合弁の湯流入口に分配するとともに、給水(水道水)を配管を介して各混合弁の水流入口に分配し、各混合弁において所要温度の温水が得られるように水と湯の混合比率を調整して、その流出口から配管を介して必要部所に供給するようになっている。
なお、前記した如くの混合弁においては、特許文献1にも見られるように、逆流(漏れ)等を防止するため、前記水流入口や湯流入口に逆止弁を配置することが知られている。前記逆止弁としては、弁座と、該弁座に接離する弁体と、該弁体を保持する弁棒と、該弁棒が摺動自在に嵌挿される筒状ガイド部と、前記弁棒に保持された弁体を前記弁座に押し付ける方向に付勢する圧縮コイルばねからなる閉弁ばねとを備える量産品が通常は用いられる。この量産品の逆止弁は、上記部材の他、前記弁棒とは別体で、前記弁座、筒状ガイド部、及び閉弁ばねを保持する部材が必要とされ、この保持部材としては、前記水流入口や湯流入口が通常断面円形に形成されること等から、該水流入口(水室)や湯流入口(湯室)に嵌挿される円筒状ないし円形リング状部分を有するのが普通である。
特開2011-236982号公報 特開2003-176953号公報
しかしながら、前記した従来の給湯システムにおいては、温水供給先(用途)の数に応じた個数の混合弁を必要とするとともに、各混合弁に湯と水をそれぞれ分配するための配管及び継手類が必要となるため、配管系の部品点数が多くなるとともに、その占有スペースも大きくなり、構成部材のレイアウトに大きな制約が課せられるとともに、設備コストが高くなるという問題があった。
また、通常単独で使用される混合弁をそのまま温水供給先(用途)の数に応じた個数分使用するようにされているので、配管系以外の、水と湯の混合に供せられる混合弁部分の総部品点数も多くなり、この点からも総コストが高くなる嫌いがあった。
さらに、この種の混合弁に逆流(漏れ)防止用の逆止弁を配置する場合、従来の量産品の逆止弁は、前記したように、弁座と、弁体付き弁棒と、該弁棒が摺動自在に嵌挿される筒状ガイド部と、閉弁ばねとに加えて、前記弁座、筒状ガイド部、及び閉弁ばねを保持する保持部材(通常は円筒状ないし円形リング状部分を有する)が必要とされるとともに、この保持部材を弁本体側に係止保持するために別途に係止部やストッパ等を設ける必要等があり、そのため、総じて、加工組立工数や部品点数が多くなって、弁コストが高くなる嫌いがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、温水供給先(用途)が複数ある給湯システム等において配管類等を削減できて設備コストを低く抑えることができるとともに、通常の混合弁を複数個使用する場合に比して部品点数を削減でき、かつ、逆流(漏れ)防止用の逆止弁を配置するにあたり、加工組立工数や部品点数を削減することのできる複連式混合弁装置を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る複連式混合弁装置は、基本的には、水流入口を有する管状水室及び湯流入口を有する管状湯室が横並びに連設されるとともに、前記管状水室と管状湯室との間に水と湯の混合比率を調整するためのロータリー式の第1弁体及び第2弁体がそれぞれ個別に回動可能に嵌挿され、かつ、前記第1弁体によりその温度が調整された温水を外部に送るための第1流出口と前記第2弁体によりその温度が調整された温水を外部に送るための第2流出口とが設けられるとともに、前記管状水室及び/又は管状湯室に逆止弁が配在され、前記逆止弁は、前記管状水室及び/又は管状湯室に配在された弁座と、該弁座に接離する弁体と、該弁体を保持する弁棒と、該弁棒が摺動自在に嵌挿される筒状ガイド部と、前記弁棒に保持された弁体を前記弁座に押し付ける方向に付勢する圧縮コイルばねからなる閉弁ばねと、を備え、前記管状水室及び/又は管状湯室の端部開口を閉塞する蓋状部材に前記逆止弁の筒状ガイド部とその支持部が一体的に設けられていることを特徴としている。
前記蓋状部材は、好ましくは、前記管状水室及び管状湯室の両方の端部開口を一緒に閉塞すべく2つの蓋部が一体に連設されており、該2つの蓋部にそれぞれ前記筒状ガイド部とその支持部が一体的に設けられる。
好ましい態様では、前記管状水室及び/又は管状湯室に、前記水流入口からの水又は前記湯流入口からの湯が流入する円筒状の弁室が形成され、該弁室の少なくとも一端部に前記逆止弁の弁座が設けられる。
