JP2009052474A - ガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法 - Google Patents

ガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、外気温度が低下した場合でも圧縮機吸気に水噴霧する噴霧水の凍結を防止して、水噴霧によるガスタービンの出力および熱効率の向上とタービン冷却効率の低下を抑制するガスタービン設備を提供する。
【解決手段】本発明のガスタービン設備は、空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンとを備え、前記圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器を設けてこの増湿器で加湿された加湿空気を前記ガスタービン燃焼器に供給して燃料と共に燃焼させるように構成し、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置を備えたガスタービン設備であって、前記圧縮機に空気を導く吸気流路にこの空気を加熱する手段を設けるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明はガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法に関係し、特に圧縮機の吸気中に水を噴霧するガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法に関するものである。
空気に水噴霧して空気の温度を外気温度より低下させて圧縮機の吸気として吸い込ませ、さらに圧縮機から吐出された圧縮空気を加湿してガスタービンの燃焼器に供給する燃焼用空気として燃料と共に燃焼させるように構成して、ガスタービンの出力と熱効率を向上するガスタービン設備に関する技術が特許第2980095号公報に記載されている。
ガスタービンでは高温の燃焼ガスに曝されるタービンの耐用温度を満足させるために、タービンを冷却する必要がある。
通常、ガスタービンではタービンの冷却空気として圧縮機から抽気した圧縮空気を用いているが、前記特許第2980095号公報の圧縮機吸気を水噴霧するガスタービン設備でもタービンの冷却空気として圧縮機から抽気した圧縮空気を用いていることが開示されている。
特許第2980095号公報
ところで、圧縮機吸気に水噴霧するガスタービン設備では、冬期のように外気温度が低下して吸気に噴霧する噴霧水が吸気中で凍結する恐れがある場合には、水噴霧運転を停止しなければならず、このため外気温度が低下した場合には水噴霧によるガスタービンの出力および熱効率の向上という利点が得られないという課題を有する。
また外気温度が低下して水噴霧運転を停止すると、圧縮機内の圧縮空気の空気温度が水噴霧したときと比較して高くなる。
そのため圧縮機の中間段または吐出部の圧縮空気から抽気したタービン冷却用空気の温度も上昇するので、水噴霧をしたときと比較してタービン冷却効率が低下するという課題を有する。
本発明の目的は、外気温度が低下した場合でも圧縮機吸気に水噴霧する噴霧水の凍結を防止して、水噴霧によるガスタービンの出力および熱効率の向上と、タービン冷却効率の低下を抑制するガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法を提供することにある。
本発明のガスタービン設備は、空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンとを備え、前記圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器を設けてこの増湿器で加湿された加湿空気を前記ガスタービン燃焼器に供給して燃料と共に燃焼させるように構成し、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置を備えたガスタービン設備であって、前記圧縮機に空気を導く吸気流路にこの空気を加熱する手段を設けたことを特徴とする。