前記管状水室と管状湯室は、好ましくは、共に直管状とされて相互に平行に配置される。
前記第1流出口と第2流出口とは、好ましくは、前記管状水室と管状湯室とが横並びに連設されてなる弁本体の上下方向一面側と他面側に逆向きに配置される。
他の好ましい態様では、前記第1弁体の直上に前記第1流出口が設けられるとともに、前記第2弁体の直下に前記第2流出口が設けられる。
前記水流入口と湯流入口は、好ましくは、前記管状水室と管状湯室とが横並びに連設されてなる弁本体の上下方向一面側と他面側に逆向きに設けられる。
前記水流入口及び湯流入口は、好ましくは、共に前記第1弁体もしくは第1流出口と前記第2弁体もしくは第2流出口との間に設けられる。
他の好ましい態様では、前記管状水室及び管状湯室における前記第1弁体と前記水流入口もしくは湯流入口との間、及び/又は、前記管状水室及び管状湯室における前記第2弁体と前記水流入口もしくは湯流入口との間に前記逆止弁が装着される。
他の好ましい態様では、前記第1弁体を回転駆動する第1モータ及び前記第2弁体を回転駆動する第2モータを備える。
他の好ましい態様では、前記水流入口、管状水室、湯流入口、管状湯室、第1及び第2流出口は一体に成形される。
別の好ましい態様では、前記管状水室と管状湯室とが横並びに連設されてなる弁本体の上下方向一面側に、前記水流入口及び湯流入口のうちの一方、前記第1流出口及び第2流出口のうちの一方、並びに、前記第1弁体を回転駆動する第1モータ及び前記第2弁体を回転駆動する第2モータのうちの一方が垂設され、前記弁本体の上下方向他面側に、前記水流入口及び湯流入口のうちの他方、前記第1流出口及び第2流出口のうちの他方、並びに、前記第1弁体を回転駆動する第1モータ及び前記第2弁体を回転駆動する第2モータのうちの他方が垂設される。
本発明に係る複連式混合弁装置は、従来型の混合弁を2つ以上合わせた機能を持つ。すなわち、各混合弁に共通の、水流入口、管状水室、湯流入口、及び管状湯室を有し、それらに第1弁体、第1モータ、及び第1流出口を加えたものが一つの混合弁として働き、また、同様に、第2弁体、第2モータ、及び第2流出口を加えたものがもう一つの混合弁として働く。
したがって、本発明の複連式混合弁装置を、供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システムに適用する場合は、水流入口に水用配管を接続し、湯流入口に湯用配管を接続し、各流出口には、それぞれ従来と同様に温水供給配管を接続すればよく、これにより、従来は湯用配管及び水用配管がそれぞれ複数本必要であったが、本発明の複連式混合弁装置が用いられた給湯システムでは、湯用配管及び水用配管がそれぞれ1本ずつで済む。このため、給湯システムにおける配管系の部品点数を削減できるとともに、コンパクトに纏めることができ、構成部材のレイアウト自由度が高められて、設備コストを低く抑えることができる。
また、従来は通常単独で使用される混合弁をそのまま温水供給先(用途)の数に応じた個数分使用するようにされているが、本発明の複連式混合弁装置では、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできるロータリー式の弁体及びそれを回転駆動するモータを複数個備えているものの、水流入口、管状水室、湯流入口、管状湯室、隔壁部、弁体嵌挿部、複数個の流出口等は弁本体として一体に成形されるので、水と湯の混合に供せられる混合弁部分の総部品点数も削減でき、この点からもコストを抑えることができる。
また、本発明の構成によれば、通常は弁本体から突出した部分となる水流入口及び湯流入口、第1流出口及び第2流出口、第1弁体を回転駆動する第1モータ、第2弁体を回転駆動する第2モータ等の配置自由度を高くすることができ、そのため、例えば、弁本体の上下方向一面側と他面側に、それぞれ、水流入口及び湯流入口のうちの一方と他方、第1流出口及び第2流出口のうちの一方と他方、並びに、第1モータ及び第2モータのうちの一方と他方、を配置すること等ができる。その結果、複連式混合弁装置の小型化を図ることができるとともに、その占有スペースを小さくすることができ、設置場所に応じて、その上下等に配管接続用スペース等を容易に確保し得、給湯システムへの組み込み等の便宜を図ることができる。