また本発明のガスタービン設備の運転方法は、空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンとを備え、前記圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器を設けてこの増湿器で加湿された加湿空気を前記ガスタービン燃焼器に供給して燃料と共に燃焼させるように構成し、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置を備えたガスタービン設備の運転方法であって、前記圧縮機に吸い込まれる空気を液体噴霧装置から噴霧される液滴が凍結するのを防止できる温度まで加熱するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、外気温度が低下した場合でも圧縮機吸気に水噴霧する噴霧水の凍結を防止して、水噴霧によるガスタービンの出力および熱効率の向上と、タービン冷却効率の低下を抑制するガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法が実現できる。
以下に本発明に係る実施例のガスタービン設備について図面を用いて説明する。
本発明の第1実施例であるガスタービン設備について図1に基づいて説明する。
まず、本実施例のガスタービン設備101は、大気から空気を吸い込んで圧縮し、昇温・昇圧した圧縮空気を生成する圧縮機1と、この圧縮機1から供給された圧縮空気と燃料の流路21から供給された燃料を燃焼して高温の燃焼ガスを生成するガスタービン燃焼器7と、このガスタービン燃焼器7で発生した高温の燃焼ガスにより駆動されるタービン2と、このタービン2の駆動によって回転して発電する発電機3を備えている。
圧縮機1の中間段から抽気された比較的低温の抽気はタービン2に設置された動翼及び静翼(いずれも図示せず)を冷却する冷却用空気として圧縮機1から流路18を通じてタービン2に供給されている。
また、本実施例のガスタービン設備には、圧縮機1から吐出された昇温した圧縮空気を加湿する増湿器4が、圧縮機1からこの圧縮空気をガスタービン燃焼器7に導く流路22に設置されており、この増湿器4で散布された給水によって加湿され昇温した圧縮空気をガスタービン燃焼器7に供給するように構成されている。
前記増湿器4で加湿された昇温した圧縮空気は、この増湿器4よりも下流側の流路22に設置された再生熱交換器6によって加熱される。
この再生熱交換器6ではタービン2を駆動した燃焼ガスを流路23を通じて熱源として導き、前記増湿器4から流路22を通じて供給される加湿され昇温した圧縮空気と熱交換させて更に高温に昇温した加湿空気にして、流路22を通じてこの高温に昇温した加湿空気を前記ガスタービン燃焼器7に供給するように構成している。
そして前記ガスタービン燃焼器7では、圧縮機1で加圧された圧縮空気を流路22を通じて増湿器4及び再生熱交換器6に流下させて加湿し昇温した加湿空気と、燃料の流路21から供給された燃料とを混合して燃焼させ、高温の燃焼ガスを生成させる。
また、前記圧縮機1に吸い込まれる空気を導く吸気の流路14には、吸気に微細な水滴を噴霧する噴霧ノズル(図示せず)を備えた液体噴霧装置5が設置されている。
前記液体噴霧装置5には水補給装置17から噴霧用の水を流路25を通じて供給する。
そしてこの液体噴霧装置5では、噴霧ノズルから吸気に噴霧した微細な水滴の一部を吸気中で気化させて吸気の温度を冷却すると共に、噴霧した残りの水滴を圧縮機1の内部で圧縮中に気化させてこの圧縮空気を冷却させる。
この結果、噴霧した液滴が気化することにより作動流体となる空気の密度を増加させて作動流体の重量流量が増加する。
また、圧縮機1の内部で液滴が気化することにより圧縮機1の出口の空気温度が低下するので圧縮機1の所用動力を低減し、この圧縮機動力の低減分だけガスタービンの出力が増加することからガスタービンの効率が向上する。
本実施例のガスタービン設備101は、圧縮機1の中間段あるいは吐出部から圧縮空気を抽気してタービン冷却用空気としてタービン2に導く冷却空気供給用の流路18が配設されている。
また、増湿器4で加湿した加湿空気を分岐させて圧縮機1に吸い込む吸気の流路14に導く流路13を、増湿器4出口から再生熱交換器6入口に至る領域の流路22から分岐させて配設する。
また、圧縮機1で圧縮した圧縮空気の一部を分岐して圧縮機1に吸い込む吸気の流路14に導く流路15を、圧縮機1出口から増湿器4入口に至る領域の流路22から分岐させて前記流路13に接続するように配設する。
前記流路13及び流路15を配設することによって、圧縮機1の出口空気の一部と増湿器4出口の加湿空気の一部とが混合した混合空気を流路13を通じて吸気の流路14に導き、圧縮機1に誘導される吸気中に混合させる。