上記に加え、本発明の複連式混合弁装置では、管状水室又は管状湯室の端部開口を閉塞する蓋状部材に、逆止弁の弁棒が摺動自在に嵌挿される筒状ガイド部とその支持部が一体的に設けられるので、蓋状部材が従来の量産品における保持部材とこの保持部材を弁本体側に係止保持するための係止部やストッパ等の役目を果たすことが可能となり、そのため、従来の量産品のように別途に保持部材を設ける必要はなく、また、管状水室及び管状湯室側(弁本体側)に、当該逆止弁を係止保持するための係止部やストッパ等を設ける必要がなくなり、その結果、加工組立工数や部品点数を削減できて、弁コストを低減することができる。
本発明に係る複連式混合弁装置の一実施例を示す斜視図。 本発明に係る複連式混合弁装置の一実施例を示す正面図。 本発明に係る複連式混合弁装置の一実施例を示す左側面図。 本発明に係る複連式混合弁装置の一実施例を示す右側面図。 本発明に係る複連式混合弁装置の一実施例を示す底面図。 図2のA-A矢視断面図。 図2のB-B矢視断面図。 図2のC-C矢視断面図。 図2のD-D矢視断面図。 図6のE-E矢視断面図であり、(A)は逆止弁が閉状態を示す部分切欠断面図、(B)は逆止弁が開状態を示す部分切欠断面図。 逆止弁と蓋状部材の組立体を示し、(A)は前方斜視図、(B)は後方斜視図。
以下、本発明の複連式混合弁装置の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1、図2、図3、図4、図5は、本発明に係る複連式混合弁装置の一実施例を示す斜視図、正面図、左側面図、右側面図、底面図である。図6は、図2のA-A矢視断面図、図7から図9は、図2のB-B、C-C、D-Dの各矢視断面図である。なお、図6以降の断面図において、本発明の理解にさほど必要とはしない部分(ステッピングモータ51、52の内部等)は、その図示やハッチングを省略している。また、本明細書において、上下、左右、前後等の位置、方向を表わす記述は、図1の方向矢印表示を基準としており、実際の設置状態での位置、方向を指すものではない。
図示実施例の複連式混合弁装置1は、例えば、温水の供給先(用途)が、風呂(浴室、シャワー)と給湯(キッチン)のように2箇所あり、かつ、その供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システムに使用されるもので、従来型の2つの混合弁の役割を担うもので、基本的には、水流入口21を有する管状水室11及び湯流入口22を有する管状湯室12が隔壁部15(図6参照)を介して横並びに連設されてなる弁本体10を備える。
管状水室11と管状湯室12は、共に同一径の直管状(断面円形)とされ、それらの中心線Q1、Q2が同一平面上に平行に配置されている。
前記水流入口21及び湯流入口22は、管状水室11及び管状湯室12の中心線Q1、Q2に対して直交するとともに、相互に逆向きに配置されている。詳しくは、水流入口21は、弁本体10の上面側で左右方向中央部付近に上向きに垂設され、その下部の半分程度が前記管状水室11に開口せしめられている。一方、湯流入口22は、弁本体10の下面側で左右方向中央部付近に下向きに垂設され、その上部の半分程度が前記管状湯室12に開口せしめられている。このように、水流入口21と湯流入口22とは、管状水室11と管状湯室12とが横並びに連設されてなる弁本体10の上下方向一面側と他面側に逆向きに設けられている。
弁本体10の隔壁部15の左端近くと右端近くには、図7に示される如くに、管状水室11と管状湯室12とに開口する窓18、18が形成された両面窓付き円筒面部からなる第1弁体嵌挿部16と第2弁体嵌挿部17が並設されている。
第1弁体嵌挿部16と第2弁体嵌挿部17には、ロータリー式の概略円筒状の第1弁体31及び第2弁体32がその周壁の一部を当該第1弁体嵌挿部16及び第2弁体嵌挿部17(の窓18、18)から管状水室11及び管状湯室12に露出させた状態で、それぞれ個別に回動可能に嵌挿されている。
第1弁体31及び第2弁体32は、この例においては基本構成が同じもので、図7、図9に示される如くに、それらの回転軸線O1、O2が管状水室11及び管状湯室12の中心線Q1、Q2に対して直交配置されるとともに、第1弁体31と第2弁体32は、逆向き、すなわち、第1弁体31は逆立(上向き)、第2弁体32は正立(下向き)で配在されている。
弁本体10の下面側の左端近く(の筒状保持部25)には第1弁体31を回転駆動する第1モータ(ステッピングモータ)51が弁本体10に対して垂直に取り付けられ、弁本体10の上面側の右端近く(の筒状保持部25)には第2弁体32を回転駆動する第2モータ(ステッピングモータ)52が弁本体10に対して垂直に取り付けられている。
次に、図9を参照しながら正立している第2弁体32の方を代表して、弁体31、32の構成を説明する。
弁体32(31)の天井部付き周壁部33には、管状水室11及び管状湯室12(窓18、18)に対する開口面積を連続的に変化させるべく概略楕円形の調整用開口部34が設けられ、前記弁体32(31)をモータ52(51)で回動させることにより水と湯の混合比率、言い換えれば、導出される温水の温度を調整するようにされている。
弁体32の周壁部33の天井部の上面中央には、軸部35が突設されている。この軸部35は、第2弁体嵌挿部17上に設けられた段差部付き筒状保持部25に挿入されてクリップ状係止具29で保持された支持部材26に回動可能に嵌挿されている。この軸部35の下部にはOリングが装着され、その上部には、弁体32の回転は許容するが下方への抜けを阻止する弁体係止具としてのクリップ27が装着され、さらにその上には、モータ52のロータ(の軸)と一体回転可能に連結するためのスプライン軸部36(スプラインは図示省略)及び非円形断面(Dカット形状等)の凸部37が設けられている。
一方、弁本体10の上面側(第1弁体31の直上)には、第1弁体31によりその温度が調整された温水を第1供給先(例えば風呂)に送るための第1流出口41が垂設され、弁本体10の下面側(第2弁体32の直下)には、第2弁体32によりその温度が調整された温水を第2供給先(例えばキッチン)に送るための第2流出口42が垂設されている。この結果、第1流出口41と第2流出口42とは、管状水室11と管状湯室12とが横並びに連設されてなる弁本体10の上下方向一面側と他面側に逆向きに配置される。
また、前記管状水室11及び管状湯室12の左右端部には、それぞれ管状水室11及び管状湯室12の両方の端部開口を一緒に閉塞する蓋状部材70、70が取り付けられている。
蓋状部材70は、管状水室11及び管状湯室12の端部開口をそれぞれ閉塞する断面凹字状の2つの蓋部72、72と、該蓋部72と蓋部72の間に設けられ、前記隔壁部15の端部に対面する中央部74と、を有する側面視概略レーストラック形とされ、この蓋状部材70は、両端に突設された耳状ねじ止め部76、76と中央部74の上下が止めねじ77で弁本体10に取り付けられている。また、蓋部72の外周と管状水室11(管状湯室12)の端部内周面との間にはOリング75が装着されている。
上記に加え、各蓋部72の内方部には、後述する逆止弁80の筒状ガイド部86とその支持部であるU字状支持片部78が一体に立設されている。逆止弁80、筒状ガイド部86、U字状支持片部78については後で詳述する。
一方、本実施例の複連式混合弁装置1では、前記した水流入口21、管状水室11、湯流入口22、管状湯室12、隔壁部15、第1及び第2弁体嵌挿部16、17、並びに、第1及び第2流出口41、42は、合成樹脂材料を素材として一体に成形されている。
また、管状水室11と管状湯室12とが横並びに連設されてなる弁本体10の上下方向一面側(上面側)に、水流入口21、第1流出口41、並びに、第2弁体を回転駆動する第2モータ52が垂設され、弁本体10の上下方向他面側(下面側)に、湯流入口22、第2流出口42、並びに、第1弁体31を回転駆動する第1モータ51が垂設されている。
一方、管状水室11及び管状湯室12における第1弁体31と水流入口21及び湯流入口22との間、並びに、管状水室11及び管状湯室12における第2弁体32と水流入口21及び湯流入口22との間(計4箇所)には、管状湯室12側からの湯水の水流入口21側への逆流(漏出)、及び、管状水室11側からの湯水の湯流入口22側への逆流(漏出)を防止すべく逆止弁80が配在されている。
各逆止弁80は同一構成であるので、以下、管状水室11の左側(第1弁体31側)に配在されている逆止弁80を代表して説明する(図6、図10、図11参照)。
図示の逆止弁80は、管状水室11(弁本体10)に一体に設けられた弁座82(後述)と、この弁座82に接離するゴム製シール材(パッキン)からなる弁体83と、該弁体83を保持すべく、弁体抜け止め用の頭部85a、弁体受け部85b、及び円柱状の胴部85cを有する弁棒85と、弁棒85の胴部85cが摺動自在に嵌挿される筒状ガイド部86と、弁棒85に保持された弁体83を弁座82に押し付ける方向(閉弁方向)に付勢する圧縮コイルばねからなる閉弁ばね88とを備える。