以上のように構成された本実施例のガスタービン設備101では、圧縮機1に吸い込む吸気よりも高温の圧縮機1の出口空気の一部と増湿器4の出口の昇温した加湿空気の一部とを混合した混合空気を、圧縮機1に空気を吸い込む吸気の流路14に戻すことによって、圧縮機1の入口に吸い込まれる空気の温度を上昇させることが出来る。
上記したように圧縮機1の入口に吸い込まれる空気の温度を上昇させることによって、特に外気温度が低い環境下では、液体噴霧装置5から吸気に噴霧する噴霧水が凍結する温度まで外気温度が低下した場合においても、吸気の流路14内で噴霧水が凍結することを防止することができ、圧縮機1の吸気に常に液体噴霧装置5から水滴を噴霧することが可能となる。
また、本実施例では増湿器4の出口の加湿空気の一部を流路13を通じて圧縮機1に吸い込まれる吸気の流路14に戻しているが、これは増湿器4の出口の加湿空気は温度変動が小さいので、吸気の流路14に戻す空気の流量制御が容易であることによる。
液体噴霧装置5から圧縮機1の吸気に噴霧水を噴霧できない場合では、外気温度の変動によって圧縮機1の吐出空気の温度は変動する。
これに対して、増湿器4の出口の加湿空気は、季節によらず増湿器4の出口の加湿空気は温度の変動が小さいという特性がある。
この特性に着目して増湿器4の出口の加湿空気の一部を用いて圧縮機1に吸い込まれる吸気の流路14に戻すようにしているので、圧縮機1の入口に誘導される吸気に混合させる空気流量の制御が容易となる。
尚、吸気の流路14内の空気の温度を液体噴霧装置5から吸気に噴霧する噴霧水が凍結しない温度まで加熱手段によって上昇させることができるのであれば、この加熱手段をこの吸気の流路14に備えても良い。
本実施例の構成のガスタービン設備によれば、冬期のように外気温度が低下して圧縮機1に吸い込まれる吸気中に液体噴霧装置5から噴霧した噴霧水が凍結する恐れがある場合でも、外気温度の変動に応じて圧縮機1に吸い込まれる吸気の温度を常に最適に設定することが可能となるので、圧縮機の吸気に水噴霧するガスタービン設備の出力と熱効率を所望の状態に維持することが可能となる。
また、圧縮機内での圧縮空気の温度上昇を抑制することができるので、タービンの冷却効率の低下を抑制できる。
本発明の実施例によれば、外気温度が低下した場合でも圧縮機吸気に水噴霧する噴霧水の凍結を防止して、水噴霧によるガスタービンの出力および熱効率の向上と、タービン冷却効率の低下を抑制するガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法が実現できる。
次に本発明の第2実施例であるガスタービン設備について図2に基づいて説明する。
本実施例のガスタービン設備102は、図1に示した第1実施例であるガスタービン設備101とは基本構成とその制御操作が共通しているので、共通の構成と制御操作については説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。
図2において、本実施例のガスタービン設備102は、増湿器4出口から再生熱交換器6入口に至る領域の流路22から分岐して圧縮機1に吸い込む吸気の流路14に連通する流路13に、圧縮機1の出口の昇温した空気の一部と増湿器4の出口の昇温した加湿空気の一部とを混合した混合空気の流量を調節する流量調節器11を設置したものである。
流量調節器11を流路13に設置することにより、圧縮機1出口の昇温した空気の一部と増湿器4出口の昇温した加湿空気の一部との混合空気が、圧縮機1入口に吸い込む吸気に流入する量を適量に調節することができ、外気温度の変動に合わせて圧縮機1に吸い込まれる吸気の温度を常に最適に設定することが可能になる。
圧縮機1の出口の昇温した空気の一部と増湿器4の出口の昇温した加湿空気の一部との混合空気は流量調節器11で流量調節を行うことができるため、外気温度の変動に合わせて圧縮機1出口の昇温した空気の一部と増湿器4出口の昇温した加湿空気の一部の混合空気を圧縮機1入口に吸い込む吸気に混合させることも、また場合によっては混合させないようにすることも可能である。
また圧縮機1から吐出した昇温した圧縮空気を流路15を通じて一部抽気し、流路13に接続させて供給しているので、流路13内の空気の流量および温度を適宜調整できる。
抽気流路15には抽気する圧縮空気の流量を調節するための流量調節弁を設けても良い。
本実施例では、圧縮機1出口の昇温した空気の一部と増湿器4出口の昇温した加湿空気の一部との混合空気は、破線で示した流路26を配設して導き、圧縮機1に吸い込む吸気のうち液体噴霧器5で加湿した後の吸気と混合させても良い。
本実施例の構成のガスタービン設備によれば、外気温度の変動に合わせて圧縮機1の出口の昇温した空気の一部と増湿器4の出口の昇温した加湿空気の一部とが混合した混合空気を圧縮機1に吸い込まれる吸気の流路に流入させる流量を流量調節器11で調節できるので、圧縮機1に吸い込まれる吸気の温度を最適に調節させることが出来る。
この結果、外気温が低下した場合でも圧縮機1に吸い込まれる吸気に噴霧される噴霧水の凍結を防止することができ、圧縮機1の吸気に常に水滴を噴霧することが可能となる。
本実施例の構成のガスタービン設備によれば、冬期のように外気温度が低下して圧縮機1に吸い込まれる吸気中に液体噴霧装置5から噴霧した噴霧水が凍結する恐れがある場合でも、外気温度の変動に応じて圧縮機1に吸い込まれる吸気の温度を常に最適に設定することが可能となるので、圧縮機の吸気に水噴霧するガスタービン設備の出力と熱効率を所望の状態に維持することが可能となる。
また、圧縮機内での圧縮空気の温度上昇を抑制することができるので、タービンの冷却効率の低下を抑制できる。
本発明の実施例によれば、外気温度が低下した場合でも圧縮機吸気に水噴霧する噴霧水の凍結を防止して、水噴霧によるガスタービンの出力および熱効率の向上と、タービン冷却効率の低下を抑制するガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法が実現できる。
次に本発明の第3実施例であるガスタービン設備について図3に基づいて説明する。
本実施例のガスタービン設備103は、図2に示した第1実施例であるガスタービン設備102とは基本構成とその制御操作が共通しているので、共通の構成と制御操作については説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。
図3において、本実施例のガスタービン設備103は、増湿器4出口から再生熱交換器6入口に至る領域の流路22から分岐して圧縮機1に吸い込む吸気の流路14に連通する流路13に、圧縮機1の出口の昇温した空気の一部と増湿器4の出口の昇温した加湿空気の一部とが混合した混合空気の温度を計測する温度計測器8を設置している。
また、圧縮機1に吸い込まれる吸気を導く流路14に吸気の温度を計測する温度計測器9と、吸気の流量を計測する流量計測器16をそれぞれ取り付け、前記温度計測器9と流量計測器16で計測した吸気の温度信号と流量信号、及び流路13に設置した温度計測器8で計測した混合空気の温度信号に基づいて、流路13を流下する混合空気の流量調節を行う流量調節器11を操作する指令信号を出力する制御装置10が設置されている。
本実施例のガスタービン設備103による制御の一例を説明すると、まず、圧縮機1に吸い込まれた吸気の温度を流路14に設置した温度計測器9で測定し、吸気の流量を流路14に設置した流量計測器16で測定して制御装置10にこれらの測定信号を入力する。
制御装置10では、温度計測器9で測定した吸気の温度が予め定めた設定温度と比較して、例えば液体噴霧器5から流路14内の吸気に噴霧する液滴が凍結し始める温度近くまで低下したことを検出すると、制御装置10では前記温度計測器9で測定した吸気温度に基づいて、更に流量計測器8で測定した流路13の混合流体の温度を考慮して前記流路13に設けた流量調節器11に対してこの混合流体を供給する流量の指令信号を演算して該流量調節器11を操作する指令信号を出力する。
そして、流量調節器11によって、圧縮機1出口の昇温した空気の一部と増湿器4出口の昇温した加湿空気の一部が混合した前記混合空気の流量を調節してこの流路13を通じて圧縮機1に吸い込む吸気の流路14に供給して吸気の温度を調節し、前記液体噴霧装置5から吸気中に噴霧される噴霧水の温度を制御できるようにしたものである。
圧縮機1出口の昇温した空気の一部と増湿器4出口の昇温した加湿空気の一部の混合空気は高温であり、圧縮機1に吸い込まれる吸気の流路14を流れる吸気中に必要な流量の混合流体を混合するように供給することで、圧縮機1に吸い込まれる流路14内の吸気の温度を水噴霧可能な適切な温度にまで上昇させることができる。
尚、圧縮機1に吸い込まれる吸気の温度が零度より高く、液体噴霧装置5で吸気中に噴霧された水分が氷結しない場合には、温度計測器8、温度計測器9、及び流量計測器16の測定信号を温度調節器10における制御変数として使用しなくても良い。
本実施例の構成のガスタービン設備によれば、冬期のように外気温度が低下して圧縮機1に吸い込まれる吸気中に液体噴霧装置5から噴霧した噴霧水が凍結する恐れがある場合でも、外気温度の変動に応じて圧縮機1に吸い込まれる吸気の温度を常に最適に設定することが可能となるので、圧縮機の吸気に水噴霧するガスタービン設備の出力と熱効率を所望の状態に維持することが可能となる。