ここで、管状水室11(管状湯室12)には、水流入口21からの水(湯流入口22からの湯)が流入する円筒状の弁室13が同心二重管を形成するように一体に設けられ、弁室13の両端部には、前記弁体83が接離する円環状の前記弁座82が設けられている。
また、筒状ガイド部86は、前記したように蓋状部材70に立設されたU字状支持片部78の前端部に一体に設けられている。U字状支持片部78の底辺部は、ばね受け部79となっており、このばね受け部79と弁棒85の弁体受け部85bとの間に、前記閉弁ばね88が縮装されている。また、弁棒85の反弁体側の端部(下端部)には、弁棒85が筒状ガイド部86から抜けないようにすべく、抜け止め具87が後付けで固定されている。また、弁棒85の最大下降位置は、図11(B)に示される如くに、弁体受け部85bが筒状ガイド部86に当接係止される位置となっており、言い換えれば、筒状ガイド部86はストッパの役目も果たす。
かかる構成の逆止弁80を弁本体10に組み込むにあたっては、蓋部72にOリング75を装着するとともに、閉弁ばね88を弁棒85(の胴部85c)周りに外挿して、弁棒85(の胴部85c)を筒状ガイド部86に挿入し、弁棒85を閉弁ばね88の付勢力に抗してその下端が筒状ガイド部86より下側(U字状支持片部78側)に若干突出するまで押し下げ、この状態で弁棒85の下端部に抜け止め具87を超音波溶着、接着剤、螺合等の適宜の手法で固着する。その後、押し下げ状態を解除すれば、抜け止め具87がばね受け部79の下面側に接当係止される。
蓋状部材70のもう一方の蓋部72にも同様にして弁棒85を組み付ければ、蓋部材70と2つの逆止弁80(弁棒85)との蓋弁組立体が出来上がり、この蓋弁組立体を、管状水室11及び管状湯室12の両方の端部開口を閉塞するように挿入し、蓋状部材70を押して、弁体83が弁座82に押し付けられる状態にして、蓋状部材70を止めねじ77で弁本体10に締付固定すると、弁本体10に逆止弁80と蓋状部材70とが一緒に組み付けられる。
本実施例の複連式混合弁装置1において、前記した構成を有する弁体31、32は、図1においてM1、M2で示される湯水混合部を構成し、弁体31、32をモータ51、52によりそれぞれ適宜の角度回動させることにより、管状水室11内の水と管状湯室12内の湯とが所望の比率で混合され、それによって、流出口41、42から供給先に送られる温水の温度が個別に調整されることになる。
すなわち、本実施例の複連式混合弁装置1は、従来型の混合弁を2つ合わせた機能を持つ。詳しくは、2つの混合弁に共通の、水流入口21、管状水室11、湯流入口22、及び管状湯室12を有し、それらに第1弁体31、第1モータ51、及び第1流出口41を加えたものが一つの混合弁として働き、また、同様に、第2弁体32、第2モータ52、及び第2流出口42を加えたものがもう一つの混合弁として働く。
このような構成とされた本実施例の複連式混合弁装置1では、供給先毎に温水の温度を個別に調整することが要求される給湯システムに適用する場合は、水流入口21に水用配管を接続し、湯流入口22に湯用配管を接続し、各流出口41、42には、それぞれ従来と同様に温水供給配管を接続すればよい。したがって、従来は湯用配管及び水用配管がそれぞれ複数本必要であったが、本実施例の複連式混合弁装置が用いられた給湯システムでは、湯用配管及び水用配管がそれぞれ1本ずつで済む。このため、給湯システムにおける配管系の部品点数を削減できるとともに、コンパクトに纏めることができ、構成部材のレイアウト自由度が高められて、設備コストを低く抑えることができる。
また、従来は通常単独で使用される混合弁をそのまま温水供給先(用途)の数に応じた個数分使用するようにされているが、本実施例の複連式混合弁装置1では、水と湯の混合比率を任意に独立して変えることのできるロータリー式の弁体及びそれを回転駆動するモータを複数個備えているものの、水流入口、管状水室、湯流入口、管状湯室、隔壁部、弁体嵌挿部、複数個の流出口等は弁本体として一体に成形されるので、水と湯の混合に供せられる混合弁として機能する部分の総部品点数も削減でき、この点からもコストを抑えることができる。