また、圧縮機内での圧縮空気の温度上昇を抑制することができるので、タービンの冷却効率の低下を抑制できる。
本発明の実施例によれば、外気温度が低下した場合でも圧縮機吸気に水噴霧する噴霧水の凍結を防止して、水噴霧によるガスタービンの出力および熱効率の向上と、タービン冷却効率の低下を抑制するガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法が実現できる。
次に本発明の第4実施例であるガスタービン設備について図4に基づいて説明する。
本実施例のガスタービン設備104は、図3に示した第3実施例であるガスタービン設備103とは基本構成とその制御操作が共通しているので、共通の構成と制御操作については説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。
図4において、本実施例のガスタービン設備104は、圧縮機1に吸い込まれる吸気に液滴を噴霧するように流路14に設置した液体噴霧装置5に噴霧用の水を供給する水補給装置17から水を補給するように配設された流路25に、流量調節器12を設置したものである。
本実施例のガスタービン設備104による制御の一例を説明すると、まず、圧縮機1に吸い込まれた吸気の温度を流路14に設置した温度計測器9で測定し、吸気の流量を流路14に設置した流量計測器16で測定して制御装置10にこれらの測定信号を入力する。
制御装置10では、温度計測器9で測定した吸気の温度を予め定めた設定温度と比較して、例えば液体噴霧器5から流路14内の吸気に噴霧する液滴が凍結し始める温度近くまで低下したことを検出すると、制御装置10では前記温度計測器9で測定した吸気温度に基づいて、更に温度計測器8で測定した流路13の混合流体の温度を考慮して前記流路13に設けた流量調節器11に対してこの混合流体の流量の指令信号を演算して該流量調節器11を操作する指令信号を出力する。
そして、流量調節器11によって、圧縮機1出口の昇温した空気の一部と増湿器4出口の昇温した加湿空気の一部が混合した前記混合空気の流量を調節してこの流路13を通じて圧縮機1に吸い込む吸気の流路14に供給して吸気の温度を調節し、前記液体噴霧装置5から吸気中に噴霧される噴霧水の温度を制御できるようにしたものである。
更に制御装置10では温度計測器9で測定した圧縮機1に吸い込まれる流路14を流れる吸気の温度に基づいて前記流路25に設けた流量調節器12に対して流量の指令信号を演算して該流量調節器12を操作する指令信号を出力する。
そして、流量調節器11を操作することによって、水補給装置17から液体噴霧装置5に流路25を通じて噴霧用の水を供給する水の供給量を調節して、液体噴霧装置5から吸気中に噴霧される噴霧水の流量を制御できるようにしたものである。
本実施例においては、圧縮機1出口の昇温した空気の一部と増湿器4出口の昇温した加湿空気の一部の混合空気は高温であり、圧縮機1に吸い込まれる吸気の流路14を流れる吸気中に供給して混合させることで、圧縮機1に吸い込まれる流路14内の吸気の温度を水噴霧可能な適切な温度にまで上昇させることができる。
尚、圧縮機1に吸い込まれる吸気の温度が零度より高く、液体噴霧装置5で吸気中に噴霧された水分が氷結しない場合には、温度計測器8、温度計測器9、及び流量計測器16の測定信号を温度調節器10における制御変数として使用しなくても良い。
本実施例の構成のガスタービン設備によれば、冬期のように外気温度が低下して圧縮機1に吸い込まれる吸気中に液体噴霧装置5から噴霧した噴霧水が凍結する恐れがある場合でも、外気温度の変動に応じて圧縮機1に吸い込まれる吸気の温度を常に最適に設定することが可能となるので、圧縮機の吸気に水噴霧するガスタービン設備の出力と熱効率を所望の状態に維持することが可能となる。
また、圧縮機内での圧縮空気の温度上昇を抑制することができるので、タービンの冷却効率の低下を抑制できる。
本発明の実施例によれば、外気温度が低下した場合でも圧縮機吸気に水噴霧する噴霧水の凍結を防止して、水噴霧によるガスタービンの出力および熱効率の向上と、タービン冷却効率の低下を抑制するガスタービン設備およびガスタービン設備の運転方法が実現できる。
本発明は圧縮機吸気に水噴霧するガスタービン設備および圧縮機吸気に水噴霧するガスタービン設備の運転方法に適用可能である。
本発明の第1実施例であるガスタービン設備を示す概略系統図。 本発明の第2実施例であるガスタービン設備を示す概略系統図。 本発明の第3実施例であるガスタービン設備を示す概略系統図。 本発明の第4実施例であるガスタービン設備を示す概略系統図。
符号の説明
1:圧縮機、2:タービン、3:発電機、4:増湿器、5:液体噴霧装置、6:再生熱交換器、7:ガスタービン燃焼器、8、9:温度計測器、10:制御装置、11、12:流量調節器、13〜15、18:流路、16:流量計測器、17:水補給装置、21〜25:流路、101〜104:ガスタービン設備。

Claims (13)

  1. 空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンとを備え、前記圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器を設けてこの増湿器で加湿された加湿空気を前記ガスタービン燃焼器に供給して燃料と共に燃焼させるように構成し、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置を備えたガスタービン設備であって、前記圧縮機に空気を導く吸気流路にこの空気を加熱する手段を設けたことを特徴とするガスタービン設備。
  2. 空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、この圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器と、この増湿器で加湿された加湿空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンと、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置とを備えたガスタービン設備であって、前記増湿器で加湿した加湿空気の一部を抽気して前記圧縮機に空気を導く吸気流路に供給する第1の流路を前記増湿器の下流側から分岐して吸気流路に接続するように配設したことを特徴とするガスタービン設備。
  3. 請求項2に記載のガスタービン設備において、前記圧縮機から吐出されて前記増湿器に供給される圧縮空気の一部を抽気して前記第1の流路に流入させる第2の流路を前記増湿器の上流側から分岐して第1の流路に接続するように配設したことを特徴とするガスタービン設備。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のガスタービン設備において、前記圧縮機の中間段または吐出部から抽気した圧縮空気を冷却空気として前記タービンの冷却部に導く第3の流路を配設したことを特徴とするガスタービン設備。
  5. 請求項3に記載のガスタービン設備において、前記第1の流路に第1の流量調節器を設置し、この第1の流量調節器による流量調節によってこの第1の流路を通じて前記圧縮機に空気を導く吸気流路に供給する加湿空気又は圧縮空気の流量を調節するようにしたことを特徴とするガスタービン設備。
  6. 請求項5に記載のガスタービン設備において、前記第1の流路に第1の温度計測器を設置すると共に前記圧縮機に空気を導く吸気流路に第2の温度計測器及び流量計測器を設置し、この第1の温度計測器による計測値と第2の温度計測器及び流量計測器による計測値に基づいて前記第1の流量調節器による流量調節を制御する制御装置を設置したことを特徴とするガスタービン設備。
  7. 請求項6に記載のガスタービン設備において、前記液体噴霧装置に液滴を噴霧する水を補給する水補給装置と、この水補給装置から前記液体噴霧装置に水を供給するように配設された第4の流路と、この第4の流路に水の供給量を調節する第2の流量調節器とを設け、前記第1の温度計測器による計測値と第2の温度計測器及び流量計測器による計測値に基づいて前記制御装置によって前記第2の流量調節器を調節して水の供給量を制御することを特徴とするガスタービン設備。