さらに、本発明構成によれば、通常は弁本体10から突出した部分となる水流入口21及び湯流入口22、第1流出口41及び第2流出口42、第1弁体を回転駆動する第1モータ51及び第2弁体を回転駆動する第2モータ52等の配置自由度を高くすることができるので、上記実施例のように、弁本体10の上下方向一面側(上面側)に、水流入口21、第1流出口41、並びに、第2弁体を回転駆動する第2モータ52を垂設し、弁本体10の上下方向他面側(下面側)に、湯流入口22、第2流出口42、並びに、第1弁体31を回転駆動する第1モータ51を垂設することができ、その結果、複連式混合弁装置の小型化を一層図ることができるとともに、その占有スペースをさらに小さくすることができ、設置場所に応じて、その上下等に配管接続用スペース等を容易に確保し得、給湯システムへの組み込み等の便宜を図ることができる。
上記に加え、本実施例の複連式混合弁装置1では、弁本体10側(円筒状の弁室13)に弁座82が設けられるとともに、管状水室11及び管状湯室12の端部開口を閉塞する蓋状部材70に、逆止弁80の弁棒65が摺動自在に嵌挿される筒状ガイド部86とその支持部であるU字状支持片部78が一体的に設けられるので、蓋状部材70が従来の量産品における保持部材とこの保持部材を弁本体側に係止保持するための係止部やストッパ等の役目を果たすことが可能となり、そのため、従来の量産品のように別途に保持部材を設ける必要はなく、また、管状水室11及び管状湯室12側(弁本体10側)に、当該逆止弁を係止保持するための係止部やストッパ等を別途に設ける必要がなくなり、その結果、加工組立工数や部品点数を削減できて、弁コストを低減することができる。
なお、上記実施例では、ロータリー式の弁体を2個使用して従来型の2つの混合弁の機能を達成するもの、つまり温水供給先が2カ所ある場合の複連式混合弁装置を例示したが、温水供給先が3カ所以上必要とされる場合には、その温水供給先の数に応じて弁体、モータ、流出口の個数を増やせばよく、この場合も本発明を上記実施例と同様に適用できる。
また、蓋状部材70として管状水室11と管状湯室12の両方を閉塞するもの(蓋部72や筒状ガイド部を2つ持つもの)を例示したが、蓋状部材は、管状水室11及び管状湯室12を片方ずつ閉塞するものでもよいことは勿論である。
加えて、上記実施例では、第1弁体31と第2弁体32とが逆向きに配置されているが、本発明はこれに限定されることはなく、第1弁体31と第2弁体32とを同じ向きに配置し、第1流出口41及び第2流出口42をそれぞれ同じ方向に開口させるようにしてもよい。
また、上記実施例では、管状水室11と管状湯室12とは、それらの中心線Q1、Q2が同一平面上に平行に配置されているが、これに限定される訳ではなく、それらを同一平面上に非平行に配置してもよく、さらに、中心線Q1、Q2がねじれの位置となるように、管状水室11と管状湯室12とを配置してもよい。
さらに、上記実施例では、第1弁体31と第2弁体32は、基本構成が同じものが用いられているが、それらを異なる大きさ、形状としてもよいことは当然である。
さらにまた、本発明は、略述すれば、逆止弁(80)の筒状ガイド部(86)とその支持部(78)を管状の室(11、12)の端部開口を閉塞する蓋状部材(70)に一体的に設けることにより、加工組立工数や部品点数を削減したことを要旨(特徴)としており、従って、本発明は、逆止弁が配在される管状の室を持つ混合弁装置であれば、いかなるものにも同様に適用可能である。
1・・・・複連式混合弁装置
10・・・弁本体
11・・・管状水室
12・・・管状湯室
15・・・隔壁部
16・・・第1弁体嵌挿部
17・・・第2弁体嵌挿部
21・・・水流入口
22・・・湯流入口
31・・・第1弁体
32・・・第2弁体
33・・・周壁部
34・・・調整用開口部
41・・・第1流出口
42・・・第2流出口
51・・・第1モータ
52・・・第2モータ
70・・・蓋状部材
72・・・蓋部
78・・・U字状支持片部
80・・・逆止弁
82・・・弁座
83・・・弁体
85・・・弁棒
86・・・筒状ガイド部
87・・・抜けどめ具
88・・・閉弁ばね

Claims (12)

  1. 水流入口を有する管状水室及び湯流入口を有する管状湯室が横並びに連設されるとともに、前記管状水室と管状湯室との間に水と湯の混合比率を調整するためのロータリー式の第1弁体及び第2弁体がそれぞれ個別に回動可能に嵌挿され、かつ、前記第1弁体によりその温度が調整された温水を外部に送るための第1流出口と前記第2弁体によりその温度が調整された温水を外部に送るための第2流出口とが設けられるとともに、前記管状水室及び/又は管状湯室に逆止弁が配在されている複連式混合弁装置であって、