  8. 空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンとを有し、前記圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器を設け、前記タービンから排出された排ガスと前記増湿器で加湿された加湿空気とを熱交換する再生熱交換器を設けてこの再生熱交換器で加熱された加湿空気を前記ガスタービン燃焼器に供給して燃料と共に燃焼させるように構成し、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置を備えたガスタービン設備であって、前記増湿器で加湿した圧縮空気の一部を抽気して前記圧縮機に空気を導く吸気流路に供給する第1の流路前記増湿器の下流側から分岐して吸気流路に接続するように配設し、前記圧縮機から吐出されて前記増湿器に供給される圧縮空気の一部を抽気して前記第1の流路に流入させる第2の流路を前記増湿器の上流側から分岐して第1の流路に接続するように配設し、前記圧縮機の中間段または吐出部から抽気した圧縮空気を冷却空気として前記タービンの冷却部に導く第3の流路を配設し、前記液体噴霧装置に液滴を噴霧する水を補給する水補給装置と、この水補給装置から前記液体噴霧装置に水を供給するように配設された第4の流路と、この第4の流路に水の供給量を調節する第2の流量調節器とを設け、前記第1の流路に第1の流量調節器を設置してこの第1の流量調節器による流量調節によってこの第1の流路を通じて前記圧縮機に空気を導く吸気流路に供給する加湿空気又は圧縮空気の流量を調節するように構成し、前記第1の流路に第1の温度計測器を設置すると共に前記圧縮機に空気を導く吸気流路に第2の温度計測器及び流量計測器を設置し、この第1の温度計測器による計測値と第2の温度計測器及び流量計測器による計測値に基づいて前記第1の流量調節器による流量調節を制御すると共に前記第2の流量調節器による水の供給量の調節を制御する制御装置を設置したことを特徴とするガスタービン設備。
  9. 空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンとを備え、前記圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器を設けてこの増湿器で加湿された加湿空気を前記ガスタービン燃焼器に供給して燃料と共に燃焼させるように構成し、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置を備えたガスタービン設備の運転方法であって、前記圧縮機に吸い込まれる空気を液体噴霧装置から噴霧される液滴が凍結するのを防止できる温度まで加熱するようにしたことを特徴とするガスタービン設備の運転方法。
  10. 空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンとを備え、前記圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器を設けてこの増湿器で加湿された加湿空気を前記ガスタービン燃焼器に供給して燃料と共に燃焼させるように構成し、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置を備えたガスタービン設備の運転方法であって、前記増湿器で加湿した加湿空気の一部を抽気して前記圧縮機に吸い込まれる空気に供給してこの空気を加熱することを特徴とするガスタービン設備の運転方法。
  11. 空気を吸い込んで圧縮する圧縮機と、空気と燃料とを燃焼するガスタービン燃焼器と、このガスタービン燃焼器で燃焼して生成した燃焼ガスによって駆動されるタービンとを備え、前記圧縮機で圧縮された圧縮空気を加湿する増湿器を設けてこの増湿器で加湿された加湿空気を前記ガスタービン燃焼器に供給して燃料と共に燃焼させるように構成し、前記圧縮機に吸い込まれる空気に液滴を噴霧する液体噴霧装置を備えたガスタービン設備の運転方法であって、前記圧縮機から吐出した圧縮空気の一部と前記増湿器で加湿した加湿空気の一部とを混合して混合空気を生成し、この混合空気を前記圧縮機に吸い込まれる空気に供給してこの空気を加熱することを特徴とするガスタービン設備の運転方法。
  12. 請求項11に記載のガスタービン設備の運転方法であって、前記圧縮機に吸い込まれる空気に供給される前の前記混合空気の温度を計測し、前記混合空気が供給される前の前記圧縮機に吸い込まれる空気の温度および流量を計測し、前記計測された流量および温度の値に基づいて圧縮機に吸い込まれる空気に供給される前記混合空気の流量を調節するように制御することを特徴とするガスタービン設備の運転方法。
  13. 請求項12に記載のガスタービン設備の運転方法であって、前記混合空気が供給される前の前記圧縮機に吸い込まれる空気の温度が、液体噴霧装置から噴霧される液滴が凍結し始める温度以下まで低下した場合に前記混合空気を前記圧縮機に吸い込まれる空気に供給することを特徴とするガスタービン設備の運転方法。
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