    前記逆止弁は、前記管状水室及び/又は管状湯室に配在された弁座と、該弁座に接離する弁体と、該弁体を保持する弁棒と、該弁棒が摺動自在に嵌挿される筒状ガイド部と、前記弁棒に保持された弁体を前記弁座に押し付ける方向に付勢する圧縮コイルばねからなる閉弁ばねと、を備え、
    前記管状水室及び/又は管状湯室の端部開口を閉塞する蓋状部材に前記逆止弁の筒状ガイド部とその支持部が一体的に設けられていることを特徴とする複連式混合弁装置。
  2. 前記蓋状部材は、前記管状水室及び管状湯室の両方の端部開口を一緒に閉塞すべく2つの蓋部が一体に連設されており、該2つの蓋部にそれぞれ前記筒状ガイド部とその支持部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の複連式混合弁装置。
  3. 前記管状水室及び/又は管状湯室に、前記水流入口からの水又は前記湯流入口からの湯が流入する円筒状の弁室が形成され、該弁室の少なくとも一端部に前記逆止弁の弁座が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の複連式混合弁装置。
  4. 前記管状水室と管状湯室は、共に直管状とされて相互に平行に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の複連式混合弁装置。
  5. 前記第1流出口と第2流出口とは、前記管状水室と管状湯室とが横並びに連設されてなる弁本体の上下方向一面側と他面側に逆向きに配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の複連式混合弁装置。
  6. 前記第1弁体の直上に前記第1流出口が設けられるとともに、前記第2弁体の直下に前記第2流出口が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の複連式混合弁装置。
  7. 前記水流入口と湯流入口は、前記管状水室と管状湯室とが横並びに連設されてなる弁本体の上下方向一面側と他面側に逆向きに設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の複連式混合弁装置。
  8. 前記水流入口及び湯流入口は、共に前記第1弁体もしくは第1流出口と前記第2弁体もしくは第2流出口との間に設けられていることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の複連式混合弁装置。
  9. 前記管状水室及び管状湯室における前記第1弁体と前記水流入口もしくは湯流入口との間、及び/又は、前記管状水室及び管状湯室における前記第2弁体と前記水流入口もしくは湯流入口との間に前記逆止弁が装着されていることを特徴とする請求項8に記載の複連式混合弁装置。
  10. 前記第1弁体を回転駆動する第1モータ及び前記第2弁体を回転駆動する第2モータを備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の複連式混合弁装置。
  11. 前記水流入口、管状水室、湯流入口、管状湯室、第1及び第2流出口は一体に成形されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の複連式混合弁装置。
  12. 前記管状水室と管状湯室とが横並びに連設されてなる弁本体の上下方向一面側に、前記水流入口及び湯流入口のうちの一方、前記第1流出口及び第2流出口のうちの一方、並びに、前記第1弁体を回転駆動する第1モータ及び前記第2弁体を回転駆動する第2モータのうちの一方が垂設され、前記弁本体の上下方向他面側に、前記水流入口及び湯流入口のうちの他方、前記第1流出口及び第2流出口のうちの他方、並びに、前記第1弁体を回転駆動する第1モータ及び前記第2弁体を回転駆動する第2モータのうちの他方が垂設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の複連式混合弁装置。
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